JP3231108U - デジタル御朱印システム - Google Patents

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Abstract

【課題】御朱印を電子的に取得、管理することができ、御朱印の不便さを改善できるデジタル御朱印システムを提供する。
【解決手段】デジタル御朱印システムは、ユーザが取得したデジタル御朱印のデータを保存するユーザ領域記憶部と、寺社ごとにデジタル御朱印のデータを保持する寺社領域記憶部と、寺社に設置された寺社固有のコード情報をユーザの携帯端末から受け取り、デジタル御朱印の取得画面を携帯端末に表示させるインタフェース提供部と、インタフェース提供部により提供される画面を通じて携帯端末から指示を受け取ると、デジタル御朱印のデータをユーザ領域記憶部に格納する御朱印取得処理部とを備える。寺社に2次元バーコードやICタグを設置し、ユーザがスマートフォンで読み込んでURLを取得し、システムにアクセスすると、予め記憶されているデジタル御朱印を取得できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、神社または寺院などの寺社における御朱印を電子的に集印可能とするデジタル御朱印システムに関する。
御朱印とは、神社や寺院を参拝した際に、参拝者向けに押印される印影であり、単に印だけでなく墨書の寺社名や参拝日なども含まれる。参拝の記念等として古くから集印、即ち御朱印の収集が愛好されており、御朱印を収集するための御朱印帳も広く利用されている。しかし、御朱印帳は、紛失や破損などのおそれがあり、保存性に欠けるという課題があった。また、御朱印帳を忘れて参拝したときは、別の紙に御朱印を受け、帰宅後に御朱印帳に貼り付けるなどする必要があり、利便性にも欠ける面があった。
こうした課題を克服するため、御朱印をデジタル化した画像データをホームページで提供する試みもなされている。また、御朱印とは異なるものの特許文献1は、デジタルサイネージからスタンプ情報を取得することでスタンプラリーを行うシステムを開示している。特許文献2は、神社などに御朱印データ等を格納した非接触ICを備えたサインボードを設置し、この非接触ICからデータを読み込むシステムを開示している。
特開2017−134626号公報 特開2006−35434号公報
しかしながら、御朱印を電子化して収集、管理するデジタル御朱印システムには、種々の面で利便性向上の余地があった。本考案は、かかる課題に鑑み、御朱印を電子化して収集、管理可能なデジタル御朱印システムを提供することを目的とする。
本考案は、
寺社における御朱印を電子化したデジタル御朱印を提供するデジタル御朱印システムであって、
ユーザが取得した前記デジタル御朱印のデータを保存するため前記ユーザに対応づけて用意されたユーザ領域記憶部と、
前記寺社ごとに前記デジタル御朱印のデータを保持するため前記寺社に対応づけて用意された寺社領域記憶部と、
前記寺社に設置された当該寺社固有のコード情報を前記ユーザの携帯端末が読み取った結果を当該携帯端末から受け取り、これに応じて当該寺社のデジタル御朱印を取得するための画面を前記携帯端末に表示させるインタフェース提供部と、
該インタフェース提供部によって提供される画面を通じて前記携帯端末から前記デジタル御朱印を取得する旨の指示を受け取ると、該デジタル御朱印のデータを前記ユーザ領域記憶部に格納する御朱印取得処理部とを備えるデジタル御朱印システムと構成することができる。
本考案によれば、寺社が予め用意して寺社領域記憶部に格納したデジタル御朱印を、ユーザ領域記憶部に格納する形で、ユーザはデジタル御朱印を取得することができる。こうすることにより、デジタル御朱印のデータは、システムによって保持されるため、ユーザが、デジタル御朱印を紛失等する懸念がない。
本考案におけるコード情報としては、例えば、デジタル御朱印を取得するための画面を寺社ごとにウェブページの形で提供するものとし、当該ウェブページのURLを、寺社を特定する情報とすることができる。また、寺社の名称や、寺社固有の識別情報などを設定してもよい。
これらのコード情報は、人が判別できない形で用意し、携帯端末で解析して取得する方法をとってもよい。例えば、ウェブページのURLを表すQRコード(登録商標)、バーコードを寺社に表示しておき、これを携帯端末で読み込むようにしてもよい。また、こうした情報を電子データとしてICタグなどに記憶させたものを寺社に設置しておき、これを携帯端末で読み取るようにしてもよい。このように人が判別できない形で用意することにより、寺社を訪問しない者がコード情報を利用して御朱印を取得する可能性を抑制することができる。
本考案において、
前記携帯端末は、前記ユーザが所有する携帯電話、スマートフォンまたはタブレットとしてもよい。
本考案において、
前記御朱印取得処理部は、
前記寺社領域記憶部に記憶されたデジタル御朱印を表すデータを読み出し、
前記取得の指示がなされた日付および前記ユーザの携帯端末から入力されたデータの一方または双方からなる変動データを前記デジタル御朱印に合成した御朱印画像データを生成し、
当該御朱印画像データを前記ユーザ領域記憶部に格納するものとしてもよい。
こうすることで、デジタル御朱印のオリジナル性を高めることができる。
変動データとしては、日付を用いることができる。この場合、日付は、標準の書体を用いてもよいし、寺社固有の書体を用いてもよい。
変動データを用いる場合、
前記変動データは、前記携帯端末から入力された画像データまたはテキストデータとしてもよい。
例えば、ユーザが送信した記念写真その他の画像データとしてもよい。また、ユーザが入力したコメントなどとしてもよい。
本考案においては、
前記御朱印取得処理部は、該デジタル御朱印のデータと、該デジタル御朱印の属性を表す属性データとを関連づけて格納するものとしてもよい。
属性データとしては、取得の日時、寺社の名称、所在地その他の情報を用いることができる。
このように属性データを用いることにより、デジタル御朱印のデータの管理性を向上させることができる。
管理の一例として、
前記属性データに基づいて、前記デジタル御朱印のデータを選択またはソートする管理部を備えるものとしてもよい。
本考案においては、
前記デジタル御朱印を構成する要素データを予め格納する要素データベースと、
前記寺社が利用する端末から入力される、複数の前記要素データについて選択およびデジタル御朱印上の配置の指示に従って、該要素データを配置して、該寺社用のデジタル御朱印のデータを生成し、前記寺社領域記憶部に格納する御朱印データ生成部とを備えるものとしてもよい。
こうすることで、寺社が多様なデジタル御朱印のデータを容易に構成することが可能となる。
要素データを用いる場合、
前記要素データとして、特定の前記寺社のみが使用できる寺社要素データと、複数の寺社に対して使用が許諾される開放要素データとを備えるものとしてもよい。
寺社要素を用いることで、デジタル御朱印の寺社のオリジナル性を保つことができる。また、開放要素データを用いることで、多様なデジタル御朱印のデータを容易に構成することが可能となる。
本考案において、
該デジタル御朱印システムに対応した複数の寺社のうち、所定の規則に基づいて、前記ユーザに対して、次に参拝すべき神社または寺院を提示するリコメンド部を有するものとしてもよい。
こうすることで、ユーザは、容易に次に参拝すべき神社や寺院を判断でき、利便性を向上させることができる。
神社や寺院の特定は、例えば、御朱印データ記憶部に、予め本考案のシステムに対応した各地の神社や寺院を記憶しておき、これを参照して、ユーザがまだ参拝していない神社等を選択してもよい。また、ネットワークを介して外部のサーバから、神社や寺院の情報を取得して、まだ参拝していない神社等を選択してもよい。
神社や寺院を選択するための所定の規則は、種々の設定が可能である。
例えば、前記所定の規則は、ユーザの現在位置またはユーザが直近に参拝した神社または寺院の位置から最も近い神社または寺院を選択するという規則としてもよい。
かかる態様においては、御朱印データ記憶部に、予め神社や寺院の位置情報などを記憶しておけばよい。また、神社等への経路も考慮して選択する場合には、別途、地図情報を用意し、経路探索するための機能を備えておくことが好ましい。
別の態様として、
前記神社または寺院は、巡礼に応じてグループ化されている場合には、
前記所定の規則は、ユーザが行っている巡礼に従って、神社または寺院を選択するという規則としてもよい。
推奨する神社等の提示も、種々の態様が考えられる。例えば、名称等をリストで提示してもよいし、地図上に示しても良い。
本考案においては、
前記デジタル御朱印を取得したそれぞれの寺社の場所にシンボルを表した地図を表示する地図出力部を備えてもよい。
こうすることにより、視覚的に訪問した寺社の位置を容易に把握することができる。また、御朱印を収集する楽しみを向上させることもできる。
本考案においては、
さらに、前記履歴データ記憶部を参照して、認識された御朱印を印刷する印刷部を有するものとしてもよい。
こうすることにより、集印した御朱印を印刷させて楽しむことができ、より現実感を向上させることができる。
印刷は、携帯端末とプリンタを接続して行うようにしてもよいし、外部の印刷サービスによって行うようにしてもよい。
本考案においては、
取得された前記デジタル御朱印について、該デジタル御朱印を発行する様子を表した動画を前記携帯端末に出力する動画出力部を備えるものとしてもよい。
こうすることにより、デジタル御朱印に対するリアリティを向上させることができる。また、デジタル御朱印を収集する楽しみを向上させることもできる。動画は、デジタル御朱印を取得した時に再生される他、取得後もユーザの指示により再生可能としてもよい。
前記動画出力部は、
前記携帯端末で撮影された前記寺社の画像に重畳して前記動画を出力するものとしてもよい。
こうすることにより、いわゆるAR技術を利用して、デジタル御朱印のリアリティを一層向上させることができる。
AR技術を利用した動画を再生するため、寺社の特定の部位や寺社に付されたマーカーがユーザの携帯電話によって撮影されているときにのみ動画を再生するようにしてもよい。
本考案においては、
前記ユーザの前記携帯端末から、該ユーザが取得したデジタル御朱印のデータを他のユーザに移転する旨の指示を受け付け、該指示に応じて、該デジタル御朱印のデータを指示された他のユーザに対応する前記ユーザ領域記憶部に移動するものとしてもよい。
こうすることにより、デジタル御朱印を他のユーザに譲渡することができるため、デジタル御朱印の楽しみを向上させることができる。御朱印帳に記された御朱印は、ページ単位で他人に譲渡することは難しいが、本システムによれば、任意のデジタル御朱印を容易に移転できる利点がある。
本考案においては、
前記デジタル御朱印の取得実績に応じて、前記ユーザに対して特典を付与する特典付与部を有するものとしてもよい。
特典は、金券、デジタル御朱印システムで利用可能なポイント、希少な御朱印帳の表紙データなど、種々の形式で付与することができる。
また、特典を付与するための規則も、デジタル御朱印を取得するために支払った金額、デジタル御朱印を取得した回数など、種々の規則を用いることができる。
実施例におけるデジタル御朱印システムの構成を示す説明図である。 デジタル御朱印の画像構成を示す説明図である。 データベース構造を示す説明図である。 御朱印データ生成処理のフローチャートである。 御朱印取得処理のフローチャートである。 御朱印表示処理のフローチャートである。 印刷処理のフローチャートである。 リコメンド処理のフローチャートである。 御朱印交換処理のフローチャートである。
図1は、実施例におけるデジタル御朱印システムの構成を示す説明図である。デジタル御朱印システムは、寺院・神社などの寺社に設置されたコード情報10を、ユーザが利用するスマートフォン50で読み取り、その情報をネットワークNEで接続されたサーバ200に送信することで、デジタル御朱印のデータを受けることができるシステムである。デジタル御朱印のデータは、サーバ200で保存され、後日、印刷等を行うことができる。実施例では、寺社に設置された例を示しているが、教会その他の宗教施設を対象としてもよい。
コード情報10は、スマートフォン50からサーバ200に寺社を特定してアクセスするための情報である。本実施例では、サーバ200に、寺社ごとにウェブページを用意し、このウェブページのURLを用いるものとした。形式としては、寺社のいずれかの場所に表示した2次元バーコード10aや、ICタグ10bを備えた看板などを設置する態様をとることができる。神社を訪問したユーザは、スマートフォン50で、2次元バーコード10aやICタグ10bを読み取ることにより、コード情報10を取得し、寺社のウェブページにアクセスすることが可能となる。
スマートフォン50には、図示する各機能部が、構築されている。これらの機能部は、ハードウェア的に構成してもよいが、本実施例では、予めスマートフォン50にインストールされているオペレーティングシステムおよびブラウザによってソフトウェア的に構成されている。本実施例では、ユーザのスマートフォン50を携帯端末として利用しているが、デジタル御朱印システム専用の携帯端末を用意してもよい。また、携帯端末としては、スマートフォン50の他、携帯電話、タブレットなど多様なデバイスを利用可能である。
スマートフォン50の各機能部によって実現される機能は、次の通りである。
送受信部55は、ネットワークNEを介してサーバ200との送受信を行う。
認識部51は、2次元バーコード10aなどから寺社に固有のコード情報10を認識する。認識したコード情報は、サーバ200へのアクセスに利用される。
写真入力部52は、デジタル御朱印に貼付する写真データを入力する。写真入力部52には、スマートフォン50に備えられているカメラを利用することができる。
ブラウザ56は、ネットワークNEを介してサーバ200から提供されるインタフェース画面等を提示する。
コメント入力部53は、ブラウザ56を介してユーザがデジタル御朱印に表示するコメントなどを入力する。コメントは、御朱印を受けた時点で入力するものとしてもよいし、後日、入力可能としてもよい。
画像表示部54は、ブラウザ56による画面を、スマートフォン50のディスプレイに表示する。
サーバ200には、次の機能部が用意されている。本実施例では、各機能部は、コンピュータプログラムをインストールすることによりソフトウェア的に構築するものとしたが、それぞれハードウェアで実現してもよい。
ユーザデータベース201は、ユーザID、ユーザの氏名など、デジタル御朱印システムを利用するユーザの情報を管理するためのデータベースである。
ユーザ領域202は、ユーザごとに取得したデジタル御朱印などのデータを格納するメモリまたはハードディスクである。
寺社データベース203は、寺社の名称など、デジタル御朱印システムを利用する寺社の情報を管理するためのデータベースである。寺社によっては、「四国八十八箇所」のように、巡礼すべき札所として、ひとまとまりのグループとしての総称が与えられている場合もあるため、こうした総称を記憶させてもよい。以下、本明細書では、この総称を、「巡礼」と表すこともある。
寺社領域204は、予め各寺社の御朱印に関するデータ(以下、「御朱印データ」と言う)が記憶されている。御朱印データの内容としては、寺社を認識するための識別パターン、名称、所在地、画像データなどが挙げられる。
要素データベース205は、御朱印データを構成する画像、書体その他のデータを要素データとして記憶するメモリ等である。
御朱印データ生成部216は、寺社が利用する端末(図示しないが、サーバ200にネットワークNEで接続されたパーソナルコンピュータ等を利用できる)からの指示に従って、要素データベース205に格納されている要素データを選択し、配置することで御朱印データを生成する。
送受信部215は、ネットワークNEを介してスマートフォン50との送受信を行う。
印刷部220は、ユーザからの指示に従って、御朱印の印刷を実行する。
ユーザ管理部210は、新規ユーザの登録や、ユーザデータベース201の内容の編集など、ユーザの管理に必要な機能を提供する。
御朱印取得処理部211は、ユーザがデジタル御朱印の取得を指示すると、指定された寺社の御朱印データを寺社領域204から読み出し、日付などを表す文字列を追加するなどの処理を行って、合成して生成したデジタル御朱印のデータ(以下、「御朱印画像データ」という)をユーザ領域202に格納する。
御朱印交換部212は、ユーザが取得済みの御朱印を、他のユーザに譲渡する旨の指示を受け、ユーザ領域202に格納されている御朱印画像データを他のユーザに対応したユーザ領域202に移動する。
インタフェース提供部214は、スマートフォン50のブラウザ56にインタフェースを表示するためのデータを生成する。インタフェースは、例えば、ユーザ登録、御朱印の登録、御朱印の表示、印刷の指定などの画面となる。
動画出力部213は、スマートフォン50のブラウザ56にデジタル御朱印を発行する動画などを表示させる。本実施例では、スマートフォン50が撮影した画像データに重畳して動画を表示させるAR動画機能も実現することができる。
リコメンド部217は、ユーザが御朱印を受けた履歴を踏まえて、種々の基準に基づいて、次に訪問すべき寺社を推奨する。例えば、ユーザの現在位置またはユーザが直近に参拝した寺社から最も近いもの、ユーザが行っている巡礼に応じた寺社などを推奨することができる。リコメンド部217は、併せて地図データや経路探索の機能を備え、推奨する寺社の選択に活用したり、推奨する寺社への経路案内を可能としてもよい。
地図出力部218は、デジタル御朱印を取得した寺社の位置をシンボルで表示した地図を、スマートフォン50に表示させる。
特典付与部219は、デジタル御朱印の取得実績に応じて、種々の特典をユーザに与える。
デジタル御朱印システムは、他にも種々の機能を備えることができる。また、図1に示した機能の一部を省略しても差し支えない。
図2は、デジタル御朱印の画像構成を示す説明図である。
本実施例では、デジタル御朱印100は、種々の要素データを組み合わせて構成されている。要素データとしては、寺社名称101、マーク102、背景画像103、朱印画像104、日付105、記念写真106などが挙げられる。寺社名称101は、寺社が用意した書体と文字データとを用いて描画してもよいし、手書きの文字をスキャンした画像データを用いてもよい。
寺社は、寺社固有の要素データ(これを寺社要素データという)またはいずれの寺社も利用可能な要素データ(これを開放要素データという)として、用意された各要素データの中から、寺社名称101、マーク102、背景画像103、朱印画像104を選択し、大きさ、描画位置(デジタル御朱印100における座標値など)を指定する。また、日付105は、ユーザがデジタル御朱印を取得した日によって変動するデータであるため、これを描画するための書体を用意するとともに、日付を描画する大きさ、描画位置を指定しておく。記念写真106も、ユーザが御朱印を取得する際にデジタル御朱印システムに送信するデータであるため、表示する大きさ、描画位置を指定しておく。この他、ユーザが入力したコメントを表示する領域を指定するようにしてもよい。
なお、日付105、記念写真106のように、デジタル御朱印の取得する日時やユーザの指定によって変動するデータを、以下、変動データと称する。
このように、要素データの組み合わせでデジタル御朱印を構成することにより、要素データを追加、変更すればデジタル御朱印を容易に変更することができる利点がある。要素データの構成は任意に決めることができることができ、図2に示したデジタル御朱印100のうち、変動データを除いた寺社名称101、マーク102、背景画像103、朱印画像104をまとめて一つの画像データとして、即ち一つの要素データとして構成しても差し支えない。
図3は、データベース構造を示す説明図である。
ユーザデータベース201には、ユーザの識別子であるユーザIDごとにレコードが構成されている。そして、氏名などユーザ自身に関する情報が記憶されるとともに、御朱印履歴[1]、御朱印履歴[2]のようにデジタル御朱印を受けた履歴が記憶される。取得したデジタル御朱印のデータ自体は、ユーザ領域202に記憶されているため、御朱印履歴のデータとしては、ユーザ領域202のデータのインデックスとなる御朱印ID、御朱印を受けた年月日、およびコメントが記憶されている。さらに他の情報を記憶するようにしてもよい。
また、ユーザ領域202は、ユーザごとに用意された記憶領域であり、デジタル御朱印ごとにレコードが作成されている。それぞれのレコードには、識別子である御朱印ID、デジタル御朱印を取得した寺社の識別子である寺社ID、名称、所在地、巡礼などの諸データおよびデジタル御朱印の画像データが記憶されている。
寺社が用意しているデジタル御朱印100は、図2において説明した通り、種々の要素データの組み合わせによって構成されている。ただし、ユーザがデジタル御朱印を取得すると、変動データ(図2における日付105、記念写真106)が確定するため、ユーザには、これらを合成した一枚の画像データとしてデジタル御朱印が付与される。従って、ユーザ領域202に格納されている画像データは、こうして構成されたものであり、要素データ単位での編集はできないという意味で編集不能なデータとなっている。以下、ユーザ領域202に格納されるデジタル御朱印のデータを、御朱印画像データと称する。
寺社データベース203は、寺社の情報を記憶するものであり、寺社の識別子である寺院IDごとにレコードが構成されている。ユーザ領域202におけるレコードとは、この寺院IDによって関連づけられることになる。寺社データベース203には、このほか、寺社の情報として、名称、所在地、寺院/神社の区別および巡礼などが記憶される。また、本実施例では、寺社が提供するデジタル御朱印のデータは、寺社領域k204にホームページの形で記憶されているため、寺社データベース203には、その所在を示す情報としてリンク(URL)が記憶されている。
寺社領域204は、寺社ごとにレコードが作成されている。本実施例では、寺社ごとに一つのレコードとしているが、複数のレコードを用意してもよい。各レコードは、リンク(URL)によって識別されることになり、ホームページの形で、寺社の名称、所在地等の紹介およびデジタル御朱印を交付するためのアイコンなどとともに、デジタル御朱印のデータが格納されている。
寺社領域204に格納されているのは、図2で説明した通り要素データの組み合わせによって構成されたデジタル御朱印のデータである。この形式のデータを御朱印データと称する。
要素データベース205には、御朱印データを作成するための要素データが格納されている。寺社ごとに固有の寺社要素データ205aは、寺社ごとにフォルダが分けられている。フォルダ内には、図2における寺社名称101、マーク102のように寺社固有のデータが格納されている。寺社要素データ205a内の要素データは、他の寺社は利用できない。寺社要素データ205aには、日付などの変動データを表示する際に用いる書体データを登録しておいてもよい。例えば、「令和」「年」「月」「日」および漢数字を書体データとして登録しておけば、これらの組み合わせによって日付の表示は可能となる。
一方、開放要素データ205bには、図2における背景画像103、朱印画像104など、いずれの寺社も利用可能な要素データが格納されている。開放要素データ205bの要素データは、デジタル御朱印システムの運用者が用意してもよいし、寺社が、登録可能としてもよい。寺社が登録した開放要素データについては、有料とし、これを利用した他の寺社に対して課金できるようにしてもよい。
図4は、御朱印データ生成処理のフローチャートである。寺社が、要素データベース205を用いて御朱印データを生成し、寺社領域204に格納するための処理である。この処理は、寺社が利用する端末、例えば、サーバ200とネットワークNEで接続されたパソコンなどからの指示に応じてデジタル御朱印システムが実行する処理である。
処理を開始すると、デジタル御朱印システムは、寺社の認証を行いログインの処理を実行する(ステップS1)。認証は、デジタル御朱印システムが、IDやパスワードに基づいて行うものとしてもよいし、種々のSNSなどが提供する認証サービスを利用してもよい。
次に、デジタル御朱印システムは、寺社要素データおよび開放要素データの選択、位置などの指定を受け付ける(ステップS2)。図の右側に、例を示した。デジタル御朱印100のうち、寺社名称101、マーク102、背景画像103、朱印画像104などを指定することになる。
また、デジタル御朱印システムは、変動データの表示位置の指定を受け付ける(ステップS3)。右側の例で言えば、日付105、記念写真106を表示するための枠のサイズおよび位置を指定することになる。
こうして各指定が終了すると、デジタル御朱印システムは、これらを合成して、御朱印データとして寺社領域204に格納し(ステップS4)、御朱印データ生成処理を終了する。
図5は、御朱印取得処理のフローチャートである。ユーザがスマートフォン50を利用して、デジタル御朱印を取得するための処理である。左側にスマートフォン50が実行する端末側処理の内容を示し、右側にデジタル御朱印システムが実行する御朱印取得処理の内容を示した。
ユーザは、まずスマートフォン50によって、寺社に表示されたQRコード(登録情報)を読み込む(ステップS10)。寺社にICタグが用意されている場合は、これを読み込んでもよい。
読み込んだ情報には、寺社のホームページにアクセスするためのURLが記録されている。スマートフォン50は、このURLに基づいて、寺社領域に格納されたホームページにアクセスすると(ステップS11)、デジタル御朱印システムは、スマートフォン50からのアクセスを受け、寺社のホームページをスマートフォン50に表示させる(ステップS20)。ユーザは、このホームページを利用して、ユーザ認証を行う(ステップS11)。ユーザ認証は、ユーザID、パスワードなどによってデジタル御朱印システムが実行してもよいし、SNSなどが提供する認証サービスを利用してもよい。
寺社のホームページには、寺社の紹介などと合わせてデジタル御朱印を取得するためのメニューが表示されている(ステップS20)。ユーザが、これを選択すると、課金処理などが行われる(ステップS11)。課金についても、デジタル御朱印システム自体が行ってもよいし、種々の課金処理サービスを利用するものとしてもよい。
次に、デジタル御朱印システムは、変動データを受け付ける。即ち、スマートフォン50のインタフェース画面を通じて、ユーザからのコメントや写真などの画像データを入力する(ステップS12、ステップS21)。
こうして一連の情報を得ると、デジタル御朱印システムは、寺社が用意した御朱印データと、日付およびユーザから入力されたコメント等の変動データとを合成して、御朱印画像データを生成する(ステップS22)。そして、生成された御朱印画像データを、ユーザ領域202に格納する(ステップS23)。こうすることにより、ユーザは、寺社のデジタル御朱印を取得することができる。
本実施例では、デジタル御朱印システムは、さらに、デジタル御朱印を取得する際のリアリティを向上させるための処理として、デジタルご朱印を発行する場面を表した動画表示処理を実行する(ステップS24)。スマートフォン50には、デジタル御朱印システムから提供されるデータに基づいて動画表示が行われる(ステップS13)。
表示される動画としては、例えば、白紙の用紙に、御朱印が完成していく様子を表す動画、完成した御朱印を手渡される動画などとすることができる。これらの動画は、いわゆるAR表示、即ちスマートフォン50を、寺社の社務所、寺務所に向けることによって、スマートフォン50で撮影した画像にこれらの動画を重畳して表示するようにしてもよい。
動画表示は、デジタル御朱印の取得時だけでなく、後から再生可能としてもよい。
動画の表示が終了すると、デジタル御朱印システムは、御朱印表示処理を実行する(ステップS25)。これに応じてスマートフォン50には、取得した御朱印が表示される(ステップS14)。御朱印表示処理の具体的な処理内容は、後述する。
また、デジタル御朱印システムは、デジタル御朱印の取得実績に応じた特典付与を行う(ステップS26)。特典付与は、例えば、取得したデジタル御朱印の累計金額、累計回数、巡礼の達成など種々の規則に基づいて行うことができる。もちろん、特典は毎回与えなくてはならないものではなく、この規則を満たすときだけ付与すればよい。
付与する特典としては、例えば、デジタル御朱印の取得に利用できるクーポンやポイント、デジタル御朱印を印刷する際の表紙のアップグレードなど、種々の態様で与えることができる。
特典が付与される場合、スマートフォン50には、付与される特典の内容などが表示される(ステップS15)。
図6は、御朱印表示処理のフローチャートである。ユーザが取得したデジタル御朱印をスマートフォン50のディスプレイに表示させるための処理である。
処理を開始すると、デジタル御朱印システムは、ユーザデータベース201から、御朱印履歴を読み込む(ステップS30)。
そして、表示モードとしてサムネイルが選択されているときは(ステップS31)、デジタル御朱印システムは、取得した御朱印履歴に基づいてサムネイルを表示する(ステップS32)。図中に、表示の様子を例示した。図示するように、受けたデジタル御朱印の画像を小さく表示するのである。スマートフォン50のディスプレイに表示しきれない場合には、スクロール可能とすればよい。サムネイルの表示に代えて、御朱印を受けた寺社の名称などをリスト形式で表示するものとしてもよい。
ユーザがいずれかのサムネイルを選択した場合には、そのサムネイルに対応するデジタル御朱印の画像を拡大表示してもよい。
表示モードとして地図表示が選択されているときは(ステップS31)、デジタル御朱印システムは、日本地図上に、デジタル御朱印を取得した寺社の位置をシンボルで表した地図表示を行う(ステップS33)。シンボルは、寺社の種類等に応じて変えてもよい。
地図表示においても、ユーザがいずれかのシンボルを選択したときは、それに対応するデジタル御朱印の画像を表示してもよい。
ユーザは、表示を終了せず(ステップS34)、表示モードの切り換えを行うと、デジタル御朱印システムは、これに応じてステップS31〜S33を改めて実行する。ユーザが、終了を指示したときは(ステップS34)、デジタル御朱印システムは、御朱印表示処理を終了する。
図7は、印刷処理のフローチャートである。この処理は、ユーザデータベース201の御朱印履歴に基づいて、ユーザが受けたデジタル御朱印を印刷するための処理である。
処理を開始すると、デジタル御朱印システムは、御朱印履歴データを読み込み(ステップS40)、ユーザが受けているデジタル御朱印の一覧をスマートフォン50に表示させる(ステップS41)。図中にデジタル御朱印のサムネイル表示を例示した。リストで表示しても良い。
デジタル御朱印システムは、ユーザによる印刷対象の選択指示を入力する(ステップS42)。スマートフォン50の画面上で選択した結果を受信するのである。ユーザが印刷を所望するサムネイルを個別に選択する他、全てを一括選択する方法、日付けや場所などの選択条件に基づいて選択する方法など、種々の選択方法を用意してもよい。
次に、デジタル御朱印システムは、スマートフォン50から、出力方法の指示を入力する(ステップS43)。本実施例では、出力方法として、デジタル御朱印システムで印刷したものをユーザに郵送する方法、ユーザの所持するプリンタで印刷できるように印刷データをユーザに送信する方法、コンビニエンスストアなどの出力サービスを利用して印刷できるように受付番号などの必要な情報をユーザに送信する方法などから選択可能とした。
出力方法の指定において、御朱印帳の表紙や用紙を選択可能としてもよい。表紙や用紙には、無料で選択できるものと、有料で選択できるものとを設けてもよい。また、選択可能な表紙を、ユーザの御朱印の取得実績に応じてアップグレード可能としてもよい。
そして、デジタル御朱印システムは、指定された印刷を実行する(ステップS44)。印刷データを、ユーザまたは出力サービスに送信する旨が指定されている場合には、それに従った処理を行うことになる。
図8は、リコメンド処理のフローチャートである。御朱印履歴データに基づいて、次にユーザが参拝すべき寺社を推奨する処理である。
処理を開始すると、デジタル御朱印システムは、ユーザデータベース201から御朱印履歴データを読み込む(ステップS50)。そして、ユーザによるリコメンド条件、即ち推奨する寺院を選択するための条件設定を受け付ける(ステップS51)。本実施例では、巡礼別、近い順、話題性などの条件を設定可能とした。「巡礼別」とは、例えば、四国八十八箇所のようにユーザが実行中の巡礼がある場合には、それに従った選択をするという指定である。リコメンド条件は、いずれか一つを選択するものとしてもよいし、複数の条件に優先度を付けて選択するものとしてもよい。例えば、「巡礼別、近い順、話題性」という優先度で指定した場合には、ユーザが実行中の巡礼に属する寺社のうち、近いもの、さらに話題性が高いものの順に選択されることになる。
リコメンド条件は、予めユーザが設定しておくようにしてもよいし、リコメンド処理を実行する際に、ユーザの指定を受け付けるようにしてもよい。
こうしてリコメンド条件が設定されると、デジタル御朱印システムは、それに従って、神社、寺院を選択する(ステップS52)。
そして、選択結果に応じてリコメンド表示を行う(ステップS53)。図中に表示例を示した。この例では、複数の寺社が、「**寺、++寺」のようにリスト表示されている。ユーザがいずれかを選択すると、その寺社の詳細な情報が表示されるようにしてもよい。表示形式は、種々の態様が可能であり、リスト形式に代えて、地図上に表示するようにしてもよい。また、ユーザが、この中から寺社を選択したときは、そこに至る経路や交通手段などを表示するようにしてもよい。
図9は、御朱印交換処理のフローチャートである。ユーザが取得したデジタル御朱印を他のユーザに移転するための処理である。他のユーザから引き換えにデジタル御朱印を取得する形での「交換」だけでなく、一方的に移転する場合も含まれる。
処理を開始すると、デジタル御朱印システムは、ユーザデータベース201から御朱印履歴データを読み込み(ステップS60)、ユーザが受けているデジタル御朱印の一覧をスマートフォン50に表示させる(ステップS61)。図中にデジタル御朱印のサムネイル表示を例示した。リストで表示しても良い。
ユーザが、この中から交換するデジタル御朱印の対象および交換先を指示すると、デジタル御朱印システムは、これを入力する(ステップS62)。交換先として他のユーザを指定する方法は、ユーザID、氏名など種々の方法を利用することができる。
指定が完了すると、デジタル御朱印システムは、ユーザデータベース201の御朱印履歴、およびこれに対応するユーザ領域202のレコード(御朱印画像データなど)を、送り先のユーザデータベース201およびユーザ領域202に移動する。
引き換えに他のユーザから、デジタル御朱印を取得する場合は、同じ処理を他のユーザが実行すればよい。
以上で説明した実施例のデジタル御朱印システムによれば、デジタル御朱印を受け、管理等することができる。従って、御朱印帳の紛失、破損などのおそれを軽減することが可能となり、集印を楽しむことが可能となる。
実施例で説明した種々の特徴は必ずしも全てを備えている必要はなく、適宜、その一部を省略したり組み合わせたりすることができる。また、本考案は、種々の変形例を構成可能である。
10 コード情報
10a 2次元バーコード
10b ICタグ
50 スマートフォン
51 認識部
52 写真入力部
53 コメント入力部
54 画像表示部
55 送受信部
56 ブラウザ
100 デジタル御朱印
101 寺社名称
102 マーク
103 背景画像
104 朱印画像
105 日付
106 記念写真
200 サーバ
201 ユーザデータベース
202 ユーザ領域
203 寺社データベース
204 寺社領域
205 要素データベース
205a 寺社要素データ
205b 開放要素データ
210 ユーザ管理部
211 御朱印取得処理部
212 御朱印交換部
213 動画出力部
214 インタフェース提供部
215 送受信部
216 御朱印データ生成部
217 リコメンド部
218 地図出力部
219 特典付与部
220 印刷部

Claims (17)

  1. 寺社における御朱印を電子化したデジタル御朱印を提供するデジタル御朱印システムであって、
    ユーザが取得した前記デジタル御朱印のデータを保存するため前記ユーザに対応づけて用意されたユーザ領域記憶部と、
    前記寺社ごとに前記デジタル御朱印のデータを保持するため前記寺社に対応づけて用意された寺社領域記憶部と、
    前記寺社に設置された当該寺社固有のコード情報を前記ユーザの携帯端末が読み取った結果を当該携帯端末から受け取り、これに応じて当該寺社のデジタル御朱印を取得するための画面を前記携帯端末に表示させるインタフェース提供部と、
    該インタフェース提供部によって提供される画面を通じて前記携帯端末から前記デジタル御朱印を取得する旨の指示を受け取ると、該デジタル御朱印のデータを前記ユーザ領域記憶部に格納する御朱印取得処理部とを備えるデジタル御朱印システム。
  2. 請求項1記載のデジタル御朱印システムであって、
    前記携帯端末は、前記ユーザが所有する携帯電話、スマートフォンまたはタブレットであるデジタル御朱印システム。
  3. 請求項1または2記載のデジタル御朱印システムであって、
    前記御朱印取得処理部は、
    前記寺社領域記憶部に記憶されたデジタル御朱印を表すデータを読み出し、
    前記取得の指示がなされた日付および前記ユーザの携帯端末から入力されたデータの一方または双方からなる変動データを前記デジタル御朱印に合成した御朱印画像データを生成し、
    当該御朱印画像データを前記ユーザ領域記憶部に格納するデジタル御朱印システム。
  4. 請求項3記載のデジタル御朱印システムであって、
    前記変動データは、前記携帯端末から入力された画像データまたはテキストデータであるデジタル御朱印システム。
  5. 請求項1〜4いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
    前記御朱印取得処理部は、該デジタル御朱印のデータと、該デジタル御朱印の属性を表す属性データとを関連づけて格納するデジタル御朱印システム。
  6. 請求項5記載のデジタル御朱印システムであって、
    前記属性データに基づいて、前記デジタル御朱印のデータを選択またはソートする管理部を備える御朱印システム。
  7. 請求項1〜6いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
    前記デジタル御朱印を構成する要素データを予め格納する要素データベースと、
    前記寺社が利用する端末から入力される、複数の前記要素データについて選択およびデジタル御朱印上の配置の指示に従って、該要素データを配置して、該寺社用のデジタル御朱印のデータを生成し、前記寺社領域記憶部に格納する御朱印データ生成部とを備えるデジタル御朱印システム。
  8. 請求項7記載のデジタル御朱印システムであって、
    前記要素データとして、特定の前記寺社のみが使用できる寺社要素データと、複数の寺社に対して使用が許諾される開放要素データとを備えるデジタル御朱印システム。
  9. 請求項1〜8いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
    該デジタル御朱印システムに対応した複数の寺社のうち、所定の規則に基づいて、前記ユーザに対して、次に参拝すべき神社または寺院を提示するリコメンド部を有するデジタル御朱印システム。
  10. 請求項9記載のデジタル御朱印システムであって、
    前記所定の規則は、ユーザの現在位置またはユーザが直近に参拝した神社または寺院の位置から最も近い神社または寺院を選択するという規則であるデジタル御朱印システム。
  11. 請求項9記載のデジタル御朱印であって、
    前記神社または寺院は、巡礼に応じてグループ化されており、
    前記所定の規則は、ユーザが行っている巡礼に従って、神社または寺院を選択するという規則であるデジタル御朱印システム。
  12. 請求項1〜11いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
    前記デジタル御朱印を取得したそれぞれの寺社の場所にシンボルを表した地図を表示する地図出力部を備えるデジタル御朱印システム。
  13. 請求項1〜11いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
    さらに、前記履歴データ記憶部を参照して、認識された御朱印を印刷する印刷部を有するデジタル御朱印システム。
  14. 請求項1〜13いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
    取得された前記デジタル御朱印について、該デジタル御朱印を発行する様子を表した動画を前記携帯端末に出力する動画出力部を備えるデジタル御朱印システム。
  15. 請求項14記載のデジタル御朱印システムであって、
    前記動画出力部は、
    前記携帯端末で撮影された前記寺社の画像に重畳して前記動画を出力するデジタル御朱印システム。
  16. 請求項1〜15いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
    前記ユーザの前記携帯端末から、該ユーザが取得したデジタル御朱印のデータを他のユーザに移転する旨の指示を受け付け、該指示に応じて、該デジタル御朱印のデータを指示された他のユーザに対応する前記ユーザ領域記憶部に移動するデジタル御朱印システム。
  17. 請求項1〜16いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
    前記デジタル御朱印の取得実績に応じて、前記ユーザに対して特典を付与する特典付与部を有するデジタル御朱印システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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