JP2002227732A - 水上艇の吸気装置 - Google Patents
水上艇の吸気装置Info
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- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 abstract 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
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Abstract
(57)【要約】
【課題】水上バイクが転覆したとき、エンジンのエアク
リーナに浸水してその機能を阻害することがないように
した構造簡単な装置を得ることにある。 【解決手段】エンジンの吸気通路に設けられる濾紙式の
エレメントを、濾材と濾材の吸気上流側に配され通気性
のよい防水シートで構成することによって解決される。
リーナに浸水してその機能を阻害することがないように
した構造簡単な装置を得ることにある。 【解決手段】エンジンの吸気通路に設けられる濾紙式の
エレメントを、濾材と濾材の吸気上流側に配され通気性
のよい防水シートで構成することによって解決される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水上バイクのように、
ジェット水流で推進する水上艇に好適な吸気装置に関す
るもので、特に、水上艇が転覆したときにエンジンを保
護するための装置に関するものである。
ジェット水流で推進する水上艇に好適な吸気装置に関す
るもので、特に、水上艇が転覆したときにエンジンを保
護するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スポーツや競技用に多く使用されるこの
種の水上艇は使用中にしばしば転覆するので、その際、
直ちにエンジンを停止するよう構成されるとともに、転
覆の際、多少の水がエアクリーナへ入った場合、濾材を
通過してエンジンルーム内に入り、出力に影響を与える
可能性がある。
種の水上艇は使用中にしばしば転覆するので、その際、
直ちにエンジンを停止するよう構成されるとともに、転
覆の際、多少の水がエアクリーナへ入った場合、濾材を
通過してエンジンルーム内に入り、出力に影響を与える
可能性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のエンジンではエアクリーナの要部であるエレメントの
形式として濾紙式を用いることが多いので、たとえ僅か
でもエアクリーナに水の浸入があると、水がエレメント
を通過してエンジンルーム内に入り、出力特性を著しく
損うので、エンジンの再起動が難しく転覆した艇体を復
元させても、すぐに航走できなくなることがあった。さ
らに濡れたエレメントは交換する以外に乾燥させて再生
させるしか方法がなく保守が面倒であった。
のエンジンではエアクリーナの要部であるエレメントの
形式として濾紙式を用いることが多いので、たとえ僅か
でもエアクリーナに水の浸入があると、水がエレメント
を通過してエンジンルーム内に入り、出力特性を著しく
損うので、エンジンの再起動が難しく転覆した艇体を復
元させても、すぐに航走できなくなることがあった。さ
らに濡れたエレメントは交換する以外に乾燥させて再生
させるしか方法がなく保守が面倒であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、エンジンの
吸気通路に設けられる濾紙式のエレメントを、濾材で作
られた芯材とその吸気上流側に配された通気性のよい防
水シートで構成することによって解決される。そこで
は、4行程エンジンの吸気通路に設けられる濾紙式のエ
レメントを、濾材からなる芯材とその吸気上流側に配さ
れた通気性のよい防水シートで構成し、そのエレメント
を覆う吸気箱内に前記4行程エンジンの吸気管を開口さ
せるとともに、前記吸気管の開口とエレメントとの間に
吸気箱の一部を膨大させて大容量の緩衝室を形成するこ
とが好ましい。
吸気通路に設けられる濾紙式のエレメントを、濾材で作
られた芯材とその吸気上流側に配された通気性のよい防
水シートで構成することによって解決される。そこで
は、4行程エンジンの吸気通路に設けられる濾紙式のエ
レメントを、濾材からなる芯材とその吸気上流側に配さ
れた通気性のよい防水シートで構成し、そのエレメント
を覆う吸気箱内に前記4行程エンジンの吸気管を開口さ
せるとともに、前記吸気管の開口とエレメントとの間に
吸気箱の一部を膨大させて大容量の緩衝室を形成するこ
とが好ましい。
【0005】
【作用】吸気筒から浸入した水がエレメントに達して
も、エレメントをなす濾材の上流側に配された防水シー
トに遮られて濾材を濡らすことがない。エンジンルーム
への水の浸入がなくなる。吸気通路を遡及してくる吸気
の圧力波が緩衝室で弱められエレメントに強く作用しな
くなる。
も、エレメントをなす濾材の上流側に配された防水シー
トに遮られて濾材を濡らすことがない。エンジンルーム
への水の浸入がなくなる。吸気通路を遡及してくる吸気
の圧力波が緩衝室で弱められエレメントに強く作用しな
くなる。
【0006】
【実施例】以下、本願発明を図示した最良の実施態様に
よって説明する。図1において、10は艇尾から噴出す
る強いジェット水流によって推進する水上艇、いわゆる
水上バイクである。水上バイク10は繊維強化プラスチ
ックによって作られV形の船形をもつ艇底11と、その
上面を覆って取り付けた甲板12を含む艇体からなる。
13は操向ハンドル、14はその後方に設けた乗員のた
めのシートである。
よって説明する。図1において、10は艇尾から噴出す
る強いジェット水流によって推進する水上艇、いわゆる
水上バイクである。水上バイク10は繊維強化プラスチ
ックによって作られV形の船形をもつ艇底11と、その
上面を覆って取り付けた甲板12を含む艇体からなる。
13は操向ハンドル、14はその後方に設けた乗員のた
めのシートである。
【0007】前記甲板12はシート14の直下で上方へ
向けて前後方向に長く膨出させてあり、その下側には4
行程エンジン15が収納されている。17は4行程エン
ジン15の前側に取り付けられた燃料タンクであり、そ
の給油口17aは甲板12の上側に開設されている。
向けて前後方向に長く膨出させてあり、その下側には4
行程エンジン15が収納されている。17は4行程エン
ジン15の前側に取り付けられた燃料タンクであり、そ
の給油口17aは甲板12の上側に開設されている。
【0008】20は水上バイク10を推進するための推
進装置である。推進装置20は駆動軸21を介して前記
4行程エンジン15によって駆動されるプロペラ22を
有する。プロペラ22は船底に開く吸水口23と、船尾
に開く噴出口24とを連結する水管25の中に収められ
ている。よって、プロペラ20が駆動されると水管25
の中に吸水口23から噴出口24へ向かう高速の水流を
生じる。なお、図示してないが、船尾に開く噴出口24
は前記操向ハンドル13に連動して左右へ転向するよう
になっており、それによって水上バイク10の進行方向
を変えることができるようになっている。
進装置である。推進装置20は駆動軸21を介して前記
4行程エンジン15によって駆動されるプロペラ22を
有する。プロペラ22は船底に開く吸水口23と、船尾
に開く噴出口24とを連結する水管25の中に収められ
ている。よって、プロペラ20が駆動されると水管25
の中に吸水口23から噴出口24へ向かう高速の水流を
生じる。なお、図示してないが、船尾に開く噴出口24
は前記操向ハンドル13に連動して左右へ転向するよう
になっており、それによって水上バイク10の進行方向
を変えることができるようになっている。
【0009】前記4行程エンジン15は直列4気筒形で
あり、図2で示すように、前記艇底11上にゴムダンパ
16を介して緩衝的に懸装されている。4行程エンジン
15はシリンダブロックを含むエンジン本体と、そのエ
ンジン本体へ接続された吸気管18と排気管19を有す
る。
あり、図2で示すように、前記艇底11上にゴムダンパ
16を介して緩衝的に懸装されている。4行程エンジン
15はシリンダブロックを含むエンジン本体と、そのエ
ンジン本体へ接続された吸気管18と排気管19を有す
る。
【0010】前記吸気管18の上流端は前記シート14
の直下に設けた吸気箱30の中に開口させ、排気管19
の下流端は前記水管25の中に開口させてある。図3で
示すように吸気箱30は合成樹脂によって上下二つ割り
に作られており、その内部には濾紙式のエレメント31
を収めたエアクリーナ部32と、エレメント31の下流
側に連結した大容量の緩衝室33とが設けられている。
34は前記エアクリーナ部32内を下方の大気中へ開放
する吸気筒である。
の直下に設けた吸気箱30の中に開口させ、排気管19
の下流端は前記水管25の中に開口させてある。図3で
示すように吸気箱30は合成樹脂によって上下二つ割り
に作られており、その内部には濾紙式のエレメント31
を収めたエアクリーナ部32と、エレメント31の下流
側に連結した大容量の緩衝室33とが設けられている。
34は前記エアクリーナ部32内を下方の大気中へ開放
する吸気筒である。
【0011】前記エレメント31は従来と同様に要部に
は不織布を用い、それを図4で示すように、連続山形に
折り曲げた上でその両端を連結して環状とし、さらに、
その上下端を端板35、35によって閉じたものであ
る。このように形成されたエレメント31は吸気箱30
の上半部と下半部との間に、環状のシール部材36、3
6を介して挟持されており、前記吸気筒34はエアクリ
ーナ部32へ大気を導入する。37はエアクリーナ部3
2の内側へ侵入した水を排除するための排水孔である。
は不織布を用い、それを図4で示すように、連続山形に
折り曲げた上でその両端を連結して環状とし、さらに、
その上下端を端板35、35によって閉じたものであ
る。このように形成されたエレメント31は吸気箱30
の上半部と下半部との間に、環状のシール部材36、3
6を介して挟持されており、前記吸気筒34はエアクリ
ーナ部32へ大気を導入する。37はエアクリーナ部3
2の内側へ侵入した水を排除するための排水孔である。
【0012】ここで、前記エレメント31は不織布を単
体で用いるのでなく、不織布からなる芯材31aと、少
なくともその一側に配された通気性の良い防水シート3
1bにより構成されている。防水シート31bは図5
(a)で示すように、芯材31aの吸気上流側に配置さ
れ、あるいは同図(b)で示すように、芯材31aの両
面に配置される。防水シート31bは本実施態様では、
芯材31aに密着して一体的に折り曲げて構成されてい
るが、これに限定されるものでなく、通気性が確保でき
るならば芯材31aと分離して配置し、例えば、単純な
円形に形成してもよい。
体で用いるのでなく、不織布からなる芯材31aと、少
なくともその一側に配された通気性の良い防水シート3
1bにより構成されている。防水シート31bは図5
(a)で示すように、芯材31aの吸気上流側に配置さ
れ、あるいは同図(b)で示すように、芯材31aの両
面に配置される。防水シート31bは本実施態様では、
芯材31aに密着して一体的に折り曲げて構成されてい
るが、これに限定されるものでなく、通気性が確保でき
るならば芯材31aと分離して配置し、例えば、単純な
円形に形成してもよい。
【0013】エレメント31はこのように構成されてい
るので、吸気筒34を通して導入される大気とともに水
滴が吸入されたとき、あるいは吸気筒34を通してエア
クリーナ部32へ水が流入したとき、その水は防水シー
ト31bに撥じかれてしまい芯材31aへ達することは
ない。また、吸気箱30の中へ浸水することもない。し
たがって、水上バイク10が転覆し天地が逆転すること
によって、吸気筒34を通してエアクリーナ部32が水
で満たされるような事態に至ったとしても、その水は防
水シート31bに遮られて芯材31aまで進入すること
はない。
るので、吸気筒34を通して導入される大気とともに水
滴が吸入されたとき、あるいは吸気筒34を通してエア
クリーナ部32へ水が流入したとき、その水は防水シー
ト31bに撥じかれてしまい芯材31aへ達することは
ない。また、吸気箱30の中へ浸水することもない。し
たがって、水上バイク10が転覆し天地が逆転すること
によって、吸気筒34を通してエアクリーナ部32が水
で満たされるような事態に至ったとしても、その水は防
水シート31bに遮られて芯材31aまで進入すること
はない。
【0014】また、水上バイク10は、一般に、艇体が
転覆して乗員が艇体から投げ出されたり、飛び降りたり
すると、自動的にエンジンの点火回路が遮断されて停止
する構成となっている。しかしながら、転覆直後で4行
程エンジン15が完全に停止するに至っていないと、パ
ルス状に発生する高い吸気負圧が吸気管18を経て吸気
箱30へ波及することがある。
転覆して乗員が艇体から投げ出されたり、飛び降りたり
すると、自動的にエンジンの点火回路が遮断されて停止
する構成となっている。しかしながら、転覆直後で4行
程エンジン15が完全に停止するに至っていないと、パ
ルス状に発生する高い吸気負圧が吸気管18を経て吸気
箱30へ波及することがある。
【0015】この場合、吸気管18の断面積に比して大
きな容量をもつ吸気箱30の緩衝室33によって減衰す
る。よって、吸気負圧の作用でエレメント31の下流側
に過大な吸気負圧が作用し、浸入した水の一部が防水シ
ート31bを通過して芯材31aへ達する不具合が解消
される。
きな容量をもつ吸気箱30の緩衝室33によって減衰す
る。よって、吸気負圧の作用でエレメント31の下流側
に過大な吸気負圧が作用し、浸入した水の一部が防水シ
ート31bを通過して芯材31aへ達する不具合が解消
される。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、吸気箱の吸気
筒を通して外部から浸水があっても、その水は防水シー
トによって阻止されて芯材まで達することがないから、
水がエレメントの機能を阻害したり、4行程エンジンま
で吸入されてしまうような不具合を防止できる。また、
その効果を生じさせるための構成が濾材の厚さがやや厚
くなるだけの簡単な構造変更によって得ることができ
る。請求項2の発明によれば、請求項1の発明による効
果が、4行程エンジンの吸気口から波及しエレメントの
内側へ達した吸気負圧によって減殺されることがなくな
る。などの効果がある。
筒を通して外部から浸水があっても、その水は防水シー
トによって阻止されて芯材まで達することがないから、
水がエレメントの機能を阻害したり、4行程エンジンま
で吸入されてしまうような不具合を防止できる。また、
その効果を生じさせるための構成が濾材の厚さがやや厚
くなるだけの簡単な構造変更によって得ることができ
る。請求項2の発明によれば、請求項1の発明による効
果が、4行程エンジンの吸気口から波及しエレメントの
内側へ達した吸気負圧によって減殺されることがなくな
る。などの効果がある。
【図1】本願発明の一実施態様である水上バイクの一部
破断側面図である。
破断側面図である。
【図2】そのII−II断面図である。
【図3】図2中の要部を取り出して示す拡大断面図であ
る。
る。
【図4】通常のエレメントの一部拡大断面図である。
【図5】図3中のエレメントの一部拡大断面図である。
10・・・・水上艇(水上バイク) 11・・・・艇底 12・・・・甲板 13・・・・操向ハンドル 14・・・・シート 15・・・・4行程エンジン 16・・・・ゴムダンパ 17・・・・燃料タンク 17a・・・給油口 18・・・・吸気管 19・・・・排気管 20・・・・推進装置 21・・・・駆動軸 22・・・・プロペラ 23・・・・吸水口 24・・・・噴出口 25・・・・水管 30・・・・吸気箱 31・・・・エレメント 31a・・・芯材 31b・・・防水シート 32・・・・エアクリーナ部 33・・・・緩衝室 34・・・・吸気筒 35・・・・端板 36・・・・シール部材 37・・・・排水孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 35/16 F02M 35/10 301H
Claims (2)
- 【請求項1】エンジンの吸気通路に設けられる濾紙式の
エレメントを、濾材で作られた芯材とその吸気上流側に
配された通気性のよい防水シートで構成してなる水上艇
の吸気装置。 - 【請求項2】4行程エンジンの吸気通路に設けられる濾
紙式のエレメントを、濾材からなる芯材とその吸気上流
側に配された通気性のよい防水シートで構成し、そのエ
レメントを覆う吸気箱内に前記4行程エンジンの吸気管
を開口させるとともに、前記吸気管の開口とエレメント
との間に吸気箱の一部を膨大させて大容量の緩衝室を形
成してなる水上艇の吸気装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001027629A JP2002227732A (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | 水上艇の吸気装置 |
US10/060,986 US6716263B2 (en) | 2001-02-05 | 2002-01-30 | Air suction device for use in surface boat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001027629A JP2002227732A (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | 水上艇の吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002227732A true JP2002227732A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18892253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001027629A Pending JP2002227732A (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | 水上艇の吸気装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6716263B2 (ja) |
JP (1) | JP2002227732A (ja) |
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US7306498B2 (en) | 2005-07-20 | 2007-12-11 | Yamato Giken Kabushiki Kaisha | Outboard motor having air suction device |
JP2014125880A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Hino Motors Ltd | エアクリーナ |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004276886A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-07 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 立乗り型の小型滑走艇 |
US7537645B2 (en) * | 2004-03-24 | 2009-05-26 | Advanced Flow Engineering, Inc. | High flow air filtration system for Dodge truck |
US8677966B2 (en) | 2011-01-20 | 2014-03-25 | Advanced Flow Engineering, Inc. | Air intake flow device and system |
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JPH09324650A (ja) * | 1996-06-07 | 1997-12-16 | Yamaha Motor Co Ltd | クランク室過給式v型エンジン搭載ウォータビークル |
JPH10278877A (ja) * | 1997-04-03 | 1998-10-20 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り式小型船舶 |
JPH11105793A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-04-20 | Suzuki Motor Corp | 船舶用排気冷却装置 |
Family Cites Families (5)
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