JP2002223516A - グロメット - Google Patents

グロメット

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Yoshiki Uchida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンモーショングロメットを車体パネルの貫
通穴へ装着する時の作業性を改善する。 【解決手段】 グロメットの拡径筒部の外周面には、軸
線方向に延在する複数の突条部を小径筒部側より傾斜壁
先端側へと放射状に突設し、 かつ、各突条部は、上記貫
通穴の内径と略同一の外径となる接触点の傾斜側を切り
欠いて小径化した段差部を設け、 該段差部から傾斜先端
側に向けて滑らかに突出させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグロメットに関し、
詳しくは、自動車に配索するワイヤハーネスに組みつけ
て、車体パネルの貫通穴に装着し、貫通穴の挿通部分に
おけるワイヤハーネスの保護および防水、防塵を図るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のエンジンルームから車室
内へ配索されるワイヤハーネスにはグロメットを装着し
て、エンジンルームと車室とを仕切る車体パネルの貫通
穴にグロメットを取り付けて、貫通穴を通るワイヤハー
ネスの保護およびエンジンルーム側から車室への防水、
防塵、遮音を図っている。
【0003】この種のグロメットとして、車体パネルの
貫通穴にグロメットを一方向より押し込むだけで、グロ
メットの外周に設けた車体係止凹部が貫通穴の周縁に係
止される所謂ワンモーショングロメットが提供されてい
る。
【0004】図8に示すように、上記グロメット1は小
径筒部2と、該小径筒部2に連続する拡径筒部3を備
え、該拡径筒部3の大径側の外周面に車体係止凹部4を
設けており、該車体係止凹部4の溝4aを挟む両側壁
は、大径側が垂直壁4bで、対向する小径側は傾斜壁4
cとなっている。
【0005】図9に示すように、上記グロメット1は、
小径筒部2から拡径筒部3の中空部にワイヤハーネスW
/Hを通し、小径筒部2の先端側でテープTにより固着
している。車体パネルPの貫通穴Hへの装着作業は、小
径筒部2より挿入し、傾斜壁4cを内方に潰すように変
形させて貫通穴Hを通過させ、通過後に復帰する傾斜壁
4cと垂直壁4bとを車体パネルPの両面に密着させ
て、グロメット1の車体係止凹部4を車体パネルPの貫
通穴Hに装着している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したワンモーショ
ングロメットの場合、拡径筒部3の外径が貫通穴Hの内
径より小さい間はスムーズに挿入でき、拡径筒部3の外
径が貫通穴Hの内径より大きくなった時点より作業者は
力を入れて押し込む必要がある。しかしながら、拡径筒
部の外周面は滑らかな錐面となっているため、強い力で
押し込まなけらばならない位置(貫通穴の内径とグロメ
ットの外径が略一致する接触位置)を正確に認識でき
ず、かつ、貫通穴の中心とグロメットの軸線とを正確に
一致させずに挿入すると、上記接触位置に達するまでに
グロメットの外周面が貫通穴の内周面と接触する。この
ため、作業者は最初から大きな押し込み力でグロメット
を貫通穴に押し込み作業することとなり、作業負担が増
大している。
【0007】さらに、図10に示すように、グロメット
1が貫通穴Hに斜め挿入されると、一方側の拡径筒部3
が過度に押圧され、車体係止凹部4の傾斜壁4cに達す
るまでの薄肉の拡径筒部3の外周面を内側へと変形させ
て、内方へと撓ませるべき傾斜壁4cを逆方向の外方へ
反り返る方向に屈曲させてしまい、この傾斜壁4cが車
体パネルPに当たって貫通穴Hに挿入できなくなる問題
がある。
【0008】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、グロメットを貫通穴に押し込んで係止するワンモ
ーショングロメットにおいて、強い押し込み力が必要な
位置を作業者が明確に認識できるようにして、無用な負
担を無くし、かつ、斜め挿入された場合にも、グロメッ
トが貫通穴と接触する位置で、挿入方向を是正できるよ
うにすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、小径筒部と、該小径筒部に連続する拡径
筒部を備え、該拡径筒部の外周面に車体係止凹部を設け
ており、上記小径筒部側から車体パネルの貫通穴に挿入
して上記車体係止凹部を上記貫通穴に係止するグロメッ
トであって、上記車体係止凹部は上記拡径筒部の大径側
の垂直壁と、該垂直壁と対向する小径側の傾斜壁を溝を
挟んで備え、該傾斜壁を内方に撓ませて、上記貫通穴を
通過させるようにしており、上記拡径筒部の外周面に
は、軸線方向に延在する複数の突条部を小径筒部側より
傾斜壁先端側へと放射状に突設し、 かつ、各突条部は、
上記貫通穴の内径と略同一の外径となる接触点の傾斜側
を切り欠いて小径化した段差部を設け、 該段差部から傾
斜先端側に向けて滑らかに突出させていることを特徴と
するグロメットを提供している。
【0010】上記グロメットでは、車体パネルの貫通穴
に挿入する時、上記段差部に達すると節度感を発生させ
る。よって、作業者は節度感が生じるまで、グロメット
を貫通穴に強い力で押し込む必要はなく、節度感を得た
時点からグロメットを一気に強い力で貫通穴に押し込め
ば良いため、作業者の負担を軽減できる。また、貫通穴
が段差部に落ち込んだ時点で、グロメットの軸線を貫通
穴の中心と略一致する直ぐな姿勢として、斜め挿入姿勢
を是正することができる。かつ、グロメットの拡径筒部
の外周面に沿って軸線方向に突条部を設けると、グロメ
ットが斜め挿入された場合、貫通穴の内周面に接触する
ことで、作業者は斜め挿入していることが早期段階でわ
かり、真っ直ぐな挿入姿勢にやり直すこともできる。
【0011】上記各段差部の切欠面は傾斜させ、貫通穴
の内周面が滑り落ちるように段差部の下端に嵌まり込む
ようにしている。
【0012】さらに、上記突条部の間の窪み部には溝を
設け、突条部の外面が貫通穴の内周面と接触して内側へ
と撓ませる時に、溝を中心として縮径方向に撓み易くし
ている。上記各窪み部内に設ける上記溝は、窪み部の幅
方向の中心に1本あるいは/および上記突条部の根元部
に2本設けている。この場合、上記中心溝と上記両側溝
を同じ長さとしてもよいし、両側溝は傾斜壁の先端側ま
で突出させ、中心溝は先端近傍までとして長さを短くし
てもよい。
【0013】上記突条部の突出量は上記車体係止凹部の
傾斜壁先端の突出量と同一となる位置から、突条部の外
面を軸線方向と平行として傾斜壁先端に連続させている
ことが好ましい。これにより、貫通穴を傾斜壁に引っか
けることなく、車体係止凹部へとスムーズに導くことが
できる。
【0014】上記拡径筒部の大径側の先端には薄肉の端
面部を設け、該端面部の中央より第2の小径筒部を突出
させ、該第2の小径筒部の対向位置にスリットを設け
て、小径筒部を半円環状の2片に分割している。上記し
た第2の小径筒部に、拡径筒部の中空部からワイヤハー
ネスを挿通して、第2の小径筒部とテープ巻き固定して
いる。このように、ワイヤハーネスを押込側と反対側の
第2の小径筒部と固定しておくと、グロメットの小径筒
部側に脱落を発生させる負荷が生じた場合、ワイヤハー
ネスを第2の小径筒部と固定しているため、脱落方向に
対する抵抗力を発生し、グロメットの脱落を防止でき
る。また、第2の小径筒部にスリットを入れて2つの片
に分割しておくと、ワイヤハーネスを通し易くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一実施形態を図
1乃至図7を参照して説明する。グロメット10はゴム
で一体成形しており、挿入側前部の第1の小径筒部11
と、後部側の第2の小径筒部12の間に拡径筒部13を
連続させた形状であり、拡径筒部13は第1の小径筒部
11の連続端より円錐形状に拡径し、大径先端を厚肉と
し、その外周面に車体係止凹部14を環状に設けてい
る。グロメット10内に貫通させたワイヤハーネスW/
Hに第1の小径筒部11と、第2の小径筒部12とをテ
ープ巻き固定する。
【0016】上記車体係止凹部14の両側壁は、先端側
に突出させた垂直壁14aと、溝14bを挟んで対向さ
せた傾斜壁14cとからなる。溝14bは、その奥に前
後方向の肉抜部14d、14eを設けると共に溝底面に
リップ14hを突出させている。
【0017】拡径筒部13の外周面に沿って、周方向に
間隔をあけて、第1の小径筒部11と連続する小径側よ
り車体係止凹部14の傾斜壁14cの大径側まで、軸線
方向Xに延在する複数の突条部20を突設している。該
突条部20は拡径筒部13の外周面より段状に厚肉に突
出させた言わばリブ形状としている。本実施形態では8
本の突条部20は同一形状で、小径側端P1より傾斜壁
先端P5にかけて周方向に同一幅Wで軸線方向Xに延在
させている。
【0018】拡径筒部13の外周面から突出する突条部
20の突出量Hは、小径側端P1から、車体パネルPの
貫通穴30への挿通時に貫通穴30の内周面30aとの
接触点となる位置までの突出量H1を徐々に大きくし、
貫通穴30aと接触する位置に接触点の傾斜側を切り欠
いて小径化した段差部20dを設け、 該段差部20dの
位置の突出量H3を減少させている。該段差部20dは
外径端P2より傾斜させた切欠面20d−1を設け、該
切欠面20d−1の下端位置P3より傾斜先端P5と同
一高さとなる位置P4までの突出量H4は、上記突出量
H1より小さくして滑らかに突出させている。さらに、
突条部20の外面20aが傾斜壁先端P5と同一高さと
なる位置P4から上記傾斜壁先端P5までは、突条部2
0の外面20aをグロメット10の軸線方向Xと平行と
して直線状に連続させている。
【0019】各突条部20の幅Wは軸線方向Xで同一と
しているため、各突条部20は小径側端P1から傾斜壁
先端P5にかけて放射状に広がった状態で延在する。小
径側端P1側の突条部20の端部20bは隣接する突条
部同士が接触した状態で密に配置し、傾斜壁先端P5の
突条部20の端部20cは隣接する突条部の間には間隔
があき、拡径筒部13の外周面13aからなる三角形状
の窪み部21が小径側から大径側へと広がる方向に発生
させている。
【0020】窪み部21の周方向の中心に、軸線方向X
の中心溝22を、突条部20の基部に沿って両側溝2
3、24を傾斜壁付近まで設けている。これらの溝2
2、23、24により突条部20を突設して拡径筒部1
3の剛性を高めても、車体パネルの貫通穴に挿通させる
時に、縮径方向に容易に撓むことができるようにしてい
る。即ち、上記溝22、23、24により窪み部21が
折り畳まれる方向へとガイドして無理なく縮径させてい
る。
【0021】上記拡径筒部13の大径側の先端には薄肉
の環状の端面部25を設け、該端面部25の内周部より
軸線方向Xへ第2の小径筒部12を突出させている。該
第2の小径筒部12は、対向位置にスリット12aを設
けて、小径筒部12を半円環状の2片12b、12cに
分割している。
【0022】また、グロメット10にはオプション部品
に接続する2本のケーブル挿通筒部26を設けている。
該ケーブル挿通筒部26が、拡径筒部13の外周面の窪
み部21に開口26aを設け、拡径筒部13内を通り、
端面部25より突出させて形成している。この突出部2
6bの先端は閉鎖部26cとし、ケーブルを通す時に切
断部26dで切断して開口としている。
【0023】上記構成のグロメット10をワイヤハーネ
スW/Hに図7に示すように取り付けて、室外側(Y)
と室内側(Z)とを仕切るダッシュパネルからなる車体
パネルPの貫通穴30にグロメット10を装着する。
【0024】上記グロメット10の装着作業について、
以下に説明する。室外側(Y)より第1の小径筒部11
を貫通穴30に挿入する。この時、グロメット10が斜
め傾斜していると突条部20の一部が貫通穴30の内周
面に当たり接触抵抗が生じる。これにより、作業者はグ
ロメット10の挿入姿勢を矯正する。しかも、突条部2
0を薄肉の拡径筒部13の外周面に多数突設しているた
め、拡径筒部13の剛性が高まり、グロメット10が斜
め挿入された時に、貫通穴内周面と圧接した部分の拡径
筒部13が折り曲がるように変形することを防止でき
る。
【0025】グロメット10の拡径筒部13が貫通穴3
0を通過し、該貫通穴30の内径と同一の外径をもつ突
条部20の外径端P2に達すると、貫通穴30は段差部
20dに落ち込み、ここで節度感が発生する。作業者は
節度感が生じた時点から、グロメット10を一気に押し
込み、突条部20を押し潰すように貫通穴30に通す。
この時、突条部20の間の窪み部21に溝22、23、
24を設けているため、窪み部21がスムーズに縮径
し、かつ、突条部20の傾斜角度も緩やかとして拡径筒
部13の外周面からの突出量も少なくしているため、大
きな押し込み力を必要せず、低挿入力で押し込みができ
る。
【0026】さらに、突条部20の外面20aが、車体
係止凹部14の傾斜壁14cの先端突出部と同一高さに
達すると、この位置P4から突条部20の外面20aは
軸線方向Xと平行となり、貫通穴30内に真っすぐな状
態で傾斜壁の突出端が貫通するようにガイドする。
【0027】傾斜壁14cが貫通穴30を通過すると、
初期位置に弾性復帰し、傾斜壁14cと垂直壁14aの
間の溝14b内に貫通穴30の周縁部が落し込まれる。
この状態で、傾斜壁14cと垂直壁14aの対向面が車
体パネルPの両面に圧接し、かつ、貫通穴30の内周面
の溝底面に突設したリップ14hと圧接して、グロメッ
ト10は車体パネルPの貫通穴30にシール状態で係止
される。
【0028】上記のように、グロメット10は、拡径筒
部13の外周面に突条部20を設け、この突条部20に
節度用の段差部20dを設けているため、作業者は節度
を得た時点で力を加えて一気に押し込めばよく、グロメ
ットの貫通穴への装着作業を余分な負担をかけずに効率
良く行うことができる。
【0029】かつ、グロメットの段差部20dに貫通穴
30が落ち込んだ状態で、グロメットの挿入姿勢を、グ
ロメット軸線と貫通穴の中心とが略一致する真っすぐな
状態に是正して、一気に押し込むことができる。
【0030】かつ、グロメット10を車体パネルに装着
後に、ワイヤハーネスW/Hが引っ張られて第1の小径
筒部11側から脱落させる方向の負荷が発生しても、第
2の小径筒部12をワイヤハーネスW/Hにテープ巻き
固定してワイヤハーネスW/Hの引っ張り力に抗するた
め、グロメット10の脱落を防止できる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わるグロメットは、拡径筒部の外周面に軸線方向の
突条部を周方向に間隔をあけて突設し、これら突条部に
節度用の段差部を設けているため、グロメットを貫通穴
に装着する時、作業者は節度感を生じるまで、力を入れ
ずにグロメットを貫通穴に通し、節度感が発生した後、
一気に押し込むことにより、グロメット装着作業を作業
者に負担をかけずに効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の右側面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1のIII−III線断面図である。
【図4】 上記グロメットの左側面図である。
【図5】 図2のV−V線断面図である。
【図6】 図2の一部拡大図である。
【図7】 グロメットの貫通穴挿通状態を示す図面であ
る。
【図8】 従来のグロメットの断面図である。
【図9】 従来のグロメットの車体パネルの貫通穴への
挿入作業例を示す図面である。
【図10】 従来の問題点を示す図面である。
【符号の説明】
10 グロメット 11 第1の小径筒部 12 第2の小径筒部 13 拡径筒部 14 車体係止凹部 14a 垂直壁 14b 溝 14c 傾斜壁 20 突条部 20d 段差部 22、23、24 溝 25 端面部 26 ケーブル挿通筒部 30 貫通穴 P 車体パネル W/H ワイヤハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 善己 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 5G357 DA02 DB03 DC12 DD01 DD05 DD10 5G363 AA01 BA02 CB08 DC02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小径筒部と、該小径筒部に連続する拡径
    筒部を備え、該拡径筒部の外周面に車体係止凹部を設け
    ており、上記小径筒部側から車体パネルの貫通穴に挿入
    して上記車体係止凹部を上記貫通穴に係止するグロメッ
    トであって、 上記車体係止凹部は上記拡径筒部の大径側の垂直壁と、
    該垂直壁と対向する小径側の傾斜壁を溝を挟んで備え、
    該傾斜壁を内方に撓ませて、上記貫通穴を通過させるよ
    うにしており、 上記拡径筒部の外周面には、軸線方向に延在する複数の
    突条部を小径筒部側より傾斜壁先端側へと放射状に突設
    し、 かつ、各突条部は、上記貫通穴の内径と略同一の外
    径となる接触点の傾斜側を切り欠いて小径化した段差部
    を設け、 該段差部から傾斜先端側に向けて滑らかに突出
    させていることを特徴とするグロメット。
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