JP3231108U - デジタル御朱印システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタル御朱印システムは、ユーザが取得したデジタル御朱印のデータを保存するユーザ領域記憶部と、寺社ごとにデジタル御朱印のデータを保持する寺社領域記憶部と、寺社に設置された寺社固有のコード情報をユーザの携帯端末から受け取り、デジタル御朱印の取得画面を携帯端末に表示させるインタフェース提供部と、インタフェース提供部により提供される画面を通じて携帯端末から指示を受け取ると、デジタル御朱印のデータをユーザ領域記憶部に格納する御朱印取得処理部とを備える。寺社に2次元バーコードやICタグを設置し、ユーザがスマートフォンで読み込んでURLを取得し、システムにアクセスすると、予め記憶されているデジタル御朱印を取得できる。
【選択図】図1
Description
こうした課題を克服するため、御朱印をデジタル化した画像データをホームページで提供する試みもなされている。また、御朱印とは異なるものの特許文献1は、デジタルサイネージからスタンプ情報を取得することでスタンプラリーを行うシステムを開示している。特許文献2は、神社などに御朱印データ等を格納した非接触ICを備えたサインボードを設置し、この非接触ICからデータを読み込むシステムを開示している。
寺社における御朱印を電子化したデジタル御朱印を提供するデジタル御朱印システムであって、
ユーザが取得した前記デジタル御朱印のデータを保存するため前記ユーザに対応づけて用意されたユーザ領域記憶部と、
前記寺社ごとに前記デジタル御朱印のデータを保持するため前記寺社に対応づけて用意された寺社領域記憶部と、
前記寺社に設置された当該寺社固有のコード情報を前記ユーザの携帯端末が読み取った結果を当該携帯端末から受け取り、これに応じて当該寺社のデジタル御朱印を取得するための画面を前記携帯端末に表示させるインタフェース提供部と、
該インタフェース提供部によって提供される画面を通じて前記携帯端末から前記デジタル御朱印を取得する旨の指示を受け取ると、該デジタル御朱印のデータを前記ユーザ領域記憶部に格納する御朱印取得処理部とを備えるデジタル御朱印システムと構成することができる。
本考案におけるコード情報としては、例えば、デジタル御朱印を取得するための画面を寺社ごとにウェブページの形で提供するものとし、当該ウェブページのURLを、寺社を特定する情報とすることができる。また、寺社の名称や、寺社固有の識別情報などを設定してもよい。
これらのコード情報は、人が判別できない形で用意し、携帯端末で解析して取得する方法をとってもよい。例えば、ウェブページのURLを表すQRコード(登録商標)、バーコードを寺社に表示しておき、これを携帯端末で読み込むようにしてもよい。また、こうした情報を電子データとしてICタグなどに記憶させたものを寺社に設置しておき、これを携帯端末で読み取るようにしてもよい。このように人が判別できない形で用意することにより、寺社を訪問しない者がコード情報を利用して御朱印を取得する可能性を抑制することができる。
前記携帯端末は、前記ユーザが所有する携帯電話、スマートフォンまたはタブレットとしてもよい。
前記御朱印取得処理部は、
前記寺社領域記憶部に記憶されたデジタル御朱印を表すデータを読み出し、
前記取得の指示がなされた日付および前記ユーザの携帯端末から入力されたデータの一方または双方からなる変動データを前記デジタル御朱印に合成した御朱印画像データを生成し、
当該御朱印画像データを前記ユーザ領域記憶部に格納するものとしてもよい。
変動データとしては、日付を用いることができる。この場合、日付は、標準の書体を用いてもよいし、寺社固有の書体を用いてもよい。
前記変動データは、前記携帯端末から入力された画像データまたはテキストデータとしてもよい。
例えば、ユーザが送信した記念写真その他の画像データとしてもよい。また、ユーザが入力したコメントなどとしてもよい。
前記御朱印取得処理部は、該デジタル御朱印のデータと、該デジタル御朱印の属性を表す属性データとを関連づけて格納するものとしてもよい。
このように属性データを用いることにより、デジタル御朱印のデータの管理性を向上させることができる。
前記属性データに基づいて、前記デジタル御朱印のデータを選択またはソートする管理部を備えるものとしてもよい。
前記デジタル御朱印を構成する要素データを予め格納する要素データベースと、
前記寺社が利用する端末から入力される、複数の前記要素データについて選択およびデジタル御朱印上の配置の指示に従って、該要素データを配置して、該寺社用のデジタル御朱印のデータを生成し、前記寺社領域記憶部に格納する御朱印データ生成部とを備えるものとしてもよい。
前記要素データとして、特定の前記寺社のみが使用できる寺社要素データと、複数の寺社に対して使用が許諾される開放要素データとを備えるものとしてもよい。
該デジタル御朱印システムに対応した複数の寺社のうち、所定の規則に基づいて、前記ユーザに対して、次に参拝すべき神社または寺院を提示するリコメンド部を有するものとしてもよい。
神社や寺院の特定は、例えば、御朱印データ記憶部に、予め本考案のシステムに対応した各地の神社や寺院を記憶しておき、これを参照して、ユーザがまだ参拝していない神社等を選択してもよい。また、ネットワークを介して外部のサーバから、神社や寺院の情報を取得して、まだ参拝していない神社等を選択してもよい。
例えば、前記所定の規則は、ユーザの現在位置またはユーザが直近に参拝した神社または寺院の位置から最も近い神社または寺院を選択するという規則としてもよい。
前記神社または寺院は、巡礼に応じてグループ化されている場合には、
前記所定の規則は、ユーザが行っている巡礼に従って、神社または寺院を選択するという規則としてもよい。
推奨する神社等の提示も、種々の態様が考えられる。例えば、名称等をリストで提示してもよいし、地図上に示しても良い。
前記デジタル御朱印を取得したそれぞれの寺社の場所にシンボルを表した地図を表示する地図出力部を備えてもよい。
さらに、前記履歴データ記憶部を参照して、認識された御朱印を印刷する印刷部を有するものとしてもよい。
印刷は、携帯端末とプリンタを接続して行うようにしてもよいし、外部の印刷サービスによって行うようにしてもよい。
取得された前記デジタル御朱印について、該デジタル御朱印を発行する様子を表した動画を前記携帯端末に出力する動画出力部を備えるものとしてもよい。
前記携帯端末で撮影された前記寺社の画像に重畳して前記動画を出力するものとしてもよい。
AR技術を利用した動画を再生するため、寺社の特定の部位や寺社に付されたマーカーがユーザの携帯電話によって撮影されているときにのみ動画を再生するようにしてもよい。
前記ユーザの前記携帯端末から、該ユーザが取得したデジタル御朱印のデータを他のユーザに移転する旨の指示を受け付け、該指示に応じて、該デジタル御朱印のデータを指示された他のユーザに対応する前記ユーザ領域記憶部に移動するものとしてもよい。
前記デジタル御朱印の取得実績に応じて、前記ユーザに対して特典を付与する特典付与部を有するものとしてもよい。
また、特典を付与するための規則も、デジタル御朱印を取得するために支払った金額、デジタル御朱印を取得した回数など、種々の規則を用いることができる。
送受信部55は、ネットワークNEを介してサーバ200との送受信を行う。
認識部51は、2次元バーコード10aなどから寺社に固有のコード情報10を認識する。認識したコード情報は、サーバ200へのアクセスに利用される。
写真入力部52は、デジタル御朱印に貼付する写真データを入力する。写真入力部52には、スマートフォン50に備えられているカメラを利用することができる。
ブラウザ56は、ネットワークNEを介してサーバ200から提供されるインタフェース画面等を提示する。
コメント入力部53は、ブラウザ56を介してユーザがデジタル御朱印に表示するコメントなどを入力する。コメントは、御朱印を受けた時点で入力するものとしてもよいし、後日、入力可能としてもよい。
画像表示部54は、ブラウザ56による画面を、スマートフォン50のディスプレイに表示する。
ユーザ領域202は、ユーザごとに取得したデジタル御朱印などのデータを格納するメモリまたはハードディスクである。
寺社データベース203は、寺社の名称など、デジタル御朱印システムを利用する寺社の情報を管理するためのデータベースである。寺社によっては、「四国八十八箇所」のように、巡礼すべき札所として、ひとまとまりのグループとしての総称が与えられている場合もあるため、こうした総称を記憶させてもよい。以下、本明細書では、この総称を、「巡礼」と表すこともある。
寺社領域204は、予め各寺社の御朱印に関するデータ(以下、「御朱印データ」と言う)が記憶されている。御朱印データの内容としては、寺社を認識するための識別パターン、名称、所在地、画像データなどが挙げられる。
要素データベース205は、御朱印データを構成する画像、書体その他のデータを要素データとして記憶するメモリ等である。
印刷部220は、ユーザからの指示に従って、御朱印の印刷を実行する。
ユーザ管理部210は、新規ユーザの登録や、ユーザデータベース201の内容の編集など、ユーザの管理に必要な機能を提供する。
御朱印取得処理部211は、ユーザがデジタル御朱印の取得を指示すると、指定された寺社の御朱印データを寺社領域204から読み出し、日付などを表す文字列を追加するなどの処理を行って、合成して生成したデジタル御朱印のデータ(以下、「御朱印画像データ」という)をユーザ領域202に格納する。
御朱印交換部212は、ユーザが取得済みの御朱印を、他のユーザに譲渡する旨の指示を受け、ユーザ領域202に格納されている御朱印画像データを他のユーザに対応したユーザ領域202に移動する。
インタフェース提供部214は、スマートフォン50のブラウザ56にインタフェースを表示するためのデータを生成する。インタフェースは、例えば、ユーザ登録、御朱印の登録、御朱印の表示、印刷の指定などの画面となる。
動画出力部213は、スマートフォン50のブラウザ56にデジタル御朱印を発行する動画などを表示させる。本実施例では、スマートフォン50が撮影した画像データに重畳して動画を表示させるAR動画機能も実現することができる。
地図出力部218は、デジタル御朱印を取得した寺社の位置をシンボルで表示した地図を、スマートフォン50に表示させる。
特典付与部219は、デジタル御朱印の取得実績に応じて、種々の特典をユーザに与える。
本実施例では、デジタル御朱印100は、種々の要素データを組み合わせて構成されている。要素データとしては、寺社名称101、マーク102、背景画像103、朱印画像104、日付105、記念写真106などが挙げられる。寺社名称101は、寺社が用意した書体と文字データとを用いて描画してもよいし、手書きの文字をスキャンした画像データを用いてもよい。
寺社は、寺社固有の要素データ(これを寺社要素データという)またはいずれの寺社も利用可能な要素データ(これを開放要素データという)として、用意された各要素データの中から、寺社名称101、マーク102、背景画像103、朱印画像104を選択し、大きさ、描画位置(デジタル御朱印100における座標値など)を指定する。また、日付105は、ユーザがデジタル御朱印を取得した日によって変動するデータであるため、これを描画するための書体を用意するとともに、日付を描画する大きさ、描画位置を指定しておく。記念写真106も、ユーザが御朱印を取得する際にデジタル御朱印システムに送信するデータであるため、表示する大きさ、描画位置を指定しておく。この他、ユーザが入力したコメントを表示する領域を指定するようにしてもよい。
なお、日付105、記念写真106のように、デジタル御朱印の取得する日時やユーザの指定によって変動するデータを、以下、変動データと称する。
このように、要素データの組み合わせでデジタル御朱印を構成することにより、要素データを追加、変更すればデジタル御朱印を容易に変更することができる利点がある。要素データの構成は任意に決めることができることができ、図2に示したデジタル御朱印100のうち、変動データを除いた寺社名称101、マーク102、背景画像103、朱印画像104をまとめて一つの画像データとして、即ち一つの要素データとして構成しても差し支えない。
ユーザデータベース201には、ユーザの識別子であるユーザIDごとにレコードが構成されている。そして、氏名などユーザ自身に関する情報が記憶されるとともに、御朱印履歴[1]、御朱印履歴[2]のようにデジタル御朱印を受けた履歴が記憶される。取得したデジタル御朱印のデータ自体は、ユーザ領域202に記憶されているため、御朱印履歴のデータとしては、ユーザ領域202のデータのインデックスとなる御朱印ID、御朱印を受けた年月日、およびコメントが記憶されている。さらに他の情報を記憶するようにしてもよい。
寺社が用意しているデジタル御朱印100は、図2において説明した通り、種々の要素データの組み合わせによって構成されている。ただし、ユーザがデジタル御朱印を取得すると、変動データ(図2における日付105、記念写真106)が確定するため、ユーザには、これらを合成した一枚の画像データとしてデジタル御朱印が付与される。従って、ユーザ領域202に格納されている画像データは、こうして構成されたものであり、要素データ単位での編集はできないという意味で編集不能なデータとなっている。以下、ユーザ領域202に格納されるデジタル御朱印のデータを、御朱印画像データと称する。
寺社領域204に格納されているのは、図2で説明した通り要素データの組み合わせによって構成されたデジタル御朱印のデータである。この形式のデータを御朱印データと称する。
一方、開放要素データ205bには、図2における背景画像103、朱印画像104など、いずれの寺社も利用可能な要素データが格納されている。開放要素データ205bの要素データは、デジタル御朱印システムの運用者が用意してもよいし、寺社が、登録可能としてもよい。寺社が登録した開放要素データについては、有料とし、これを利用した他の寺社に対して課金できるようにしてもよい。
次に、デジタル御朱印システムは、寺社要素データおよび開放要素データの選択、位置などの指定を受け付ける(ステップS2)。図の右側に、例を示した。デジタル御朱印100のうち、寺社名称101、マーク102、背景画像103、朱印画像104などを指定することになる。
また、デジタル御朱印システムは、変動データの表示位置の指定を受け付ける(ステップS3)。右側の例で言えば、日付105、記念写真106を表示するための枠のサイズおよび位置を指定することになる。
こうして各指定が終了すると、デジタル御朱印システムは、これらを合成して、御朱印データとして寺社領域204に格納し(ステップS4)、御朱印データ生成処理を終了する。
読み込んだ情報には、寺社のホームページにアクセスするためのURLが記録されている。スマートフォン50は、このURLに基づいて、寺社領域に格納されたホームページにアクセスすると(ステップS11)、デジタル御朱印システムは、スマートフォン50からのアクセスを受け、寺社のホームページをスマートフォン50に表示させる(ステップS20)。ユーザは、このホームページを利用して、ユーザ認証を行う(ステップS11)。ユーザ認証は、ユーザID、パスワードなどによってデジタル御朱印システムが実行してもよいし、SNSなどが提供する認証サービスを利用してもよい。
こうして一連の情報を得ると、デジタル御朱印システムは、寺社が用意した御朱印データと、日付およびユーザから入力されたコメント等の変動データとを合成して、御朱印画像データを生成する(ステップS22)。そして、生成された御朱印画像データを、ユーザ領域202に格納する(ステップS23)。こうすることにより、ユーザは、寺社のデジタル御朱印を取得することができる。
表示される動画としては、例えば、白紙の用紙に、御朱印が完成していく様子を表す動画、完成した御朱印を手渡される動画などとすることができる。これらの動画は、いわゆるAR表示、即ちスマートフォン50を、寺社の社務所、寺務所に向けることによって、スマートフォン50で撮影した画像にこれらの動画を重畳して表示するようにしてもよい。
動画表示は、デジタル御朱印の取得時だけでなく、後から再生可能としてもよい。
付与する特典としては、例えば、デジタル御朱印の取得に利用できるクーポンやポイント、デジタル御朱印を印刷する際の表紙のアップグレードなど、種々の態様で与えることができる。
特典が付与される場合、スマートフォン50には、付与される特典の内容などが表示される(ステップS15)。
そして、表示モードとしてサムネイルが選択されているときは(ステップS31)、デジタル御朱印システムは、取得した御朱印履歴に基づいてサムネイルを表示する(ステップS32)。図中に、表示の様子を例示した。図示するように、受けたデジタル御朱印の画像を小さく表示するのである。スマートフォン50のディスプレイに表示しきれない場合には、スクロール可能とすればよい。サムネイルの表示に代えて、御朱印を受けた寺社の名称などをリスト形式で表示するものとしてもよい。
ユーザがいずれかのサムネイルを選択した場合には、そのサムネイルに対応するデジタル御朱印の画像を拡大表示してもよい。
地図表示においても、ユーザがいずれかのシンボルを選択したときは、それに対応するデジタル御朱印の画像を表示してもよい。
出力方法の指定において、御朱印帳の表紙や用紙を選択可能としてもよい。表紙や用紙には、無料で選択できるものと、有料で選択できるものとを設けてもよい。また、選択可能な表紙を、ユーザの御朱印の取得実績に応じてアップグレード可能としてもよい。
処理を開始すると、デジタル御朱印システムは、ユーザデータベース201から御朱印履歴データを読み込む(ステップS50)。そして、ユーザによるリコメンド条件、即ち推奨する寺院を選択するための条件設定を受け付ける(ステップS51)。本実施例では、巡礼別、近い順、話題性などの条件を設定可能とした。「巡礼別」とは、例えば、四国八十八箇所のようにユーザが実行中の巡礼がある場合には、それに従った選択をするという指定である。リコメンド条件は、いずれか一つを選択するものとしてもよいし、複数の条件に優先度を付けて選択するものとしてもよい。例えば、「巡礼別、近い順、話題性」という優先度で指定した場合には、ユーザが実行中の巡礼に属する寺社のうち、近いもの、さらに話題性が高いものの順に選択されることになる。
リコメンド条件は、予めユーザが設定しておくようにしてもよいし、リコメンド処理を実行する際に、ユーザの指定を受け付けるようにしてもよい。
そして、選択結果に応じてリコメンド表示を行う(ステップS53)。図中に表示例を示した。この例では、複数の寺社が、「**寺、++寺」のようにリスト表示されている。ユーザがいずれかを選択すると、その寺社の詳細な情報が表示されるようにしてもよい。表示形式は、種々の態様が可能であり、リスト形式に代えて、地図上に表示するようにしてもよい。また、ユーザが、この中から寺社を選択したときは、そこに至る経路や交通手段などを表示するようにしてもよい。
処理を開始すると、デジタル御朱印システムは、ユーザデータベース201から御朱印履歴データを読み込み(ステップS60)、ユーザが受けているデジタル御朱印の一覧をスマートフォン50に表示させる(ステップS61)。図中にデジタル御朱印のサムネイル表示を例示した。リストで表示しても良い。
ユーザが、この中から交換するデジタル御朱印の対象および交換先を指示すると、デジタル御朱印システムは、これを入力する(ステップS62)。交換先として他のユーザを指定する方法は、ユーザID、氏名など種々の方法を利用することができる。
指定が完了すると、デジタル御朱印システムは、ユーザデータベース201の御朱印履歴、およびこれに対応するユーザ領域202のレコード(御朱印画像データなど)を、送り先のユーザデータベース201およびユーザ領域202に移動する。
引き換えに他のユーザから、デジタル御朱印を取得する場合は、同じ処理を他のユーザが実行すればよい。
10a 2次元バーコード
10b ICタグ
50 スマートフォン
51 認識部
52 写真入力部
53 コメント入力部
54 画像表示部
55 送受信部
56 ブラウザ
100 デジタル御朱印
101 寺社名称
102 マーク
103 背景画像
104 朱印画像
105 日付
106 記念写真
200 サーバ
201 ユーザデータベース
202 ユーザ領域
203 寺社データベース
204 寺社領域
205 要素データベース
205a 寺社要素データ
205b 開放要素データ
210 ユーザ管理部
211 御朱印取得処理部
212 御朱印交換部
213 動画出力部
214 インタフェース提供部
215 送受信部
216 御朱印データ生成部
217 リコメンド部
218 地図出力部
219 特典付与部
220 印刷部
Claims (17)
- 寺社における御朱印を電子化したデジタル御朱印を提供するデジタル御朱印システムであって、
ユーザが取得した前記デジタル御朱印のデータを保存するため前記ユーザに対応づけて用意されたユーザ領域記憶部と、
前記寺社ごとに前記デジタル御朱印のデータを保持するため前記寺社に対応づけて用意された寺社領域記憶部と、
前記寺社に設置された当該寺社固有のコード情報を前記ユーザの携帯端末が読み取った結果を当該携帯端末から受け取り、これに応じて当該寺社のデジタル御朱印を取得するための画面を前記携帯端末に表示させるインタフェース提供部と、
該インタフェース提供部によって提供される画面を通じて前記携帯端末から前記デジタル御朱印を取得する旨の指示を受け取ると、該デジタル御朱印のデータを前記ユーザ領域記憶部に格納する御朱印取得処理部とを備えるデジタル御朱印システム。 - 請求項1記載のデジタル御朱印システムであって、
前記携帯端末は、前記ユーザが所有する携帯電話、スマートフォンまたはタブレットであるデジタル御朱印システム。 - 請求項1または2記載のデジタル御朱印システムであって、
前記御朱印取得処理部は、
前記寺社領域記憶部に記憶されたデジタル御朱印を表すデータを読み出し、
前記取得の指示がなされた日付および前記ユーザの携帯端末から入力されたデータの一方または双方からなる変動データを前記デジタル御朱印に合成した御朱印画像データを生成し、
当該御朱印画像データを前記ユーザ領域記憶部に格納するデジタル御朱印システム。 - 請求項3記載のデジタル御朱印システムであって、
前記変動データは、前記携帯端末から入力された画像データまたはテキストデータであるデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜4いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
前記御朱印取得処理部は、該デジタル御朱印のデータと、該デジタル御朱印の属性を表す属性データとを関連づけて格納するデジタル御朱印システム。 - 請求項5記載のデジタル御朱印システムであって、
前記属性データに基づいて、前記デジタル御朱印のデータを選択またはソートする管理部を備える御朱印システム。 - 請求項1〜6いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
前記デジタル御朱印を構成する要素データを予め格納する要素データベースと、
前記寺社が利用する端末から入力される、複数の前記要素データについて選択およびデジタル御朱印上の配置の指示に従って、該要素データを配置して、該寺社用のデジタル御朱印のデータを生成し、前記寺社領域記憶部に格納する御朱印データ生成部とを備えるデジタル御朱印システム。 - 請求項7記載のデジタル御朱印システムであって、
前記要素データとして、特定の前記寺社のみが使用できる寺社要素データと、複数の寺社に対して使用が許諾される開放要素データとを備えるデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜8いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
該デジタル御朱印システムに対応した複数の寺社のうち、所定の規則に基づいて、前記ユーザに対して、次に参拝すべき神社または寺院を提示するリコメンド部を有するデジタル御朱印システム。 - 請求項9記載のデジタル御朱印システムであって、
前記所定の規則は、ユーザの現在位置またはユーザが直近に参拝した神社または寺院の位置から最も近い神社または寺院を選択するという規則であるデジタル御朱印システム。 - 請求項9記載のデジタル御朱印であって、
前記神社または寺院は、巡礼に応じてグループ化されており、
前記所定の規則は、ユーザが行っている巡礼に従って、神社または寺院を選択するという規則であるデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜11いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
前記デジタル御朱印を取得したそれぞれの寺社の場所にシンボルを表した地図を表示する地図出力部を備えるデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜11いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
さらに、前記履歴データ記憶部を参照して、認識された御朱印を印刷する印刷部を有するデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜13いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
取得された前記デジタル御朱印について、該デジタル御朱印を発行する様子を表した動画を前記携帯端末に出力する動画出力部を備えるデジタル御朱印システム。 - 請求項14記載のデジタル御朱印システムであって、
前記動画出力部は、
前記携帯端末で撮影された前記寺社の画像に重畳して前記動画を出力するデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜15いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
前記ユーザの前記携帯端末から、該ユーザが取得したデジタル御朱印のデータを他のユーザに移転する旨の指示を受け付け、該指示に応じて、該デジタル御朱印のデータを指示された他のユーザに対応する前記ユーザ領域記憶部に移動するデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜16いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
前記デジタル御朱印の取得実績に応じて、前記ユーザに対して特典を付与する特典付与部を有するデジタル御朱印システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020005108U JP3231108U (ja) | 2020-11-27 | 2020-11-27 | デジタル御朱印システム |
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Cited By (1)
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JP7512466B1 (ja) | 2023-03-31 | 2024-07-08 | PayPay株式会社 | サービスサーバ、サービス提供方法、プログラム、アプリケーションプログラム、およびサービスシステム |
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- 2020-11-27 JP JP2020005108U patent/JP3231108U/ja active Active
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