JP2002223502A - 産業用電気車両 - Google Patents

産業用電気車両

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JP2002223502A
JP2002223502A JP2001018126A JP2001018126A JP2002223502A JP 2002223502 A JP2002223502 A JP 2002223502A JP 2001018126 A JP2001018126 A JP 2001018126A JP 2001018126 A JP2001018126 A JP 2001018126A JP 2002223502 A JP2002223502 A JP 2002223502A
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regenerative braking
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electric vehicle
industrial electric
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Masahiro Yoshioka
雅博 吉岡
Yosuke Yagi
陽介 八木
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Nippon Yusoki Co Ltd
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    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L7/00Electrodynamic brake systems for vehicles in general
    • B60L7/10Dynamic electric regenerative braking
    • B60L7/18Controlling the braking effect
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60L2200/40Working vehicles
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  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者が自分の好みに合うように運転しなが
ら回生制動力を容易に調整できる産業用電気車両を提供
する。 【解決手段】 バッテリにより駆動させるモータの回生
制動力を利用したフォークリフトにおいて、回生制動力
を調整するためのボリューム1をフロントパネル116
の左端部に配設している。したがって、運転者は、運転
中にボリューム1を調整することによって容易に回生制
動力を調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バッテリにより
駆動されるモータを備え、モータによる回生制動力を利
用した産業用電気車両に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用電気車両の一つであるカウンタバ
ランス型フォークリフト(以下、単に「フォークリフ
ト」という。)は、例えば、図3に示すように構成され
ている。このフォークリフト100は、運転席111等
が設けられている車両本体110と、この車両本体11
0の前部に設けられたマスト装置120とにより構成さ
れており、マスト装置120は、車両本体110の前部
に配設された一対のマスト121と、両マスト121そ
れぞれにリフトブラケット122を介して取り付けられ
る一対のフォーク123とにより構成されている。
【0003】運転席111のフロア部112には、アク
セルペダル113およびブレーキペダル114が配設さ
れ、運転席111の前部には、ハンドル115のほか種
々の操作用レバー等が配設されたフロントパネル116
が設けられている。
【0004】また、車両本体110内部には、バッテリ
と、走行モータおよび荷役用の油圧モータが設けられ、
これらの各モータにより走行および荷役がそれぞれ行わ
れる。そして、このように構成されたフォークリフト1
00を制動させる際には、ブレーキペダル114によっ
て機械的制動装置による制動力のほかに、補助的に走行
モータの回生制動力も利用している。以下、図4〜図7
を用いてモータ回生制動の原理について簡単に説明す
る。
【0005】図4〜図7は、フォークリフト100の走
行モータのように、バッテリを駆動源とするモータの制
御装置を示したものである。これらの図において、モー
タ10は、電機子10Aと界磁コイル10Bとにより構
成されており、このモータ10にはバッテリ11から直
流電流が供給される。
【0006】図4は、フォークリフト100が前進走行
する際の電流の流れを示したものである。このときのモ
ータ10を正転状態とすると、図4に示すように、図示
しないゲート制御部からの制御信号により、FETS1
がON状態、FETS2がOFF状態となり、操作レバ
ーの前進側への設定に伴い、コンタクタM1が(a)つま
り常開側、コンタクタM2が(b)つまり常閉側に切り換
えられると共に、コンタクタM4がON状態となる。そ
して、バッテリ11からの電流が、コンタクタM4→電
機子10A→コンタクタM2(b)→界磁コイル10B→
コンタクタM1(a)→FETS1→バッテリ11の回路
に沿って図4中の太線の矢印方向に流れることにより、
モータ10が正転してフォークリフト100が前進走行
する。また、フォークリフト100を後進走行させる場
合には、コンタクタM1を(b)側、コンタクタM2を(a)
側に切り換えて、バッテリ11から界磁コイル10Bに
供給される電流の向きを図4の逆方向にしてモータ10
を逆転させる。
【0007】次に、前進側にあった操作用レバーをプラ
ギング操作すると、コンタクタM4がONからOFF状
態に反転され、ゲート制御部によりFETS2がOFF
からON状態に切り換えられると共に、コンタクタM1
が(b)側、コンタクタM2が(a)側に切り換えられ、バッ
テリ11からの電流が、抵抗R3→FETS2→コンタ
クタM1(b)→界磁コイル10B→コンタクタM2(a)→
FETS1→バッテリ11の回路に沿って図5中の破線
の矢印方向に流れる。このときの電流は、磁束φを発生
させるために界磁コイル10Bに流される予備励磁電流
であり、この予備励磁電流による磁束φに比例した起電
力が電機子10Aに発生する。一方、電機子10Aに発
生した起電力による電流が、図5中の太線の矢印方向、
つまり、電機子10A→コンタクタM1(b)→界磁コイ
ル10B→コンタクタM2(a)→FETS1→ダイオー
ドD3→電機子10Aに流れる。
【0008】その後、ゲート制御部により、図6に示す
ようにFETS2がOFFされ、図5と同様に、図6中
の太線の矢印方向に発電電流が流れ続け、更に、ゲート
制御部により、FETS1がOFFされ、図7中の太線
の矢印方向、つまり、電機子10A→コンタクタM1
(b)→界磁コイル10B→コンタクタM2(a)→ダイオー
ドD1→バッテリ11→ダイオードD3→電機子10A
に回生電流が流れ、モータ10の発電電力がバッテリ1
1に回生される。
【0009】そして、従来のモータの回生制動を利用し
たフォークリフトでは、荷役荷重の大小等に応じて回生
制動力を予め調整できるようになっている。この場合、
図4〜図7のFETS2のゲート電圧を可変して予備励
磁電流の大きさを調整し、上記した発電電流と回生電流
との差を調整することで回生制動力を調整することが可
能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のフォ
ークリフトでは、FETS2のゲート電圧を可変調整す
るためのボリュームや切換スイッチ等の手段は、車両本
体110の内部に配設された基盤上に設けられ、かかる
手段を操作するには、例えばフロア部112を開放する
必要があるため、調整後、再度運転して回生制動力を確
認しなければならず、簡単に調整を行うことができない
という問題があった。また、フロア部112を開閉等し
て調整作業を行わなければならないため、運転者が異な
る場合、各自の好みに合った最適な回生制動力に設定す
ることが困難であった。
【0011】そこで、本発明は、上記従来技術の問題を
解決するためになされたものであって、運転者が自分の
好みに合うように運転しながら回生制動力を容易に調整
できる産業用電気車両を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、バッテリにより駆動されるモータを
備え、前記モータによる回生制動力を利用した産業用電
気車両において、前記モータによる回生制動力を調整す
る調整手段が、運転者が操作可能な位置に配設されてい
ることを特徴としている。
【0013】このような構成によれば、運転者が操作可
能な位置、すなわち運転者の手等が届く範囲に前記調整
手段が設けられているため、従来技術のようにフロア部
の開閉等を伴う煩雑な調整作業を行うことなく、運転者
が運転しながら調整手段を操作して自分の好みに合うよ
うに回生制動力を調整することが可能である。しかも、
回生制動力の調整作業に要する時間の大幅な短縮を図る
ことができる。
【0014】また、本発明にかかる産業用電気車両にお
いては、前記調整手段が、前記モータによる回生電流を
連続的に可変設定する連続設定手段から成る構成、ある
いは、前記調整手段が、前記モータによる回生電流を段
階的に切換設定する切換設定手段から成る構成であるこ
とが好ましい。
【0015】この好ましい構成によれば、連続的に抵抗
値を可変する可変抵抗器、あるいは段階的に抵抗値を可
変する抵抗器を用いることによって、前記調整手段を簡
単に構成することが可能となり、モータの回生電流の可
変による回生制動力の調整を容易に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態にかかる
フォークリフトについて、図1および図2を参照して説
明する。但し、本実施形態におけるカウンタバランス型
フォークリフトの基本的な構成は、従来技術にて説明し
たものと同様であるため、以下の説明では図3も参照す
ることとし、主として従来技術と相違する点について説
明する。
【0017】図1は、フォークリフト100のフロント
パネル116およびその周辺の拡大概略斜視図であり、
図2は、図1のA部拡大正面図である。
【0018】本実施形態においては、図2に示すよう
に、運転席のフロントパネル116の左端部に、回生制
動力を調整するための可変抵抗器から成るボリューム1
(本発明の「調整手段である連続設定手段」に相当)が
配設されている。具体的には、フォークリフト100を
運転している運転者の手が届く位置に、ボリューム1が
配設されている。
【0019】このボリューム1は、図5で説明したよう
に、モータに流れる予備励磁電流の大きさを調整すべく
構成されている。具体的には、ボリューム1の操作によ
ってFETS2のゲート電圧を可変設定することがで
き、これによりON状態のFETS2を介して、図5中
の破線の矢印方向に流れる予備励磁電流の大きさを調整
することができるように構成されている。
【0020】そして、ボリューム1により予備励磁電流
を調整すれば、発電電流の大きさが変わり、その結果回
生制動力の大小を決定する発電電流と回生電流との差が
変わり、回生制動力を所望の大きさに調整することがで
きるのである。
【0021】したがって、本実施形態によれば、ボリュ
ーム1を車両運転中の運転者の手の届く範囲に設けたた
め、運転者が異なる場合であっても、各自の好みに合う
ように回生制動力を運転しながら容易に調整することが
できる。
【0022】なお、本実施形態においては、ボリューム
1をフロントパネル116に設ける場合について説明し
たが、ボリューム1の配設位置はこれに限定されるもの
ではなく、上述したように車両を作動させながら運転者
が操作可能な位置であれば、どこでも構わない。
【0023】さらに、本実施形態においては、調整手段
として可変抵抗器から成るボリューム1を用いた場合に
ついて説明したが、本発明の他の実施形態として、例え
ば、FETS2(図4〜図7参照)のゲート電圧を段階
的に切り換え設定することが可能な抵抗器等の切換設定
手段を用いてもよい。
【0024】また、本実施形態においては、産業用電気
車両をフォークリフトとして説明したが、フォークリフ
ト以外の産業用電気車両であっても、本発明を同様に適
用することができて、上記した実施形態と同様の効果を
得ることができる。
【0025】さらに、本発明は上記した実施形態に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおい
て上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、モータによる回生制動力を調整する調整手段
を、運転者が操作可能な位置に設けたため、従来技術の
ように煩雑な調整作業を行うことなく、運転者が運転し
ながら調整手段を操作して自分の好みに合うように回生
制動力を調整することが可能な産業用電気車両を提供で
きる。さらに、調整作業が非常に簡単であり、従来に比
べて作業時間は極めて短くて済む。
【0027】また、請求項2および請求項3に記載の発
明によれば、調整手段が、回生電流を連続的に可変設定
する連続設定手段から成る構成、あるいは回生電流を段
階的に切換設定する切換設定手段から成る構成であるた
め、連続的に抵抗値を可変する可変抵抗器、あるいは段
階的に抵抗値を可変する抵抗器を用いることによって、
前記調整手段を簡単に構成することが可能となり、モー
タの回生電流の可変による回生制動力の調整を容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態におけるカウンタバラン
ス型フォークリフトのフロントパネル周辺の概略斜視図
である。
【図2】図1のA部拡大正面図である。
【図3】この発明の背景となるカウンタバランス型フォ
ークリフトの概略斜視図である。
【図4】モータによる回生制動の動作説明図である。
【図5】モータによる回生制動の動作説明図である。
【図6】モータによる回生制動の動作説明図である。
【図7】モータによる回生制動の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ボリューム(調整手段) 10 モータ 11 バッテリ 116 フロントパネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリにより駆動されるモータを備
    え、前記モータによる回生制動力を利用した産業用電気
    車両において、 前記モータによる回生制動力を調整する調整手段が、運
    転者が操作可能な位置に配設されていることを特徴とす
    る産業用電気車両。
  2. 【請求項2】 前記調整手段が、前記モータによる回生
    電流を連続的に可変設定する連続設定手段から成る請求
    項1に記載の産業用電気車両。
  3. 【請求項3】 前記調整手段が、前記モータによる回生
    電流を段階的に切換設定する切換設定手段から成る請求
    項1に記載の産業用電気車両。
JP2001018126A 2001-01-26 2001-01-26 産業用電気車両 Pending JP2002223502A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103158560A (zh) * 2011-12-09 2013-06-19 华创车电技术中心股份有限公司 电动车的电能回充操作装置、电能回充操作电路及电能回充控制方法

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CN103158560A (zh) * 2011-12-09 2013-06-19 华创车电技术中心股份有限公司 电动车的电能回充操作装置、电能回充操作电路及电能回充控制方法

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