JPH1158455A - ルーフプリズムレンズアレイの射出成形用金型 - Google Patents
ルーフプリズムレンズアレイの射出成形用金型Info
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- JPH1158455A JPH1158455A JP24459797A JP24459797A JPH1158455A JP H1158455 A JPH1158455 A JP H1158455A JP 24459797 A JP24459797 A JP 24459797A JP 24459797 A JP24459797 A JP 24459797A JP H1158455 A JPH1158455 A JP H1158455A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 等倍結像光学素子であるルーフプリズムレン
ズアレイを安価で、かつ、高精度に製作することができ
る高精度のルーフプリズムレンズアレイの射出成形用金
型を提供する。 【解決手段】 第１（入射側）のレンズ部、及び、第２
（出射側）のレンズ部を形成する第１及び第２レンズア
レイ用鏡面駒１，２の配列方向Ｘに、複数のレンズ面１
ａ，２ａを一体的に形成し、第１レンズアレイ用鏡面駒
１と第２レンズアレイ用鏡面駒２とを分割して形成す
る。これにより、配列方向Ｘの組み付け調整数が削減さ
れて金型製作が容易となり、短期間で高精度な金型を提
供することができる。
ズアレイを安価で、かつ、高精度に製作することができ
る高精度のルーフプリズムレンズアレイの射出成形用金
型を提供する。 【解決手段】 第１（入射側）のレンズ部、及び、第２
（出射側）のレンズ部を形成する第１及び第２レンズア
レイ用鏡面駒１，２の配列方向Ｘに、複数のレンズ面１
ａ，２ａを一体的に形成し、第１レンズアレイ用鏡面駒
１と第２レンズアレイ用鏡面駒２とを分割して形成す
る。これにより、配列方向Ｘの組み付け調整数が削減さ
れて金型製作が容易となり、短期間で高精度な金型を提
供することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーフプリズムレ
ンズアレイの射出成形用金型、より詳細には、複写機，
ファクシミリ等の原稿読み取り光学系、あるいは、デジ
タル複写機，レーザプリンタ，ファクシミリ装置等の書
き込み光学系に用いられるプラスチック光学素子の射出
成形用金型の構造に関し、特に、レンズアレイ，ルーフ
ミラーアレイ，及びルーフプリズムレンズアレイ等の等
倍結像光学系に用いられる光学素子の射出成形用金型の
構造に関する。
ンズアレイの射出成形用金型、より詳細には、複写機，
ファクシミリ等の原稿読み取り光学系、あるいは、デジ
タル複写機，レーザプリンタ，ファクシミリ装置等の書
き込み光学系に用いられるプラスチック光学素子の射出
成形用金型の構造に関し、特に、レンズアレイ，ルーフ
ミラーアレイ，及びルーフプリズムレンズアレイ等の等
倍結像光学系に用いられる光学素子の射出成形用金型の
構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、光学結像素子の一例を説明する
ための要部構成図で、図４（Ｂ）は、図４（Ａ）のＢ−
Ｂ矢視図で、図４（Ｃ）は図４（Ｂ）のＣ−Ｃ矢視図
で、図中、１１はルーフミラーアレイ、１２はレンズア
レイ、１３はフード、１４は絞り板、１５は光路分離ミ
ラー、Ｐ1は原稿面、Ｐ2は結像面である。
ための要部構成図で、図４（Ｂ）は、図４（Ａ）のＢ−
Ｂ矢視図で、図４（Ｃ）は図４（Ｂ）のＣ−Ｃ矢視図
で、図中、１１はルーフミラーアレイ、１２はレンズア
レイ、１３はフード、１４は絞り板、１５は光路分離ミ
ラー、Ｐ1は原稿面、Ｐ2は結像面である。
【０００３】近年、複写機，レーザプリンタ，ファクシ
ミリ等の機器に要求される事項の一つに装置の小型化が
あり、これに対応するためには、読み取り光学系、ある
いは、書き込み光学系の小型化が必須となる。このよう
な要求に応じるために、物像距離を大幅に短縮し得る等
倍結像光学系が検討されている。
ミリ等の機器に要求される事項の一つに装置の小型化が
あり、これに対応するためには、読み取り光学系、ある
いは、書き込み光学系の小型化が必須となる。このよう
な要求に応じるために、物像距離を大幅に短縮し得る等
倍結像光学系が検討されている。
【０００４】図４に示したルーフミラーレンズアレイ
は、等倍結像光学系であり、光学系に等価なレンズを一
列に配列してなるレンズアレイ１２と、レンズ配列方向
に直交する稜線を有するルーフミラーを上記レンズアレ
イ１２における個々のレンズに対応させてアレイ配列し
てなるルーフミラーアレイ１１と、上記レンズアレイ１
２とルーフミラーアレイ１１との間に配設されてレンズ
とルーフミラーとによる結像系を互いに分離する絞り板
１４とを一体化してなり、原稿読み取りあるいは原稿像
による感光体露光に利用されている。
は、等倍結像光学系であり、光学系に等価なレンズを一
列に配列してなるレンズアレイ１２と、レンズ配列方向
に直交する稜線を有するルーフミラーを上記レンズアレ
イ１２における個々のレンズに対応させてアレイ配列し
てなるルーフミラーアレイ１１と、上記レンズアレイ１
２とルーフミラーアレイ１１との間に配設されてレンズ
とルーフミラーとによる結像系を互いに分離する絞り板
１４とを一体化してなり、原稿読み取りあるいは原稿像
による感光体露光に利用されている。
【０００５】上記レンズアレイ１２、あるいは、ルーフ
ミラーアレイ１１はその形状の複雑さから、プラスチッ
ク射出成形法により製造することが一般的となってい
る。例えば、レンズアレイ１２の射出成形用金型は、一
列に配列されたレンズの１個分に対向する鏡面駒を複数
個製作し、レンズ光軸を調整しながら配列方向に複数個
組み付ける方法で製作されている。また、ルーフミラー
アレイ１１の射出成形用金型も同様に、レンズ１個分に
対応するルーフミラーに対向する鏡面駒を複数個製作
し、配列方向と直交する方向の角度調節を行いながら、
配列方向に複数個組み付けることによって製作されてい
る。
ミラーアレイ１１はその形状の複雑さから、プラスチッ
ク射出成形法により製造することが一般的となってい
る。例えば、レンズアレイ１２の射出成形用金型は、一
列に配列されたレンズの１個分に対向する鏡面駒を複数
個製作し、レンズ光軸を調整しながら配列方向に複数個
組み付ける方法で製作されている。また、ルーフミラー
アレイ１１の射出成形用金型も同様に、レンズ１個分に
対応するルーフミラーに対向する鏡面駒を複数個製作
し、配列方向と直交する方向の角度調節を行いながら、
配列方向に複数個組み付けることによって製作されてい
る。
【０００６】図５は、本発明が適用されるルーフプリズ
ムレンズアレイの射出成形用金型の一例を説明するため
の斜視図で、図５（Ａ）はルーフプリズムレンズアレイ
の斜視図で、図５（Ｂ）はレンズ部の鏡面駒の斜視図
で、図５（Ｃ）はルーフプリズム部の鏡面駒の斜視図
で、図５（Ｄ）はレンズ部の鏡面駒を配列した斜視図
で、図中、２１はルーフプリズムレンズアレイ、２１ａ
は第１レンズ部、２１ｂは第２レンズ部、２１ｃはルー
フプリズム部、２２はレンズ部の鏡面駒、２３はルーフ
プリズム部の鏡面駒、２４は金型ベースである。
ムレンズアレイの射出成形用金型の一例を説明するため
の斜視図で、図５（Ａ）はルーフプリズムレンズアレイ
の斜視図で、図５（Ｂ）はレンズ部の鏡面駒の斜視図
で、図５（Ｃ）はルーフプリズム部の鏡面駒の斜視図
で、図５（Ｄ）はレンズ部の鏡面駒を配列した斜視図
で、図中、２１はルーフプリズムレンズアレイ、２１ａ
は第１レンズ部、２１ｂは第２レンズ部、２１ｃはルー
フプリズム部、２２はレンズ部の鏡面駒、２３はルーフ
プリズム部の鏡面駒、２４は金型ベースである。
【０００７】図５（Ａ）に示したようなルーフプリズム
レンズアレイ２１、すなわち、光学的に等価な入射側に
位置する第１のレンズ部２１ａと、出射側に位置する第
２のレンズ部２１ｂと、稜線を形成する互いに９０°を
なす平面を有して前記レンズ部の双方の光軸を含む平面
上であって光軸の交叉する位置に前記稜線が配置された
ルーフプリズム部２１ｃとを一体としたルーフプリズム
レンズアレイとからなり、該ルーフプリズムレンズを前
記稜線に直交する方向に一体として一列に配列させたル
ーフプリズムレンズアレイ２１の射出成形用金型におい
ても、上述の図４に示した光学結像素子の射出成形用金
型の製作例と同様であり、図５（Ｂ），図５（Ｃ）に示
したように、第１のレンズ２１ａ，第２のレンズ部２１
ｂ，ルーフプリズム部２１ｃの各々１個分に対向する鏡
面駒を複数個製作し、第１及び第２レンズ部２１ａ，２
１ｂの光軸、及び、ルーフプリズム部２１ｃの角度調整
を行いながら、図５（Ｄ）に示したように、配列方向に
複数個組み付けることによって製作していた。
レンズアレイ２１、すなわち、光学的に等価な入射側に
位置する第１のレンズ部２１ａと、出射側に位置する第
２のレンズ部２１ｂと、稜線を形成する互いに９０°を
なす平面を有して前記レンズ部の双方の光軸を含む平面
上であって光軸の交叉する位置に前記稜線が配置された
ルーフプリズム部２１ｃとを一体としたルーフプリズム
レンズアレイとからなり、該ルーフプリズムレンズを前
記稜線に直交する方向に一体として一列に配列させたル
ーフプリズムレンズアレイ２１の射出成形用金型におい
ても、上述の図４に示した光学結像素子の射出成形用金
型の製作例と同様であり、図５（Ｂ），図５（Ｃ）に示
したように、第１のレンズ２１ａ，第２のレンズ部２１
ｂ，ルーフプリズム部２１ｃの各々１個分に対向する鏡
面駒を複数個製作し、第１及び第２レンズ部２１ａ，２
１ｂの光軸、及び、ルーフプリズム部２１ｃの角度調整
を行いながら、図５（Ｄ）に示したように、配列方向に
複数個組み付けることによって製作していた。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図４に
示した光学結像素子の射出成型用金型の製作例は、個々
のレンズ、あるいは、ルーフミラーの鏡面駒に高い加工
精度が要求され、また、調整組み付けに莫大な時間を要
することとなり、金型製作費が高いという欠点があっ
た。
示した光学結像素子の射出成型用金型の製作例は、個々
のレンズ、あるいは、ルーフミラーの鏡面駒に高い加工
精度が要求され、また、調整組み付けに莫大な時間を要
することとなり、金型製作費が高いという欠点があっ
た。
【０００９】また、図５に示した射出成型用金型の製作
例は、図４に示したようなレンズアレイ、あるいは、ル
ーフミラーアレイよりさらにその形状が複雑で、個々の
レンズ、あるいは、ルーフプリズムの鏡面駒に高い加工
精度が要求され、また、組み付け時の調整も困難とな
り、要求精度を満足するルーフプリズムレンズアレイを
提供することができないという欠点があった。
例は、図４に示したようなレンズアレイ、あるいは、ル
ーフミラーアレイよりさらにその形状が複雑で、個々の
レンズ、あるいは、ルーフプリズムの鏡面駒に高い加工
精度が要求され、また、組み付け時の調整も困難とな
り、要求精度を満足するルーフプリズムレンズアレイを
提供することができないという欠点があった。
【００１０】本発明は、上述のような実情を考慮してな
されたもので、等倍結像光学素子であるルーフプリズム
レンズアレイを安価で、かつ、高精度に製作することが
できる高精度のルーフプリズムレンズアレイの射出成形
用金型を提供することを目的としてなされたものであ
る。
されたもので、等倍結像光学素子であるルーフプリズム
レンズアレイを安価で、かつ、高精度に製作することが
できる高精度のルーフプリズムレンズアレイの射出成形
用金型を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、光学
的に等価な一連のレンズが一列に配列されて入射側に位
置する第１のレンズアレイと、該第１のレンズアレイと
光学的に等価に形成されて結像側に位置する第２のレン
ズアレイと、これらのレンズアレイ間でこれらのレンズ
アレイのアレイ方向に直交する稜線を前記レンズのピッ
チと等ピッチで有するルーフプリズムアレイとからなる
ルーフプリズムレンズアレイの射出成形用金型におい
て、第１および第２の鏡面駒を有し、これら第１および
第２の鏡面駒のそれぞれが、前記第１および第２のレン
ズアレイの各レンズ面が前記アレイ方向に複数個配列さ
れて一体的に形成されていることを特徴とし、配列方向
の組み付け調整数が削減されて金型製作が容易となるの
で、短期間で高精度な金型を提供することができ、さら
に、組み付け時の調整によって鏡面駒の加工誤差を補う
ようにしたことにより、鏡面駒の加工を容易に行うこと
ができるようにしたものである。
的に等価な一連のレンズが一列に配列されて入射側に位
置する第１のレンズアレイと、該第１のレンズアレイと
光学的に等価に形成されて結像側に位置する第２のレン
ズアレイと、これらのレンズアレイ間でこれらのレンズ
アレイのアレイ方向に直交する稜線を前記レンズのピッ
チと等ピッチで有するルーフプリズムアレイとからなる
ルーフプリズムレンズアレイの射出成形用金型におい
て、第１および第２の鏡面駒を有し、これら第１および
第２の鏡面駒のそれぞれが、前記第１および第２のレン
ズアレイの各レンズ面が前記アレイ方向に複数個配列さ
れて一体的に形成されていることを特徴とし、配列方向
の組み付け調整数が削減されて金型製作が容易となるの
で、短期間で高精度な金型を提供することができ、さら
に、組み付け時の調整によって鏡面駒の加工誤差を補う
ようにしたことにより、鏡面駒の加工を容易に行うこと
ができるようにしたものである。
【００１２】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、前記ルーフプリズムアレイの各ルーフプリズム面が
前記アレイ方向に複数個配列されて一体的に形成された
第３の鏡面駒を有することを特徴とし、配列方向の組み
付け調整数が削減されて金型製作が容易となり、短期間
で高精度な金型を提供することができるようにしたもの
である。
て、前記ルーフプリズムアレイの各ルーフプリズム面が
前記アレイ方向に複数個配列されて一体的に形成された
第３の鏡面駒を有することを特徴とし、配列方向の組み
付け調整数が削減されて金型製作が容易となり、短期間
で高精度な金型を提供することができるようにしたもの
である。
【００１３】請求項３の発明は、請求項２の発明におい
て、前記第１および第２および第３の鏡面駒を前記アレ
イ方向に複数個配列したことを特徴とし、原稿サイズに
対応した長さの光学素子を容易に提供することができる
ようにしたものである。
て、前記第１および第２および第３の鏡面駒を前記アレ
イ方向に複数個配列したことを特徴とし、原稿サイズに
対応した長さの光学素子を容易に提供することができる
ようにしたものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は、本発明によるルーフプリ
ズムレンズアレイの射出成形用金型の一実施例を説明す
るための斜視図で、図中、１は第１レンズ（入射側）ア
レイ用鏡面駒、１ａはレンズ面、２は第２レンズ（出射
側）アレイ用鏡面駒、２ａはレンズ面、Ｘは配列方向
で、図５に示したルーフプリズムレンズアレイを製作す
るための射出成形用金型である。
ズムレンズアレイの射出成形用金型の一実施例を説明す
るための斜視図で、図中、１は第１レンズ（入射側）ア
レイ用鏡面駒、１ａはレンズ面、２は第２レンズ（出射
側）アレイ用鏡面駒、２ａはレンズ面、Ｘは配列方向
で、図５に示したルーフプリズムレンズアレイを製作す
るための射出成形用金型である。
【００１５】請求項１の発明は、図１に示したように、
第１のレンズ部、及び、第２のレンズ部を形成する第１
及び第２レンズアレイ用鏡面駒１，２の配列方向Ｘに、
複数のレンズ面１ａ，２ａを一体的に形成し、第１レン
ズアレイ用鏡面駒１と第２レンズアレイ用鏡面駒２とを
分割して形成したものである。
第１のレンズ部、及び、第２のレンズ部を形成する第１
及び第２レンズアレイ用鏡面駒１，２の配列方向Ｘに、
複数のレンズ面１ａ，２ａを一体的に形成し、第１レン
ズアレイ用鏡面駒１と第２レンズアレイ用鏡面駒２とを
分割して形成したものである。
【００１６】第１のレンズ部、及び、第２のレンズ部を
形成する鏡面駒の配列方向Ｘに複数のレンズ面１ａ，２
ａが一体的にで形成されていることにより、第１のレン
ズ部、及び、第２のレンズ部の各々において、配列方向
Ｘの組み付け調整数が削減されて金型製作が容易とな
り、短期間で高精度な金型を提供することができる。ま
た、第１レンズアレイ用鏡面駒１と第２レンズアレイ用
鏡面駒２を分割構造とすることにより、第１のレンズ部
と第２のレンズ部の光軸調整が可能となり、組み付け時
の調整により、それら鏡面駒１，２間の加工誤差を補う
ことができるため、それら鏡面駒１，２の加工が容易と
なる。
形成する鏡面駒の配列方向Ｘに複数のレンズ面１ａ，２
ａが一体的にで形成されていることにより、第１のレン
ズ部、及び、第２のレンズ部の各々において、配列方向
Ｘの組み付け調整数が削減されて金型製作が容易とな
り、短期間で高精度な金型を提供することができる。ま
た、第１レンズアレイ用鏡面駒１と第２レンズアレイ用
鏡面駒２を分割構造とすることにより、第１のレンズ部
と第２のレンズ部の光軸調整が可能となり、組み付け時
の調整により、それら鏡面駒１，２間の加工誤差を補う
ことができるため、それら鏡面駒１，２の加工が容易と
なる。
【００１７】図２は、本発明によるルーフプリズムレン
ズアレイの射出成形用金型の他の実施例を説明するため
の斜視図で、図中、３はルーフプリズムレンズアレイ用
鏡面駒、３ａはルーフプリズム面、Ｘは配列方向で、図
５に示したルーフプリズムレンズアレイを製作するため
の射出成形用金型である。
ズアレイの射出成形用金型の他の実施例を説明するため
の斜視図で、図中、３はルーフプリズムレンズアレイ用
鏡面駒、３ａはルーフプリズム面、Ｘは配列方向で、図
５に示したルーフプリズムレンズアレイを製作するため
の射出成形用金型である。
【００１８】請求項２の発明は、図２に示したように、
ルーフプリズム部を形成するルーフプリズムレンズアレ
イ用鏡面駒３の配列方向Ｘに複数のルーフプリズム面３
ａを一体的に形成したものである。これも、図１に示し
た実施例と同様に、配列方向Ｘの組み付け調整数が削減
されて金型製作が容易となり、短期間で高精度な金型の
提供が可能となる。
ルーフプリズム部を形成するルーフプリズムレンズアレ
イ用鏡面駒３の配列方向Ｘに複数のルーフプリズム面３
ａを一体的に形成したものである。これも、図１に示し
た実施例と同様に、配列方向Ｘの組み付け調整数が削減
されて金型製作が容易となり、短期間で高精度な金型の
提供が可能となる。
【００１９】図３は、本発明によるルーフプリズムレン
ズアレイの射出成形用金型の他の実施例を説明するため
の斜視図で、４は金型ベース、５はホルダーで、その
他、図１あるいは図２に示した実施例と同じ作用をする
部分には、図１あるいは図２に示した実施例と同じ作用
をする部分には、図１あるいは図２に示した実施例と同
じ符号が付してある。
ズアレイの射出成形用金型の他の実施例を説明するため
の斜視図で、４は金型ベース、５はホルダーで、その
他、図１あるいは図２に示した実施例と同じ作用をする
部分には、図１あるいは図２に示した実施例と同じ作用
をする部分には、図１あるいは図２に示した実施例と同
じ符号が付してある。
【００２０】請求項３の発明は、図３（Ａ）及び図３
（Ｂ）に示したように、第１のレンズ部及び第２のレン
ズ部を形成する第１及び第２レンズアレイ用鏡面駒１，
２、及び、ルーフプリズム部を形成するルーフプリズム
レンズアレイ用鏡面駒３を、配列方向Ｘに複数配列した
ものである。これにより、ルーフプリズムレンズアレイ
を読み取り光学系、あるいは、書き込み光学系に用いる
場合、原稿サイズに対応した長さのルーフプリズムレン
ズアレイを容易に提供することができる。
（Ｂ）に示したように、第１のレンズ部及び第２のレン
ズ部を形成する第１及び第２レンズアレイ用鏡面駒１，
２、及び、ルーフプリズム部を形成するルーフプリズム
レンズアレイ用鏡面駒３を、配列方向Ｘに複数配列した
ものである。これにより、ルーフプリズムレンズアレイ
を読み取り光学系、あるいは、書き込み光学系に用いる
場合、原稿サイズに対応した長さのルーフプリズムレン
ズアレイを容易に提供することができる。
【００２１】
【発明の効果】請求項１の発明は、光学的に等価な一連
のレンズが一列に配列されて入射側に位置する第１のレ
ンズアレイと、該第１のレンズアレイと光学的に等価に
形成されて結像側に位置する第２のレンズアレイと、こ
れらのレンズアレイ間でこれらのレンズアレイのアレイ
方向に直交する稜線を前記レンズのピッチと等ピッチで
有するルーフプリズムアレイとからなるルーフプリズム
レンズアレイの射出成形用金型において、第１および第
２の鏡面駒を有し、これら第１および第２の鏡面駒のそ
れぞれが、前記第１および第２のレンズアレイの各レン
ズ面が前記アレイ方向に複数個配列されて一体的に形成
されているので、配列方向の組み付け調整数が削減され
て金型製作が容易となり、短期間で高精度な金型を提供
することができる。また、第１のレンズ部を形成する鏡
面駒と第２のレンズ部を形成する鏡面駒とを分割構造に
したことにより、第１のレンズ部と第２のレンズ部の光
軸調整が可能となり、それら鏡面駒の加工誤差を調整で
補うことができるため、それら鏡面駒の加工を容易に行
うことができる。
のレンズが一列に配列されて入射側に位置する第１のレ
ンズアレイと、該第１のレンズアレイと光学的に等価に
形成されて結像側に位置する第２のレンズアレイと、こ
れらのレンズアレイ間でこれらのレンズアレイのアレイ
方向に直交する稜線を前記レンズのピッチと等ピッチで
有するルーフプリズムアレイとからなるルーフプリズム
レンズアレイの射出成形用金型において、第１および第
２の鏡面駒を有し、これら第１および第２の鏡面駒のそ
れぞれが、前記第１および第２のレンズアレイの各レン
ズ面が前記アレイ方向に複数個配列されて一体的に形成
されているので、配列方向の組み付け調整数が削減され
て金型製作が容易となり、短期間で高精度な金型を提供
することができる。また、第１のレンズ部を形成する鏡
面駒と第２のレンズ部を形成する鏡面駒とを分割構造に
したことにより、第１のレンズ部と第２のレンズ部の光
軸調整が可能となり、それら鏡面駒の加工誤差を調整で
補うことができるため、それら鏡面駒の加工を容易に行
うことができる。
【００２２】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、前記ルーフプリズムアレイの各ルーフプリズム面が
前記アレイ方向に複数個配列されて一体的に形成された
第３の鏡面駒を有するので、配列方向の組み付け調整数
が削減されて金型製作が容易となり、短期間で高精度な
金型を提供することができる。
て、前記ルーフプリズムアレイの各ルーフプリズム面が
前記アレイ方向に複数個配列されて一体的に形成された
第３の鏡面駒を有するので、配列方向の組み付け調整数
が削減されて金型製作が容易となり、短期間で高精度な
金型を提供することができる。
【００２３】請求項３の発明は、請求項２の発明におい
て、前記第１および第２および第３の鏡面駒を前記アレ
イ方向に複数個配列したので、読み取り光学系、あるい
は、書き込み光学系に用いる場合、原稿サイズに対応し
た長さの光学素子を容易に提供することができる。
て、前記第１および第２および第３の鏡面駒を前記アレ
イ方向に複数個配列したので、読み取り光学系、あるい
は、書き込み光学系に用いる場合、原稿サイズに対応し
た長さの光学素子を容易に提供することができる。
【図１】 本発明によるルーフプリズムレンズアレイの
射出成形用金型の一実施例を説明するための斜視図であ
る。
射出成形用金型の一実施例を説明するための斜視図であ
る。
【図２】 本発明によるルーフプリズムレンズアレイの
射出成形用金型の他の実施例を説明するための斜視図で
ある。
射出成形用金型の他の実施例を説明するための斜視図で
ある。
【図３】 本発明によるルーフプリズムレンズアレイの
射出成形用金型の他の実施例を説明するための斜視図で
ある。
射出成形用金型の他の実施例を説明するための斜視図で
ある。
【図４】 光学結像素子の一例を説明するための要部構
成図である。
成図である。
【図５】 本発明が適用されるルーフプリズムレンズア
レイの射出成形用金型の一例を説明するための斜視図で
ある。
レイの射出成形用金型の一例を説明するための斜視図で
ある。
１…第１レンズ（入射側）アレイ用鏡面駒、１ａ，２ａ
…レンズ面、２…第２レンズ（出射側）鏡面駒、３…ル
ーフプリズムレンズアレイ用鏡面駒、３ａ…ルーフプリ
ズム面、４，２４…金型ベース、５…ホルダー、１１…
ルーフミラーアレイ、１２…レンズアレイ、１３…フー
ド、１４…絞り板、１５…光路分離ミラー、２１…ルー
フプリズムレンズアレイ、２１ａ…第１レンズ部、２１
ｂ…第２レンズ部、２１ｃ…ルーフプリズム部、２２…
レンズ部の鏡面駒、２３…ルーフプリズム部の鏡面駒、
Ｐ1…原稿面、Ｐ2…結像面、Ｘ…配列方向。
…レンズ面、２…第２レンズ（出射側）鏡面駒、３…ル
ーフプリズムレンズアレイ用鏡面駒、３ａ…ルーフプリ
ズム面、４，２４…金型ベース、５…ホルダー、１１…
ルーフミラーアレイ、１２…レンズアレイ、１３…フー
ド、１４…絞り板、１５…光路分離ミラー、２１…ルー
フプリズムレンズアレイ、２１ａ…第１レンズ部、２１
ｂ…第２レンズ部、２１ｃ…ルーフプリズム部、２２…
レンズ部の鏡面駒、２３…ルーフプリズム部の鏡面駒、
Ｐ1…原稿面、Ｐ2…結像面、Ｘ…配列方向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 妹尾 晋哉 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内
Claims (3)
- 【請求項１】 光学的に等価な一連のレンズが一列に配
列されて入射側に位置する第１のレンズアレイと、該第
１のレンズアレイと光学的に等価に形成されて結像側に
位置する第２のレンズアレイと、これらのレンズアレイ
間でこれらのレンズアレイのアレイ方向に直交する稜線
を前記レンズのピッチと等ピッチで有するルーフプリズ
ムアレイとからなるルーフプリズムレンズアレイの射出
成形用金型において、第１および第２の鏡面駒を有し、
これら第１および第２の鏡面駒のそれぞれが、前記第１
および第２のレンズアレイの各レンズ面が前記アレイ方
向に複数個配列されて一体的に形成されていることを特
徴とするルーフプリズムレンズアレイの射出成形用金
型。 - 【請求項２】 請求項１に記載のルーフプリズムレンズ
アレイの射出成形用金型において、前記ルーフプリズム
アレイの各ルーフプリズム面が前記アレイ方向に複数個
配列されて一体的に形成された第３の鏡面駒を有するこ
とを特徴とするルーフプリズムレンズアレイの射出成形
用金型。 - 【請求項３】 請求項２に記載のルーフプリズムレンズ
アレイの射出成形用金型において、前記第１および第２
および第３の鏡面駒を前記アレイ方向に複数個配列した
ことを特徴とするルーフプリズムレンズアレイの射出成
形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24459797A JPH1158455A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | ルーフプリズムレンズアレイの射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24459797A JPH1158455A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | ルーフプリズムレンズアレイの射出成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1158455A true JPH1158455A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=17121099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24459797A Pending JPH1158455A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | ルーフプリズムレンズアレイの射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1158455A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007301766A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Enplas Corp | レンズアレイ成形用金型およびそれを用いたレンズアレイの製造方法 |
| JP2015131470A (ja) * | 2014-01-15 | 2015-07-23 | 株式会社リコー | ルーフプリズムレンズアレイ成形用金型およびルーフプリズムレンズアレイ |
| USD781151S1 (en) | 2016-06-08 | 2017-03-14 | eBottles.com | Jar |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP24459797A patent/JPH1158455A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007301766A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Enplas Corp | レンズアレイ成形用金型およびそれを用いたレンズアレイの製造方法 |
| JP2015131470A (ja) * | 2014-01-15 | 2015-07-23 | 株式会社リコー | ルーフプリズムレンズアレイ成形用金型およびルーフプリズムレンズアレイ |
| USD781151S1 (en) | 2016-06-08 | 2017-03-14 | eBottles.com | Jar |
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