JP2002226570A - ポリカーボネート樹脂共重合体およびプラスチックレンズ - Google Patents

ポリカーボネート樹脂共重合体およびプラスチックレンズ

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JP2002226570A JP2001027854A JP2001027854A JP2002226570A JP 2002226570 A JP2002226570 A JP 2002226570A JP 2001027854 A JP2001027854 A JP 2001027854A JP 2001027854 A JP2001027854 A JP 2001027854A JP 2002226570 A JP2002226570 A JP 2002226570A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明性、耐衝撃性などの機械的特性に優れ、
屈折率とアッベ数のバランスを良好に保ち、低光弾性定
数等の光学的特性に優れ、耐熱性の良好なポリカーボネ
ート樹脂共重合体およびそれから形成されるプラスチッ
クレンズを提供する。 【解決手段】 特定の構造を有する脂肪族ジオール、ビ
スフェノールAおよび他の二価フェノールからなるポリ
カーボネート樹脂共重合体およびそれから形成されるプ
ラスチックレンズ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明性、耐衝撃性
などの機械的特性に優れ、屈折率とアッベ数のバランス
を良好に保ち、低光弾性定数等の光学的特性に優れ、耐
熱性の良好なポリカーボネート樹脂共重合体に関するも
のである。このポリカーボネート樹脂共重合体は、各種
分野、例えばレンズ、光ディスク基板などのプラスチッ
ク光学材料、殊にレンズに好適に利用できるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂(以下、PCと称
することがある)は、2価フェノールを炭酸エステルに
より連結させたポリマーであり、その中でも2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(通称ビスフェ
ノールA)より得られるポリカーボネート樹脂は、透明
性、耐熱性に優れ、また耐衝撃性等の機械特性に優れた
性質を有することから多くの分野に用いられている。各
種レンズ、光ディスク等の光学分野においては、その耐
衝撃性、透明性、低吸水性等の特性が注目され、光学用
途材料として重要な位置を占めている。
【0003】特にレンズ分野において、熱可塑性樹脂で
あるPCはその生産性の良さから注目を浴びており、こ
れまでプラスチックレンズの主流を占めてきたCR−3
9(ジエチレングリコールビスアリルカーボネート)に
代表される熱硬化性樹脂の代替として、その需要が増大
してきている。
【0004】しかしながら、ビスフェノールAにホスゲ
ンやジフェニルカーボネート等のカーボネート前駆体物
質を反応させて得られるポリカーボネート樹脂は、屈折
率は1.585と高いがアッベ数が30と低いため、色
収差の問題が出やすく、屈折率とアッベ数のバランスが
悪いという欠点を有する。また光弾性定数が大きく、成
形品の複屈折が大きくなってしまう欠点を有する。
【0005】このようなポリカーボネート樹脂の欠点を
解決するために、芳香族ジヒドロ化合物と脂肪族ジオー
ルとの共重合ポリカーボネート樹脂がいくつか提案され
ている(特開平1−66234号公報、特開平10−1
20777号公報、特開平11−228683号公報、
特開平11−349676号公報、特開2000−63
506号公報)。これらの技術では、屈折率、アッベ数
が未だ低かったり、光弾性定数が大きく、成形品の複屈
折が大きくなったり、成形性、耐熱性等が不十分で満足
する成形物が得られなかったり、着色する等の問題があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、透明
性、耐衝撃性などの機械的特性に優れ、屈折率とアッベ
数のバランスを良好に保ち、低光弾性定数等の光学的特
性に優れ、耐熱性の良好なポリカーボネート樹脂共重合
体を提供することにある。
【0007】本発明者らは先に特定の構造を有する脂肪
族ジオールと芳香族ビスフェノールとから誘導される構
成単位を有する共重合ポリカーボネート樹脂を用いたプ
ラスチックレンズを提案した(特願2000−2494
40号参照)。本発明は、さらに鋭意研究した結果、上
記特定の構造を有する脂肪族ジオールと特定の二種以上
の芳香族ビスフェノールとの共重合ポリカーボネート樹
脂が、より光学的特性に優れ、耐熱性が良好になること
を見出し、本発明に到達した。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、(A)下記一般式[1]で表される構成単位(構成
単位A)、
【0009】
【化6】
【0010】(B)下記一般式[2]で表わされる構成
単位(構成単位B)および
【0011】
【化7】
【0012】(C)下記一般式[3]
【0013】
【化8】
【0014】[上記式[3]において、R1及びR2はそ
れぞれ独立して炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1
〜10のアルコキシ基、炭素数6〜20のシクロアルキ
ル基、炭素数6〜20のシクロアルコキシ基、炭素数6
〜10のアリール基、炭素数7〜20のアラルキル基、
炭素数6〜10のアリールオキシ基、炭素数7〜20の
アラルキルオキシ基、ハロゲン原子であって、m及びn
は夫々0〜4の整数であり、Wは炭素数5〜12の脂環
式炭化水素基もしくは
【0015】
【化9】
【0016】であり、ここにR3、R4は同一又は異な
り、炭素数1〜10の炭化水素基を表わし、oは0〜5
の整数、R5及びR6はそれぞれ独立して水素原子又は炭
素原子数1〜3のアルキル基、pは4〜7の整数、R7
及びR8はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子又
は炭素数1〜3のアルキル基である。]および下記一般
式[4]
【0017】
【化10】
【0018】[上記式[4]において、R1及びR2は一
般式[3]の定義と同じであって、q及びrは夫々2〜
4の整数である。]で表わされる構成単位からなる群よ
り選ばれた少なくとも1つの構成単位(構成単位C)か
らなり、全構成単位を100モル%として、構成単位
A:(構成単位B+構成単位C)の割合が10〜90モ
ル%:90〜10モル%であり、且つ、構成単位Bと構
成単位Cとの割合がモル比で1:99〜99:1である
ポリカーボネート樹脂共重合体が提供される。
【0019】本発明の前記一般式[1]で表わされる構
成単位Aを誘導する脂肪族ジオールとしては、シス体、
トランス体又はシス/トランス体の混合物でも良く、
1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロ
ヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノールが挙げられる。中でも、1,4−シクロヘキサン
ジメタノールが好ましい。また、これらは単独または二
種以上組み合わせて用いてもよい。
【0020】本発明の前記一般式[2]で表わされる構
成単位Bを誘導する二価フェノールは、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンである。
【0021】また、本発明の前記一般式[3]および一
般式[4]で表わされる構成単位からなる群より選ばれ
た少なくとも1つの構成単位Cを誘導する二価フェノー
ルとしては、例えば下記のものが挙げられる。
【0022】前記一般式[3]で表される構成単位を誘
導する二価フェノールとしては、具体的には、1,4−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,
3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、
4,8−ビス(4−ヒドロキシフェニル)トリシクロ
[5.2.1.02,6]デカン、4,4’−(1,3−
アダマンタンジイル)ジフェノール、1,3−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルアダマンタ
ン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フ
ェニルエタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ジフェ
ニルメタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
シクロペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン、1,1−ビス(3−シクロヘキシ
ル−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリ
メチルシクロヘキサン、9,9−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)フルオレン、9,9−ビス(4−ヒドロキシ
−3−メチルフェニル)フルオレン、4,4’−スルホ
ニルジフェノール、3,3’−ジメチル−4,4’−ス
ルホニルジフェノール、3,3’−ジフェニル−4,
4’−スルホニルジフェノール、4,4’−ジヒドロキ
シジフェニルスルホキシド、4,4’−ジヒドロキシ−
3,3’−ジメチルジフェニルスルホキシド、(4,
4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジフェニル)ジフェニ
ルスルホキシド等が挙げられる。
【0023】なかでも4,8−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)トリシクロ[5.2.1.0 2,6]デカン、
1,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジ
メチルアダマンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン、9,9−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニ
ル)フルオレン、4,4’−スルホニルジフェノールが
好ましく、特に1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、9,9
−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)フルオ
レン、4,4’−スルホニルジフェノールが好ましい。
また、これらは単独または二種以上組み合わせて用いて
もよい。
【0024】また、前記一般式[4]で表される構成単
位を誘導する二価フェノールとしては、具体的には、
2,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3,
5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,3’−ビフェニ
ル)プロパン等が挙げられる。なかでも、2,2−ビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンが好ましい。また、これらは単独または二種以上組み
合わせて用いてもよい。
【0025】前記構成単位Cとしては、前記一般式
[3]および一般式[4]で表わされる構成単位からな
る群より選ばれた少なくとも1つの構成単位であり、好
ましくは前記一般式[3]で表される構成単位である。
【0026】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、その構成単位すべてのモル分率の合計を100モル
%とした時に、前記構成単位Aと前記構成単位Bおよび
前記構成単位Cとの割合[構成単位A:(構成単位B+
構成単位C)]が、10〜90モル%:90〜10モル
%であり、20〜80モル%:80〜20モル%が好ま
しく、25〜75モル%:75〜25モル%がより好ま
しい。前記構成単位Aのモル分率90%を超えると耐熱
性および屈折率の低下をきたすことがあり、10%未満
ではアッベ数が低下し、屈折率とアッベ数のバランスが
悪くなり、また流動性も低下し好ましくない。
【0027】また、前記構成単位Bと構成単位Cとの割
合がモル比で1:99〜99:1であり、30:70〜
99:1が好ましく、40:60〜95:5がより好ま
しく、50:50〜90:10がさらに好ましい。構成
単位Bと構成単位Cとの割合が上記範囲内であると、屈
折率とアッベ数のバランスが良好で、耐熱性、光学特性
に優れたポリカーボネート樹脂共重合体を得ることがで
きる。
【0028】また、本発明のポリカーボネート樹脂共重
合体は、その樹脂の0.7gを100mlの塩化メチレ
ンに溶解し、20℃で測定した比粘度が0.3〜0.7
であるのが好ましく、より好ましくは0.35〜0.
6、最も好ましくは0.38〜0.55である。
【0029】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、アッベ数は32以上が好ましく、より好ましくは3
4以上である。屈折率は1.540以上が好ましく、よ
り好ましくは1.545以上である。
【0030】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、耐熱性を表すガラス転移温度(Tg)は100℃以
上が好ましく、より好ましくは105℃以上である。
【0031】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、光弾性定数は75×10-8cm2/N以下が好まし
く、より好ましくは70×10-8cm2/N以下であ
る。
【0032】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、流動性(Q値)は5×10-3cm 3/s以上が好ま
しく、より好ましくは10〜100×10-3cm3
s、最も好ましくは15〜95×10-3cm3/sであ
る。
【0033】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体を
製造するには、ピリジン等の酸結合剤の存在下に、前記
脂肪族ジオールおよび二価フェノールとホスゲンとの反
応を行う方法(溶液法)、又はビスアリールカーボネー
トを用い、溶融条件下エステル交換反応を行う方法(溶
融法)が好ましく採用される。
【0034】このうち溶液法では、酸結合剤としてピリ
ジン、キノリン、ジメチルアニリン等が好適なものとし
て挙げられ、殊にピリジンが好適なものとして用いられ
る。これらは単独でまたは有機溶媒を用い希釈して反応
が行われる。該有機溶媒としては、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の炭化水素、塩化メチレン、クロロホル
ム、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン等のハロゲン化炭化水素が用いられ、特に塩化メチレ
ン、クロロホルム、ジクロロエタン、クロロベンゼン、
ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素が好ましく、
殊に塩化メチレンがもっとも好ましい。該酸結合剤の使
用量は、通常ホスゲンに対して2〜100モル当量用い
られ、好ましくは2〜50モル当量用いられる。反応温
度は、好ましくは0〜40℃で行われる。反応時間は通
常数分〜数日間、好ましくは10分間〜5時間行われ
る。
【0035】また、末端停止剤として単官能フェノール
類を使用することができる。単官能フェノール類は末端
停止剤として分子量調節のために一般的に使用され、ま
た得られたポリカーボネート樹脂は、末端が単官能フェ
ノール類に基づく基によって封鎖されているので、そう
でないものと比べて熱安定性に優れている。かかる単官
能フェノール類の具体例としては、例えばフェノール、
p−tert−ブチルフェノール、p−クミルフェノー
ルおよびイソオクチルフェノールが挙げられる。また、
他の単官能フェノール類としては、長鎖のアルキル基あ
るいは脂肪族ポリエステル基を置換基として有するフェ
ノール類または安息香酸クロライド類、もしくは長鎖の
アルキルカルボン酸クロライド類を使用することができ
る。
【0036】これらの末端停止剤は、得られたポリカー
ボネート樹脂の全末端に対して少くとも5モル%、好ま
しくは少くとも10モル%末端に導入されることが望ま
しく、また、末端停止剤は単独でまたは2種以上混合し
て使用してもよい。
【0037】また溶融法は、不活性ガスの存在下に脂肪
族ジオールおよび二価フェノールとカーボネートエステ
ルとを加熱しながら混合して、生成するアルコールまた
はフェノールを留出させる方法により行われる。反応温
度は生成するアルコールまたはフェノールの沸点等によ
り異なるが、通常120〜350℃の範囲である。反応
後期には系を1330〜13.3Pa程度に減圧して生
成するアルコールまたはフェノールの留出を容易にさせ
る。反応時間は通常1〜4時間程度である。
【0038】カーボネートエステルとしては、置換され
ていてもよい炭素数6〜12のアリール基、アラルキル
基あるいは炭素数1〜4のアルキル基などのエステルが
挙げられる。具体的にはジフェニルカーボネート、ビス
(クロロフェニル)カーボネート、m−クレジルカーボ
ネート、ジナフチルカーボネート、ビス(ジフェニル)
カーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボ
ネート、ジブチルカーボネートなどが挙げられ、なかで
もジフェニルカーボネートが好ましい。
【0039】また、重合速度を速めるために重合触媒を
用いることができ、かかる重合触媒としては、例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、二価フェノールのナ
トリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属化合物、水酸
化カルシウム、水酸化バリウム、水酸化マグネシウム等
のアルカリ土類金属化合物、テトラメチルアンモニウム
ヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシ
ド、トリメチルアミン、トリエチルアミン等の含窒素塩
基性化合物、アルカリ金属やアルカリ土類金属のアルコ
キシド類、アルカリ金属やアルカリ土類金属の有機酸塩
類、亜鉛化合物類、ホウ素化合物類、アルミニウム化合
物類、珪素化合物類、ゲルマニウム化合物類、有機スズ
化合物類、鉛化合物類、オスミウム化合物類、アンチモ
ン化合物類マンガン化合物類、チタン化合物類、ジルコ
ニウム化合物類などの通常エステル化反応、エステル交
換反応に使用される触媒を用いることができる。触媒は
単独で使用してもよいし、2種以上組み合わせて使用し
てもよい。これらの重合触媒の使用量は、原料の二価フ
ェノール1モルに対し、好ましくは1×10-9〜1×1
-3当量、より好ましくは1×10-8〜5×10-4当量
の範囲で選ばれる。また、必要に応じて分子量調節剤、
酸化防止剤等を加えてもよい。
【0040】本発明で得られたポリカーボネート共重合
体に触媒失活剤を添加する事もできる。本発明に使用す
る触媒失活剤としては、公知の触媒失活剤が有効に使用
されるが、この中でもスルホン酸のアンモニウム塩、ホ
スホニウム塩が好ましく、更にドデシルベンゼンスルホ
ン酸テトラブチルホスホニウム塩等のドデシルベンゼン
スルホン酸の上記塩類やパラトルエンスルホン酸テトラ
ブチルアンモニウム塩等のパラトルエンスルホン酸の上
記塩類が好ましい。またスルホン酸のエステルとしてベ
ンゼンスルホン酸メチル、ベンゼンスルホン酸エチル、
ベンゼンスルホン酸ブチル、ベンゼンスルホン酸オクチ
ル、ベンゼンスルホン酸フェニル、パラトルエンスルホ
ン酸メチル、パラトルエンスルホン酸エチル、パラトル
エンスルホン酸ブチル、パラトルエンスルホン酸オクチ
ル、パラトルエンスルホン酸フェニル等が好ましく用い
られ、その中でもドデシルベンゼンスルホン酸テトラブ
チルホスホニウム塩が最も好ましく使用される。
【0041】これらの触媒失活剤の使用量はアルカリ金
属化合物および/またはアルカリ土類金属化合物より選
ばれた前記重合触媒1モル当たり0.5〜50モルの割
合で、好ましくは0.5〜10モルの割合で、更に好ま
しくは0.8〜5モルの割合で使用する事ができる。
【0042】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、射出成形、圧縮成形、押出成形、射出圧縮成形等各
種の成形方法により成形され、レンズ、光ディスク基
板、光学フィルム等の用途に好適に用いられる。特に、
本発明のポリカーボネート樹脂共重合体は、アッベ数と
屈折率とのバランスに優れ、耐熱性も良好であるためレ
ンズ用の成形材料として好適である。
【0043】レンズとしては、眼鏡レンズ、カメラレン
ズ、顕微鏡レンズ、プロジェクターレンズ、フレネルレ
ンズ、ピックアップレンズ等の各種レンズに用いること
ができる。その内特に、屈折率とアッベ数のバランスの
良い点から眼鏡レンズが最も好ましい。
【0044】レンズの成形においては、射出圧縮成形が
光学歪みの少ないレンズを成形でき最も好ましい方法で
ある。射出圧縮成形において、シリンダー温度は200
〜300℃、金型温度は40〜90℃が好ましい。成形
に当たって、必要に応じて離型剤等を配合する事ができ
る。
【0045】離型剤としては飽和脂肪酸エステルが一般
的であり、例えばステアリン酸モノグリセライド等のモ
ノグリセライド類、ステアリン酸ステアレート等の低級
脂肪酸エステル類、セバシン酸ベヘネート等の高級脂肪
酸エステル類、ペンタエリスリトールテトラステアレー
ト等のエリスリトールエステル類が使用される。
【0046】また、必要に応じて亜リン酸エステル系の
熱安定剤を配合してもよい。亜リン酸エステル系の熱安
定剤としてはトリフェニルホスファイト、トリス(ノニ
ルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−te
rt−ブチルフェニル)ホスファイト、テトラキス
(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)−4,4
‘−ビフェニレンジホスホナイト、ビス(2,6−ジ−
tert−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリス
リトールジホスファイト、ビス(2,4−ジ−tert
−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトール
ジホスファイト、トリス(エチルフェニル)ホスファイ
ト、トリス(ブチルフェニル)ホスファイト及びトリス
(ヒドロキシフェニル)ホスファイト等が好ましい。
【0047】耐候性の向上及び有害な紫外線をカットす
る目的で、本発明のポリカーボネート樹脂共重合体には
更に紫外線吸収剤を配合する事ができる。かかる紫外線
吸収剤としては、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノンに代表されるベンゾフェノン系紫外線
吸収剤;例えば2−(3−tert−ブチル−5−メチ
ル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリ
アゾール、2−(3,5−ジ−tert−ブチル−2−
ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2,2‘−メチレンビス[4−(1,1,3,3−
テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾー
ル−2−イル)フェノール]、2−[2−ヒドロキシ−
3,5−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニル]
−2H−ベンゾトリアゾール及び2−(3,5−ジ−t
ert−アミル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリ
アゾールが例示され、これらは単独で用いても、二種以
上併用してもよい。
【0048】また、本発明のポリカーボネート樹脂共重
合体には更にポリカーボネート樹脂共重合体や紫外線吸
収剤に基づくレンズの黄色味を打ち消すためにブルーイ
ング剤を配合することができる。ブルーイング剤として
はポリカーボネート樹脂に使用されるものであれば、特
に支障なく使用することができる。一般的にはアンスラ
キノン系染料が入手容易であり好ましい。また、各種染
料等を添加することにより、各種着色レンズを成形する
こともできる。
【0049】また、本発明のポリカーボネート樹脂共重
合体を用いて成形、加工したレンズには、その表面にハ
ードコート、反射防止コート、防曇コート等の後加工処
理をして用いる事ができる。
【0050】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に説明す
る。なお、実施例中の部及び%は重量部及び重量%であ
る。また比粘度、屈折率、アッベ数、ガラス転移温度、
光弾性定数及び落球衝撃試験は下記の方法で測定した。 (1)比粘度 塩化メチレンを溶媒として、0.7g/100mlの濃
度で測定した。尚、測定温度を20℃とした。 (2)屈折率およびアッベ数 ポリカーボネート樹脂のキャスティングフィルム(厚み
100μm)を作成し、アタゴ(株)製アッベ屈折計に
よりジヨードメタンを接触液として25℃で測定した。 (3)ガラス転移温度(Tg) デュポン社製910型DSCを用いて測定した。 (4)光弾性定数 理研機器(株)製の光弾性測定装置PA−150により
厚さ100μmのキャストフィルムを用いて測定した。 (5)落球衝撃試験 7.7mmΦ×1.5mmのレンズにFDA規格に基づき
行った。即ち、15.8gの鋼球を高さ127cmの高
さよりレンズの中心部に向けて自然落下させて判定し
た。
【0051】判定基準は、○:割れ発生ぜず、×:割れ
発生 とした。
【0052】[実施例1]1,4−シクロヘキサンジメ
タノール(以下「CHDM」と略す)18.5重量部、
ビスフェノール−A(以下「BPA」と略す)23.4
重量部、9,9−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフ
ェニル)フルオレン(以下「BCF」と略す)9.7重
量部、p−tert−ブチルフェノール0.91重量部
を、温度計、撹拌機付き反応器にし込み、窒素置換した
後、あらかじめよく乾燥したピリジン207重量部、塩
化メチレン575重量部を加え溶解した。撹拌下25℃
でホスゲン29.2重量部を100分要して吹込んだ。
ホスゲン吹込み終了後、約10分間そのまま撹拌して反
応を終了した。反応終了後生成物を塩化メチレンで希釈
し、ピリジンを塩酸で中和除去後、導電率がイオン交換
水と殆ど同じになるまで繰り返し水洗し、その後塩化メ
チレンを蒸発して無色のパウダー39部を得た(収率7
5%)。また、このパウダーを押出機を用いペレット化
した。得られたペレットを眼鏡用凹凸レンズ金型を使用
し、射出圧縮成形によりレンズを作成した。このレンズ
は透明性に優れ外観も良好であった。各種評価の結果を
表1に示した。
【0053】[実施例2]CHDM18.1重量部、B
PA23.0重量部、1,1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン(以
下「BP−TMC」と略す)7.8重量部、p−ter
t−ブチルフェノール0.90重量部を用いた以外は、
実施例1と同様な操作を行いポリカーボネートを43部
得た(収率85%)。また、このパウダーを押出機を用
いペレット化した。得られたペレットを眼鏡用凹凸レン
ズ金型を使用し、射出圧縮成形によりレンズを作成し
た。このレンズは透明性に優れ外観も良好であった。各
種評価の結果を表1に示した。
【0054】[実施例3]CHDM8.4重量部、BP
A8.0重量部、4,4’−スルホニルジフェノール
(以下「BPS」と略す)5.9重量部、p−tert
−ブチルフェノール0.09重量部、ピリジン95重量
部、塩化メチレン263重量部、およびホスゲン14重
量部を用いた以外は、実施例1と同様な操作を行いポリ
カーボネートを43部得た(収率85%)。また、この
パウダーを押出機を用いペレット化した。得られたペレ
ットを眼鏡用凹凸レンズ金型を使用し、射出圧縮成形に
よりレンズを作成した。このレンズは透明性に優れ外観
も良好であった。各種評価の結果を表1に示した。
【0055】[比較例1]界面重合法により得られたビ
スフェノール−A(BPA)タイプのポリカーボネート
樹脂パウダーを押出機を用いペレット化した。得られた
ペレットを眼鏡用凹凸レンズ金型を使用し、射出圧縮成
形によりレンズを作成した。各種評価の結果を表1に示
した。
【0056】[比較例2]CHDM59.0重量部、B
PA93.4重量部、p−tert−ブチルフェノール
2.08重量部、ピリジン646重量部、塩化メチレン
2440重量部、およびホスゲン93.2重量部を用い
た以外は、実施例1と同様な操作を行いポリカーボネー
トを得た。また、このパウダーを押出機を用いペレット
化した。得られたペレットを眼鏡用凹凸レンズ金型を使
用し、射出圧縮成形によりレンズを作成した。各種評価
の結果を表1に示した。
【0057】[比較例3]CHDM35.8重量部、p
−tert−ブチルフェノール0.87重量部、ピリジ
ン200重量部、塩化メチレン557重量部、およびホ
スゲン28.3重量部を用いた以外は、実施例1と同様
な操作を行いポリカーボネートを得た。また、このパウ
ダーを押出機を用いペレット化した。得られたペレット
を眼鏡用凹凸レンズ金型を使用し、射出圧縮成形により
レンズを作成した。各種評価の結果を表1に示した。な
お、光弾性定数は測定中にフィルムが伸び測定できなか
った。
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】本発明のポリカーボネート樹脂共重合体
は、透明性、耐衝撃性などの機械的特性に優れ、屈折率
とアッベ数のバランスを良好に保ち、低光弾性定数等の
光学的特性に優れ、耐熱性の良好なものである。このポ
リカーボネート樹脂は光学材料として各種分野、特にレ
ンズに好適に利用できうるものである。
フロントページの続き (72)発明者 今中 嘉彦 東京都千代田区内幸町1丁目2番2号 帝 人化成株式会社内 Fターム(参考) 4J029 AA09 AB01 AC02 AE04 BB12A BB12C BB13A BB13B BB15B BD06A BD07A BD09A BD09B BD09C BE01 BH02 DB11 DB13 HC01 HC04A HC05A JA091 JB131 JB171 JB201 JC031 JC091 JC711 JC731 JF031 JF041 JF131 JF141 JF161 JF181 JF221 JF321 JF331 JF361 JF371 JF381 JF471 JF541 JF581 KE02 KE05 KE09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式[1]で表される構成
    単位(構成単位A)、 【化1】 (B)下記一般式[2]で表わされる構成単位(構成単
    位B)および 【化2】 (C)下記一般式[3] 【化3】 [上記式[3]において、R1及びR2はそれぞれ独立し
    て炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のアル
    コキシ基、炭素数6〜20のシクロアルキル基、炭素数
    6〜20のシクロアルコキシ基、炭素数6〜10のアリ
    ール基、炭素数7〜20のアラルキル基、炭素数6〜1
    0のアリールオキシ基、炭素数7〜20のアラルキルオ
    キシ基、ハロゲン原子であって、m及びnは夫々0〜4
    の整数であり、Wは炭素数5〜12の脂環式炭化水素基
    もしくは 【化4】 であり、ここにR3、R4は同一又は異なり、炭素数1〜
    10の炭化水素基を表わし、oは0〜5の整数、R5
    びR6はそれぞれ独立して水素原子又は炭素原子数1〜
    3のアルキル基、pは4〜7の整数、R7及びR8はそれ
    ぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子又は炭素数1〜3
    のアルキル基である。]および下記一般式[4] 【化5】 [上記式[4]において、R1及びR2は一般式[3]の
    定義と同じであって、q及びrは夫々2〜4の整数であ
    る。]で表わされる構成単位からなる群より選ばれた少
    なくとも1つの構成単位(構成単位C)からなり、全構
    成単位を100モル%として、構成単位A:(構成単位
    B+構成単位C)の割合が10〜90モル%:90〜1
    0モル%であり、且つ、構成単位Bと構成単位Cとの割
    合がモル比で1:99〜99:1であるポリカーボネー
    ト樹脂共重合体。
  2. 【請求項2】 構成単位Aが、1,4−シクロヘキサン
    ジメタノールから誘導された構成単位である請求項1記
    載のポリカーボネート樹脂共重合体。
  3. 【請求項3】 構成単位Cが、1,1−ビス(4−ヒド
    ロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキ
    サン、4,4’−スルホニルジフェノール及び9,9−
    ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)フルオレ
    ンからなる群より選ばれた少なくとも一種から誘導され
    た構成単位である請求項1記載のポリカーボネート樹脂
    共重合体。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のポリカーボネート樹脂共
    重合体より形成されたプラスチックレンズ。
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