JP2002216145A - 図案データ作成システム、図案データ作成サーバ及び図案データ作成方法 - Google Patents

図案データ作成システム、図案データ作成サーバ及び図案データ作成方法

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JP2002216145A
JP2002216145A JP2001007269A JP2001007269A JP2002216145A JP 2002216145 A JP2002216145 A JP 2002216145A JP 2001007269 A JP2001007269 A JP 2001007269A JP 2001007269 A JP2001007269 A JP 2001007269A JP 2002216145 A JP2002216145 A JP 2002216145A
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data
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design
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Yasufumi Mase
康文 間瀬
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 サーバに獲得ポイントに対応する画像データ
を記憶し、ゲームソフト等から出力されるポイント情報
の提示により、記憶された画像データに基づいて図案デ
ータを提供する。 【解決手段】 ゲーム制作者は、ポイント対応画像デー
タをコンテンツ記憶領域50に登録する(S3)。ゲー
ムで得られた獲得ポイント証明の入力を受付け(S3
2)、獲得ポイント証明を個人情報記憶領域51に個人
識別情報とともに記憶する(S37)。ユーザからのポ
イント確認コマンドを受け付けて(S38)、獲得ポイ
ント証明を読み出し(S39)、そのポイントに関連付
けて記憶されている画像データ等をコンテンツ記憶領域
50から読み出して提示する(S40)。提示された画
像データのみを刺繍作品に利用するか(S41:N
O)、さらに、ユーザの似顔絵や顔写真等の固有のデー
タを登録し、提示された画像と組合わせて編集する(S
41:YES、S42)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置から送信
されるポイント情報に対応した画像データを記憶した図
案データ作成サーバが、図案データ受信装置に対してそ
の画像データを提供する図案データ作成システム、図案
データ作成サーバ、図案データ作成方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオゲームやパソコンゲーム等
において、特定のステージをクリアしたり、一定のレベ
ルに達したり、高得点を獲得したりしたような場合に、
このような成績(ポイント)を証明するために特別な画
像が表示されるようにプログラムすることが多く行なわ
れている。このような特別な画像を獲得することは、ゲ
ームにおける好成績の証明であり、一種のステータスシ
ンボルになりうることから、こうした画像を図案化して
加工し、印刷したり、Tシャツなどの衣類に刺繍して身
につけたり、スタンプの印面に使用したりしたいという
ニーズが存在する。さらには、自分だけのオリジナルに
するために、こうした画像と自分の名前や似顔絵を組み
合わせた図案を作成して、印刷やスタンプの作成、刺繍
模様をつけた縫製作品の制作に利用したいという要求も
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな図案データを作成するためには、ゲームソフト等に
図案データ作成プログラムを組み込んだり、似顔絵など
の図案を入力する機能を用意したりする必要があるが、
このような特別な機能を持たせるのはゲーム機器やゲー
ムソフト側の負担が大きいため、なかなか普及していな
い。特に、刺繍データにする場合には、図案の入力後も
それに基づいてベクトルデータである針落ちデータを演
算する必要があり、負担が大きい。また、ゲーム機器で
刺繍データを作成できたとしても、それを刺繍作品にす
るには、別途刺繍のできるミシンを用意してこれに入力
する必要もある。さらに、このような好成績に与えられ
る図案の稀少価値性を高めたり、ユーザのニーズに対応
したりするために、ゲーム制作者が後から図案を変更し
ようとしても、ゲームプログラムとともに図案データ作
成プログラムをCDやDVDといった記憶媒体に組み込
んで出荷してしまった後には、出荷後の変更に対応でき
ないという問題があった。
【0004】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたものであり、ネットワーク上のサーバに画像デ
ータを記憶し、ゲームソフト等から得られるポイント情
報をサーバに提示することにより、そのポイント情報に
対応した画像データに基づいて図案データを生成するこ
とができる図案データ作成システム、図案データ作成サ
ーバ、図案データ作成方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明の図案データ作成システムで
は、図案データ作成サーバと端末装置と図案データ受信
装置とをネットワークを介して接続した図案データ作成
システムにおいて、前記図案データ作成サーバは、ポイ
ント情報に対応した画像データを記憶した画像データ記
憶手段と、前記端末装置からポイント情報を受信するポ
イント情報受信手段と、当該ポイント情報受信手段が受
信したポイント情報に対応した画像データを前記画像デ
ータ記憶手段から読み出す画像データ読出手段と、当該
画像データ読出手段が読み出した画像データを前記図案
データ受信装置に送信する画像データ送信手段とを備
え、前記端末装置は、ポイント情報を前記図案データ作
成サーバに送信するポイント情報送信手段を備え、前記
図案データ受信装置は、前記画像データ送信手段から送
信された画像データを受信する画像データ受信手段を備
えたことを特徴とする。
【0006】この構成に係る図案データ作成システムで
は、図案データ作成サーバにポイント情報に対応した画
像データを随時記憶させておき、利用者は、ゲーム等で
得られたポイント情報を端末装置から図案データ作成サ
ーバに送信して、図案データ受信装置でそのポイント情
報に対応した画像データを得る。
【0007】請求項2に係る発明の図案データ作成シス
テムでは、請求項1に記載の図案データ作成システムの
構成に加え、前記図案データ作成サーバは、前記画像デ
ータ読出手段が読み出した画像データに基づいて、画像
形成媒体の加工用画像データを生成する加工用画像デー
タ生成手段を備えたことを特徴とする。
【0008】この構成に係る図案データ作成システムで
は、利用者は、図案データ作成サーバがポイント情報に
対応した画像データに基づいて生成した加工用画像デー
タを図案データ受信装置で受け取り、その加工用画像デ
ータに対応した画像形成媒体上に展開することができ
る。
【0009】請求項3に係る発明の図案データ作成シス
テムでは、請求項1又は2に記載の図案データ作成シス
テムの構成に加え、前記図案データ作成サーバは、前記
端末装置を利用する個人を識別する個人識別情報に対応
して、少なくとも前記ポイント情報受信手段が受信した
当該個人のポイント情報を記憶する個人情報記憶手段を
備えたことを特徴とする。
【0010】この構成に係る図案データ作成システムで
は、端末装置から送られてくる利用者のポイント情報等
の情報は、その利用者の個人識別情報に対応させて個人
情報記憶手段に記憶される。
【0011】請求項4に係る発明の図案データ作成シス
テムでは、請求項3に記載の図案データ作成システムの
構成に加え、前記加工用画像データ生成手段は、前記個
人情報記憶手段に記憶された情報の内の一つである個人
の名前のロゴや似顔絵や顔の写真等に関する画像データ
の中から選択された少なくとも1つの画像データと、前
記画像データ読出手段が読み出した画像データとに基づ
いて加工用画像データを生成することを特徴とする。
【0012】この構成に係る図案データ作成システムで
は、利用者は、個人の名前のロゴや似顔絵や顔写真等の
画像データをその利用者の識別情報に対応させて、ポイ
ント情報とともに個人情報記憶手段に記憶させる。利用
者からの要求により、図案データ作成サーバは、記憶さ
れているポイント情報に対応する画像データを読み出
し、さらに、記憶されている個人の名前のロゴや似顔絵
や顔写真等に関する画像データの中から選択された少な
くとも1つの画像データと、読み出した画像データとを
組合わせてオリジナルの加工用画像データを生成する。
【0013】請求項5に係る発明の図案データ作成シス
テムでは、請求項2乃至4の何れかに記載の図案データ
作成システムの構成に加え、前記図案データ作成サーバ
は、前記加工用画像データ生成手段が生成した加工用画
像データを画像形成媒体に加工を行う他の装置にネット
ワークを介して送信する加工用画像データ送信手段を備
えたことを特徴とする。
【0014】この構成に係る図案データ作成システムで
は、利用者からの請求により、図案データ作成サーバ
は、生成した加工用画像データを他の装置に転送してそ
の加工用画像データを使用した作品の制作を行なわせ、
利用者は、完成した作品を受け取ることが可能となる。
【0015】請求項6に係る発明の図案データ作成シス
テムでは、請求項2乃至5の何れかに記載の図案データ
作成システムの構成に加え、前記加工用画像データは、
刺繍ミシンが使用する刺繍データ、プリンタが使用する
プリントデータ、スタンプ作成装置が使用するスタンプ
の印面のデータの何れかであることを特徴とする。
【0016】この構成に係る図案データ作成システムで
は、利用者は、画像データ記憶手段に記憶された画像デ
ータや、画像データと個人の名前のロゴや似顔絵や顔写
真の画像データとを組合わせた組合わせデータを刺繍デ
ータに加工させて受信し、刺繍ミシンに持ち込んで刺繍
作品を制作したり、刺繍を行う縫製工場などに刺繍デー
タを転送させて、できあがった刺繍作品を受け取る。又
は、画像データや組合わせデータをプリントデータに加
工させて受信し、印刷したり、解像度の高い印刷装置を
持ったサービス業者にプリントデータを転送させて、印
刷結果を受け取る。さらに、画像データや組合わせデー
タをスタンプの印面のデータに加工させて受信し、スタ
ンプ作成装置を用いてスタンプを作成したり、スタンプ
作成装置を有するサービス業者に印面データを転送させ
て、完成したスタンプを受け取る。
【0017】請求項7に係る発明の図案データ作成シス
テムでは、請求項1乃至6の何れかに記載の図案データ
作成システムの構成に加え、前記端末装置は、認証情報
を前記図案データ作成サーバに送信する認証情報送信手
段を備え、前記図案データ作成サーバは、前記端末装置
から送信された認証情報を受信する認証情報受信手段
と、前記認証情報受信手段によって受信された認証情報
が、前記個人識別情報と対応しているか否かを判断する
判断手段とを備え、前記判断手段によって、前記認証情
報が、前記個人識別情報と対応していると判断された際
に、前記画像データを前記図案データ受信装置に送信す
ることを特徴とする。
【0018】この構成に係る図案データ作成システムで
は、端末装置から送られた認証情報が個人情報と対応す
る場合のみ画像データを図案データ受信装置に送信する
ので、他人のなりすましによる画像の取得を防ぐ事がで
きる。
【0019】請求項8に係る発明の図案データ作成サー
バは、端末装置と図案データ受信装置とをネットワーク
を介して接続した図案データ作成サーバにおいて、ポイ
ント情報に対応した画像データを記憶した画像データ記
憶手段と、前記端末装置からポイント情報を受信するポ
イント情報受信手段と、当該ポイント情報受信手段が受
信したポイント情報に対応した画像データを前記画像デ
ータ記憶手段から読み出す画像データ読出手段と、当該
画像データ読出手段が読み出した画像データを前記図案
データ受信装置に送信する画像データ送信手段とを備え
たことを特徴とする。
【0020】この構成に係る図案データ作成サーバで
は、ポイント情報に対応した画像データを随時記憶して
おき、利用者は、ゲーム等で得られたポイント情報を端
末装置から図案データ作成サーバに送信して、図案デー
タ受信装置でそのポイント情報に対応した画像データを
得る。
【0021】請求項9に係る発明の図案データ作成サー
バは、請求項8に記載の図案データ作成サーバの構成に
加え、前記画像データ読出手段が読み出した画像データ
に基づいて、画像形成媒体の加工用画像データを生成す
る加工用画像データ生成手段を備えたことを特徴とす
る。
【0022】この構成に係る図案データ作成サーバで
は、ポイント情報に対応した画像データを加工用画像デ
ータに生成して図案データ受信装置に送信し、利用者が
その加工用画像データに対応した画像形成媒体上に展開
することができる。
【0023】請求項10に係る発明の図案データ作成サ
ーバは、請求項8又は9に記載の図案データ作成サーバ
の構成に加え、前記端末装置を利用する個人を識別する
個人識別情報に対応して、少なくとも前記ポイント情報
受信手段が受信した当該個人のポイント情報を記憶する
個人情報記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0024】この構成に係る図案データ作成サーバで
は、端末装置から送られてくる利用者のポイント情報等
の情報を、その利用者の個人識別情報に対応させて個人
情報記憶手段に記憶する。
【0025】請求項11に係る発明の図案データ作成サ
ーバでは、請求項10に記載の図案データ作成サーバの
構成に加え、前記加工用画像データ生成手段は、前記個
人情報記憶手段に記憶された情報の内の一つである個人
の名前のロゴや似顔絵や顔の写真等の画像データの中か
ら選択された少なくとも1つの画像データと、前記画像
データ読出手段が読み出した画像データとに基づいて加
工用画像データを生成することを特徴とする。
【0026】この構成に係る図案データ作成サーバで
は、利用者から個人の名前のロゴや似顔絵や顔写真等の
画像データを受け付け、その利用者の識別情報に対応さ
せて、ポイント情報とこれらの情報を個人情報記憶手段
に記憶させる。利用者からの要求により、記憶されてい
るポイント情報に対応する画像データを読み出し、さら
に、記憶されている個人の名前のロゴや似顔絵や顔写真
等に関する画像データの中から選択された少なくとも1
つの画像データと読み出した画像データとを組合わせて
オリジナルの加工用画像データを生成する。
【0027】請求項12に係る発明の図案データ作成サ
ーバは、請求項9乃至11の何れかに記載の図案データ
作成サーバの構成に加え、前記加工用画像データ生成手
段が生成した加工用画像データを画像形成媒体に加工を
行う他の装置にネットワークを介して送信する加工用画
像データ送信手段を備えたことを特徴とする。
【0028】この構成に係る図案データ作成サーバで
は、利用者からの請求により、生成した加工用画像デー
タを他の装置に転送してその加工用画像データを使用し
た作品の制作を行なわせ、利用者に提供することが可能
となる。
【0029】請求項13に係る発明の図案データ作成サ
ーバでは、請求項9乃至12の何れかに記載の図案デー
タ作成サーバの構成に加え、前記加工用画像データは、
刺繍ミシンが使用する刺繍データ、プリンタが使用する
プリントデータ、スタンプ作成装置が使用するスタンプ
の印面のデータの何れかであることを特徴とする。
【0030】この構成に係る図案データ作成サーバで
は、画像データ記憶手段に記憶された画像データや画像
データと個人の名前のロゴや似顔絵や顔写真の画像デー
タ等を組合わせた組合わせデータを刺繍データに加工し
て利用者に提供し、利用者の刺繍ミシンで刺繍作品を制
作できるようにしたり、刺繍を行う縫製工場などに刺繍
データを転送して、刺繍作品を提供する。又は、画像デ
ータや組合わせデータをプリントデータに加工して利用
者に提供し、印刷できるようにしたり、解像度の高い印
刷装置を持ったサービス業者にプリントデータを転送し
て、印刷結果を提供する。さらに、画像データや組合わ
せデータをスタンプの印面のデータに加工して利用者に
提供し、スタンプ作成装置を用いてスタンプを作成でき
るようにしたり、スタンプ作成装置を有するサービス業
者に印面データを転送して、完成したスタンプを提供す
る。
【0031】請求項14に係る発明の図案データ作成サ
ーバは、請求項8乃至13の何れかに記載の図案データ
作成サーバの構成に加え、前記端末装置から送信された
認証情報を受信する認証情報受信手段と、前記認証情報
受信手段によって受信された認証情報が、前記個人識別
情報と対応しているか否かを判断する判断手段とを備
え、前記判断手段によって、前記認証情報が、前記個人
識別情報と対応していると判断された際に、前記画像デ
ータを前記図案データ受信装置に送信することを特徴と
する。
【0032】この構成に係る図案データ作成サーバで
は、端末装置から送られた認証情報が個人情報と対応す
る場合のみ画像データを図案データ受信装置に送信する
ので、他人のなりすましによる画像の取得を防ぐ事がで
きる。
【0033】請求項15に係る発明の図案データ作成方
法は、図案データ作成サーバと端末装置と図案データ受
信装置とをネットワークを介して接続した図案データ作
成方法において、前記図案データ作成サーバにポイント
情報に対応した画像データを記憶させる画像データ記憶
工程と、前記端末装置からポイント情報を受信するポイ
ント情報受信工程と、当該ポイント情報受信工程で受信
したポイント情報に対応した画像データを読み出す画像
データ読出工程と、画像データ読出工程で読み出した画
像データを前記図案データ受信装置に送信する画像デー
タ送信工程と、前記画像データ送信工程で送信された画
像データを前記図案データ受信装置で受信する画像デー
タ受信工程とを備えたことを特徴とする。
【0034】この構成に係る図案データ作成方法では、
ゲーム制作者等が図案データ作成サーバにポイント情報
に対応した画像データを随時記憶させておき、利用者
は、ゲーム等で得られたポイント情報を端末装置から図
案データ作成サーバに送信して、図案データ受信装置そ
のポイント情報に対応した画像データを得る。
【0035】請求項16に係る発明の図案データ作成方
法は、請求項15に記載の図案データ作成方法の構成に
加え、前記画像データ読出工程で読み出された画像デー
タに基づいて、画像形成媒体の加工用画像データを生成
する加工用画像データ生成工程を備えたことを特徴とす
る。
【0036】この構成に係る図案データ作成方法では、
利用者は、図案データ作成サーバが生成した加工用画像
データを図案データ受信装置で受け取り、ポイント情報
に対応した画像データを利用してその加工用画像データ
に対応した画像形成媒体上に展開することができる。
【0037】請求項17に係る発明の図案データ作成方
法は、請求項15又は16に記載の図案データ作成方法
の構成に加え、前記端末装置を利用する個人を識別する
個人識別情報に対応して、少なくとも前記ポイント情報
受信工程で受信した当該個人のポイント情報を記憶する
ポイント情報記憶工程を備えたことを特徴とする。
【0038】この構成に係る図案データ作成方法では、
端末装置から送られてくる利用者のポイント情報等の情
報は、その利用者の個人識別情報に対応させて個人情報
記憶手段に記憶される。
【0039】請求項18に係る発明の図案データ作成方
法は、請求項17に記載の図案データ作成方法の構成に
加え、前記加工用画像データ生成工程では、前記個人情
報記憶工程で記憶された情報の内の一つである前記個人
の名前のロゴや似顔絵や顔の写真等に関する画像データ
の中から選択された少なくとも1つの画像データと、前
記画像データ読出工程で読み出した画像データとに基づ
いて加工用画像データを生成することを特徴とする。
【0040】この構成に係る図案データ作成方法では、
利用者は、個人の名前のロゴや似顔絵や顔写真等の画像
データを端末装置から入力し、図案データ作成サーバに
送信する。図案データ作成サーバは、その利用者の識別
情報に対応させて、ポイント情報とこれらの情報を個人
情報記憶手段に記憶させる。利用者からの要求により、
図案データ作成サーバは、記憶されているポイント情報
に対応する画像データを読み出し、さらに、記憶されて
いる個人の名前のロゴや似顔絵や顔写真等に関する画像
データの中から選択された少なくとも1つの画像データ
と読み出した画像データとを組合わせてオリジナルの加
工用画像データを生成する。
【0041】請求項19に係る発明の図案データ作成方
法は、請求項16乃至18の何れかに記載の図案データ
作成方法の構成に加え、前記加工用画像データ生成工程
で生成した加工用画像データを画像形成媒体に加工を行
う他の装置にネットワークを介して送信する加工用画像
データ送信工程を備えたことを特徴とする。
【0042】この構成に係る図案データ作成方法では、
利用者からの請求により、図案データ作成サーバが、生
成した加工用画像データを他の装置に転送してその加工
用画像データを使用した作品の制作を行なわせ、利用者
は、完成した作品を受け取ることが可能となる。
【0043】請求項20に係る発明の図案データ作成方
法では、請求項16乃至19の何れかに記載の図案デー
タ作成方法の構成に加え、前記加工用画像データは、刺
繍ミシンが使用する刺繍データ、プリンタが使用するプ
リントデータ、スタンプ作成装置が使用するスタンプの
印面のデータの何れかであることを特徴とする。
【0044】この構成に係る図案データ作成方法では、
利用者は、画像データ記憶手段に記憶された画像データ
や画像データと個人の名前のロゴや似顔絵や顔写真の画
像データ等を組合わせた組合わせデータを刺繍データに
加工させて受信し、刺繍ミシンに持ち込んで刺繍作品を
制作したり、刺繍を行う縫製工場などに刺繍データを転
送させて、できあがった刺繍作品を受け取ることが可能
となる。又は、画像データや組合わせデータをプリント
データに加工させて受信し、印刷したり、解像度の高い
印刷装置を持ったサービス業者にプリントデータを転送
させて、印刷結果を受け取ることが可能となる。さら
に、画像データや組合わせデータをスタンプの印面のデ
ータに加工させて受信し、スタンプ作成装置を用いてス
タンプを作成したり、スタンプ作成装置を有するサービ
ス業者に印面データを転送させて、完成したスタンプを
受け取ることが可能となる。
【0045】請求項21に係る発明の図案データ作成方
法は、請求項15乃至20の何れかに記載の図案データ
作成方法の構成に加え、前記端末装置から送信された認
証情報を受信する認証情報受信工程と、前記認証情報受
信工程で受信した認証情報が、前記個人識別情報と対応
しているか否かを判断する判断工程とを備え、前記判断
工程で、前記認証情報が、前記個人識別情報と対応して
いると判断された際に、前記画像データを前記図案デー
タ受信装置に送信することを特徴とする。
【0046】この構成に係る図案データ作成方法では、
端末装置から送られた認証情報が個人情報と対応する場
合のみ画像データを図案データ受信装置に送信するの
で、他人のなりすましによる画像の取得を防ぐ事ができ
る。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、ゲームで
の一定レベルの達成をポイント情報として、これに対応
する画像データを刺繍データに加工する刺繍データ作成
システムに本発明を適用したものである。図1に示すよ
うに、本システムは、パーソナルコンピュータ1と、携
帯電話2と、店舗内端末11と、インターネット3と、
サーバ4と、ポイント情報を出力可能なゲームプログラ
ムを起動する図示しないゲーム機本体とから構成されて
いる。尚、ゲームプログラムはゲーム機本体で起動され
るものに限定されるのではなく、パーソナルコンピュー
タ1や携帯電話2で起動されるものであっても良い。
【0048】パーソナルコンピュータ1は、端末装置と
しても図案データ受信装置としても機能し、ユーザID
などの個人識別情報、ゲームで達成したポイント情報、
ユーザの名前や似顔絵、顔写真などのデータの入力をす
るとともに、サーバ4から送信される画像データを表示
し、刺繍データに加工されたデータをダウンロードする
ことができる。携帯電話2は端末装置として機能し、個
人識別情報やポイント情報を簡単に入力してサーバ4に
送信することができるが、この機能に限らず、必要に応
じて、似顔絵や顔写真などの画像データを入力する機能
を有するものであっても良い。コンビニエンスストアや
縫製工場などに設置される店舗内端末11は図案データ
受信装置として機能し、携帯電話2から入力し送信して
おいた情報を呼び出してサーバ4から送信されてくるポ
イント情報に対応する画像データや加工用画像データを
受信することができる。
【0049】インターネット3は、一次プロバイダと、
全世界を網の目のように結んでいるインターネット網と
から構成されている。サーバ4はルータなどを介してイ
ンターネット3に接続されており、周知のワークステー
ションなどからなっている。サーバ4にはハードディス
クドライブなどからなる外部記憶装置5が設けられてお
り、外部記憶装置5は、ゲーム毎に共通鍵とポイントに
対応する画像データが記憶されるコンテンツ記憶領域5
0と、認証が通った利用者についての個人識別情報やゲ
ームのポイント情報を記憶する個人情報記憶領域51、
刺繍を行なうベースとなる作品についての情報を記憶す
る作品情報記憶領域52から構成されている。
【0050】コンテンツ記憶領域50は、画像データ記
憶手段に相当し、ゲーム制作者が用意する獲得ポイント
対応画像データを格納するためのものである。このコン
テンツ記憶領域50には、図2に示すように、ゲームご
とにファイルが用意され、他のゲームから識別するため
のゲーム識別情報50aと、共通鍵50bと、複数の画
像データ50cとが記憶されている。共通鍵50bは、
ゲームのプログラムにも組み込まれており、獲得ポイン
ト証明を構成する際に使用される。プレーヤーがサーバ
4にアクセスして獲得ポイント証明を提示すると、その
中からゲーム識別情報50aが抽出され、対応する共通
鍵50bがコンテンツ記憶領域50から読み出される。
そして、獲得ポイント証明が真正なものかどうかを認証
するために使用される。認証の詳細については後述す
る。
【0051】画像データ50cは、ゲームのあるレベル
を達成したり、高得点を獲得したプレーヤーのみに褒賞
として与えられる性質のものであり、同じゲームの中で
も達成レベルによって複数の画像を用意しておくことが
できる。また、ゲームのプログラムに記憶するのではな
く、サーバに格納しておくので、ゲームの出荷時に間に
合わせて用意しておく必要はなく、一定期間毎に画像を
入れ替えるようにしてもよい。画像の入れ替えを頻繁に
行なえば、稀少価値が高まり、プレーヤーが何度も同じ
ゲームに挑戦するインセンティブを高めたり、ゲームの
新規需要を高めることもできる。
【0052】個人情報記憶領域51は、個人情報記憶手
段に相当し、ゲームにおいて獲得ポイント証明を得たユ
ーザがサーバ4にアクセスし、認証を通った場合に、ユ
ーザーIDやポイント情報を記憶しておくためのもので
ある。図3に示すように、ユーザ毎にファイルが用意さ
れ、ユーザーID51aに対応させて、ポイント情報5
1iとして、対象ゲームの識別情報51bと、達成レベ
ル51cとが記憶されている。さらに、ユーザが自分の
名前のロゴや似顔絵や顔写真などをインターネットを通
じて入力した場合には、ロゴ51gや似顔絵51hのよ
うに、ここに記憶される。そして、用意された画像デー
タ50cにロゴ51gや似顔絵51hを組合わせて作品
にする場合には、どのように組合わせて編集したかにつ
いての情報が、名前位置情報51eや似顔絵位置情報5
1fのように追加して記憶される。また、作品情報記憶
領域52に格納されている刺繍を施す作品についての指
定情報も作品情報51dに記憶される。尚、刺繍データ
の生成は、このように個人情報記憶領域51に記憶され
たファイルから情報を引き出して針落ちデータを演算し
て行なう。
【0053】作品情報記憶領域52は、指定された画像
データをどのような素材に、どのような大きさで刺繍す
るか、背景となる情報を格納しておくためのものであ
る。図4に示すように、大きさや素材、縁取りの形など
がセットになって一の作品情報を構成している。例え
ば、図4に示す作品001を選択して刺繍するように指
定すれば(図3を参照)、五角形の中にポイント対応画
像と自分の似顔絵、名前が刺繍されたエンブレムが作成
されることになる。
【0054】次に、本実施形態の作用について、図5か
ら図9のフローチャートに基づいて説明する。フローチ
ャートの各ステップについては、以下、Sと略す。本実
施形態は、サーバ4への画像データの登録と、ゲーム機
器における獲得ポイント証明の発行、獲得ポイント証明
の登録から刺繍データの生成の3つに大きく分けられ
る。
【0055】図5は、ゲーム制作者等によって、獲得ポ
イントに対応する画像データをサーバ4に登録する際の
フローチャートである。ゲーム制作者は、まず、対象と
なるゲームを他のゲームから識別するためのゲーム識別
情報50aをコンテンツ記憶領域50に登録する(S
1)。次いで、このゲーム識別情報50aに対応させて
共通鍵50bをコンテンツ記憶領域50に登録する(S
2)。この共通鍵50bは文字列からなるパスワードで
あり、ゲームのプログラムにも組み込まれる。次に、獲
得ポイントに対応する画像データ50cをコンテンツ記
憶領域50に登録する(S3)。画像データ50cは、
プレーヤーがゲームの所定のレベルに達した場合に発行
される獲得ポイント証明をサーバに提示することによっ
て得られるものである。複数の達成レベルについて同じ
ゲーム内で複数の画像データを用意してもよい。プレー
ヤーが高得点を達成した場合や、所定のステージをクリ
アした場合、一定のレベルを達成した場合などが考えら
れる。
【0056】以上のステップで行なわれる画像データの
サーバ4への登録は、ゲームのプログラムに画像データ
を直接組み込む場合と異なり、プログラムの媒体への記
録時ではなく、ゲームプログラムが販売され、ユーザの
手元に届くまでに行なわれればよい。従って、ゲーム制
作者は、余裕を持って画像データを用意することができ
る。また、一定期間が経過する度に画像データを入れ替
えて新鮮さを出したり、短期間のみ登録される画像デー
タを用意して稀少性を高めたりすることもできる。これ
によって、ユーザがゲームをするインセンティブも高ま
り、ゲーム自体の売上に貢献できる。
【0057】次に、ゲームのプログラムに組み込まれた
獲得ポイント証明の発行のルーチンについて図6及び図
7のフローチャートに基づいて説明する。まず、プレー
ヤーからユーザーID等の個人識別情報の入力を受け付
けて(S11)、ゲームが開始される。ゲームが進展し
ていくと、所定のレベルや得点等の成績が達成されたか
どうかを判断し(S12)、まだ達成されていなければ
(S12:NO)、達成されるまでゲームを継続する。
所定の成績が達成された場合(S12:YES)、獲得
ポイント証明を構成し(S13)、それを画面上に出力
する(S14)。獲得ポイント証明は、プレーヤーが容
易にメモなどで記録できる程度の文字情報、例えば20
文字程度に構成する。パソコンゲームの場合等、ゲーム
機器によっては、獲得ポイント証明を出力した画面を印
刷できるように構成してもよい。または、記憶媒体に獲
得ポイント証明のデータを記憶させても良い。
【0058】図7は、図6のS13で行なわれる獲得ポ
イント証明の構成について詳細に説明したフローチャー
トである。まず、ポイント情報、すなわち、ゲーム識別
情報50aと達成レベルと、ユーザーIDと、共通鍵5
0bとからなる文字列を生成する(S21)。ここで、
ゲーム識別情報50aと共通鍵50bとは、ゲームのプ
ログラムに予め組み込まれているものである。例えば、
ゲーム識別情報50aが「3213」であり、達成レベ
ルが4、ユーザーIDが「3815」、共通鍵50bが
「あいうえお」の場合、「3213*4*3815*あ
いうえお」のような文字列を生成する。
【0059】次いで、この得られた文字列を原文メッセ
ージとして、一方向関数であるメッセージダイジェスト
を用いてダイジェスト値Dを生成する(S22)。例え
ば、ここで得られたダイジェスト値Dを「58197」
とする。本実施形態では、メッセージダイジェスト関数
に周知のMD5を使用し、その関数から求められた12
8ビットのダイジェスト値における所定のケタ数をダイ
ジェスト値Dとしている。このダイジェスト値Dを認証
情報として、ポイント情報(ゲーム識別情報50aと達
成レベル)と組合わせて獲得ポイント証明を生成する
(S23)。この例では、獲得ポイント証明は「321
3*4*58197」となる。この様に、全桁のダイジ
ェスト値は必ずしも必要ではなく、適切な桁数を用いて
データ量を削減することが望ましい。
【0060】メッセージダイジェストは、異なる原文メ
ッセージに対しては必ず異なるダイジェスト値を返すと
ともに、ダイジェスト値から原文メッセージを導出する
ことができないという性質を有している。ここでは、原
文メッセージがユーザIDを含んでいるので、個々のユ
ーザに特有のダイジェスト値Dが生成されることとな
る。従って、このダイジェスト値Dを含む獲得ポイント
証明はそのユーザに固有のものとなる。
【0061】次に、獲得ポイント証明の登録と刺繍デー
タの生成ルーチンについて図8に基づいて説明する。ま
ず、パーソナルコンピュータ一1や携帯電話2からのユ
ーザIDの入力によりサーバー4にログインを受付ける
(S31)。次いで、ゲームのS14で得られた獲得ポ
イント証明の入力を受付ける(S32)。そして、受付
けた獲得ポイント証明からポイント情報と認証情報とを
抽出する(S33)。上の例では、獲得ポイント証明が
「3213*4*58197」で、ポイント情報は「3
213*4」、認証情報は「58197」となる。さら
に、ポイント情報から、ゲーム識別情報、ここでは「3
213」を取り出す(S34)。
【0062】そして、ゲーム識別情報に基づいて別途ダ
イジェスト値D’を生成し(S35)、そのダイジェス
ト値D’が抽出した認証情報と同一でなければ認証を拒
否して処理を終了し(S36:NO)、同一であれば認
証する(S36:YES)。ダイジェスト値D’が抽出
した認証情報と同一であれば、生成前の原文が同一であ
り、そこに含まれるポイント情報が同一であるといえる
からである(詳細は後述)。認証が通った場合は、ポイ
ント情報を、個人情報記憶領域51内のそのプレーヤー
のファイルに、ユーザID51a、ゲーム識別情報51
b、達成レベル51cとして記憶する(S37)。
【0063】次に、ユーザからのポイント確認コマンド
を受け付ける(S38)。ここでは、ポイント情報の登
録から加工データである刺繍データの生成までを一度に
行なうと仮定して説明しているが、ポイント情報の登録
だけをするように構成してもよい。その場合は、S38
でポイント確認コマンドを受け付けた際に再度認証を行
なう。次いで、個人情報記憶領域51からそのユーザの
ユーザID51aに対応するポイント情報51i(ゲー
ム識別情報51aと達成レベル51c)を読み出す(S
39)。次に、コンテンツ記憶領域50から、読み出し
たゲーム識別情報51bと達成レベル51cに対応する
画像データ50cを読み出して、パーソナルコンピュー
タ1や店舗内端末11あるいは携帯電話2の画面に提示
する(S40)。
【0064】次に、ユーザの名前等、他の情報を入力す
るかどうかを問い合わせる(S41)。入力しない場合
には、提示された画像データのみを刺繍作品に利用する
ことになり、ここで画像は確定される(S41:N
O)。他の情報と組み合わせる場合には(S41:YE
S)、ユーザの名前のロゴや似顔絵、顔写真等の固有の
データの入力を受け付ける(S42)。そして、入力さ
れたデータを個人情報記憶領域51のロゴ51gや似顔
絵51hに登録する(S43)。次に、これらのデータ
を提示された画像と組合わせて編集する(S44)。編
集した結果は、名前位置情報51eや似顔絵位置情報5
1fとして個人情報記憶領域51に追加して記憶され、
ここで編集画像が確定する(S45)。
【0065】画像が確定した後、刺繍作品の背景となる
枠組みの形や大きさである作品を作品情報記憶領域52
から読み出して提示し選択させる(S46)。そして、
選択された作品の指定情報を個人情報記憶領域51の作
品情報51dに追加して記憶する(S47)。次に、確
定した画像データと作品情報51dに基づいて針落ちデ
ータを演算し、刺繍データを生成する(S48)。
【0066】刺繍作品は、刺繍データをパーソナルコン
ピュータ1にダウンロードして、そのデータを自分のミ
シンに転送したり入力したりして刺繍してもよいし、刺
繍縫製工場に縫製を依頼して最寄りのコンビニエンスス
トアなどで受け取るように指定してもよい。こうした作
品完成方法の指定を受けて(S49)、刺繍データがユ
ーザのパーソナルコンピュータ1又は縫製工場に向けて
転送され(S50)、処理を終了する。従って、刺繍ミ
シンを持っているユーザはダウンロードした刺繍データ
で自分だけの作品を刺繍して楽しむことができるし、刺
繍をする趣味を持たないユーザは手軽に縫製工場で刺繍
をしてもらい、できあがった作品を身につけることがで
きる。
【0067】次に、図8のS35で行なわれる認証のた
めのダイジェスト値D’の生成について、図9のフロー
チャートを用いて詳細に説明する。まず、取り出したゲ
ーム識別情報、ここでは「3213」に対応する共通鍵
50bをコンテンツ記憶領域50から取り出す(S6
1)。ついで、抽出したポイント情報と、入力されたユ
ーザIDと、共通鍵50bにより文字列を作成する(S
62)。次いで、この得られた文字列に一方向関数であ
るメッセージダイジェストを用いてダイジェスト値D’
を生成する(S63)。本実施形態では、メッセージダ
イジェスト関数に周知のMD5を使用している。メッセ
ージダイジェストを用いた場合、原文メッセージが一致
していなければ異なるダイジェスト値を生成することか
ら、認証に有効である。従って、ここで生成されたダイ
ジェスト値D’が抽出した認証情報と同一であれば、獲
得ポイント証明が真正なものであると認めることができ
る。このような認証システムを用いれば、サーバアクセ
ス時のユーザIDと、ゲーム等でポイント情報を獲得し
たときのユーザIDとが一致しない限りは、認証情報が
一致することはなく、他人のポイント情報を利用したと
しても、そのポイント情報に対応した画像データは入手
することができないので、獲得ポイントに対応する画像
データの価値を十分に保護することが可能となる。
【0068】以上、ゲームでの一定レベルの達成をポイ
ント情報として、これに対応する画像データを刺繍デー
タに加工する刺繍データ作成システムに本発明を適用し
た場合の実施形態を詳細に説明したが、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の改良や変形が可能であることは
いうまでもない。
【0069】例えば、本実施形態では、サーバ4が受信
したポイント情報に基づいて、画像データを読み出し、
その画像データを刺繍データに加工する例を挙げたが、
受信したポイント情報に対応する画像データから、プリ
ンタで利用可能なプリントデータを加工したり、スタン
プ作成装置で利用可能なスタンプの印面データを加工し
たりする構成としても良い。また、ポイント情報に対応
した画像データを、刺繍データ、プリントデータ、スタ
ンプ印面データの内からどのデータに加工するかを選択
指定する手段を設け、その指定に基づいたデータを加工
する構成としても良い。
【0070】更に、本実施例では、ポイント情報が、ゲ
ームで特定のステージをクリアしたり、一定のレベルに
達したり、高得点を獲得したりすることで入手できる例
を挙げたが、心理テスト、占い、性格判断の結果に応じ
てポイント情報を入手できるものであっても良い。
【0071】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、請求項1
に係る発明の図案データ作成システムによれば、図案デ
ータ作成サーバにポイント情報に対応した画像データを
記憶させておき、利用者は、ゲーム等で得られたポイン
ト情報を端末装置から図案データ作成サーバに送信し
て、そのポイント情報に対応した画像データを得ること
ができる。従って、ゲーム機器やゲームプログラム等ポ
イントを与える側にポイント情報に対応した画像データ
を記憶させる必要が無く、画像データを随時変更してポ
イント獲得に対するインセンティブを高めることができ
る。
【0072】請求項2に係る発明の図案データ作成シス
テムによれば、請求項1に記載の図案データ作成システ
ムの効果に加え、利用者は、図案データ作成サーバがポ
イント情報に対応した画像データに基づいて生成した加
工用画像データを図案データ受信装置で受け取り、その
加工用画像データに対応した画像形成媒体上に展開する
ことができる。
【0073】請求項3に係る発明の図案データ作成シス
テムによれば、請求項1又は2に記載の図案データ作成
システムの効果に加え、端末装置から送られてくる利用
者のポイント情報は、その利用者の個人識別情報に対応
させて個人情報記憶手段に記憶されるので、一度ポイン
ト情報を登録しておけば、いつでも好きなときに画像デ
ータや加工用画像データを得ることができる。
【0074】請求項4に係る発明の図案データ作成シス
テムによれば、請求項3に記載の図案データ作成システ
ムの効果に加え、利用者は、個人の名前のロゴや似顔絵
や顔の写真等の画像データを端末装置から入力し送信し
て、図案データ作成サーバに記憶させ、記憶されている
ポイント情報に対応する画像データと自分の名前のロゴ
や似顔絵や顔の写真のデータを組合わせて加工用画像デ
ータを生成させるので、その利用者だけのオリジナルの
加工用画像データを得ることができる。
【0075】請求項5に係る発明の図案データ作成シス
テムによれば、請求項2乃至4の何れかに記載の図案デ
ータ作成システムの効果に加え、図案データ作成サーバ
で生成した加工用画像データを他の装置に転送してその
加工用画像データを使用した作品の制作が行われるの
で、利用者は、加工用画像データを利用したい装置にデ
ータを転送することができる。また、自分で加工用画像
データを利用する装置を持たなくても、その加工用画像
データを作成する装置を有する工場等にデータを転送す
れば、完成した作品を得ることができる。
【0076】請求項6に係る発明の図案データ作成シス
テムによれば、請求項2乃至5の何れかに記載の図案デ
ータ作成システムの効果に加え、利用者は、画像データ
記憶手段に記憶された画像データや画像データと個人の
名前のロゴや似顔絵や顔写真の画像データを組合わせた
組合わせデータを刺繍データに加工させて受信し、刺繍
ミシンに持ち込んで刺繍作品を制作したり、刺繍を行う
縫製工場などに刺繍データを転送させて、できあがった
刺繍作品を受け取ることができる。又は、画像データや
組合わせデータをプリントデータに加工させて受信し、
印刷したり、解像度の高い印刷装置を持ったサービス業
者にプリントデータを転送させて、印刷結果を受け取る
ことができる。さらに、画像データや組合わせデータを
スタンプの印面のデータに加工させて受信し、スタンプ
作成装置を用いてスタンプを作成したり、スタンプ作成
装置を有するサービス業者に印面データを転送させて、
完成したスタンプを受け取ることができる。
【0077】請求項7に係る発明の図案データ作成シス
テムによれば、請求項1乃至6の何れかに記載の図案デ
ータ作成システムの効果に加え、端末装置から送られた
認証情報が個人情報と対応する場合のみ画像データを図
案データ受信装置に送信するので、他人のなりすましに
よる画像の取得を防ぐ事ができる。
【0078】請求項8に係る発明の図案データ作成サー
バによれば、ゲーム制作者はポイント情報に対応した画
像データを随時記憶することができ、利用者は、ゲーム
の進行中に得たポイント情報を端末装置から送信して、
そのポイント情報に対応した画像データを得ることがで
きる。従って、ゲーム機器やゲームプログラム等ポイン
トを与える側にポイント情報に対応した画像データを記
憶させる必要が無く、画像データを随時変更してポイン
ト獲得に対するインセンティブを高めることができる。
【0079】請求項9に係る発明の図案データ作成サー
バによれば、請求項8に記載の図案データ作成サーバの
効果に加え、ポイント情報に対応した画像データを加工
用画像データに生成して図案データ受信装置に送信し、
利用者がその加工用画像データに対応した画像形成媒体
上に展開することができる。
【0080】請求項10に係る発明の図案データ作成サ
ーバによれば、請求項8又は9に記載の図案データ作成
サーバの効果に加え、端末装置から送られてくる利用者
のポイント情報を、その利用者の個人識別情報に対応さ
せて個人情報記憶手段に記憶するので、利用者は、一度
ポイント情報を登録しておけば、いつでも好きなときに
画像データや加工用画像データを得ることができる。
【0081】請求項11に係る発明の図案データ作成サ
ーバによれば、請求項10に記載の図案データ作成サー
バの効果に加え、利用者から個人の名前のロゴや似顔絵
や顔の写真等の画像データを受け付け、その利用者の識
別情報に対応させて、ポイント情報とこれらの情報を記
憶し、利用者からの要求により、記憶されているポイン
ト情報に対応する画像データを読み出し、さらに、この
画像データと記憶されている個人の名前のロゴや似顔絵
や顔写真等に関する画像データの中から選択された少な
くとも1つの画像データを組合わせて加工用画像データ
を生成するので、その利用者だけのオリジナルの加工用
画像データを生成することができる。
【0082】請求項12に係る発明の図案データ作成サ
ーバによれば、請求項9乃至11の何れかに記載の図案
データ作成サーバの効果に加え、利用者からの請求によ
り、生成した加工用画像データを他の装置に転送してそ
の加工用画像データを使用した作品の制作を行なわせ、
利用者に提供するので、利用者は、自分で加工用画像デ
ータを利用する装置を持たなくても完成した作品を得る
ことができる。
【0083】請求項13に係る発明の図案データ作成サ
ーバによれば、請求項9乃至12の何れかに記載の図案
データ作成サーバの効果に加え、画像データ記憶手段に
記憶された画像データや画像データと個人の名前のロゴ
や似顔絵や顔写真の画像データ等を組合わせた組合わせ
データを刺繍データに加工して利用者に提供し、利用者
の刺繍ミシンで刺繍作品を制作できるようにしたり、刺
繍を行う縫製工場などに刺繍データを転送して、刺繍作
品を提供することができる。又は、画像データや組合わ
せデータをプリントデータに加工して利用者に提供し、
印刷できるようにしたり、解像度の高い印刷装置を持っ
たサービス業者にプリントデータを転送して、印刷結果
を提供することができる。さらに、画像データや組合わ
せデータをスタンプの印面のデータに加工して利用者に
提供し、スタンプ作成装置を用いてスタンプを作成でき
るようにしたり、スタンプ作成装置を有するサービス業
者に印面データを転送して、完成したスタンプを提供す
ることができる。
【0084】請求項14に係る発明の図案データ作成サ
ーバによれば、請求項8乃至13の何れかに記載の図案
データ作成サーバの効果に加え、端末装置から送られた
認証情報が個人情報と対応する場合のみ画像データを図
案データ受信装置に送信するので、他人のなりすましに
よる画像の取得を防ぐ事ができる。
【0085】請求項15に係る発明の図案データ作成方
法によれば、図案データ作成サーバにポイント情報に対
応した画像データを記憶させておき、利用者は、ゲーム
の進行中に得たポイント情報を端末装置から図案データ
作成サーバに送信して、そのポイント情報に対応した画
像データを得ることができる。従って、ゲーム機器やゲ
ームプログラム等ポイントを与える側にポイント情報に
対応した画像データを記憶させる必要が無く、画像デー
タを随時変更してポイント獲得に対するインセンティブ
を高めることができる。
【0086】請求項16に係る発明の図案データ作成方
法によれば、請求項15に記載の図案データ作成方法の
効果に加え、利用者は、図案データ作成サーバが生成し
た加工用画像データを図案データ受信装置で受け取り、
ポイント情報に対応した画像データを利用してその加工
用画像データに対応した画像形成媒体上に展開すること
ができる。
【0087】請求項17に係る発明の図案データ作成方
法によれば、請求項15又は16に記載の図案データ作
成方法の効果に加え、端末装置から送られてくる利用者
のポイント情報は、その利用者の個人識別情報に対応さ
せて個人情報記憶手段に記憶されるので、一度ポイント
情報を登録しておけば、いつでも好きなときに画像デー
タや加工用画像データを得ることができる。
【0088】請求項18に係る発明の図案データ作成方
法によれば、請求項17に記載の図案データ作成方法の
効果に加え、利用者は、個人の名前のロゴや似顔絵や顔
写真等の画像データを端末装置から入力し送信して、図
案データ作成サーバに記憶させ、記憶されているポイン
ト情報に対応する画像データと自分の名前のロゴや似顔
絵や顔写真等に関する画像データの中から選択された少
なくとも1つのデータを組合わせて加工用画像データを
生成させるので、その利用者だけのオリジナルの加工用
画像データを得ることができる。
【0089】請求項19に係る発明の図案データ作成方
法によれば、請求項16乃至18の何れかに記載の図案
データ作成方法の効果に加え、図案データ作成サーバか
ら生成した加工用画像データを他の装置に転送してその
加工用画像データを使用した作品の制作が行われるの
で、利用者は、自分で加工用画像データを利用する装置
を持たなくても完成した作品を得ることができる。
【0090】請求項20に係る発明の図案データ作成方
法によれば、請求項16乃至19の何れかに記載の図案
データ作成方法の効果に加え、利用者は、画像データ記
憶手段に記憶された画像データや画像データと個人の名
前のロゴや似顔絵や顔写真の画像データ等を組合わせた
組合わせデータを刺繍データに加工させて受信し、刺繍
ミシンに持ち込んで刺繍作品を制作したり、刺繍を行う
縫製工場などに刺繍データを転送させて、できあがった
刺繍作品を受け取ることができる。又は、画像データや
組合わせデータをプリントデータに加工させて受信し、
印刷したり、解像度の高い印刷装置を持ったサービス業
者にプリントデータを転送させて、印刷結果を受け取る
ことができる。さらに、画像データや組合わせデータを
スタンプの印面のデータに加工させて受信し、スタンプ
作成装置を用いてスタンプを作成したり、スタンプ作成
装置を有するサービス業者に印面データを転送させて、
完成したスタンプを受け取ることができる。
【0091】請求項21に係る発明の図案データ作成方
法によれば、請求項15乃至20の何れかに記載の図案
データ作成方法の効果に加え、端末装置から送られた認
証情報が個人情報と対応する場合のみ画像データを図案
データ受信装置に送信するので、他人のなりすましによ
る画像の取得を防ぐ事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】刺繍データ作成システムの基本構成を示すシス
テム構成図である。
【図2】コンテンツ記憶領域のファイル構成を示す模式
図である。
【図3】個人情報記憶領域のファイル構成を示す模式図
である。
【図4】作品情報記憶領域のファイル構成を示す模式図
である。
【図5】画像データのサーバへの登録処理の流れの概略
を示すフローチャートである。
【図6】獲得ポイント証明発行処理の流れの概略を示す
フローチャートである。
【図7】獲得ポイント証明の構成処理の流れの概略を示
すフローチャートである。
【図8】獲得ポイント証明の登録と刺繍データの生成処
理の流れの概略を示すフローチャートである。
【図9】認証のためのダイジェスト値生成処理の流れの
概略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 2 携帯電話 3 インターネット 4 サーバ 5 外部記憶装置 11 店舗内端末 50 コンテンツ記憶領域 51 個人情報記憶領域 52 作品情報記憶領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図案データ作成サーバと端末装置と図案
    データ受信装置とをネットワークを介して接続した図案
    データ作成システムにおいて、 前記図案データ作成サーバは、 ポイント情報に対応した画像データを記憶した画像デー
    タ記憶手段と、 前記端末装置からポイント情報を受信するポイント情報
    受信手段と、 当該ポイント情報受信手段が受信したポイント情報に対
    応した画像データを前記画像データ記憶手段から読み出
    す画像データ読出手段と、 当該画像データ読出手段が読み出した画像データを前記
    図案データ受信装置に送信する画像データ送信手段とを
    備え、 前記端末装置は、ポイント情報を前記図案データ作成サ
    ーバに送信するポイント情報送信手段を備え、 前記図案データ受信装置は、前記画像データ送信手段か
    ら送信された画像データを受信する画像データ受信手段
    を備えたことを特徴とする図案データ作成システム。
  2. 【請求項2】 前記図案データ作成サーバは、前記画像
    データ読出手段が読み出した画像データに基づいて、画
    像形成媒体の加工用画像データを生成する加工用画像デ
    ータ生成手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の図案データ作成システム。
  3. 【請求項3】 前記図案データ作成サーバは、 前記端末装置を利用する個人を識別する個人識別情報に
    対応して、少なくとも前記ポイント情報受信手段が受信
    した当該個人のポイント情報を記憶する個人情報記憶手
    段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の図
    案データ作成システム。
  4. 【請求項4】 前記加工用画像データ生成手段は、前記
    個人情報記憶手段に記憶された情報の内の一つである個
    人の名前のロゴや似顔絵や顔の写真等に関する画像デー
    タの中から選択された少なくとも1つの画像データと、
    前記画像データ読出手段が読み出した画像データとに基
    づいて加工用画像データを生成することを特徴とする請
    求項3に記載の図案データ作成システム。
  5. 【請求項5】 前記図案データ作成サーバは、前記加工
    用画像データ生成手段が生成した加工用画像データを画
    像形成媒体に加工を行う他の装置にネットワークを介し
    て送信する加工用画像データ送信手段を備えたことを特
    徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の図案データ作
    成システム。
  6. 【請求項6】 前記加工用画像データは、刺繍ミシンが
    使用する刺繍データ、プリンタが使用するプリントデー
    タ、スタンプ作成装置が使用するスタンプの印面のデー
    タの何れかであることを特徴とする請求項2乃至5の何
    れかに記載の図案データ作成システム。
  7. 【請求項7】 前記端末装置は、 認証情報を前記図案データ作成サーバに送信する認証情
    報送信手段を備え、 前記図案データ作成サーバは、 前記端末装置から送信された認証情報を受信する認証情
    報受信手段と、 前記認証情報受信手段によって受信された認証情報が、
    前記個人識別情報と対応しているか否かを判断する判断
    手段とを備え、 前記判断手段によって、前記認証情報が、前記個人識別
    情報と対応していると判断された際に、前記画像データ
    を前記図案データ受信装置に送信することを特徴とする
    請求項1乃至6の何れかに記載の図案データ作成システ
    ム。
  8. 【請求項8】 端末装置と図案データ受信装置とをネッ
    トワークを介して接続した図案データ作成サーバにおい
    て、 ポイント情報に対応した画像データを記憶した画像デー
    タ記憶手段と、 前記端末装置からポイント情報を受信するポイント情報
    受信手段と、 当該ポイント情報受信手段が受信したポイント情報に対
    応した画像データを前記画像データ記憶手段から読み出
    す画像データ読出手段と、 当該画像データ読出手段が読み出した画像データを前記
    図案データ受信装置に送信する画像データ送信手段とを
    備えたことを特徴とする図案データ作成サーバ。
  9. 【請求項9】 前記画像データ読出手段が読み出した画
    像データに基づいて、画像形成媒体の加工用画像データ
    を生成する加工用画像データ生成手段を備えたことを特
    徴とする請求項8に記載の図案データ作成サーバ。
  10. 【請求項10】 前記端末装置を利用する個人を識別す
    る個人識別情報に対応して、少なくとも前記ポイント情
    報受信手段が受信した当該個人のポイント情報を記憶す
    る個人情報記憶手段を備えたことを特徴とする請求項8
    又は9に記載の図案データ作成サーバ。
  11. 【請求項11】 前記加工用画像データ生成手段は、前
    記個人情報記憶手段に記憶された情報の内の一つである
    個人の名前のロゴや似顔絵や顔の写真等に関する画像デ
    ータの中から選択された少なくとも1つの画像データ
    と、前記画像データ読出手段が読み出した画像データと
    に基づいて加工用画像データを生成することを特徴とす
    る請求項10に記載の図案データ作成サーバ。
  12. 【請求項12】 前記加工用画像データ生成手段が生成
    した加工用画像データを画像形成媒体に加工を行う他の
    装置にネットワークを介して送信する加工用画像データ
    送信手段を備えたことを特徴とする請求項9乃至11の
    何れかに記載の図案データ作成サーバ。
  13. 【請求項13】 前記加工用画像データは、刺繍ミシン
    が使用する刺繍データ、プリンタが使用するプリントデ
    ータ、スタンプ作成装置が使用するスタンプの印面のデ
    ータの何れかであることを特徴とする請求項9乃至12
    の何れかに記載の図案データ作成サーバ。
  14. 【請求項14】 前記端末装置から送信された認証情報
    を受信する認証情報受信手段と、 前記認証情報受信手段によって受信された認証情報が、
    前記個人識別情報と対応しているか否かを判断する判断
    手段とを備え、 前記判断手段によって、前記認証情報が、前記個人識別
    情報と対応していると判断された際に、前記画像データ
    を前記図案データ受信装置に送信することを特徴とする
    請求項8乃至13の何れかに記載の図案データ作成サー
    バ。
  15. 【請求項15】 図案データ作成サーバと端末装置と図
    案データ受信装置とをネットワークを介して接続した図
    案データ作成方法において、 前記図案データ作成サーバにポイント情報に対応した画
    像データを記憶させる画像データ記憶工程と、 前記端末装置からポイント情報を受信するポイント情報
    受信工程と、 当該ポイント情報受信工程で受信したポイント情報に対
    応した画像データを読み出す画像データ読出工程と、 画像データ読出工程で読み出した画像データを前記図案
    データ受信装置に送信する画像データ送信工程と、 前記画像データ送信工程で送信された画像データを前記
    図案データ受信装置で受信する画像データ受信工程とを
    備えたことを特徴とする図案データ作成方法。
  16. 【請求項16】 前記画像データ読出工程で読み出され
    た画像データに基づいて、画像形成媒体の加工用画像デ
    ータを生成する加工用画像データ生成工程を備えたこと
    を特徴とする請求項15に記載の図案データ作成方法。
  17. 【請求項17】 前記端末装置を利用する個人を識別す
    る個人識別情報に対応して、少なくとも前記ポイント情
    報受信工程で受信した当該個人のポイント情報を記憶す
    る個人情報記憶工程を備えたことを特徴とする請求項1
    5又は16に記載の図案データ作成方法。
  18. 【請求項18】 前記加工用画像データ生成工程では、
    前記個人情報記憶工程で記憶された情報の内の一つであ
    る個人の名前のロゴや似顔絵や顔の写真等に関する画像
    データの中から選択された少なくとも1つの画像データ
    と、前記画像データ読出工程で読み出した画像データと
    に基づいて加工用画像データを生成することを特徴とす
    る請求項17に記載の図案データ作成方法。
  19. 【請求項19】 前記加工用画像データ生成工程で生成
    した加工用画像データを画像形成媒体に加工を行う他の
    装置にネットワークを介して送信する加工用画像データ
    送信工程を備えたことを特徴とする請求項16乃至18
    の何れかに記載の図案データ作成方法。
  20. 【請求項20】 前記加工用画像データは、刺繍ミシン
    が使用する刺繍データ、プリンタが使用するプリントデ
    ータ、スタンプ作成装置が使用するスタンプの印面のデ
    ータの何れかであることを特徴とする請求項16乃至1
    9の何れかに記載の図案データ作成方法。
  21. 【請求項21】 前記端末装置から送信された認証情報
    を受信する認証情報受信工程と、 前記認証情報受信工程で受信した認証情報が、前記個人
    識別情報と対応しているか否かを判断する判断工程とを
    備え、 前記判断工程で、前記認証情報が、前記個人識別情報と
    対応していると判断された際に、前記画像データを前記
    図案データ受信装置に送信することを特徴とする請求項
    15乃至20の何れかに記載の図案データ作成方法。
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