JP3275544B2 - ステージ装置 - Google Patents

ステージ装置

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JP3275544B2 JP16918794A JP16918794A JP3275544B2 JP 3275544 B2 JP3275544 B2 JP 3275544B2 JP 16918794 A JP16918794 A JP 16918794A JP 16918794 A JP16918794 A JP 16918794A JP 3275544 B2 JP3275544 B2 JP 3275544B2
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    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70858Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
    • G03F7/709Vibration, e.g. vibration detection, compensation, suppression or isolation

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明はXYθの3軸を移動する
ステージ装置に関し、特に本発明は、光学機械、測定
器、工作機械、スクリーン印刷機など、各種の機械、器
具に適用することができるステージ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ワーク等を乗せたステージをX,Y方向
に移動させるとともに、所定角度回転させ(これを以
下、θ方向に移動させると言う)、ステージ上に固定さ
れたワークをXYθの3軸について位置決めする技術
が、光学機械、測定器、工作機械、印刷機など各種の機
械、器具等で必要とされる。
【0003】例えば、半導体装置やマイクロマシン等の
製造装置においては、上記のようにステージをXYθ軸
について位置決めし、ワークにマスク・パターンを露光
する等の処理を行っている。上記したXYθの3軸につ
いての位置決めを行うステージ装置は、通常、ステージ
を積み重ねて構成しているものが多い。
【0004】ステージを積み重ねて構成した、比較的移
動ストロークが少ないステージ装置としては、従来から
図7に示すものが知られている。図7において、同図
(a)はステージ装置の平面図、(b)は同図(a)の
A−A断面図を示しており、同図は、パターンが焼き付
けられたマスクを乗せたステージをXYθ方向に位置決
めする装置を示している。
【0005】同図において、11はマスクを保持するマ
スク・ホルダ、12はマスク、13はマスク上のマスク
・パターン、14,14’はマスク上に記された位置合
わせ用のアライメント・マーク、15はステージを搭載
するベースである。17はXY方向〔同図(a)におい
て、右方向をX方向、上方向をY方向という〕に移動す
るXYステージであり、XYステージ17はベース15
上に、平面案内部28を介してX軸、Y軸方向に移動可
能に取り付けられ、引っ張りバネ27により同図(a)
の左下方向に付勢されている。
【0006】18はθステージであり、θステージ18
はXYステージ17上に、θ軸受29を介して回転可能
に取り付けられており、XYステージ17に取り付けら
れた部材17aとθステージ18に取り付けられた部材
18aの間に設けられた圧縮バネ26により反時計方向
に回転するように付勢されている。また、21はXYス
テージ17をX方向に移動させるX軸駆動機素、21a
はX軸駆動用モータ、21bは駆動用モータ21aの回
転量を検出するエンコーダ、21cは回転/直動変換機
構、21fはXYステージ17に接触するローラであ
り、ローラ21fはX軸駆動機素21により同図(a)
の左右方向に駆動され、XYステージ17をX軸方向に
移動させる。
【0007】23はXYステージをY方向に移動させる
Y軸駆動機素、23aはY軸駆動用モータ、23bは駆
動用モータ23aの回転量を検出するエンコーダ、23
cは回転/直動変換機構、23fはXYステージに接触
するローラであり、ローラ23fはY軸駆動機素23に
より同図(a)の上下方向に駆動され、XYステージ1
7をY軸方向に移動させる。
【0008】25はθステージを回転させるθ軸駆動機
素、25aはθ軸駆動用モータ、25bは駆動用モータ
25aの回転量を検出するエンコーダ、25cは回転/
直動変換機構、25fはθステージに接触するローラで
あり、ローラ25fはθ軸駆動機素25により同図
(a)の上下方向に駆動され、θステージ18を回転さ
せる。
【0009】また、X軸駆動機素21、Y軸駆動機素2
3、θ軸駆動機素25に設けられたエンコーダ21b,
23b,25bの出力は、図示しないコンピュータ等か
ら構成される制御装置に入力され、上記制御装置の出力
によりX軸駆動機素21、Y軸駆動機素23、θ軸駆動
機素25に設けられたモータ21a,23a,25aが
駆動される。
【0010】なお、ローラ21f,23f,25fを直
線的に駆動する手段としの回転/直動変換機構21c,
23c,25cとしては、種々の手段を用いることがで
き、例えば、ネジやカムによりモータの回転運動を直線
運動に変換してローラ21f,23f,25fを駆動し
たり(必要に応じて減速ギヤを用いることもできる)、
リニアモータを用いてローラ21f,23f,25fを
駆動することができる。また、モータとしては、ステッ
ピング・モータやDCモータ等種々のモータを用いるこ
とが可能である。さらに、精度の高い駆動が必要な場合
には、ピエゾ素子等を用いることもできる。
【0011】図7において、マスク12を所定の位置に
位置決めする際、作業者は、図示しない光学装置等によ
り、マスク12上に記されたアライメメント・マーク1
4,14’の位置を確認し、上記アライメント・マーク
14,14’が予め定められた目標位置に一致するよう
に指令信号を上記制御装置に入力する。制御装置は作業
者から指令信号が入力されると、エンコーダ21b,2
3b,25bから入力されるフィードバック信号と上記
指令信号を比較してモータ21a,23a,25aを駆
動し、XYステージの位置およびθステージの回転角度
を、作業者が入力する指令信号に一致するように制御す
る。
【0012】図7に示したステージ装置は、XYステー
ジとθステージを積み重ねて構成しているため、XYス
テージとθステージをそれぞれ独立して駆動することが
できる。このため、マスク12を容易に位置決めするこ
とができるが、両ステージを積み重ねているため、高さ
が高くなりステージの重さが重くなるといった問題点が
ある。
【0013】そこで、一つのステージでXYθ方向の移
動を行い、高さを低く重量を軽減したステージ装置とし
て、図8に示す装置が知られている。図8において、同
図(a)はステージ装置の平面図、(b)は同図(a)
のA−A断面図を示しており、図7と同様、同図はパタ
ーンが焼き付けられたマスクを乗せたステージをXYθ
方向に位置決めする装置を示している。
【0014】同図において、図7に示したものと同一の
ものには同一の符号が付されており、11はマスク・ホ
ルダ、12はマスク、13はマスク・パターン、14,
14’はアライメント・マーク、15はステージを搭載
するベースである。また、16はステージであり、ステ
ージ16はベース15上に平面案内部28を介して取り
付けられ、平面案内部28によりXY軸方向に移動可能
に、かつ、θ方向に回転可能に支持されている。
【0015】21はステージ16をX軸方向に駆動する
X軸駆動機素、21aはモータ、21bはエンコーダ、
21cは回転/直動変換機構、21dはモータ21aに
より同図(a)の左右方向に駆動される駆動部であり、
駆動部21dはステージ16に対し首振り可能に、か
つ、スライド可能に取り付けられている。図9は上記駆
動部21dの構成を示す図であり、同図(a)は駆動部
21dの断面図、(b)は駆動部21dのA−A断面図
を示している。
【0016】同図において、16はステージ、30はネ
ジ等によりステージ16に取り付けられたスライド軸固
定部、31はスライド軸固定部30に固定されたスライ
ド軸、32はリニアベアリング、33はスライド軸受ケ
ースであり、スライド軸31はリニアベアリング32に
より、同図(a)の左右方向にスライドする。34はモ
ータ21bにより同図の上下方向に駆動される駆動部
材、35は回転軸であり、スライド軸受ケース33は駆
動部材34に設けられた回転軸35にベアリング36を
介して首振り可能に取り付けられている。このため、ス
テージ16は駆動部材34に対して、同図(a)の左右
方向に移動可能であるとともに、首振り可能である。
【0017】図8に戻り、22はステージ16をX軸方
向に駆動するX’軸駆動機素、22aはモータ、22b
はエンコーダ、22cは回転/直動変換機構、22dは
駆動部であり、駆動部22dは、駆動部21dと同様、
ステージ16に対し首振り可能に、かつ、スライド可能
に取り付けられている。また、23はステージ16をY
軸方向に駆動するY軸駆動機素、23aはモータ、23
bはエンコーダ、23cは回転/直動変換機構、23d
は駆動部であり、上記と同様、駆動部23dは、ステー
ジ16に対し首振り可能に、かつ、スライド可能に取り
付けられている。
【0018】また、X軸駆動機素21、X’軸駆動機素
22、Y軸駆動機素23に設けられたエンコーダ21
b,22b,23bの出力は、図7と同様、図示しない
制御装置に入力され、上記制御装置の出力によりこれら
駆動機素のモータ21a,23a,25aが駆動され
る。図8において、マスク12を所定の位置に位置決め
する場合、前記と同様、作業者は、アライメント・マー
ク14,14’が予め定められた目標位置に一致するよ
うに指令信号を上記制御装置に入力する。
【0019】制御装置は作業者から指令信号が入力され
ると、モータ21a,22a,23aを駆動し、ステー
ジの位置およびθステージの回転角度を、作業者が入力
する指令信号に一致するように制御する。すなわち、制
御装置はX軸駆動機素21とX’軸駆動機素22を同時
に同方向に同量駆動してステージ16をX軸方向に移動
させ、X軸方向の位置決めを行う、また、Y軸駆動機素
23を駆動してステージ16をY軸方向に移動させY軸
方向に位置決めを行う。
【0020】さらに、上記X軸駆動機素21、X’軸駆
動機素22、および、Y軸駆動機素23を同時にステー
ジを回転させる方向に駆動して、基準軸(例えば、アラ
イメント・マーク14または14’)を中心にして必要
角度だけ回転させ、θ方向の位置決めを行う。図10は
上記したステージの動作を示す図であり、同図(a)は
各駆動機素の作用点と回転中心となる基準軸R(この例
では、アライメント・マーク14’の位置を基準軸とし
ている)を示し、(b)はステージをX,Y,θ方向に
移動させた際の各駆動機素によるアライメント・マーク
の移動量を示している。
【0021】同図に示すように、X軸駆動機素21、
X’軸駆動機素22を同方向に同量駆動し、それぞれの
作用点A,Bをaだけ移動させ、マスク12上のアライ
メント・マーク14,14’の位置をX軸方向にa移動
させる。これにより、アライメント・マーク14’のX
方向の位置はワーク上に記されたマークW14’のX方
向の位置と一致する。
【0022】また、Y軸駆動機素23をY軸方向に駆動
して、作用点Cをbだけ移動させ、アライメント・マー
ク14’の位置をY軸方向にb移動させる。これによ
り、アライメント・マーク14’の位置はワーク上に記
されたマークW14’の位置と一致する。さらに、アラ
イメント・マーク14を基準軸R(アライメント・マー
ク14’)を中心としてθ回転させる。すなわち、基準
軸Rの位置が移動しないように、X軸駆動機素21を左
方向に駆動して作用点Aをcだけ移動させ、X’軸駆動
機素22を右方向に駆動して、作用点Bをdだけ移動さ
せ、また、Y軸駆動機素23を下方向に駆動して、作用
点Cをeだけ移動させる。
【0023】以上のようにして、アライメント・マーク
14,14’をワーク上に印されたマークW14,W1
4’に一致させる。ここで、図10から明らかなよう
に、ステージを基準軸に対してθだけ回転させる際、制
御装置がX軸駆動機素21、X’軸駆動機素22、およ
び、Y軸駆動機素23を駆動する量c,d,eは必ずし
も一致しない。
【0024】このため、ステージ16を回転させる場合
には、X軸駆動機素21、X’軸駆動機素22、およ
び、Y軸駆動機素23の駆動量c,d,eを演算する必
要がある。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うに、図7に示したステージ装置はXYステージとθス
テージを積み重ねた構成であるので、位置決めは容易で
あるが、構造が複雑であるとともに、高さが高くなり重
量が重くなるといった問題があった。このため、図7の
装置においては、構造が複雑化するのに加え、各駆動機
素の出力を大きくしなければ位置決め速度を早くするこ
とができず、駆動装置が大型になり、コストが高くなる
といった欠点があった。また、2段重ねのステージのた
め、高さも高くなり、移動精度・耐振性を低下させると
いう欠点あった。
【0026】一方、図8に示したステージ装置において
は、重量が比較的軽く、各駆動機素の出力を図7に示し
たもの程、大きくする必要はなく、高さも低いため、性
能上の問題点もあまりないが、ステージを回転させると
きの各駆動機素の駆動ストロークが異なるため、制御が
難しく、制御装置の負担が大きくなるといった問題点が
あった。
【0027】また、図7、図8に示したステージ装置に
おいては、温度が上昇/下降する環境で使用される場
合、熱伸縮によって、基準点(アライメント・マーク)
の位置が推移し制御精度が低下するという問題点があっ
た。特に、上記ステージ装置を半導体装置等の露光装置
に適用した場合には、露光時、ステージに光が照射され
ることによりステージが熱膨張し、基準点(アライメン
ト・マーク)の位置が推移する。
【0028】例えば、図8、図10に示したステージ装
置においては、温度が上昇すると、ステージ16の位置
を拘束する作用点A,Bに対して基準軸Rが同図の右方
向に移動し、また、作用点Cに対して基準軸Rが上方に
移動することになり、基準軸Rの位置が推移する。本発
明は上記した従来技術の問題点を考慮してなされたもの
であって、本発明の第1の目的は、一つのステージを用
いて、容易にX,Y,θ方向の制御を行うことができる
ステージ装置を提供することである。
【0029】本発明の第2の目的は、XY方向の移動が
あっても回転中心が移動せず、また、ステージが回転し
てもXY軸座標系が回転しない制御性のよいステージ装
置を提供することである。本発明の第3の目的は、ステ
ージの熱伸縮による影響が小さく、ステージの温度変化
があっても制御精度を損なうことなくステージを制御す
ることができるステージ装置を提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1の発明は、少なくとも3つの駆動
機素を備え、該駆動機素によりステージに取り付けた被
駆動機素を駆動して、基準軸に対して垂直な平面内でス
テージを2方向に直線移動させると共に、上記基準軸を
中心に回転させるステージ装置であって、ステージの上
記基準軸を含む第1の平面上に設けられた第1および第
2の被駆動機素と、ステージの基準軸を含み第1の平面
に交わる第2の平面上に設けられた第3の被駆動機素
と、上記第1、第2、第3の被駆動機素をそれぞれ駆動
する第1、第2、第3の駆動機素とを備え、上記第1、
第2の駆動機素は直動ガイドを備え、該直動ガイドに沿
って、上記第1、第2の被駆動機素は上記第1の平面と
平行な方向に移動可能であり、上記第3の駆動機素は直
動ガイドを備え、該直動ガイドに沿って、上記第3の被
駆動機素は上記第2の平面と平行な方向に移動可能であ
り、上記第1,第2,第3の被駆動機素は、ステージに
取り付けたアームにステージに対して回転可能に取り付
けられ、上記第1,第2,第3の駆動機素に設けられた
直動ガイドに沿ってスライドする回転およびスライド部
材を備えており、上記第1、第2の駆動機素が上記直動
ガイドにより第1、第2の被駆動機素を第1の平面と直
交する方向に移動させ、上記第3の駆動機素が上記直動
ガイドにより第3の被駆動機素を第2の平面と直交する
方向に移動させることにより、ステージを回転/移動さ
せるようにしたものである。
【0031】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、第1、第2、および第3の被駆動機素と基
準軸間の距離を等しくしたものである。
【0032】
【作用】図3は本発明の原理を示す図である。同図にお
いて、16はステージ、Rはステージの回転中心となる
基準軸、21,22,23は第1、第2、第3の駆動機
素であり、第1、第2、第3駆動機素の21,22,2
3は駆動ガイド21d,22d,23dを同図の左右方
向および上下方向に駆動する。
【0033】また、各駆動ガイド21d,22d,23
dは、その移動方向に対して直交する平面で形成され、
それぞれ、ステージ16に取り付けられたX軸被駆動機
素、X’軸被駆動機素、Y軸被駆動機素(同図では、そ
れぞれ、ローラ41c,42c,43cに対応する)と
A,B,C点で接している。なお、図3では、基準軸R
と各軸の被駆動機素との距離Lを等しくした場合につい
て示しているが、この距離が異なっていてもその距離に
応じてX軸,X’軸,Y軸駆動機素21,22,23の
駆動量をそれぞれ選定すれば、ステージを同様に制御す
ることができる。以下の説明では、基準軸Rと各軸の被
駆動機素との距離Lが等しい場合について説明する。
【0034】同図に示すように、本発明の請求項1の発
明においては、基準軸Rを含む第1の平面上に、ステー
ジの第1および第2の被駆動機素を設け、基準軸を含み
第1の平面に交わる第2の平面上に、ステージの第3の
被駆動機素を設け、また、上記第1および第2の平面と
平行な方向に移動可能に上記3つの被駆動機素と係合す
る駆動ガイド21d,22d,23dを設け、駆動機素
21,22,23が上記駆動ガイドにより被駆動機素を
第1、第2の平面と直交する方向に移動させることによ
り、ステージを回転/移動させるように構成している。
【0035】このため、各軸の駆動機素21,22,2
3により駆動ガイド21d,22d,23dを等量だけ
駆動したとき、各軸の被駆動機素は、駆動ガイド21
d,22d,23dとの接触点A,B,Cを移動させな
がら移動し、同図の二点鎖線に示すようにステージ16
は基準軸Rを中心として回転する。
【0036】また、ステージ上のアライメント・マーク
14,14’をX軸方向に移動させるため、駆動機素2
1,22により駆動ガイド21d,22dを等量だけ駆
動したとき、Y軸被駆動機素は駆動ガイド23dに沿っ
て左右方向に移動し、Y軸被駆動機素が駆動ガイド23
dと接触する点Cと、基準軸Rとの距離は等しく保たれ
る。このため、ステージをX軸方向に移動させても、ス
テージ16の回転中心の位置は変わらない。
【0037】さらに、同図の二点鎖線に示すようにステ
ージ16を回転させた状態で、アライメント・マークを
X軸方向もしくはY軸方向に移動させる際にも、X軸、
X’軸駆動機素の駆動量もしくはY軸駆動機素の駆動量
は、上記の場合と変わらない。すなわち、ステージ16
の回転量にかかわらず、ステージをX軸方向もしくはY
軸方向に所定量移動させるときのX軸、X’軸駆動機素
もしくはY軸駆動機素の駆動量は変わらない。すなわ
ち、ステージが回転しても、XY軸座標系は回転しな
い。
【0038】また、ステージの温度変化があっても制御
精度を損なうことなくステージを制御することができ
る。すなわち、基準軸を含む2つの平面上にステージの
位置を定める3つの作用点A,B,Cがあるので、ステ
ージが同図の実線の位置にあるときには、ステージが熱
伸縮しても、熱伸縮は基準点Rを中心とした伸縮となり
基準軸は動かない。
【0039】なお、同図の二点鎖線に示す位置にあると
きにも上記と同様に基準軸は動かない。ただし、ステー
ジが熱伸縮すると、ステージは僅かに回転するが、ステ
ージの回転角度は僅かであり、実用上殆ど影響がない。
このため、ステージを熱的に安定させることができ、温
度が上昇/下降する環境下で使用しても制御精度を損な
うことがない。
【0040】図4は本発明においてステージを回転/移
動させたときの、ステージの動きとアライメント・マー
クの動きを示す図であり、同図(a)はセット時を示
し、(b)はステージをθだけ回転させた場合を示し、
(c)はステージをXY方向に移動させた場合を示して
いる。
【0041】ステージ16上のマスクのアライメント・
マーク14,14’とワークのアライメント・マークW
14,W14’の位置を一致させるため、まず、同図
(a)の状態から、X軸駆動機素21、X’軸駆動機素
22、Y軸駆動機素23によりガイド21d,22d,
23dを距離a移動させて、同図(b)に示すようにス
テージ16をsin -1(a/l) 度回転させ、アライメント・
マーク14,14’とワークのアライメント・マークW
14,W14’の傾きを一致させる。
【0042】ついで、X軸駆動機素21、X’軸駆動機
素22によりガイド21d,22dを距離b移動させて
ステージ16をX軸方向にb移動させ、また、Y軸駆動
機素23によりガイド23dを距離−c移動させてステ
ージ16をY軸方向に−c移動させ、同図(c)に示す
ようにマスクのアライメント・マーク14,14’とワ
ークのアライメント・マークW14,W14’を一致さ
せる。
【0043】本発明においては、上記のように各ガイド
21d,22d,23dを等しい距離a移動させること
により、基準軸Rの位置が移動することなく、ステージ
16をsin -1(a/l) 度回転させることができる。また、
ステージ16の回転角度にかかわらず、アライメント・
マーク14,14’をX方向、Y方向に移動させる際の
X軸駆動機素21、X’軸駆動機素22、Y軸駆動機素
23の駆動量とアライメント・マーク14,14’の移
動量との関係は一定に保たれる。すなわち、ステージが
回転してもXY軸座標系が回転しない。このため、ステ
ージ16の回転/移動の制御を簡単に行うことができ、
マスクのアライメント・マーク14,14’とワークW
14,W14’の位置を容易に合わせることができる。
【0044】本発明の請求項2の発明においては、請求
項1の発明において、第1、第2、および、第3の被駆
動機素と基準軸間の距離を等しくしたものであり、図
3、図4で説明したように、基準軸Rと各軸の被駆動機
素との距離Lを等しくすれば、ステージ回転時の各軸駆
動機素の移動量を等しくすることができ、制御を最も簡
単にすることができる。
【0045】
【実施例】図1は本発明の前提となるステージ装置の構
成例を示す図であり、図1において、同図(a)はステ
ージ装置の平面図、(b)は同図(a)のA−A断面図
を示しており、図7、図8と同様、同図はパターンが焼
き付けられたマスクを乗せたステージをXYθ方向に位
置決めする装置を示している。
【0046】同図において、図8に示したものと同一の
ものには同一の符号が付されており、11はマスク・ホ
ルダ、12はマスク、13はマスク・パターン、14,
14’はアライメント・マーク、15はステージを搭載
するベースである。また、16はステージであり、ステ
ージ16は、図8と同様、ベース15上に平面案内部2
8を介して取り付けられ、平面案内部28によりXY軸
方向に移動可能に、かつ、θ方向に回転可能に支持され
ている。
【0047】21はステージ16をX軸方向に駆動する
X軸駆動機素、21aはモータ、21bはエンコーダ、
21cは回転/直動変換機構、21dはモータ21aに
より同図(a)の左右方向に駆動される駆動ガイドであ
り、駆動ガイド21dの先端は、移動方向に直交した平
面に形成されており、後述するステージ16のX軸ロー
ラ保持部材41に取り付けられたローラと接している。
【0048】21eは駆動機素取り付け部材であり、X
軸駆動機素21は駆動機素取り付け部材21eによりベ
ース15上にネジ等で固定されている。22はステージ
16をX軸方向に駆動するX’軸駆動機素、22aはモ
ータ、22bはエンコーダ、22cは回転/直動変換機
構、22dはモータ22aにより同図(a)の左右方向
に駆動されるガイド、22eは駆動機素取り付け部材で
あり、X’軸駆動機素22は、上記と同様、駆動機素取
り付け部材22eによりベース15上にネジ等で固定さ
れている。
【0049】また、23はステージ16をY軸方向に駆
動するY軸駆動機素、23aはモータ、23bはエンコ
ーダ、23cは回転/直動変換機構、23dは同図
(a)の上下方向に駆動されるガイド、23eは駆動機
素取り付け部材であり、Y軸駆動機素23は、上記と同
様、駆動機素取り付け部材23eによりベース15上に
ネジ等で固定されている。
【0050】なお、上記ローラを駆動する手段として
は、図7の説明で記した種々の手段を用いることがで
き、必要に応じて、ピエゾ素子等を用いることもでき
る。41,42,43は、それぞれ、ステージ16に取
り付けられたX軸ローラ保持部材、X’軸ローラ保持部
材、Y軸ローラ保持部材であり、X軸ローラ保持部材4
1、X’軸ローラ保持部材42、Y軸ローラ保持部材4
3にはそれぞれローラ41c,42c,43cが回転可
能に取り付けられている。
【0051】なお、ローラ41c,42c,43cは前
記した駆動ガイド21d,22d,23dと接し、ステ
ージ16は各駆動ガイド21d,22d,23dの移動
方向と直交する方向に移動可能であり、ステージ16を
移動、回転させる際、各軸のローラを駆動ガイド21
d,22d,23dの平面部に沿って滑らかに移動させ
ることができる。
【0052】各軸の駆動機素に沿って滑らかに移動させ
る手段としては、ローラ以外に種々の手段を用いること
ができ、例えば、後述するように図9に示した機構を用
いたり、ローラ保持部材のガイドとの接触部分を、摩擦
の少ない部材で球状、もしくは、球に類似した形状にす
ることもできる。また、41a,42a,43aは圧縮
バネ、41b,42b,43bはベース15にネジ等で
固定されたバネ支えであり、圧縮バネ41a,42a,
43aは、それぞれ、X軸ローラ保持部材41、X’軸
ローラ保持部材42、Y軸ローラ保持部材43とバネ支
え41b,42b,43b間に設けられ、X軸ローラ保
持部材41、X’軸ローラ保持部材42を同図(a)の
左方向に付勢し、Y軸ローラ保持部材43を同図(a)
の下方向に付勢している。
【0053】また、図1に示すステージ装置のX軸ロー
ラ保持部材41、X’軸ローラ保持部材42のローラ4
1c、42cの回転中心は同図に示すように、アライメ
ント・マーク14,14’を結んだ直線上に配置され、
ローラ43cの回転中心を通り上記直線と直交する線が
交わる点(この点が回転させる際の基準軸となる)から
ローラ41c,42c,43cまでの距離は等しく設定
されている。
【0054】図2は図1に示すステージ装置の制御シス
テムの構成を示す図であり、同図において、10は図1
に示したステージ装置、22はX’軸駆動機素の一部を
拡大して示した図であり、22aはモータ、22bはエ
ンコーダを示している。51はアライメント・マーク1
4,14’の位置を光学的に検出するアライメント・マ
ーク検出装置、52は入出力装置であり、入出力装置5
2は、例えば、マウス、キーボード等の入力装置52a
とCRTあるいは液晶ディスプレイ等の表示装置52b
から構成される。また、53,57はインタフェース装
置、54はステージ装置の位置決め等を制御するプロセ
ッサ、55はプログラム、データ等を格納した記憶装
置、56はプロセッサ54の出力に基づきX軸、X’
軸、Y軸の駆動機素21,22,23のモータ21a,
22a,23aを駆動するドライバである。
【0055】上記アライメント・マーク検出装置51の
出力は、インタフェース装置53を介してプロセッサ5
4に入力され、プロセッサ54はアライメント・マーク
検出装置51により検出されたアライメント・マーク1
4の位置と、例えば、ワーク上に記されたアライメント
・マークの目標位置とを表示装置52b上に表示する。
【0056】また、各駆動機素21,22,23のエン
コーダ21b,22b,23bの出力および入力装置5
2aの出力は、インタフェース装置53を介してプロセ
ッサ54に入力され、プロセッサ54は上記入力情報に
基づき、ドライバ56を介してモータ21a,22a,
23aを駆動して、ステージ16の位置を制御する。
【0057】次に図1、図2に示したステージ装置の
作を説明する。図1、図2において、マスク12を所定
の位置に位置決めする際、作業者は、表示装置52b上
でアライメント・マーク14,14’の位置とその目標
位置を確認し、入力装置52aを操作し、上記アライメ
ント・マーク14,14’が予め定められた目標位置に
一致するように、入力装置52aから、指令信号をイン
タフェース装置53を介してプロセッサ54に入力す
る。
【0058】プロセッサ54は作業者から指令信号が入
力されると、エンコーダ21b,22b,23bから入
力されるフィードバック信号に基づき、モータ21a,
22a,23aを駆動し、XYステージの位置およびθ
ステージの回転角度が作業者の指令信号に一致するよう
に制御する。ここで、上記のように、基準軸Rからロー
ラ41c,42c,43cの回転中心までの距離は等し
くLに設定されているので、図3、図4で説明したよう
に、X軸駆動機素21、X’軸駆動機素22、Y軸駆動
機素23の駆動ガイド21d,22d,23dをaだけ
等量移動させることにより、基準軸Rを移動させること
なくステージを回転させることができ、駆動ガイド21
d,22dをX軸方向に等量移動させることにより、ス
テージをX軸方向に移動させることができる。さらに、
駆動ガイド23dをY軸方向に移動させることにより、
ステージをY軸方向に移動させることができる。
【0059】なお、上記のように、作業者が表示装置5
2bに表示されるアライメント・マーク14,14’の
位置とその目標位置を見ながら入力装置52aを操作
し、XY方向の位置およびθ方向の回転角度を制御する
代わりに、プロセッサ54がアライメント・マーク1
4,14’の位置とその目標位置との差を求め、XY方
向の位置およびθ方向の回転角度を自動的に制御するこ
ともできる。この場合は、入力装置52aより制御指令
をプロセッサ54に入力し、表示装置52bにより位置
決めの結果を確認するだけでよい。
【0060】また、図1に示したステージ装置において
は、プロセッサによりステージを制御する例を示した
が、例えば、作業者がアライメント・マークの拡大像を
見ながら各軸の駆動機素を操作してステージを位置決め
してもよい。図5はステージ装置の他の構成例を示す図
であり、図5のステージ装置は、ステージ16の縦横比
を2:1としたを示しており、その他の構成は図1に
示したものと同様であり、図1に示したものと同一のも
のには同一の符号が付されている。
【0061】図5に示すステージ装置のX軸ローラ保持
部材41、X’軸ローラ保持部材42のローラ41c、
42cの回転中心は同図に示すように、アライメント・
マーク14,14’を結んだ直線上に配置され、基準軸
Rからローラ43cの回転中心までの距離は、基準軸R
からローラ41c,42cまでの距離の半分に設定され
ている。図5において、ステージ16を回転させる場合
には、駆動ガイド21d,22dの移動量に対して、駆
動ガイド23dの移動量を半分とする。これにより、第
1の実施例と同様、基準軸Rを移動させることなくステ
ージを回転させることができる。また、ステージのX軸
方向、Y軸方向の移動は、図1に示したものと同様であ
る。
【0062】なお、上記ステージの該縦横比は2:1に
限定されるものではなく任意の値とすることができる
が、ステージを回転させる際の駆動ガイド21d,22
d,23dの駆動量の演算を簡単にするため上記縦横比
を整数値とすることが望ましい。図6は請求項1,2の
発明に係る実施例のステージ装置の構成を示す図であ
り、本実施例は、図1に示した駆動ガイドとローラに換
え、直動ガイドと回転及びスライド部材を用いたもので
ある。
【0063】同図において、図1に示したものと同一の
ものには同一の符号が付されており、本実施例において
は、X軸、X’軸、Y軸駆動機素21,22,23に図
9に示したスライド軸21g,22g,23g(図9に
おけるスライド軸固定部30、スライド軸31に相当)
を取り付け、また、ステージ16に取り付けられたアー
ム61,62,63に図9に示した回転部材61a,6
2a,63a(図9におけるスライド軸受ケース33に
相当)を取り付けたものである。
【0064】本実施例の動作は図1の示したステージ装
置と同様であり、ステージ16を回転させる場合には、
X軸、X’軸、Y軸駆動機素21,22,23により、
基準軸Rを中心に回転させる方向にスライド軸21g,
22g,23gを等量移動させる。これにより、前記図
3に示したように、回転部材61a,62a,63aは
スライド軸21g,22g,23gに沿ってスライドし
ながら移動し、ステージ16が回転する。
【0065】また、ステージ16をX軸方向に移動させ
る場合には、X軸、X’軸駆動機素21,22により、
スライド軸21g,22gを等量移動させる。これによ
り、アーム61,62はX軸方向に移動するとともに、
アーム63の回転部材63aはスライド軸23gに沿っ
て移動し、ステージ16はX軸方向に移動する。また、
ステージ16をY軸方向に移動させる場合には、Y軸駆
動機素23により、スライド軸23gを移動させ、回転
及びスライド部材63a、アーム63をY軸方向に移動
させる。
【0066】なお、上記実施例においては、本発明をマ
スクパターンの位置決めに適用した例を示したが、逆
に、ワークパターンの位置決めに適用することもでき
る。さらに、本発明の適用対象は上記実施例に限定され
るものではなく、例えば、顕微鏡等のその他の光学装
置、ステージ上のワークを加工する工作機械、スクリー
ン印刷機等の印刷装置、各種測定装置等、種々の装置に
適用することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、基準軸Rを含む第1の平面上に、ステージの第1お
よび第2の被駆動機素を設け、基準軸を含み第1の平面
に交わる第2の平面上に、ステージの第3の被駆動機素
を設け、また、上記第1、第2、第3の被駆動機素をそ
れぞれ駆動する第1、第2、第3の駆動機素を設け、上
記第1、第2の駆動機素に直動ガイドを設け、該直動ガ
イドに沿って、上記第1、 第2の被駆動機素が上記第1
の平面と平行な方向に移動可能とし、上記第3の駆動機
素に直動ガイドを設け、該直動ガイドに沿って、上記第
3の被駆動機素が上記第2の平面と平行な方向に移動可
能とし、さらに、上記第1,第2,第3の被駆動機素
に、ステージに取り付けたアームにステージに対して回
転可能に取り付けられ、上記第1,第2,第3の駆動機
に設けられた直動ガイドに沿ってスライドする回転お
よびスライド部材を設け、上記第1、第2の駆動機素が
上記直動ガイドにより第1、第2の被駆動機素を第1の
平面と直交する方向に移動させ、上記第3の駆動機素が
上記直動ガイドにより第3の被駆動機素を第2の平面と
直交する方向に移動させることにより、ステージを回転
/移動させるようにしたので、次の効果を得ることがで
きる。 ステージをX,Y方向に移動させても、ステ
ージの回転中心は移動せず、また、ステージを回転させ
ても、XY軸の座標系は回転しないので、ステージの回
転/移動の制御を容易に行うことができる。 ステー
ジを熱的に安定させることができ、温度が上昇/下降す
る環境下で使用しても制御精度を損なうことがない。
第1、第2、第3の被駆動機素と基準軸間の距離を等
しくすれば、ステージ回転時の各軸駆動機素の移動量を
等しくすることができ、制御を簡単にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステージ装置の構成例を示す図である。
【図2】ステージ装置の制御システムの構成を示す図で
ある。
【図3】本発明の原理構成図である。
【図4】本発明においてステージの移動/回転時の動作
を示す図である。
【図5】ステージ装置の他の構成例を示す図である。
【図6】本発明の実施例を示す図である
【図7】第1の従来例を示す図である。
【図8】第2の従来例を示す図である。
【図9】第2の従来例の駆動部の構成を示す図である。
【図10】第2の従来例においてステージの移動/回転
時の動作を示す図である。
【符号の説明】
10 ステージ装置 11 マスク・ホルダ 12 マスク 13 マスク・パターン 14,14’ アライメント・マー
ク 15 ベース 16 ステージ 21 X軸駆動機素 21a,22a,23a モータ 21b,22b,23b エンコーダ 21c,22c,23c 回転/直動変換機構 21d,22d,23d ガイド 21e,22e,23e 駆動機素取り付け部
材 21g,22g,23g スライド軸 22 X’軸駆動機素 23 Y軸駆動機素 24 平面案内部 41 X軸ローラ保持部材 42 X’軸ローラ保持部
材 43 Y軸ローラ保持部材 41c,42c,43c ローラ 41a,42a,43a 圧縮バネ 41b,42b,43b バネ支え 44,45 予備タップ 51 アライメント・マー
ク検出装置 52 入出力装置 52a 入力装置 52b 表示装置 53,57 インタフェース装置 54 プロセッサ 55 記憶装置 56 ドライバ 61 X軸アーム 62 X’軸アーム 63 Y軸アーム 61a,61b,61c 回転及びスライド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−56895(JP,A) 特開 平2−139146(JP,A) 特開 昭64−71640(JP,A) 特開 昭62−282294(JP,A) 実開 平3−117537(JP,U) 実開 平4−42345(JP,U) 実開 平4−73434(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 1/00 - 1/76 G03F 9/00 G12B 5/00 H01L 21/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3つの駆動機素を備え、該駆
    動機素によりステージに取り付けた被駆動機素を駆動し
    て、基準軸に対して垂直な平面内でステージを2方向に
    直線移動させると共に、上記基準軸を中心に回転させる
    ステージ装置であって、 ステージの上記基準軸を含む第1の平面上に設けられた
    第1および第2の被駆動機素と、 ステージの基準軸を含み第1の平面に交わる第2の平面
    上に設けられた第3の被駆動機素と、 上記第1、第2、第3の被駆動機素をそれぞれ駆動する
    第1、第2、第3の駆動機素とを備え、 上記第1、第2の駆動機素は直動ガイドを備え、該直動
    ガイドに沿って、上記第1、第2の被駆動機素は上記第
    1の平面と平行な方向に移動可能であり、 上記第3の駆動機素は直動ガイドを備え、該直動ガイド
    に沿って、上記第3の被駆動機素は上記第2の平面と平
    行な方向に移動可能であり、 上記第1,第2,第3の被駆動機素は、ステージに取り
    付けたアームにステージに対して回転可能に取り付けら
    れ、上記第1,第2,第3の駆動機素に設けられた直動
    ガイドに沿ってスライドする回転およびスライド部材を
    備えており、 上記第1、第2の駆動機素が上記直動ガイドにより第
    1、第2の被駆動機素を第1の平面と直交する方向に移
    動させ、上記第3の駆動機素が上記直動ガイドにより第
    3の被駆動機素を第2の平面と直交する方向に移動させ
    ることにより、ステージを回転/移動させることを特徴
    とするステージ装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも3つの駆動機素を備え、該駆
    動機素によりステージに取り付けた被駆動機素を駆動し
    て、基準軸に対して垂直な平面内でステージを2方向に
    直線移動させると共に、上記基準軸を中心に回転させる
    ステージ装置であって、 ステージの上記基準軸を含む第1の平面上に設けられた
    第1および第2の被駆動機素と、 ステージの基準軸を含み第1の平面に交わる第2の平面
    上に設けられた第3の被駆動機素と、 上記第1、第2、第3の被駆動機素をそれぞれ駆動する
    第1、第2、第3の駆動機素とを備え、 上記第1、第2の駆動機素は、直動ガイドを備え、該直
    動ガイドに沿って、上記第1、第2の被駆動機素は上記
    第1の平面と平行な方向に移動可能であり、 上記第3の被駆動機素は、直動ガイドを備え、該直動ガ
    イドに沿って、上記第3の被駆動機素は上記第2の平面
    と平行な方向に移動可能であり、 上記第1、第2、および、第3の被駆動機素は、それぞ
    れ前記基準軸との距離が等しくなるように配置されてお
    り、 上記第1,第2,第3の被駆動機素は、ステージに取り
    付けたアームにステージに対して回転可能に取り付けら
    れ、上記第1,第2,第3の駆動機素に設けられた直動
    ガイドに沿ってスライドする回転およびスライド部材を
    備えており、 上記第1、第2の駆動機素が上記直動ガイドにより第
    1、第2の被駆動機素を第1の平面と直交する方向に移
    動させ、上記第3の駆動機素が上記直動ガイドにより第
    3の被駆動機素を第2の平面と直交する方向に移動させ
    ることにより、ステージを回転/移動させることを特徴
    とするステージ装置。 【0001】
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