JP2002227312A - コンクリート構造物の連結構造及び連結金具 - Google Patents

コンクリート構造物の連結構造及び連結金具

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JP2002227312A
JP2002227312A JP2001021401A JP2001021401A JP2002227312A JP 2002227312 A JP2002227312 A JP 2002227312A JP 2001021401 A JP2001021401 A JP 2001021401A JP 2001021401 A JP2001021401 A JP 2001021401A JP 2002227312 A JP2002227312 A JP 2002227312A
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concrete
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Shigeru Takashima
茂 高島
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Kaieitechno Co Ltd
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Kaieitechno Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 分割して製造した複数のコンクリート部材を
適切に連結できると共に、美観の優れたコンクリート構
造物の連結構造とそれに用いられる連結金具を提供す
る。 【解決手段】 先端の雄螺子部11が連結端面から突出
するように一方のコンクリート部材に埋設された第1ア
ンカー鉄筋10と、他方のコンクリート部材に埋設され
た第2アンカー鉄筋20と、一端に第1アンカー鉄筋1
0の先端が遊挿可能な連通孔33を有し、他端に第2ア
ンカー鉄筋20の先端が取付可能な雌螺子穴36を有
し、第2アンカー鉄筋20に取付けられた状態で、連結
端面の近傍位置に内部空間32の前面開口が露出するよ
うに他方のコンクリート部材に埋設された連結部材30
と、連結部材30の連通孔33に挿入されて内部空間内
に露出した第1アンカー鉄筋10の雄螺子部11に締付
ナット40が締付けられていて、両コンクリート部材が
それぞれの連結端面に押圧力を付勢して連結されて成
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分割して製造した
複数のコンクリート部材を連結したコンクリート構造物
の連結構造とそれに用いられる連結金具に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来からコンクリート構造物は、品質の向
上や現場における施工時間の短縮を目的として、工場で
製造したコンクリート部材を施工現場において連結して
構築するようになってきた。さらに、コンクリート構造
物が暗渠構造等の複雑な形状を成すものは、製造用型枠
等の内部構造が複雑化すると共にそれに付随する工場設
備の投資が大きくなることや、施工上の利便性等を考慮
して、複数の構成部材に分割製造して施工現場又は工場
において組立一体化したものがある。例えば、中型から
大型の暗渠ブロックは、予め工場において断面下向きコ
の字形の上ブロックと断面上向きコの字形の下ブロック
とに分割製造されていて、工場又は施工現場において上
下ブロックを相対するように組合わせ、両ブロック端部
の対応する位置に設けられた連結部を相互に連結して一
体化している。このような暗渠ブロック等の連結として
は、従来から図15に示す溶接による連結や連結金具を
用いた連結が多用されている。
【0003】図15に示すUCは、予め工場で分割して
製造した下ブロック1と上ブロック2を止水パッキンp
aを介して連結する暗渠ブロックであり、両ブロック
1,2の連結部近傍には、間隔をおいて設けた各凹陥部
3内にブロック内部に埋設したアンカー鉄筋4の先端部
が露出している。図左下の引出線に示すものは両ブロッ
クを溶接により連結する構造を示しており、この暗渠ブ
ロックUCを連結する際には、相対するアンカー鉄筋
4,4の先端部を互いに突き合わせるように組み合わ
せ、この先端部を前面側,背面側に分割した銅の当金5
f,5rで囲み、シールドガス(炭酸ガス)の雰囲気中
で個々に溶接して両ブロックを連結している。
【0004】また、図右下の引出線に示すものは、両ブ
ロックに埋設されたアンカー鉄筋4の先端部に雄螺子部
4nが形成されていて、相対するアンカー鉄筋4,4を
螺子構造を備えた連結金具を用いて両ブロックを連結す
る構造を示している。この連結に用いられる連結金具
は、前後に貫通形成された開口部6kを有し両端にアン
カー鉄筋の雄螺子部の挿入孔6hを有する四角枠状の連
結部材6と、2個の締付ナット7から構成されている。
この暗渠ブロックUCを連結する際には、相対するアン
カー鉄筋4,4の雄螺子部を連結部材6の挿入孔6hに
挿入し互いに突き合わせるように組み合わせ、連結部材
6の開口部6k内に露出した両アンカー鉄筋4,4の雄
螺子部4n,4nにそれぞれ締付ナット7,7を締付け
て両ブロックを連結している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、溶接に
よる連結では、それぞれのアンカー鉄筋4,4の先端部
を溶接するだけであるため、両ブロック1,2の連結面
tに押圧力を加えて連結することができず、挟設した止
水パッキンpaが止水機能を十分発揮することが望めな
いうえ、溶接作業に至っては、作業者個々の能力や施工
現場における天候等により分割製品の連結状態を均一に
することが困難であった。また、前記連結金具による連
結では、両ブロックの連結状態を均一にすることには有
用ではあるが、前述の溶接による連結と同様に、両ブロ
ックの連結端面に設けた凹陥部内にアンカー鉄筋の先端
部を露出させて相対する両先端部を連結しているので、
連結作業を行うための凹陥部が大型化して、連結後に同
部に充填する硬化材の量が増加して不経済なものである
と共に、連結箇所の目立つ見栄えの良くないコンクリー
ト構造物にならざるを得なかった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、分割して製造した複数
のコンクリート部材を適切に連結できると共に、美観の
優れたコンクリート構造物の連結構造とそれに用いられ
る連結金具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコンクリート構造物の連結構造は、連結す
る双方のコンクリート部材内にそれぞれ連結用のアンカ
ー鉄筋を埋設し、相対するアンカー鉄筋を連結すること
により、両コンクリート部材を連結一体化して成るコン
クリート構造物の連結構造であって、先端の雄螺子部が
連結端面から突出するように一方のコンクリート部材に
埋設された第1アンカー鉄筋と、それぞれが一定間隔を
おいて略平行に配設されて他方のコンクリート部材に埋
設された少なくとも2本以上の第2アンカー鉄筋と、一
端に前記第1アンカー鉄筋の先端が遊挿可能な連通孔を
有し、該連通孔に係止面を介して連通し前面に開口形成
された内部空間を有し、他端に前記第2アンカー鉄筋の
先端が取付可能な雌螺子穴を有し、前記第2アンカー鉄
筋に取付けられた状態で、前記連通孔が連結端面の近傍
位置に露出すると共に、連結端面の近傍位置に設けられ
た凹陥部内で内部空間の前面開口が露出するように他方
のコンクリート部材に埋設された連結部材と、前記第1
アンカー鉄筋の雄螺子部に対応する締付ナットとを備
え、前記連結部材の連通孔に挿入されて内部空間内に露
出した第1アンカー鉄筋の雄螺子部に締付ナットが締付
けられていて、両コンクリート部材がそれぞれの連結端
面に押圧力を付勢して連結されて成ることを特徴として
いる。
【0008】この連結構造によれば、第1アンカー鉄筋
と第2アンカー鉄筋とを連結する連結部材が、予め第2
アンカー鉄筋に取付けられた状態でコンクリート部材に
埋設されているため、連結作業を行うための作業スペー
スとなる凹陥部の大きさを従来に比べて小さくすること
ができ、連結後の凹陥部に充填する硬化材の容積を少な
くすることができると共に、連結箇所の目立たない美観
の優れたコンクリート構造物を提供することができる。
また、少なくとも2本以上の第2アンカー鉄筋が一定間
隔をおいて略平行に配設されているため、連結後のコン
クリート構造物に外力が加わった際に、連結部に作用す
る外力をコンクリート構造物内部の広範囲に分散するこ
とができるので、全体として剛性の高い連結構造を得る
ことができる。
【0009】また、第1アンカー鉄筋の雄螺子部の後端
寄りに設けた平坦面を一方のコンクリート部材の連結端
面と略面一に配置し、前記連結部材の一端面を他方のコ
ンクリート部材の連結端面と略面一に配置することによ
り、締付ナットを第1アンカー鉄筋に締付けると第1ア
ンカー鉄筋の平坦面と連結部材の一端面が当接するた
め、締付作業において過度の締付による両コンクリート
部材の連結端面の破壊を防止することができると共に、
締付け強度の管理を容易に行うことができ、両コンクリ
ート部材の連結端面に適正な押圧力を付与して連結する
ことができる。
【0010】また、本発明の連結金具は、連結する双方
のコンクリート部材内にそれぞれ連結用のアンカー鉄筋
を埋設し、相対する各アンカー鉄筋を連結することによ
り、両コンクリート部材を連結一体化して成るコンクリ
ート構造物の連結構造に用いる連結金具であって、先端
の雄螺子部が連結端面の近傍位置に露出するように一方
のコンクリート部材に埋設される第1アンカー鉄筋と、
一定間隔を置いて略平行に配置され、各々の先端の雄螺
子部が連結端面の近傍位置に配置されるように他方のコ
ンクリート部材に埋設される少なくとも2本以上の第2
アンカー鉄筋と、一端に前記第1アンカー鉄筋の先端が
遊挿可能な連通孔を有し、該連通孔に係止面を介して連
通すると共に前面に開口形成された内部空間を有し、他
端に前記第2アンカー鉄筋の先端が取付可能な雌螺子穴
を有し、前記第2アンカー鉄筋に取付けられた状態で、
前記連通孔が連結端面の近傍位置に露出するように他方
のコンクリート部材に埋設される連結部材と、前記連結
部材の貫通孔に挿入されて内部空間内に露出した第1ア
ンカー鉄筋の雄螺子部に螺合される締付ナットとを備え
ることを特徴としている。
【0011】この連結金具によれば、相対するアンカー
鉄筋の埋設位置の誤差に関わらず、その誤差を吸収して
相互に連結するコンクリート部材の組合わせ作業を円滑
に行うことができ、両コンクリート部材を連結する際に
は、連結部材の連通孔に挿入されて内部空間内に露出し
た第1アンカー鉄筋の雄螺子部に締付ナットを締付ける
だけの熟練を要さない簡単な締付作業を行うことで、極
めて容易に、且つ短時間のうちに両コンクリート部材を
連結することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1乃至図8は、本発明の連結金
具とそれを用いた連結構造の一実施態様を示すもので、
図1は連結金具の説明図、図2は図1の連結金具の分解
斜視図、図3は図1の連結金具を用いた連結構造の一実
施態様の説明図、図4は図3に示した暗渠ブロックの分
解斜視図、図5及び図6は図3に示した暗渠ブロックの
一部を破断した断面図、図7は図5の一部拡大断面図、
図8は図6の拡大参考図、図9乃至図12は本発明の連
結金具を用いた連結構造の別の実施態様を示すもので、
図9は図1の連結金具を用いた連結構造の別の実施態様
の説明図、図10は図9に示した暗渠ブロックの分解斜
視図、図11は図9に示した暗渠ブロックの一部を破断
した断面図、図12は図11の拡大参考図、図13及び
図14は連結金具の変更態様を示す分解斜視図である。
【0013】本発明の連結金具50は、図1及び図2に
示すように、1本の第1アンカー鉄筋10と2本の第2
アンカー鉄筋20と連結部材30と締付ナット40とか
ら構成されていて、第1アンカー鉄筋10及び第2アン
カー鉄筋20は、何れもその先端に雄螺子部11,21
が設けられている。連結部材30は、前面に開口し締付
ナット40を収容可能な内部空間32を有する基部31
と、基部31の両側に設けられた第2アンカー鉄筋20
の取付部35とが一体形成され、基部31の一端には第
1アンカー鉄筋10の先端の外形より僅かに大きな口径
を有する連通孔33が係止面34を介して内部空間32
に貫通形成され、基部31の他端を含む取付部35には
前記第2アンカー鉄筋20の雄螺子部21に対応する雌
螺子穴36が設けられている。締付ナット40は、前記
第1アンカー鉄筋10の雄螺子部11に対応する雌螺子
孔41を有し、その外形は前記連結部材30の内部空間
32の内周面よりも小さく形成されている。
【0014】第1アンカー鉄筋10及び第2アンカー鉄
筋20は、何れも異形棒鋼の先端に六角ボルトを摩擦圧
接により固着したものを用いているが、第1アンカー鉄
筋10として図中引出線に示すように、転造ネジ加工等
の機械加工により異形棒鋼の先端に雄螺子部を形成した
アンカー鉄筋10aと、この雄螺子部に対応した雌螺子
孔を有するナット10bとを用いても良く、また、第2
アンカー鉄筋20として第1アンカー鉄筋10の変形例
と同様に異形棒鋼の先端に雄螺子部を形成したアンカー
鉄筋20aとナット20bとを用いることもできる。勿
論、各アンカー鉄筋のボルト頭部の外面形状を図示以外
の形状とするか、又は、前記変形例であるナットの外面
形状も図示以外の形状としても良い。
【0015】図3乃至図8は前記連結金具50を用いた
連結構造の一実施態様を示す図で、図中符号B1に示す
暗渠ブロックは、下部ブロック150と上部ブロック1
60とを連結金具50を介して連結一体化して構成され
ており、この連結金具50は暗渠ブロックB1の側壁の
略中央にそれぞれ間隔をおいて3箇所づつ配設されてい
る。尚、下部ブロック150及び上部ブロック160
は、あらかじめ工場で製造されたプレキャストコンクリ
ート製であり、両ブロック150,160の内部には、
何れも主鉄筋156,166及び配力鉄筋157,16
7等により各々のブロックと相似形に組立てられて成る
内部補強鉄筋155,165がそれぞれ内蔵されてい
る。
【0016】下部ブロック150は、底版151とその
両側に立設された側壁部152とから断面略U字形に形
成され、左右側壁部152のそれぞれの内部には第1ア
ンカー鉄筋10が間隔をおいて3箇所づつ埋設されてい
る。この第1アンカー鉄筋10は、下部ブロック150
製造時において側壁部152内部の所定位置に予め埋設
されたものであり、側壁部152に内蔵されている主鉄
筋156と略平行となるように配置されていて、その雄
螺子部11は側壁部152の端面152tに突設し、雄
螺子部11の終端に設けられた平坦面11tは側壁部1
52の端面152tと略同一面上に配置されている。
【0017】上部ブロック160は、頂版161とその
両側に垂設された側壁部162とから断面略逆U字形に
形成され、左右側壁部162のそれぞれの内部には2本
の第2アンカー鉄筋20とこの両第2アンカー鉄筋20
に取付けられた連結部材30とが前記下部ブロック15
0の第1アンカー鉄筋10と相対する位置に埋設されて
いる。この第2アンカー鉄筋20と連結部材30は、上
部ブロック160製造時において側壁部162内部の所
定位置に予め埋設されたものであり、間隔をおいて略平
行に配置された2本の第2アンカー鉄筋20は、側壁部
162に内蔵されている主鉄筋166と略平行となるよ
うに配置され、各々の雄螺子部21は連結部材30の雌
螺子穴36に螺合されていて、この2本の第2アンカー
鉄筋20が取付けられた連結部材30は、一端の連通孔
33が側壁部162の端面162t側に露出すると共
に、側壁部162の端面162t及び外側面162sに
開口するように形成された凹陥部163内で内部空間3
2の前面開口が露出するように配置されている。
【0018】第1アンカー鉄筋10及び第2アンカー鉄
筋20の太さや長さは、連結後の連結箇所に作用する外
力により適宜選択されるが、下部ブロック150に対す
る第1アンカー鉄筋10の定着力と上部ブロック160
に対する2本の第2アンカー鉄筋20の定着力とが略同
等になるように構成されている。つまり、図に示すよう
に、第2アンカー鉄筋は一定間隔をおいて略平行に複数
本配設されているので、第2アンカー鉄筋単体の大きさ
を第1アンカー鉄筋よりも小さいものを用いても所期の
定着力を得ることができると共に、連結部に作用する外
力を上部ブロック内部の広範囲に分散することができ
る。
【0019】この連結金具50による下部ブロック15
0と上部ブロック160の連結作業時には、まず、下部
ブロック150の側壁端面152tに突出された第1ア
ンカー鉄筋10の先端と上部ブロック160の側壁端面
162tに配置された連結部材30の連通孔33とを相
対するように両ブロックを向かい合せ、第1アンカー鉄
筋10の雄螺子部11を連結部材30の連通孔33に挿
入し、下部ブロック150の側壁端面152tと上部ブ
ロック160の側壁端面162tを当接するように下部
ブロック150と上部ブロック160とを組合せる。
【0020】このとき、連結部材30の連通孔33は第
1アンカー鉄筋10の先端の外形より僅かに大きな口径
に形成されているので、連結部材30の連通孔33の内
周面と第1アンカー鉄筋10の雄螺子部11の外面との
間には間隙が形成され、両ブロックに対する連結金具5
0の埋設位置に多少の誤差が生じた場合でも、この誤差
を前記間隙が吸収して両ブロックを適正に組合せること
ができる。また、下部ブロック150の側壁端面152
tと上部ブロック160の側壁端面162tとに互いに
嵌合する凹凸部を設けておくか、或いは下部ブロック1
50の側壁端面152tと上部ブロック160の側壁端
面162tとにそれぞれ凹部を形成し、各々の凹部に嵌
合する剪断ピンを介在させれば、両ブロックの組合せ作
業を容易に行うことができると共に、連結後の暗渠ブロ
ックの連結箇所近傍における耐剪断力を向上することが
できる。
【0021】次いで、両ブロックを組合せることにより
連結部材30の内部空間32内に突出した第1アンカー
鉄筋10の雄螺子部11に締付ナット40を螺合し、締
付ナット40の外面にスパナ等の工具を係合して締付ナ
ット40の一端面と連結部材30の係止面34が当接す
るまで締付ける。勿論、連結部材30の連通孔33と第
1アンカー鉄筋10の雄螺子部11との間に形成される
間隙の大きさによっては、締付ナット40と連結部材3
0の係止面34との間に図示省略の座金を介在させてお
くこともできる。この締付作業は連結部材30が配置さ
れた上部ブロック160の凹陥部163内において行わ
れるが、連結部材30には予め第2アンカー鉄筋20が
取付けられているため、凹陥部163は連結部材30の
内部空間32が露出するだけの開口面積を有していれば
良いので、この締付作業の作業スペースとなる凹陥部を
従来と比較して小さくできる。
【0022】この後さらに締付を継続すると、第1アン
カー鉄筋10と連結部材30とは図中矢符P1に示す方
向に相互に引き寄せられる。即ち、この締付によって、
第1アンカー鉄筋10と連結部材30に取付けられた第
2アンカー鉄筋20とに相互に引き寄せる方向に引張力
が発生するので、下部ブロック150と上部ブロック1
60とを互いに引寄せて、第1アンカー鉄筋10と各第
2アンカー鉄筋20とが強固に連結され、両ブロックの
連結面である下部ブロック150の側壁端面152tと
上部ブロック160の側壁端面162tは隙間無く圧接
される。
【0023】第1アンカー鉄筋10の雄螺子部11の終
端に設けられた平坦面11tは下部ブロック150の側
壁端面152tと略同一面上に配置され、連結部材30
の一端面30tは上部ブロック160の側壁端面162
tと略同一面上に配置されているので、締付作業が進む
と第1アンカー鉄筋10の平坦面11tと連結部材30
の一端面30tが当接するため、締付作業において過度
の締付による両ブロックの連結端面の破壊を防止するこ
とができると共に、締付け強度の管理を容易に行うこと
ができ、両ブロックの連結端面に適正な押圧力を付与し
て連結することができる。尚、この締付作業は、両ブロ
ックの連結端面に均等な押圧力を付勢するために、連結
に使用する全ての連結金具50について順次均等に行う
ことが望ましい。
【0024】締付作業の完了後、各凹陥部163内に無
収縮モルタル等の硬化剤を充填することにより、連結金
具50の緩みを防止すると共に、凹陥部163内での連
結金具50の防水作用を図り長期に亘る防錆防食の効果
を向上させることができ、さらには、連結箇所の耐剪断
力を向上することができる。以上で一連の連結作業を完
了する。尚、連結後の暗渠ブロックの水密性や気密性を
良好に維持するためには、下部ブロック150の側壁端
面152tと上部ブロック160の側壁端面162tの
間に止水パッキン又は接着剤を介在させるか、或いは、
この両者を併用する等の方法が適宜採用できる。
【0025】上記の如く構成したことにより、この連結
構造によれば、第1アンカー鉄筋10と第2アンカー鉄
筋20とを連結する連結部材30が、予め第2アンカー
鉄筋30に取付けられた状態で上部ブロック160に埋
設されているため、連結作業を行うための作業スペース
となる上部ブロック160に設けられた凹陥部163の
大きさを従来に比べて小さくすることができるので、連
結後の凹陥部163に充填する硬化材の容積を少なくす
ることができると共に、連結箇所の目立たない美観の優
れた暗渠ブロックを構築することができる。
【0026】また、それぞれの第2アンカー鉄筋20
は、各々の軸線20clの略中心に位置する軸線20C
Lと第1アンカー鉄筋10の軸線10clとが合致する
ように間隔をおいて略平行に配置されているので、連結
後の暗渠ブロックB1に外力が加わった際に、連結箇所
に作用する外力を側壁内部の広範囲に分散することによ
り、全体として剛性の高い連結構造を備えた暗渠ブロッ
クを構築することができる。
【0027】また、本実施態様では、下部ブロックに第
1アンカー鉄筋を配置し、上部ブロックに第2アンカー
鉄筋と連結部材を配置した連結構造を備えた暗渠ブロッ
クを示したが、下部ブロックに第2アンカー鉄筋と連結
部材を配置し、上部ブロックに第1アンカー鉄筋を配置
した連結構造としても、前記同様の効果を得ることがで
きる。
【0028】また、コンクリート構造物に対する連結金
具の大きさ、配置数、並びにその位置は、被連結コンク
リート部材の重量やコンクリート構造物に加わる外力等
の条件や、連結作業を行う作業スペースでの作業性に応
じて適宜選択される。例えば、側壁の外面側及び内面側
の両方に連結金具を設け、引張力が作用する側壁の外面
側の連結金具の配置数を圧縮力が作用する内面側よりも
多く配置するか、或いは、側壁の外面側及び内面側の両
方に同数の連結金具を設け、引張力が作用する側壁の外
面側の連結金具の大きさを圧縮力が作用する内面側より
も大きな連結金具としても良い。
【0029】さらにまた、第1アンカー鉄筋及び第2ア
ンカー鉄筋は各ブロックに内蔵されている内部補強鉄筋
に非接合の状態で埋設されているが、第1アンカー鉄筋
と第2アンカー鉄筋の両方、或いは何れか一方を溶着ま
たは他の手法を用いて内部補強鉄筋に接合すれば、第
1,第2アンカー鉄筋自体の大きさを大きくすることな
く所定の定着力を得ることができ、また、ブロック自体
の大きさが小さく各アンカー鉄筋の充分な埋設長さが得
られない場合においても、前述の構成を採用することに
より、第1,第2アンカー鉄筋を所定の定着力を維持し
てブロック内部に配置することができる。
【0030】また、本実施態様ではコンクリート部材を
I字型に連結する連結構造を示したが、平板状のコンク
リート部材を垂直に配置してT字型又はL字型に連結一
体化する場合には、第1アンカー鉄筋を溶着または他の
手法を用いて内部補強鉄筋に接合するか、或いは、L字
型に屈曲された第1アンカー鉄筋を用いて、先端の雄螺
子部を連結面に垂直に突設し、先端以外の部分を内部補
強鉄筋の主鉄筋と略平行に配設する連結構造とすれば、
平板状に形成されたコンクリート部材を組合せて成るL
型擁壁ブロックや3分割の水路ブロックや4分割の暗渠
ブロック等を構築することができる。例えば、図9乃至
図12に示す連結構造は平板状のコンクリート部材がL
字型に連結された連結構造を示しており、この連結構造
においては、第1アンカー鉄筋が溶着または他の手法を
用いて内部補強鉄筋に接合された状態で、主鉄筋に対し
て略垂直に配置されている。
【0031】図中符号B2に示す暗渠ブロックは、底版
ブロック250と頂版ブロック260と2つの側壁ブロ
ック270とから成り、各ブロックは何れも連結金具5
0を介して連結一体化して構成されており、この連結金
具50は各ブロックの連結面の近傍位置にそれぞれ間隔
をおいて3箇所づつ配設されている。尚、各ブロック
は、あらかじめ工場で製造されたプレキャストコンクリ
ート製であり、各ブロックの内部には、いずれも主鉄筋
及び配力鉄筋等により各々のブロックと相似形に組立て
られて成る内部補強鉄筋がそれぞれ内蔵されている。
【0032】底版ブロック250及び頂版ブロック26
0は、何れも平板状に形成されていて、左右両端部25
1,261のそれぞれの内部には第1アンカー鉄筋10
が間隔をおいて3箇所づつ埋設されている。この第1ア
ンカー鉄筋10は、各ブロックの製造時において各々の
内部補強鉄筋に接合された状態で端部251,261近
傍の所定位置に予め埋設されたものであり、主鉄筋25
6,266と直交するように配置されると共に、その雄
螺子部11は側壁ブロック270との連結面となる端面
251t,261tに突設し、雄螺子部11の終端に設
けられた平坦面11tは端面251t,261tと略同
一面上に配置されている。側壁ブロック270の下端部
271の内部には2本の第2アンカー鉄筋20とこの両
第2アンカー鉄筋20に取付けられた連結部材30とが
前記底版ブロック250の第1アンカー鉄筋10と相対
する位置に埋設され、上端部271の内部には2本の第
2アンカー鉄筋20とこの両第2アンカー鉄筋20に取
付けられた連結部材30とが前記頂版ブロック260の
第1アンカー鉄筋10と相対する位置に埋設されてい
る。この第2アンカー鉄筋20と連結部材30は、側壁
ブロック270製造時において内部補強鉄筋に非接合の
状態で上下端部271近傍の所定位置に予め埋設された
ものであり、間隔をおいて略平行に配置された2本の第
2アンカー鉄筋20は、側壁ブロックに内蔵されている
主鉄筋276と略平行となるように配置され、その雄螺
子部21は連結部材30の雌螺子穴36に螺合されてい
て、この2本の第2アンカー鉄筋20が取付けられた連
結部材30は、一端の連通孔33が端面271t側に露
出すると共に、端面271t及び外側面271sに開口
するように形成された凹陥部272内で内部空間32の
前面開口が露出するように配置されている。その他の構
成及び連結作業については、前述した構成と同様である
ので詳細な説明については省略する。
【0033】また、本実施形態に示した連結金具は、1
本の第1アンカー鉄筋10と2本の第2アンカー鉄筋2
0と連結部材30と締付ナット40とから構成されてい
るが、第2アンカー鉄筋を3本以上の構成とするか、或
いは、第1アンカー鉄筋を複数本の構成としても良い。
例えば、図13に示す連結金具60は、第1アンカー鉄
筋10を1本とし第2アンカー鉄筋20を3本とした構
成を示しており、それぞれの第2アンカー鉄筋20は、
各々の軸線20clの略中心に位置する軸線20CLと
第1アンカー鉄筋10の軸線10clとが合致するよう
に間隔をおいて略平行に配置されている。また、図14
に示す連結金具70は、第1アンカー鉄筋10を2本と
し第2アンカー鉄筋20を3本とした構成を示してお
り、第1アンカー鉄筋10及び第2アンカー鉄筋は、第
2アンカー鉄筋20の各軸線20clの略中心に位置す
る軸線20CLと第1アンカー鉄筋10の各軸線10c
lの略中心に位置する軸線10CLとが合致するように
間隔をおいて略平行に配置されている。これらの連結金
具によれば、コンクリート部材に埋設されるアンカー鉄
筋の大きさをさらに小型化することができると共に、連
結箇所に作用する外力をコンクリート部材内部の広範囲
に分散することにより、全体として剛性の高い連結構造
を備えたコンクリート構造物を構築することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明の連結構造によ
れば、第1アンカー鉄筋と第2アンカー鉄筋とを連結す
る連結部材が、予め第2アンカー鉄筋に取付けられた状
態でコンクリート部材に埋設されているため、連結作業
を行うための作業スペースとなるコンクリート部材に設
けられた凹陥部の大きさを従来に比べて小さくすること
ができるので、連結後の凹陥部に充填する硬化材の容積
を少なくすることができると共に、連結箇所の目立たな
い美観の優れたコンクリート構造物を構築することがで
きる。
【0035】また、一方のコンクリート部材に配置され
る第2アンカー鉄筋の本数を1つの連結箇所に対して少
なくとも2本以上設けることにより、連結後のコンクリ
ート構造物に外力が加わった際に、連結部に作用する外
力をコンクリート構造物内部の広範囲に分散することが
できるので、第2アンカー鉄筋の大きさを小型化するこ
とができると共に、全体として剛性の高い連結構造を備
えたコンクリート構造物を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連結金具の連結状態を示す概要図
【図2】図1に示した連結金具の分解斜視図
【図3】図1の連結金具を用いた連結構造の一実施態様
を示す説明図
【図4】図3に示した暗渠ブロックの分解斜視図
【図5】図3に示した暗渠ブロックの一部を破断した断
面図
【図6】図3に示した暗渠ブロックの一部を破断した断
面図
【図7】図5の一部拡大断面図
【図8】図6の一部拡大断面図
【図9】図1の連結金具を用いた連結構造の別の実施態
様を示す説明図
【図10】図9に示した暗渠ブロックの分解斜視図
【図11】図9に示した暗渠ブロックの一部を破断した
断面図
【図12】図11の一部拡大断面図
【図13】図1の連結金具の変形例を示す分解斜視図
【図14】図1の連結金具の変形例を示す分解斜視図
【図15】従来技術の説明図
【符号の説明】
B1−暗渠ブロック 10−第1アンカー鉄筋 11−雄螺子部 11t−平坦面(第1アンカー鉄筋) 20−第2アンカー鉄筋 21−雄螺子部 30−連結部材 30t−一端面(連結部材) 32−内部空間 33−連通孔 34−係止面 36−雌螺子穴 40−締付ナット 50−連結金具 150−底版ブロック(コンクリート部材) 151−底版部 152−側壁部 152t−側壁端面 160−頂版ブロック(コンクリート部材) 161−頂版部 162−側壁部 162t−側壁端面 162s−側壁外側面 163−凹陥部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結する双方のコンクリート部材内にそ
    れぞれ連結用のアンカー鉄筋を埋設し、相対するアンカ
    ー鉄筋を連結することにより、両コンクリート部材を連
    結一体化して成るコンクリート構造物の連結構造であっ
    て、 先端の雄螺子部が連結端面から突出するように一方のコ
    ンクリート部材に埋設された第1アンカー鉄筋と、それ
    ぞれが一定間隔をおいて略平行に配設されて他方のコン
    クリート部材に埋設された少なくとも2本以上の第2ア
    ンカー鉄筋と、一端に前記第1アンカー鉄筋の先端が遊
    挿可能な連通孔を有し、該連通孔に係止面を介して連通
    し前面に開口形成された内部空間を有し、他端に前記第
    2アンカー鉄筋の先端が取付可能な雌螺子穴を有し、前
    記第2アンカー鉄筋に取付けられた状態で、前記連通孔
    が連結端面の近傍位置に露出すると共に、連結端面の近
    傍位置に設けられた凹陥部内で内部空間の前面開口が露
    出するように他方のコンクリート部材に埋設された連結
    部材と、前記第1アンカー鉄筋の雄螺子部に対応する締
    付ナットとを備え、 前記連結部材の連通孔に挿入されて内部空間内に露出し
    た第1アンカー鉄筋の雄螺子部に締付ナットが締付けら
    れていて、両コンクリート部材がそれぞれの連結端面に
    押圧力を付勢して連結されて成る、ことを特徴とするコ
    ンクリート構造物の連結構造。
  2. 【請求項2】 前記第1アンカー鉄筋の雄螺子部の終端
    寄りに設けた平坦面を一方のコンクリート部材の連結端
    面と略面一に配置し、前記連結部材の一端面を他方のコ
    ンクリート部材の連結端面と略面一に配置したことを特
    徴とする請求項1記載のコンクリート構造物の連結構造
  3. 【請求項3】 連結する双方のコンクリート部材内にそ
    れぞれ連結用のアンカー鉄筋を埋設し、相対する各アン
    カー鉄筋を連結することにより、両コンクリート部材を
    連結一体化して成るコンクリート構造物の連結構造に用
    いる連結金具であって、 先端の雄螺子部が連結端面の近傍位置に露出するように
    一方のコンクリート部材に埋設される第1アンカー鉄筋
    と、一定間隔を置いて略平行に配置され、各々の先端の
    雄螺子部が連結端面の近傍位置に配置されるように他方
    のコンクリート部材に埋設される少なくとも2本以上の
    第2アンカー鉄筋と、一端に前記第1アンカー鉄筋の先
    端が遊挿可能な連通孔を有し、該連通孔に係止面を介し
    て連通すると共に前面に開口形成された内部空間を有
    し、他端に前記第2アンカー鉄筋の先端が取付可能な雌
    螺子穴を有し、前記第2アンカー鉄筋に取付けられた状
    態で、前記連通孔が連結端面の近傍位置に露出するよう
    に他方のコンクリート部材に埋設される連結部材と、前
    記連結部材の貫通孔に挿入されて内部空間内に露出した
    第1アンカー鉄筋の雄螺子部に螺合される締付ナットと
    を備える、ことを特徴とする連結金具。
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