JPH0511704Y2 - - Google Patents

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JPH0511704Y2
JPH0511704Y2 JP6707787U JP6707787U JPH0511704Y2 JP H0511704 Y2 JPH0511704 Y2 JP H0511704Y2 JP 6707787 U JP6707787 U JP 6707787U JP 6707787 U JP6707787 U JP 6707787U JP H0511704 Y2 JPH0511704 Y2 JP H0511704Y2
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JP
Japan
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speed
switch
medium
swh
motor
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はライダー式ローリフトの走行操作装
置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、ライダー式ローリフトの操作にあたつ
ては、車両のステツプ上において、作業者が一方
の手でハンドルレバーのグリツプを、他方の手で
機台側のグリツプをそれぞれ把持し、拇指でハン
ドルレバーの変速レバーを回動操作することによ
り走行用モータを段階的に回転駆動して低速又は
中速による走行が行われる。そして、ローリフト
を高速運転するときは、機台側グリツプのスイツ
チ取付部に設けた高速スイツチの押下操作によ
り、走行用モータを高速回転させることによつて
行われる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、ローリフトは安全性を鑑み、スイツ
チは全て自動復帰式のものが使用され、作業者が
手を離すと当該スイツチはオフされる構成となつ
ている。このため、高速運転を継続するには作業
が高速スイツチの押下を続ける必要があり、一方
の手で変速レバーを一定状態に保持しつつ、他方
の手で高速スイツチの押下操作を続行することは
作業者にとつて体力的な負担となる。
従つて、本考案の目的は作業者が容易に高速状
態に保持し得るライダー式ローリフトの走行操作
装置を提供することにある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記した問題点を解決するために、
ステツプ上に搭乗した作業者が把持するための把
持部に走行用モータを回転駆動するアクセルを設
けるとともに、前記ステツプに隣接した位置に高
速用コンタクトリレーを通電させ、かつ走行用モ
ータを高速回転させるための高速用フツトスイツ
チを設けたものである。
(作用) この考案は上記した手段を採用したことによ
り、高速用フツトスイツチを足で操作する間は高
速用コンタクトリレーが励磁され、走行用モータ
の高速回転が行われる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に従つて詳述
する。
第2図はローリフト全体を示すものであり、そ
の前部(右部)の平板部1上において、左右一対
のステツプ2の後方にはそれぞれ自動復帰式高速
用フツトスイツチ(以後単に高速用スイツチとい
う)SWh1、SWh2が設けられている。これら高
速用スイツチSWh1、SWh2間にはドライブユニ
ツト3を介してハンドルレバー4が前後へと回動
可能に立設されている。前記ハンドルレバー4の
上部には左右に突出する一対の把持部5が設けら
れ、これら把持部5とハンドルレバー4との連結
部分にはアクセルとしての変速レバー6が回動可
能に取付けられるとともに、ハンドルレバー4の
頂部には押下式のセイフテイースイツチSWsfが
設けられている。
前記ドライブユニツト3上には走行用モータ7
が設けられ、二点鎖線で示すようにハンドルレバ
ー4の傾動操作によつてブレーキ(図示せず)が
解除され、さらに変速レバー6の回動方向及び回
動量に従つて正逆いずれかの方向へ2段階に変速
回転して、ローリフトを低速又は中速で走行させ
るようになつている。また、ローリフトの中速走
行時には高速用スイツチSWh1又はSWh2が足で
踏みつけ押下操作されると、走行用モータ7が高
速回転を開始し、ローリフトが高速にて走行す
る。なお、ローリフトの走行中にはハンドルレバ
ー4の垂直方向、または水平方向への傾動動作に
よつてブレーキが作動されるようになつている。
前記走行用モータ7の後方には立方体状の配電
ケース8が設けられ、その上端面両側部にはアー
チ状をなす棒材よりなる機台側把持部としてグリ
ツプ9が架設されている。同グリツプ9の中央部
には箱状の押下スイツチ取付け部10が設けら
れ、第3図に示すように前方に指向する斜状面に
は2個の作業用スイツチ11及び図示しない警報
装置から警報を発生させるためのホーンスイツチ
12が設けられている。
前記配電ケース8の後方には走行用モータ7の
電源としてのバツテリ14が配置され、さらにそ
の後方下部に設けた左右一対のフオーク15が後
方に延びている。これらフオーク15は前記作業
用スイツチ11のうち一方の押下に伴い上昇し、
他方の操作により下降するようになつている。
次に、第1図に従つて本考案の電気的構成を述
べる。
バツテリ14に接続された走行用モータ7は電
機子7a及び界磁巻線16とから構成され、フイ
ールド回路7bは切換接点Mfa及び切換接点Mra
間に界磁巻線16と、高速用切換接点Mha及び
抵抗R1による直列回路とを並列に接続して構成
されている。前記フイールド回路7bの入力端子
には抵抗R2及び中速用切換接点Mmaからなる
並列回路が直列に接続され、さらに同並列回路が
ヒユーズF1を介してバツテリ14に接続されて
いる。
なお、前記切換接点Mfa,Mraは走行用モータ
7の正転時には、それぞれ図示する前進位置に保
持され、走行用モータ7の逆転時には後進位置に
切換られる。また、高速用切換接点Mha及び中
速用切換接点Mmaは常には開路された状態にあ
り、走行用モータ7の中速回転時に中速用切換接
点Mmaは閉路され、さらに高速回転時に中速用
接点Mmaに加えて高速用切換接点Mhaは閉路さ
れるようになつている。
前記バツテリ14とヒユーズF1間の分岐点a
にはヒユーズF2、キースイツチSWky、ブレー
キスイツチLsbが直列に接続され、さらにブレー
キスイツチLsbにはモータ制御用回路17を構成
するモータ後進用スイツチSWr、セーフテイス
イツチSWsf、中速用スイツチSWmが並列に接続
されている。なお、前記モータ後進用スイツチ
SWrは変速レバー6の逆転操作によつて、また
中速用スイツチSWmは変速レバー6の段階操作
によつて、それぞれオンされるものである。
前記後進用スイツチSWrにはセーフテイー用
切換端子sf及びフイールド回路7bの切換接点
Mraを切換作動させる後進用コンタクトリレー
Mrが直列に接続されている。前記セーフテイー
スイツチSWsfは非操作時には前進用スイツチ
SWfを介してフイールード回路7bの切換接点
Mfaを切換作動させる前進用コンタクトリレー
Mfが直列に接続されている。
前記中速スイツチSWmには中速用コンタクタ
リレーMmと、一方の高速用スイツチSWh1及び
高速用切換接点Mhaを切換作動させる高速用コ
ンタクタリレーMhからなる直列開路とが並列に
接続され、さらに前記一方の高速用スイツチ
SWh1に対し他方の高速用スイツチSWh2が並列
に接続されている。そして、前進用、後進用、中
速用、高速用各コンタクタリレーMr,Mf,
Mm,Mhはそれぞれプリント板よりなるタイマ
ー回路Tに接続されている。
上記した回路において、中速用スイツチSWm
がオンされると、中速用コンタクタリレーMmが
作動し、中速用切換スイツチMmaが閉路され、
抵抗R2が短絡されて走行用モータ7に供給する
電流の量が増加する。よつて、走行用モータ7の
回転速度が増し、ローリフトが中速走行を開始す
る。
前記中速用スイツチSWmをオンに保持した状
態で、作業者が搭乗しているステツプ2に対応す
る高速用スイツチSWh1又はSWh2がオンされる
と、高速用コンタクタリレーMhが作動されて、
フイールド回路7bの切換接点Mhaは閉路され
る。
また、ローリフトの前進時にセーフテイースイ
ツチSWsfが操作されると、同セーフテイースイ
ツチSWsfと前進用スイツチSWfとの接触が遮断
されて、前進用コンタクタリレーMfが消磁され、
反対に後進用コンタクタリレーMrが励磁される。
さて、上記のように構成した走行操作装置の作
用について説明する。
第1図においてキースイツチSWkyはオン状態
に保持され、さらにセーフテイースイツチSWsf
はオフ、前進用スイツチSWfはオン、中速用スイ
ツチSWmはオフにそれぞれ保持されている。従
つて、前進用コンタクタリレーMfは励磁され、
後進用コンタクタリレーMrは非励磁状態にあり、
フイールド回路7bの両切換接点Mfa,Mraはそ
れぞれ前進位置にある。よつて、バツテリ14→
抵抗R2→切換接点Mfa→界磁巻線16→切換接
点Mra→電機子7a→バツテリ14にて回路が構
成され、走行用モータ7は低速にて正方向に回転
し、ローリフトは低速前進している。
上記の状態において、変速レバー6を逆転させ
て、後進用スイツチSWrをオンさせると、後進
用コンタクタリレーMrが励磁されるとともに、
前進用スイツチSWfのオフ動作により前進用コン
タクタリレーMfが消磁され、フイールド回路7
bの両切換接点Mfa,Mfrは後進位置に切換られ
る。従つて、バツテリ14からの電流は切換接点
Mra→界磁巻線16→切換接点Mfaを経て、電機
子7aに流れ、走行用モータ7が逆回転してロー
リフトが低速後進する。
ローリフトが低速にて前進又は後進するとき、
変速レバー6を切換操作して、中速スイツチ
SWmをオン動作させると、中速用コンタクタリ
レーMmが励磁され、中速用切換接点Mmaが閉
成される。従つて、抵抗R2が短絡され、電機子
7aに供給される電流が増加することによつて、
走行用モータ7の回転が速くなり、ローリフトの
中速走行が行われる。
ローリフトの中速走行中に、モータ高速スイツ
チSWh1、SWh2のうちいずれかを操作すると、
高速用コンタクタリレーMhが励磁されてフイー
ルド回路7bの高速用切換接点Mhaを閉成させ
る。よつて、界磁巻線16と抵抗R2とは並列に
接続され、界磁電流が減少するため、走行用モー
タ7の回転速度は一層上昇し、ローリフトが高速
走行を行なう。
ローリフトの高速走行中に高速用スイツチ
SWh1、SWh2の押下解除操作を行なうと、高速
用コンタクタリレーMhの駆動が停止され、フイ
ールド回路7bの切換接点Mhaが開路されて走
行用モータ7の回転速度が低下し、ローリフトは
中速にて走行する。そして、変速レバー6を切換
操作して、中速用スイツチSWmをオフに切換る
と、中速用コンタクタリレーMmがオフとなり、
中速用切換接点Mmaが開路され、走行用モータ
7が低速回転してローリフトの低速走行が実現さ
れる。
また、ローリフトの前進中にセーフテイースイ
ツチSWsfが押下されると、前進用スイツチSWf
が遮断されるとともに、セーフテイー用切換端子
sfが通電され、後進用コンタクタリレーMrの励
磁に伴い、フイールド回路7bの切換接点Mfa,
Mraがそれぞれ後進位置に切換保持される。この
ため、正転していた走行用モータ7が反転制動さ
れ、ローリフトは停止したのち、直ちに後進す
る。
なお、前進用、後進用、中速用、高速用の各コ
ンタクタリレーMf,Mr,Mm,Mhはタイマ回
路Tに接続されているため、各スイツチを操作し
たのち、対応するコンタクトは若干の遅延をもつ
て作動する。よつて、ローリフトの動作の急激な
変化に起因する事故が回避され得る。
また、ローリフトの走行中にハンドルレバー4
を垂直または水平方向へ傾動させると、ブレーキ
スイツチLsbがオフとなり開放される。従つて、
以後の回路への電流の供給は遮断され、走行用モ
ータ7の回転が停止されてローリフトが停止す
る。
上記したローリフトにおいては、高速用スイツ
チSWh1、SWh2のいずれかを足で踏みつけ操作
すると高速走行が開始され、この踏みつけ操作を
続けてローリフトを所望時間高速で走行させるこ
とができる。よつて、従来品とは異なり、ローリ
フトの高速走行中、高速スイツチを常に拇指で押
下する必要がなく、ローリフトの高速走行の維持
は極めて軽便、かつ容易に行われ得る。
次に、この考案の第2の実施例を第4図に従つ
て説明する。
この実施例ではタイマ回路Tに可変抵抗器
VRAを接続し、さらにタイマ回路Tとフイール
ド回路7bを、トランジスタTM及びバイパス用
接点Bからなる並列回路にて直列に接続してい
る。そして、フイールド回路7bの両切換接点
Mfa,Mra間には界磁巻線16のみを介在させた
ものである。
この回路構成では変速レバー6の回転に従つ
て、可変抵抗器VRAにて抵抗値が選択的に変化
され、トランジスタTMの導通比が変化されて、
走行用モータ7の回転速度が無段階に加減され
る。また、高速用スイツチSWh1、SWh2がオン
されると、バイパス用接点Bが閉路され、走行用
モータ7は高速回転される。
上記の回路では、抵抗に替えてトランジスタ
TMのオン・オフ制御にて通電比を変化させる構
成としたため、走行用モータ7の回転数の変換は
円滑に行われる。
なお、上記した第1、第2実施例において、高
速用スイツチを1個のみ、平板部1の左右両ステ
ツプ2間の前方に設け、作業者がいずれのステツ
プ2にあるときにも踏みつけ操作し得るように構
成してもよい。
考案の効果 以上詳述したように、この考案によると、作業
者が走行用モータを容易に高速状態に保持し得る
という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の電気回路図、第2図は
ローリフト全体を示す斜視図、第3図は押下スイ
ツチ取付け部を示す一部破断拡大斜視図、第4図
は第2の実施例の電気回路図である。 ステツプ……2、把持部……5、アクセルとし
ての変速レバー……6、走行用モータ……7、機
台側把持部としてのグリツプ……9、高速用コン
タクタリレー……Mh、高速用フツトスイツチ…
…SWh1、SWh2

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステツプ上に搭乗した作業者が把持するための
    把持部に走行用モータを回転駆動するアクセルを
    設けたライダー式ローリフトの走行操作装置にお
    いて、前記ステツプに隣接した位置に高速用コン
    タクトリレーを通電させ、かつ走行用モータを高
    速回転させる高速用フツトスイツチを設けたライ
    ダー式ローリフトの走行操作装置。
JP6707787U 1987-05-02 1987-05-02 Expired - Lifetime JPH0511704Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6707787U JPH0511704Y2 (ja) 1987-05-02 1987-05-02

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JP6707787U JPH0511704Y2 (ja) 1987-05-02 1987-05-02

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Publication Number Publication Date
JPS63173843U JPS63173843U (ja) 1988-11-11
JPH0511704Y2 true JPH0511704Y2 (ja) 1993-03-24

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ID=30905656

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JP6707787U Expired - Lifetime JPH0511704Y2 (ja) 1987-05-02 1987-05-02

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