JP2008066814A - 光学読取装置および画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 イメージセンサと回路基板との間隔を正確に位置だしでき、回路基板の変形の影響を受けることなくイメージセンサを高精度に位置調整できる光学読取装置を提供する。
【解決手段】 レンズユニット33と、CCDセンサ32がスペーサ部材43を介して回路基板41に実装されたCCDモジュール44と、CCDモジュール44をレンズユニット33の光軸上に支持する調整フレーム42とを備える。スペーサ部材43は回路基板41の表面に当接した状態で回路基板41に取付けられる。CCDセンサ32は、スペーサ部材43の回路基板41に対して取付けられた領域内で、かつスペーサ部材43に面接触した状態で回路基板41に実装される。スペーサ部材43に調整フレーム42に取付けるための挿通孔43bが設けられている。
【選択図】図4

Description

この発明は、原稿から読み取った光を光電変換によって電気信号に変換する光学読取装置、およびその光学読取装置を備えた画像読取装置に関する。
図10は、従来の光学読取装置を例示する平面図である。
従来の光学読取装置は、原稿からの反射光を収束するためのレンズユニット1と、収束された反射光を電気信号に変換するための光電変換ユニットであるCCDユニット2とを備えている。レンズユニット1は、レンズ3がスキャナフレーム4に固定されたものである。CCDユニット2は、パッケージに封止された光電変換素子アレイを有するCCDリニアイメージセンサ(以下において「CCDセンサ」という。)5が実装された回路基板6を、ネジ7により調整フレーム8に固定したものである。レンズユニット1とCCDユニット2とは、調整フレーム8がスキャナフレーム4に対してネジ9により固定されることによって一体に締結されている。また、別の例としては、調整フレーム8を設けず、CCDセンサ5が半田付けされた回路基板6を、スキャナフレーム4に直接に締結する構成も採用されている。
ところで、良好な画質を得るためには、CCDセンサ5を適正位置に正確に位置調整する必要がある。ところが、従来の光学読取装置においては、図10に示すとおり、CCDセンサ5が回路基板6を介して調整フレーム8(もしくはスキャナフレーム4)に対して固定されているところ、一般に回路基板6は熱的影響(例えば、抵抗等をハンダ付けする際に受けた熱)によって反りやうねり等の変形が生じ易く、初期ひずみを有している場合も多く、良好な平面度を有するものとはいえない。つまり、従来の光学読取装置においては、CCDセンサ5が、良好な平面度が保証されない回路基板6を介して調整フレーム8等に固定されているため、位置ずれが生じ易く、また、位置調整を正確に行うことも困難であった。さらに、位置調整の範囲が狭まるという恐れもあった。その結果、解像度が劣化したり画質に悪影響を及ぼしてしまうという問題が生じていた。
そこで、CCDセンサと回路基板との間にスペーサを介在することによって、回路基板の反りの影響を低減する技術が提案されている(特許文献1または特許文献2参照)。
特開2004−153490号公報 特開2001−245098号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の構造によれば、スペーサが回路基板に接着固定されており、スペーサの介在部分における回路基板の反り等の変形は軽減できるものの、スペーサの接着位置よりも外側方の両端部で回路基板を調整フレーム等に固定する構造であるため、スペーサ介在部分以外で、熱的影響により反り等の変形が生じた場合、結果的にCCDセンサの位置ズレを招くおそれがあった。
また、上記特許文献2に開示の構造によれば、スペーサの凹部内にCCDセンサの外形部分を保持させて接着すると共に、CCDセンサの各リードを回路基板にハンダ付けし、スペーサをその両端部で調整フレーム等に固定する構造とされている。
従って、回路基板に反り等の初期ひずみが存在する場合、CCDセンサと回路基板との間隔を正確に位置だしすることができず、CCDセンサの取付けに悪影響を与えるおそれがあった。
そこで、本発明は上記点に鑑み、イメージセンサと回路基板との間隔を正確に位置だしでき、回路基板の変形の影響を受けることなくイメージセンサを高精度に位置調整できる光学読取装置および画像読取装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための技術的手段は、原稿を読み取った光を光電変換によって電気信号に変換する光学読取装置において、前記光を結像させる結像光学系と、光電変換素子アレイがパッケージに封止されたイメージセンサと、該イメージセンサがスペーサ部材を介して実装された回路基板とを有する光電変換モジュールと、前記光電変換モジュールを前記結像光学系の光軸上に支持する支持部材と、を備え、前記スペーサ部材は前記回路基板の表面に当接した状態で回路基板に取付けられ、前記イメージセンサは、スペーサ部材の回路基板に対して取付けられた領域内で、かつスペーサ部材に面接触した状態で回路基板に実装され、前記スペーサ部材に、前記支持部材に固定するための取付け部が設けられた点にある。
また、前記スペーサ部材は、前記回路基板に嵌通される取付け用の取付け脚部が複数備えられている構造としてもよい。
さらに、前記回路基板に対向する前記スペーサ部材の対向面に、放熱用空間部が形成されている構造としてもよい。
また、前記スペーサ部材に、その端縁よりスリット部が切り欠き形成されている構造としてもよい。
さらに、前記スペーサ部材および前記支持部材が金属からなる構造としてもよい。
また、上記のような光学読取装置を備えた画像読取装置であってもよい。
以上のように、本発明の光学読取装置によれば、光を結像させる結像光学系と、光電変換素子アレイがパッケージに封止されたイメージセンサと、該イメージセンサがスペーサ部材を介して実装された回路基板とを有する光電変換モジュールと、光電変換モジュールを結像光学系の光軸上に支持する支持部材と、を備え、スペーサ部材は回路基板の表面に当接した状態で回路基板に取付けられ、イメージセンサは、スペーサ部材の回路基板に対して取付けられた領域内で、かつスペーサ部材に面接触した状態で回路基板に実装され、スペーサ部材に、支持部材に固定するための取付け部が設けられた構造とされており、スペーサ部材を回路基板に当接した状態で取付けているため、回路基板に反り等の初期ひずみが存在していてもスペーサ部材の取付けにより、取付けられた領域内における回路基板の初期ひずみを有効に矯正できる。
また、回路基板に対して取付けられた領域内で、イメージセンサをスペーサ部材に面接触した状態で回路基板に実装する構造であり、ここに、イメージセンサと回路基板との相互の間隔をスペーサ部材によって正確に位置だしできる利点がある。
さらに、イメージセンサが実装される回路基板の領域は、スペーサ部材によって有効に矯正された状態にあり、スペーサ部材を支持部材に固定する構造であるため、回路基板の変形の影響を受けることなくイメージセンサを高精度に位置調整できる利点がある。
また、スペーサ部材は、回路基板に嵌通される取付け用の取付け脚部が複数備えられている構造とすれば、スペーサ部材の各取付け脚部を回路基板に嵌通させることにより、回路基板の初期ひずみの矯正をより容易に行うことができる利点がある。
さらに、回路基板に対向するスペーサ部材の対向面に、放熱用空間部が形成されている構造とすれば、イメージセンサで発生した熱がスペーサ部材に伝導されて放熱される際、放熱面の拡大が図れ、放熱効果の向上が図れる。しかも、イメージセンサとスペーサ部材とは面接触されているため、イメージセンサからスペーサ部材に対する熱伝導がより効率よくなされると共に、回路基板とスペーサ部材との相互間では、放熱用空間部によって回路基板に対する熱伝導が非効率的となるため、回路基板が受ける熱的影響も有効に低減できる利点がある。
また、スペーサ部材に、その端縁よりスリット部が切り欠き形成されている構造とすることによっても、放熱面の拡大が図れ、放熱効果の向上が図れる利点がある。
さらに、スペーサ部材および支持部材が金属からなる構造とすれば、イメージセンサで発生した熱が、スペーサ部材および支持部材を通じて効率よく放熱されるため、放熱効果の向上が図れ、回路基板が受ける熱的影響も有効に低減できる利点がある。
また、上記のような光学読取装置を備えた画像読取装置によれば、回路基板の変形の影響を受けることなくイメージセンサを高精度に位置調整できるため、イメージセンサの位置ずれに起因する解像度の悪化や画質の劣化を有効に防止することができる。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は画像読取装置が組み込まれたデジタル複合機11の全体構成を示す概略斜視図であり、このデジタル複合機11は、FAX機能、コピー機能、スキャン機能、プリント機能等の複数の機能を有する複合機(MFP装置)として構成されている。
そして、デジタル複合機11は、画像記録部12と、画像読取部13と、操作部14と、表示部15とを備えている。また、図1においては図示を省略しているが、その筐体内に、上記のハードウエア各部を制御する制御部、画像データ等の各種データを一時的に記憶するRAM、デジタル複合機11の制御に必要なプログラム等を格納したROM、画像読取部13から取得した画像データに各種の画像処理を行う画像処理部、ハードディスク等により構成される大容量蓄積部等を備えている。さらに、PSTN(公衆交換電話網)やLAN、インターネット等を介して接続された外部端末との通信(FAX通信、電子メール通信等)を実現するための通信関係の機能部(コーデック(CODEC)、モデム、LANI/F、NCU等)を備えている。
画像記録部12は、RAM(図示省略)に格納された画像データ等を記録紙上へ記録するプリンタである。画像記録部12には、例えば、電子写真方式のプリンタを採用することができる。
画像読取部13は、原稿上の画像を光学読取装置である受光部16によって読み取るスキャナである。画像読取部13は、フラットベッド方式(すなわち、ガラス台上に載置された原稿画像を読み取る方式)もしくはADF方式(すなわち、原稿の給紙台(図示省略)に載置された原稿をADF(Auto Document Feeder)によって搬送し、搬送される原稿画像を読み取る方式)によって、原稿からの画像データを読み取ることのできるスキャナである。
操作部14は、文字キー、テンキー、ファンクションキー等の各種キー17によって構成され、コマンドやテキストデータの入力といったユーザ操作を受け付ける。操作部14が受けたユーザ操作は信号として制御部(図示省略)に入力される。制御部はユーザ操作に基づいて各部の動作を制御する。
表示部15は、デジタル複合機11の動作状態や、画像データ等を表示する表示装置である。表示部15は、液晶ディスプレイ等の表示装置により構成される。なお、操作部14に設けられる各種のキーは、この表示部15のディスプレイ画面上に設けたタッチパネルによって実現されてもよい。
前記画像読取部13は、原稿押さえ部18と、原稿搬送部19と、読取本体部20とを備える。
原稿押さえ部18は、原稿ガラス21,22に載置された原稿を押圧する部材である。原稿押さえ部18はデジタル複合機11の本体を構成する筐体に対して、ヒンジ部23で起倒操作自在に設けられており、原稿ガラス21,22に対して図1に示されるような開いた開姿勢と、原稿ガラス21,22上に閉じた閉姿勢とに開閉操作自在とされている。
原稿押さえ部18の下側面(即ち、原稿ガラス21,22と対向する面)には、原稿ガラス21,22に対して原稿を押圧する部材である押さえ部材24,25が設けられている。原稿押さえ部18を閉姿勢にすると、原稿ガラス22上に載置された原稿が押さえ部材25によって押圧されて原稿ガラス22に良好に密着する。これによって、フラットベッド方式による画像データの読み取りを良好に実行させることができる。また、押さえ部材24は、コイルバネや板バネ等の弾性部材(図示省略)によって下向きに付勢されている。これにより、押さえ部材24と原稿ガラス21との間で、原稿搬送部19によって搬送されてきた原稿を良好に搬送させることができる。
原稿搬送部19は、原稿の給紙台に載置された原稿を、ADFによって搬送するための機構である。原稿搬送部19は原稿押さえ部18の上部であって原稿ガラス21の真上に設けられている。
読取本体部20は、横断面が略矩形の箱状体であり、蓋部26と、筐体27とを有している。
蓋部26には、板状の原稿ガラス21,22が設けられている。原稿ガラス21は、原稿搬送部19によって搬送される原稿で反射された光を透過する。また、原稿ガラス22は、そのガラス面上に載置された原稿で反射された光を透過する。
筐体27の内側には、内部空間Vが形成されている。内部空間Vには、受光部16と、キャリッジ28a,28bと、インバータ29とが格納されている。
受光部16は、原稿を読み取った光を光電変換によって電気信号に変換するための光学読取装置である。即ち、原稿からの反射光Lをレンズ31によって集光させてCCDセンサ32上に結像させ、CCDセンサ32において当該反射光を光電変換によって電気信号に変換する。
キャリッジ28a,28bは、原稿ガラス21,22の下方を移動しながら原稿に対して光を照射して、反射光を受光部16に導くための機構である。キャリッジ28a,28bのそれぞれは、原稿からの光を反射させるミラー(図示省略)を有しており、特に受光部16側のキャリッジ28aには、原稿を照明する光源(図示省略)が設けられている。即ち、キャリッジ28aの光源より原稿に照射された光の反射光がキャリッジ28a,28bのミラーによって受光部16に導かれる。
また、キャリッジ28a,28bのそれぞれは、駆動機構(図示省略)を有しており、横方向に移動可能である。そして、キャリッジ28a,28bのそれぞれが横方向について移動することによって、原稿から受光部16までの光路長(より具体的には、原稿で反射され、原稿ガラス22を透過し、キャリッジ28a,28bで反射されて受光部16に到達する反射光Lの光路長)を、原稿上の反射位置に関わらず略同一とすることができる。これによって、受光部16は、原稿の画像データを良好に取得することができる。
インバータ29は、原稿に照射される光源の発光制御を行うための機能部である。
なお、上記の実施形態においては、2つのキャリッジ28a,28bを移動させて固定された受光部16で原稿の読み取りを行う2キャリッジ形式の光学読取装置の実施形態を示したが、本発明の実施形態はこれに限られず、例えば、受光部が搭載されたキャリッジを移動させて原稿の読み取りを行う1キャリッジ方式の光学読取装置に適用することも可能である。
前記受光部16は、図2ないし図4に示されるように、レンズユニット33と、光電変換ユニットであるCCDユニット34とを備えている。
レンズユニット33は、原稿から読み取った光を結像させる結像光学系であり、レンズ31と、スキャナフレーム35とを備えている。
レンズ31は、原稿からの反射光L(より具体的には、原稿で反射され、原稿ガラス21または原稿ガラス22を透過し、キャリッジ652a、652bのミラーで反射された光L)を収束する結像レンズである。
スキャナフレーム35は、レンズ31を支持する支持部材であり、熱伝導性の良好な例えば金属で構成されている。レンズ31は取付ブラケット37、ネジ38等によってスキャナフレーム35に固定される。スキャナフレーム35の後背部には、所定間隔でネジ孔39が形成されている。また、スキャナフレーム35の基板部には、ネジ孔40が形成されている。
CCDユニット34は、CCDリニアイメージセンサ(以下において「CCDセンサ」という。)32と、回路基板41と、調整フレーム42と、スペーサ部材43とを備えている。
CCDセンサ32は、レンズ31より収束された光を電気信号に変換するための機能部である。CCDセンサ32は、CCDパッケージ32aと、CCDパッケージ32aに封止された光電変換素子アレイであるCCDアレイ32bとを有し、図4に示されるように、CCDパッケージ32aは細長状に形成されている。
回路基板41は、所定の回路が形成された基板である。回路基板41には、CCDアレイ32bの各リード32cを挿通させるための挿通孔41aがそれぞれ対応した位置に形成されている。
また、前記スペーサ部材43は熱伝導性の良好な金属、例えば金属板等からなり、図4および図5に示されるように、CCDセンサ32よりも長く、調整フレーム42と略同一の長さを有する細長状に形成されると共に、CCDセンサ32における幅方向両側、即ち上下の各リード32c間の間隔よりも若干幅狭に形成されている。そして、CCDセンサ32の長尺方向の長さよりも長く離れた位置におけるスペーサ部材43の長尺方向の両端部の上下には、回路基板41方向に折曲形成等により突設された取付け用の複数(本実施形態では4本)の取付け脚部43aが備えられている。即ち、スペーサ部材43は、CCDセンサ32側の一側面が平面とされ、回路基板41側の他側面に各取付け脚部43aが突出状に備えられた構造とされている。
前記回路基板41におけるスペーサ部材43の各取付け脚部43aに対応する位置には、各取付け脚部43aがそれぞれ嵌通される嵌通孔41bがさらに形成されている。そして、回路基板41の各嵌通孔41bに、スペーサ部材43の各取付け脚部43aを嵌通させて回路基板41とスペーサ部材43とを面接触した状態で保持すると共に、回路基板41の裏面で各取付け脚部43aをハンダ付けにすることによって、スペーサ部材43が回路基板41に取付けられて一体とされる。さらに、図5に示されるように、CCDセンサ32の上下の各リード32cにより、スペーサ部材43をまたいだ状態で、回路基板41の各挿通孔41aに、CCDアレイ32bの各リード32cを挿通させ、CCDセンサ32とスペーサ部材43とを面接触した状態で保持すると共に、回路基板41の裏面でリード32cをハンダ付けにすることによって、CCDセンサ32が回路基板41に取付けられて一体とされる。ここに、光電変換モジュールであるCCDセンサモジュール(以下において「CCDモジュール」という。)44を構成する。
また、スペーサ部材43における各取付け脚部43aよりも外側端側に位置して、支持部材である調整フレーム42にネジ固定するための取付け部としての挿通孔43bがそれぞれ形成されており、回路基板41には、取付けられるスペーサ部材43の各挿通孔43bの位置に対応して、ネジ45が通過可能な大きさの(即ち、ネジ45のネジ頭よりも大きな径を有する)ドライバ用孔41cがそれぞれ形成されている。
前記調整フレーム42は、レンズ31より収束される光の光軸上にCCDモジュール44を支持するための支持部材であり、熱伝導性の良好な材質、例えば金属板を適宜折曲形成してなる。即ち、調整フレーム42は、スキャナフレーム35の後背部に取り付け可能な門型の枠状に成形されている。そして、調整フレーム42の上部の水平面部には、レンズ31より収束される光の光軸方向(複合機11の左右方向)に長い長孔42aが、スキャナフレーム35の各ネジ孔39に対応する所定間隔を有してそれぞれ形成されている。また、調整フレーム42の両端に形成された垂直面部のそれぞれは、内向きに曲げ加工されることによって形成された固定用片42bを有している。この各固定用片42bには、前記ネジ45が螺合されるネジ孔42cが形成されている。
そして、CCDモジュール44におけるスペーサ部材43の各挿通孔43bを挿通させたネジ45を、調整フレーム42の各固定用片42bにおけるネジ孔42cにそれぞれ螺合締結することにより、調整フレーム42にCCDモジュール44が固定される。この際、ネジ45は回路基板41のドライバ用孔41cを通じて螺合操作される。
また、調整フレーム42に形成された長孔42aを挿通させたネジ46を、スキャナフレーム35の後背部に形成されたネジ孔39にそれぞれ螺合締結することにより、調整フレーム42がスキャナフレーム35に固定される。即ち、CCDユニット34がレンズユニット33に対して固定される。なお、機器設置時やメンテナンス時に各ネジ46を弛めて、長孔42aの範囲内でCCDセンサ32の位置を最適な位置(即ち、原稿からの反射光Lの光軸にCCDセンサ32を直交させる位置)に調整することができる。
さらに、スキャナフレーム35に形成されたネジ孔40を挿通させたネジ47を、筐体27の内部底面に形成されたネジ孔(図示省略)にそれぞれ螺合締結することにより、スキャナフレーム35は内部空間V(図1参照)の所定位置に固定される。即ち、受光部16が内部空間Vにおいて固定される。
本実施形態は以上のように構成されており、スペーサ部材43は図2ないし図5に示されるように、各取付け脚部43aを回路基板41の各嵌通孔41bに嵌通させて、スペーサ部材43の一側面を回路基板41の一側面の表面に当接させた状態で回路基板41にハンダ付けにより取付けているため、回路基板41に反り等の初期ひずみが存在していてもスペーサ部材43の取付けにより、その取付けられた領域内における回路基板41の初期ひずみを有効に矯正できる。
この回路基板41に対するスペーサ部材43の取付けに際して、スペーサ部材43の各取付け脚部43aを回路基板41の各嵌通孔41bに嵌通させる構造としているため、スペーサ部材43の各取付け脚部43aを回路基板41の各嵌通孔41bに位置合わせして嵌通させることにより、回路基板41の初期ひずみの矯正が有効になされるため、初期ひずみの矯正をより容易に行うことができる。以上のように、スペーサ部材43は回路基板41を矯正する補強部材としての機能を発揮する。
また、CCDセンサ32は、スペーサ部材43の長尺方向の両端部の取付け脚部43a間で、スペーサ部材43をまたいだ状態とされると共に、スペーサ部材43の他側面に面接触した状態で、回路基板41に各リード32cのハンダ付けにより取付けている。即ち、CCDセンサ32は、スペーサ部材43の回路基板41に対して取付けられた領域内で、スペーサ部材43に面接触した状態で回路基板41に実装された構造であるため、CCDセンサ32と回路基板41との相互の間隔をスペーサ部材43により正確に位置だしできる利点がある。
さらに、CCDセンサ32が実装される回路基板41の取付け領域は、スペーサ部材43によって有効に矯正された状態にあり、また、スペーサ部材43を調整フレーム42に固定する構造であるため、回路基板41の変形の影響を受けることなくCCDセンサ32を高精度に位置調整できる利点がある。従って、回路基板41の変形に起因する画質に対する悪影響も有効に防止できる。
ここに、このような受光部16を備えるデジタル複合機11においては、CCDセンサ32の位置を高精度に位置調整することができるため、CCDセンサ32の位置ずれに起因して解像度が悪化したり画質が劣化するといった事態が有効に防止でき、安定して良好な画像を得ることができる。
また、CCDセンサ32とスペーサ部材43とは面接触されているため、CCDセンサ32で発生した熱がスペーサ部材43に伝導される際、熱伝導が効率よくなされる。そして、スペーサ部材43、およびスペーサ部材43が取付けられる調整フレーム42、さらには調整フレーム42が調整自在に取付けられるスキャナフレーム35が金属からなるため、CCDセンサ32で発生した熱がスペーサ部材43、調整フレーム42、スキャナフレーム35を通じて良好に熱伝導すると共に、それらを通じて効率よく放熱することができるため、放熱効果の向上が図れ、回路基板41が受ける熱的影響も有効に低減できる利点がある。従って、CCDセンサ32で発生した熱の影響によって回路基板41が変形し、画質に悪影響を与えるといった事態も有効に防止できる。以上のように、スペーサ部材43はCCDセンサ32で発生する熱を放熱する放熱部材としての機能を発揮する。
図6は第2の実施形態を示しており、前記第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
即ち、本実施形態においては、スペーサ部材43の回路基板41側の側面に、長尺方向に沿って全長にわたる放熱用空間部としての放熱溝43cが上下方向に離隔して複数切り欠き形成された構造とされている。そして、その他の構造は第1の実施形態と同様に構成されている。
従って、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を奏する。特に、本実施形態においては、スペーサ部材43の回路基板41側の側面に、複数の放熱溝43cが形成された構造とされているため、CCDセンサ32で発生した熱がスペーサ部材43に伝導されて放熱される際、各放熱溝43cによって放熱面の拡大が図れ、放熱効果の向上が図れる。
しかも、CCDセンサ32とスペーサ部材43とは面接触されているため、CCDセンサ32からスペーサ部材43に対する熱伝導がより効率よくなされると共に、回路基板41とスペーサ部材43との相互間では、各放熱溝43cによって回路基板41に対する熱伝導が非効率的となるため、回路基板41が受ける熱的影響も有効に低減できる利点がある。
なお、本実施形態では、スペーサ部材43の長尺方向に沿って放熱溝43cを形成した構造を示しているが、スペーサ部材43の幅方向、即ち上下方向に沿って放熱溝43cを形成する構造や、長尺方向および幅方向の双方に沿った放熱溝43cを形成する構造としてもよく、その溝方向は何ら限定されない。
また、放熱溝43cの溝形状においても、本実施形態のような矩形に限らず三角状や半円形状等であってもよく、何ら限定されない。
図7は第3の実施形態を示しており、前記第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
即ち、本実施形態においては、スペーサ部材43に、長尺方向に適宜間隔を有して下端縁より上方向に適宜長さを有する放熱用空間部としての複数のスリット部43dが切り欠き形成された構造とされている。そして、その他の構造は第1の実施形態と同様に構成されている。
従って、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を奏する。特に、本実施形態においては、スペーサ部材43に下方開放状の複数のスリット部43dが形成された構造とされているため、CCDセンサ32で発生した熱がスペーサ部材43に伝導されて放熱される際、各スリット部43dによって放熱面の拡大が図れ、放熱効果の向上が図れる。
なお、本実施形態では、スペーサ部材43の下端縁側にスリット部43dを形成した構造を示しているが、スペーサ部材43の上端縁側にスリット部43dを形成する構造としてもよく、本実施形態の位置に何ら限定されない。
図8および図9は第4の実施形態を示しており、前記第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を付し、その説明を省略する。
即ち、本実施形態においては、スペーサ部材43の上端縁および下端縁における長尺方向の両端部および中央部に、それぞれ回路基板41側に突設された当接突部43eが備えられた構造とされている。そして、スペーサ部材43が回路基板41に装着された状態においては、各当接突部43eが回路基板41の側面に当接するだけで、スペーサ部材43における回路基板41側の側面におけるその他の部分と回路基板41の対向する側面のとの相互間には、スペーサ部材43の長尺方向や幅方向に沿った間隙による放熱用空間部49が形成された構造とされている。また、その他の構造は第1の実施形態と同様に構成されている。
従って、本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を奏する。特に、本実施形態においては、スペーサ部材43の回路基板41側の側面に、大きな間隙による放熱用空間部49が確保された構造とされているため、CCDセンサ32からスペーサ部材43に伝導された熱は回路基板41側に伝導し難くなり、回路基板41が受ける熱的影響をより有効に低減できる利点がある。
なお、スペーサ部材43における各当接突部43eの位置は、本実施形態の位置に何ら限定されず、回路基板41に対する装着に何ら支障のない位置に適宜決定すればよい。
また、上記各実施形態において、回路基板41におけるスペーサ部材43が当接される領域には、回路が形成されていない構造とされている。
さらに、スキャナフレーム35と調整フレーム42、調整フレーム42とスペーサ部材43等の取付け構造として、ネジ締結による構造を示しているが、嵌合や係合等の連結構造であってもよく、支障がない取付け構造を適宜採用すればよい。
また、CCDモジュール44を支持するための支持部材として、調整フレーム42を備えた構造としているが、調整フレーム42を設けずに、スキャナフレーム35をCCDモジュール44を支持するための支持部材として機能させる構成としてもよい。この場合、スペーサ部材43をスキャナフレーム35にネジ締結等により取付ける構造とすればよい。
この発明の第1の実施形態に係るデジタル複合機の全体構成を示す概略斜視図である。 受光部の全体構成を示す概略斜視図である。 受光部の平面図である。 受光部の分解斜視図である。 CCDモジュールの断面図である。 第2の実施形態に係るCCDモジュールの要部断面図である。 第3の実施形態に係るスペーサ部材の斜視図である。 第4の実施形態に係るスペーサ部材の斜視図である。 第4の実施形態に係る受光部の平面図である。 従来の光学読取装置を例示する平面図である。
符号の説明
11 デジタル複合機
16 受光部
31 レンズ
32 CCDセンサ
32a CCDパッケージ
32b CCDアレイ
32c リード
33 レンズユニット
34 CCDユニット
35 スキャナフレーム
41 回路基板
41a 挿通孔
41b 挿通孔
41c ドライバ用孔
42 調整フレーム
43 スペーサ部材
43a 取付け脚部
43b 挿通孔
43c 放熱溝
43d スリット部
43e 当接突部
44 CCDモジュール
49 放熱用空間部

Claims (6)

  1. 原稿を読み取った光を光電変換によって電気信号に変換する光学読取装置において、
    前記光を結像させる結像光学系と、
    光電変換素子アレイがパッケージに封止されたイメージセンサと、該イメージセンサがスペーサ部材を介して実装された回路基板とを有する光電変換モジュールと、
    前記光電変換モジュールを前記結像光学系の光軸上に支持する支持部材と、
    を備え、
    前記スペーサ部材は前記回路基板の表面に当接した状態で回路基板に取付けられ、前記イメージセンサは、スペーサ部材の回路基板に対して取付けられた領域内で、かつスペーサ部材に面接触した状態で回路基板に実装され、
    前記スペーサ部材に、前記支持部材に固定するための取付け部が設けられたことを特徴とする光学読取装置。
  2. 請求項1に記載の光学読取装置において、
    前記スペーサ部材は、前記回路基板に嵌通される取付け用の取付け脚部が複数備えられていることを特徴とする光学読取装置。
  3. 請求項2に記載の光学読取装置において、
    前記回路基板に対向する前記スペーサ部材の対向面に、放熱用空間部が形成されていることを特徴とする光学読取装置。
  4. 請求項2に記載の光学読取装置において、
    前記スペーサ部材に、その端縁よりスリット部が切り欠き形成されていることを特徴とする光学読取装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の光学読取装置において、
    前記スペーサ部材および前記支持部材が金属からなることを特徴とする光学読取装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の光学読取装置を備えたことを特徴とする画像読取装置。
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