JP2002114192A - 小型船舶の内燃機関用吸気装置 - Google Patents

小型船舶の内燃機関用吸気装置

Info

Publication number
JP2002114192A
JP2002114192A JP2000308264A JP2000308264A JP2002114192A JP 2002114192 A JP2002114192 A JP 2002114192A JP 2000308264 A JP2000308264 A JP 2000308264A JP 2000308264 A JP2000308264 A JP 2000308264A JP 2002114192 A JP2002114192 A JP 2002114192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
oil
internal combustion
combustion engine
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000308264A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Masuko
徹也 益子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanshin Kogyo KK filed Critical Sanshin Kogyo KK
Priority to JP2000308264A priority Critical patent/JP2002114192A/ja
Priority to US09/764,949 priority patent/US6672918B2/en
Publication of JP2002114192A publication Critical patent/JP2002114192A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の駆動に伴い大気側の空気がエアフ
ィルタを通過して内燃機関に吸入されるとき、上記エア
フィルタに水滴が降り注いでも、この水滴が上記空気と
共に内燃機関には吸入されないようにし、もって、内燃
機関の発錆を防止し、また、エンジン性能が良好に保た
れるようにする。 【解決手段】 大気側から船体3に搭載された内燃機関
6に向って吸入される空気7を浄化するエアフィルタ2
1を備える。上記空気7を濾過する上記エアフィルタ2
1のエレメント39が、撥水性エレメント39aと耐油
性エレメント39bとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、小型船舶に搭載さ
れてこの小型船舶の推進時に水濡れの可能性が高いエア
フィルタを備えた小型船舶の内燃機関用吸気装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】小型船舶の内燃機関用吸気装置には、従
来より、実用新案登録第2517868号公報にもみら
れるように、大気側から上記内燃機関に向って吸入され
る空気を浄化するエアフィルタを備えたものが提案され
ている。
【0003】上記内燃機関が駆動するときには、大気側
の空気が上記エアフィルタを通過することにより塵埃が
除去されて浄化され、その後、上記内燃機関に吸入され
て燃焼に供され、上記駆動が継続させられる。そして、
上記内燃機関から出力される駆動力により上記小型船舶
が水面上を推進可能とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、小型船舶で
は、これが水面上を推進する場合、この推進により飛散
させられた水滴が上記エアフィルタに降り注ぐことがあ
り、この場合には、上記水滴の一部が上記エアフィルタ
を通過して上記内燃機関に吸入されるおそれがある。そ
して、このように、水滴が内燃機関に吸入されると、こ
の内燃機関が発錆させられ、また、エンジン性能が低下
させられるという不都合を生じる。
【0005】また、上記エアフィルタが空気を濾過する
不織布製のエレメントを備えていて、このエレメントに
親水性がある場合には、上記した水滴によって目詰まり
が容易に生じるおそれがあり、これもエンジン性能を低
下させる原因となって好ましくない。
【0006】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、内燃機関の駆動に伴い大気側の空気がエ
アフィルタを通過して内燃機関に吸入されるとき、上記
エアフィルタに水滴が降り注いでも、この水滴が上記空
気と共に内燃機関には吸入されないようにし、もって、
内燃機関の発錆を防止し、また、エンジン性能が良好に
保たれるようにすることを課題とする。
【0007】また、上記の課題を達成する場合に、エア
フィルタの寿命を向上させると共に、このエアフィルタ
の成形が容易にできるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の小型船舶の内燃機関用吸気装置は、次の如く
である。
【0009】請求項1の発明は、大気側から船体3に搭
載された内燃機関6に向って吸入される空気7を浄化す
るエアフィルタ21を備えた小型船舶において、
【0010】上記空気7を濾過する上記エアフィルタ2
1のエレメント39が、撥水性エレメント39aと耐油
性エレメント39bとを備えたものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、上記撥水性エレメント39aを上記耐油性エレメン
ト39bよりも上記空気7流の上流側に配設し、上記空
気7が大気側から内燃機関6に向って上記撥水性エレメ
ント39aと耐油性エレメント39bとを順次通過する
ようにしたものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項1、もしくは2
の発明に加えて、上記撥水性エレメント39aの厚さ寸
法D1よりも、上記耐油性エレメント39bの厚さ寸法
D2をより大きくしたものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項1から3のうち
いずれか1つの発明に加えて、上記撥水性エレメント3
9aと耐油性エレメント39bを互いに個別に設けたも
のである。
【0014】請求項5の発明は、請求項4の発明に加え
て、上記撥水性エレメント39aと耐油性エレメント3
9bとの間に空隙50を設けたものである。
【0015】請求項6の発明は、請求項4、もしくは5
の発明に加えて、上記撥水性エレメント39aと耐油性
エレメント39bとを共にジグザグ状に屈曲させ、これ
ら各屈曲のピッチPを互いに同じ寸法にしたものであ
る。
【0016】請求項7の発明は、請求項4から6のうち
いずれか1つの発明に加えて、上記撥水性エレメント3
9aと耐油性エレメント39bのそれぞれ少なくとも一
部分を互いに接合させたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0018】(第1の実施の形態)
【0019】図1〜3は、第1の実施の形態を示してい
る。
【0020】図2において、符号1は鞍乗式の滑走艇と
して例示した小型船舶であり、水2に浮かべられてい
る。また、矢印Frは、上記小型船舶1の推進方向の前
方を示している。
【0021】上記小型船舶1の船体3にはこの船体3を
推進させる推進装置4が搭載されている。この推進装置
4は、上記船体3内における閉じられた空間5に設置さ
れる多気筒の内燃機関6と、上記空間5に設置され大気
側の空気7をガソリンである燃料8と共に上記内燃機関
6に吸入可能とさせる吸気装置9と、上記内燃機関6で
の燃料8の燃焼後に上記内燃機関6から排出される排気
10を上記船体3の外部に導出させる排気装置11とを
備えている。
【0022】上記船体3の後部には、ジェット噴射手段
14が支持されている。このジェット噴射手段14は上
記内燃機関6から出力される駆動力により水2を後方に
向って噴射させ、この噴射の反力により、上記小型船舶
1を前方に向って推進させるようになっている。
【0023】図1,3において、上記吸気装置9は、上
記船体3の外部の大気を上記空間5に連通させる連通管
16を備えている。この連通管16を通し船体3の外部
の空気7が上記空間5に導入可能とされ、この空間5は
大気側とされている。
【0024】上記吸気装置9は、上記内燃機関6のシリ
ンダ17から上方に向って延出し、その延出端が自由端
とされる吸気管18と、この吸気管18の長手方向の中
途部に介設されるスロットル弁19と、上記吸気管18
の延出端側とスロットル弁19とをその外方からほぼ全
体的に覆う樹脂製の吸気箱20と、この吸気箱20に連
設され上記内燃機関6に向って吸入される空気7の塵埃
を除去してこの空気7を浄化するエアフィルタ21とを
備えている。
【0025】上記吸気箱20は、この吸気箱20の下部
を構成して上記吸気管18の中途部に支持され皿形状と
される箱基部22と、この箱基部22をその上方から開
閉自在に覆ってこの箱基部22に締結具23により着脱
自在に締結される箱カバー24とを備えている。
【0026】上記エアフィルタ21は、その外殻を構成
する樹脂製のフィルタケース27と、このフィルタケー
ス27の内部に収容されて空気7を濾過して浄化するエ
レメントユニット28とを備えている。
【0027】上記フィルタケース27は、このフィルタ
ケース27の下部を構成し上記吸気箱20の箱基部22
に一体成形されると共に、ブラケット30と締結具31
とによって上記シリンダ17に支持されほぼ水平に延び
るケース基部32と、このケース基部32をその上方か
ら開閉自在に覆ってこのケース基部32に前記締結具2
3により着脱自在に締結されるケースカバー33とを備
えている。
【0028】上記エレメントユニット28は、上記フィ
ルタケース27の内部に配設されて上下方向で互いに対
面しかつ互いに平行に延びる上、下板36,37と、こ
れら上、下板36,37に直交する鉛直軸心38を有し
て上記上、下板36,37の間に挟み付けられ上記空気
7を濾過する筒形状のエレメント39と、このエレメン
ト39に外嵌される筒形状の金網(不図示)と、上記下
板37に一体成形され一端部40が上記上、下板36,
37と筒形状のエレメント39とで囲まれた空間41に
開口し他端部42が上記フィルタケース27の下方に開
口する空気導入管43と、上記上、下板36,37の各
外縁部とこれらに対面する上記フィルタケース27の内
面との間をそれぞれシールする一対のスポンジ製シール
体44,44とを備えている。
【0029】上記の場合、エレメント39はその軸心3
8に沿った視線でみて(平面視で)、ほぼ直方体形状の
環形状とされている。また、上記上、下板36,37は
連結具46により互いに連結され、上記エレメント39
の軸方向の各端面と、これに対面する上記上、下板3
6,37の部分とは樹脂製の接着剤によって、互いに接
着させられている。また、上記金網は、内燃機関6側か
らのバックファイヤーに対する消炎部材とされ、上記エ
レメント39が保護されている。
【0030】上記空気導入管43、空間41、エレメン
ト39、吸気箱20、吸気管18、およびスロットル弁
19の各内部はこの順序で互いに連通させられて、これ
が吸気通路47とされ、この吸気通路47を通し、大気
側である船体3の内部の空間5が上記シリンダ17の吸
気ポート48に連通させられている。
【0031】上記スロットル弁19よりも下流側の吸気
通路47に燃料8を噴射する燃料噴射弁49が設けられ
ている。
【0032】上記内燃機関6が駆動するとき、上記船体
3の空間5における大気側の空気7が上記吸気通路47
を通り上記シリンダ17に吸入される。この際、上記空
気7は上記エレメント39を通過して濾過され塵埃が除
去されて浄化される。この浄化された空気7に燃料噴射
弁49により燃料8が噴射供給され、上記空気7と燃料
8による混合気が上記シリンダ17に吸入されて燃焼に
供され、内燃機関6から駆動力が出力される。
【0033】上記エレメント39は可撓性であって、そ
れぞれ筒形状の撥水性エレメント39aと耐油性エレメ
ント39bとを備え、これら39a,39bは二重筒状
となるよう互いに嵌合しており、上記撥水性エレメント
39aは、上記耐油性エレメント39bよりも上記濾過
される空気7流の上流側(エレメント39の内面側)に
配設されている。このため、上記空気7は大気側から内
燃機関6に向って上記撥水性エレメント39aと耐油性
エレメント39bとを順次通過することとされている。
【0034】上記エレメント39をその軸心38に沿っ
た視線でみて(平面視で)、上記撥水性エレメント39
aと耐油性エレメント39bは共にジグザグ状に屈曲さ
せられており、これにより、それぞれの濾過面積が大き
くされている。また、これら各屈曲のピッチPは互いに
同じ寸法とされている。
【0035】上記撥水性エレメント39aと耐油性エレ
メント39bのそれぞれ少なくとも一部分が互いに圧接
状に接合させられている。より具体的には、上記エレメ
ント39をその外部からみた上記撥水性エレメント39
aの谷折れ部に、上記エレメント39をその内部からみ
た耐油性エレメント39bの山折れ部が圧接状に接合さ
せられている。
【0036】また、上記撥水性エレメント39aの幅寸
法W1は耐油性エレメント39bの幅寸法W2よりも小
さくされている。このため、上記撥水性エレメント39
aと耐油性エレメント39bの互いの接合点のピッチは
上記ピッチPの2倍(2P)とされ、隣り合う両接合点
の間における上記撥水性エレメント39aと耐油性エレ
メント39bとの間にはそれぞれ空隙50が形成されて
いる。また、上記撥水性エレメント39aの厚さ寸法D
1よりも、上記耐油性エレメント39bの厚さ寸法D2
がより大きくされている。
【0037】上記撥水性エレメント39aと耐油性エレ
メント39bは互いに個別に設けられている。より具体
的には、上記撥水性エレメント39aの基材はポリプロ
ピレン製の不織布や濾紙製とされ、この基材に対する撥
水加工として、上記基材の通気性を害しないようこの基
材に酢酸アルミニウムなどの疎水性化合物を沈着させ、
もしくは、上記基材に長鎖脂肪族のように疎水性基をも
つ化合物を化学的に結合させてある。なお、上記基材に
対する撥水加工として、上記基材にシリコン加工をして
もよく、また、上記基材はそれ自在が撥水性を有するも
のであってもよい。
【0038】一方、上記耐油性エレメント39bの基材
は、従来公知のナイロン製の不織布であってそれ自体が
耐油性を有しており、つまり、この耐油性エレメント3
9bの基材は、これに油やガソリンが付着しても、化学
変化や溶融などの不都合が生じることのない性質を有し
ている。なお、上記基材が不織布や濾紙であってこれら
自体が耐油性を有しているか否かにかかわらず、この基
材に耐油加工を施してもよい。
【0039】上記構成によれば、空気7を濾過するエア
フィルタ21のエレメント39が、撥水性エレメント3
9aと耐油性エレメント39bとを備えている。
【0040】このため、内燃機関6の駆動に伴い大気側
の空気7がエアフィルタ21のエレメント39を通過し
て内燃機関6に向って吸入されるとき、小型船舶1の推
進などにより飛散させられた水滴が上記エアフィルタ2
1に降り注いで、この水滴が上記空気7と共に内燃機関
6に吸入されようとしても、上記エレメント39は撥水
性エレメント39aであるため、上記水滴がこの撥水性
エレメント39aを通過することは防止される。
【0041】よって、上記水滴が上記空気7と共に内燃
機関6に吸入されることが防止され、この内燃機関6の
発錆が防止されると共に、エンジン性能が良好なままに
保たれる。
【0042】また、小型船舶1が海水の水面上を推進す
るような場合で、水滴に含まれる塩分が上記エレメント
39の外面に付着して目詰まりが生じがちになる場合に
は、上記締結具23への操作により、上記フィルタケー
ス27のケース基部32からケースカバー33を取り外
して、上記エレメント39をフィルタケース27の外部
に開放させ、その外面側から水洗して塩分を除去すれば
よい。
【0043】上記の場合、エレメント39は撥水性エレ
メント39aを備えているため、この撥水性エレメント
39aに水洗の水が染み込むことは防止され、上記塩分
の除去は容易にできる。
【0044】また、上記エレメント39は耐油性エレメ
ント39bを備えているため、内燃機関6から逆流して
くる油滴やガソリンなどの燃料8が付着しても、化学変
化や溶融等により破損するということが防止されて、そ
の濾過作用が良好に、かつ、長期間にわたり維持され、
もって、エンジン性能が良好なままに保たれる。
【0045】また、前記したように、撥水性エレメント
39aを耐油性エレメント39bよりも上記空気7流の
上流側に配設し、上記空気7が大気側から内燃機関6に
向って上記撥水性エレメント39aと耐油性エレメント
39bとを順次通過するようにしてある。
【0046】このため、上記エレメント39を空気7が
通過するとき、まず、この空気7中の水滴が上記撥水性
エレメント39aにより除去させられることから、上記
耐油性エレメント39bが水滴により目詰まりさせられ
るということが防止される。
【0047】よって、上記耐油性エレメント39bは、
内燃機関6から逆流してくる油滴やガソリンなどの燃料
8に対抗しつつ、その濾過作用が良好に、かつ、長期間
にわたりより確実に維持される。
【0048】また、前記したように、撥水性エレメント
39aの厚さ寸法D1よりも、耐油性エレメント39b
の厚さ寸法D2をより大きくしてある。
【0049】このため、内燃機関6から逆流する油滴や
ガソリン等の燃料8が上記耐油性エレメント39bに付
着して染み込んだとしても、上記耐油性エレメント39
bの厚さ寸法D2が大きい分、これに染み込んだ油等が
この耐油性エレメント39bを通過する空気7流に対抗
しながら上記撥水性エレメント39aにまで到達すると
いうことは抑制される。
【0050】よって、上記撥水性エレメント39aが上
記耐油性エレメント39bからの油等と化学反応して目
詰まりを生じるということが防止され、これは、エアフ
ィルタ21の寿命を向上させるものであって、エンジン
性能上好ましい。
【0051】また、前記したように、上記撥水性エレメ
ント39aと耐油性エレメント39bを互いに個別に設
けてある。
【0052】このため、撥水性や耐油性に合致する所望
の基材をそれぞれ任意に選択でき、かつ、これら各基材
にそれぞれ所望の加工を施すことができ、その分、上記
撥水性エレメント39aと耐油性エレメント39bのそ
れぞれの濾過作用をより向上させることができる。
【0053】また、前記したように、撥水性エレメント
39aと耐油性エレメント39bとの間に空隙50を設
けてある。
【0054】このため、内燃機関6から逆流する油滴や
ガソリンが上記耐油性エレメント39bに付着して染み
込んだときでも、この耐油性エレメント39bから上記
撥水性エレメント39aに上記油等が浸入するというこ
とは上記空隙50によって抑制される。
【0055】よって、上記撥水性エレメント39aが上
記耐油性エレメント39bからの油等と化学反応して目
詰まりを生じるということがより確実に防止され、これ
は、エアフィルタ21の寿命をより確実に向上させるも
のであって、エンジン性能上好ましい。
【0056】また、前記したように、エレメント39は
可撓性であって、その撥水性エレメント39aと耐油性
エレメント39bとを共にジグザグ状に屈曲させ、これ
ら各屈曲のピッチPを互いに同じ寸法にしてある。
【0057】このため、上記撥水性エレメント39aと
耐油性エレメント39bとは、それぞれ平坦な可撓性材
料から所定のジグザグ状に容易に屈曲加工することがで
き、これは加工作業や成形後の形状に大きな制約がある
焼結金属製のエレメント等に比べて、単位体積当りの濾
過面積を容易な作業で十分に大きくすることができる。
【0058】よって、その分、上記エアフィルタ21を
小形、軽量にでき、これは、特に、限られた狭い余剰空
間しか有しない小型船舶1にとって有益である。
【0059】また、上記したように、各屈曲のピッチP
を互いに同じ寸法にしてあるため、上記屈曲の加工が上
記両材料を重ねて同時にできるなど、この加工が容易に
できる。
【0060】よって、上記撥水性エレメント39aと耐
油性エレメント39bの加工が容易にできる分、エアフ
ィルタ21の成形がより容易にできる。
【0061】また、前記したように、撥水性エレメント
39aと耐油性エレメント39bのそれぞれ少なくとも
一部分を互いに圧接状に接合させてある。
【0062】このため、上記撥水性エレメント39aと
耐油性エレメント39bとを個々にみれば、強度や剛性
が低い場合であっても、上記した互いの接合により、別
途の補強材によることなく互いに補強し合うこととな
り、エレメント39の強度や剛性を向上させることがで
きる。
【0063】よって、上記エレメント39は濾過空気7
からの圧力に対し、簡単な構成で対抗できて寿命の向上
が達成され、エンジン性能が良好に保たれる。
【0064】なお、以上は図示の例によるが、推進装置
4は船外機であってもよく、つまり、上記内燃機関6や
エアフィルタ21を船外機に適用してもよい。また、上
記エアフィルタ21における空気7流の流れ方向は図例
とは逆であってもよく、この場合には、エレメント39
の外面側を撥水性エレメント39aで構成し、内面側を
耐油性エレメント39bで構成すればよい。
【0065】また、上記撥水性エレメント39aと耐油
性エレメント39bを互いに同じ厚さ寸法にさせてもよ
く、その各基材を同じ材質にさせてもよい。また、これ
ら撥水性エレメント39aと耐油性エレメント39bと
を接着剤や熱溶着などにより部分もしくは全面接着させ
て、ほぼ全体的に面接触するよう互いに接合させてもよ
い。
【0066】また、上記撥水性エレメント39aと耐油
性エレメント39bの各基材の材質を互いに相違させ
て、これら両基材を化学的な重合により互いに一体成形
させてもよい。
【0067】また、上記エレメント39を通気性の高い
単一のエレメントで構成し、このエレメントの単一の基
材に有機フッ素化合物等の処理を施して撥水性と撥油性
(耐油性)を共に与えるようにしてもよい。
【0068】上記構成によれば、通気性がやや低下する
傾向とはなるが、エレメント39の撥水、耐油の加工が
極めて容易であり、その分、エアフィルタ21の成形が
容易にできる。
【0069】また、上記エレメント39を単一のエレメ
ントで構成し、このエレメントを構成する単一の基材に
おける空気7流の上流側の部分を層状の撥水性エレメン
ト39aとし、下流側の他の部分を層状の耐油性エレメ
ント39bとしてもよい。
【0070】上記構成によれば、エレメント39の成形
に単一の基材で足りることから、エレメント39の構成
が簡単になると共に、このエレメント39の屈曲加工が
容易にでき、その分、エアフィルタ21の構成が簡単に
なると共に、このエアフィルタ21の成形が容易にでき
る。
【0071】また、上記撥水性エレメント39aと耐油
性エレメント39bは、少なくともいずれか一方を波形
状のジグザグ形状としてもよく、この場合、撥水性エレ
メント39aを波形とすれば、その谷折れ部の円弧凹形
状に付着した塩分の除去は、この谷折れ部が三角形の頂
部凹形状であることに比べて容易にできる。
【0072】上記下板37と空気導入管43には、この
空気導入管43の一端部40よりも下側で複数箇所(5
箇所)に水抜き孔52が形成され、これら各水抜き孔5
2は上記エレメント39内の空間41を上記エレメント
ユニット27の下方に貫通させている。
【0073】このため、上記撥水性エレメント39aに
より上記エレメント39を通過することが阻止された水
2が、上記空間41に溜まったときには、この水2は上
記各水抜き孔52を通って上記エレメントユニット27
の下方に排出され、上記エレメント39を通過して内燃
機関6に向うことがより確実に防止される。
【0074】以下の各図は、第2,3の実施の形態を示
している。これら各実施の形態は、前記第1の実施の形
態と構成、作用効果において多くの点で共通している。
そこで、これら共通するものについては、図面に共通の
符号を付してその重複した説明を省略し、異なる点につ
き主に説明する。また、これら各実施の形態における各
部分の構成を、本発明の課題、作用効果に照らして種々
組み合せてもよい。
【0075】(第2の実施の形態)
【0076】図4は、第2の実施の形態を示している。
【0077】これによれば、撥水性エレメント39a
は、前記実施の形態のようにジグザグ状には屈曲させら
れておらず、単なる筒形状とされている。
【0078】上記構成によれば、撥水性エレメント39
aの成形が容易にできて、エアフィルタ21の成形が容
易となる。
【0079】また、上記撥水性エレメント39aの外面
に付着した塩分の除去は容易にできる。
【0080】(第3の実施の形態)
【0081】図5は、第3の実施の形態を示している。
【0082】これによれば、上記撥水性エレメント39
aと耐油性エレメント39bはそれぞれ波形状のジグザ
グ形状とされ、これら39a,39bの各幅寸法W1,
W2は互いにほぼ同じ寸法とされて互いにほぼ全体的に
面接触させられている。
【0083】なお、図5中一点鎖線で示すように、上記
撥水性エレメント39aと耐油性エレメント39bとだ
けではそれ自体の剛性が不十分である場合には、上記撥
水性エレメント39aの内面に不織布製の補強用の他の
エレメント53を接合させてもよい。
【0084】また、上記撥水性エレメント39aと耐油
性エレメント39bとは、第2の実施の形態の撥水性エ
レメント39aのように共に単なる筒形状にしてもよ
い。
【0085】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0086】請求項1の発明は、大気側から船体に搭載
された内燃機関に向って吸入される空気を浄化するエア
フィルタを備えた小型船舶において、
【0087】上記空気を濾過する上記エアフィルタのエ
レメントが、撥水性エレメントと耐油性エレメントとを
備えている。
【0088】このため、内燃機関の駆動に伴い大気側の
空気がエアフィルタのエレメントを通過して内燃機関に
向って吸入されるとき、小型船舶の推進などにより飛散
させられた水滴が上記エアフィルタに降り注いで、この
水滴が上記空気と共に内燃機関に吸入されようとして
も、上記エレメントは撥水性エレメントであるため、上
記水滴がこの撥水性エレメントを通過することは防止さ
れる。
【0089】よって、上記水滴が上記空気と共に内燃機
関に吸入されることが防止され、この内燃機関の発錆が
防止されると共に、エンジン性能が良好なままに保たれ
る。
【0090】また、小型船舶が海水の水面上を推進する
ような場合で、水滴に含まれる塩分が上記エレメントの
外面に付着して目詰まりが生じがちになる場合には、上
記エレメントを、その外面側から水洗して塩分を除去す
ればよい。
【0091】上記の場合、エレメントは撥水性エレメン
トを備えているため、この撥水性エレメントに水洗の水
が染み込むことは防止され、上記塩分の除去は容易にで
きる。
【0092】また、上記エレメントは耐油性エレメント
を備えているため、内燃機関から逆流してくる油滴やガ
ソリンなどの燃料が付着しても、化学変化や溶融等によ
り破損するということが防止されて、その濾過作用が良
好に、かつ、長期間にわたり維持され、もって、エンジ
ン性能が良好なままに保たれる。
【0093】請求項2の発明は、上記撥水性エレメント
を上記耐油性エレメントよりも上記空気流の上流側に配
設し、上記空気が大気側から内燃機関に向って上記撥水
性エレメントと耐油性エレメントとを順次通過するよう
にしてある。
【0094】このため、上記エレメントを空気が通過す
るとき、まず、この空気中の水滴が上記撥水性エレメン
トにより除去されることから、上記耐油性エレメントが
水滴により目詰まりさせられるということが防止され
る。
【0095】よって、上記耐油性エレメントは、内燃機
関から逆流してくる油滴やガソリンなどの燃料に対抗し
つつ、その濾過作用が良好に、かつ、長期間にわたりよ
り確実に維持される。
【0096】請求項3の発明は、上記撥水性エレメント
の厚さ寸法よりも、上記耐油性エレメントの厚さ寸法を
より大きくしてある。
【0097】このため、内燃機関から逆流する油滴やガ
ソリン等の燃料が上記耐油性エレメントに付着して染み
込んだとしても、上記耐油性エレメントの厚さ寸法が大
きい分、これに染み込んだ油等がこの耐油性エレメント
を通過する空気流に対抗しながら上記撥水性エレメント
にまで到達するということは抑制される。
【0098】よって、上記撥水性エレメントが上記耐油
性エレメントからの油等と化学反応して目詰まりを生じ
るということが防止され、これは、エアフィルタの寿命
を向上させるものであって、エンジン性能上好ましい。
【0099】請求項4の発明は、上記撥水性エレメント
と耐油性エレメントを互いに個別に設けてある。
【0100】このため、撥水性や耐油性に合致する所望
の基材をそれぞれ任意に選択でき、かつ、これら各基材
にそれぞれ所望の加工を施すことができ、その分、上記
撥水性エレメントと耐油性エレメントのそれぞれの濾過
作用をより向上させることができる。
【0101】請求項5の発明は、上記撥水性エレメント
と耐油性エレメントとの間に空隙を設けてある。
【0102】このため、内燃機関から逆流する油滴やガ
ソリン等の燃料が上記耐油性エレメントに付着して染み
込んだときでも、この耐油性エレメントから上記撥水性
エレメントに上記油等が浸入するということは上記空隙
によって抑制される。
【0103】よって、上記撥水性エレメントが上記耐油
性エレメントからの油等と化学反応して目詰まりを生じ
るということがより確実に防止され、これは、エアフィ
ルタの寿命をより確実に向上させるものであって、エン
ジン性能上好ましい。
【0104】請求項6の発明は、上記撥水性エレメント
と耐油性エレメントとを共にジグザグ状に屈曲させ、こ
れら各屈曲のピッチを互いに同じ寸法にしてある。
【0105】このため、上記撥水性エレメントと耐油性
エレメントとを、それぞれ平坦な材料から所定のジグザ
グ状に屈曲加工するとき、この加工が上記両材料を重ね
て同時にできるなど、この加工が容易にできる。
【0106】よって、上記撥水性エレメントと耐油性エ
レメントの加工が容易にできる分、エアフィルタの成形
がより容易にできる。
【0107】請求項7の発明は、上記撥水性エレメント
と耐油性エレメントのそれぞれ少なくとも一部分を互い
に接合させてある。
【0108】このため、上記撥水性エレメントと耐油性
エレメントとを個々にみれば、強度や剛性が低い場合で
あっても、上記した互いの接合により、別途の補強材に
よることなく互いに補強し合うこととなり、エレメント
の強度や剛性を向上させることができる。
【0109】よって、上記エレメントは濾過空気からの
圧力に対し、簡単な構成で対抗できて寿命の向上が達成
され、エンジン性能が良好に保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態で、エアフィルタの部分平面
部分破断図である。
【図2】第1の実施の形態で、小型船舶の全体側面図で
ある。
【図3】第1の実施の形態で、図2の3‐3線矢視断面
図である。
【図4】第2の実施の形態で、図1に相当する図であ
る。
【図5】第3の実施の形態で、図1に相当する図であ
る。
【符号の説明】
1 小型船舶 2 水 3 船体 4 推進装置 6 内燃機関 7 空気 8 燃料 9 吸気装置 21 エアフィルタ 27 フィルタケース 28 エレメントユニット 38 軸心 39 エレメント 39a 撥水性エレメント 39b 耐油性エレメント 41 空間 47 吸気通路 50 空隙 W1,W2 幅寸法 P ピッチ D1,D2 厚さ寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 35/024 501 B63H 21/24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大気側から船体に搭載された内燃機関に
    向って吸入される空気を浄化するエアフィルタを備えた
    小型船舶において、 上記空気を濾過する上記エアフィルタのエレメントが、
    撥水性エレメントと耐油性エレメントとを備えた小型船
    舶の内燃機関用吸気装置。
  2. 【請求項2】 上記撥水性エレメントを上記耐油性エレ
    メントよりも上記空気流の上流側に配設し、上記空気が
    大気側から内燃機関に向って上記撥水性エレメントと耐
    油性エレメントとを順次通過するようにした請求項1に
    記載の小型船舶の内燃機関用吸気装置。
  3. 【請求項3】 上記撥水性エレメントの厚さ寸法より
    も、上記耐油性エレメントの厚さ寸法をより大きくした
    請求項1、もしくは2に記載の小型船舶の内燃機関用吸
    気装置。
  4. 【請求項4】 上記撥水性エレメントと耐油性エレメン
    トを互いに個別に設けた請求項1から3のうちいずれか
    1つに記載の小型船舶の内燃機関用吸気装置。
  5. 【請求項5】 上記撥水性エレメントと耐油性エレメン
    トとの間に空隙を設けた請求項4に記載の小型船舶の内
    燃機関用吸気装置。
  6. 【請求項6】 上記撥水性エレメントと耐油性エレメン
    トとを共にジグザグ状に屈曲させ、これら各屈曲のピッ
    チを互いに同じ寸法にした請求項4、もしくわ5に記載
    の小型船舶の内燃機関用吸気装置。
  7. 【請求項7】 上記撥水性エレメントと耐油性エレメン
    トのそれぞれ少なくとも一部分を互いに接合させた請求
    項4から6のうちいずれか1つに記載の小型船舶の内燃
    機関用吸気装置。
JP2000308264A 2000-01-17 2000-10-06 小型船舶の内燃機関用吸気装置 Pending JP2002114192A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000308264A JP2002114192A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 小型船舶の内燃機関用吸気装置
US09/764,949 US6672918B2 (en) 2000-01-17 2001-01-17 Induction system for 4-cycle engine of small watercraft

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000308264A JP2002114192A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 小型船舶の内燃機関用吸気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002114192A true JP2002114192A (ja) 2002-04-16

Family

ID=18788606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000308264A Pending JP2002114192A (ja) 2000-01-17 2000-10-06 小型船舶の内燃機関用吸気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002114192A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004080570A1 (de) * 2003-03-14 2004-09-23 Argo-Hytos Gmbh Belüftungsfilter für einen öltank
JP2005342602A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Nichias Corp 波板積層体フィルタ
JP2007118648A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Yamaha Marine Co Ltd 船外機
US7517265B2 (en) 2006-06-16 2009-04-14 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Outboard motor
US9545983B2 (en) 2014-08-01 2017-01-17 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Jet propelled watercraft

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61159659A (ja) * 1985-01-07 1986-07-19 Hitachi Ltd 電子写真感光体
JPS61268326A (ja) * 1985-05-22 1986-11-27 Nippon Denso Co Ltd 空気清浄用濾材
JP2517868Y2 (ja) * 1989-10-17 1996-11-20 川崎重工業株式会社 小型滑走艇のエンジンに於ける吸気装置
JP2000070635A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Toyo Roki Mfg Co Ltd エアフィルタ
JP2000117022A (ja) * 1998-10-13 2000-04-25 Mitsui Chemicals Inc フィルター

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61159659A (ja) * 1985-01-07 1986-07-19 Hitachi Ltd 電子写真感光体
JPS61268326A (ja) * 1985-05-22 1986-11-27 Nippon Denso Co Ltd 空気清浄用濾材
JP2517868Y2 (ja) * 1989-10-17 1996-11-20 川崎重工業株式会社 小型滑走艇のエンジンに於ける吸気装置
JP2000070635A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Toyo Roki Mfg Co Ltd エアフィルタ
JP2000117022A (ja) * 1998-10-13 2000-04-25 Mitsui Chemicals Inc フィルター

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004080570A1 (de) * 2003-03-14 2004-09-23 Argo-Hytos Gmbh Belüftungsfilter für einen öltank
JP2005342602A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Nichias Corp 波板積層体フィルタ
JP2007118648A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Yamaha Marine Co Ltd 船外機
US7524223B2 (en) 2005-10-25 2009-04-28 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Outboard motor
US7517265B2 (en) 2006-06-16 2009-04-14 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Outboard motor
US9545983B2 (en) 2014-08-01 2017-01-17 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Jet propelled watercraft

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7163574B2 (en) Evaporative emissions filter
WO2011077898A1 (ja) 過給機付き自動二輪車
JP4442740B2 (ja) 船舶推進機の吸気装置
JPH11245895A (ja) 小型滑走艇の排気装置
JP2002114192A (ja) 小型船舶の内燃機関用吸気装置
JP3524289B2 (ja) 船艇推進装置の吸気系の水吸入防止構造
JPH02504412A (ja) 船舶用エンジンの排気マフラ装置
US20120210687A1 (en) Filter for internal combustion engines
CN111051110B (zh) 工程机械
JP2002155721A (ja) 小型船舶の推進装置におけるブリーザ装置
JP3983153B2 (ja) 小型艇の吸気構造
JP2002161737A (ja) エンジンにおける排気浄化装置、およびこの装置を搭載した小型船舶
US8469754B1 (en) Outboard motor
US6881109B2 (en) Jet-propulsion watercraft
US20050022490A1 (en) Vehicle air cleaner
JP2003002292A (ja) 水ジェット推進艇用エンジンの吸気装置
JP2002227732A (ja) 水上艇の吸気装置
JPH09203316A (ja) 船舶用エンジン
KR20090052451A (ko) 디젤엔진용 연료필터
US8764501B1 (en) Outboard motor
US6089202A (en) Air-supply module for internal combustion engine
JP2014034941A (ja) 作業機用エンジンのエアクリーナ
JP2003027948A (ja) 熱交換器
JP5021738B2 (ja) 自動車に用いられる燃料タンク
JP3821671B2 (ja) 小型滑走艇用エンジンのセンサ配置構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070516

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110425