JP2002221965A - 電子打楽器 - Google Patents

電子打楽器

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JP2002221965A
JP2002221965A JP2001016917A JP2001016917A JP2002221965A JP 2002221965 A JP2002221965 A JP 2002221965A JP 2001016917 A JP2001016917 A JP 2001016917A JP 2001016917 A JP2001016917 A JP 2001016917A JP 2002221965 A JP2002221965 A JP 2002221965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打撃センサで検出されるセンシング信号によ
り楽音信号を制御する電子打楽器において、表現豊かな
バリエーションのある楽音を発生する。 【解決手段】 パッドや指先に設けたピエゾ型圧電セン
サ10からの振動波形信号をVCF(ボルテージコント
ロールドフィルター)20、波形発生回路30およびレ
ベル制御部40に入力する。VCF20のf特性をLF
O50で変調する。波形発生回路30で振動波形信号の
トリガにより音色選択スイッチ60で選択されている音
色の波形データを得る。VCF20の変調された出力信
号、この変調された出力信号と波形発生回路30からの
波形データの加算信号、および、この波形データの何れ
かをセレクタ80で択一的に選択する。セレクタ80で
選択された信号を、レベル制御部40の出力ゲインに応
じてGC100で増幅し、D/A110およびサウンド
システム120で楽音を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打撃センサで検出
されるセンシング信号により楽音信号を制御する電子打
楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子打楽器においてアコースティ
ックドラムの音を忠実に再現する技術は、電子楽器の一
つの重要な課題である。しかし、特に打楽器の奏法ある
いは打楽器を使用するシチュエーションでは、面白味が
あること、表現豊かなバリエーションのある楽音が得ら
れることも、音楽の分野において価値のあることであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子打楽器の
分野において、このようなアプローチはまだ不十分であ
り、斬新な電子打楽器が待望されている。本発明は、表
現豊かなバリエーションのある楽音を発生する電子打楽
器を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の電子
打楽器は、打撃面を有するパッドと、該パッドに連設さ
れ、該打撃面への打撃にて打撃をセンスする打撃センサ
とを備え、該打撃面の打叩により該打撃センサのセンシ
ング信号を得て、該センシング信号に応答して楽音信号
を発生するようにした電子打楽器において、前記打撃セ
ンサは前記打撃面の打叩によりその振動波形を検出する
アナログセンサからなり、該打撃センサからの振動波形
信号そのものを入力とし、LFOで変調制御されるフィ
ルタ手段と、該打撃センサからの振動波形信号のうちの
立ち上がり要素をトリガ信号とし、所定の楽音波形を読
み出す音源手段と、前記フィルタ手段と前記音源手段と
の出力を混合する混合手段と、を有し、該混合手段から
第1または第2もしくはその両方の信号を発生するよう
にしたことを特徴とする。
【0005】上記のように構成された請求項1の電子打
楽器によれば、前記打撃センサの打撃面を打ったり叩い
たりするとアナログセンサがその振動波形を検出し、該
打撃センサから振動波形信号が出力される。この振動波
形信号そのものが、LFOで変調制御されるフィルタ手
段に入力される。一方、打撃センサから出力される振動
波形信号のうちの立ち上がり要素をトリガ信号として音
源手段が所定の楽音波形を読み出す。そして、フィルタ
手段からは変調制御によりフィルタ処理された第1の信
号が出力され、音源手段からは第2の信号が出力され、
混合手段は第1または第2もしくはその両方の信号を発
生する。
【0006】前記打撃センサから出力される振動波形信
号は、打撃面を打ったり叩いたりする操作に応じてその
都度千差万別に変化し、さらにこれがフィルタ手段で変
化するので、第1の信号はピッチや音色が種々変化する
多様な楽音となる。また、打撃センサから出力される振
動波形信号の立ち上がりにより音源手段から第2の信号
が出力されるので、打撃センサが楽音発生のスイッチと
しても機能する。第1の信号だけを発生したり、第2の
信号だけを発生したり、第1および第2の信号を混合し
て発生することができ、表現豊かなバリエーションのあ
る楽音となる。
【0007】本発明の請求項2の電子打楽器は、打撃部
を有する加圧子と、該加圧子に固着され、該加圧子によ
る外部被打撃面への打撃にて該打撃をセンスする打撃セ
ンサと、該外部被打撃面の打叩により該打撃センサのセ
ンシング信号を得て、該センシング信号に応答して楽音
信号を発生する楽音信号発生器とを備えた電子打楽器に
おいて、前記打撃センサからのセンシング信号を、前記
楽音信号発生器から発生される楽音信号のトリガとし、
該楽音信号を発生するようにするとともに、前記センシ
ング信号そのもののアナログ情報を用いて前記楽音信号
を制御することを特徴とする。
【0008】上記のように構成された請求項2の電子打
楽器によれば、前記打撃センサの加圧子を外部被打撃面
(机や台などその他の部材面)に打撃すると、該打撃セ
ンサからセンシング信号が出力される。楽音信号発生器
はこのセンシング信号をトリガとして楽音信号を発生す
る。かつ、この楽音信号が前記センシング信号そのもの
のアナログ情報により制御される。
【0009】打撃センサから出力されるセンシング信号
をトリガとして楽音信号が出力されるので、打撃センサ
が楽音発生のスイッチとしても機能する。センシング信
号そのもののアナログ情報は例えばセンシング信号のエ
ンベロープ等であり、加圧子を打ったり叩いたりする操
作に応じて種々変化する。これにより楽音信号の例えば
音量(あるいはエンベロープ)が制御されるので、多様
な楽音となり、表現豊かなバリエーションのある楽音と
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。この実施の形態の電子打
楽器は、打撃センサを備えた操作部の各実施例(操作部
AA/図7参照、操作部BB/図8〜9参照、操作部C
C/図8〜9参照、とする。)と回路部の各実施例(回
路部A/図1参照、回路部B/図3参照、回路部C/図
4参照とする。)の各種組合せとして構成されている。
まず、操作部について説明する。
【0011】(操作部AA)図7は操作部AAの構成を
概略的に示す図であり、図7(A) は断面図、図7(B) は
底面図である。なお、この操作部AAは電子打楽器のケ
ース等に取付られるものである。図7(A) に示すよう
に、円板状の鉄板で形成されたパッド板11は、スティ
ック等で打撃されるのに適した十分な強度を有する。パ
ッド板11の上表面は、ゴム等で形成されたパッド表皮
体12で被覆され、打撃面を構成する。パッド表皮体1
2は、パッド板11の上表面から外周を経て、周辺部下
面までを覆っている。
【0012】パッド表皮体12に連続して、パッド板1
1下面の周辺部において、複数個の円柱状弾性保持体1
2aが下側に突出している。弾性保持体12aの先端
は、一旦半径を縮小させた小径部を形成した後、再び半
径が増大し、鉤部12bを構成している。なお、弾性保
持体およびその先端の鉤部は、図7(B) に示すように、
円盤の4箇所に配されている。鉤部12bは、支持板部
材13の透孔に押し込んでパッド体1を支持するもので
あるが、接着等の他の支持方法を用いてもよい。
【0013】パッド板11の下面には、鉄等の十分な強
度を有する材料で形成された複数個の円柱状スタッド1
4が溶接されている。図7(A) には一つのスタッド14
を示すが、図7(B) の3つのネジ15の下部にそれぞれ
スタッド14が配されている。スタッド14は、パッド
板11を3分割した位置の外周部に配されている。
【0014】スタッド14の底面上に、打撃センサとし
てのセンサユニット16のセンサ板16aが載置され、
ネジ15によって固着されている。センサ板16aは、
図7(B) に示すように、圧電センサ等で形成されたセン
サ本体16bを固着する中央部16a−1と、この中央
部16a−1から半径方向外側に延在するブリッジ体1
6a−2を含む板状部材で構成されている。そして、こ
れらブリッジ体16a−2の先端が、スタッド14の先
端に結合されている。
【0015】パッド体1とセンサユニット16の中間
に、ケースの一部である支持板部材13が配されてい
る。支持板部材13には、複数個の透孔が開けられてお
り、スタッド14は透孔13a内を貫通している。透孔
13aは、スタッド14の径より十分大きな径を有し、
スタッド14が支持板部材13に接触することなく、振
動することを許容する。ケースの上面からは、図7(A)
に示すように、パッド体1を取り囲むように環状リブ1
3bが突出している。
【0016】また、弾性保持体12aは、支持板部材1
3の透孔13aに押し込んで結合され、鉤部12bが支
持板部材13の下面上で再び拡張することにより、パッ
ド体1を支持板部材13上に支持する。弾性保持体12
aは、パッド体1を図7(B)に示すように、4箇所で保
持する。弾性保持体12aの弾性により、パッド板11
は衝撃によりほぼ自由に振動することができる。
【0017】以上の構成により、パッド体1は4箇所の
弾性保持体12aによって支持板部材13に支持され、
3箇所のスタッド14が透孔13aを貫通してパッド体
1をセンサ板16aに結合する。これにより、パッド体
1(パッド表皮体12)への衝撃は、パッド板11から
スタッド14を介してセンサ板16aに伝達され、セン
サ板16aが振動する。センサ板16aの中央部16a
−1に固着されたセンサ本体16bはピエゾ型圧電セン
サであり、センサ板16aの振動波形に対応する振動波
形信号がセンサ本体16bから得られ、この振動波形信
号が後述する回路部に入力される。
【0018】なお、パッド板11とセンサ板16aが3
箇所で結合されていることにより、パッド板11のどの
位置を打撃しても、センサ板16aにほぼ均一が衝撃が
伝達される。センサユニット16のセンサ板16aが、
円板状中央部とこの中央部から半径方向に対称的に突出
する3つのブリッジ体を有する場合を説明したが、ブリ
ッジ体の数は3に限らない。ただし、ブリッジ体の数を
あまり増加すると、パッド板11の振動が制約され、感
度が減少する。また、パッド板とセンサ板の結合箇所を
例えば1箇所のみにすると感度ムラが生じてしまう。パ
ッド板とセンサ板を結合するスタッドの数は3以上であ
れば感度ムラを実質的に減少することができる。しか
し、この感度ムラを積極的に設けて、打撃する場所に応
じて異なる特性を持たせるようにしてもよい。
【0019】(操作部BB)図8は操作部BBの断面図
であり、この操作部BBは人工皮革製のバンド21によ
り人の指先Fに取り付けられる。バンド21は、指先F
の腹側の部分を下基板21aおよび上基板21bとさ
れ、下基板21aの腹側と反対側には、その略中央部に
ピエゾ型圧電センサである打撃センサとしてのセンサ本
体22、センサ補強材23および加圧子24が配置され
ている。そして、加圧子24の膨出された打撃部24a
を上基板21bの透孔21b−1から突出した状態で、
センサ本体22、センサ補強材23および加圧子24が
下基板21aと上基板21bとの間に収納されている。
【0020】以上の操作部BB(および後述の操作部C
C)は、図9に示したように親指、人差し指および中指
の先端にそれぞれ取り付けられる。また、手の甲および
手のひら部分には人工皮革製のグラブ25が装着され
る。なお、図9は手のひら側から見た図であり、グラブ
25の親指の付け根側にも操作部BBと同様なセンサ構
造をした操作部BB′が取り付けられている。さらに、
グラブ25の小指の付け根側には、後述のミュートセン
サ26が取り付けられている。また、各操作部BBのセ
ンサ本体22から信号を取り出すリード線27はグラブ
25の手の甲側で一つにまとめられ、図示しない楽器本
体に接続される。
【0021】以上の構成により、指先あるいは手のひら
を例えば台や机の上で叩くように操作すると、主に加圧
子24の打撃部24aが被打撃面(台上面や机上面)に
当たり、加圧子24に衝撃振動が加えられる。そして、
この衝撃振動に対応する振動波形信号がセンサ本体22
から得られ、この振動波形信号が後述する回路部に入力
される。
【0022】(操作部CC)図10は操作部CCの断面
図であり、この操作部CCは人工皮革製のバンド31に
より人の指先Fに取り付けられる。バンド31は、指先
Fの腹側の部分を下基板31aおよび上基板31bとさ
れ、下基板31aの腹側と反対側には、その略中央部に
皿状のセンサケース33aが配設され、このセンサケー
ス33a内には、曲げ方向に弾性を有し薄板からなる感
圧導電体32aを電極32bで挟んでサンドイッチ状に
なった押圧センサ32が収容されている。この押圧セン
サ32は、板面垂直方向加圧時に電極32b,32b間
の抵抗値を減少させ、非加圧時には、その抵抗値がほぼ
無限大値を呈するものとして構成されている。また、押
圧センサ32の上(指先Fの腹側と反対側)には絶縁フ
ィルム(ポリエステル)35を介して打撃センサとして
の圧電センサ36が配設され、圧電センサ36はゴムシ
ート37で覆われ、さらに、ゴムシート37上に座34
bを介して加圧子34が配設されている。そして、加圧
子34の膨出された打撃部34aを上基板31bの透孔
31b−1から突出した状態で、センサケース33a、
押圧センサ32、絶縁フィルム35、圧電センサ36、
ゴムシート37および加圧子34が下基板31aと上基
板31bとの間に収納されている。
【0023】なお、この操作部CCも図9に示したよう
に、操作部BBと同様に、親指、人差し指および中指の
先端にそれぞれ取り付けられる。また、グラブ25の親
指の付け根側にも操作部CCと同様なセンサ構造をした
操作部CC′が取り付けられている。さらに、グラブ2
5の小指の付け根側には、後述のミュートセンサ26が
取り付けられている。
【0024】以上の構成により、指先あるいは手のひら
を例えば台や机の上で叩くように操作したり、押すよう
に操作する。これにより、主に加圧子34の打撃部34
aが被打撃面(台上面や机上面)に当たったり押しつけ
られたりし、圧電センサ36から衝撃に対応する電圧信
号(アナログ信号)が得られる。また、感圧導電体32
aを挟む電極32b、32b間の抵抗が変化し、低電流
を印加することにより押圧力に応じた電圧信号(アナロ
グ情報)が得られる。そして、このれらの電圧信号は後
述する回路部に入力される。
【0025】次に、回路部について説明する。 (回路部A)図1は回路部Aの回路ブロック図である。
センサ10は前記操作部の各センサ本体16b,22,
32であり、このセンサ10の出力信号はVCF(ボル
テージコントロールドフィルター)20、音源手段とし
ての波形発生回路30、レベル制御部40に入力され
る。VCF20は、アナログ回路でも、デジタル回路で
構成してもよく、アナログ回路で構成される場合はその
出力はA/D変換されて後述のセレクタ80に接続さ
れ、デジタル回路で構成される場合はセンサ10からの
入力はA/D変換されて入力され、同様に後述のLFO
出力の入力についても複数ビットのデジタル値として入
力される。VCF20にはLFO(低周波発振器)50
の出力が入力され、波形発生回路30には音色選択スイ
ッチ60が接続されている。VCF20の出力は加算回
路70とセレクタ80のA入力に入力され、波形発生回
路30の出力は加算回路70とセレクタ80のC入力に
入力される。加算回路70の出力はセレクタ80のB入
力に入力される。セレクトスイッチ90の選択信号は、
このセレクトスイッチ90で選択されてセレクタ80の
制御端子SA、SB、SCに択一的に入力される。
【0026】セレクタ80の出力はGC(ゲインコント
ロール回路)100に入力され、GC100の出力はD
/A(デジタル/アナログコンバータ)110に入力さ
れる。D/A110の出力はSS(サウンドシステム)
120に入力される。また、レベル制御部40の出力は
GC100に入力される。
【0027】図2は波形発生回路30の詳細を示す回路
図である。トリガ検出回路30aはセンサ10からの入
力信号のエンベロープのピークを楽音発生のトリガ(ノ
ートオン)を検出してトリガ信号を出力する。このトリ
ガ信号はフリップフロップ30bをセットし、フリップ
フロップ30bの出力が波形メモリ30cのEN(イネ
ーブル)端子、アドレス制御回路30dのEN端子およ
びクロック発生器30eのEN端子にそれぞれ入力され
る。また、トリガ信号は、OR回路30fを介してアド
レス制御回路30dとクロック発生器30eのR端子に
入力される。これにより、波形メモリ30c、アドレス
制御回路30dおよびクロック発生器30eが作動す
る。なお、トリガ信号は、レベル制御部40へのラッチ
信号(L)として出力される。アドレス制御回路30d
はクロック発生器30eからのクロックに同期して波形
アドレスの下位アドレス(所定ビット)を加算器30g
に出力する。
【0028】一方、スタートアドレスメモリ30hとエ
ンドアドレスメモリ30iは、波形メモリ30cにおけ
る各音色の波形データについてのスタートアドレスとエ
ンドアドレスをそれぞれ記憶している。なお、図6は波
形メモリ30cの波形データの一例である。この例で
は、「BD(バスドラム)」、「HHT(ハイハッ
ト)」、「Si(シンバル)」、…「アストロ(宇宙を
イメージするような装飾音)」、…「ブラシ」等のドラ
ムおよび装飾音の音色の波形データが記憶されている。
なお、「STA」はスタートアドレス、「EDA」はエ
ンドアドレスを示している。
【0029】音色アドレスデータ発生器30jは、音色
選択スイッチ60で選択された音色に対応する音色デー
タをスタートアドレスメモリ30hとエンドアドレスメ
モリ30iにそれぞれ出力する。これにより、選択音色
の波形データのスタートアドレスがスタートアドレスメ
モリ30hから加算器30gに出力され、同波形データ
のエンドアドレスがエンドアドレスメモリから比較器3
0kに出力される。なお、スタートアドレスの所定ビッ
トの下位アドレスは“0”であり、実質的に上位アドレ
スが音色に対応している。
【0030】加算器30gにおいて、アドレス制御回路
30dから出力される下位アドレスとスタートアドレス
メモリ30hから出力されるスタートアドレスとが加算
され、この加算結果は、順次更新する波形アドレスとし
て波形メモリ30cと比較器30kにそれぞれ出力され
る。こにれより、波形メモリ30cから選択音色の波形
データが順次出力される。そして、比較器30kにおい
てA入力の現在の波形アドレスとB入力のエンドアドレ
スが一致すると、一致信号(EQ)が出力され、この一
致信号はフリップフロップ30bをリセットし、波形メ
モリ30c、アドレス制御回路30d、クロック発生器
30eがデスエーブルとなって動作を停止する。また、
一致信号はOR回路30fを介してアドレス制御回路3
0dとクロック発生器30eのリセット信号として入力
されるとともに、レベル制御部40へのリセット信号と
して出力される。
【0031】図1において、レベル制御部40はラッチ
回路41を備えており、センサ10から出力されるアナ
ログ信号はラッチ回路41のアナログ入力端子(A)に
入力される。このアナログ信号は、波形発生回路30か
ら出力されるラッチ信号(L)の入力によりラッチさ
れ、このラッチされた信号はアナログ/デジタル変換さ
れてA/D端子からGC100に出力される。
【0032】ここで、図2のトリガ検出回路30aは、
センサ10からの入力信号が図5に破線で示したような
振動波形信号の場合、実線で示したエンベロープ(包絡
線)のピークを検出したときラッチ信号を出力する。し
たがって、ラッチ回路41において、ラッチ信号(L)
によりピークレベルPRがラッチされ、これがゲイン信
号としてGC100に出力される。そして、GC100
はゲイン信号のレベルに応じたゲインでセレクタ80の
出力を増幅する。なお、ゲイン信号は波形データの読出
し終了による一致信号(EQ)の出力によりリセットさ
れる。
【0033】図1において、VCF20は、この例では
バンドパスフィルタであり、その透過帯域のf特性(あ
るいは中心周波数)がLFO(低周波発振器)50の出
力によって低周波数と高周波数の間で例えば1秒〜10
秒の周期で周期的に変動するように構成されている。ま
た、VCF20はデジタルフィルタであり、センサ10
からのアナログ入力信号をそのデジタル信号に変換する
A/D変換器を含んでいる。したがって、VCF20か
らは、センサ10から入力される振動波形信号の周波数
成分から選択透過される合成成分が変化し、変化に富ん
だ音色の楽音信号が出力される。また、波形発生回路3
0からは、音色選択スイッチ60で選択された音色に対
応する音色データが、楽音信号として出力される。
【0034】そして、セレクタ80は、制御端子SAが
選択されるとVCF20の出力信号のみをGC100に
出力し、制御端子SCが選択されると波形発生回路30
の出力信号のみをGC100に出力する。また、制御端
子SBが選択されるとVCF20の出力信号と波形発生
回路30の出力信号とを加算した信号(加算器70の出
力信号)をGC100に出力する。そして、GC100
はレベル制御部40から設定されるゲインに応じてセレ
クタ80の出力信号を増幅し、D/A110でのデジタ
ル/アナログ変換を経てサウンドシステム120で楽音
が発生される。
【0035】(第1実施例)第1実施例は操作部AA
(図7)を回路部Aに接続したものであり、図1のセレ
クトスイッチ90で手動により、セレクタ80を切り換
える「SA」、「SB」、「SC」の何れかを選択す
る。また、波形発生回路30の音色は音色選択スイッチ
60で選択する。そして、操作部AAのパッド表皮体1
2への衝撃により、パッド表皮体12を叩く度にVCF
20に対して微妙に異なる入力信号が得られる。
【0036】「SA」を選択すると、センサ本体23
(ピエゾ型圧電センサ)から出力される振動波形信号が
VCF20およびLFO50で制御され、さらに、VC
F20のフィルタ特性の変化により、変化に富んだ音色
が得られる。すなわち、VCF20のフィルタ特性は時
間的に変化し、パッド表皮体12に対して同様な衝撃を
連続した与えても、変化に富んだ楽音が得られる。例え
ば、「コン」、「キン」、「クン」、「カン」、「シュ
ー」、「シャ」といったように音色変化に富んだ楽音が
出力される。なお、音量は、センサ10の出力レベル
(打撃の強さ)に応じて、レベル制御部40およびGC
100によって制御される。
【0037】「SC」を選択すると、音色選択スイッチ
60で選択されて波形メモリ30cから出力される波形
データの音色の楽音が得られる。「SB」を選択する
と、VCF20の出力と波形メモリ30cの出力とが合
成された音色の楽音が得られる。
【0038】(第2実施例)第2実施例は操作部BB
(図8)を回路部Aに接続したものであり、第1実施例
とは演奏入力形態が異なっているだけで、操作部BBが
指の操作によりセンサ本体22(ピエゾ型圧電センサ)
から信号を出力する点以外は、第1実施例と同様であ
る。
【0039】(第3実施例)第1および第2実施例で
は、セレクタ80の出力選択をセレクトスイッチ90に
より選択するようにしているが、図1に破線で示したよ
うに、音色選択スイッチ60で選択される音色に対応し
て、セレクタ80の制御端子SA、SB、SCに選択信
号を択一的に入力されるようにしてもよい。なお、図1
の破線の回路の意味は、音色選択スイッチ60の選択線
のうち、所定のいくつかの線のOR出力が制御端子SA
に入力され、残りのうちのいくつかの線のOR出力が制
御端子SBに入力され、残りのいくつかの線のOR出力
が制御端子SCに入力されることを示している。例えば
音色「アストロ」を選択すると制御端子SAが選択され
てVCF20のみの音色が選択されるようにする。な
お、操作部は操作部AAでも操作部BBでもよい。
【0040】(第4実施例)図1ではレベル制御部40
としてラッチ回路41だけを用いているが、この第4実
施例では、レベル制御部40を図3の回路部Bとすると
ともに、図9のグラブ25に取り付けられたミュートセ
ンサ26を用いる。図3において、セレクタ42のA入
力には前記操作部BBのセンサ本体(ピエゾ型圧電セン
サ)22や操作部CCのセンサ本体(感圧型センサ)3
2の出力信号が入力される。プリセットデータ発生器4
3は、センサ本体22,32から通常出力されるピーク
レベルよりもある程度低いレベル(ミュートレベル)の
電圧を出力するものであり、例えばボリューム等で構成
されている。このプリセットデータ発生器43の出力電
圧はセレクタ42のB入力に入力される。
【0041】ミュートセンサ26はオン/オフスイッチ
であり、そのスイッチ信号がセレクタ42の制御端子に
入力され、例えば、ミュートセンサ26を机上等に押し
当てるとセレクタ42の入力Bが選択され、ミュートセ
ンサ26を開放するとセレクタ42の入力Aが選択さ
れ、このセレクタ42の出力信号はラッチ回路44のア
ナログ入力端子(A)に入力される。なお、ラッチ回路
44は、前記実施例のラッチ回路41と同様に、波形発
生回路30から出力されるラッチ信号(L)の入力によ
りアナログ入力をラッチし、このラッチした信号をアナ
ログ/デジタル変換してA/D端子からGC100に出
力する。
【0042】以上の構成により、例えば、ミュートセン
サ26を開放した状態で指(操作部BBまたは操作部C
C)でドラム音の演奏をすると、入力信号のレベルに応
じた音量で発音されるが、ミュートセンサ26を机上等
に押し当てると、上記入力信号のレベルより低いミュー
トレベルの電圧(プリセットデータ発生器43の出力)
によりGC100のゲインが制御されるので、音量を急
激にミュートすることができる。また、ミュートレベル
はプリセットデータ発生器43により可変に調節するこ
とができる。
【0043】(第5実施例)第5実施例は、図1におけ
るレベル制御部40を図4の回路部Cとするとともに、
図10の操作部CCを回路部Cに接続したものである。
操作部CCは前述したとおりの感圧型のセンサユニット
であり、アフタセンサとして押圧センサ32が用いら
れ、音源発生用センサとして感圧センサ36が用いられ
る。
【0044】そして、押圧センサ32から検出される押
圧力に応じた出力信号(アナログ電圧信号)をA/D変
換器45でデジタル信号に変換してレベル変換テーブル
46に入力する。このレベル変換テーブル46は入力さ
れるデジタル信号(A/D変換器45の出力)の“0”
出力〜最大出力を“0”〜“1”に変換して乗算器47
に出力する。一方、感圧センサ36から検出される衝撃
に応じた出力信号(アナログ電圧信号)を図1の包絡線
検出回路130を介してVCF20に入力するととも
に、波形発生回路30のトリガ検出回路30aに入力す
る。さらに、この感圧センサ36からの出力信号をA/
D変換器48でデジタル信号に変換して乗算器47に出
力する。
【0045】そして、乗算器47で、A/D変換器48
の出力信号にレベル逆変換テーブル46の出力信号を乗
算し、その乗算信号をラッチ回路49に出力する。ラッ
チ回路49は、波形発生回路30から出力されるラッチ
信号(L)の入力により乗算器47からの乗算信号(デ
ジタル信号)をラッチし、このラッチした信号をGC1
00に出力する。
【0046】以上の構成により、指(操作部CC)でド
ラム音の演奏して、入力信号のレベルに応じた音量で発
音することができる。また、指を机上等に押し当て、強
く押すほど乗算器47から出力されるレベルが大きくな
る。すなわち、押圧センサ32を押す力を変化させるこ
とにより、音量を自在に変化させるアフタ制御も可能で
ある。さらに、波形メモリの能動時(SC選択時)に
は、選択された音色の再トリガ発音により、連打音のよ
うな楽音を発生することができる。
【0047】なお、以上の実施例では音源発生用センサ
として感圧センサ36を用いているが、この音源発生用
センサとして押圧センサ32を用いるようにしてもよ
い。
【0048】以上の実施形態では本発明を自動演奏装置
および電子楽器に適用した例を示したが、どのようなタ
イプの電子楽器でもよい。また、電子楽器の形態に限ら
ず、パソコン+アプリケーションソフトウェアの形態と
して、その入力手段に適用してもよい。さらに、本発明
は、音源の方式や自動演奏の方式はどのようなものであ
ってもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明の請求項1の電子打楽器によれ
ば、打撃センサから出力される振動波形信号がフィルタ
手段で変化して、第1の信号はピッチや音色が種々変化
する多様な楽音とり、また、該振動波形信号の立ち上が
りにより音源手段から第2の信号が出力されるので、第
1の信号だけを発生したり、第2の信号だけを発生した
り、第1および第2の信号を混合して発生することがで
き、表現豊かなバリエーションのある楽音を発生するこ
とができる。
【0050】本発明の請求項2の電子打楽器によれば、
打撃センサから出力されるセンシング信号をトリガとし
て楽音信号が出力され、該センシング信号の例えばエン
ベロープ等のアナログ情報により楽音信号の例えば音量
が制御されるので、打撃センサの加圧子を打ったり叩い
たりする操作に応じて楽音信号が種々変化し、多様な楽
音となり、表現豊かなバリエーションのある楽音とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における回路部Aの回路ブロ
ック図である。
【図2】実施形態における波形発生回路の詳細を示す回
路図である。
【図3】第4実施例におけるレベル制御部の回路ブロッ
ク図である。
【図4】第5実施例におけるレベル制御部の回路ブロッ
ク図である。
【図5】実施形態におけるトリガ検出回路とラッチ回路
の信号の一例を示す図である。
【図6】実施形態における波形データの一例を示す図で
ある。
【図7】実施形態における楽音制御回路のブロック図で
ある。
【図8】実施形態における操作部BBの断面図である。
【図9】実施形態における操作部の取り付け状態を示す
図である。
【図10】実施形態における操作部CCの断面図であ
る。
【符号の説明】
10…センサ、20…VCF(フィルタ手段)、30…
波形発生回路(音源手段)、40…レベル制御部、50
…LFO、60…音色選択スイッチ、70…加算回路
(混合手段)、80…セレクタ、90…セレクトスイッ
チ、100…GC11…パッド板(パッド)、12…パ
ッド表皮体(パッド、打撃面)、16b…センサ本体
(打撃センサ)、24,34…加圧子、24a,34a
…打撃部、36…圧電センサ(打撃センサ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打撃面を有するパッドと、該パッドに連
    設され、該打撃面への打撃にて打撃をセンスする打撃セ
    ンサとを備え、該打撃面の打叩により該打撃センサのセ
    ンシング信号を得て、該センシング信号に応答して楽音
    信号を発生するようにした電子打楽器において、 前記打撃センサは前記打撃面の打叩によりその振動波形
    を検出するアナログセンサからなり、該打撃センサから
    の振動波形信号そのものを入力とし、LFOで変調制御
    されるフィルタ手段と、 該打撃センサからの振動波形信号のうちの立ち上がり要
    素をトリガ信号とし、所定の楽音波形を読み出す音源手
    段と、 前記フィルタ手段と前記音源手段との出力を混合する混
    合手段と、を有し、 該混合手段から第1または第2もしくはその両方の信号
    を発生するようにしたことを特徴とする電子打楽器。
  2. 【請求項2】 打撃部を有する加圧子と、該加圧子に固
    着され、該加圧子による外部被打撃面への打撃にて該打
    撃をセンスする打撃センサと、該外部被打撃面の打叩に
    より該打撃センサのセンシング信号を得て、該センシン
    グ信号に応答して楽音信号を発生する楽音信号発生器と
    を備えた電子打楽器において、 前記打撃センサからのセンシング信号を、前記楽音信号
    発生器から発生される楽音信号のトリガとし、該楽音信
    号を発生するようにするとともに、前記センシング信号
    そのもののアナログ情報を用いて、前記楽音信号を制御
    することを特徴とする電子打楽器。
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