JP2002226629A - ゴム組成物および空気入りタイヤ - Google Patents

ゴム組成物および空気入りタイヤ

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JP2002226629A
JP2002226629A JP2001021559A JP2001021559A JP2002226629A JP 2002226629 A JP2002226629 A JP 2002226629A JP 2001021559 A JP2001021559 A JP 2001021559A JP 2001021559 A JP2001021559 A JP 2001021559A JP 2002226629 A JP2002226629 A JP 2002226629A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いグリップ性能と操縦安定性を実現させる
ことができ、しかも走行末期においても、その高いグリ
ップ性能と操縦安定性を維持することができるゴム組成
物およびそのゴム組成物を用いて製造した空気入りタイ
ヤを提供する。 【解決手段】 天然ゴム(NR)もしくはジエン系合成
ゴムのうち少なくともいずれか一方を含むゴム成分10
0重量部に対し、加硫剤としてのイオウ成分が0.2〜
2.0重量部配合され、加硫促進剤としてのテトラベン
ジルチウラムジスルフィドが0.1〜1.5重量部配合
されている、ゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム組成物および
そのゴム組成物をトレッドゴムに用いてなる空気入りタ
イヤに関し、より詳しくは、自動車が高速走行した場合
においても、タイヤのグリップ性能および操縦安定性を
良好に保つことができるとともに、タイヤの摩耗性をも
良好に保つことができるゴム組成物およびそのゴム組成
物をトレッドゴムに用いてなる空気入りタイヤを提供す
るものである。
【0002】
【従来の技術】高性能タイヤトレッド用ゴム組成物の重
要な特性であるグリップ性(路面把握力)および操縦安
定性を向上させるとともに、耐摩耗性をも向上させる手
法として、小粒径のカーボンブラックを比較的高い配合
割合でゴム組成物に配合するとともに軟化剤を多量に配
合することにより、高いヒステリシスロスを持たせる技
術が開示されている。しかしながら、小粒径のカーボン
ブラックを比較的高い配合割合で配合するとともに軟化
剤を多量に配合するゴム組成物では、タイヤトレッド用
ゴム組成物のグリップ性と耐摩耗性との両方を十分に向
上させるのは困難であった。
【0003】また、タイヤトレッド用ゴム組成物のグリ
ップ性および操縦安定性を向上させるとともに、耐摩耗
性をも向上させる手法として、ガラス転移点の高いスチ
レンブタジエンゴム(SBR)をゴム組成物の主ゴム成
分として採用する手法が開示されている。しかしなが
ら、この様な手法によると、グリップ性の改良は認めら
れるものの耐久性、特にサーキット走行などの厳しい条
件下での耐ブローアウト性が著しく損われることが知ら
れている。
【0004】そのため、ガラス転移点が−35℃〜0℃
のスチレンブタジエンゴム(SBR)に対し、軟化点が
60℃〜100℃のジペンテン芳香族ビニル共重合体樹
脂またはα−ピネン樹脂を配合して成るタイヤトレッド
用ゴム組成物が特開平10−204216号公報などに
開示されている。
【0005】また、ガラス転移温度が−40℃以上のス
チレンブタジエンゴム(SBR)に対し、カーボンブラ
ックを添加するとともに、アスコルビン酸を含有させる
ゴム組成物が、特開2000−1574号公報などに開
示されている。
【0006】しかし、上述したいずれのゴム組成物は、
自動車が高速走行をした場合において、高いグリップ力
を得ることが可能であるが、タイヤ内部が高く発熱する
ことにより、ゴム組成物の架橋構造が変化し、走行末期
において、本来のグリップ性能および操縦安定性が損な
われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を解決するものであり、高いグリップ性能と操縦安定性
を実現させることができ、しかも走行末期においても、
その高いグリップ性能と操縦安定性を維持することがで
きるゴム組成物およびそのゴム組成物を用いて製造した
空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るゴム組成物
は、請求項1記載のように、天然ゴム(NR)もしくは
ジエン系合成ゴムのうち少なくともいずれか一方を含む
ゴム成分100重量部に対し、加硫剤としてのイオウ成
分が0.2〜2.0重量部配合され、加硫促進剤として
のテトラベンジルチウラムジスルフィドが0.1〜1.
5重量部配合されている、ゴム組成物である。
【0009】また、本発明に係るゴム組成物は、請求項
2記載のように、スチレン含量が20〜60重量%の溶
液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)を80〜1
00重量%含有するゴム成分からなるとともに、前記ゴ
ム成分100重量部に対し、窒素吸着比表面積が80〜
250m2/gであるカーボンブラックが50〜200
重量部配合され、加硫剤としてのイオウ成分が0.2〜
2.0重量部配合され、加硫促進剤としてのテトラベン
ジルチウラムジスルフィドが0.1〜1.5重量部配合
されている、ゴム組成物である。
【0010】また、本発明に係るゴム組成物は、請求項
3記載のように、請求項1または2記載の発明におい
て、前記ゴム成分に、粘着樹脂が1〜20重量部配合さ
れているゴム組成物である。
【0011】また、本発明に係る空気入りタイヤは、請
求項4記載のように、請求項1〜3のいずれかに記載の
ゴム組成物をトレッドゴムに用いてなる空気入りタイヤ
である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係るゴム組成物は、天然
ゴム(NR)もしくはジエン系合成ゴムのうち少なくと
もいずれか一方を含むゴム成分100重量部に対し、加
硫剤としてのイオウ成分が0.2〜2.0重量部配合さ
れ、加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジスル
フィドが0.1〜1.5重量部配合されている、ゴム組
成物である。
【0013】前記ゴム成分は、天然ゴム(NR)もしく
はジエン系合成ゴムのうち少なくともいずれか一方を含
むものである。ジエン系合成ゴムとしては、スチレン−
ブタジエンゴム(SBR)、ポリブタジエンゴム(B
R)、ポリイソプレンゴム(IR)、エチレン−プロピ
レン−ジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(C
R)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、
ブチルゴム(IIR)などを使用でき、本発明に使用さ
れるゴム成分中に1種類または2種類以上含まれていて
もよい。なお、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(E
PDM)とは、エチレン−プロピレンゴム(EPM)に
第三ジエン成分を含むものであり、ここで第三ジエン成
分とは、炭素数5〜20の非共役ジエンであり、たとえ
ば1,4−ペンタジエン、1,4−ヘキサジエン、1,
5−ヘキサジエン、2,5−ジメチル−1,5−ヘキサ
ジエンおよび1,4−オクタジエンや、たとえば1,4
−シクロヘキサジエン、シクロオクタジエン、ジシクロ
ペンタジエンなどの環状ジエン、例えば5−エチリデン
−2−ノルボルネン、5−ブチリデン−2−ノルボルネ
ン、2−メタリル−5−ノルボルネンおよび2−イソプ
ロペニル−5−ノルボルネンなどのアルケニルノルボル
ネンなどが挙げられ、特にジエンの中では、ジシクロペ
ンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネンなどが
好ましく用いることが可能である。
【0014】前記ゴム成分が、スチレン含量が20〜6
0重量%の溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SB
R)を80〜100重量%含有するものであることが可
能である。溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SB
R)のスチレン含量が20重量部よりも少ない場合にあ
っては、そのようなゴム組成物を使用してタイヤを製造
したとしてもタイヤのグリップ力が不足する場合がある
からである。一方、溶液重合スチレン−ブタジエンゴム
(SBR)のスチレン含量が60重量部よりも多い場合
にあっては、そのようなゴム組成物を使用してタイヤを
製造しようとしても製造工程における加工性が悪化する
場合があるからである。
【0015】また、本発明に係るゴム組成物を構成する
ゴム成分中において、スチレン含量が20〜60重量%
の溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)は80
〜100重量%含有されていることが可能である。スチ
レン含量が20〜60重量%の溶液重合スチレン−ブタ
ジエンゴム(SBR)の含有量が80重量%よりも少な
い場合にあっては、スチレン含量が20〜60重量%の
溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)としての
性質が弱いからである。
【0016】また、本発明に係るゴム組成物を構成する
ゴム成分中において、ゴム成分100重量部に対し、窒
素吸着比表面積が80〜250m2/gであるカーボン
ブラックが50〜200重量部配合されていることが可
能である。カーボンブラックの窒素吸着比表面積が80
2/gよりも小さい場合は、そのようなゴム組成物を
使用してタイヤを製造したとしてもタイヤのグリップ力
が不足する場合があるからである。一方、カーボンブラ
ックの窒素吸着比表面積が250m2/gよりも大きい
場合は、そのようなゴム組成物を使用してタイヤを製造
しようとしても製造工程における加工性が悪化する場合
があるからである。
【0017】また、ゴム成分中において、ゴム成分10
0重量部に対し、窒素吸着比表面積が80〜250m2
/gであるカーボンブラックの配合量が50重量部より
も少ない場合は、そのようなゴム組成物を使用してタイ
ヤを製造したとしてもタイヤのグリップ力が不足する場
合があるからである。一方、ゴム成分中において、ゴム
成分100重量部に対し、窒素吸着比表面積が80〜2
50m2/gであるカーボンブラックの配合量が200
重量部よりも多い場合は、そのようなゴム組成物を使用
してタイヤを製造しようとしても製造工程における加工
性が悪化する場合があるからである。
【0018】また、本発明に係るゴム組成物は、ゴム成
分中において、ゴム成分100重量部に対し、加硫剤と
してのイオウ成分が0.2〜2.0重量部配合されてい
る必要がある。イオウ成分の配合量が0.2重量部より
も少ない場合にあっては、ゴム組成物のゴム強度が不足
する場合があり、そのようなゴム組成物を使用してタイ
ヤを製造した場合にあっては、タイヤの強度に問題があ
る場合があるからである。一方、イオウ成分の配合量が
2.0重量部よりも多い場合にあっては、ゴム組成物の
耐熱性が悪化するとともに、そのようなゴム組成部を使
用してタイヤを製造した場合にあってはタイヤのグリッ
プ力が低下する場合があるからである。
【0019】また、本発明に係るゴム組成物は、ゴム成
分中において、ゴム成分100重量部に対し、加硫促進
剤としてのテトラベンジルチウラムジスルフィドが0.
1〜1.5重量部配合されている必要がある。テトラベ
ンジルチウラムジスルフィドの配合量が0.1重量部よ
りも少ない場合にあっては、ゴム組成物の熱安定性の効
果が期待できないからであり、そのようなゴム組成物を
使用してタイヤを製造した場合にあってはタイヤの耐熱
性に問題があるからである。一方、テトラベンジルチウ
ラムジスルフィドの配合量が1.5重量部よりも多い
と、そのようなゴム組成部を使用してタイヤを製造した
場合にあってはタイヤのグリップ力が低下する可能性が
あるからである。
【0020】本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分中
に、加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジスル
フィドを、架橋剤としてのイオウ成分と併用して配合さ
れていることが一因となって、耐熱性の良い架橋構造を
有するゴム組成物となると考えられる。なお、テトラベ
ンジルチウラムジスルフィドを構造式で示すと下記式
(1)のようになる。
【0021】
【化1】
【0022】また、本発明に係るゴム組成物は、ゴム成
分中に、粘着樹脂を1〜20重量部配合されることが可
能である。ゴム成分中に粘着樹脂を含有させてゴム組成
物を構成し、そのゴム組成物を使用してタイヤを製造し
た場合にあっては、タイヤのグリップ力を上昇させるこ
とが可能である。粘着樹脂の配合量が1重量部よりも少
ない場合にあっては、タイヤのグリップ力の上昇として
の効果がほとんど期待できない。一方、粘着樹脂の配合
量が20重量部よりも多い場合にあっては、ゴム組成物
を加工してタイヤを製造する場合において、加工性が低
下する場合があるからである。
【0023】粘着樹脂としては、ロジン系樹脂、テルペ
ン系樹脂などを使用することができるが、特にこれらに
限定されるものではない。
【0024】テルペン系樹脂とはテルペン単量体の重合
体およびこれに第2成分をポリマー鎖に含む重合体であ
り、一般式(2)で基本構造を示すテルペン樹脂の他一
般式(3)で基本構造を示すスチレン系テルペン樹脂、
さらに一般式(4)で基本構造を示すフェノール変性テ
ルペン樹脂、さらにこれらの樹脂を水素化した水添テル
ペン樹脂を包含する。
【0025】
【化2】
【0026】
【化3】
【0027】
【化4】
【0028】なお一般式(2)〜(4)におけるm,n
は整数を示す。テルペン系樹脂は松属の木から得られる
テルペン油をフリーデルクラフト触媒を用いて重合して
得ることができ、具体的には、α−ピネン、β−ピネン
カンフェル、ジペンテンなどを使用することが可能であ
る。
【0029】ロジン系樹脂にはロジン誘導体が含有され
る。ロジン誘導体は、生松やにやトール油などに含有さ
れているロジンを、水素添加、不均化、二重化、エステ
ル化などして製造することが可能である。本発明に使用
されるロジンエステルには、その水素添加物を含むもの
とし、具体的には、ペンタエリスリトールエステル、グ
リセリンエステル、水素添加ロジンエステル、水素添加
ロジンメチルエステル、水素添加ロジンエチレングリコ
ールエステル、水素添加ロジンペンタエリスリトールエ
ステル、水素添加ロジンエステルエマルジョンなどを使
用することができる。
【0030】本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分中
に、加硫剤としてのイオウ成分に併用して、有機過酸化
物系加硫剤を含有させることが可能である。有機過酸化
物としては、たとえば、ベンゾイルパーオキサイド、ジ
クミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、t−ブチルクミルパーオキサイド、メチルエチルケ
トンパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾ
イルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5
−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3あるいは
1,3−ビス(t−ブチルパーオキシプロピル)ベンゼ
ン、ジ−t−ブチルパーオキシ−ジイソプロピルベンゼ
ン、t−ブチルパーオキシベンゼン、2,4−ジクロロ
ベンゾイルパーオキサイド、1,1−ジ−t−ブチルパ
ーオキシ−3,3,5−トリメチルシロキサン、n−ブ
チル−4,4−ジ−t−ブチルパーオキシバレレートな
どを使用することができる。これらの中で、ジクミルパ
ーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゼンおよびジ
−t−ブチルパーオキシ−ジイソプロピルベンゼンが好
ましい。
【0031】本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分中
に、加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジスル
フィドに併用して、スルフェンアミド系、チアゾール
系、チウラム系、チオウレア系、グアニジン系、ジチオ
カルバミン酸系、アルデヒド−アミン系またはアルデヒ
ド−アンモニア系、イミダゾリン系、もしくは、キサン
テート系の加硫促進剤を含有させることが可能である。
【0032】スルフェンアミド系としては、たとえばC
BS(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフ
ェンアミド)、TBBS(N−tert−ブチル−2−ベン
ゾチアジルスルフェンアミド)、N,N−ジシクロヘキ
シル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド、N−オキ
シジエチレン−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド、
N,N−ジイソプロピル−2−ベンゾチアゾールスルフ
ェンアミドなどのスルフェンアミド系化合物などを使用
することができる。チアゾール系としては、たとえばM
BT(2−メルカプトベンゾチアゾール)、MBTS
(ジベンゾチアジルジスルフィド)、2−メルカプトベ
ンゾチアゾールのナトリウム塩、亜鉛塩、銅塩、シクロ
ヘキシルアミン塩、2−(2,4−ジニトロフェニル)
メルカプトベンゾチアゾール、2−(2,6−ジエチル
−4−モルホリノチオ)ベンゾチアゾールなどのチアゾ
ール系化合物などを使用することができる。チウラム系
としては、たとえばTMTD(テトラメチルチウラムジ
スルフィド)、テトラエチルチウラムジスルフィド、テ
トラメチルチウラムモノスルフィド、ジペンタメチレン
チウラムジスルフィド、ジペンタメチレンチウラムモノ
スルフィド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィ
ド、ジペンタメチレンチウラムヘキサスルフィド、テト
ラブチルチウラムジスルフィド、ペンタメチレンチウラ
ムテトラスルフィドなどのチウラム系化合物を使用する
ことができる。チオウレア系としては、たとえばチアカ
ルバミド、ジエチルチオ尿素、ジブチルチオ尿素、トリ
メチルチオ尿素、ジオルトトリルチオ尿素などのチオ尿
素化合物などを使用することができる。グアニジン系と
しては、たとえばジフェニルグアニジン、ジオルトトリ
ルグアニジン、トリフェニルグアニジン、オルトトリル
ビグアニド、ジフェニルグアニジンフタレートなどのグ
アニジン系化合物を使用することができる。ジチオカル
バミン酸系としては、たとえばエチルフェニルジチオカ
ルバミン酸亜鉛、ブチルフェニルジチオカルバミン酸亜
鉛、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジメチル
ジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸
亜鉛、ジブチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジアミルジチ
オカルバミン酸亜鉛、ジプロピルジチオカルバミン酸亜
鉛、ペンタメチレンジチオカルバミン酸亜鉛とピペリジ
ンの錯塩、ヘキサデシル(またはオクタデシル)イソプロ
ピルジチオカルバミン酸亜鉛、ジベンジルジチオカルバ
ミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム、
ペンタメチレンジチオカルバミン酸ピペリジン、ジメチ
ルジチオカルバミン酸セレン、ジエチルジチオカルバミ
ン酸テルル、ジアミルジチオカルバミン酸カドミウムな
どのジチオカルバミン酸系化合物などを使用することが
できる。アルデヒド−アミン系またはアルデヒド−アン
モニア系としては、たとえばアセトアルデヒド−アニリ
ン反応物、ブチルアルデヒド−アニリン縮合物、ヘキサ
メチレンテトラミン、アセトアルデヒド−アンモニア反
応物などのアルデヒド−アミン系またはアルデヒド−ア
ンモニア系化合物などを使用することができる。イミダ
ゾリン系としては、たとえば2−メルカプトイミダゾリ
ンなどのイミダゾリン系化合物などを使用することがで
きる。キサンテート系としては、たとえばジブチルキサ
ントゲン酸亜鉛などのキサンテート系化合物などを使用
することができる。
【0033】本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分中
に、所望により練り加工性を一層向上させるために軟化
剤を併用させ含有させることもできる。この様な軟化剤
としては、プロセスオイル、潤滑油、パラフィン、流動
パラフィン、石油アスファルト、ワセリンなどの石油系
軟化剤;ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ油などの
脂肪油系軟化剤;トール油;サブ;蜜ロウ、カルナバロ
ウ、ラノリンなどのワックス類;リノール酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、ラウリン酸などが挙げられる。
【0034】本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分中
に、老化防止剤(劣化防止剤)を含有させることができ
る。老化防止剤(劣化防止剤)としては、アミン系、フ
ェノール系、イミダゾール系、カルバミン酸金属塩、ワ
ックスなどが挙げられる。
【0035】本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分中
に、発泡剤を含有させることもできる。発泡剤として
は、たとえば、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブ
チロニトリル、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、
ヒドラゾジカルボンアミド、p−トルエンスルホニルア
セトンヒドラゾーンなどの有機系や、NaHCO3など
の無機系のものを使用できる。
【0036】本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分中
に、白色充填剤を含有させることができる。白色充填剤
としては具体的には、シリカ、クレー、アルミナ、タル
ク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミ
ニウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化
チタンなどが挙げられ、これらは単独あるいは2種以上
混合して用いることができる。特に好ましい白色充填剤
としてはシリカ、クレー、水酸化アルミニウム、アルミ
ナである。
【0037】本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分中
に、白色充填剤を含有させる場合、さらに、カップリン
グ剤を含有させることも可能である。カップリング剤と
は、有機高分子と無機質の界面に強固な結合を形成させ
る化合物である。分子中に異種の反応性基が導入され、
一方は高分子と、他方は無機質と化学結合する。カップ
リング剤は、アルミネート系カップリング剤、シラン系
カップリング剤もしくはチタン系カップリング剤のうち
少なくともいずれか一つを含有するものを使用すること
が可能である。アルミネート系カップリング剤とは、た
とえばアセトアルコキシアルミニウムジイソプロピレー
トを使用することができる。シラン系カップリング剤
は、一般式RSiX3の化学構造を有し、同一分子中に
有機材料と結合する置換基をもつ有機官能性基Rと、無
機材料と反応する加水分解性基Xとをもっている。Rは
ビニル、グリシドキシ、メタクリル、アミノ、メルカプ
ト基などをもつ有機官能性基で、Xは主に塩素とアルコ
キシ基である。このため、シランカップリング剤は有機
材料と無機質の界面に介在して、両者を結合させる橋渡
しの役割を果たす。具体的には、ビニルトリクロロシラ
ン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、γ
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−(2−ア
ミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−
クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエ
トキシシランなどを使用することができる。チタン系カ
ップリング剤は、一般式ROTi(XY)3で表すこと
ができ、Xは長鎖成分で衝撃強度の改善、ROはアルコ
キシ基で充填剤に、Yはポリマーと結合して補強性の役
割を有するものと考えられている。具体的には、イソプ
ロピルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピル
トリデシルベンゼンスルホニルチタネート、イソプロピ
ルトリス(ジオクチルパイロホスフェート)チタネー
ト、テトライソプロピルビス(ジオクチルホスファイ
ト)チタネート、テトラオクチルビス(ジトリデシルホ
スファイト)チタネート、テトラ(2,2−ジアリルオ
キシメチル−1−ブチル)ビス(ジ−トリデシル)ホス
ファイトチタネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェ
ート)エチレンチタネート、イソプロピルトリオクタノ
イルチタネート、イソプロピルジメタクリルイソステア
ロイルチタネート、イソプロピルトリ(ジオクチルホス
フェート)チタネート、イソプロピルトリクミルフェニ
ルチタネート、イソプロピルトリ(N−アミノエチル−
アミノエチル)チタネートなどを使用することができ
る。
【0038】本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分中
に、可塑剤を含有させることも可能である。可塑剤は、
そのままでは可塑性がなく、あるいは可塑化温度が高い
物質に加えて可塑性を付与し、軟化する作用を持つ薬剤
である。可塑剤は一般に液体のものが多いが固体のこと
もある。判然とした区別はないが、ゴムに対するプロセ
ス油のように、すでに可塑性のあるものに加えるものは
軟化剤と呼んでいる。具体的な可塑剤としては、DMP
(フタル酸ジメチル)、DEP(フタル酸ジエチル)、
DBP(フタル酸ジブチル)、DHP(フタル酸ジヘプ
チル)、DOP(フタル酸ジオクチル)、DINP(フ
タル酸ジイソノニル)、DIDP(フタル酸ジイソデシ
ル)、BBP(フタル酸ブチルベンジル)、DLP(フ
タル酸ジラウリル)、DCHP(フタル酸ジシクロヘキ
シル)、無水ヒドロフタル酸エステル、TCP(リン酸
トリクレジル)、TEP(トリエチルホスフェート)、
TBP(トリブチルホスフェート)、TOP(トリオク
チルホスフェート)、TCEP(リン酸トリ(クロロエ
チル))、TDCPP(トリスジクロロプロピルホスフ
ェート)、TBXP(リン酸トシブトキシエチル)、T
CPP(トリス(β−クロロプロピル)ホスフェー
ト)、TPP(トリフェニルホスフェート)、オクチル
ジフェニルホスフェート、リン酸(トリスイソプロピル
フェニル)、DOA(ジオクチルアジペート)、DIN
A(アジピン酸ジイソノニル)、DIDA(アジピン酸
ジイソデシル)、D610A(アジピン酸ジアルキル6
10)、BXA(ジブチルジグリコールアジペート)、
DOZ(アゼライン酸ジ−2−エチルヘキシル)、DB
S(セバシン酸ジブチル)、DOS(セバシン酸ジオク
チル)、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチ
ルトリブチル、DBM(マレイン酸ジブチル)、DOM
(マレイン酸−2−エチルヘキシル)、DBF(フマル
酸ジブチル)などを使用することができる。
【0039】本発明に係るゴム組成物は、ゴム成分中
に、スコーチ防止剤すなわち加硫遅延剤を配合すること
も可能である。スコーチ防止剤とは配合ゴムに少量添加
し加硫の速度を遅延させ、加硫の立上りの早すぎを是正
する薬剤である。具体的なスコーチ防止剤としては、無
水フタル酸、サリチル酸、安息香酸などの有機酸、N−
ニトロソジフェニルアミンなどのニトロソ化合物、N−
シクロヘキシルチオフタルイミドなどを使用することが
できる。
【0040】本発明に係るゴム組成物は、空気入りタイ
ヤの全ての部分において使用することが可能である。図
1は、本発明に係る空気入りタイヤを例示したものであ
る。タイヤ1は、トレッド部2と、その両端からタイヤ
半径方向内方にのびる一対のサイドウォール部3と、各
サイドウォール部3の内方端に位置するビード部4とを
具える。またビード部4、4間にはカーカス6が架け渡
されるとともに、このカーカス6の外側かつトレッド部
2内にはタガ効果を有してトレッド部2を補強するベル
ト層7が配される。前記カーカス6は、カーカスコード
をタイヤ赤道COに対して例えば70〜90°の角度で
配列する1枚以上のカーカスプライ6aから形成され、
このカーカスプライ6aは、前記トレッド部2からサイ
ドウォール部3をへてビード部4のビードコア5の廻り
をタイヤ軸方向の内側から外側に折返されて係止され
る。前記ベルト層7は、ベルトコードをタイヤ赤道CO
に対して例えば70°以下の角度で配列した2枚以上の
ベルトプライ7aからなり、各ベルトコードがプライ間
で交差するよう向きを違えて重置している。なお、必要
に応じてベルト層7のリフティングを防止するためのバ
ンド層(図示しない)を、ベルト層7の外側に設けても
良く、このときバンド層は、低モジュラスの有機繊維コ
ードを、タイヤ赤道COとほぼ平行に螺旋巻きした連続
プライで形成する。またビード部4には、前記ビードコ
ア5から半径方向外方にのびるビードエーペックスゴム
8が配されるとともに、カーカス6の内側には、タイヤ
内腔面をなすインナーライナゴム9が隣設され、カーカ
ス6の外側は、チェーファーゴム4Gおよびサイドウォ
ールゴム3Gで保護される。本発明に係るタイヤ用ゴム
組成物は、上述したように空気入りタイヤの全ての部分
において使用することが可能であるが、空気入りタイヤ
のビードエーペックスゴム8に使用することが可能であ
り、特に、空気入りタイヤのトレッド部2に使用するこ
とが好適である。
【0041】
【実施例】(実施例1)スチレン含量が35重量%の溶
液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)を100重
量%有するゴム成分を100重量部に対し、窒素吸着比
表面積が140m2/gであるカーボンブラックを10
0重量部と、加硫剤としてのイオウ成分を1.2重量部
と、加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジスル
フィドを0.5重量部と、アロマオイルを40重量部
と、粘着樹脂としてのロジンエステル樹脂を4重量部
と、加硫促進剤としてのCBS(N−シクロヘキシル−
2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)を2.0重量部
と、を含有させて実施例1に係るゴム組成物を得た。
【0042】このゴム組成物を用いてタイヤを製造し、
そのタイヤのグリップ性能および操縦安定性を評価し
た。走行初期5Lap〜10Lapの平均ラップタイム
を測定し、比較例1との差を比較した。なお、実施例5
は比較例4との差を比較した。この評価結果は下記表1
のラップタイムに示されている。また、走行初期25
Lap〜30Lapの平均ラップタイムを測定し、比較
例1のラップタイムとの差を比較した。なお、実施例
5は比較例4のラップタイムとの差を比較した。この
評価結果は下記表1のラップタイムに示されている。
そして、表1におけるラップタイムの下段カッコ内
は、比較例1のラップタイムとの差を比較したもので
ある。なお、実施例5は比較例4のラップタイムとの
差を比較した。
【0043】また、このゴム組成物を用いてタイヤを製
造し、そのタイヤの摩耗性を評価した。摩耗性の評価
は、走行後の摩耗量を比較例1を3として、5点評価を
行った。数値が大きいほど摩耗量が少なく良好と判断す
る。
【0044】実施例1に係るゴム組成物を用いてタイヤ
を製造した場合、走行初期5Lap〜10Lapの平均
ラップタイムにおける比較例1との差は+0.04であ
った。また、走行初期25Lap〜30Lapの平均ラ
ップタイムにおける比較例1のラップタイムとの差は
+0.31であった。また、走行初期25Lap〜30
Lapの平均ラップタイムにおける比較例1のラップタ
イムとの差は−0.27であった。また、摩耗量は3
点であった。
【0045】(実施例2)スチレン含量が35重量%の
溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)を100
重量%有するゴム成分を100重量部に対し、窒素吸着
比表面積が140m2/gであるカーボンブラックを1
00重量部と、加硫剤としてのイオウ成分を1.2重量
部と、加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジス
ルフィドを1.0重量部と、アロマオイルを40重量部
と、粘着樹脂としてのロジンエステル樹脂を4重量部
と、加硫促進剤としてのCBS(N−シクロヘキシル−
2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)を2.0重量部
と、を含有させて実施例2に係るゴム組成物を得た。
【0046】このゴム組成物を用いてタイヤを製造し、
そのタイヤのグリップ性能および操縦安定性を実施例1
と同様に評価した。また、このゴム組成物を用いてタイ
ヤを製造し、そのタイヤの摩耗性を実施例1と同様に評
価した。
【0047】実施例2に係るゴム組成物を用いてタイヤ
を製造した場合、走行初期5Lap〜10Lapの平均
ラップタイムにおける比較例1との差は+0.27であ
った。また、走行初期25Lap〜30Lapの平均ラ
ップタイムにおける比較例1のラップタイムとの差は
+0.49であった。また、走行初期25Lap〜30
Lapの平均ラップタイムにおける比較例1のラップタ
イムとの差は−0.09であった。また、摩耗量は4
点であった。
【0048】(実施例3)スチレン含量が35重量%の
溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)を100
重量%有するゴム成分を100重量部に対し、窒素吸着
比表面積が140m2/gであるカーボンブラックを1
00重量部と、加硫剤としてのイオウ成分を1.2重量
部と、加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジス
ルフィドを0.5重量部と、アロマオイルを40重量部
と、粘着樹脂としてのロジンエステル樹脂を10重量部
と、加硫促進剤としてのCBS(N−シクロヘキシル−
2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)を2.0重量部
と、を含有させて実施例3に係るゴム組成物を得た。
【0049】このゴム組成物を用いてタイヤを製造し、
そのタイヤのグリップ性能および操縦安定性を実施例1
と同様に評価した。また、このゴム組成物を用いてタイ
ヤを製造し、そのタイヤの摩耗性を実施例1と同様に評
価した。
【0050】実施例3に係るゴム組成物を用いてタイヤ
を製造した場合、走行初期5Lap〜10Lapの平均
ラップタイムにおける比較例1との差は−0.46であ
った。また、走行初期25Lap〜30Lapの平均ラ
ップタイムにおける比較例1のラップタイムとの差は
+0.15であった。また、走行初期25Lap〜30
Lapの平均ラップタイムにおける比較例1のラップタ
イムとの差は−0.43であった。また、摩耗量は2
点であった。
【0051】(実施例4)スチレン含量が35重量%の
溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)を100
重量%有するゴム成分を100重量部に対し、窒素吸着
比表面積が140m2/gであるカーボンブラックを1
00重量部と、加硫剤としてのイオウ成分を1.2重量
部と、加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジス
ルフィドを1.0重量部と、アロマオイルを40重量部
と、粘着樹脂としてのロジンエステル樹脂を20重量部
と、加硫促進剤としてのCBS(N−シクロヘキシル−
2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)を2.0重量部
と、を含有させて実施例4に係るゴム組成物を得た。
【0052】このゴム組成物を用いてタイヤを製造し、
そのタイヤのグリップ性能および操縦安定性を実施例1
と同様に評価した。また、このゴム組成物を用いてタイ
ヤを製造し、そのタイヤの摩耗性を実施例1と同様に評
価した。
【0053】実施例4に係るゴム組成物を用いてタイヤ
を製造した場合、走行初期5Lap〜10Lapの平均
ラップタイムにおける比較例1との差は−0.75であ
った。また、走行初期25Lap〜30Lapの平均ラ
ップタイムにおける比較例1のラップタイムとの差は
−0.12であった。また、走行初期25Lap〜30
Lapの平均ラップタイムにおける比較例1のラップタ
イムとの差は−0.70であった。また、摩耗量は2
点であった。
【0054】(実施例5)スチレン含量が35重量%の
溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)を100
重量%有するゴム成分を100重量部に対し、窒素吸着
比表面積が140m2/gであるカーボンブラックを1
00重量部と、加硫剤としてのイオウ成分を1.2重量
部と、加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジス
ルフィドを1.5重量部と、アロマオイルを40重量部
と、加硫促進剤としてのCBS(N−シクロヘキシル−
2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)を2.0重量部
と、を含有させて実施例5に係るゴム組成物を得た。粘
着樹脂は添加しなかった。
【0055】このゴム組成物を用いてタイヤを製造し、
そのタイヤのグリップ性能および操縦安定性を評価し
た。また、このゴム組成物を用いてタイヤを製造し、そ
のタイヤの摩耗性を評価した。
【0056】実施例5に係るゴム組成物を用いてタイヤ
を製造した場合、走行初期5Lap〜10Lapの平均
ラップタイムにおける比較例4との差は+0.15であ
った。また、走行初期25Lap〜30Lapの平均ラ
ップタイムにおける比較例4のラップタイムとの差は
+0.18であった。また、走行初期25Lap〜30
Lapの平均ラップタイムにおける比較例4のラップタ
イムとの差は−0.10であった。また、摩耗量は5
点であった。
【0057】(比較例1)スチレン含量が35重量%の
溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)を100
重量%有するゴム成分を100重量部に対し、窒素吸着
比表面積が140m2/gであるカーボンブラックを1
00重量部と、加硫剤としてのイオウ成分を1.2重量
部と、アロマオイルを40重量部と、粘着樹脂としての
ロジンエステル樹脂を4重量部と、加硫促進剤としての
CBS(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスル
フェンアミド)を2.0重量部と、を含有させて比較例
1に係るゴム組成物を得た。加硫促進剤としてのテトラ
ベンジルチウラムジスルフィドは含有しなかった。
【0058】このゴム組成物を用いてタイヤを製造し、
そのタイヤのグリップ性能および操縦安定性を評価し
た。走行初期5Lap〜10Lapの平均ラップタイム
をラップタイムとして測定した。また、走行初期25
Lap〜30Lapの平均ラップタイムを測定し、比較
例1のラップタイムとの差を比較した。この評価結果
は下記表1のラップタイムに示されている。
【0059】また、このゴム組成物を用いてタイヤを製
造し、そのタイヤの摩耗性を評価した。摩耗性の評価
は、走行後の摩耗量を比較例1を3とした。数値が大き
いほど摩耗量が少なく良好と判断する。
【0060】実施例1に係るゴム組成物を用いてタイヤ
を製造した場合、走行初期25Lap〜30Lapの平
均ラップタイムにおける比較例1のラップタイムとの
差は+0.58であった。また、摩耗量は3点であっ
た。
【0061】(比較例2)スチレン含量が35重量%の
溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)を100
重量%有するゴム成分を100重量部に対し、窒素吸着
比表面積が140m2/gであるカーボンブラックを1
00重量部と、加硫剤としてのイオウ成分を1.2重量
部と、加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジス
ルフィドを2.0重量部と、アロマオイルを40重量部
と、粘着樹脂としてのロジンエステル樹脂を4重量部
と、加硫促進剤としてのCBS(N−シクロヘキシル−
2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)を1.5重量部
と、を含有させて比較例2に係るゴム組成物を得た。
【0062】このゴム組成物を用いてタイヤを製造し、
そのタイヤのグリップ性能および操縦安定性を実施例1
と同様に評価した。また、このゴム組成物を用いてタイ
ヤを製造し、そのタイヤの摩耗性を実施例1と同様に評
価した。
【0063】比較例2に係るゴム組成物を用いてタイヤ
を製造した場合、走行初期5Lap〜10Lapの平均
ラップタイムにおける比較例1との差は+0.59であ
った。また、走行初期25Lap〜30Lapの平均ラ
ップタイムにおける比較例1のラップタイムとの差は
+0.80であった。また、走行初期25Lap〜30
Lapの平均ラップタイムにおける比較例1のラップタ
イムとの差は+0.22であった。また、摩耗量は4
点であった。
【0064】(比較例3)スチレン含量が35重量%の
溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)を100
重量%有するゴム成分を100重量部に対し、窒素吸着
比表面積が140m2/gであるカーボンブラックを1
00重量部と、加硫剤としてのイオウ成分を1.2重量
部と、加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジス
ルフィドを1.0重量部と、アロマオイルを40重量部
と、粘着樹脂としてのロジンエステル樹脂を25重量部
と、加硫促進剤としてのCBS(N−シクロヘキシル−
2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)を2.0重量部
と、を含有させて比較例3に係るゴム組成物を得た。
【0065】このゴム組成物を用いてタイヤを製造し、
そのタイヤのグリップ性能および操縦安定性を実施例1
と同様に評価した。また、このゴム組成物を用いてタイ
ヤを製造し、そのタイヤの摩耗性を実施例1と同様に評
価した。
【0066】比較例3に係るゴム組成物を用いてタイヤ
を製造した場合、走行初期5Lap〜10Lapの平均
ラップタイムにおける比較例1との差は−1.02であ
った。また、走行初期25Lap〜30Lapの平均ラ
ップタイムにおける比較例1のラップタイムとの差は
+0.10であった。また、走行初期25Lap〜30
Lapの平均ラップタイムにおける比較例1のラップタ
イムとの差は−0.48であった。また、摩耗量は1
点であった。
【0067】(比較例4)スチレン含量が35重量%の
溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)を100
重量%有するゴム成分を100重量部に対し、窒素吸着
比表面積が140m2/gであるカーボンブラックを1
00重量部と、加硫剤としてのイオウ成分を1.2重量
部と、アロマオイルを40重量部と、加硫促進剤として
のCBS(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルス
ルフェンアミド)を2.0重量部と、を含有させて比較
例4に係るゴム組成物を得た。粘着樹脂は添加しなかっ
た。加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジスル
フィドは添加しなかった。
【0068】このゴム組成物を用いてタイヤを製造し、
そのタイヤのグリップ性能および操縦安定性を評価し
た。また、このゴム組成物を用いてタイヤを製造し、そ
のタイヤの摩耗性を評価した。
【0069】比較例4に係るゴム組成物を用いてタイヤ
を製造した場合、走行初期25Lap〜30Lapの平
均ラップタイムにおける比較例4のラップタイムとの
差は+0.28であった。また、摩耗量は4点であっ
た。
【0070】
【表1】
【0071】なお、今回開示された実施の形態および実
施例はすべての点で例示であって制限的なものではない
と考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明
ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の
範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含ま
れることが意図される。
【0072】
【発明の効果】本発明に係るゴム組成物は、スチレン含
量が20〜60重量%の溶液重合スチレン−ブタジエン
ゴム(SBR)を80〜100重量%含有するゴム成分
からなるとともに、前記ゴム成分100重量部に対し、
窒素吸着比表面積が80〜250m2/gであるカーボ
ンブラックが50〜200重量部配合され、加硫剤とし
てのイオウ成分が0.2〜2.0重量部配合され、加硫
促進剤としてのテトラベンジルチウラムジスルフィドが
0.1〜1.5重量部配合されている。そのため、本発
明に係るゴム組成物を加工してタイヤを製造した場合に
あっては、高いグリップ性能と操縦安定性を有するタイ
ヤを製造することができた。しかも走行末期において
も、その高いグリップ性能と操縦安定性を維持すること
ができた。また、本発明に係るゴム組成物を加工してタ
イヤを製造した場合にあっては、耐摩耗性が良好なタイ
ヤを製造することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気入りタイヤを説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 タイヤ、2 トレッド部、3 サイドウォール部、
4 ビード部、5 ビードコア、6 カーカス、7 ベ
ルト層、8 ビードエーペックスゴム、9 インナーラ
イナゴム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 9/06 C08L 9/06 //(C08L 7/00 (C08L 7/00 101:00) 101:00)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然ゴム(NR)もしくはジエン系合成
    ゴムのうち少なくともいずれか一方を含むゴム成分10
    0重量部に対し、 加硫剤としてのイオウ成分が0.2〜2.0重量部配合
    され、 加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジスルフィ
    ドが0.1〜1.5重量部配合されている、 ゴム組成物。
  2. 【請求項2】 スチレン含量が20〜60重量%の溶液
    重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)を80〜10
    0重量%含有するゴム成分からなるとともに、前記ゴム
    成分100重量部に対し、 窒素吸着比表面積が80〜250m2/gであるカーボ
    ンブラックが50〜200重量部配合され、 加硫剤としてのイオウ成分が0.2〜2.0重量部配合
    され、 加硫促進剤としてのテトラベンジルチウラムジスルフィ
    ドが0.1〜1.5重量部配合されている、 ゴム組成物。
  3. 【請求項3】 前記ゴム成分に、粘着樹脂が1〜20重
    量部配合されている請求項1または2記載のゴム組成
    物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のゴム組
    成物をトレッドゴムに用いてなる空気入りタイヤ。
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