JP2002225578A - ハイブリッド車 - Google Patents

ハイブリッド車

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JP2002225578A JP2001028840A JP2001028840A JP2002225578A JP 2002225578 A JP2002225578 A JP 2002225578A JP 2001028840 A JP2001028840 A JP 2001028840A JP 2001028840 A JP2001028840 A JP 2001028840A JP 2002225578 A JP2002225578 A JP 2002225578A
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    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
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    • F16H3/727Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion with a secondary drive, e.g. regulating motor, in order to vary speed continuously with at least two dynamo electric machines for creating an electric power path inside the gearing, e.g. using generator and motor for a variable power torque path
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の駆動力源から出力された動力の伝達状
態を変更する場合に、車両の駆動力変化を抑制すること
のできるハイブリッド車を提供する。 【解決手段】 複数の駆動力源1,9の動力を車輪49
Aに伝達する経路の少なくとも一部が共通化されている
とともに、複数の駆動力源1,9のうちの所定の駆動力
源から出力された動力を車輪49Aに伝達する経路に、
2つの回転部材の間の動力伝達状態を変更する動力伝達
状態制御装置が設けられているハイブリッド車におい
て、動力伝達状態制御装置8が、所定の駆動力源9以外
の駆動力源1の動力を車輪49Aに伝達する経路以外の
経路に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の駆動力源
を有するハイブリッド車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の駆動力源として、燃料の燃
焼により動力を出力するエンジンと、電力の供給により
動力を出力する電動機とを搭載したハイブリッド車が提
案されている。このハイブリッド車においては、各種の
条件に基づいて、エンジンおよび電動機の駆動・停止を
制御することにより、燃費の向上および騒音の低減なら
びに排気ガスの低減を図ることができるものとされてい
る。
【0003】このように、複数の駆動力源を搭載したハ
イブリッド車の一例が、特開2000−2327号公報
に記載されている。この公報に記載されたハイブリッド
車は、エンジンおよび電動機ならびに発電機を有し、こ
れらがそれぞれ動力伝達経路に連結されている。動力伝
達経路には、遊星歯車機構からなる合成分配機構が設け
られており、エンジンと遊星歯車機構のキャリヤとが連
結され、発電機と遊星歯車機構のサンギヤとが連結さ
れ、電動機と遊星歯車機構のリングギヤとが連結されて
いる。リングギヤにはドライブスプロケットが形成され
ている。
【0004】一方、前記合成分配機構に隣接して変速機
が設けられている。この変速機は、入力軸および出力軸
を備えているとともに、入力軸にはドリブンスプロケッ
トが設けられている。また、入力軸には、低速段ドライ
ブギヤおよび高速段ドライブギヤが、入力軸と相対回転
可能に取り付けられている。さらに、入力軸と低速段ド
ライブギヤまたは高速段ドライブギヤとを選択的に連結
する同期連結機構が設けられている。そして、ドリブン
スプロケットとドライブスプロケットにはチェーンが巻
き掛けられている。前記出力軸には、低速段ドリブンギ
ヤおよび高速段ドリブンギヤが形成されており、低速段
ドライブギヤと低速段ドリブンギヤとが噛合され、高速
段ドライブギヤと高速段ドリブンギヤとが噛合されてい
る。なお、変速機の出力軸のトルクがデファレンシャル
に伝達されるように構成されている。
【0005】そして、上記公報に記載されたハイブリッ
ド車においては、エンジンから出力された動力と電動機
から出力された動力とを、合成分配機構で合成するとと
もに、合成された動力をリングギヤおよびチェーンを介
して入力軸に伝達することができる。一方、同期連結機
構を制御することにより、入力軸と出力軸との間の変速
比が切り換えられる。すなわち、同期連結機構の動作に
より、低速段ドライブギヤと入力軸とが連結された状
態、または高速段ドライブギヤと入力軸とが連結された
状態に変更することにより、その変速比をロー・ハイの
二段に切り換えることができる。すなわち、同期連結機
構を制御することにより、電動機から車輪に至る動力伝
達経路に設けられている入力軸と出力軸との間の動力伝
達状態、すなわち、変速比が2段階に切り換えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載されたハイブリッド車においては、エンジンおよび
電動機の動力が、いずれも変速機を経由してデファレン
シャルに伝達されるように構成されている。したがっ
て、同期連結機構を制御して、変速機の変速比を切り換
える際には、車輪に対してトルクが伝達されない状態が
過渡的に生じる。その結果、駆動力の抜けが生じて運転
者に違和感を与えるという問題があった。
【0007】この発明は上記の事情を背景としてなされ
たものであり、所定の駆動力源から車輪に至る動力の伝
達経路に設けられている2つの回転部材の間の動力伝達
状態を変更する場合に、車両の駆動力の低下を抑制する
ことのできるハイブリッド車を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1の発明は、複数の駆動力
源の動力を車輪に伝達する経路の少なくとも一部が共通
化されているとともに、前記複数の駆動力源のうちの所
定の駆動力源から出力された動力を前記車輪に伝達する
経路に、2つの回転部材の間の動力伝達状態を変更する
動力伝達状態制御装置が設けられているハイブリッド車
において、前記動力伝達状態制御装置が、前記所定の駆
動力源以外の駆動力源の動力を前記車輪に伝達する経路
以外の経路に配置されていることを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項1の発明において、「2つの回転部
材の間の動力伝達状態を変更する」とは、例えば、「一
方の回転部材の回転速度と、他方の回転部材の回転速度
との比、すなわち変速比を変更すること」、または、
「一方の回転部材と他方の回転部材との間における動力
の伝達経路を変更すること」の少なくとも一方が挙げら
れる。つまり、動力伝達状態制御装置は、例えば、「2
つの回転部材同士の変速比」、または「2つの回転部材
の間の動力の伝達経路」の少なくとも一方を変更できる
ように構成されている。
【0010】請求項1の発明によれば、所定の駆動力源
の動力を車輪に伝達するにあたり、2つの回転部材の間
の動力の伝達状態を変更する場合でも、所定の駆動力源
以外の駆動力源の動力が車輪に伝達され、車輪に伝達さ
れるトルクの低下が抑制される。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の構成に加え
て、前記複数の駆動力源の動力を合成して前記車輪に伝
達する機能と、前記所定の駆動力源以外の動力を発電機
に伝達する機能とを有する合成分配機構が設けられてい
ることを特徴とするものである。請求項2の発明におい
ても、請求項1の発明と同様の作用が生じる。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の構成に加え
て、前記合成分配機構が3つの回転要素を有し、前記所
定の駆動力源および所定の駆動力源以外の駆動力源なら
びに発電機と、前記3つの回転要素とが、別々に動力伝
達可能に連結されていることを特徴とするものである。
請求項3の発明においても、請求項2の発明と同様の作
用が生じる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかの構成に加えて、前記所定の駆動力源の出力軸
と、所定の駆動力源以外の駆動力源の出力軸とが非同心
状に配置されていることを特徴とするものである。
【0014】請求項4の発明によれば、請求項1ないし
3の発明と同様の作用が生じる他に、各出力軸の軸線方
向において、所定の駆動力源とその他の機構の少なくと
も一部同士の配置位置を重ならせることができる。
【0015】請求項5の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかの構成に加えて、前記所定の駆動力源の出力軸
と、所定の駆動力源以外の駆動力源の出力軸とが同心状
に配置されていることを特徴とするものである。
【0016】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
3のいずれかの発明と同様の作用が生じる他に、各出力
軸の半径方向において、複数の駆動力源の配置スペース
が狭められる。
【0017】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかの構成に加えて、前記動力伝達状態制御装置が、
3つの回転要素同士を半径方向に配置した遊星歯車式変
速機構を備えているとともに、この3つの回転要素の回
転・停止を制御することにより、前記2つの回転部材の
間の動力伝達状態が変更されるものであることを特徴と
する。
【0018】請求項6の発明によれば、請求項1ないし
5のいずれかの発明と同様の作用が生じる他に、3つの
回転要素同士が半径方向に配置されているため、各出力
軸の軸線方向における動力伝達状態制御装置の配置スペ
ースが狭められる。
【0019】請求項7の発明は、請求項1ないし4の構
成に加えて、前記動力伝達状態制御装置が、変速比の異
なる複数のギヤ列を有する選択歯車式変速機構を備えて
いるとともに、前記複数のギヤ列のいずれかを動力伝達
可能に制御することにより、前記2つの回転部材の間の
動力伝達状態が変更されるものであることを特徴とす
る。
【0020】請求項7の発明によれば、請求項1ないし
4のいずれかの発明と同様の作用が生じる他に、ギヤ列
の数を増やすことにより、所定の駆動力源から車輪に至
る経路の変速比を調整する自由度が増す。
【0021】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明を図面を参照し
ながら具体的に説明する。図1は、この発明の一実施例
であるFF(フロントエンジンフロントドライブ;エン
ジン前置き前輪駆動)形式のハイブリッド車の概略的な
スケルトン図である。この図1は、請求項1、請求項
2、請求項3、請求項5、請求項6に対応する実施例で
ある。図1において、1はエンジンであり、このエンジ
ン1としては内燃機関、具体的にはガソリンエンジンま
たはディーゼルエンジンまたはLPGエンジンなどを用
いることができる。この実施例においては、便宜上、エ
ンジン1としてガソリンエンジンを用いた場合について
説明する。エンジン1は、燃料の燃焼によりクランクシ
ャフト2から動力を出力する装置であって、吸気装置、
排気装置、燃料噴射装置、点火装置、冷却装置などを備
えた公知のものである。クランクシャフト2は車両の幅
方向に、かつ、水平に配置され、クランクシャフト2の
後端部にはフライホイール3が形成されている。
【0022】このエンジン1に隣接して中空のケーシン
グ4が設けられており、ケーシング4の内部には、イン
プットシャフト5、第1のモータ・ジェネレータ6、遊
星歯車機構7、動力伝達状態制御装置8、第2のモータ
・ジェネレータ9が設けられている。インプットシャフ
ト5はクランクシャフト2と同心状に、かつ、回転可能
に保持されており、インプットシャフト5におけるクラ
ンクシャフト2側の端部には、クラッチハブ10がスプ
ライン嵌合されている。
【0023】そして、クランクシャフト2とインプット
シャフト5との動力伝達状態を制御するクラッチ11が
設けられている。このクラッチ1は、クラッチハブ10
の外周側にダンパ機構12を介して取り付けられたクラ
ッチディスク13と、フライホイール3の外周側に連続
された円筒状のクラッチカバー14と、クラッチカバー
14内に配置され、かつ、インプットシャフト5の軸線
方向に動作可能な環状のプレッシャープレート15とを
有し、フライホイール3とプレッシャープレート15と
の間にクラッチディスク13が配置されている。そし
て、後述するアクチュエータによりプレッシャープレー
ト15の動作を制御することにより、クラッチ11が係
合・解放されて、クランクシャフト2とインプットシャ
フト5との間における動力伝達状態が制御される。
【0024】前記第1のモータ・ジェネレータ6は、イ
ンプットシャフト5の外側において、エンジン1に近い
方の位置に配置され、第2のモータ・ジェネレータ9
は、インプットシャフト5の外側において、第1のモー
タ・ジェネレータ6よりもエンジン1から遠い位置に配
置されている。第1のモータ・ジェネレータ6および第
2のモータ・ジェネレータ9は、電力の供給により駆動
する電動機としての機能(力行機能)と、機械エネルギ
を電気エネルギに変換する発電機としての機能(回生機
能)とを兼ね備えている。第1のモータ・ジェネレータ
6および第2のモータ・ジェネレータ9としては、例え
ば、交流同期型のモータ・ジェネレータを用いることが
できる。この第1のモータ・ジェネレータ6は、ケーシ
ング4側に固定されたステータ16と、回転可能に配置
されたロータ17とを有している。このロータ17はイ
ンプットシャフト5の外側に配置されている。また、第
2のモータ・ジェネレータ9は、ケーシング4側に固定
されたステータ18と、回転可能に配置されたロータ1
9とを有している。このロータ19はインプットシャフ
ト5の外側に配置されている。上記のように、エンジン
1および第1のモータ・ジェネレータ6ならびに第2の
モータ・ジェネレータ9が、いずれも同心状に、かつ、
軸線方向に配置されている。
【0025】また、前記遊星歯車機構7は、第1のモー
タ・ジェネレータ6と第2のモータ・ジェネレータ9と
の間に設けられており、この遊星歯車機構7は、いわゆ
るシングルピニオン形式の構造を備えており、この遊星
歯車機構7は、サンギヤ20と、サンギヤ20と同心状
に配置され、かつ、コネクティングドラム24に取り付
けられたリングギヤ21と、サンギヤ20およびリング
ギヤ21に噛合するピニオンギヤ22を保持したキャリ
ヤ23とを有している。そして、サンギヤ20と第1の
モータ・ジェネレータ6のロータ17とが中空シャフト
5Aを介して連結され、キャリヤ23とインプットシャ
フト5とが連結されている。中空シャフト5Aはインプ
ットシャフト5の外側に配置されており、インプットシ
ャフト6と中空シャフト5Aとが相対回転可能に構成さ
れている。なお、コネクティングドラム24において、
第1のモータ・ジェネレータ6側の端部にはドライブス
プロケット25が形成されている。さらに、コネクティ
ングドラム24において、第2のモータ・ジェネレータ
9側の端部にはギヤ26が形成されている。
【0026】前記インプットシャフト5の外周側には中
空シャフト27が取り付けられており、インプットシャ
フト5と中空シャフト27とが相対回転可能に構成され
ている。そして、第2のモータ・ジェネレータ9のロー
タ19が中空シャフト27に連結されている。前記動力
伝達状態制御装置8は、遊星歯車機構7と第2のモータ
・ジェネレータ9との間に配置されており、この動力伝
達状態制御装置8は、いわゆるシングルピニオン形式の
遊星歯車式変速機構8Aと切り換え機構33とを有して
いる。この遊星歯車式変速機構8Aは、サンギヤ28
と、サンギヤ28と同心状に配置され、かつ、ケーシン
グ4側に固定されたリングギヤ29と、サンギヤ28お
よびリングギヤ29に噛合するピニオンギヤ30を保持
したキャリヤ31とを有している。なお、キャリヤ31
における遊星歯車機構7側の端部には、インナーギヤ3
5が形成されている。そして、サンギヤ28は中空シャ
フト27に連結されている。中空シャフト27における
遊星歯車機構7と動力伝達状態制御装置8との間には、
ギヤ32が形成されている。
【0027】さらに、前記切り換え機構33は、遊星歯
車機構7と遊星歯車式変速機構8Aとの間に設けられて
いる。この切り換え機構33は、公知の同期噛み合い機
構などにより構成されており、インプットシャフト5の
軸線方向に動作可能なハブスリーブ34を有している。
このハブスリーブ34は、後述するアクチュエータによ
りその動作が制御されるものであり、ハブスリーブ34
の内歯(図示せず)とギヤ26とが常時係合されてい
る。そして、ハブスリーブ34の動作により、ハブスリ
ーブ34とギヤ32またはインナーギヤ35とが選択的
に係合される。
【0028】前記ケーシング4の内部には、インプット
シャフト5と平行なカウンタードライブシャフト36お
よびカウンタードリブンシャフト37が設けられてい
る。カウンタードライブシャフト36には、ドリブンス
プロケット38およびカウンタードライブギヤ39が形
成されている。そして、前記ドライブスプロケット25
およびドリブンスプロケット38にはチェーン40が巻
き掛けられている。カウンタードリブンシャフト37に
は、カウンタードリブンギヤ41およびファイナルドラ
イブピニオンギヤ42が形成されている。そして、カウ
ンタードリブンギヤ41とカウンタードライブギヤ39
とが噛合されている。
【0029】さらに、ケーシング4の内部にはデファレ
ンシャル43が設けられており、デファレンシャル43
は、デフケース44の外周側に形成されたファイナルリ
ングギヤ45と、デフケース44に対してピニオンシャ
フト46を介して取り付けられた連結された複数のピニ
オンギヤ47と、複数のピニオンギヤ47に噛合された
サイドギヤ48と、サイドギヤ48に連結されたフロン
トドライブシャフト49とを有している。フロントドラ
イブシャフト49には前輪49Aが連結されている。上
記の構成により、前輪49Aとリングギヤ21とが、デ
ファレンシャル43、カウンタドリブンシャフト37、
カウンタドライブシャフト36、チェーン40、ドライ
ブスプロケット25などを介して動力伝達可能に連結さ
れている。
【0030】図2は、ハイブリッド車の制御系統を示す
ブロック図である。まず、車両全体を制御するハイブリ
ッド用電子制御装置50が設けられており、このハイブ
リッド用電子制御装置50は、演算処理装置(CPUま
たはMPU)および記憶装置(RAMおよびROM)な
らびに入出力インターフェースを主体とするマイクロコ
ンピュータにより構成されている。以下、各種の電子制
御装置が設けられているが、その構成はほぼ同じであ
る。このハイブリッド用電子制御装置50に対して、イ
グニッションスイッチ51の信号、エンジン回転数セン
サ52の信号、ブレーキスイッチ53の信号、車速セン
サ54の信号、アクセル開度センサ55の信号、シフト
ポジションセンサ56の信号などが入力されている。
【0031】ハイブリッド用電子制御装置50には、エ
ンジン用電子制御装置57が相互に信号通信可能に接続
されている。このエンジン用電子制御装置57から、エ
ンジン1の吸気装置に設けられた電子スロットルバルブ
58を制御する信号、燃料噴射装置59を制御する信
号、点火装置60を制御する信号などが出力される。
【0032】また、ハイブリッド用電子制御装置50に
は、モータ・ジェネレータ用電子制御装置61が相互に
信号通信可能に接続されている。モータ・ジェネレータ
用電子制御装置61にはインバータ62が接続されてお
り、インバータ62には蓄電装置63が接続されてい
る。蓄電装置63としては、例えば、バッテリまたはキ
ャパシタなどを用いることができる。
【0033】そして、インバータ62には、第1のモー
タ・ジェネレータ6および第2のモータ・ジェネレータ
9が接続されている。そして、蓄電装置63の電力によ
り第1のモータ・ジェネレータ6および第2のモータ・
ジェネレータ9を駆動することができる。さらに、第1
のモータ・ジェネレータ6または第2のモータ・ジェネ
レータ9を発電機として機能させた場合に、その電力を
インバータ62を経由して蓄電装置63に充電すること
ができる。
【0034】さらに、ハイブリッド用電子制御装置50
には蓄電装置用電子制御装置64が信号通信可能に接続
され、蓄電装置63の充電状態を示す信号が、蓄電装置
用電子制御装置64に入力される。さらにまた、ハイブ
リッド用電子制御装置50の制御信号がアクチュエータ
65に入力され、アクチュエータ65によりクラッチ1
1が制御される。またハイブリッド用電子制御装置50
の制御信号が他のアクチュエータ66に入力され、アク
チュエータ66により切り換え機構33が制御される。
アクチュエータ66としては、例えば、油圧により切り
換え機構33を動作させるシステム、電磁力により切り
換え機構33を動作させるシステム、空気圧により切り
換え機構33を動作させるシステムを用いることができ
る。
【0035】ここで、図1に示す実施例の構成と、この
発明の構成との対応関係について説明すれば、第2のモ
ータ・ジェネレータ9がこの発明の所定の駆動力源に相
当し、エンジン1が所定の駆動力源以外の駆動力源に相
当し、動力伝達状態制御装置8がこの発明の動力伝達状
態制御装置に相当し、遊星歯車機構7がこの発明の合成
分配機構に相当し、サンギヤ20およびリングギヤ21
ならびにキャリヤ23が、この発明の合成分配機構の3
つの回転要素に相当し、サンギヤ28およびリングギヤ
29ならびにキャリヤ31が、この発明の遊星歯車式変
速機構の3つの回転要素に相当し、第1のモータ・ジェ
ネレータ6がこの発明の発電機に相当し、クランクシャ
フト2および中空シャフト27がこの発明の駆動力源の
出力軸に相当し、中空シャフト27およびギヤ26がこ
の発明の2つの回転部材に相当し、前輪49Aがこの発
明の車輪に相当する。
【0036】図1および図2の実施例においては、車速
およびアクセル開度などの条件に基づいて、前輪に伝達
するべき要求トルクが算出され、その算出結果に基づい
て、エンジン1、クラッチ11、第1のモータ・ジェネ
レータ6、第2のモータ・ジェネレータ9、動力伝達状
態制御装置8が制御され、エンジン1または第2のモー
タ・ジェネレータ9の少なくとも一方の動力(言い換え
ればトルク)を前輪49Aに伝達することができる。
【0037】まず、エンジン1から出力されるトルクを
前輪49Aに伝達する場合は、クラッチ11が係合され
る。すると、クランクシャフト2のトルクがインプット
シャフト5を介してキャリヤ23に伝達される。キャリ
ヤ23に伝達されたトルクは、コネクティングドラム2
4、ドライブスプロケット25、チェーン40、カウン
タドライブシャフト36、カウンタドリブンシャフト3
7、デファレンシャル43を介してを介して前輪49A
に伝達され、駆動力が発生する。また、エンジン1のト
ルクをキャリヤ23に伝達する際に、第1のモータ・ジ
ェネレータ6を発電機として機能させ、発生した電力を
蓄電装置63に充電できる。
【0038】さらに、第2のモータ・ジェネレータ9を
電動機として駆動させ、そのトルクを前輪49Aに伝達
する場合は、車速およびアクセル開度ならびに要求トル
クなどに基づいて、動力伝達状態制御装置8が制御され
る。まず、車両の発進などのように、要求トルクが比較
的大きい場合は、切り換え機構33のハブスリーブ34
が、図1の上側に示す位置に制御され、インナーギヤ3
5とギヤ26とがハブスリーブ34により連結される。
インナーギヤ35とギヤ26とがハブスリーブ34によ
り連結された状態を、ロー状態と呼ぶ。すると、第2の
モータ・ジェネレータ9のトルクは、中空シャフト2
7、サンギヤ28を介してピニオンギヤ30に伝達され
るとともに、リングギヤ29が反力要素となってキャリ
ヤ31が回転し、そのトルクがハブスリーブ34、ギヤ
26を介してコネクティングドラム21に伝達される。
このようにして、第2のモータ・ジェネレータ9の回転
速度が、動力伝達状態制御装置8により減速されて、コ
ネクティングドラム21に伝達される。
【0039】これに対して、要求トルクが低下し、か
つ、車速が上昇した際に、前記動力伝達状態制御装置3
4がロー状態に制御されていると、第2のモータ・ジェ
ネレータ9が高速回転することになる。そこで、このよ
うな場合は、同期噛み合い機構33のハブスリーブ34
が、図1の下側に示す位置に制御され、ギヤ32とギヤ
26とがハブスリーブ34により連結される。ギヤ32
とギヤ26とがハブスリーブ34により連結された状態
を、ハイ状態と呼ぶ。すると、第2のモータ・ジェネレ
ータ9のトルクは、中空シャフト27、ギヤ32、ハブ
スリーブ34、ギヤ26を介してコネクティングドラム
24に伝達される。このようにして、第2のモータ・ジ
ェネレータ9の回転速度が、そのままの回転速度でコネ
クティングドラム24に伝達される。
【0040】さらにまた、エンジン1のトルクと第2の
モータ・ジェネレータ9のトルクとを、遊星歯車機構7
により合成して前輪49Aに伝達することができる。ま
た、動力伝達状態制御装置8を、ロー状態もしくはハイ
状態の2段階で選択的に制御することにより、第2のモ
ータ・ジェネレータ9から遊星歯車機構7に入力される
トルクを増減することができる。なお、車両の減速時、
言い換えれば、惰力走行時において、前輪49Aからデ
ファレンシャル43、カウンタドリブンシャフト37、
カウンタドライブギヤ36、遊星歯車機構7に入力され
る動力(運動エネルギー)を、第2のモータ・ジェネレ
ータ9に伝達するとともに、第2のモータ・ジェネレー
タ9を発電機として機能させ、発生する電力を蓄電装置
63に充電する制御、いわゆる回生制動制御をおこなう
こともできる。
【0041】そして、図1の実施例においては、動力伝
達状態制御装置8が、エンジン1から前輪49Aに至る
動力伝達経路以外の経路に配置されている。言い換えれ
ば、エンジン1の動力を、動力伝達状態制御装置8を経
由させることなく、前輪49Aに伝達することができ
る。このため、動力伝達状態制御装置8をロー状態とハ
イ状態とに切り換えることにより、中空シャフト46と
ギヤ26との間の変速比および動力の伝達経路を変更す
る場合に、その変更途中で、第2のモータ・ジェネレー
タ9の動力が前輪49Aに伝達されない状態が過渡的に
生じたとしても、エンジントルクを前輪49Aに伝達す
ることができる。したがって、車両の駆動力の低下を抑
制することができ、運転者が違和感を持つことを回避で
きるとともに、車両の走行性能の低下を抑制することが
できる。
【0042】なお、動力伝達状態制御装置8をロー状態
とハイ状態とで相互に切り換え制御する場合に、前輪4
9Aに伝達されるトルクの不足分を補うように、エンジ
ン出力を増加する制御をおこなうこともできる。例え
ば、吸入空気量、燃料噴射量、点火時期のうち、少なく
とも一つを制御することにより、エンジン出力を増加す
ることができる。
【0043】また、図1の実施例においては、要求トル
クに応じて動力伝達状態制御装置8の変速比を2段階に
制御することができるため、車速が上昇した場合でも、
第2のモータ・ジェネレータ9を高速回転化する必要が
ない。したがって、動力伝達状態制御装置8の減速比分
に対応して、第2のモータ・ジェネレータ9の定格など
の特性を高めるような設計が不要となり、第2のモータ
・ジェネレータ9の製造コストの上昇を抑制し、かつ、
第2のモータ・ジェネレータ9の質量が増加することを
抑制できる。
【0044】また、図1の実施例においては、車速が上
昇した場合でも、第2のモータ・ジェネレータ9を高速
回転化することを抑制できる。したがって、第2のモー
タ・ジェネレータ9の回転要素のフリクションを低減す
ることができ、かつ、回転要素に必要な強度の上昇を図
る必要もなく、さらには、回転要素を保持する軸受など
の潤滑および冷却性能を高める必要もない。なお、図1
の実施例においては、動力伝達状態制御装置8が、エン
ジン1から前輪49Aに至る動力伝達経路以外の経路に
設けられており、要求トルクの増加に対応するために、
第2のモータ・ジェネレータ9の体格をそのままにし
て、デファレンシャル43の減速比を調整する構成を採
用していない。したがって、デファレンシャル43の減
速比を調整する構成を採用する場合のように、第2のモ
ータ・ジェネレータ9が高回転化することを未然に回避
できる。
【0045】また、図1の実施例においては、切り換え
機構33のハブスリーブ34の動作を、軸線方向の2つ
の停止位置に制御することにより、変速がおこなわれる
ように構成されているため、図2に示すアクチュエータ
66として、油圧により切り換え機構33を動作させる
システムではなく、ハブスリーブ34の2つの停止位置
を確実に設定するシステム、例えば、電磁力を用いたシ
ステム、または空気圧を用いたシステムを用いることも
できる。このように構成すれば、油圧システムを用いた
場合のような引き摺りが発生することもなく、車両停止
中に駆動力源に代わり、オイルポンプを駆動するための
電動機等を設ける必要もない。
【0046】さらに、図1の実施例においては、クラン
クシャフト2と中空シャフト27とが同心状に配置され
ているため、クランクシャフト2および中空シャフト2
7の半径方向において、エンジン1および第2のモータ
・ジェネレータ9の配置スペースが抑制され、車載性が
向上する。さらにまた、図1の実施例においては、動力
伝達状態制御装置8が、サンギヤ28およびリングギヤ
29ならびにキャリヤ31を相互に半径方向に配置した
遊星歯車式変速機構8Aを備えているため、中空シャフ
ト27の軸線方向における動力伝達状態制御装置8の配
置スペースが狭められ、車載性が向上する。
【0047】図3は、他の実施例を示すスケルトン図で
あり、この図3は、請求項1、請求項2、請求項3、請
求項5、請求項6に対応する実施例である。この図3の
実施例と図1の実施例とを比較すると、動力伝達状態制
御装置8の構成が異なる。図3の実施例においては、動
力伝達状態制御装置8側のキャリヤ31と、遊星歯車機
構7側のコネクティングドラム24とが連結されてい
る。また、動力伝達状態制御装置8は、キャリヤ31と
中空シャフト27とを選択的に係合・解放するクラッチ
67を有している。さらに、遊星歯車式変速機構8Aの
リングギヤ29はインプットシャフト5の外側に回転・
停止自在に配置され、リングギヤ29の回転・停止を制
御するブレーキ68が設けられている。
【0048】なお、図3の実施例において、図1の実施
例と同様の構成については、図1の実施例と同じ符号を
付してその説明を省略する。さらに、図3の実施例に対
しても、図2の制御系統を適用することができる。ここ
で、図3の実施例の構成と、この発明の構成との対応関
係を説明すれば、中空シャフト27およびコネクティン
グドラム24がこの発明の2つの回転部材に相当する。
図3のその他の構成と、この発明の構成との対応関係
は、図1の構成と、この発明の構成との対応関係と同様
である。
【0049】つぎに、図3の実施例の作用を説明する。
図3の実施例においても、車速およびアクセル開度など
の条件に基づいて、前輪に伝達するべき要求トルクが算
出され、その算出結果に基づいて、エンジン1、クラッ
チ11、第1のモータ・ジェネレータ6、第2のモータ
・ジェネレータ9、動力伝達状態制御装置8が制御され
る。エンジン1から出力されるトルクを前輪49Aに伝
達する場合のクラッチ11の制御および動力の伝達経路
は、図1の実施例と同様である。
【0050】さらに、図3の実施例においても、第2の
モータ・ジェネレータ9を電動機として駆動させ、その
トルクを合成分割機構7を経由させて前輪49Aに伝達
することができる。第2のモータ・ジェネレータ9を電
動機として駆動させる場合は、車速およびアクセル開度
ならびに要求トルクなどに基づいて、動力伝達状態制御
装置8が制御される。まず、要求トルクが比較的大きい
場合は、ブレーキが68が係合され、かつ、クラッチ6
7が解放される。
【0051】すると、第2のモータ・ジェネレータ9の
トルクは、中空シャフト27、サンギヤ28を介してピ
ニオンギヤ30に伝達されるとともに、リングギヤ29
が反力要素となってキャリヤ31が回転し、そのトルク
がコネクティングドラム24に伝達される。このように
して、第2のモータ・ジェネレータ9の回転速度が、動
力伝達状態制御装置8により減速されて、コネクティン
グドラム24に伝達される。このように、第2のモータ
・ジェネレータ9の回転速度が、動力伝達状態制御装置
8により減速されて、コネクティングドラム24に伝達
される状態を、ロー状態と呼ぶ。
【0052】これに対して、要求トルクが低下し、か
つ、車速が上昇した際に、動力伝達状態制御装置8がロ
ー状態に制御されていると、第2のモータ・ジェネレー
タ9が高速回転することになる。そこで、このような場
合はブレーキ68が解放され、かつ、クラッチ67が係
合される。すると、第2のモータ・ジェネレータ9のト
ルクは、中空シャフト27、キャリヤ31を介してコネ
クティングドラム24に伝達される。このようにして、
第2のモータ・ジェネレータ9の回転速度が、そのまま
の回転速度でコネクティングドラム24に伝達される状
態をハイ状態と呼ぶ。
【0053】上記のように、図3の実施例においても、
エンジン1のトルクと第2のモータ・ジェネレータ9の
トルクとを、遊星歯車機構7により合成して前輪49A
に伝達することができる。また、動力伝達状態制御装置
8を、ロー状態もしくはハイ状態の2段階で選択的に制
御することにより、第2のモータ・ジェネレータ9から
遊星歯車機構7に入力されるトルクを増減することがで
きる。
【0054】そして、図3の実施例においても、第2の
モータ・ジェネレータ9の動力を前輪49Aに伝達する
にあたり、中空シャフト27とコネクティングドラム2
4との間の変速比および動力伝達経路を変更する動力伝
達状態制御装置8が、エンジン1から前輪49Aに至る
動力伝達経路以外の経路に配置されている。このため、
図3の実施例においても、図1の実施例と同様の効果を
得られる。なお、図3の実施例において、図1の実施例
の構成と同じ構成部分については、図1の実施例と同様
の作用効果を得られる。
【0055】図4は、他の実施例を示すスケルトン図で
あり、この図4は、請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4、請求項6に対応する実施例である。図4の実施
例においては、インプットシャフト5の軸線方向におい
て、クラッチ11と第1のモータ・ジェネレータ6との
間に、遊星歯車機構7が配置されている。
【0056】また、エンジン1のクランクシャフト2
と、第2のモータ・ジェネレータ9のシャフト69とが
非同心状に配置されている。このため、第2のモータ・
ジェネレータ9と第1のモータ・ジェネレータ6とを、
その軸線方向における配置スペースの少なくとも一部を
重ならせることができる。そして、第2のモータ・ジェ
ネレータ9のロータ19がシャフト69の外周に連結さ
れており、シャフト69は車両の幅方向に、かつ水平に
配置されている。
【0057】また、動力伝達状態制御装置8がシャフト
69の周囲に配置されており、動力伝達状態制御装置8
のサンギヤ28はシャフト69の外周に連結されてい
る。さらにシャフト69にはギヤ70が形成されてい
る。一方、シャフト69と同心状に別のシャフト71が
配置されており、シャフト71にはギヤ72,73が形
成されている。これら、ギヤ50,70,72およびハ
ブスリーブ34などの構成により切り換え機構33が構
成されている。そして、ハブスリーブ34をシャフト6
9,70の軸線方向に動作させることにより、ギヤ72
とインナーギヤ35またはギヤ70とが、ハブスリーブ
34により選択的に連結される。
【0058】さらにまた、図4の実施例においては、遊
星歯車機構7の一部を構成するコネクティングドラム2
4に、カウンタドライブギヤ76が形成されている。ま
た、前記インプットシャフト5と平行なカウンタドリブ
ンシャフト77が設けられている。このカウンタドリブ
ンシャフト77には、カウンタドリブンギヤ78および
ファイナルドライブピニオンギヤ79ならびにギヤ74
が形成されている。そして、カウンタドライブギヤ76
とカウンタドリブンギヤ78とが噛合されているととも
に、前記ギヤ73とギヤ74とが噛合されている。さら
に、ファイナルドライブピニオンギヤ79とファイナル
リングギヤ45とが直接噛合されている。
【0059】なお、図4の実施例において、図1の実施
例と同様の構成については、図1の実施例と同じ符号を
付してその説明を省略する。さらに、図4の実施例に対
しても、図2の制御系統を適用することができる。ここ
で、図4に示す構成とこの発明の構成との対応関係を説
明すれば、シャフト69がこの発明の所定の駆動力源の
出力軸に相当し、シャフト69およびシャフト71がこ
の発明の2つの回転部材に相当し、遊星歯車機構7、カ
ウンタドライブギヤ76、カウンタドリブンギヤ78、
カウンタドリブンシャフト77などにより、この発明の
合成分配機構90が構成されている。なお、図4のその
他の構成と、この発明の構成との対応関係は、図1の構
成とこの発明の構成との対応関係と同様である。
【0060】つぎに、図4の実施例の作用を説明する。
図4の実施例においても、車速およびアクセル開度など
の条件に基づいて、前輪49Aに伝達するべき要求トル
クが算出され、その算出結果に基づいて、エンジン1、
クラッチ11、第1のモータ・ジェネレータ6、第2の
モータ・ジェネレータ9、動力伝達状態制御装置8が制
御され、エンジン1または第2のモータ・ジェネレータ
9の少なくとも一方のトルクを、車輪49Aに伝達する
ことができる。
【0061】まず、エンジン1から出力されたトルクが
遊星歯車機構7のカウンタドライブギヤ76に伝達され
ると、このトルクは、カウンタドリブンギヤ78、ファ
イナルドライブピニオンギヤ79、デファレンシャル4
3を経由して前輪49Aに伝達される。
【0062】また、第2のモータ・ジェネレータ9を電
動機として駆動させ、そのトルクを前輪49Aに伝達す
ることができる。まず、車両の発進などのように、要求
トルクが比較的大きい場合について説明する。この場合
は、切り換え機構33のハブスリーブ34が、図4の上
側に示す位置に制御され、インナーギヤ35とギヤ72
とがハブスリーブ34により連結される。インナーギヤ
35とギヤ72とがハブスリーブ34により連結される
状態を、ロー状態と呼ぶ。
【0063】動力伝達状態制御装置8がロー状態に制御
されると、第2のモータ・ジェネレータ9のトルクは、
シャフト69、サンギヤ28を介してピニオンギヤ30
に伝達されるとともに、リングギヤ29が反力要素とな
ってキャリヤ31が回転し、そのトルクがハブスリーブ
34、ギヤ72を介してシャフト71に伝達される。こ
のようにして、第2のモータ・ジェネレータ9の回転速
度が、動力伝達状態制御装置8により減速されて、その
動力がシャフト71に伝達される。シャフト71のトル
クは、ギヤ73およびギヤ74を経由してカウンタドリ
ブンシャフト77に伝達され、カウンタドリブンシャフ
ト77のトルクはデファレンシャル43を経由して前輪
49Aに伝達される。
【0064】つぎに、第2のモータ・ジェネレータ9の
トルクを車輪49Aに伝達するにあたり、要求トルクが
低下し、かつ、車速が上昇した場合について説明する。
この場合は、動力伝達状態制御装置8がロー状態に制御
されていると、第2のモータ・ジェネレータ9が高速回
転することになる。そこで、このような場合は、切り換
え機構33のハブスリーブ34が、図4の下側に示す位
置に制御され、ギヤ70とギヤ72とがハブスリーブ3
4により連結される。ギヤ70とギヤ72とがハブスリ
ーブ34により連結された状態を、ハイ状態と呼ぶ。動
力伝達状態制御装置8がハイ状態に制御されると、第2
のモータ・ジェネレータ9のトルクは、シャフト69、
ギヤ70、ハブスリーブ34、ギヤ72を介してシャフ
ト71に伝達される。
【0065】このようにして、第2のモータ・ジェネレ
ータ9の回転速度が、そのままの回転速度でシャフト7
1に伝達される。なお、シャフト71に伝達されたトル
クは、前述と同様の経路を介して前輪49Aに伝達され
る。そして、動力伝達状態制御装置8を、ロー状態もし
くはハイ状態の2段階で選択的に制御することにより、
第2のモータ・ジェネレータ9からカウンタドリブンシ
ャフト77に伝達されるトルクを増減することができ
る。
【0066】さらにまた、エンジン1から出力された動
力、および第2のモータ・ジェネレータ9から出力され
た動力を、遊星歯車機構7、より具体的には、カウンタ
ドリブンシャフト77で合成するとともに、合成された
動力をデファレンシャル43を経由して前輪49Aに伝
達することもできる。
【0067】そして、図4の実施例においても、第2の
モータ・ジェネレータ9の動力を前輪49Aに伝達する
にあたり、シャフト69とシャフト79との間における
変速比および動力の伝達経路を変更する動力伝達状態制
御装置8が、エンジン1から前輪49Aに至る動力伝達
経路以外の経路に配置されている。したがって、図4の
実施例においても、図1の実施例と同様の効果を得られ
る。また、図4の実施例においては、第2のモータ・ジ
ェネレータ9と、その他の機構、例えば、第1のモータ
・ジェネレータ6または遊星歯車機構7の少なくとも一
方とを、その軸線方向における配置スペースの少なくと
も一部を重ならせることができる。その結果、軸線方向
における各機構の配置スペースを狭めることができ、車
載性が向上する。
【0068】なお、軸線方向において、第2のモータ・
ジェネレータ9の配置スペースと、その他の機構の配置
スペースとの全部を異なる状態に設定すれば、第1のモ
ータ・ジェネレータ6およびその他の機構の半径方向の
体格を、相互に接触することなく任意に設定できるとい
う他の効果もある。さらに、図4の実施例において、図
1の実施例と同様の構成部分については、図1の実施例
と同様の作用効果を得られる。
【0069】図5は、他の実施例を示すスケルトン図で
あり、図5は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4、請求項6に対応する実施例である。この図5の実施
例と図4の実施例とを比較すると、動力伝達状態制御装
置8の構成が異なる。すなわち、図5の実施例において
は、動力伝達状態制御装置8が、図3の実施例と同様の
遊星歯車式変速機構8Aを有しており、遊星歯車式変速
機構8Aのサンギヤ28がシャフト69に連結され、遊
星歯車式変速機構8Aのキャリヤ31とシャフト69と
のトルク伝達状態を制御するクラッチ67が設けられて
いる。さらに、遊星歯車式変速機構8Aのキャリヤ31
とシャフト71とが連結されている。なお、図5の実施
例のその他の構成において、図1の実施例、図3の実施
例、図4の実施例と同様の構成については、図1および
図3ならびに図4の実施例と同じ符号を付してその説明
を省略する。また、図5の実施例に対しても、図2の制
御回路を適用することができる。ここで、図5の実施例
の構成とこの発明の構成との対応関係を説明する。図5
において、図1,図3,図4の実施例と同様の構成部分
は、図1,図3,図4の実施例の構成とこの発明の構成
との対応関係と同様である。
【0070】つぎに、図5の実施例の動作を説明する。
図5の実施例においても、車速およびアクセル開度など
の条件に基づいて、前輪49Aに伝達するべき要求トル
クが算出され、その算出結果に基づいて、エンジン1、
クラッチ11、第1のモータ・ジェネレータ6、第2の
モータ・ジェネレータ9、動力伝達状態制御装置8が制
御され、エンジン1または第2のモータ・ジェネレータ
9の少なくとも一方のトルクを、車輪49Aに伝達する
ことができる。
【0071】まず、エンジン1から出力されたトルクが
遊星歯車機構7のカウンタドライブギヤ76に伝達され
ると、このトルクは、カウンタドリブンギヤ78、ファ
イナルドライブピニオンギヤ79、デファレンシャル4
3を経由して前輪49Aに伝達される。
【0072】また、第2のモータ・ジェネレータ9を電
動機として駆動させ、そのトルクを前輪49Aに伝達す
ることができる。まず、車両の発進などのように、要求
トルクが比較的大きい場合は、ブレーキが68が係合さ
れ、かつ、クラッチ67が解放される。すると、第2の
モータ・ジェネレータ9のトルクは、シャフト69、サ
ンギヤ28を介してピニオンギヤ30に伝達されるとと
もに、リングギヤ29が反力要素となってキャリヤ31
およびシャフト71が一体回転する。このようにして、
第2のモータ・ジェネレータ9の回転速度が、動力伝達
状態制御装置8により減速されて、そのトルクがシャフ
ト71に伝達される。このように、第2のモータ・ジェ
ネレータ9の回転速度が、動力伝達状態制御装置8によ
り減速されて、そのトルクがシャフト71に伝達される
状態を、ロー状態と呼ぶ。
【0073】これに対して、要求トルクが低下し、か
つ、車速が上昇した際に、動力伝達状態制御装置8がロ
ー状態に制御されていると、第2のモータ・ジェネレー
タ9が高速回転することになる。そこで、このような場
合は、ブレーキ68が解放され、かつ、クラッチ67が
係合されて、シャフト69とシャフト71とが直結状態
となる。そして、第2のモータ・ジェネレータ9のトル
クは、シャフト69、キャリヤ31を介してシャフト7
1に伝達される。このようにして、第2のモータ・ジェ
ネレータ9の回転速度が変化することなく、そのトルク
がシャフト71に伝達される状態をハイ状態と呼ぶ。な
お、動力伝達状態制御装置8がロー状態またはハイ状態
のいずれに制御された場合でも、シャフト71のトルク
が前輪49Aに伝達される経路は、図4の実施例と同様
である。
【0074】さらにまた、エンジン1から出力された動
力および第2のモータ・ジェネレータ9から出力された
動力をカウンタドリブンシャフト77で合成するととも
に、合成された動力をデファレンシャル43を経由して
前輪49Aに伝達することもできる。
【0075】そして、図5の実施例においても、第2の
モータ・ジェネレータ9の動力を前輪49Aに伝達する
にあたり、シャフト69とシャフト71との間の変速比
および動力の伝達経路を変更する動力伝達状態制御装置
8が、エンジン1から前輪49Aに至る動力伝達経路以
外の経路に配置されている。したがって、図5の実施例
においても、図1の実施例と同様の効果を得られる。な
お、図5において、図1および図3ならびに図4と同様
の構成部分においては、図1および図3ならびに図4の
実施例と同様の作用効果を得られる。
【0076】図6は、他の実施例を示すスケルトン図で
あり、図6は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4、請求項7に対応する実施例である。この図6の実施
例の構成は、図4の実施例の構成とほぼ同様であり、図
6と図4とを比較すると、動力伝達状態制御装置8の構
成が異なる。以下、図6の実施例の動力伝達状態制御装
置8の構成を説明する。
【0077】まず、シャフト69にはギヤ80が形成さ
れており、シャフト69の外周におけるギヤ80の両側
には、中空シャフト81,82が取り付けられている。
中空シャフト81,82とシャフト69とは相対回転可
能に構成されており、一方の中空シャフト81には、ハ
イ用ドライブギヤ83とギヤ84とが形成されている。
また、他方の中空シャフト81には、ロー用ドライブギ
ヤ85とギヤ86とが形成されている。また、切り換え
機構33が設けられており、切り換え機構33はシャフ
ト69の軸線方向に動作するハブスリーブ34を有して
いる。このハブスリーブ34の動作により、ギヤ80と
ギヤ84またはギヤ86とが選択的に連結される。
【0078】一方、カウンタドリブンシャフト77に
は、図4の実施例と同様にカウンタドリブンギヤ78お
よびファイナルドライブピニオンギヤ79が形成されて
いる他に、ハイ用ドリブンギヤ87およびロー用ドリブ
ンギヤ88が形成されている。そして、ハイ用ドライブ
ギヤ83とハイ用ドリブンギヤ87とが噛合され、ロー
用ドライブギヤ85とロー用ドリブンギヤ88とが噛合
されている。ここで、ハイ用ドライブギヤ83とハイ用
ドリブンギヤ87との間の変速比よりも、ロー用ドライ
ブギヤ85とロー用ドリブンギヤ88との間の変速比の
方が大きく設定されている。なお、図6の実施例のその
他の構成は、図1および図4の実施例と同様であるた
め、図6においても図1および図4と同様の符号を付し
てその説明を省略する。
【0079】ここで、図6の実施例の構成とこの発明の
構成との対応関係を説明すれば、ハイ用ドライブギヤ8
3およびハイ用ドリブンギヤ87と、ロー用ドライブギ
ヤ85およびロー用ドリブンギヤ88とが、この発明の
複数のギヤ列に相当し、ギヤ80、ハイ用ドライブギヤ
83、ハイ用ドリブンギヤ87、ロー用ドライブギヤ8
5、ロー用ドリブンギヤ88、切り換え機構33などに
より、この発明の選択歯車式変速機構91が構成され、
シャフト69およびカウンタドリブンシャフト77がこ
の発明の2つの回転部材に相当する。なお、図6におい
て、図1および図4と同様の構成部分と、この発明の構
成との対応関係は、図1および図4の構成と、この発明
の構成との対応関係と同様である。
【0080】つぎに、図6の実施例の作用を説明する。
図6の実施例においても、車速およびアクセル開度など
の条件に基づいて、前輪49Aに伝達するべき要求トル
クが算出され、その算出結果に基づいて、エンジン1、
クラッチ11、第1のモータ・ジェネレータ6、第2の
モータ・ジェネレータ9、動力伝達状態制御装置8が制
御され、エンジン1または第2のモータ・ジェネレータ
9の少なくとも一方のトルクを、車輪49Aに伝達する
ことができる。まず、エンジン1から出力されたトルク
が前輪49Aに伝達される経路は、図4の実施例と同様
である。
【0081】また、第2のモータ・ジェネレータ9を電
動機として駆動させ、そのトルクを前輪49Aに伝達す
る場合の作用および動力の伝達経路を説明する。まず、
車両の発進などのように、要求トルクが比較的大きい場
合について説明する。この場合は、切り換え機構33の
ハブスリーブ34が、図6の下側に示す位置に制御さ
れ、ギヤ80とギヤ86とがハブスリーブ34により連
結される。ギヤ80とギヤ86とがハブスリーブ34に
より連結される状態を、ロー状態と呼ぶ。動力伝達状態
制御装置8がロー状態に制御されると、第2のモータ・
ジェネレータ9のトルクは、シャフト69、ギヤ80,
86、中空シャフト82を介してロー用ドライブギヤ8
5に伝達される。そして、ロー用ドライブギヤ85のト
ルクが、ロー用ドリブンギヤ88およびカウンタドリブ
ンシャフト77に伝達される際に、その回転速度が減速
され、かつ、トルクが増幅される。
【0082】つぎに、第2のモータ・ジェネレータ9の
トルクを車輪49Aに伝達するにあたり、要求トルクが
低下し、かつ、車速が上昇した場合について説明する。
この場合は、動力伝達状態制御装置8がロー状態に制御
されていると、第2のモータ・ジェネレータ9が高速回
転することになる。そこで、このような場合は、切り換
え機構33のハブスリーブ34が、図6の上側に示す位
置に制御され、ギヤ80とギヤ84とがハブスリーブ3
4により連結される。ギヤ80とギヤ84とがハブスリ
ーブ34により連結された状態を、ハイ状態と呼ぶ。動
力伝達状態制御装置8がハイ状態に制御されると、第2
のモータ・ジェネレータ9のトルクは、シャフト69、
ギヤ80,84、中空シャフト82を介してハイ用ドラ
イブギヤ83に伝達される。そして、ハイ用ドライブギ
ヤ83のトルクが、ハイ用ドリブンギヤ87およびカウ
ンタドリブンシャフト77に伝達される際に、その回転
速度が増速され、かつ、トルクが減少する。
【0083】なお、動力伝達状態制御装置8をロー状態
またはハイ状態のいずれに制御した場合においても、第
2のモータ・ジェネレータ9のトルクが、カウンタドリ
ブンシャフト77を経由して前輪49Aに伝達される場
合における動力伝達経路は、図4の実施例と同様であ
る。
【0084】さらにまた、エンジン1から出力された動
力、および第2のモータ・ジェネレータ9から出力され
た動力を、遊星歯車機構7、より具体的には、カウンタ
ドリブンシャフト77で合成するとともに、合成された
動力をデファレンシャル43を経由して前輪49Aに伝
達することもできる。
【0085】そして、図6の実施例においても、第2の
モータ・ジェネレータ9の動力を前輪49Aに伝達する
にあたり、シャフト69とカウンタドリブンシャフト7
7との間の変速比および動力の伝達経路を変更する動力
伝達状態制御装置8が、エンジン1から前輪49Aに至
る動力伝達経路以外の経路に配置されている。したがっ
て、図5の実施例においても、図1の実施例と同様の効
果を得られる。また、図6の実施例においては、動力伝
達状態制御装置8として選択歯車式変速機構91を用い
ているため、そのギヤ列の数を増やすことにより、動力
伝達状態制御装置8の変速比の変更自由度が増す。な
お、図6の実施例のその他の作用効果は、図1および図
4の実施例の作用効果と同じである。
【0086】このように、各実施例において、動力伝達
状態制御装置8は、所定の動作部材(具体的にはクラッ
チ67やブレーキ68などの摩擦係合装置、またはハブ
スリーブ34など)が動作することにより、2つの回転
部材同士の間で、異なる変速比同士、および異なる動力
伝達経路同士の切り換えおよび設定をおこなうように構
成されている。このため、上記動作部材の動作中におい
て、2つの回転部材同士の間で動力が伝達されない状態
もしくは動力伝達効率が低下する状態が過渡的に生じ
て、車両の駆動力が低下する可能性があるが、各実施例
においては、動力伝達状態制御装置8が、エンジン1か
ら前輪49Aに至る動力伝達経路以外の経路に配置され
ているため、車両の駆動力の低下を抑制できるのであ
る。
【0087】また、上記の各実施例においては、動力伝
達状態制御装置8として、遊星歯車式変速機構または選
択歯車式変速機構を用いており、その変速比が不連続的
に2段階に切り換えられるように構成されているが、選
択歯車式変速機構を用いた場合には、そのギヤ列の数を
増加することにより、3段階以上に変速比を切り換える
こともできる。さらに、動力伝達状態制御装置8とし
て、2つの回転部材同士の間の変速比を無段階(連続
的)に変更することのできる無段変速機を用いることも
できる。この無段変速機としては、公知のベルト式無段
変速機および公知のトロイダル型無段変速機が挙げられ
る。
【0088】さらにまた、各実施例においては、エンジ
ン1の出力軸および第2のモータ・ジェネレータ9のお
よび出力軸とが、車両の幅方向に配置されている車両に
ついて説明したが、エンジン1の出力軸および第2のモ
ータ・ジェネレータ9のおよび出力軸とが、車両の前後
方向に配置されている車両に対しても、この発明を適用
することができる。すなわち、F・R車(フロントエン
ジン・リヤドライブ車;エンジン前置き後輪駆動車)ま
たは四輪駆動車に対しても、この発明を適用することが
できる。さらにまた、R・R車(リヤエンジン・リヤド
ライブ車;エンジンが後部搭載方式で後輪駆動車)に対
しても、この発明を適用することもできる。このよう
に、この発明をF・R車、R・R車、四輪駆動車などに
用いた場合は、後輪もこの発明の車輪に含まれる。
【0089】また、この発明は、3つ以上の駆動力源を
有するハイブリッド車に対して適用することもできる。
また、ハイブリッド車に搭載する駆動力源としては、動
力の発生形態の異なる複数種類の駆動力源、または動力
の発生形態が同じ複数の駆動力源が挙げられる。また、
この発明において、複数の駆動力源としては、エンジン
とモータ・ジェネレータとの組合せの他に、エンジンと
フライホイールシステムとの組合せ、電動機とフライホ
イールシステムとの組合せ、ガスタービンとフライホイ
ールシステムとの組合せ、エンジンと燃料電池システム
との組合せなどを採用することもできる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、所定の駆動力源から出力された動力を動力伝達状
態制御装置を介して車輪に伝達する場合に、2つの回転
部材の間の動力伝達状態を変更する場合でも、所定の駆
動力源以外の駆動力源の動力を車輪に伝達することがで
きる。したがって、車両の駆動力の低下および車両の走
行性能の低下を抑制することができるとともに、運転者
が違和感を持つことを回避できる。また、請求項2の発
明においても、請求項1の発明と同様の効果を得られ
る。さらに、請求項3の発明においても、請求項2の発
明と同様の効果を得られる。
【0091】請求項4の発明によれば、請求項1ないし
3の発明と同様の効果を得られる他に、各出力軸の軸線
方向において、所定の駆動力源と他の機構との少なくと
も一部同士の配置位置を重ならせることができる。した
がって、各出力軸の軸線方向における各機構の配置スペ
ースが狭められ、車載性が向上する。
【0092】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
3のいずれかの発明と同様の効果を得られる他に、各出
力軸の半径方向において、複数の駆動力源の配置スペー
スが狭められ、車載性が向上する。
【0093】請求項6の発明によれば、請求項1ないし
5のいずれかの発明と同様の効果を得られる他に、各出
力軸の軸線方向における動力伝達状態制御装置の配置ス
ペースが狭められ、車載性が一層向上する。
【0094】請求項7の発明によれば、請求項1ないし
4のいずれかの発明と同様の効果を得られる他に、ギヤ
列の数を増やすことにより、所定の駆動力源から車輪に
至る経路の変速比を調整する自由度が増し、車両の駆動
力を制御するための選択肢が増加して走行性能が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のハイブリッド車の一例を示すスケ
ルトン図である。
【図2】 この発明のハイブリッド車に適用される制御
回路の一例を示すブロック図である。
【図3】 この発明のハイブリッド車の一例を示すスケ
ルトン図である。
【図4】 この発明のハイブリッド車の一例を示すスケ
ルトン図である。
【図5】 この発明のハイブリッド車の一例を示すスケ
ルトン図である。
【図6】 この発明のハイブリッド車の一例を示すスケ
ルトン図である。
【符号の説明】
1…エンジン、 2…クランクシャフト、 6…第1の
モータ・ジェネレータ、 7…遊星歯車機構、 8…動
力伝達状態制御装置、 8A…遊星歯車式変速機構、
9…第2のモータ・ジェネレータ、 20,28…サン
ギヤ、 21,29…リングギヤ、 23,31…キャ
リヤ、 24…コネクティングドラム、26…ギヤ、
27…中空シャフト、 49A…前輪、 69…シャフ
ト、71…シャフト、 77…カウンタドリブンシャフ
ト、 83…ハイ用ドライブギヤ、 85…ロー用ドラ
イブギヤ、 87…ハイ用ドリブンギヤ、 88…ロー
用ドリブンギヤ、 90…合成分配機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑 祐志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D039 AA01 AA02 AA03 AA04 AA05 AA07 AB27 AC03 AC21 AC24 AC37 AC39 AC74 AC78 AC79 AD03 AD23 AD53 5H115 PA01 PA12 PC06 PG04 PI11 PI16 PI29 PI30 PO02 PO06 PO17 PU10 PU22 PU24 PU25 PV09 QE10 QE12 QI04 QN03 RB08 RE05 RE06 SE04 SE05 SE08 TB01 TE02 TO21 TO23 TO30 UI32 UI36

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の駆動力源の動力を車輪に伝達する
    経路の少なくとも一部が共通化されているとともに、前
    記複数の駆動力源のうちの所定の駆動力源から出力され
    た動力を前記車輪に伝達する経路に、2つの回転部材の
    間の動力伝達状態を変更する動力伝達状態制御装置が設
    けられているハイブリッド車において、 前記動力伝達状態制御装置が、前記所定の駆動力源以外
    の駆動力源の動力を前記車輪に伝達する経路以外の経路
    に配置されていることを特徴とするハイブリッド車。
  2. 【請求項2】 前記複数の駆動力源の動力を合成して前
    記車輪に伝達する機能と、前記所定の駆動力源以外の動
    力を発電機に伝達する機能とを有する合成分配機構が設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載のハイブ
    リッド車。
  3. 【請求項3】 前記合成分配機構が3つの回転要素を有
    し、前記所定の駆動力源および所定の駆動力源以外の駆
    動力源ならびに発電機と、前記3つの回転要素とが、別
    々に動力伝達可能に連結されていることを特徴とする請
    求項2に記載のハイブリッド車。
  4. 【請求項4】 前記所定の駆動力源の出力軸と、所定の
    駆動力源以外の駆動力源の出力軸とが非同心状に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載のハイブリッド車。
  5. 【請求項5】 前記所定の駆動力源の出力軸と、所定の
    駆動力源以外の駆動力源の出力軸とが同心状に配置され
    ていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載のハイブリッド車。
  6. 【請求項6】 前記動力伝達状態制御装置が、3つの回
    転要素同士を半径方向に配置した遊星歯車式変速機構を
    備えているとともに、この3つの回転要素の回転・停止
    を制御することにより、前記2つの回転部材の間におけ
    る動力伝達状態が変更されるものであることを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載のハイブリッド
    車。
  7. 【請求項7】 前記動力伝達状態制御装置が、変速比の
    異なる複数のギヤ列を有する選択歯車式変速機構を備え
    ているとともに、前記複数のギヤ列のいずれかを動力伝
    達可能に制御することにより、前記2つの回転部材の間
    における動力伝達状態が変更されるものであることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のハイブリ
    ッド車。
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