JPS61268326A - 空気清浄用濾材 - Google Patents

空気清浄用濾材

Info

Publication number
JPS61268326A
JPS61268326A JP10988385A JP10988385A JPS61268326A JP S61268326 A JPS61268326 A JP S61268326A JP 10988385 A JP10988385 A JP 10988385A JP 10988385 A JP10988385 A JP 10988385A JP S61268326 A JPS61268326 A JP S61268326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
air
layer
filter body
inflow side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10988385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0232928B2 (ja
Inventor
Toshiaki Nakayama
利明 中山
Tokio Kohama
時男 小浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP10988385A priority Critical patent/JPS61268326A/ja
Publication of JPS61268326A publication Critical patent/JPS61268326A/ja
Publication of JPH0232928B2 publication Critical patent/JPH0232928B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば自動車内燃機関用の空気清浄器に用いら
れる空気清浄用濾材に関するものである。
(従来の技術) 従来この種の濾材としては実開昭55−126916号
公報の明細書および図面に記載されたものがある。
これは濾紙の空気流出側に撥水加工を行ない、耐水性を
向上させたものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、この従来例のものでは、濾紙の空気流入側には
撥水加工が施されていないため、流入側に捕捉されたダ
ストは濾紙に水が付着した場合には水は枦祇の流出側ま
で侵入することになり、該水の侵入と一緒にダストも該
流出側に至り、従ってエアブロ−によるダストの除去が
十分に行なわれにくくなる。更に、濾紙であるため、吸
水により脆くなる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、不織布層の少なくとも空気流入側に撥水加工
を行なったものである。
(作用) 本発明では、水がある程度不織布層内に侵入しても該層
の空気流出側までは侵入せず、従ってダストが空気流出
側へ呼び込まれることをがなり防ぐことができる。また
、水と一緒にダストが空気流入側で流れ落ちるのを期待
できる。更に、不織布層は濾紙に比べて耐水性が高い。
(発明の効果) 従って、本発明によれば、濾材の製品寿命を長くするこ
とができる。
(実施例) 第1図(a)に本発明の濾材の縦断面図を示す。
この実施例では濾材の流入側にあたる上層8c、を形成
する繊維層として繊維径0.7〜3デニール、空隙率約
88%、目付蓋25g/cdのボリュステル繊維からな
るスパンポンド型繊維層を用いた。
また中間層8C2を形成する繊維層としては、繊維径1
デニールのレーヨン50%、繊維)11.25デニール
のポリエステルからなる目付量50 glrdの混合繊
維層を用いた。流出側にあたる下層8c。
を形成する繊維層としては、繊維径1デニールのレーヨ
ン50%、繊維径1.25デニールのポリエステル35
%、繊維径1.5デニールのポリオレフィン15%から
なる目付量40 glrdの混合繊維を用いた。これら
3種類の繊維層を上、中、下の三層に積層し、周知のニ
ードルパンチ法で結合して繊維集積体とした。この得ら
れた繊維集積体の厚さは約6mmであった。次に撥水剤
として、アクリル酸パーフルオロエステルを用いると共
に、結合剤としてアクリル酸エステル−酢酸ビニル共重
合物を混合して用い、溶媒に水を用いた濃度20%の結
合剤と撥水剤との混合液を浸漬法にて上記繊維集積体に
175 g/cd含浸せしめた、その後8C3の表面側
より垂直の方向に温度110℃、温度10%の乾燥空気
を下層8c3の表面1rdあたり22rtr/分の風量
で0.1時間吹きつけ、溶媒を蒸発させた。これにより
濾材を製造した。この濾材の厚さは0.45 mmであ
り、その上層1の空隙率は78%であった。また中間層
2の空隙率は93.4%でり、下層3の空隙率は92%
であった。
本発明の上記実施例では、密度勾配型の濾材令体に密度
勾配を持った撥水加工が施こされた。即ち、第1図(b
)のごとく空気流入側の上層8cl(粗層)から空気流
出側の下層8c3(密層)に至るに従って次第に密度が
濃くなるようにI8水加工しである。これにより、第3
図に示す様なエアクリーナl内にインレット3より水が
侵入し濾過体8に付着しても、上記濾過体8の濾材8c
において、空気流入側のIB水剤添加は少なく、空気流
出側(クリーンサイド)の撥水剤の密度が濃い(添加量
が多い)ので、濾過体8にはある程度侵入するもののク
リーンサイドまでは侵入せず、水は濾過体8を伝わって
、ダストパン13上に流れ落ちる。この結果、濾過体8
の空気流入側は常に水で清掃されるため、濾過体8の清
掃期間が延長できる。
その上、濾過体8の空気流出側(クリーンサイド)は、
撥水剤の密度が濃いため、この撥水剤により細かいダス
トのもつ静電力が中和されるので、第4図に示す如<、
撥水加工を行なっていない不織布製多層密度勾配型濾材
(従来品)に比べて払い落し率が向上され、エアプロー
清掃性が向上し、製品寿命が大幅に延長できる。
すなわち、本発明の密度勾配型の不織布において、静電
力の強い細かいダストは、濾過体8の空気流出側の密層
にいく程多く捕捉されているので、撥水剤も密層側にい
く程密度が濃くなるよう密度勾配をもって撥水加工しで
あるのである。
なお、第2図および第3図において、8aは端、 板、
8bは孔あき中心筒、4はアウトレット、5は支持脚、
6はパツキン、7は固定ねし、9は施′回羽根、10は
パツキン、11はダスト飛散防止用のリング板、12は
パツキン、14は除しん弁。
を各々示している。
第5図に本発明の他の実施例を示す。この実施例では、
多層構造の密度勾配型の不織布濾材の空気流入側(ダス
ティサイド)の粗層に、該粗層の空気流入側から空気流
出側に至るに従って次第に密度が濃くなるように密度勾
配を持たせた撥水加工を施こした。
この時の効果を下記に示す。前記実施例で説明した様に
、細かいダストは本発明の密度勾配型濾材では、はとん
ど密度側に付着しているので、その密層側を撥水加工に
より静電力を弱めることにより、エアブロ−清掃性を向
上したが、100%完全には付着ダストを除去できない
しかし、水洗い清掃ではほぼ100%除去可能となる。
このため、本実施例では密層部分を撥水加工しないので
、濾過体8を水洗いする時に容易に密層へ水が侵入し、
細かいダストをほぼ100%除去できる。
この様に、本実施例では、前記実施例の撥水加工により
メリットを失わずに、水洗い清掃性を向上し、さらに製
品寿命を延長することができる。
なお、本発明において、不織布製濾材の空気流入側にの
み撥水加工を行なってもよく、この場合には細かいダス
トが溜まる空気流出側より水洗することが可能である。
また、本発明において、I8水剤は次のようなものを用
いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例を示す断面図、第1図
(b)は第1図(a)の濾材における撥水剤の密度勾配
状態を示すグラフ、第2図は本発明濾材を用いたが過エ
レメントを示す一部破断斜視図、第3図は第2図のが過
エレメントを組付けた空気清浄器を示す断面図、第4図
は本発明の効果の説明に供する特性図、第5図(a)は
本発明の他の実施例を示す断面図、第5図(b)は第5
図(a)の濾材における撥水剤の密度勾配状態を示すグ
ラフである。 8c・・・濾材、8c1・・・上層、8c2・・・中間
層、8c。 ・・・下層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)不織布層の少なくとも空気流入側に撥水加工を行
    なったことを特徴とする空気清浄用濾材。
  2. (2)多層構造でかつ密度勾配を有した不織布層を有し
    、空気流入側の粗層から空気流出側の密層に至るに従っ
    て次第に密度が濃くなるよう撥水加工したことを特徴と
    する空気清浄用濾材。
  3. (3)多層構造でかつ密度勾配を有した不織布層を有し
    、空気流入側の粗層において該粗層の空気流入側から空
    気流出側に至るに従って次第に密度が濃くなるよう撥水
    加工をしたことを特徴とする空気清浄用濾材。
JP10988385A 1985-05-22 1985-05-22 空気清浄用濾材 Granted JPS61268326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10988385A JPS61268326A (ja) 1985-05-22 1985-05-22 空気清浄用濾材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10988385A JPS61268326A (ja) 1985-05-22 1985-05-22 空気清浄用濾材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61268326A true JPS61268326A (ja) 1986-11-27
JPH0232928B2 JPH0232928B2 (ja) 1990-07-24

Family

ID=14521575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10988385A Granted JPS61268326A (ja) 1985-05-22 1985-05-22 空気清浄用濾材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61268326A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107420U (ja) * 1987-12-28 1989-07-20
JPH01122824U (ja) * 1988-02-03 1989-08-21
JP2002114192A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Sanshin Ind Co Ltd 小型船舶の内燃機関用吸気装置
JP2002227732A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Yamato Giken Kk 水上艇の吸気装置
JP2006289174A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Nitto Denko Corp 吸気フィルタ濾材およびその使用方法
JP2013505122A (ja) * 2009-09-16 2013-02-14 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 塵集積容量が向上しかつ高湿度環境に対する抵抗性が向上した空気濾過媒体
JP2018069152A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 日進技研株式会社 空気清浄用フィルター装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301121A (ja) * 2003-03-20 2004-10-28 Ambic Co Ltd 内燃機関用不織布エアーフィルター

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52159464U (ja) * 1977-05-10 1977-12-03
JPS5349383A (en) * 1976-11-17 1978-05-04 Kureha Seni Kk Filter element of air cleaner for internal combustion engine
JPS5440789A (en) * 1977-09-06 1979-03-30 Sekisui Plastics Method of expansion or contraction wrapping by expansible and contractible sheet
JPS5811624U (ja) * 1981-07-15 1983-01-25 三菱電機株式会社 空調装置
JPS6314886U (ja) * 1986-07-15 1988-01-30

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1070037A (en) * 1974-09-23 1980-01-15 E.I. Du Pont De Nemours And Company Anti-offset compositions that minimize toner adhesion to xerographic fuser roll

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5349383A (en) * 1976-11-17 1978-05-04 Kureha Seni Kk Filter element of air cleaner for internal combustion engine
JPS52159464U (ja) * 1977-05-10 1977-12-03
JPS5440789A (en) * 1977-09-06 1979-03-30 Sekisui Plastics Method of expansion or contraction wrapping by expansible and contractible sheet
JPS5811624U (ja) * 1981-07-15 1983-01-25 三菱電機株式会社 空調装置
JPS6314886U (ja) * 1986-07-15 1988-01-30

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107420U (ja) * 1987-12-28 1989-07-20
JPH0522244Y2 (ja) * 1987-12-28 1993-06-08
JPH01122824U (ja) * 1988-02-03 1989-08-21
JP2002114192A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Sanshin Ind Co Ltd 小型船舶の内燃機関用吸気装置
JP2002227732A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Yamato Giken Kk 水上艇の吸気装置
JP2006289174A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Nitto Denko Corp 吸気フィルタ濾材およびその使用方法
JP2013505122A (ja) * 2009-09-16 2013-02-14 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 塵集積容量が向上しかつ高湿度環境に対する抵抗性が向上した空気濾過媒体
JP2018069152A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 日進技研株式会社 空気清浄用フィルター装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0232928B2 (ja) 1990-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6811588B2 (en) High capacity hybrid multi-layer automotive air filter
CA1200512A (en) Filter
US4976858A (en) Multi-layer filter medium
US20070175192A1 (en) Pleated hybrid air filter
JP2022130511A (ja) 触媒的混合マトリックス膜層を含む多層複合体
JPS61268326A (ja) 空気清浄用濾材
US5308508A (en) High capacity filter media, method of use in filtration and method of formation
JP3105587B2 (ja) エアクリーナ用濾材
JP3112927B2 (ja) 浄水器
JP3573861B2 (ja) エアクリーナー用濾材及びその製造方法
JP2864247B2 (ja) エアーフィルター用濾材
JPH08243330A (ja) ろ過装置
JPH11165010A (ja) 筒状フィルタ
JPH06108820A (ja) 耐熱性フィルタ
JP2521111B2 (ja) 内燃機関のエアクリ―ナ―用濾材およびその製造方法
JPS6229048Y2 (ja)
RU2006653C1 (ru) Фильтрующий элемент воздухоочистителя двигателя внутреннего сгорания
EP1179626B1 (de) Filtermedium
JP2531486B2 (ja) 無機質粒子が分散した排液を処理する濾材
JPH046801Y2 (ja)
JPH0154085B2 (ja)
JPH0245484B2 (ja) Rozai
KR100352506B1 (ko) 공기청정용 필터 여재 및 그 제조방법
JP3677367B2 (ja) 筒状フィルタ
JPH0715147U (ja) ダイカストマシン用ミスト濾過フィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term