JPH09317767A - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JPH09317767A
JPH09317767A JP8133553A JP13355396A JPH09317767A JP H09317767 A JPH09317767 A JP H09317767A JP 8133553 A JP8133553 A JP 8133553A JP 13355396 A JP13355396 A JP 13355396A JP H09317767 A JPH09317767 A JP H09317767A
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JP
Japan
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bearing
linear guide
actuator
guide bearing
preload
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JP8133553A
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English (en)
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Toshinori Sato
俊徳 佐藤
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の位置決めと小型化が可能な位置決め
装置を提供する。 【解決手段】 テーブル2の下面に固定されてテーブル
2を基台1に対して浮上支持する軸受3と、テーブル2
のX方向に延在する一方の側面2a側に配置されてテー
ブル2をX方向に移動可能に案内する第1の直線案内軸
受5と、該軸受5をY方向に進退駆動させる第1のアク
チュエータ6と、反対側の側面2b側に配置されてテー
ブル2のX方向への移動を許容すると共に、テーブル2
を前記軸受5側に付勢する第1の付勢手段10と、テー
ブル2のY方向に延在する一方の側面2c側に配置され
てテーブル2をY方向に移動可能に案内する第2の直線
案内軸受7と、該軸受7をX方向に進退駆動させる第2
のアクチュエータ8と、反対側の側面2d側に配置され
てテーブル2のY方向への移動を許容すると共に、テー
ブル2を前記軸受7側に付勢する第2の付勢手段20と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブルを平面上
で移動して任意な位置に位置決めを行う位置決め装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の位置決め装置は、二つの
一軸テーブルを直交させた状態で積み重ねた構造が一般
的である。
【0003】即ち、従来の位置決め装置は、図6及び図
7に示すように、X方向にのみ移動可能に規制されたX
テーブル50の上に、Y方向(上記X方向と同一平面で
直交する方向)にのみ移動可能に規制されたYテーブル
51が配設されており、Yテーブル51の上面が位置決
めすべき位置決め面とされている。そして、互いに直交
するXテーブル50及びYテーブル51を個々に進退さ
せることで、Yテーブル51上面の位置決め面が、任意
な2次元方向に移動して所定位置に位置決めされる。
【0004】Xテーブル50は基台53に固定されたX
軸用ガイドレール52に支持されており、該X軸用ガイ
ドレール52は軸心をX方向に向けて配設されてXテー
ブル50のX方向以外の移動を規制する。また、Xテー
ブル50にはボールネジのネジ棒54aが固定されてお
り、該ネジ棒54aは軸心をX方向に向けて配置されて
いる。ネジ棒54aに螺合するナット部材をX軸用ガイ
ドレール52に固定したモータ55により回転駆動させ
ることによって、Xテーブル50がX方向に進退する。
ここで、ボールネジ及びモータ55により、Xテーブル
50を駆動するアクチュエータが構成される。
【0005】また、Xテーブル50の上面にはY軸用ガ
イドレール56が軸心をY方向に向けて固定されてお
り、該Y軸用ガイドレール56上にはYテーブル51が
配設されている。したがって、Yテーブル51はY方向
以外の移動をY軸用ガイドレール56によって規制され
る。Yテーブル51も、Xテーブル50用のアクチュエ
ータと同様な、即ち、Yテーブル51に固定されたボー
ルネジのネジ棒57に螺合するナット部材を回転駆動す
るモータ58を有するアクチュエータにより、Y方向に
向けて進退する。ボールネジとY軸用ガイドレール56
に固定したモータ58とによりYテーブル51を駆動す
るアクチュエータが構成される。
【0006】また、上記Xテーブル50のX方向に延在
する一方の側面には、X方向に沿ってスケール59が取
り付けられ、該スケール59とY方向で水平に対向して
基台53にはX軸用の位置検出器60が配設される。そ
して、この位置検出器60によって、Xテーブル50の
X方向の位置を検出し、その検出結果がX軸用のアクチ
ュエータのコントローラにフィードバックされる。
【0007】同様に、Yテーブル51のY方向に延在す
る一方の側面には、Y方向に沿ってスケール61が設け
られ、該スケール61とX方向で水平に対向してXテー
ブル50にはY軸用の位置検出器62が配設される。そ
して、この位置検出器62によって、Yテーブル51の
Y方向の位置を検出し、その検出結果がY軸用のアクチ
ュエータのコントローラにフィードバックされる。
【0008】さらに、精密な位置決めを行うため、各ガ
イドレール52,56の案内面側には、各テーブル5
0,51の進退方向に沿って静圧気体軸受が設けられ、
その静圧気体軸受によって、Xテーブル50及びYテー
ブル51はそれぞれ各ガイドレール50,51の案内面
と非接触状態で支承され、その状態で該案内面に沿って
移動可能となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の位置決め装置においては、次に示すような問題点
がある。
【0010】即ち、Xテーブル50上にYテーブル51
が積み重ねられて支持される構造であるので、基台53
から見たYテーブル51の剛性は、Xテーブル50を支
承するXテーブル50とX軸用ガイドレール52との間
の軸受の剛性KXと、Yテーブル51を支承するYテー
ブル51とY軸用ガイドレール56との間の軸受の剛性
KYとが直列ばねとなって影響する。この結果、上記位
置決め面を構成するYテーブル51の軸受の剛性KZ
は、次式で表されるような低いものとなる。
【0011】 KZ = 1/{(1/KX)+(1/KY)} 特に、位置決め精度を向上させるために、各テーブル5
0,51を支承する軸受として静圧気体軸受を採用する
場合には上記影響はさらに大きくなる。即ち、外部から
の振動が直列状に増幅されて上記位置決め面に伝達され
ることで、位置決め精度の悪化に繋がる。
【0012】また、Yテーブル51がその移動方向(Y
方向)のストローク端に位置する場合とストローク中央
に位置する場合とでは、Xテーブル50を支承する軸受
に対する荷重負担が変化する。即ち、Xテーブル50は
Yテーブル51の荷重を受けているので、Yテーブル5
1がストローク中央に位置する場合には、Xテーブル5
0用の軸受には左右均等に荷重が分散されて負担される
が、Yテーブル51がストローク端に位置する場合に
は、Xテーブル50用の軸受にはYテーブル51が位置
する側に荷重が集中して負担される。特に、Yテーブル
51上に重量物が搭載された場合には、変化する負担荷
重とXテーブル50を支承する軸受剛性との兼ね合い
で、Y軸方向の上下方向の真直度が悪化する。このた
め、移動するYテーブル51に所定以上の上下変位が生
じてしまうおそれがある。
【0013】更に、X方向の位置を検出するためのスケ
ールはXテーブル50に取り付けられるので、位置決め
すべきYテーブル51の上面とX軸用の位置検出器60
との上下方向の距離pが離れてしまう。このため、アッ
ベの誤差が生じ、その分だけ位置決め精度が悪化する。
この誤差は、Yテーブル51の上下変位によっても発生
する。
【0014】更に、Yテーブル51を駆動するアクチュ
エータのモータはYテーブル51の重量に応じた荷重を
負担するのに対して、X軸を駆動するアクチュエータの
モータはXテーブル50、Y軸用ガイドレール56、Y
テーブル51の全重量に応じた荷重を負担するために慣
性が大きくなる。この結果、X軸方向の制御性が低下
し、X方向の位置決め時間が長くなる。また、上記のよ
うに各モータが負担する荷重が異なるために、X軸用の
アクチュエータを駆動する制御とY軸用のアクチュエー
タを駆動する制御とのゲイン調整が異なり、2種類の異
なったゲイン調整作業が要求される。
【0015】更に、X方向に移動するXテーブル50の
上にYテーブル51を積み重ねた構造であるために装置
を薄くするのが困難で小形化に限度がある。本発明はか
かる不都合を解消するためになされたものであり、高精
度の位置決めが可能で且つ小型化が可能な位置決め装置
を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係る位置決め装置は、テーブルを基台に
対してX方向に進退させると共に該X方向と同一平面上
で直交するY方向に進退させて、該テーブルを任意の位
置に位置決めする位置決め装置において、前記テーブル
と前記基台との間に配置され、該テーブルを基台に対し
て浮上支持するテーブル支持軸受と、前記テーブルのX
方向に延在する一方の側部側に配置されて該テーブルを
X方向に移動可能に案内する第1の直線案内軸受と、該
第1の直線案内軸受をY方向に進退駆動させる第1のア
クチュエータと、前記テーブルのX方向に延在する他方
の側部側に配置されて該テーブルのX方向への移動を許
容すると共に、該テーブルを前記第1の直線案内軸受側
に付勢する第1の付勢手段と、前記テーブルのY方向に
延在する一方の側部側に配置されて該テーブルをY方向
に移動可能に案内する第2の直線案内軸受と、該第2の
直線案内軸受をX方向に進退駆動させる第2のアクチュ
エータと、前記テーブルのY方向に延在する他方の側部
側に配置されて該テーブルのY方向への移動を許容する
と共に、該テーブルを前記第2の直線案内軸受側に付勢
する第2の付勢手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態の一例
である位置決め装置を説明するための説明的平面図、図
2は図1のII−II線矢視図、図3は図2のA部詳細
図、図4は図2のB部詳細図、図5は図2のC部詳細図
である。
【0018】図1及び図2に示すように、基台1の平面
状の上面と平行にテーブル2が配置され、該テーブル2
の底部にはテーブル支持軸受3としての複数の円板状の
静圧気体軸受が固定されて基台1に対向している。な
お、図1では、テーブル2の4隅にそれぞれテーブル支
持軸受3を配設した例を示しているが、設定個数や位置
はこれに限定されるものではない。また、円板状の静圧
気体軸受3に代えて、角形状の静圧気体軸受としてもよ
い。各静圧気体軸受3は、軸受内部に設けられた例えば
図3に示すように多孔質の絞りを介して下面の平面状の
軸受面から下方向、即ち基台1上面に向けて圧縮空気を
噴出可能となっていて、テーブル2の重量と静圧気体軸
受3の浮上力とでバランスされる重量バランス形のテー
ブル支持軸受を構成する。なお、テーブル2と基台1と
の間に磁気吸引力や真空吸引力を作用させるようにし、
これらの力にテーブル2の重量が加わった力と静圧気体
軸受3の浮上力とがバランスされるようにしても良い。
【0019】これにより、テーブル2は、基台1から浮
上支持され該基台1上面に沿って移動可能になってい
る。この場合、基台1上面は、テーブル2の移動時の上
下方向の案内面も兼ねるので、平面精度が良好なものを
使用する。
【0020】テーブル2は、平面視して正方形状の平板
部材であって、各辺がそれぞれX方向又はX方向に直交
するY方向を向くように配置される。テーブル2のX方
向に延びる一方の側面はテーブル2のX方向への直線移
動を案内する案内面2aを兼ねており、該案内面2aに
は第1の直線案内軸受5が対向配置されている。ここ
で、この実施の形態では、第1の直線案内軸受5として
静圧気体軸受を用い、その軸受面5aを前記案内面2a
に軸受すき間を存して対向させている(図4参照)。こ
のように、第1の直線案内軸受5として静圧気体軸受を
用いることで、第1の直線案内軸受5をテーブル2に対
して非接触状態にして、テーブル2と第1の直線案内軸
受5との間に生じるX方向への相対移動時の抵抗を小さ
く抑えている。
【0021】第1の直線案内軸受5には、第1のアクチ
ュエータ6の出力軸部材6aの先端部が連結されてお
り、該第1のアクチュエータ6は基台1に固定されてい
る。出力軸部材6aはY方向に軸心を向けて配設されて
おり、Y方向にのみ進退可能になっている。
【0022】テーブル2のX方向に延びる他方の側面2
b側には、テーブル2を第1の直線案内軸受5側に付勢
して該テーブル2をY方向に拘束するための第1の付勢
手段10としての第1の予圧用エアシリンダ装置が配置
されている。図5に示すように、第1の予圧用エアシリ
ンダ装置10は、基台1に固定されたハウジング11に
シリンダロッド12が直線案内軸受13を介して軸方向
に直線移動可能に支持されている。シリンダロッド12
は、その軸心をY方向に向けて配設されており、したが
って、Y方向にのみ進退可能になっている。ハウジング
11の後端部には、テーブル2を第1の直線案内軸受5
側に付勢する力の動力源である圧縮空気をハウジング1
1内の空間11aに供給するための給気口14が形成さ
れている。この付勢力は、シリンダロッド12の後端面
の面積と圧縮空気の供給圧力により決定される。また、
シリンダロッド12の先端部には、Y方向に予圧をかけ
るための予圧軸受15がテーブル2のX方向に延びる他
方の側面に対向して設けられている。
【0023】ここで、この実施の形態では、直線案内軸
受13としてハウジング11の内周面に装着された円筒
状の静圧空気軸受を用い、該静圧空気軸受にシリンダロ
ッド12を軸受すき間を存して挿入している。このよう
に、直線案内軸受13として静圧気体軸受を用いること
で、シリンダロッド12と軸受との間に生じる軸方向へ
の移動時の抵抗を小さく抑えている。因みに、シリンダ
ロッド12の長さは、少なくともテーブル2の可動スト
ロークに軸受13の有効面積分の長さを加えた寸法を必
要とする。
【0024】また、この実施の形態では、予圧軸受15
として静圧気体軸受を用い、その軸受面15aを前記側
面2bに軸受すき間を存して対向させている。このよう
に、予圧軸受15として静圧気体軸受を用いることで、
予圧軸受15をテーブル2に対して非接触状態にし、こ
れにより、テーブル2のX方向の移動を許容すると共に
該テーブル2と予圧軸受15との間に生じるX方向への
相対移動時の抵抗を小さく抑えている。予圧軸受15へ
の圧縮空気の供給は、シリンダロッド12に軸方向に沿
って貫通孔12aを形成し、ハウジング11の後端部に
形成された給気口14からハウジング11内に供給され
た圧縮空気を該貫通孔12aを介して静圧気体軸受15
に導いてエアシリンダ装置10の動力源である圧縮空気
を兼用するようにしているが、必ずしもこのようにする
必要はなく、予圧軸受15の専用の給気口を個別に設け
てもよい。
【0025】テーブル2のY方向に延びる一方の側面は
テーブル2のY方向への直線移動を案内する案内面2c
を兼ねており、該案内面2cには第2の直線案内軸受7
が対向配置されている。ここで、この実施の形態では、
第2の直線案内軸受7として静圧気体軸受を用い、その
軸受面7aを前記案内面2cに軸受すき間を存して対向
させている(図4参照)。このように、第2の直線案内
軸受7として静圧気体軸受を用いることで、第2の直線
案内軸受7をテーブル2に対して非接触状態にして、テ
ーブル2と第2の直線案内軸受7との間に生じるY方向
への相対移動時の抵抗を小さく抑えている。
【0026】第2の直線案内軸受7には、第2のアクチ
ュエータ8の出力軸部材8aの先端部が連結されてお
り、該第2のアクチュエータ8は基台1に固定されてい
る。出力軸部材8aはX方向に軸心を向けて配設されて
おり、X方向にのみ進退可能になっている。
【0027】テーブル2のY方向に延びる他方の側面2
d側には、テーブル2を第2の直線案内軸受7側に付勢
して該テーブル2をX方向に拘束するための第2の付勢
手段20としての第2の予圧用エアシリンダ装置が配置
されている。なお、第2の予圧用エアシリンダ装置20
は、その構成が上述した第1の予圧用エアシリンダ装置
10と同一であるので、図5を参照して説明すると、基
台1に固定されたハウジング21にシリンダロッド22
が直線案内軸受23を介して軸方向に直線移動可能に支
持されている。シリンダロッド22は、その軸心をX方
向に向けて配設されており、したがって、X方向にのみ
進退可能になっている。ハウジング21の後端部には、
テーブル2を第2の直線案内軸受7側に付勢する力の動
力源である圧縮空気をハウジング21内の空間21aに
供給するための給気口24が形成されている。この付勢
力は、シリンダロッド22の後端面の面積と圧縮空気の
供給圧力により決定される。また、シリンダロッド22
の先端部には、X方向に予圧をかけるための予圧軸受2
5がテーブル2のY方向に延びる他方の側面2dに対向
して設けられている。
【0028】ここで、この実施の形態では、直線案内軸
受23としてハウジング21の内周面に装着された円筒
状の静圧空気軸受を用い、該静圧空気軸受にシリンダロ
ッド22を軸受すき間を存して挿入している。このよう
に、直線案内軸受23として静圧気体軸受を用いること
で、シリンダロッド22と軸受との間に生じる軸方向へ
の移動時の抵抗を小さく抑えている。因みに、シリンダ
ロッド22の長さは、少なくともテーブル2の可動スト
ロークに軸受23の有効面積分の長さを加えた寸法を必
要とする。
【0029】また、この実施の形態では、予圧軸受25
として静圧気体軸受を用い、その軸受面25aを前記側
面2dに軸受すき間を存して対向させている。このよう
に、予圧軸受25として静圧気体軸受を用いることで、
予圧軸受25をテーブル2に対して非接触状態にし、こ
れにより、テーブル2のY方向の移動を許容すると共に
該テーブル2と予圧軸受25との間に生じるY方向への
相対移動時の抵抗を小さく抑えている。予圧軸受25へ
の圧縮空気の供給は、シリンダロッド22に軸方向に沿
って貫通孔22aを形成し、ハウジング21の後端部に
形成された給気口24からハウジング21内に供給され
た圧縮空気を該貫通孔22aを介して静圧気体軸受25
に導いてエアシリンダ装置20の動力源である圧縮空気
を兼用するようにしているが、必ずしもこのようにする
必要はなく、予圧軸受25の専用の給気口を個別に設け
てもよい。
【0030】ここで、第1のアクチュエータ6及び第2
のアクチュエータ8の構成例を説明すると、例えば、ロ
ータリエンコーダでフィードバック制御されるACサー
ボモータを用い、該モータの回転駆動を直線駆動に変換
する機構として、ボールネジを用いる。即ち、前記モー
タによってナット部材を回転させることにより該ナット
部材に螺合するネジ棒を直線移動させ、該ネジ棒を出力
軸部材6a,8aとして各直線案内軸受5,7に連結す
る。
【0031】勿論、第1のアクチュエータ6及び第2の
アクチュエータ8の構成は、上記構成に限定されるもの
ではなく、各直線案内軸受5,7をX,Y方向に進退可
能であれば、リニアモータ等を駆動源にするなど、他の
周知のリニアアクチュエータを採用してもよい。
【0032】テーブル2のX方向に延在する他方の側面
2bには、位置決め用のバーミラー(反射鏡)30が取
り付けられ、該バーミラー30に対向する位置にはX方
向用の位置検出器(レーザ測長器)31が配設されて基
台1に固定されている。位置検出器31からの信号によ
ってテーブル2のX方向の位置が検出され、該検出信号
は第2のアクチュエータ8の駆動を制御する図示しない
コントローラに出力される。
【0033】テーブル2のY方向に延在する他方の側面
2dには、位置決め用のバーミラー(反射鏡)32が取
り付けられ、該バーミラー32に対向する位置にはY方
向用の位置検出器(レーザ測長器)33が配設されて基
台1に固定されている。位置検出器33からの信号によ
ってテーブル2のY方向の位置が検出され、該検出信号
は第1のアクチュエータ6の駆動を制御する図示しない
コントローラに供給される。
【0034】次に、かかる位置決め装置の作動を説明す
る。テーブル2をY方向に進退させるときには、第1の
アクチュエータ6の出力軸部材6aを目的の長さだけ進
退させる。第1のアクチュエータ6の出力軸部材6aの
伸長時には、該出力軸部材6aは第1の予圧用エアシリ
ンダ装置10のピストンロッド12の付勢力に抗して伸
長し、これによりテーブル2が該出力軸部材6aの先端
部に設けられた第1の直線案内軸受5によって第1の予
圧用エアシリンダ装置10側に押し出され、出力軸部材
6aの伸長量と同量だけY方向に前進する。第1のアク
チュエータ6の出力軸部材6aの収縮時には、第1の予
圧用エアシリンダ装置10のピストンロッド12の付勢
力によってテーブル2が該ピストンロッド12の先端部
に設けられた予圧軸受15を介して第1のアクチュエー
タ6側に押し出され、出力軸部材6aの収縮量と同量だ
けY方向に後退する。
【0035】そして、テーブル2のY方向への進退移動
時には、該テーブル2のY方向に延在する一方の側面2
cは第2の直線案内軸受7によってY方向に案内され、
テーブル2のY方向に延在する他方の側面2dは第2の
予圧用エアシリンダ装置20のピストンロッド22の先
端部に設けられた予圧軸受25によって第2の直線案内
軸受7側に付勢され、これによりテーブル2がX方向に
拘束される。
【0036】ここで、この実施の形態では、第1の直線
案内軸受5及び予圧軸受15はいずれも静圧気体軸受で
構成されているので、第1の直線案内軸受5からテーブ
ル2への駆動力の伝達及び予圧軸受15からテーブル2
への駆動力の伝達は非接触状態で行われ、ガタツキ感が
低減されるようになっている。また、テーブル2のY方
向に延在する両側面2c,2dに配置された第2の直線
案内軸受7及び予圧軸受25もいずれも静圧気体軸受で
構成されているので、テーブル2がY方向に移動する際
に、該テーブル2に第2の直線案内軸受7及び予圧軸受
25から無理な荷重が負荷されることが回避される。
【0037】一方、テーブル2をX方向に進退させると
きには、第2のアクチュエータ8の出力軸部材8aを目
的の長さだけ進退させる。第2のアクチュエータ8の出
力軸部材8aの伸長時には、該出力軸部材8aは第2の
予圧用エアシリンダ装置20のピストンロッド22の付
勢力に抗して伸長し、これによりテーブル2が該出力軸
部材8aの先端部に設けられた第2の直線案内軸受7に
よって第2の予圧用エアシリンダ装置20側に押し出さ
れ、出力軸部材8aの伸長量と同量だけX方向に前進す
る。第2のアクチュエータ8の出力軸部材8aの収縮時
には、第2の予圧用エアシリンダ装置20のピストンロ
ッド22の付勢力によってテーブル2が該ピストンロッ
ド22の先端部に設けられた予圧軸受25を介して第2
のアクチュエータ8側に押し出され、出力軸部材8aの
収縮量と同量だけX方向に後退する。
【0038】そして、テーブル2のX方向への進退移動
時には、該テーブル2のX方向に延在する一方の側面2
aは第1の直線案内軸受5によってX方向に案内され、
テーブル2のX方向に延在する他方の側面2bは第1の
予圧用エアシリンダ装置10のピストンロッド12の先
端部に設けられた予圧軸受15によって第1の直線案内
軸受5側に付勢され、これによりテーブル2がY方向に
拘束される。
【0039】ここで、この実施の形態では、第2の直線
案内軸受7及び予圧軸受25はいずれも静圧気体軸受で
構成されているので、第2の直線案内軸受7からテーブ
ル2への駆動力の伝達及び予圧軸受25からテーブル2
への駆動力の伝達は非接触状態で行われ、ガタツキ感が
低減されるようになっている。また、テーブル2のX方
向に延在する両側面に配置された第1の直線案内軸受5
及び予圧軸受15もいずれも静圧空気軸受で構成されて
いるので、テーブル2がX方向に移動する際に、該テー
ブル2に第1の直線案内軸受5及び予圧軸受15から無
理な荷重が負荷されることは回避される。
【0040】上述のように、第1及び第2アクチュエー
タ6,8は、相互に干渉することなくテーブル2を同時
に駆動可能であるので、テーブル2はX方向及びY方向
へ同時に移動させることが可能となっている。
【0041】このように、この実施の形態では、従来の
ように二つの一軸テーブルを直交させた状態で積み重ね
て個々に移動させる構造ではなく、一つのテーブル2を
単独で移動させる構造であるので、従来よりも装置を薄
型にすることができる。
【0042】また、テーブル2を浮上支持するテーブル
支持軸受3がテーブル2の下面に固定されているので、
テーブル2が任意の位置に移動してもテーブル2と軸受
3との相対的位置関係は変更されることはなく、したが
って、軸受3が負担する荷重は常にほぼ一定に維持され
て安定したテーブル2の支持が可能となる。この結果、
真直度が従来よりも向上して、テーブル2が移動する際
に生じる該テーブル2の上下方向の不要な変動を小さく
することができる。
【0043】更に、テーブル2は、従来のように上下方
向に直列状に配置された二つの軸受によって支持される
構造ではなく、テーブル2の下面に基台1に対向して固
定されたテーブル支持軸受3によって支持される構造で
あるので、軸受による支持剛性が従来に比べて高くな
り、この結果、外部からの振動等に対する振動発生が低
減して耐振動性の向上を図ることができる。
【0044】更に、各アクチュエータ6,8の各出力軸
部材6a,8aの軸心がいずれも位置決めすべきテーブ
ル2の高さ方向中央位置に配置されるので、各アクチュ
エータ6,8の駆動力をテーブル2に確実に伝達するこ
とができ、しかも、テーブル2のX方向及びY方向の位
置検出にしてもX方向及びY方向ともに位置検出器3
0,31が位置決めすべきテーブル2の側面の高さ方向
の中央に配置されるので、位置検出位置と位置決めすべ
きテーブル2の上面との上下方向の距離を小さくするこ
とが可能となる。この結果、アッベの誤差を従来よりも
小さく抑えることが可能となり、位置決め精度の向上を
図ることができる。
【0045】更に、X方向及びY方向への駆動のための
ガイド機構やアクチュエータを同一レベルに設置するこ
とができるので、第1のアクチュエータ6への負荷と第
2アクチュエータ8への負荷との差を少なくすることが
できる。この結果、各アクチュエータ6,8の制御系の
ゲインが互いに略同一となり、同種類の調整によって各
アクチュエータ6,8のゲイン調整作業が可能となる。
従って、調整が容易となり、安定した品質を得ることが
可能となる。
【0046】更に、X方向及びY方向ともアクチュエー
タ6,8で負担する荷重はテーブル2の重量に応じた荷
重となり、従来のように、一方のアクチュエータが負担
する荷重が大きいために一方の軸方向の制御性が低下し
て位置決め時間が長くなることが回避され、X方向及び
Y方向とも同一の短い時間で位置決めが可能となり、装
置全体の制御性やバランス性等が向上する。
【0047】更に、使用するテーブル2が一つで足りた
り、テーブル2を支持する軸受3も一つのテーブルを支
持する軸受で良いなど、所定の精度が要求される部品数
が従来に比べて大幅に削減できる。このことは、組立を
容易にすると共に、装置の小型化に繋がる。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の位置
決め装置では、位置決めするテーブルを浮上支持するテ
ーブル支持軸受が、従来のように上下に直列に配置され
ずに、テーブルと基台との間に配置されているため、テ
ーブル支持軸受による位置決めすべきテーブルの支持剛
性が従来よりも高くなる。従って、従来よりも外部から
の振動に強くなるという効果がある。
【0049】また、テーブルの位置変化時にテーブル支
持軸受が負担する荷重変動を従来よりも小さく抑えるこ
とが可能となり、真直度が向上するという効果がある。
即ち、テーブル支持軸受の支持剛性の向上と共に、移動
中のテーブルの不要な変動を小さく抑えることが可能と
なる。
【0050】更に、一つのテーブルをX方向及びY方向
に移動させる構成であるので、位置検出器と位置決めす
べきテーブルの高さをほぼ同じ高さに設定することが可
能となって、アッベの誤差を従来よりも小さく抑えるこ
とが可能となる。
【0051】更に、一つのテーブルを支持すればよいた
め、装置を従来よりも薄く且つ小型化することが可能と
なる。さらに、テーブルを浮上支持する軸受等、所定の
精度が要求される部品数が削減可能となると共に、組立
も容易になるという効果がある。
【0052】更に、テーブルをX方向及びY方向に移動
させる各アクチュエータへの負荷がほぼ同一となるた
め、各アクチュエータの制御系のゲインをほぼ同一に設
定可能となる。従って、同種類の調整によって、第1及
び第2アクチュエータの調整が可能となり、装置の調整
が容易となると共に安定した品質を得ることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である位置決め装置
を説明するための説明的平面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】図2のA部詳細図である。
【図4】図2のB部詳細図である。
【図5】図2のC部詳細図である。
【図6】従来の位置決め装置を説明するための説明的平
面図である。
【図7】図6の正面図である。
【符号の説明】
1…基台 2…テーブル 3…テーブル支持軸受 5…第1の直線案内軸受 6…第1のアクチュエータ 7…第2の直線案内軸受 8…第2のアクチュエータ 10…第1の付勢手段 20…第2の付勢手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブルを基台に対してX方向に進退さ
    せると共に該X方向と同一平面上で直交するY方向に進
    退させて、該テーブルを任意の位置に位置決めする位置
    決め装置において、前記テーブルと前記基台との間に配
    置され、該テーブルを基台に対して浮上支持するテーブ
    ル支持軸受と、前記テーブルのX方向に延在する一方の
    側部側に配置されて該テーブルをX方向に移動可能に案
    内する第1の直線案内軸受と、該第1の直線案内軸受を
    Y方向に進退駆動させる第1のアクチュエータと、前記
    テーブルのX方向に延在する他方の側部側に配置されて
    該テーブルのX方向への移動を許容すると共に、該テー
    ブルを前記第1の直線案内軸受側に付勢する第1の付勢
    手段と、前記テーブルのY方向に延在する一方の側部側
    に配置されて該テーブルをY方向に移動可能に案内する
    第2の直線案内軸受と、該第2の直線案内軸受をX方向
    に進退駆動させる第2のアクチュエータと、前記テーブ
    ルのY方向に延在する他方の側部側に配置されて該テー
    ブルのY方向への移動を許容すると共に、該テーブルを
    前記第2の直線案内軸受側に付勢する第2の付勢手段と
    を備えたことを特徴とする位置決め装置。
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