JP2002218516A - ボタン電話システム、ボタン電話機、インタフェースユニット、及び伝送方式決定方法 - Google Patents

ボタン電話システム、ボタン電話機、インタフェースユニット、及び伝送方式決定方法

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JP2002218516A
JP2002218516A JP2001005559A JP2001005559A JP2002218516A JP 2002218516 A JP2002218516 A JP 2002218516A JP 2001005559 A JP2001005559 A JP 2001005559A JP 2001005559 A JP2001005559 A JP 2001005559A JP 2002218516 A JP2002218516 A JP 2002218516A
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key telephone
transmission method
telephone
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Norimasa Shintani
憲正 新谷
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は電話機インタフェースユニット、ボタ
ン電話の更新に伴なうボタン電話システムの互換性の問
題を解決するものである。 【解決手段】旧データ伝送方式をとる旧ボタン電話2A
と旧電話機インタフェースユニット13Aからなる旧ボ
タン電話システムに対して、新データ伝送方式をとる新
ボタン電話2Bと新電話機インタフェースユニット13
Bからなる新ボタン電話システムが開発された。新電話
機インタフェースユニット13Bは新、旧データ伝送方
式のいずれにも対応可能であり、新ボタン電話2Bも
新、旧データ伝送方式のいずれにも対応可能である。こ
のため、新電話機インタフェースユニット13Bと旧ボ
タン電話2Aとが接続された場合、旧電話機インタフェ
ースユニット13Aと新ボタン電話2Bとが接続された
場合でも、旧のデータ伝送方式を用いてデータ伝送が可
能であり、互換性が維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボタン電話システム
に関し、特に従来システムと新システムとの互換性を実
現させるためのボタン電話機と主装置との間のデータ伝
送に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のボタン電話機を収容する電話機イ
ンタフェースユニットを含む主装置を公衆回線や専用線
などの局線に接続してなるボタン電話システムがオフィ
ス等で広く実用される。ボタン電話機と電話機インタフ
ェースユニットとの間のデータ伝送はシステムに固有の
方式で行われている。伝送方式は主に伝送速度に依存す
る。ボタン電話機、主装置(特に、電話機インタフェー
スユニット)は別個に買い替え・更新することができる
が、電話機インタフェースユニットのみを新システム用
の電話機インタフェースユニットに更新した場合、旧シ
ステム用の旧方式のボタン電話機は新システム用の電話
機インタフェースユニットが要求する伝送速度に対処で
きず、旧システムの資源が無駄になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のボタ
ン電話システムは、互換性を保ったまま、ボタン電話
機、電話機インタフェースユニットを別個に買い替え・
更新することができず、多数のボタン電話機を含むシス
テム全体を買い替え・更新しなければならず、利用者の
経済的な負担が大きかった。
【0004】本発明の目的は、ボタン電話機と主装置
(特に、電話機インタフェースユニット)との間のデー
タ伝送方式の互換性を確保しながら、ボタン電話機と電
話機インタフェースユニットのいずれかだけでも更新す
ることができるボタン電話システム、それに用いられる
ボタン電話機、電話機インタフェースユニット、及びデ
ータ伝送方式の決定方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決し目
的を達成するために、本発明は以下に示す手段を用いて
いる。
【0006】(1)ボタン電話機との間で第1、第2伝
送方式のいずれでもデータをやり取りでき、ボタン電話
機が第1伝送方式のみに対応している場合は、第1伝送
方式を選択し、ボタン電話機が第1、第2伝送方式のい
ずれにも対応している場合は、第2伝送方式を選択する
ボタン電話システムの電話機インタフェースユニット。
【0007】この電話機インタフェースユニットは複数
のボタン電話機と異なる伝送方式でデータをやり取りで
きる。
【0008】(2)第1伝送方式でボタン電話機へ機種
問い合わせを送信し、ボタン電話機からの応答を受信す
ると伝送方式を第2伝送方式に変更するボタン電話シス
テムの電話機インタフェースユニット。
【0009】この電話機インタフェースユニットはボタ
ン電話機の機種に応じて伝送方式を切り換える。
【0010】(3)第1伝送方式でボタン電話機へ機種
問い合わせを送信し、一定期間内にボタン電話機からの
応答を受信しないと伝送方式を第1伝送方式のままとす
るボタン電話システムの電話機インタフェースユニッ
ト。
【0011】この電話機インタフェースユニットはボタ
ン電話機が旧機種で問い合せに応答しない場合は、伝送
方式を切り換えない。
【0012】(4)第1伝送方式で主装置から機種問い
合わせを受信し、第1伝送方式で主装置へ機種問い合わ
せへの返答を送信し、主装置からの指示に応じて伝送方
式を第2伝送方式に変更する手段とを具備するボタン電
話機。
【0013】このボタン電話機は主装置が新機種の場合
は、伝送方式を切り換える。
【0014】(5)主装置はボタン電話機へ伝送方式を
問い合せ、その応答に基づいてボタン電話機との間のデ
ータ伝送方式を決定するボタン電話システム。
【0015】(6)主装置とボタン電話機は初期時には
第1伝送方式に設定され、主装置はボタン電話機へ伝送
方式の問い合せを送信し、ボタン電話機は該問い合わせ
を受信すると応答し、主装置は該応答を受信すると、応
答の内容に応じてデータ伝送方式を決定し、決定したデ
ータ伝送方式への変更をボタン電話機へ指示するデータ
伝送方式決定方法。
【0016】このボタン電話システム、データ伝送方式
決定方法によれば、主装置とボタン電話機との間で伝送
方式に関する問い合せが行われ、その結果に応じて適切
な伝送方式が決定される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
るボタン電話システムの実施形態を説明する。
【0018】第1実施形態 図1は本発明によるディジタルボタン電話システムの一
実施形態の構成を示すブロック図である。このシステム
は、アナログ公衆網(PSTN:以下、公衆網と略称す
る)NWに加入者線(COライン)を介して接続される
主装置(KSU)1を有する。複数のディジタルボタン
電話機(DKT:以下、ボタン電話機と略称する)2が
主装置1に内線端末として接続される。
【0019】主装置1は、局線インタフェースユニット
(RCOU)11と、発信者識別情報インタフェースユ
ニット(RCIU)12と、ディジタルボタン電話機イ
ンタフェースユニット(RDKU:以下、電話機インタ
フェースユニットと略称する)13〜13と、制御
ユニット(RCTU)16とを備えている。電話機イン
タフェースユニット(RDKU)13〜13は所定
台数のボタン電話機(例えば、1つの電話機インタフェ
ースユニット当り8台のボタン電話機)を収容する。主
装置1の詳細は、同一出願人の特願平9−529184
号(国際公開番号WO97/30558)に記載されて
いる。
【0020】上記各インタフェースユニット11、1
2、13〜13、16は、データハイウェイ17お
よびPCMハイウェイ18を介して制御ユニット16に
接続されている。データハイウェイ17は、各ユニット
間で制御データの転送を行うために使用される。PCM
ハイウエイ18は、各ユニット間でディジタル通話信号
の伝送を行うために使用される。なお、主装置1は、上
記局線インタフェースユニット11に、専用線や構内交
換機(PBX)、他のボタン電話システムに接続するた
めのインタフェース(図示せず)も備えている。
【0021】局線インタフェースユニット(RCOU)
11は、制御ユニット16の制御の下に、着信検出、極
性反転検出、直流ループの開閉およびダイヤル送出等の
公衆網NWに対する局線インタフェース動作を行うとと
もに、加入者線(COライン)を介して到来したアナロ
グ音声信号をPCM信号へ変換する処理、制御ユニット
16から転送されたPCM信号をアナログ音声信号へ変
換して加入者線へ送出する処理等を行う。
【0022】電話機インタフェースユニット(RDK
U)13〜13は、主装置1と各ボタン電話機(D
KT)2との間のインタフェースを行うもので、図2に
示すように構成される。すなわち、電話機インタフェー
スユニット(RDKU)13には、収容内線数に相当す
る数のピンポン伝送回路131〜131が備えられ
ている。ピンポン伝送回路131〜131は、64
Kbpsの伝送速度を有する2つのBチャネルB1,B
2と、16Kbpsの伝送速度を有する1つのDチャネ
ルとからなる(2B+D)形式の時分割チャネルを用い
て、ボタン電話機2との間で音声または情報端末データ
および制御データのピンポン伝送を行うもので、(2B
+D)作成部および(2B+D)分離部を有している。
【0023】(2B+D)作成部は、PCMハイウエイ
18からの下りチャネルB1,B2の音声データおよび
情報端末用データと、制御データ通信用マイクロコンピ
ュータ133からの下りチャネルDの制御データとを、
(2B+D)の形式のデータパケットに合成してボタン
電話機2に向け送信する。(2B+D)分離部は、ボタ
ン電話機2から到来した上りデータパケットを上りチャ
ネルB1,B2の音声および情報端末データと、上りチ
ャネルDの制御データとに分離して、それぞれをPCM
ハイウエイ18および制御データ通信用マイクロコンピ
ュータ133へ転送する。なお、上記チャネルB1,B
2は、B1がボタン電話機2との間の音声データの伝送
に割り当てられ、B2はボタン電話機2にパーソナルコ
ンピュータなどの情報端末が接続された場合の、情報端
末データの伝送に割り当てられる。
【0024】タイムスロットアサイナ132は、PCM
ハイウエイ18からのフレーム同期信号およびクロック
信号を受けて、Bチャネルの上りおよび下りデータをP
CMハイウェイ18に対し送受信するタイミングをピン
ポン伝送回路131〜131に与える。したがっ
て、ピンポン伝送回路131〜131は、それぞれ
タイムスロットアサイナ132から指定された期間にP
CMハイウェイ18に対し直接アクセスして2,048
Mbpsの伝送速度で上りおよび下りデータの送受信を
行う。
【0025】制御データ通信用マイクロコンピュータ1
33は、各ピンポン伝送回路131 〜131が送受
信するDチャネルデータの監視と、これらのDチャネル
データをデータハイウェイ17を介して制御ユニット1
6との間で送受信するための制御を行う。
【0026】図1に戻って、電話機インタフェースユニ
ット13〜13、局線インタフェースユニット11
は主装置1に着脱自在なPC基板として実装される。そ
のため、電話機インタフェースユニット13〜13
を取り替えることだけで、システムの更新が可能であ
る。一般的に、システムが更新されると、データの伝送
方式が変わる。しかし、本発明では、新方式のインタフ
ェースユニット、ボタン電話機は旧方式のデータ伝送方
式もサポートする。すなわち、旧方式のインタフェース
ユニット、ボタン電話機は旧伝送方式でしかデータを伝
送できないが、新方式のインタフェースユニット、ボタ
ン電話機は旧伝送方式、新伝送方式のいずれででもデー
タを伝送できる。
【0027】制御ユニット(RCTU)16は、主装置
1の動作を統括的に制御するもので、図3に示すように
構成される。すなわち、制御ユニット16はマイクロプ
ロセッサからなるメインCPU161を備え、このメイ
ンCPU161にはバス168を介して、ROM16
2、RAM163、ローカルCPU164およびタイム
スイッチ部165が接続されている。
【0028】ROM162には、交換制御に必要な種々
プログラムや制御データなどが予め格納されている。R
AM163は、保守データやユーザデータ、種々の制御
過程25で発生する制御データなどを記憶するために使
用される。ローカルCPU164は、上記メインCPU
161とデータハイウェイ17との間の制御データの転
送制御を行う。
【0029】また制御ユニット16には、トーンデータ
ROM166およびパラレル/シリアル変換回路(P/
S)167が備えられている。トーンデータROM16
6は、保留や転送、キャンプオンなどの各種サービスの
実施中において、内線端末である各ボタン電話機2や標
準電話機4へ供給するトーン信号を表わすトーンデータ
を、メインCPU161の指示に従って読み出す。パラ
レル/シリアル変換回路167は、上記トーンデータR
OM166から読み出された5トーンデータをパラレル
信号からシリアル信号に変換してタイムスイッチ部16
5へ送出する。タイムスイッチ部165は、上記メイン
CPU161の制御に従って、上りPCMハイウェイ1
8aと下りPCMハイウェイ18bとの間のタイムスロ
ットの交換処理を行う。
【0030】一方、ボタン電話機2は次のように構成さ
れる。図4はその外観を示す平面図、図5は回路構成を
示すブロック図である。
【0031】図4に示すように、電話機筐体21のクレ
ードル部にはハンドセット22が載置される。電話機筐
体21の操作パネルには、ダイヤルボタン23と、複数
のフレキシブルボタン24と、これらのフレキシブルボ
タン24に個々に対応付けられ10た複数のLED表示
器25と、複数の制御ボタン26と、これらの制御ボタ
ンのうちの所定のボタンに対応付けられたLED表示器
27と、LCD表示器28とがそれぞれ配設されてい
る。上記各操作ボタンのうちフレキシブルボタン24
は、局線発信やオートダイヤルなどの各種機能をユーザ
が自由に設定できるボタンのことである。
【0032】設定できる機能としては、上記局線発信の
他に、例えば専用線発信、オートダイヤル、ポーズ、ロ
ングポーズ、自動リダイヤル、セーブ、サブアドレス送
出、ダイヤル送出、秘話解除、メッセージ、メッセージ
切換、メッセージウエイティング、夜間切換、着信拒
否、不在転送、固定不在転送、内線自動呼返、キャンプ
オン、プール、パーク保留、代理応答、着信応答、一斉
呼、マイクオフ、内線ホットライン、会議/転送があ
る。
【0033】専用線発信は、企業内通信ネットワークに
接続された端末間で通信を行う場合の発信に使用する機
能である。
【0034】オートダイヤルは、相手先の電話番号をフ
レキシブルボタンに対応付けてメモリに予め登録してお
き、以後上記フレキシブルボタンを押下することで対応
する相手先に対し自動的に発信を行なえるようにする機
能である。
【0035】ポーズは、短縮ダイヤル登録を行う場合
に、例えば局線発信ダイヤル番号と相手先ダイヤル番号
との間にポーズを挿入するための機能であり、ロングポ
ーズはポーズよりも長い時間のポーズを挿入する機能で
ある。
【0036】自動リダイヤルは相手が話中の時に自動的
に再発信してリダイアルを送出する。相手が話中の場合
にはこの動作を繰り返す。
【0037】セーブは、ダイヤル操作が終了してからそ
の通話が終了するまでの期間に、セーブ機能が設定され
たフレキシブルキーを押下することで、上記相手先のダ
イヤル番号を一旦記憶する。そして、終話後に上記セー
ブ機能が設定されたフレキシブルキーを押下すること
で、同じ相手先に対し自動的に発信できるようにする機
能である。
【0038】サブアドレス送出は、ISDNに接続され
た通信相手が1本のディジタル回線に複数台の通信端末
機器を接続している場合に、これらの通信端末機器のい
ずれかを指定する際に使用する機能である。
【0039】ダイヤル送出は、ISDNに対し発信を行
う場合に、相手のダイヤル番号さらにはサブアドレスの
入力後にこれらを送出させる機能である。
【0040】着信拒否は、他の内線からの着信を拒否す
る機能である。着信拒否が設定された内線端末に対し呼
出しを行うと、通常の話中音よりも周期の短い話中音が
返送される。
【0041】メッセージは、不在応答用のメッセージを
予め登録しておき、留守中に着信があった場合に発信相
手に上記メッセージを通知する機能である。メッセージ
切換は、不在応答用に予め録音した複数のメッセージの
うちの一つを選択するための機能である。メッセージウ
エイティングは、相手が話中や不在のときに発信側が指
定することで、相手端末に伝言メッセージを表示させる
機能である。
【0042】夜間切換は、昼間または平日に着信させる
内線端末と、夜間または休日に着信させる内線端末とを
切り替える機能である。
【0043】不在転送および固定不在転送は、予め転送
先の内線番号を登録しておき、不在転送設定中に着信が
あった場合に上記転送先へ着信を自動転送する機能であ
る。不在転送と固定不在転送の違いは、不在転送ではユ
ーザが随時所望の転送先を登録及び解除できるのに対
し、固定不在転送では工事設定時に転送先を設定し以後
この転送先の変更ができない点である。不在転送におけ
る転送先の設定は、転送元の内線端末においては勿論の
こと、他の内線端末からでも行うことが可能である。
【0044】内線自動呼返は、呼出した内線端末あるい
は局線端末が話中の場合に、発信元の端末が内線自動呼
返を設定してオンフックすることで、相手端末の終話後
にその旨を発信端末に通知し、これに発信端末がオフフ
ックすると、相手端末に対し自動的に呼出しを行なっ
て、これに相手端末が応答すれば発信元の端末との間を
接続して通話を可能にする機能である。
【0045】プールは、収容している多数の局線をグル
ープ分けして、各グループを各々プールに割り当てるこ
とにより、一つのプールを指定することでこのプールに
割り当てられたグループの局線すべてを選択的に使用で
きるようにする機能であり、局線数が多くこれらの局線
をフレキシブルボタンに個々に割り当てることができな
い場合に有効である。
【0046】パーク保留は、上記プールを使用して通話
中にその通話を保留する際に使用する機能である。な
お、プールを使用していないときの保留は、保留ボタン
を操作することにより行う。
【0047】代理応答および着信応答は、局線着信中の
内線端末において誰も着信応答しない場合に、ワンタッ
チあるいは特番操作により代わって応答する機能であ
る。代理応答と着信応答の違いは、代理応答はすべての
局線着信に対し応答できるのに対し、着信応答は複数の
局線をグループ分けしてこれらのグループに対する着信
応答機能を異なるフレキシブルボタンに設定すること
で、グループごとの着信応答を可能にした点である。
【0048】一斉呼は、すべての内線端末あるいはグル
ープの内線端末に対し音声による呼出しを行う機能であ
る。
【0049】マイクオフは、個別の音声呼び出しを受け
た時に、被呼者が音声による応答を行ないたくない場合
に使用するもので、拡声通話用のマイクロホンがオフさ
れる。
【0050】秘話解除は、局線通話中にこの回線の秘話
を解除して、他人がこの局線通話に参加できるようにす
る機能である。
【0051】内線ホットラインは、所望の内線端末をワ
ンタッチで呼出す機能である。局線通話中にホットライ
ンが設定されたフレキシブルボタンを押すと、音声(コ
ールトランスファ)や転送音(リングトランスファ)で
転送することができる。また転送相手が応答したとき
に、会議/転送が設定されたフレキシブルボタンを押す
と、局線会議モードに移行する。一方、内線通話中にホ
ットラインが設定されたフレキシブルボタンを押すと、
その内線通話が保留される。内線ホットラインの相手が
応答したときに、会議/転送が設定されたフレキシブル
ボタンを押すと、内線会議モードに移行する。またこの
内線会議モードの状態でハンドセットをオンフックする
と内線が転送される。
【0052】ボタン電話機2は、図5に示すように通話
回路200と制御回路220とから構成される。ボタン
電話機2は、通話モードとして、ハンドセット22を使
用したハンドセット通話モードと、ハンズフリースピー
カ212およびハンズフリーマイクロホン213を使用
したハンズフリー通話モードとを有している。
【0053】ハンドセット通話モードが選択されている
状態では、ハンドセット22の送信器から出力された送
話信号が送話増幅器207および通話路スイッチ208
を介してコーデック203に入力される。これに対しハ
ンズフリー通話モードが選択されている状態では、ハン
ズフリーマイクロホン213から出力された送話信号が
送話増幅器214および通話路スイッチ215を介して
コーデック203に入力される。
【0054】コーデック203は、入力された上記送話
信号をPCM符号化することにより通話データに変換
し、この通話データをB1チャネルデータとしてピンポ
ン伝送回路202に供給する。ピンポン伝送回路202
は(2B+D)合成部を備えている。(2B+D)合成
部では、上記B1チャネルの通話データと、後述する通
話制御用マイクロコンピュータ221から出力されたD
チャネルの制御データとが合成され、これにより(2B
+D)形式の上り伝送データが生成される。この伝送デ
ータはトランス201を介してRDKU13へ向け送出
される。
【0055】一方、RDKU13から到来した(2B+
D)形式の下り伝送データは、トランス201を介して
ピンポン伝送回路202に入力される。ピンポン伝送回
路202は(2B+D)分離部を備えている。(2B+
D)分離部では、上記下り伝送データをB1、B2チャ
ネルの通話データとDチャネルの制御データとに分離す
るための処理が行われる。このうちB1チャネルの通話
データはコーデック203に供給され、Dチャネルの制
御データは通話制御用マイクロコンピュータ221に供
給される。
【0056】コーデック203では、上記B1チャネル
の通話データをPCM復号するための信号処理が行わ
れ、これにより受話信号が再生される。この受話信号
は、ハンドセット通話モードのときには、通話路スイッ
チ204、アッテネータ205および受話増幅器206
を介してハンドセット22の受話器に供給され、この受
話器から出力される。これに対しハンズフリーモードの
ときには、上記受話信号は通話路スイッチ209、アッ
テネ一夕210および受話増幅器211を介してハンズ
フリースピーカ212に供給され、このスピーカ212
から出力される。
【0057】制御回路220には、通話制御用マイクロ
コンピュータ221が設けられている。この通話制御用
マイクロコンピュータ221は、主装置1との間で制御
データの授受を行ないながら、通話に係わるすべての制
御を統括的に行う。その制御内容には、ダイヤルボタン
23、フレキシブルボタン24、制御ボタン26および
フックスイッチ222の操作情報を検出する動作、複数
のLED表示器25、27の点灯制御およびLCD駆動
回路223へ表示データを供給してLCD表示器28に
表示させる制御、通話モードにより通話路スイッチ20
4、208、209、215を選択的に開閉制御する制
御、図示しない音量調整用ボリウムの操作量に応じてア
ッテネータ205、210の減衰量を可変する制御等が
含まれる。さらに、ボタン電話機2はパーソナルコンピ
ュータに接続されるPCインターフェース(図示せず)
を具備していてもよい。
【0058】図6は、本発明による新、旧方式の電話機
インタフェースユニットと新、旧方式のボタン電話機と
の組み合わせの例を示す。図6の(a)は新方式の電話
機インタフェースユニット(RDKU−II)13Bを含
む主装置1に新方式のボタン電話機(DKT−II)2B
と旧方式のボタン電話機(DKT−I)2Aとを接続し
た場合を示す。なお、図6では電話機インタフェースユ
ニット13は図示の便宜上1つとして示したが、実際に
は、図1に示すように複数の電話機インタフェースユニ
ット13が主装置1に含まれ、新、旧方式の電話機イン
タフェースユニット13A、13Bが混在していても構
わない。図6の(b)は旧方式の電話機インタフェース
ユニット(RDKU−I)13Aを含む主装置1に新方
式のボタン電話機(DKT−II)2Bと旧方式のボタン
電話機(DKT−I)2Aとを接続した場合を示す。
【0059】上述したように新方式の電話機インタフェ
ースユニット13Bは新、旧のデータ伝送方式のいずれ
もサポートしているので、図6の(a)に示すように、
新方式のボタン電話機2Bとは新伝送方式でデータをや
り取りし、旧方式のボタン電話機2Aとは旧伝送方式で
データをやり取りする。すなわち、新方式の電話機イン
タフェースユニット13Bは新方式のボタン電話機2B
が接続されている場合のみ、新インタフェースユニット
として動作し、旧方式のボタン電話機2Aが接続されて
いる場合は、あたかも旧インタフェースユニットとして
動作する。
【0060】旧方式の電話機インタフェースユニット1
3Aは旧のデータ伝送方式しかサポートしていないが、
新方式のボタン電話機2Bは新、旧のデータ伝送方式の
いずれもサポートしているので、図6の(b)に示すよ
うに、旧方式の電話機インタフェースユニット13Aは
新方式のボタン電話機2Bとも旧方式のボタン電話機2
Aとも旧伝送方式でデータをやり取りする。すなわち、
新方式のボタン電話機2Bは新方式の電話機インタフェ
ースユニット13Bと接続されている場合のみ、新方式
のボタン電話機として動作し、旧方式の電話機インタフ
ェースユニット13Aと接続されている場合は、あたか
も旧方式のボタン電話機として動作する。
【0061】図6の伝送方式をまとめると、次のように
なる。
【0062】 組合わせ 伝送方式 1:旧インタフェースユニットと旧ボタン電話機 旧伝送方式 2:旧インタフェースユニットと新ボタン電話機 旧伝送方式 3:新インタフェースユニットと旧ボタン電話機 旧伝送方式 4:新インタフェースユニットと新ボタン電話機 新伝送方式 このように新インタフェースユニット、新ボタン電話機
は旧データ伝送方式にも対応しているので、旧ボタン電
話機、旧インタフェースユニットと接続した場合でも、
動作することができ、更新前のシステムとの互換性が維
持できる。
【0063】これを実現するために、本発明では、ボタ
ン電話機が接続されると、新方式の電話機インタフェー
スユニット13Bはボタン電話機へ機種(伝送方式)の
問い合せを送信し、その返答に応じてボタン電話機との
データ伝送方式を決定する。なお、初期時には、新方式
の電話機インタフェースユニット、ボタン電話機とも旧
の伝送方式が選択され、最初の問い合せは旧伝送方式で
行なう。
【0064】図7は新電話機インタフェースユニット
(RDKU)と新方式のボタン電話機(DKT)が接続
された場合の伝送方式決定手順を示す。新電話機インタ
フェースユニットは旧伝送方式で「伝送方式問い合せ」
をボタン電話機へ送信する。新方式のボタン電話機は電
話機インタフェースユニットからの「伝送方式問い合
せ」に対して「新伝送方式可能」を返信する。なお、ボ
タン電話機から電話機インタフェースユニットへの応答
は、電話機インタフェースユニットからの「上り要求」
を受信すると、返信する。新電話機インタフェースユニ
ットは、ボタン電話機から「新伝送方式可能」が返信さ
れると、ボタン電話機は新方式のボタン電話機であると
判断し、ボタン電話機へ「新伝送方式切替要求」を送信
する。この後、新電話機インタフェースユニットと新方
式のボタン電話機とがそれぞれ伝送方式を旧伝送方式か
ら新伝送方式へ切り換える。
【0065】新電話機インタフェースユニット(RDK
U)と旧方式のボタン電話機(DKT)が接続された場
合の伝送方式決定手順を図8に示す。この場合は、旧方
式のボタン電話機は新電話機インタフェースユニットか
ら「伝送方式問い合せ」を受信しても、「伝送方式問い
合せ」が定義されておらず、その信号が何を意味してい
るか分からず、何も応答しない。そのため、「伝送方式
問い合せ」を送信後一定時間経っても応答が無い場合
は、新電話機インタフェースユニットはボタン電話機は
旧方式のボタン電話機であると判断し、そのまま旧伝送
方式を続行する。
【0066】以下、伝送方式の一例を説明する。
【0067】図9は主装置1(電話機インタフェースユ
ニット13)とボタン電話機2との間で伝送されるデー
タのフォーマットを示す。ピンポン伝送の1フレーム
は、スタートコードF(2ビット)、B1、B2チャン
ネル(各8ビット)、MFビット(1ビット)、Dチャ
ンネル(2ビット)、パリティ(1ビット)の計22ビ
ットからなる。スタートコードFは“00”である。通
話信号が無い場合は、B1、B2チャンネルは全て
“1”である。MFビットは“0”である。B1、B2
チャンネルの伝送レートは64Kbpsであり、Dチャ
ンネルの伝送レートは16Kbpsである。波形はAM
I符号化データを示す。
【0068】新、旧の伝送方式の違いの一つに伝送速度
の違いがある。通話信号はリアルタイム性が要求される
ので、伝送方式が変わっても伝送速度は不変であるが、
制御データは伝送方式に応じて異なる。ここでは、Dチ
ャンネル(制御データ)の伝送速度が新方式では16K
bpsであり、旧方式では4Kbpsであるとする。図
10を参照して、“01010101”という1バイト
の制御データを伝送する場合を考える。16Kbpsの
伝送速度が保証されている場合は、制御データの各ビッ
トをDチャンネルの各ビットに割り当てて伝送する。す
なわち、4フレームで1バイトの制御データの伝送が完
了する。しかし、伝送速度が4Kbpsの場合は、各ビ
ットのデータを4回繰り返して伝送する必要がある。そ
のため、制御データの各ビットを2フレームのDチャン
ネルの各ビットに割り当てて伝送し、伝送される制御デ
ータは“000011110000111100001
11100001111”となる。すなわち、2フレー
ムで1ビットの制御データの伝送が完了し、16フレー
ムで1バイトの制御データの伝送が完了する。
【0069】図11は旧伝送方式の一例を示す。以下の
図(図11〜図15)は伝送信号の中の制御データ(D
チャンネル)のみに注目した図である。すなわち、ボタ
ン電話機、電話機インタフェースユニット内の各CPU
では図9に示す伝送データからDチャンネルビットのみ
を抽出し、制御データを再構成する。この再構成後の制
御データが図11〜図15に示す制御データである。
【0070】電話機インタフェースユニット−ボタン電
話機間の制御データの伝送フレームレートは約39〜4
6.8msであり、制御データの1フレームは4バイト
の下りデータ(電話機インタフェースユニット→ボタン
電話機)、1バイトの「上り要求」、1バイトの上りデ
ータ(ボタン電話機→電話機インタフェースユニット)
の固定長フレームである。なお、4バイトの下りデータ
は連続して送信するのではなく、2バイト送信後、ボタ
ン電話機が処理する待ち時間(4.6ms)を経て、残
りの2バイトを送信する。「上り要求」は下りデータの
最終バイトデータに引き続いて送信される。
【0071】図12〜図15は新伝送方式の種々のパタ
ーン例を示す。ここでは、新伝送方式は伝送速度が高速
化され、フレームレートは11msであり、伝送パター
ンは固定ではなく、種々可変であり、下りデータ、上り
データは最大で11バイト、9バイトまで拡大可能であ
る。
【0072】図12の例は、旧方式と同様に、4バイト
の下りデータ、1バイトの「上り要求」、1バイトの上
りデータの伝送パターンである。しかし、図11とは異
なり、2バイトの下りデータの送信後、直に「上り要
求」を送信し、上りデータの受信後、4バイト分遅延し
てから、残りの2バイトを送信する。
【0073】図13の例は、10バイトの下りデータ、
1バイトの「上り要求」、1バイトの上りデータの伝送
パターンである。10バイトの下りデータの送信後、直
に「上り要求」を送信し、引き続いて上りデータを受信
する。
【0074】図14の例は、2バイトの下りデータ、1
バイトの「上り要求」、9バイトの上りデータの伝送パ
ターンである。2バイトの下りデータの送信後、直に
「上り要求」を送信し、引き続いて9バイトの上りデー
タを受信する。
【0075】図15の例は、2フレーム単位でデータ伝
送する場合であり、10バイトの下りデータ、1バイト
の「上り要求」、9バイトの上りデータの伝送パターン
である。10バイトの下りデータの送信後、直に「上り
要求」を送信し、引き続いて9バイトの上りデータを受
信する。
【0076】図12〜図15のパターンはフレーム毎に
変わっても構わない。
【0077】変形例 本発明は上述した実施形態に限定されず、種々変形して
実施可能である。例えば、図示した伝送方式はあくまで
も例であり、何らこれらに限定されるものであない。上
記の説明では、データ伝送方式は新旧の2種類とした
が、新方式は1方式に限らず、種々の伝送方式に対応可
能な新電話機インタフェースユニット、新方式のボタン
電話機であってもよい。
【0078】なお、本願発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその趣旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形
態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その
場合組合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態
には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数
の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が
抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件
から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しよ
うとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果
の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構
成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ボ
タン電話機と電話機インタフェースユニットとの間のデ
ータ伝送方式の互換性を確保しながら、ボタン電話機と
電話機インタフェースユニットのいずれかだけでも更新
することができるボタン電話システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるボタン電話システムの一実施例の
構成を示すブロック図。
【図2】一実施例の電話機インタフェースユニットの構
成を示すブロック図。
【図3】一実施例の制御ユニットの構成を示すブロック
図。
【図4】一実施例のボタン電話機の外観を示す斜視図。
【図5】一実施例のボタン電話機の構成を示すブロック
図。
【図6】一実施例のボタン電話システムの構成図。
【図7】一実施例のボタン電話システムにおける伝送方
式決定手順の一例を示す図。
【図8】一実施例のボタン電話システムにおける伝送方
式決定手順の第2の例を示す図。
【図9】ボタン電話機と電話機インタフェースユニット
との間のピンポン伝送に係る伝送データのフォーマット
を示す図。
【図10】新、旧伝送方式の違いを説明するための図。
【図11】旧伝送方式の一例を示す図。
【図12】新伝送方式の伝送パターンの一例を示す図。
【図13】新伝送方式の伝送パターンの他の例を示す
図。
【図14】新伝送方式の伝送パターンの他の例を示す
図。
【図15】新伝送方式の伝送パターンの他の例を示す
図。
【符号の説明】
1…主装置 2…ボタン電話機 11…局線インタフェースユニット 13…電話機インタフェースユニット 16…制御ユニット 17…データハイウェイ 18…PCMハイウェイ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボタン電話システムにおいてボタン電話
    機を電話網へ接続する主装置に用いられるインタフェー
    スユニットであって、 ボタン電話機との間で第1、第2伝送方式のいずれでも
    データをやり取りできる伝送手段と、 ボタン電話機が第1、第2伝送方式のいずれにも対応し
    ているか、あるいは第1伝送方式のみに対応しているか
    を判断する機種判断手段と、 ボタン電話機が第1伝送方式のみに対応している場合
    は、第1伝送方式を選択し、ボタン電話機が第1、第2
    伝送方式のいずれにも対応している場合は、第2伝送方
    式を選択する手段と、 を具備するインタフェースユニット。
  2. 【請求項2】 ボタン電話システムにおいてボタン電話
    機を電話網へ接続する主装置に用いられ、ボタン電話機
    との間で第1、第2伝送方式のいずれでもデータをやり
    取りできるインタフェースユニットであって、 第1伝送方式でボタン電話機へ機種問い合わせを送信す
    る手段と、 ボタン電話機からの応答を受信すると伝送方式を第2伝
    送方式に変更する手段と、 を具備するインタフェースユニット。
  3. 【請求項3】 ボタン電話システムにおいてボタン電話
    機を電話網へ接続する主装置に用いられ、ボタン電話機
    との間で第1、第2伝送方式のいずれでもデータをやり
    取りできるインタフェースユニットであって、 第1伝送方式でボタン電話機へ機種問い合わせを送信す
    る手段と、 一定期間内にボタン電話機からの応答を受信しないと伝
    送方式を第1伝送方式のままとする手段と、 を具備する電話機インタフェースユニット。
  4. 【請求項4】 前記第2伝送方式は前記第1伝送方式よ
    りも伝送速度が速いことを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれか一項に記載の電話機インタフェースユニ
    ット。
  5. 【請求項5】 前記第1伝送方式は制御データの伝送パ
    ターンが固定であり、前記第2伝送方式の制御データの
    伝送パターンは複数のパターンの中から選ばれるもので
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    一項に記載の電話機インタフェースユニット。
  6. 【請求項6】 主装置を介して電話網に接続されるボタ
    ン電話機であって、 第1伝送方式で主装置から機種問い合わせを受信する手
    段と、 第1伝送方式で主装置へ機種問い合わせへの返答を送信
    する手段と、 主装置からの指示に応じて伝送方式を第2伝送方式に変
    更する手段とを具備するボタン電話機。
  7. 【請求項7】 前記第2伝送方式は前記第1伝送方式よ
    りも伝送速度が速いことを特徴とする請求項6に記載の
    ボタン電話機。
  8. 【請求項8】 前記第1伝送方式は制御データの伝送パ
    ターンが固定であり、前記第2伝送方式の制御データの
    伝送パターンは複数のパターンの中から選ばれるもので
    あることを特徴とする請求項6に記載のボタン電話機。
  9. 【請求項9】 ボタン電話機と主装置とからなるボタン
    電話システムであって、 前記主装置はボタン電話機へ伝送方式を問い合せ、その
    応答に基づいてボタン電話機との間のデータ伝送方式を
    決定するボタン電話システム。
  10. 【請求項10】 前記主装置は ボタン電話機が第1、第2伝送方式のいずれにも対応し
    ているか、あるいは第1伝送方式のみに対応しているか
    を判断する機種判断手段と、 ボタン電話機が第1伝送方式のみに対応している場合
    は、第1伝送方式を選択し、ボタン電話機が第1、第2
    伝送方式のいずれにも対応している場合は、第2伝送方
    式を選択する手段と、 を具備することを特徴とするボタン電話システム。
  11. 【請求項11】 前記主装置は、 第1伝送方式でボタン電話機へ機種問い合わせを送信す
    る手段と、 ボタン電話機からの応答を受信すると伝送方式を第2伝
    送方式に変更する手段と、 を具備することを特徴とするボタン電話システム。
  12. 【請求項12】 前記主装置は、 第1伝送方式でボタン電話機へ機種問い合わせを送信す
    る手段と、 一定期間内にボタン電話機からの応答を受信しないと伝
    送方式を第1伝送方式のままとする手段と、 を具備することを特徴とするボタン電話システム。
  13. 【請求項13】 前記第2伝送方式は前記第1伝送方式
    よりも伝送速度が速いことを特徴とする請求項10乃至
    請求項12のいずれか一項に記載のボタン電話システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記第1伝送方式は制御データの伝送
    パターンが固定であり、前記第2伝送方式の制御データ
    の伝送パターンは複数のパターンの中から選ばれるもの
    であることを特徴とする請求項10乃至請求項12のい
    ずれか一項に記載のボタン電話システム。
  15. 【請求項15】 ボタン電話機と主装置とからなるボタ
    ン電話システムのデータ伝送方式決定方法であって、 主装置とボタン電話機は初期時には第1伝送方式に設定
    され、 主装置はボタン電話機へ伝送方式の問い合せを送信し、 ボタン電話機は該問い合わせを受信すると応答し、 主装置は該応答を受信すると、応答の内容に応じてデー
    タ伝送方式を決定し、決定したデータ伝送方式への変更
    をボタン電話機へ指示するデータ伝送方式決定方法。
  16. 【請求項16】 前記第2伝送方式は前記第1伝送方式
    よりも伝送速度が速いことを特徴とする請求項15に記
    載のデータ伝送方式決定方法。
  17. 【請求項17】 前記第1伝送方式は制御データの伝送
    パターンが固定であり、前記第2伝送方式の制御データ
    の伝送パターンは複数のパターンの中から選ばれるもの
    であることを特徴とする請求項15に記載のデータ伝送
    方式決定方法。
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