JPH08111750A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH08111750A
JPH08111750A JP6247668A JP24766894A JPH08111750A JP H08111750 A JPH08111750 A JP H08111750A JP 6247668 A JP6247668 A JP 6247668A JP 24766894 A JP24766894 A JP 24766894A JP H08111750 A JPH08111750 A JP H08111750A
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JP
Japan
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solid
flat cable
light
sensor module
lens plate
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JP6247668A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Shiraishi
隆一 白石
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】原稿に記録された画像を担持する光を固体撮像
素子11に導いて画像を光電的に読み取る画像読取装置
に関し、センサモジュールから発生する電波ノイズの発
生を防止し、また、固体撮像素子の前後位置調整に起因
する固体撮像素子の位置ずれを防止する。 【構成】レンズプレート20と遮光カバー22とを金属
製とし、遮光カバーの下端全周をレンズプレートに密着
固定した。また、フラットケーブル26を下方から上方
に向けて立ち上げ、フラットケーブルの幅方向に見てく
字状に折り曲げてセンサモジュールに向かわせ、固体撮
像素子の上方位置でセンサモジュールに接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿に記録された画像
の情報を担持する光を固体撮像素子に導いて前記画像を
光電的に読み取る画像読取装置に関し、特に電子写真複
写機に採用するに好適な画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等に用いられる画像読取装
置として、イメージセンサ等の固体撮像素子を用いて画
像情報を光電的に読み取るディジタル方式の画像読取装
置が広く普及してきている。その様な画像読取装置の一
例について図4を参照しながら説明する。
【0003】この画像読取装置1の上部には、原稿送り
装置2が備えられており、この原稿送り装置2に原稿3
がセットされ、図示しないスタートボタンが押される
と、セットされた原稿3が矢印Aに沿って1枚ずつ搬送
される。また原稿送り装置2の下にはプラテン4、即ち
ガラス製の原稿載置台が備えられている。さらにこの画
像読取装置1の筐体5の内部には走査光学系が組み込ま
れたキャリッジ6およびキャリッジ7が矢印B,C方向
に移動自在に備えられている。さらに筐体5には、受光
光学系が組み込まれた受光ユニット8が備えられてい
る。
【0004】原稿送り装置2を用いて原稿に記録された
画像を読み取る際は、キャリッジ6,7は図示の実線の
位置に移動した状態にあり、キャリッジ6に組み込まれ
たランプ6aにより矢印A方向に搬送されている原稿3
に光が照射され、その原稿3に記録された画像情報を担
持する光がその原稿3から反射され、その反射光はミラ
ー6bで反射し、さらにキャリッジ7に組み込まれた2
枚のミラー7a,7bで反射し、受光ユニット8に組み
込まれた結像レンズ9を経由して、回路基板10に固定
された固体撮像素子11に入射する。この固定撮像素子
11は、図4の紙面に垂直な方向に多数の光センサが配
列された1次元固体撮像素子であり、一時には、この固
体撮像素子11上に、矢印A方向に搬送中の原稿3の、
図4の紙面に垂直な方向の1本のライン上の画像が、結
合レンズ9により縮小されて結像される。原稿送り装置
2を用いた場合、このようにして、原稿3に記録された
画像が光電的に読み取られる。
【0005】この画像読取装置1は、原稿送り装置2を
用いずに、プラテン4に原稿を下向きに載置し、そのプ
ラテン4に載置された原稿から画像を読み取ることもで
きる。この場合、今度は原稿は移動せず、キャリッジ6
が図示の破線の位置まで矢印B方向に移動し、これに伴
ってキャリッジ7も矢印B方向に移動し、これにより原
稿が走査されてその原稿に記録された画像が読み取られ
る。
【0006】このとき、原稿と固体撮像素子11との間
の光路長を一定に保つため、キャリッジ7は、キャリッ
ジ6の移動速度の1/2の速度で移動する。ところで、
上述の様に、原稿から反射した、その原稿に記録された
画像の情報を担持する光を固体撮像素子で受光する画像
読取装置において、その受光位置(固体撮像素子の配置
位置)を適正位置となる様に微妙に調整する必要があ
る。
【0007】即ち、原稿と固体撮像素子受光面との関係
を示す図5に示す様に、原稿面と受光面との間の距離D
mmを例えばD=500mmとすると、結像系のバラつ
き等により、ピント位置は、最大d=約±5mm程度ず
れ、したがって各装置毎にピント位置を調整する必要が
ある。また、画像読取に必要な分解能を、400dot
/inch=7.87ラインペア/mmにおけるMTF
が30%とすると、図6に示すように、そのMTFを満
足する範囲は0.03〜0.1mm程度しかなく、固体
撮像素子の前後方向の位置がこの0.03〜0.1mm
の範囲内に入るように調整する必要がある。
【0008】上記調整を行うため、上記受光ユニット8
は、筐体5に対して前後方向(図4中左右方向)に移動
調整可能に設けられると共に、該受光ユニット8内にお
いても固体撮像素子11の位置を調整可能に構成されて
いる。上記受光ユニット8の従来例を図7に示す。図示
の受光ユニット8は、前述の結像レンズ9を支持するレ
ンズプレート20と、回路基板10に固定された固体撮
像素子11の支持調整機構21と、固体撮像素子11に
外乱光が入射してノイズになるのを防止する遮光カバー
22とを備えて成る、上記支持調整機構21において
は、レンズプレート20に、そのレンズプレート20の
垂線を軸とした回転方向および前後方向(図7の左右方
向)に調整自在に第1のプレート23が固定されてい
る。この第1のプレート23は、レンズプレート20か
ら立ち上がる立ち上がり部23aと、その立ち上がり部
23aの上縁から前方に折れて水平に広がる第1の水平
部23bを有している。またここには第2のプレート2
4が備えられており、その第2のプレート24は、第1
のプレートの第1の水平部23bの上方に位置して水平
に広がる第2の水平部24bと、その第2の水平部24
bの後縁から下方に折れ、第1のプレートの立ち上がり
部23aの後方に位置するアセンブリ取付部24aを有
している。このアセンブリ取付部24aには、前方に突
き出て第1のプレートの立ち上がり部23aに当接する
当接突起24cが備えられている。
【0009】第2のプレートのアセンブリ取付部24a
には、回路基板10やその回路基板に固定された固体撮
像素子11等からなるセンサモジュールが固定されてい
る。このセンサモジュールの回路基板10には、コネク
タ25を介してフラットケーブル26の一端が接続さ
れ、該フラットケーブル26の他端はCPU27に接続
されている。
【0010】また、この支持調整機構21には、第1の
プレートの第1の水平部23bと第2のプレートの第2
の水平部24bとの間を上下に連絡し、さらにレンズプ
レート20にまで延びる調整ねじ28が備えられてお
り、この調整ねじ28の前方の、第1の水平部23bと
第2の水平部24bとの間には圧縮バネ29が配設され
ており、この圧縮バネ29が第2の水平部24bを上方
に持ち上げ、これにより、アセンブリ取付部24aに、
立ち上がり部23a側に回転しようとするモーメントを
発生させ、当接突起24cが立ち上がり部23aに押し
当てられ、固体撮像素子11の前後方向(図7の左右方
向)の位置が規制される。
【0011】調整ねじ28を回すと第1の水平部23b
と第2の水平部24bとの間の間隔が変化し、これによ
り固体撮像素子11の上下方向の位置が調整される。立
ち上がり部23aおよびアセンブリ取付部24bの、固
体撮像素子11の前面に対応する部分は開口しており、
画像情報を担当する光が前方から矢印D方向に入射し、
その入射光が固体撮像素子11で受光される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
従来の画像読取装置においては、特に上記受光ユニット
8部分において、固体撮像素子の支持調整機構21と関
連して次の様な問題がある。まず1つは、電波ノイズの
問題である。即ち、上記フラットケーブル26には例え
ば固体撮像素子11による光電読取りを行うために高速
のクロック信号が送信されるが、この様な高速信号等に
起因してこのセンサモジュール等から電波ノイズが発生
し、これが他の部分に悪影響を及ぼすという問題があ
る。この様な電波ノイズの問題は、該電波ノイズの洩出
を防止すべく例えば遮光カバー22を金属で形成したと
しても、図7に示す従来装置では、遮光カバー22の後
壁下端22aは、受光ユニット8自体が上述の様に前後
方向に移動可能とされていることから筐体の底板部5a
に密着固定することができず、そこに間隙30が存在
し、またレンズプレート20の後端は回路基板10が前
方位置で終了しているのでこのレンズプレート20の後
端と遮光カバー22の後壁との間に相当大きな間隙31
が存在し、従って遮光カバー22でセンサモジュール等
を完全に覆うことができず、上記間隙30,31等から
電波ノイズが外部に洩出してしまうのを防止することが
できない。
【0013】また、もう1つの問題は固体撮像素子11
の位置ずれの問題である。即ち、上述の様に回路基板1
0にはフラットケーブル26の一端がコネクタ25を介
して接続されており、この回路基板10は固体撮像素子
11と一緒にその位置を前後方向に移動調整せしめられ
る。そして、この様に回路基板10を前後方向に移動さ
せると、フラットケーブル26が変形し、フラットケー
ブルの変形力が回路基板10に作用して該基板10が押
されたり引っ張られたりし、その結果例えば前述の圧縮
バネ29が変形し、回路基板10の位置ずれ、すなわち
固体撮像素子11の位置ずれが生じる。
【0014】特に、従来の受光ユニット8においては、
図7に示す様に、フラットケーブルのコネクタ25が固
体撮像素子11よりも下方に位置せしめられており、従
ってフラットケーブル26の立ち上がり長Lが短く、そ
の結果回路基板10の前後動に追従する変形が困難であ
り、また図8に示す様に、このフラットケーブル26は
平面視(上方から見た状態)においてコの字状に形成す
ることによりCPU27に向けて折り返されており、従
って回路基板10の前後動に追従するフラットケーブル
26の変形は該フラットケーブル26の幅方向の変形と
なり、フラットケーブル26の幅方向の変形は困難であ
ることから、このフラットケーブル26の変形により回
路基板10に作用する力は大きく、該回路基板10の位
置ずれが生じやすい。
【0015】なお、回路基板10に接続される電線がフ
ラットケーブルではなくワイヤーハーネスの場合も、該
ワイヤーハーネスは数十本必要としそれを束ねることか
らその変形は困難であり、上記と同様に位置ずれが生じ
やすい。本発明の目的は、上記事情に鑑み、センサモジ
ュール等からの電波ノイズの発生を防止することができ
る画像読取装置を提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、上記事情に鑑み、固
体撮像素子の前後位置調整に起因する固体撮像素子の位
置ずれを防止することができる画像読取装置を提供する
ことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる第1の画
像読取装置は、上記目的を達成するため、原稿に記録さ
れた画像の情報を担持する光を固体撮像素子に導いて前
記画像を光電的に読み取る画像読取装置において、前記
光を前記固体撮像素子上に結像させる結像レンズを支持
するレンズプレートと、前記固体撮像素子への外乱光入
射を阻止する遮光カバーとを備え、前記遮光カバー及び
前記レンズプレートが金属により形成され、前記遮光カ
バーが前記固体撮像素子を含むセンサモジュール及び該
センサモジュールに接続された電線を覆って該遮光カバ
ーの下端が前記レンズプレートに密着固定されているこ
とを特徴とする。
【0018】本発明にかかる第2の画像読取装置は、上
記目的を達成するため、原稿に記録された画像の情報を
担持する光を固体撮像素子に導いて前記画像を光電的に
読み取る画像読取装置において、前記固体撮像素子を含
むセンサモジュールに接続される電線がフラットケーブ
ルにより形成され、該フラットケーブルが、前記固体撮
像素子の下方から上方に向けて立ち上がり、該フラット
ケーブルの幅方向から見てく字状に折れ曲がって前記セ
ンサモジュールに向かい、該センサモジュールの前記固
体撮像素子よりも上方位置において前記センサモジュー
ルに接続されていることを特徴とする。
【0019】前記フラットケーブルを下方から上方に向
けて立ち上げて前記センサモジュールの前記固体撮像素
子よりも上方位置に接続するものにおいては、前記フラ
ットケーブルを前記レンズプレートを貫通して立ち上
げ、前記フラットケーブルと前記レンズプレートのフラ
ットケーブル貫通孔とを密着させることが好ましい。
【0020】
【作用】本発明に係る第1の画像読取装置は、上述の様
に、遮光カバーとレンズプレートとを金属製とし、遮光
カバーが固体撮像素子を含むセンサモジュールおよび該
センサモジュールに接続された電線を覆って該遮光カバ
ーの下端がレンズプレートに密着固定されているので、
上記センサモジュール等が金属製のレンズプレートおよ
び遮光カバーによって該遮光カバーに形成された画像を
担持する光の入射開口を除きほぼ完全に密閉されるの
で、上記センサモジュール等から発せられる電波ノイズ
の洩出を防止することができる。
【0021】本発明に係る第2画像読取装置は、上述の
様に、センサモジュールに接続される電線がフラットケ
ーブルにより形成され、該フラットケーブルが、固体撮
像素子の下方から上方に向けて立ち上り、該フラットケ
ーブルの幅方向から見てく字状に折れ曲って前記センサ
モジュールに向かっているので、固体撮像素子の前後移
動によるフラットケーブルの変形は変形容易なフラット
ケーブルの厚さ方向となり、従ってその変形によってセ
ンサモジュールに作用する力は小さく、またフラットケ
ーブルは固体撮像素子よりも上方位置においてセンサモ
ジュールに接続されているので、フラットケーブルの立
ち上り長を大きくとることができ、その分固体撮像素子
の前後移動に伴うフラットケーブルの変形が容易であ
り、その変形によりセンサモジュールに作用する力は小
さく、結局固体撮像素子の前後移動に起因する固体撮像
素子の位置ずれを抑制することができる。
【0022】また、この第2の画像読取装置において
は、上記フラットケーブルを上記レンズプレートを貫通
して立ち上げた場合、該フラットケーブルは上記の様に
変形容易であるのでそのレンズプレート貫通部で略固定
しても問題はなく、従ってフラットケーブルとレンズプ
レートのフラットケーブル貫通孔とを密着させることが
でき、そうすることによってこの貫通孔からの上記電波
ノイズの洩出を防止することができる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
詳細に説明する。図1は本発明に係る画像読取装置の一
実施例における受光ユニット部分を示す断面図、図2は
図1に示す受光ユニットを後方から見た斜視図である。
本実施例の画像読取装置は、図4に示す画像読取装置と
同様のものであり、受光ユニット部分の構成のみを異に
するものであるので、この受光ユニット部分以外の説明
は省略する。
【0024】図示の様に、本実施例における受光ユニッ
ト8は、筐体の底板5a上に該底板5aに対して前後方
向(図中左右方向であって左側が前方、右側が後方)に
移動調整可能に配設されている。該受光ユニット8は、
前述の結像レンズ9と、固体撮像素子(CCDセンサ)
11と、該固体撮像素子11が固定された回路基板10
と、上記固体撮像素子11の支持調整機構21と、上記
結像レンズ9を支持するレンズプレート20と、上記固
体撮像素子11に外乱光が入射するのを防止する遮光カ
バー22とを備えて成る。
【0025】上記固体撮像素子11は前述の画像を担持
する光が結像レンズ9によって結像される位置に配さ
れ、かつ支持調整機構21を介して上記レンズプレート
20に取り付けられている。上記支持調整機構21は、
固体撮像素子11の位置をレンズプレート20に対して
前後方向(図中の左右方向)およびレンズプレート20
の垂線を軸とした回転方向に調整自在に構成されてい
る。この支持調整機構21は、立ち上り部23aおよび
第1の水平部23bを有する第1のプレート23と、ア
センブリ取付部24a、第2の水平部24bおよび当接
突起24eを有する第2のプレート24と、調整ねじ2
8と、圧縮バネ29とを備えて成る。この支持調整機構
21の構成および作用は、前述の図4に示す支持調整機
構と同じあるので、それらの詳しい説明は省略する。
【0026】上記回路基板10には固体撮像素子11を
駆動するICU等が設けられており、この回路基板10
と固体撮像素子とによりセンサモジュールが構成されて
いる。そして、このセンサモジュール、特にこのセンサ
モジュールの回路基板10には、フラットケーブルから
成る電線26がコネクタ25を介して接続されている。
【0027】上記レンズプレート20は、金属により形
成され、上記回路基板10の下端の下側を通って該回路
基板10の後方まで延びており、上記遮光カバー22
は、金属により形成され、上記センサモジュールおよび
フラットケーブル26を覆ってその下端全周がレンズプ
レート20に密着固定されている。上記フラットケーブ
ル26は、上記固体撮像素子11の下方から上記レンズ
プレート20を貫通して上方に向けて立ち上り、該フラ
ットケーブル26の幅方向から見て図1に示す様にく字
状に折れ曲って回路基板10に向かい、その先端(一
端)が固体撮像素子11よりも上方位置においてコネク
タ25を介して回路基板10に接続されている。また、
上記フラットケーブル26はレンズプレート20の下側
を通って前方(図1中左方向)に向けて延び、他端が筐
体5内に配設されたCPU27に接続されている。ま
た、上記フラットケーブル26は上記レンズプレート2
0の貫通部分からCPU27への接続部分との間におい
て該フラットケーブル26の幅方向から見て波形に形成
され、この波形部26aにより受光ユニット8が前後方
向に移動する際のフラットケーブル26の伸縮が可能と
なっている。
【0028】上記レンズプレート20のフラットケーブ
ル貫通孔20aは、その断面がフラットケーブル26の
断面と略同一形状とされ、従ってフラットケーブル貫通
孔20aはフラットケーブル26に密着せしめられてい
る。上記の如く構成された受光ユニット8においては、
レンズプレート20及び遮光カバー22を金属製とし、
レンズプレート20を回路基板10の後方まで延ばし、
遮光カバー22でセンサモジュールおよびフラットケー
ブル26を覆って該遮光カバー22の下端全周をレンズ
プレート20に密着固定したので、上記センサモジュー
ルおよびフラットケーブル26は金属製のレンズプレー
ト20と遮光カバー22とで該遮光カバー22の前壁に
形成された前述の画像を担持する光が入射するための開
口22bを除いて略完全に密閉され、従ってセンサモジ
ュール等から発せられる電波ノイズの洩出を防止するこ
とができる。
【0029】また、フラットケーブル26は、固体撮像
素子11の下方から上方に向けて立ち上り、フラットケ
ーブル26の幅方向から見てく字状に折れ曲って回路基
板10に向かっているので、固体撮像素子11の前後移
動によるフラットケーブル26の変形はフラットケーブ
ルの厚さ方向の変形となるので容易であり、またフラッ
トケーブル26は固体撮像素子11よりも上方位置で回
路基板10に接続されているので、図3に示す様にフラ
ットケーブル26の立ち上り長Lを長くとることがで
き、その分図3中に破線で示す様に固体撮像素子11の
前後移動に伴なうフラットケーブル26の変形が容易で
あり、よって固体撮像素子11の前後移動に伴なフラッ
トケーブル26の変形による該固体撮像素子11の位置
ずれを抑制することができる。
【0030】さらに、上述の様に固体撮像素子11の前
後移動に伴なうフラットケーブル26の変形が容易であ
るので、上記フラットケーブル26はレンズプレート2
0の貫通部分で略固定されていても問題はなく、従って
フラットケーブル貫通孔20aはフラットケーブル26
に密着せしめられており、それによってこの貫通孔20
a部分からの電波ノイズの洩出を十分に防止することが
できる。
【0031】また、上記フラットケーブル26には上述
の様に波形部26aが形成されているので、フラットケ
ーブル26をフラットケーブル貫通孔20aで密着させ
て略固定状態としても、受光ユニット8の前後移動調整
を支障なく行うことができる。
【0032】
【発明の効果】上記の様に、本発明に係る画像読取装置
においては、レンズプレートと遮光カバーとを金属製と
し、遮光カバーの下端全周をレンズプレートに密着固定
したので、センサモジュール等から発せられる電波ノイ
ズの洩出を防止することができる。
【0033】また、フラットケーブルを下方ら上方に向
けて立ち上げ、フラットケーブルの幅方向から見てく字
状に折り曲げてセンサモジュールに向かわせ、固体撮像
素子の上方位置でセンサモジュールに接続して成るの
で、固体撮像素子の前後移動に伴なうフラットケーブル
の変形が容易であり、該変形による固体撮像素子の位置
ずれを抑制することができる。
【0034】さらに、フラットケーブルとレンズプレー
トのフラットケーブル貫通孔とを密着させたので、該貫
通孔からの電波ノイズりの洩出を十分に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の一実施例における受光
ユニットを示す断面図である。
【図2】図1に示す受光ユニットの要部斜視図である。
【図3】図1に示す受光ユニットにおけるフラットケー
ブルの変形を示す図である。
【図4】画像読取装置の一例の全体構成を示す断面図で
ある。
【図5】原稿面と受光面との間の距離の説明図である。
【図6】固体撮像素子の焦点深度の説明図である。
【図7】従来の受光ユニットの断面図である。
【図8】図7に示す受光ユニットの要部斜視図である。
【符号の説明】
1 画像読取装置 3 原稿 9 結像レンズ 10 回路基板 11 固体撮像素子 20 レンズプレート 20a フラットケーブル貫通孔 21 支持調整機構 22 遮光カバー 25 コネクタ 26 フラットケーブル(電線)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に記録された画像の情報を担持する
    光を固体撮像素子に導いて前記画像を光電的に読み取る
    画像読取装置において、 前記光を前記固体撮像素子上に結像させる結像レンズを
    支持するレンズプレートと、前記固体撮像素子への外乱
    光入射を阻止する遮光カバーとを備え、 前記遮光カバー及び前記レンズプレートが金属により形
    成され、 前記遮光カバーが前記固体撮像素子を含むセンサモジュ
    ール及び該センサモジュールに接続された電線を覆って
    該遮光カバーの下端が前記レンズプレートに密着固定さ
    れていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿に記録された画像の情報を担持する
    光を固体撮像素子に導いて前記画像を光電的に読み取る
    画像読取装置において、 前記固体撮像素子を含むセンサモジュールに接続される
    電線がフラットケーブルにより形成され、 該フラットケーブルが、前記固体撮像素子の下方から上
    方に向けて立ち上がり、該フラットケーブルの幅方向か
    ら見てく字状に折れ曲がって前記センサモジュールに向
    かい、該センサモジュールの前記固体撮像素子よりも上
    方位置において前記センサモジュールに接続されている
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記フラットケーブルが前記レンズプレ
    ートを貫通して立ち上がり、前記フラットケーブルと前
    記レンズプレートのフラットケーブル貫通孔とが密着せ
    しめられていることを特徴とする請求項2記載の画像読
    取装置。
JP6247668A 1994-10-13 1994-10-13 画像読取装置 Pending JPH08111750A (ja)

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JP (1) JPH08111750A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282071A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Murata Mach Ltd 光学読み取り装置および画像読取記録装置
JP2014231201A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 キヤノン株式会社 検知装置及び画像形成装置

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