JP2007282071A - 光学読み取り装置および画像読取記録装置 - Google Patents

光学読み取り装置および画像読取記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】支持部材に対するイメージセンサの取付を簡易に行うことができるとともに、回路基板の変形の影響を受けることなくイメージセンサを高精度に位置調整できる光学読み取り装置を提供する。
【解決手段】CCDセンサ21を調整フレーム23にねじ41によって固定する。ねじ41は、CCDパッケージ212の長尺方向についての両端部に形成された挿通孔213と、調整フレーム23に形成されたねじ孔233とを各々連通して、CCDセンサ21と調整フレーム23とを締結する。これによって、CCDセンサ21と回路基板22とからなるCCDモジュール3が調整フレーム23により光軸上に支持される。
【選択図】図3

Description

この発明は、原稿から読み取った光を光電変換によって電気信号に変換する光学読み取り装置、および光学読み取り装置を備える画像読取記録装置に関する。
図5は、従来の光学読み取り装置を例示する平面図である。
従来の光学読み取り装置は、原稿からの反射光を収束するためのレンズユニット91と、収束された反射光を電気信号に変換するための光電変換ユニットであるCCDユニット92とを備えている。レンズユニット91は、レンズ911がスキャナフレーム912に固定されたものである。CCDユニット92は、パッケージに封止された光電変換素子アレイを有するCCDリニアイメージセンサ(以下において「CCDセンサ」という。)921が実装された回路基板922を、ねじ941によって、支持部材である調整フレーム923にねじ締めによって固定したものである。レンズユニット91とCCDユニット92とは、調整フレーム923がスキャナフレーム912に対してねじ942によって固定されることによって一体に締結されている。また、別の例としては、調整フレーム923を設けず、CCDセンサ921が半田付けされた回路基板922を、スキャナフレーム912に直接に締結する構成も採用されている。
ところで、良好な画質を得るためには、CCDセンサ921を適正位置に精確に位置調整する必要がある。ところが、従来の光学読み取り装置においては、図5に示すとおり、CCDセンサ921が回路基板922を介して調整フレーム923(もしくはスキャナフレーム912)に対して固定されているところ、一般に回路基板は熱的影響(例えば、抵抗などを半田付けする際に受けた熱)によって反りやうねりなどの変形が生じやすく、良好な平面度を有するものとはいえない。つまり、従来の光学読み取り装置においては、CCDセンサが、良好な平面度が保証されない回路基板を介して調整フレーム等に固定されているため、位置ずれが生じやすく、また、位置調整を精確に行うことも困難であった。さらに、位置調整の範囲が狭まるという恐れもあった。その結果、解像度が劣化したり画質に悪影響を及ぼしてしまうという問題が生じていた。
そこで、CCDセンサと回路基板との間にスペーサを介挿することによって、回路基板の反りの影響を低減する技術が考案されている(特許文献1参照)。
特開2001−245098号公報
しかしながら、上記の構成においては、新たな別部材を必要とするため、光学読み取り装置の構造や組み立て工程が複雑となり、コスト的にも望ましくなかった。また、CCDセンサと回路基板との間に介挿される部材が熱伝導性の高い材質で形成された場合、CCDセンサより発生した熱が当該介挿部材を介して回路基板に伝導してしまい、これによって回路基板の熱変形を招いてしまうという不都合があった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、イメージセンサの取付を簡易に行うことができるとともに、回路基板の変形の影響を受けることなくイメージセンサを高精度に位置調整できる光学読み取り装置を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、原稿を読取った光を光電変換によって電気信号に変換する光学読み取り装置において、前記光を結像させる結像光学系と、光電変換素子アレイがパッケージに封止されたイメージセンサと、前記イメージセンサが実装された回路基板とを有する光電変換モジュールと、前記光電変換モジュールを前記結像光学系の光軸上に支持する支持部材と、を備え、前記パッケージと前記支持部材とが締結されることによって、前記光電変換モジュールが前記支持部材に対して固定される。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光学読み取り装置において、前記パッケージに、前記イメージセンサを前記支持部材に直接にねじ固定するための挿通孔が形成されている。
請求項3の発明は、請求項2に記載の光学読み取り装置において、前記回路基板において、前記パッケージに形成された前記挿通孔と同位置に、前記固定に用いられるねじのねじ頭よりも大きな径を有する貫通孔が形成されている。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の光学読み取り装置において、前記支持部材が金属を用いて形成される。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の光学読み取り装置を備える。
請求項1から4に記載の発明によれば、パッケージと支持部材とが締結されることによって、光電変換モジュールが支持部材に対して固定される。すなわち、イメージセンサが直接に支持部材と締結されるため、イメージセンサの取付を簡易に行うことができる。また、光電変換モジュールが回路基板を介さずに支持部材に固定されるため、回路基板の変形の影響を受けることなくイメージセンサを高精度に位置調整することができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、イメージセンサと締結される支持部材が金属を用いて形成されているので、イメージセンサで発生した熱が支持部材に放熱される。これによって、イメージセンサの発熱によって回路基板が受ける熱的影響を低減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、画像読取記録装置が、回路基板の変形の影響を受けることなくイメージセンサを高精度に位置調整することができる光学読み取り装置を備えている。すなわち、この画像読記録取装置においては、イメージセンサを高精度に位置調整することができるので、イメージセンサの位置ずれに起因して解像度が悪化したり画質が劣化するといった事態が生じることが防止することができる。
〈1.デジタル複合機〉
図1は、この発明の実施の形態に相当する画像読取記録装置が組み込まれたデジタル複合機500の全体構成を示す概略斜視図である。なお、図1には、方向関係を明確にするため、XYZ直交座標系を付している。この座標系においては、Z軸方向を鉛直方向とし、X、Y軸が水平面を規定するものとする。
このデジタル複合機500は、FAX機能、コピー機能、スキャン機能、プリント機能などの複数の機能を有する複合機(MFP装置)として構成されている。
図1に示すとおり、デジタル複合機500は、画像記録部501と、画像読取部502と操作部503と、表示部504とを備えている。また、図1においては図示を省略しているが、その筐体内に、上記のハードウエア各部を制御する制御部、画像データ等の各種データを一時的に記憶するRAM、デジタル複合機500の制御に必要なプログラムなどを格納したROM、画像読取部から取得した画像データに各種の画像処理を行う画像処理部、ハードディスクなどにより構成される大容量蓄積部などを備えている。さらに、PSTN(公衆交換電話網)やLAN、インターネットなどを介して接続された外部端末との通信(FAX通信、電子メール通信など)を実現するための通信関係の機能部(コーデック(CODEC)、モデム、LANI/F、NCUなど)を備えている。
画像記録部501は、RAM(図示省略)に格納された画像データなどを記録紙上へ記録するプリンタである。画像記録部501には、例えば、電子写真方式のプリンタを採用することができる。
画像読取部502は、原稿上の画像を光学読み取り装置である受光部651によって読み取るスキャナである。画像読取部502は、フラットベッド方式(すなわち、ガラス台上に載置された原稿画像を読み取る方式)もしくはADF方式(すなわち、原稿の載置台(図示省略)に載置された原稿をADF(Auto Document Feeder)によって搬送し、搬送される原稿画像を読み取る方式)によって、原稿からの画像データを読み取ることのできるスキャナである。画像読取部502のより具体的な構成については後に説明する。
操作部503は、文字キー、テンキー、ファンクションキーなどの各種キー531によって構成され、コマンドやテキストデータの入力といったユーザ操作を受け付ける。操作部503が受けたユーザ操作は信号として制御部(図示省略)に入力される。制御部はユーザ操作に基づいて各部の動作を制御する。
表示部504は、デジタル複合機500の動作状態や、画像データなどを表示する表示装置である。表示部504は、液晶ディスプレイなどの表示装置により構成される。なお、操作部503に設けられる各種のキーは、この表示部504のディスプレイ画面上に設けたタッチパネルによって実現されてもよい。
〈2.画像読取部〉
画像読取部502の構成についてより具体的に説明する。
画像読取部502は、原稿押さえ部610と、原稿搬送部620と、読取本体部630とを備える。
原稿押さえ部610は、原稿ガラス641,642に載置された原稿を押圧する部材である。原稿押さえ部610はデジタル複合機500の本体を構成する筐体に対して、回動軸A1を中心に回動可能に設けられており、原稿ガラス641,642に対して開位置(図1に示す位置)と閉位置(図示省略)とに位置させることができる。
原稿押さえ部610の下側面(すなわち、閉位置において原稿ガラス641,642と対向する面)には、原稿ガラス641,642に対して原稿を押圧する部材である押さえ部材611,612が設けられている。原稿押さえ部610を閉位置に置くと、原稿ガラス642上に載置された原稿が押さえ部材612によって押圧されて原稿ガラス642に良好に密着する。これによって、フラットベッド方式による画像データの読み取りを良好に実行させることができる。また、押さえ部材611は、コイルバネや板バネ等の弾性部材(図示省略)によって下向き(Z軸負方向)に付勢されている。これにより、押さえ部材611と原稿ガラス641との間で、原稿搬送部620によって搬送されてきた原稿を良好に搬送させることができる。
原稿搬送部620は、原稿の載置台に載置された原稿を、ADFによって搬送するための機構である。原稿搬送部620は原稿押さえ部610の上部であって原稿ガラス641の真上に設けられている。
読取本体部630は、横断面が略矩形の箱状体であり、蓋部640と、筐体650とを有している。
蓋部640には、板状の原稿ガラス641,642が設けられている。原稿ガラス641は、原稿搬送部620によって搬送される原稿で反射された光を透過する。また、原稿ガラス642は、そのガラス面上に載置された原稿で反射された光を透過する。
筐体650の内側には、内部空間Vが形成されている。内部空間Vには、受光部651と、キャリッジ652a,652bと、インバータ653とが格納されている。
受光部651は、原稿を読み取った光を光電変換によって電気信号に変換するための光学読み取り装置である。すなわち、原稿からの反射光Lをレンズ11によって集光させてCCDセンサ21上に結像させ、CCDセンサ21において当該反射光を光電変換によって電気信号に変換する。受光部651の具体的な構成については後に説明する。
キャリッジ652a,652bは、原稿ガラス641,642の下方を移動しながら原稿に対して光を照射して、反射光を受光部651に導くための機構である。キャリッジ652a,652bのそれぞれは、原稿からの光を反射させるミラー(図示省略)を有しており、特に受光部651側(Y軸正方向側)のキャリッジ652aには、原稿を照明する光源(図示省略)が設けられている。すなわち、キャリッジ652aの光源より原稿に照射された光の反射光がキャリッジ652a,652bのミラーによって受光部651に導かれる。また、キャリッジ652a,652bのそれぞれは、駆動機構(図示省略)を有しており、Y軸方向に移動可能である。すなわち、キャリッジ652a,652bのそれぞれがY軸方向について移動することによって、原稿から受光部651までの光路長(より具体的には、原稿で反射され、原稿ガラス642を透過し、キャリッジ652a、652bで反射されて受光部651に到達する反射光の光路長)を、原稿上の反射位置に関わらず略同一とすることができる。これによって、受光部651は、原稿の画像データを良好に取得することができる。
インバータ653は、原稿に照射される光源の発光制御を行うための機能部である。
なお、上記の実施の形態においては、2つのキャリッジ652a,652bを移動させて固定された受光部651で原稿の読み取りを行う2キャリッジ形式の光学読み取り装置の実施の形態を示したが、本発明の実施の形態はこれに限られず、例えば、受光部が搭載されたキャリッジを移動させて原稿の読み取りを行う1キャリッジ方式の光学読み取り装置に適用することも可能である。
〈3.受光部〉
図2は、この発明の実施の形態の光学読み取り装置に相当する受光部651の全体構成を示す概略斜視図である。また、図3は受光部651の平面図であり、図4は同分解立体図である。なお、図2,図3,図4には、図1と同様のXYZ直交座標系を付している。
〈3−1.各部の構成〉
受光部651を構成する各部について図4を参照しながら説明する。
受光部651は、レンズユニット1と、光電変換ユニットであるCCDユニット2とを備えている。
レンズユニット1は、原稿から読み取った光を結像させる結像光学系であり、レンズ11と、スキャナフレーム12とを備えている。
レンズ11は、原稿からの反射光L(より具体的には、原稿で反射され、原稿ガラス641または原稿ガラス642を透過し、キャリッジ652a、652bのミラーで反射された光L(図1参照))を収束する結像レンズである。
スキャナフレーム12は、レンズ11を支持する部材である。レンズ11はねじ13によってスキャナフレーム12に固定される。スキャナフレーム12の後背部には、所定間隔でねじ孔121が形成されている。また、スキャナフレーム12の基底部には、ねじ孔122が形成されている。
CCDユニット2は、CCDリニアイメージセンサ(以下において「CCDセンサ」という。)21と、回路基板22と、調整フレーム23とを備えている。
CCDセンサ21は、レンズ11より収束された光を電気信号に変換するための機能部である。CCDセンサ21は、CCDパッケージ212と、CCDパッケージ212に封止された光電変換素子アレイであるCCDアレイ211とを有する。CCDパッケージ212は、長尺方向(X軸方向)において、調整フレーム23と略同一の長さを有している。また、CCDパッケージ212の長尺方向についての両端部には、CCDセンサ21を支持部材である調整フレーム23にねじ固定するための挿通孔213が形成されている。
回路基板22は、所定の回路が形成された基板である。回路基板22には、CCDアレイ211の電極を挿通させるための挿通孔221が形成されている。挿通孔221にCCDアレイ211の電極を挿通させるとともに裏面で電極を半田付けにすることによって、CCDセンサ21が回路基板22に固定されて一体となり、光電交換モジュールであるCCDセンサモジュール(以下において「CCDモジュール」という。)3を構成する。なお、回路基板22には、実装されたCCDセンサ21のCCDパッケージ212の両端に形成された挿通孔213と同位置に、ねじ41が通過可能な大きさの(すなわち、ねじ41のねじ頭よりも大きな径を有する)ドライバ用孔222が形成されている。
調整フレーム23は、レンズ11より収束される光の光軸上にCCDモジュール3を支持するための支持部材である。調整フレーム23は、スキャナフレーム12の後背部に取り付け可能な枠状に成形されている。調整フレーム23の水平面には、レンズ11より収束される光の光軸方向(Y軸方向)に、長孔231が所定間隔で形成されている。また、調整フレーム23の両端に形成された垂直面のそれぞれは、X軸方向に曲げ加工されることによって形成された固定用片232を有している。固定用片232には、ねじ孔233が形成されている。なお、調整フレーム23は、金属を用いて形成されている。
〈3−2.部材の締結〉
次に各構成部の締結について図2,図3を参照しながら説明する。なお、本明細書においては、「締結」とは、位置決め圧力が加わった状態で2つの部材を結合させることである。より具体的には、ねじ締め、嵌合、係合等によって2つの部材を結合させることである。
〈CCDモジュール3と調整フレーム23との締結〉
CCDパッケージ212に形成された挿通孔213と、調整フレーム23に形成されたねじ孔233とを各々連通するねじ41によって、CCDセンサ21は調整フレーム23に固定される。これによって、CCDモジュール3が支持部材に対して固定されることになる。なお、回路基板22には、挿通孔213と同位置にドライバ用孔222が形成されており、そこにドライバを挿通させることができるため、回路基板22に妨げられることなくねじ41を螺嵌することができる。
〈レンズユニット1と調整フレーム23との締結〉
調整フレーム23に形成された長孔231と、スキャナフレームの後背部に形成されたねじ孔121とを各々連通するねじ42によって、調整フレーム23がスキャナフレーム12に緊締される。すなわち、CCDユニット2がレンズユニット1に対して固定される。なお、機器設置時やメンテナンス時にねじ42を弛めて、長孔231の範囲内でCCDセンサ21の位置を最適な位置(すなわち、原稿からの反射光の光軸にCCDセンサ21を直交させる位置)に調整することができる。
〈受光部651の固定〉
スキャナフレーム12に形成されたねじ孔122と、筐体32の内底面に形成されたねじ孔(図示省略)とを各々連通するねじ43によって、スキャナフレーム12は内部空間V(図1参照)の所定位置に固定される。すなわち、受光部651が内部空間Vに対して固定される。
〈3−3.変形例〉
上記の実施の形態においては、CCDモジュール3を支持するための支持部材として調整フレーム23を設けているが、調整フレーム23を設けずに、スキャナフレーム12をCCDモジュール3を支持するための部材として機能させる構成としてもよい。この場合、CCDパッケージ212に形成された挿通孔213と、スキャナフレーム12に形成されたねじ孔とを各々連通するねじによって、CCDセンサ21をスキャナフレーム12に固定すればよい。
また、上記の実施の形態においては、CCDパッケージ212と調整フレーム23とがねじ留めによって締結されているが、両部材を締結する方法はこれに限らず、例えば、嵌合、係合などによって両部材を締結してもよい。さらに、上記の実施の形態においては、CCDパッケージ212の長尺方向についての両端部に、調整フレーム23との締結に供されるための挿通孔213を形成しているが、このねじ孔を形成する位置はこれに限らない。
〈4.効果〉
この発明に係る光学読み取り装置に相当する受光部651は、CCDセンサ21と調整フレーム23とが回路基板22を介さずに直接に固定されているので、回路基板22に変形が生じている場合であっても、CCDセンサ21の位置はその変形の影響を受けることがない。すなわち、CCDセンサ21の位置がずれない。また、ねじ42を弛めて、長孔231の範囲内で調整フレーム23を適正に位置づけることによって、CCDセンサ21を最適な位置に調整することができる。ここでは、堅牢で変形が生じにくい(すなわち、平面度が保証された)CCDパッケージ212と調整フレーム23とが締結されているので、イメージセンサが平面度の保証されない回路基板を介して調整フレームに支持されている構成に比べて、CCDセンサ21の位置を高精度に調整することができる。
また、CCDパッケージ212に形成された挿通孔213と、調整フレーム23に形成されたねじ孔233とを各々連通するねじ41によって、CCDセンサ21を直接に調整フレーム23に固定するので、CCDセンサ21の取り付けを容易に行うことができる。また、回路基板22にドライバ用孔222が形成されているので、回路基板22に妨げられることなくねじ41を螺嵌することができる。
さらに、CCDセンサ21が、金属製の調整フレーム23と接触している(より具体的には、CCDセンサ21が、固定用片232において調整フレーム23と接触している)ので、CCDセンサ21で発生した熱を調整フレーム23に吸収させて、調整フレーム23の表面から放熱させることができる。したがって、回路基板22がCCDセンサ21より受ける熱的影響を低減することができる。すなわち、CCDセンサ21で発生した熱の影響によって回路基板22が変形して画質に悪影響を与えるといった事態が生じることがない。
また、この受光部651を備えるデジタル複合機500は、CCDセンサ21の位置を高精度に調整することができるので、イメージセンサを高精度に位置調整することができる。つまり、イメージセンサの位置ずれに起因して解像度が悪化したり画質が劣化するといった事態が生じず、常に良好な画像を得ることができる。
この発明の実施の形態に係るデジタル複合機500の全体構成を示す概略斜視図である。 受光部651の全体構成を示す概略斜視図である。 受光部651の平面図である。 受光部651の分解立体図である。 従来の光学読み取り装置を例示する平面図である。
符号の説明
1 レンズユニット
2 CCDユニット
3 CCDモジュール
11 レンズ
12 スキャナフレーム
21 CCDセンサ
22 回路基板
23 調整フレーム
211 CCDアレイ
212 CCDパッケージ
213 挿通孔
500 デジタル複合機

Claims (5)

  1. 原稿を読取った光を光電変換によって電気信号に変換する光学読み取り装置において、
    前記光を結像させる結像光学系と、
    光電変換素子アレイがパッケージに封止されたイメージセンサと、前記イメージセンサが実装された回路基板とを有する光電変換モジュールと、
    前記光電変換モジュールを前記結像光学系の光軸上に支持する支持部材と、
    を備え、
    前記パッケージと前記支持部材とが締結されることによって、前記光電変換モジュールが前記支持部材に対して固定されることを特徴とする光学読み取り装置。
  2. 請求項1に記載の光学読み取り装置において、
    前記パッケージに、前記イメージセンサを前記支持部材に直接にねじ固定するための挿通孔が形成されていることを特徴とする光学読み取り装置。
  3. 請求項2に記載の光学読み取り装置において、
    前記回路基板において、前記パッケージに形成された前記挿通孔と同位置に、前記固定に用いられるねじのねじ頭よりも大きな径を有する貫通孔が形成されていることを特徴とする光学読み取り装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の光学読み取り装置において、
    前記支持部材が金属を用いて形成されることを特徴とする光学読み取り装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の光学読み取り装置を備えることを特徴とする画像読取記録装置。
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