JP2002218181A - 原稿読取装置の組立方法、原稿読取装置及び複写装置 - Google Patents

原稿読取装置の組立方法、原稿読取装置及び複写装置

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JP2002218181A
JP2002218181A JP2001008871A JP2001008871A JP2002218181A JP 2002218181 A JP2002218181 A JP 2002218181A JP 2001008871 A JP2001008871 A JP 2001008871A JP 2001008871 A JP2001008871 A JP 2001008871A JP 2002218181 A JP2002218181 A JP 2002218181A
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JP2001008871A
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Naoki Tajima
直樹 田島
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の読取光学系の調整技術では、部品誤差
又は組立上の誤差を無くすることができないという問題
を解決する。 【解決手段】 読取光学系調整用の基準チャートの取付
部に原稿位置決め部材を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原稿読取装置及び原
稿読取装置を有する複写装置に関し、特に、原稿台と読
取光学系との間の位置調整技術に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿台ガラスに載置された原稿を読取光
学系を有する読取手段で読み取る原稿読取装置では、原
稿突き当て板と称される原稿位置決め部材と読取光学系
との間の位置調整が高精度で行われる。原稿位置決め部
材と読取光学系間の位置関係が正しくないと、再生画像
に曲がり、歪み、周辺部の欠け等が生ずる。
【0003】原稿位置決め部材と読取光学系間の高精度
な位置調整を容易に行う技術として特開2000−22
887号公報に開示されたものがある。この技術は、読
取光学系を支持する枠体に原稿位置決め部材の位置調整
用の基準孔を設け、原稿読取装置の製造工程において、
該基準孔により位置決めした治具を用いて原稿台ガラス
の位置を決める突き当て部材を固定することにより原稿
台ガラスの位置を決めるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
000−22887号公報の技術では、前記治具を用い
て前記突き当て部材を設置固定する工程自体に内在する
誤差を無くすることが不可能であるために、原稿載置位
置を正確に設定することが困難であるという問題があ
る。具体的には、前記基準孔に対する前記読取光学系
の光軸の平行度の誤差、前記基準孔に対するミラー等
の光学部材の位置の誤差、前記突き当て部材に対する
前記原稿台ガラスの取付誤差等がある。
【0005】本発明は、原稿読取装置の原稿載置位置の
設定に関する従来技術における前記のような問題を解決
し、簡単な組立工程により、原稿載置位置を正確に設定
することができる原稿読取装置の組立方法、再生画像に
曲がり、歪み、周辺部の欠け等を生ずることがない原稿
読取装置及びかかる原稿読取装置を有する複写装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は下
記の発明により達成される。
【0007】1.読取光学系調整用の基準チャート部材
を取り付ける取付部を前記読取光学系を支持する支持枠
に設け、前記基準チャート部材を前記取付部に取り付け
て、前記読取光学系の調整を行った後に、前記基準チャ
ート部材を取り外し、前記取付部に原稿位置決め部材を
取り付け固定することを特徴とする原稿読取装置の組立
方法。
【0008】2.前記基準チャート部材を前記支持枠に
取付た状態で、前記読取光学系のミラーの位置及び角度
の調整を行うことを特徴とする前記1に記載の原稿読取
装置の組立方法。
【0009】3.読取光学系調整用の基準チャート部材
を取り付ける取付部に、前記基準チャート部材に代えて
取り付けられた原稿位置決め部材を有することを特徴と
する原稿読取装置。
【0010】4.前記取付部は前記基準チャート部材を
位置決めする位置決め用孔からなることを特徴とする前
記3に記載の原稿読取装置。
【0011】5.前記取付部は前記基準チャート部材を
位置決めする位置決め用突起からなることを特徴とする
前記3に記載の原稿読取装置。
【0012】6.前記原稿位置決め部材は、原稿突き当
て板からなることを特徴とする前記3〜5のいずれか1
項に記載の原稿読取装置。
【0013】7.前記原稿位置決め部材は、原稿台ガラ
スの取付位置を決める係合部を有することを特徴とする
前記3〜6のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
【0014】8.前記3〜7のいずれか1に記載の原稿
読取装置及び該原稿読取装置からの画像情報に基づいて
画像を形成する画像形成装置を有することを特徴とする
複写装置。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明の実施の形態に
係る複写装置は画像形成装置100と原稿読取装置10
1とからなる。
【0016】原稿読取装置101は底板110、枠体1
01W及び原稿台ガラス102によりほぼ箱型に形成さ
れる。原稿台ガラス102の下方には、原稿照明ユニッ
ト103、折り返しミラーユニット105、結像レンズ
106及びラインCCDを有する読取ユニット107が
配置される。画像形成装置100は、レーザダイオード
を光源とする書込ユニット108及び電子写真方式によ
り画像を形成する画像形成部109を有する。
【0017】原稿照明ユニット103は光源ランプ11
1及び第1ミラー112を有する。折り返しミラーユニ
ット105は第2、第3ミラー123、124を有す
る。原稿照明ユニット103と折り返しミラーユニット
105はそれぞれ点線で示した位置(103)、(10
5)まで移動して原稿台ガラス102上の原稿を走査
し、読取ユニット107による原稿読取が行われる。
【0018】第1〜第3ミラー112、123、12
4、結像レンズ106及び読取ユニット107は読取光
学系を構成し、原稿読取装置101の組立の際に、読取
光学系の調整が行われる。
【0019】図2は読取光学系を構成する第2ミラー1
23と第3ミラー124の調整を説明するための読取光
学系の断面図であり、図3は折り返しミラーユニットの
斜視図である。図2、3を用いて、読取光学系の調整を
説明する。
【0020】箱状の原稿読取装置101の側部を形成す
る枠体101Wの頂部を折り曲げて支持枠101A、1
01Bが形成される。そして、支持枠101Aには取付
部としての基準孔101Cが、支持枠101Bには取付
部としての基準孔101Dがそれそれ形成される。基準
孔101C、101Dには基準チャート部材127の両
端部に設けた突起129、130が挿入される。即ち、
基準孔101C、101Dに突起129、130を挿入
することによって、基準チャート部材127が原稿読取
装置101に対して高度に正確な位置で取り付けられ
る。なお、支持枠101A、101Bに取付部としての
基準突起を設け、基準チャート部材127に対応する孔
を設ける構成とすることも可能である。
【0021】図3(a)において、折り返しミラーユニ
ット105の枠体119には、両端の折り曲げ部11
5、116及び上部の折り曲げ部114Aを形成した支
持枠114が固定される。
【0022】第2ミラー123と第3ミラー124それ
ぞれが両端部で、支持板120、121に固定される。
支持板120、121はそれぞれ上端部に折り曲げ部1
20A、121Aを有する。
【0023】図4に示すように、支持板120、121
に取り付けた第2、第3ミラー123、124を枠体1
19の折り曲げ部115、116の内側に挿入すること
により、図3(a)のような折り返しミラーユニット1
05が組み上がる。支持枠114には長孔114Bが形
成されており、支持枠120、121に設けた孔120
C、121Cと長孔114Bとにねじ125を通すこと
により、支持枠114は枠体119に結合される。長孔
114Bを利用して、支持枠114と枠体119との間
の位置関係を調整することができるように構成されてお
り、レール部材Rに乗っている枠体119が原稿読取装
置101の基準位置を設定し、該基準位置に対して、支
持枠114の位置が調整され、結果として、第2、第3
ミラー123、124の図2における上下位置及び角
度、即ち、両端部間の高さが調整される。
【0024】読取光学系の調整は、基準チャート部材1
27を図2に示すように取り付け、光源ランプ111で
基準チャート部材127を照明し、読取ユニット107
で基準チャートを読み取って、モニタ200でモニタリ
ングすることにより行われる。基準チャート部材127
は、図3(b)の分解斜視図の128で示す直線基準チ
ャートを有し、該直線基準チャートの読取画像をモニタ
200でモニタリングしつつ、折り曲げ部120A、1
21Aに設けたねじ孔120B、121Bに挿入したね
じ117を回すことにより第2、第3ミラー123、1
24の端部を図2、3の矢印で示すように移動させて、
その高さを調整する。以上の調整により読取光学系が、
正しい位置に画像を形成する画像情報を生成するように
調整される。
【0025】第2、第3ミラー123、124が正しい
位置に設定された段階でねじ125を締めることにより
第2、第3ミラー123、124は調整位置に固定され
る。
【0026】以上の組立工程により組み立てられた読取
光学系に対して、以下に説明する工程を経て原稿台ガラ
ス102が組み付けられる。図5と図6により原稿台ガ
ラス102の組み付け工程を説明する。
【0027】基準チャート部材127を取り外し、基準
チャート部材の突起129、130が係合していた基準
孔101C、101Dに原稿位置決め部材としての原稿
突き当て板104に設けた突起131、132を係合さ
せる。そして、原稿突き当て板104は、図6に示すよ
うに原稿突き当て板104に設けた係合部104Aの部
分で原稿台ガラス102の端部を覆う状態で組み付けら
れる。
【0028】以上説明したように、原稿位置決め部材と
しての原稿突き当て板104は読取光学系の調整用の基
準として用いられた基準チャート部材127の取付位置
に取り付けられるので、原稿突き当て板104は組立工
程において生ずる誤差の影響なしに、読取光学系に対し
て極めて正確な位置に取り付けられる。
【0029】
【発明の効果】請求項に記載した発明のいずれかによ
り、読取光学系と原稿位置決め部材とがともに、基準チ
ャートの読取に基づいた調整により設定されるので、簡
単な調整により極めて正確な原稿位置決め部材の位置調
整が行われ、原稿位置決め部材の取付誤差による読取画
像の歪み、傾き、一部欠落等が良好に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る複写装置を示す図で
ある。
【図2】読取光学系の断面図である。
【図3】折り返しミラーユニットの斜視図である。
【図4】折り返しミラーユニットの分解斜視図である。
【図5】原稿台の部分平面図である。
【図6】読取光学系の断面図である。
【符号の説明】
100 画像形成装置 101 原稿読取装置 101C、101D 基準孔 102 原稿台ガラス 103 原稿照明ユニット 104 原稿突き当て板 105 折り返しミラーユニット 106 結像レンズ 107 読取ユニット 127 基準チャート部材 200 モニタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取光学系調整用の基準チャート部材を
    取り付ける取付部を前記読取光学系を支持する支持枠に
    設け、前記基準チャート部材を前記取付部に取り付け
    て、前記読取光学系の調整を行った後に、前記基準チャ
    ート部材を取り外し、前記取付部に原稿位置決め部材を
    取り付け固定することを特徴とする原稿読取装置の組立
    方法。
  2. 【請求項2】 前記基準チャート部材を前記支持枠に取
    付た状態で、前記読取光学系のミラーの位置及び角度の
    調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取
    装置の組立方法。
  3. 【請求項3】 読取光学系調整用の基準チャート部材を
    取り付ける取付部に、前記基準チャート部材に代えて取
    り付けられた原稿位置決め部材を有することを特徴とす
    る原稿読取装置。
  4. 【請求項4】 前記取付部は前記基準チャート部材を位
    置決めする位置決め用孔からなることを特徴とする請求
    項3に記載の原稿読取装置。
  5. 【請求項5】 前記取付部は前記基準チャート部材を位
    置決めする位置決め用突起からなることを特徴とする請
    求項3に記載の原稿読取装置。
  6. 【請求項6】 前記原稿位置決め部材は、原稿突き当て
    板からなることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1
    項に記載の原稿読取装置。
  7. 【請求項7】 前記原稿位置決め部材は、原稿台ガラス
    の取付位置を決める係合部を有することを特徴とする請
    求項3〜6のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7のいずれか1に記載の原稿
    読取装置及び該原稿読取装置からの画像情報に基づいて
    画像を形成する画像形成装置を有することを特徴とする
    複写装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046518A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Nisca Corp 画像読取装置における反射ミラーユニット及びこれを用いた画像読取装置
JP2013106244A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Ricoh Co Ltd 画像読取装置及び画像形成装置

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