JPH07170365A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH07170365A
JPH07170365A JP5315265A JP31526593A JPH07170365A JP H07170365 A JPH07170365 A JP H07170365A JP 5315265 A JP5315265 A JP 5315265A JP 31526593 A JP31526593 A JP 31526593A JP H07170365 A JPH07170365 A JP H07170365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image sensor
sensor
adjustment
image
sensor substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5315265A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Tsukamoto
一之 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP5315265A priority Critical patent/JPH07170365A/ja
Publication of JPH07170365A publication Critical patent/JPH07170365A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサ基板の剛性の低さに起因する歪みの影
響を低減して調整後の固定精度を向上させると共に、必
要に応じて何度でも再調整ができるようにすること。 【構成】 イメージセンサが直接取り付けられたセンサ
基板2の面に剛性の高い部材3を固定し、この剛性の高
い部材3に調整治具棒7a,7bにより読取光学系に対
するイメージセンサの位置の調整を行う調整治具棒4
a,4bと、イメージセンサの位置の調整後に剛性の高
い部材3を基準となる台板8に対してねじ6a,6bに
より固定するためのねじ貫通孔5a,5bとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージセンサにより
原稿の画像を読み取る画像読取装置に関し、特に、イメ
ージセンサを取り付ける装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像複写機、イメージスキャ
ナ、ファクシミリ装置等においては、イメージセンサに
より原稿の画像を読み取る画像読取装置を使用してい
る。この画像読取装置においては、イメージセンサとし
て、たとえば、CCD(電荷結合素子)を使用し、結像
条件を満足し且つ主走査方向、副走査方向に関して原稿
載置面に対して正確な位置に配置する必要がある。
【0003】画像読取装置は、各部品を組み立てること
により製造されるが、組立の際には組立誤差の発生は避
けられないので、組立後にイメージセンサの位置を正し
い位置に調整するための調整機構が設けられている。た
とえば、イメージセンサはセンサ基板に取り付けられ、
このセンサ基板は、画像読取装置の本体に固定された台
板に対して位置調整可能に取り付けられる。そして、台
板に対するセンサ基板の位置を調整することによりイメ
ージセンサの位置調整を行っている。
【0004】この位置調整は、たとえば、実開平2ー9
3866号公報に記載されているように、調整用のマー
キングをイメージセンサで読み取って、その読み取りデ
ータをオシロスコープ等で確認しながら、イメージセン
サが取り付けられたセンサ基板を、調整治具を用いて台
板に対して位置調整した後に台板に固定することにより
行われている。
【0005】図6は、上記公報に記載された従来のイメ
ージセンサの位置調整機構の一例を示す分解斜視図、図
7は、センサ基板を示す正面図である。
【0006】イメージセンサ1はセンサ基板2に固定さ
れ、このセンサ基板2は、画像読取装置の本体 (図示せ
ず) に固定された台板8に対して、調整治具7を使用し
て正しい位置に取り付けられる。
【0007】センサ基板2には、たとえば、図7に示す
ように、調整治具棒用穴4a,4b、ねじ貫通孔5a,
5bが設けてある。そして位置調整の際には、図6に示
すように、まず、調整治具7に設けた調整治具棒7a,
7bを、センサ基板2の調整治具棒用孔4a,4bに挿
入し、イメージセンサ1から原稿載置台の基準位置に対
応する信号が所定のタイミングで得られるようになるま
で調整治具7を把持して動かすことによりセンサ基板2
を主走査方向(X)及び副走査方向(Y)に移動する。
そして、調整終了後、台板8に固定された取り付け用軸
9a,9bに、センサ基板2をねじ6a,6bで固定す
る。ねじ締結後、調整治具棒7a,7bを抜いて作業は
完了する。これにより、イメージセンサ1は適正な位置
に配置されることになる。なお、原稿からの光は、台板
8に設けた開口部8aを介してイメージセンサ1に照射
される。
【0008】しかし、この位置調整作業において、調整
作業後に調整治具棒7a,7bをセンサ基板2から抜く
と、センサ基板2の位置が最初に調整した位置からずれ
て調整範囲から外れてしまうことがある。この理由を、
以下に説明する。
【0009】センサ基板2を台板8に対してねじ6a,
6bにより締結するときには、センサ基板2を締め付け
回転方向に動かす力がねじ6a,6bにより作用する。
しかし、センサ基板2は調整治具棒7a,7bにより位
置が固定されているので、その動きは抑えられる。その
かわりに、センサ基板2を動かそうという力は、調整治
具棒用孔4a,4b、ねじ貫通孔5a,5bの周辺に歪
みを生じさせる。すなわち、ねじ締結後、センサ基板2
が、図8の実線で示すように歪が保存された状態とな
る。この状態で調整治具棒7a,7b(図6参照)を調
整治具棒用孔4a,4bから抜くと、センサ基板2は歪
みを減らす方向に移動し、破線で示すような位置に移動
し、センサ基板2上に固定されているイメージセンサ1
も位置がずれる。応力が同じなら剛性(ヤング率)が低
くなれば、歪みは剛性の逆数に比例して大きくなる。一
般にセンサ基板は樹脂でできており、ガラス繊維を入れ
てなるべく剛性を高めたりしても、調整治具棒7a,7
b開放後、数十μmもセンサ基板2がずれてしまうこと
もある。
【0010】このようにセンサ基板2がずれ、調整範囲
から外れてしまった場合、再び調整し直し、調整範囲に
入るまで繰りかえす必要がある。このため、調整に時間
がかかるという問題があった。また、調整を繰り返して
も調整範囲の入るという保証はなかった。
【0011】なお、センサ基板2のずれは、主にねじ締
結に起因するため、ねじ締結による固定でなく、特開平
3−3555号公報に開示されているような、接着また
は融着による固定方法が有効と考えられる。しかし、こ
れらの固定方法では、後工程の調整、または出荷前の検
査の結果、再調整が必要となった場合、再調整が行えな
いという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、センサ基板
の剛性の低さに起因する歪みの影響を低減して調整後の
固定精度を向上させると共に、必要に応じて何度でも再
調整ができるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取装置
は、イメージセンサが直接取り付けられたセンサ基板の
面に剛性の高い部材を固定し、該剛性の高い部材に、読
取光学系に対する前記イメージセンサの位置の調整を行
う位置調整部と、前記イメージセンサの位置の調整後に
前記剛性の高い部材を基準となる台板に対してねじによ
り固定する固定部とを設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】センサ基板の位置調整を行う際には、センサ基
板の面に固定された剛性の高い部材を介して台板に対し
て固定されるので、治具を使用してねじで固定した場合
でも、センサ基板の変形の蓄積が少ない。したがって、
治具を取り除いた際のセンサ基板の変形が少なくなり、
イメージセンサの位置の精度を高くすることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。なお、図6〜図8に
示す従来例と対応する部材等には同一符号を付してい
る。
【0016】図1は、本発明の画像読取装置において使
用されるセンサ基板アセンブリの正面図である。また、
図2は、図1に示す画像読取装置の読取光学系を示す模
式図である。図1に示すように、イメージセンサ1はセ
ンサ基板2の一面に直接固定されている。イメージセン
サ1は、たとえば、DIP構造の集積回路パッケージか
ら構成されており、このパッケージから導出されたピン
1aがセンサ基板2に直接半田付け等により固定され
る。イメージセンサ1が直接固定されたセンサ基板2の
背面、すなわち、イメージセンサ1が固定された面とは
逆の面には、板金などの剛性の高い部材3が接着または
ねじ締結などで固定され、センサ基板アセンブリAが構
成される。剛性の高い部材3としては、たとえば、金属
材料、セラミック材、ガラス材などを使用することがで
きる。図1に示す例においては、センサ基板2によりも
広い剛性の高い部材3が使用されており、長手方向の両
端部に、調整治具棒用穴4a,4b、ねじ貫通孔5a,
5bが設けてある。
【0017】図2に示すように、原稿載置台10上の原
稿の画像は、レンズ11により縮小された状態でイメー
ジセンサ1の撮像面に結像される。なお、実際の画像読
取装置においては、原稿載置台10に沿って原稿を走査
するために読取光学系は移動可能となっているが、ここ
では説明を単純にするため、或る特定位置における結像
状態を模式的に示している。
【0018】上記のセンサ基板アセンブリAの調整の際
には、図3に示すように、剛性の高い部材3の調整治具
棒用孔4a,4bに、調整治具7の調整治具棒7a,7
bを挿入し、イメージセンサ1から原稿載置台10の基
準位置に対応する信号が所定のタイミングで得られるよ
うになるまで調整治具7を把持して動かすことにより、
センサ基板アセンブリAを主走査方向(X)、副走査方
向(Y)に移動して調整し、その後、台板8に固定され
た取り付け用軸9a,9bに、センサ基板アセンブリを
ねじ6a,6bで固定する。ねじ締結後、調整治具棒7
a,7bを抜いて作業は完了する。このとき、ねじ締結
時には剛性の高い部材3にはほとんど歪みが生じないの
で、調整治具7開放時のセンサ基板アセンブリAのず
れ、すなわち、イメージセンサ1の位置ずれを小さくす
ることができる。これにより、原稿からの光は、台板8
に設けた開口部8aを介してイメージセンサ1の撮像面
に照射される。
【0019】なお、剛性の高い部材3の構造は、図1に
示されたものに限定されず、図4に示されるように、イ
メージセンサ1の部分を除いて形成された枠状の剛性の
高い部材3をセンサ基板2の前面、すなわち、イメージ
センサ1の取付側に固定し、この剛性の高い部材3の長
手方向の両端部に、調整治具棒用穴4a,4b、ねじ貫
通孔5a,5bを設けたり、或いは、図5に示されるよ
うに、イメージセンサ1の部分及び下端部を除いて形成
された部分枠状の剛性の高い部材3をセンサ基板2の前
面に固定し、この剛性の高い部材3の長手方向の両端部
に、調整治具棒用穴4a,4b、ねじ貫通孔5a,5b
を設けたりしてもよい。この場合にも、図1に示される
実施例と同様な効果を奏することができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
イメージセンサが直接取り付けられたセンサ基板に剛性
の高い部材を固定するようにしたので、位置調整前後の
弾性変形を少なくしてイメージセンサの固定精度が向上
する。これにより、読取画像の欠けや傾斜がなくなり、
読取画像の品質が向上する。また、再調整の工数をなく
すことができるのでコストダウンが図れる。また、接着
や融着でなく、ねじによる固定であるため、必要に応じ
て再調整が何度でも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像読取装置において使用されるセ
ンサ基板アセンブリの正面図である。
【図2】 図1に示す画像読取装置の読取光学系を示す
模式図である。
【図3】 センサ基板アセンブリを用いての調整作業を
説明する斜視図である。
【図4】 本発明の他の実施例の正面図である。
【図5】 本発明の更に他の実施例の正面図である。
【図6】 従来のセンサ基板の調整作業を説明する斜視
図である。
【図7】 従来のセンサ基板の正面図である。
【図8】 ねじ締結後に調整治具を抜く前後のセンサ基
板の位置を示す図である。
【符号の説明】
1:イメージセンサ、2:センサ基板、3:剛性の高い
部材、4a,4b:調整治具棒用孔、5a,5b:ねじ
貫通孔、6a,6b:ねじ、7:調整治具、7a,7
b:調整治具棒、8:台板、9a,9b:取り付け用軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセンサが直接取り付けられたセ
    ンサ基板の面に剛性の高い部材を固定し、該剛性の高い
    部材に、読取光学系に対する前記イメージセンサの位置
    の調整を行う位置調整部と、前記イメージセンサの位置
    の調整後に前記剛性の高い部材を基準となる台板に対し
    てねじにより固定する固定部とを設けたことを特徴とす
    る画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記剛性の高い部材が、金属材料、セラ
    ミック材、ガラス材のいずれであることを特徴とする請
    求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記位置調整部と前記固定部は、一つの
    剛性の高い部材上に設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記位置調整部が、調整治具棒が挿入さ
    れる調整治具棒穴であることを特徴とする請求項1記載
    の画像読取装置。
JP5315265A 1993-12-15 1993-12-15 画像読取装置 Pending JPH07170365A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012173667A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Brother Ind Ltd 光走査装置の製造方法および光走査装置
JP2018019375A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置

Cited By (3)

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US8934161B2 (en) 2011-02-24 2015-01-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Method of manufacturing optical scanning apparatus and optical scanning apparatus
JP2018019375A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置

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