JP2818187B2 - 画像読取装置及び画像読取装置の製造方法 - Google Patents

画像読取装置及び画像読取装置の製造方法

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JP2818187B2 JP1050664A JP5066489A JP2818187B2 JP 2818187 B2 JP2818187 B2 JP 2818187B2 JP 1050664 A JP1050664 A JP 1050664A JP 5066489 A JP5066489 A JP 5066489A JP 2818187 B2 JP2818187 B2 JP 2818187B2
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【発明の詳細な説明】 〔目的〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第3図〜第5図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図) 発明の効果 〔概要〕 画像読取装置及び画像読取装置の製造方法に関し、 組立工程を省くことができ、しかも、レンズとCCD素
子等の光電素子との距離を容易に調整でき、そのための
コストを抑えることが可能な画像読取装置及び画像読取
装置の製造方法を提供することを目的とし、 光源により照射される原稿からの光をレンズに導くた
めのミラーを備えたキャリアフレーム部及び該レンズの
結像位置に光電素子が存在するよう配置されたレンズホ
ルダ部とが一体成形構成されてなるとともに、該光電素
子取付部分に、レンズと光電素子との距離を研削するこ
とで調整する結像位置調整用突起部分を設けるよう構成
する。
前記レンズホルダ部の光電素子取付部分に設けられ
る、レンズと光電素子との距離を研削することで調整す
る結像位置調整用突起部分は、前記レンズホルダ部の光
電素子取付け部材に着脱自在に取付可能な如く構成して
もよい。
製造方法としては光源により照射される原稿からの光
をレンズに導くためのミラーを備えたキャリアフレーム
部と、レンズの結像位置に光電素子が存在するよう配置
され、該光電素子取付け部分に調整用突起を備えたレン
ズホルダ部とを一体成形構成するとともに、前記突起を
研削して、レンズと光電素子との距離を調整するように
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、画像読取装置及び画像読取装置の製造方法
に係り、特に、光源、レンズ、ミラー、CCDの如き光電
素子とその基板が組み込まれた光学系を有する画像読取
装置及び画像読取装置の製造方法に関する。
文字、写真等の画像を読み取る画像読取装置は、原稿
を照射するための蛍光灯等の光源、この原稿からの反射
光を集光して後で述べるCCD上に結像するための複数米
のミラーとレンズ、光学信号を電気的な信号に変換する
ためのCCDを有している。
光学系は、CCD上に正確な原稿の像を結像させる必要
があり、そのため、レンズ、ミラー等を正確な位置に組
み立てる必要がある。
〔従来の技術〕
第3図は、画像読取装置における光学系の従来例であ
る。
第3図は、光学系の構成を示す断面図であり、第3図
(a)は組立の完成した光学系の断面図を示し、第3図
(b)は光学系の要部を分解して示した分解図である。
第3図(b)に示すとおり、光学系は大きく分けてキ
ャリアフレーム部31を含む部分とレンズホルダ部32の二
つの部分に分けられる。
キャリアフレーム部31には、ミラー取付部37−1〜37
−3、光源取付部43が設けられており、これらの部分に
複数のミラー38−1、38−2、38−3、蛍光灯等の光源
36が取り付けられている。このキャリアフレーム部31に
は、さらに取付部40が設けられ、ここにレンズホルダ部
32が取り付けられている。なお、光源36には、通常U字
状の蛍光灯が使用されている。
レンズホルダ部32は、その先端部分にレンズ351、352
が取り付けられており、その反対側にはCCD素子33が取
り付けられたプリント板で構成されるCCD基板34が取り
付けられている。
キャリアフレーム部31とレンズホルダ部32は、第3図
(a)に示すように状態で一体に組み立てられている。
39は両者を結合するためのネジである。
第4図、第5図はこの従来例を斜視図で示したもので
あり、第4図がキャリアフレーム部31とレンズホルダ部
32とが組み立てられる前の状態を示しており、第5図は
前述のキャリアフレーム部31とレンズホルダ部32とが組
み立てられた状態を示している。第3図と同一の部材に
は同一の番号が付与されているので、詳細な説明は省略
する。なお、この第4図、第5図は、第3図の下側を上
にした状態で示されている。この斜視図では、レンズホ
ルダ部32とキャリアフレーム部31の取付け状態が明示さ
れている。
即ち、レンズホルダ部32の取付部41に長円状の取付穴
42が設けてあり、ここにネジ39を挿入して固着する。こ
のとき、前記長円状の取付穴42の範囲内でレンズホルダ
部32の取付け位置が調整されることとなる。
このレンズホルダ部32の位置調整は、レンズ系の光路
長の調整或いはCCD素子33上に結像させるための焦点調
整等の外、使用するCCD素子33の解像度に合わせた位置
関係を正しく保つためになされるものである。
第3図にもどって、この光学系の動作を説明する。光
源36の上方には、読み取るべき原稿51が置かれる。光源
36からの光は最初に光源51を照射し、第1のミラー38−
1に到り、そこで反射され、順次第2のミラー38−2、
第3のミラー38−3を経由してレンズ351、352に到りCC
D素子33上に原稿51の像を結ぶことになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来例の方式では、以上に述べたとおり、キャリ
アフレーム部31とレンズホルダ部32が別体であるため、
組立工程が必要であり、しかも、このキャリアフレーム
部31とレンズホルダ部32の組立及び、レンズ351、352
結像面となるCCD素子33の配置には、精密な位置の調整
が必要なので、作業時間が長くなり、また、精密な位置
調整のための治具が必要である等、コストが高くなると
いう課題を有している。
この発明は、このように点に鑑みてなされたものであ
り、組立工程を省くことができ、しかも、レンズとCCD
素子等の光電素子との距離を容易に調整でき、そのため
のコストを抑えることが可能な画像読取装置および画像
読取装置の製造方法を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の原理を説明するための図である。
第1図(a)は、この発明に従ってキャリアフレーム部
31とレンズホルダ部32を一体とした部分を示す図であ
り、第1図(b)は、その内、光電素子(図示せず)を
固定する取付部分のみを取り出して示した図である。
この発明では、キャリアフレーム部31とレンズホルダ
部32を一体として構成し、光電素子を取り付ける取付ひ
だ10の前面部分に調整用の突起11、11′を設けている外
は他の構成は前述の従来例と同一である。
光電素子は、突起11、11′に取付けられるが、レンズ
351、352から光電素子までの距離の調整は、この突起1
1、11′の厚みを調整することによって行う。光電素子
又は光電素子基板を突起11、11′に接触させ、ネジ等に
よって固着する。取付ひだ10に設けられた穴13、13′は
このためのネジ穴である。
突起11、11′の突起量(突起11、11′の厚さ)は、必
要とする最大量、即ち、高解像度(例えば400dpi)の場
合に必要とする突出量又はそれより大きくしておく。な
おKは空孔部である。調整用突起11、11′は取付ひだ10
と分離してもよい。
〔作用〕
この発明では、キャリアフレーム部31とレンズホルダ
部32を一体として構成し、光電素子取付部に、必要とす
る突起量(突起の厚さ)より大き目突起11、11′を設け
ているので、使用する光電素子の解像度に合わせて突起
11、11′を研削することによりレンズ351、352からの距
離を合わせることができ、また、工作上の誤差を補償す
ることが可能となる。調整用突起11、11′を取付ひだ10
と分離した場合も同様に調整用突起11、11′の厚さを研
削することによりレンズ351、352と光電素子との距離を
合わせることができ又、前述の工作上の誤差を補償する
ことができる。
〔実施例〕
第2図(a)(b)は、本発明の一実施例であり、第
2図(a)は第1図の切断線AAにおける断面を矢印B方
向の向きに見た実施例構成図である。
第2図(a)(b)において、第1図(a)(b)の
発明の原理説明のための図と同一の部材には、同一の番
号を付与しているので、これらの部材についての詳細な
説明は省略する。原理説明のための図と共に説明したと
おり、この発明では、キャリアフレーム部31とレンズホ
ルダ部32とは一体に形成されている。本実施例では、こ
れらの部材をアルミダイキャストによって一体成形して
いる。レンズホルダ部32の端部には、CCD基板34を取り
付けるための取付ひだ10がやはり一体的に設けられてお
り、その第1図に示す如く先端には突起11、11′が取付
ひだ10と一体的に形成されている。レンズホルダ部32に
は複数のレンズ351、352が収納されている。341はCCD基
板34を突起11、11′に取付けるためのネジであってネジ
穴13(13′)にねじ込まれる。普通、このような画像読
取装置は、400dpi乃至は200dpiの密度で画像を読み込
む。そして、この読取密度に従って、レンズ351、352
CCD素子33との距離が調整される。画像読取装置が400dp
i乃至は200dpiの密度で画像を読み込む場合、画像密度
が400dpiのときに、レンズ351、352とCCD素子33との距
離が最大となり、200dpiのときに最小となる。したがっ
て、突起11、11′の厚さは最高の読取密度に合わせ、さ
らにダイキャストの際の最大誤差よりも僅かに大きい距
離で形成しておけば、ダイキャストの際の誤差も突起1
1、11′の研削で補償することができる。第2図(a)
はCCD基板34取付部分の詳細を示す側面図である。
L1〜L5はレンズホルダ部32の輪郭線を第1図(b)と
対応させて示したものである。
又Aは取付ひだ10の一部分を第1図(b)と対応させ
て示している。
CCD基板34を取り付けるに先立ち、CCD素子33の読取画
像密度に合わせて突起11、11′を研削することになる。
この研削は、前述のとおり、ダイキャスト時の誤差をも
補償するものであり、精密になされなければならない。
この実施例では、突起11、11′の研削にフライス加工を
採用している。フライス加工は面加工が可能である点及
び精密加工が可能であるという点で、この場合の加工に
最適である。342はCCD基板34に設けたCCD素子33用のス
ペーサである。
この装置の動作は従来例の場合と同様であり、光源36
(光源としてはU字型の蛍光灯が用いられており、ラン
プホルダ431を介して光源取付部43に取付けられる)か
らの光りは最初に原稿51を照射し、第1のミラー38−1
に到り、そこで反射され、順次第2のミラー38−2、第
3のミラー38−3を経由してレンズ351、352に到りレン
ズホルダ部32内の空孔部321を通ってCCD素子33上に原稿
51の像を結ぶことになる。
なお前記説明はCCD素子を使用した例について説明し
たが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、他
の光電素子を使用する場合でも勿論適用できる。
第2図(c)は本発明の他の実施例要部構成図であっ
て、CCD基板取付部分のみを示すがその他は第1図
(a)(b)、第2図(a)(b)に示すものと同であ
る。
本実施例では前述のCCD基板34取付のための調整用突
起11a、11′aを取付ひだ10′から分離した。分離され
ている突起11a、11′aはネジ穴13a′、13″aに図示し
ないネジをネジ込むことにより取付ひだ10′に取付けら
れる。そしてレンズ351、352とCCD素子33との距離調整
は突起11a、11′aの厚さを研削により調整することに
より行う。
13″は第1図(b)に示すネジ穴13、13′に対応する
ものでCCD基板34を図示しないネジで取付けるためのも
のであり、取付ひだ10′のネジ穴13へこのCCD基板34
取付用ネジがネジ込まれる。
なお第2図(c)において示す符号は第1図(b)、
第2図(b)と同じものを示す。
〔発明の効果〕
以上に述べたとおり、この発明によれば、従来2つの
構成部品から構成されていた画像読取装置の光学系を最
初から一つの部品として一体に構成しているので、組立
に要する時間、人手等を節約することができ、コストを
大幅に減らすことができる。また、解像度に合わせた調
整或いはダイキャスト時の製造誤差の補償も、研削加工
により、きわめて容易にしかも高精度で実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)(b)は本発明の原理を説明するための
図、 第2図(a)は本発明の一実施例構成図、 第2図(b)はCCD基板取付部分の詳細を示す側面図、 第2図(c)は本発明の他の実施例要部構成図、 第3図、第4図、第5図はいずれも従来例を示す図であ
る。 10……CCD基板取付ひだ 11、11′、11a、11′a……CCD基板取付位置調整用突起 31……キャリアフレーム部 32……レンズホルダ部 35……レンズ 37−1〜37−3……レンズ保持部 43……光源保持部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源により照射される原稿からの光をレン
    ズに導くためのミラーを備えたキャリアフレーム部及び
    該レンズの結像位置に光電素子が存在するよう配置され
    たレンズホルダ部とが一体成形構成されてなるととも
    に、 該光電素子取付部分に、レンズと光電素子との距離を研
    削することで調整する結像位置調整用突起部分を設けた
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記レンズホルダ部の光電素子取付部分に
    設けられる、レンズと光電素子との距離を研削すること
    で調整する結像位置調整用突起部分は、前記レンズホル
    ダ部の光電素子取付け部材に着脱自在に取付可能な如く
    構成されてなることを特徴とする請求項(1)記載の画
    像読取装置。
  3. 【請求項3】光源により照射される原稿からの光をレン
    ズに導くためのミラーを備えたキャリアフレーム部と、 レンズの結像位置に光電素子が存在するよう配置され、
    該光電素子取付け部分に調整用突起部を備えたレンズホ
    ルダ部とを一体成形構成するとともに、 前記突起を研削して、レンズと光電素子との距離を調整
    することを特徴とする画像読取装置の製造方法。
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