JP3216989U - デジタル御朱印システム - Google Patents
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Abstract
Description
一方、御朱印とは異なるものの、こうした課題を克服する技術として、記念スタンプをデジタル化する技術も提案されている。例えば、特許文献1は、デジタルサイネージからスタンプ情報を取得することでスタンプラリーを行うシステムを開示している。
神社または寺院における御朱印を電子的に集印するデジタル御朱印システムであって、
ユーザが使用するための携帯端末と、
前記神社または寺院に設置され、前記携帯端末に前記御朱印を受けた情報を記憶させる電子印章と、
前記携帯端末を介して前記電子印章を認識する御朱印認識部と、
前記認識結果を履歴データとして記憶する履歴データ記憶部とを備えるデジタル御朱印システム
と構成することができる。
本考案のデジタル御朱印システムは、携帯端末のみに全ての機能を集約し、携帯端末のみのスタンドアロンシステムで構成してもよい。スタンドアロンシステムの場合、携帯端末=デジタル御朱印システムということになる。また、携帯端末と本体システムなどをネットワークで接続した構成(以下、「本体/端末構成」と呼ぶ)としてもよい。
電子印章の認識は、本体/端末構成の場合、第1の方法として、携帯端末で電子印章を認識するための識別情報を取得して本体に送信し、本体システムで認識を行う方法をとることができる。また、第2の方法として、携帯端末で認識し、認識結果を本体システムに送信するようにしてもよい。
前記携帯端末は、前記ユーザが所有する携帯電話、スマートフォンまたはタブレットであるものとしてもよい。
こうすれば、参拝時に携帯端末を忘れる可能性を低減させることもできる。
前記電子印章は、前記御朱印と対応づけられた固有の識別パターンを形成したパターン面を有しており、
前記デジタル御朱印システムは、前記御朱印を表す情報である御朱印データを前記識別パターンと対応づけて予め記憶する御朱印データ記憶部を有しており、
前記御朱印認識部は、前記識別パターンを読み取って、前記御朱印データ記憶部を参照することにより、前記御朱印を認識するものとしてもよい。
本体/端末構成の場合、携帯端末において、識別パターンを認識させてもよいし、携帯端末で検出された多点の座標値や取得された画像などを本体システムに送信し、本体システムでこれらに基づいて識別パターンを認識するようにしてもよい。
本考案において、
前記電子印章は、前記御朱印と対応づけられた識別情報を発信する発信装置を内蔵しており、
前記デジタル御朱印システムは、前記御朱印を表す情報である御朱印データを前記識別情報と対応づけて予め記憶する御朱印データ記憶部を有しており、
前記御朱印認識部は、前記識別情報を受信して、前記御朱印データ記憶部を参照することにより、前記御朱印を認識するようにしてもよい。
前記電子印章は、紙に押印可能な印面を有しているものとしてもよい。
前記御朱印データ記憶部は、前記御朱印データとして、前記御朱印を表す画像データを記憶するものとしてもよい。
こうすれば、御朱印の出力に必要なデータを電子印章から取得する必要がなくなる。
もっとも、本考案においては、電子印章と携帯端末との間で、近距離通信を可能とすることにより、御朱印の画像データなどを電子印章から携帯端末に送信するようにしても構わない。
前記御朱印を認識した日付けを取得する日付取得部を有し、
前記履歴データ記憶部は、前記認識結果と関連づけて、前記日付けを記憶するものとしてもよい。
前記ユーザからのコメントを入力するコメント入力部を有し、
前記履歴データ記憶部は、前記認識結果と関連づけて、前記コメントを記憶するものとしてもよい。
該デジタル御朱印システムに対応した複数の御朱印のうち、前記履歴データ記憶部に記憶されていないものから、所定の規則に基づいて、前記ユーザに対して、次に参拝すべき神社または寺院を提示するリコメンド部を有するものとしてもよい。
神社や寺院の特定は、例えば、御朱印データ記憶部に、予め本考案のシステムに対応した各地の神社や寺院を記憶しておき、これを参照して、ユーザがまだ参拝していない神社等を選択してもよい。また、ネットワークを介して外部のサーバから、神社や寺院の情報を取得して、まだ参拝していない神社等を選択してもよい。
例えば、前記所定の規則は、ユーザの現在位置またはユーザが直近に参拝した神社または寺院の位置から最も近い神社または寺院を選択するという規則としてもよい。
かかる態様においては、御朱印データ記憶部に、予め神社や寺院の位置情報などを記憶しておけばよい。また、神社等への経路も考慮して選択する場合には、別途、地図情報を用意し、経路探索するための機能を備えておくことが好ましい。
前記神社または寺院は、巡礼に応じてグループ化されている場合には、
前記所定の規則は、ユーザが行っている巡礼に従って、神社または寺院を選択するという規則としてもよい。
推奨する神社等の提示も、種々の態様が考えられる。例えば、名称等をリストで提示してもよいし、地図上に示しても良い。
さらに、前記履歴データ記憶部を参照して、認識された御朱印を印刷する印刷部を有するものとしてもよい。
印刷は、携帯端末とプリンタを接続して行うようにしてもよいし、外部の印刷サービスによって行うようにしてもよい。
さらに、前記携帯端末とネットワークで接続されたサーバを有し、
該サーバは、前記履歴データ記憶部と同期して前記履歴データを記憶する履歴データベースを有するものとしてもよい。
本体/端末構成における本体システムをサーバで構成する態様である。こうすることにより、携帯端末の破損、紛失などによって、履歴データが失われることを回避できる。
前記電子印章は、前記神社または寺院において、施錠された保管庫に保管されているものとしてもよい。
こうすることにより、電子印章の紛失、盗難を避けることができる。
前記保管庫は、所定額の金銭を投入することにより解錠可能であるものとしてもよい。
こうすることにより、ユーザが自ら解錠して、御朱印の記憶を行うことが可能となり、利便性を向上させることができる。
実施例1では、サーバ200を本体とし、スマートフォン100を携帯端末とする本体/端末構成のシステムについて説明する。
送受信部104は、ネットワークNEを介してサーバ200との送受信を行う。本実施例では、アプリケーションのサーバ200への識別パターンのアップロード、サーバ200からの画像等のダウンロードなどを行うものとした。
パターン認識部101は、電子印章11の印章面に形成された識別パターンを認識する。スマートフォン100の画面は、携帯端末が多点検出可能なマルチタッチタイプとなっており、識別パターンは、これによって認識可能な態様で形成されている。例えば、静電容量タイプの場合には、導電繊維などで識別パターンを形成することができる。認識した識別パターンは、ネットワークNEを介してサーバ200に送信される。
ブラウザ105は、ネットワークNEを介してサーバ200から提供されるインタフェース画面等を提示する。
コメント入力部102は、ブラウザ105を介してユーザが御朱印に関連づけて記憶させるコメントを入力する。コメントは、御朱印を受けた時点で入力するものとしてもよいし、後日、入力可能としてもよい。また、入力済みのコメントを編集可能としてもよい。
画像表示部103は、ブラウザ105による画面を、スマートフォン100のディスプレイに表示する。
履歴データベース211は、ユーザが御朱印を受けた履歴を、履歴データとして記憶するデータベースである。御朱印とは、厳密には寺院等で墨書された内容および押印された印影の総称であるが、本明細書では、電子印章を認識した記録を「御朱印」と称することもある。
御朱印データベース212には、予め各寺院等の御朱印に関するデータ(以下、「御朱印データ」と言う)が記憶されている。御朱印データの内容としては、寺院等を認識するための識別パターン、名称、所在地、画像データなどが挙げられる。また、寺院によっては、「四国八十八箇所」のように、巡礼すべき札所として、ひとまとまりのグループとしての総称が与えられている場合もあるため、こうした総称を記憶させてもよい。以下、本明細書では、この総称を、「巡礼」と表すこともある。
印刷部206は、ユーザからの指示に従って、御朱印の印刷を実行する。
ユーザ管理部202は、新規ユーザの登録や、ユーザデータベース210の内容の編集など、ユーザの管理に必要な機能を提供する。
御朱印認識部201は、電子印章11が、どこの御朱印を表すものかを認識する。本実施例では、電子印章11の識別パターンの認識結果を、スマートフォン100から受け取り、これに基づいて御朱印データを検索し、いずれの寺院等に対応するものかを認識する。
履歴データ登録部203は、履歴データの履歴データベース211への入出力を管理する。履歴データ登録部203は、御朱印を受けた旨の情報を受け取ると、サーバ200が有する日付を取得し、御朱印と対応づけて履歴データに格納する。日付は、スマートフォン100から取得するようにしてもよいし、外部のサーバから取得するようにしてもよい。
インタフェース提供部204は、スマートフォン100のブラウザ105にインタフェースを表示するためのデータを生成する。インタフェースは、例えば、ユーザ登録、御朱印の登録、御朱印の表示、印刷の指定などの画面となる。
このように識別パターンが形成された印章面12を有する電子印章11を、図示するようにスマートフォン100の上にかざすと、スマートフォン100は、マルチタッチディスプレイによって識別パターンを構成するマーク13の座標を認識することができる。サーバ200が、この座標を受け取ると、マーク13の相対的な位置に基づいて識別パターンを特定し、電子印章11がどこの寺院等についてのものかを認識することができる。
また、スマートフォン100は、マルチタッチではなく、カメラ機能を利用して識別パターンを取得するようにしてもよい。この場合には、マーク13は、印章面12の凹凸によって表してもよいし、印章面12に描いてもよい。また、マーク13の色も併せて認識するようにすれば、同じ配列でも異なる配色によって異なる識別パターンと認識されるようになるから、識別パターンの豊富化を図ることができる。実施例では、マーク13として円形を示したが、その他の形状を用いても良い。また、マークに代えて、文字や寺院等の図柄、バーコード、2次元バーコードを用いるようにしてもよい。
履歴データは、履歴データベース211に記憶されており、ユーザごとに、御朱印を受けた履歴を記憶するものである。図示するとおり、履歴データには、ユーザの識別子であるユーザIDごとにレコードが構成されている。そして、氏名などユーザ自身に関する情報が記憶されるとともに、御朱印履歴[1]、御朱印履歴[2]のように御朱印を受けた履歴が記憶される。御朱印履歴のデータとしては、御朱印を受けた寺院等の識別子である寺院ID、御朱印を受けた年月日、およびコメントが記憶されている。さらに他の情報を記憶するようにしてもよい。
実施例では、ユーザ単位でレコードを構成する例を示したが、御朱印履歴単位でレコードを構成するようにしても構わない。
画像データは、御朱印を表示するためのデータである。本実施例では、墨書と朱印とを重畳した状態の画像データを記憶するものとした。
御朱印登録処理は、ユーザがログインした状態で開始される。即ち、ユーザが、スマートフォン100のブラウザ105に、本システムへのアクセス用のURLを入力すると、サーバ200からログイン画面が提示される。ユーザが、ユーザID、パスワードなどの必要な情報を入力すると、サーバ200は、ユーザデータベース210を参照して、ユーザ認証を行う。ユーザ認証が完了すると、サーバ200は、メニュー画面を提示する。メニュー画面には、御朱印登録、御朱印表示、リコメンド、印刷などのメニューが表示される。
メニューにおいて、御朱印登録を選択すると、御朱印登録処理が開始されることになる。
そして、サーバ200は、認識結果に基づいて、スマートフォン100の画面に、御朱印の画像を表示させる(ステップS13)。表示に必要な画像データは、御朱印データベース212に格納されている。御朱印の画像に、取得した日時を重ねて表示してもよい。
こうして一連の情報を得ると、サーバ200は、これらを履歴データベース211に登録する(ステップS15)。本実施例では、図3に示した通り、日付、寺院ID、コメントを記憶するものとした。
そして、履歴データに基づいてサムネイルを表示する(ステップS21)。図中に、表示の様子を例示した。図示するように、受けた御朱印の画像を小さく表示するのである。この表示は、履歴データに含まれる寺院IDに対応する画像データを御朱印データベース212から読み出し、それを配列して表示することによって実現できる。スマートフォン100のディスプレイに表示しきれない場合には、スクロール可能とすればよい。また、サムネイルの画像には、御朱印を受けた日付は重畳せずに表示してもよい。サムネイルの表示に代えて、御朱印を受けた寺院等の名称などをリスト形式で表示するものとしてもよい。
拡大表示が終わると、サーバ200は、再び、サムネイルを表示させる(ステップS21)。
サムネイルの表示画面において、ユーザが、終了を指示したときは(ステップS22)、スマートフォン30は、御朱印表示処理を終了する。
リコメンド条件は、予めユーザが設定しておくようにしてもよいし、リコメンド処理を実行する際に、ユーザの指定を受け付けるようにしてもよい。
そして、選択結果に応じてリコメンド表示を行う(ステップS33)。図中に表示例を示した。この例では、複数の寺院等が、「**寺、++寺」のようにリスト表示されている。ユーザがいずれかを選択すると、その寺院等の詳細な情報が表示されるようにしてもよい。表示形式は、種々の態様が可能であり、リスト形式に代えて、地図上に表示するようにしてもよい。
次に、サーバ200は、スマートフォン100から、出力方法の指示を入力する(ステップS43)。本実施例では、出力方法として、サーバ200側で印刷したものをユーザに郵送する方法、ユーザの所持するプリンタで印刷できるように印刷データをユーザに送信する方法、コンビニエンスストアなどの出力サービスを利用して印刷できるように受付番号などの必要な情報をユーザに送信する方法などから選択可能とした。
そして、サーバ200は、指定された印刷を実行する(ステップS44)。印刷データを、ユーザまたは出力サービスに送信する旨が指定されている場合には、それに従った処理を行うことになる。
電子印章11は、実施例1と同様、寺院等に対して固有のものとしてスマートフォン30で認識可能に構成された印章である。また、実施例1と同様、施錠可能なケース10に収納するものとした。
御朱印データ記憶部33には、予め各寺院等の御朱印に関するデータ(以下、「御朱印データ」と言う)が記憶されている。御朱印データの内容としては、寺院等を認識するための識別パターン、名称、所在地、画像データなどが挙げられる。また、寺院によっては、「四国八十八箇所」のように、巡礼すべき札所として、ひとまとまりのグループとしての総称が与えられている場合もあるため、こうした総称を記憶させてもよい。以下、本明細書では、この総称を、「巡礼」と表すこともある。
履歴データ記憶部32は、御朱印認識部31による認識結果を、ユーザが御朱印を受けた履歴、即ち履歴データとして記憶する。御朱印とは、厳密には寺院等で墨書された内容および押印された印影の総称であるが、本明細書では、電子印章を認識した記録を「御朱印」と称することもある。
日付取得部35は、御朱印を受けた日付を取得する。スマートフォン30の時計機能で得られる日付を取得するようにしてもよいし、これとは別に外部のサーバから取得するようにしてもよい。得られた日付は、御朱印と対応づけて履歴データに格納される。
コメント入力部36は、ユーザが御朱印に関連づけて記憶させるコメントを入力する。コメントは、御朱印を受けた時点で入力するものとしてもよいし、後日、入力可能としてもよい。また、入力済みのコメントを編集可能としてもよい。
画像表示部38は、ユーザが受けた御朱印をスマートフォン30のディスプレイに表示する。表示すべき画像のデータは、予め御朱印データ記憶部33に記憶されているものを用いる。御朱印の画像データに、御朱印を受けた日付の文字を重畳して表示するようにしてもよい。
送受信部34は、ネットワークNEを介してサーバ20との送受信を行う。本実施例では、アプリケーションのサーバ20からのダウンロード、履歴データのサーバ20へのアップロードなどを行うものとした。
印刷部21は、ユーザからの指示に従って、御朱印の印刷を実行する。
ユーザデータベース22は、ユーザID、ユーザの氏名など、デジタル御朱印システムを利用するユーザの情報を管理するためのデータベースである。
履歴データベース23は、ユーザが御朱印を受けた履歴を記憶するデータベースである。履歴データベース23の内容は、スマートフォン30の履歴データ記憶部32の内容と、適宜、同期される。
ユーザ管理部24は、新規ユーザの登録や、ユーザデータベース22の内容の編集など、ユーザの管理に必要な機能を提供する。
アプリケーション配信部25は、ユーザからのリクエストに応じて、スマートフォン30に対して、デジタル御朱印システム用のアプリケーションを送信する。
処理を開始すると、スマートフォン30は、電子印章の印章面の識別パターンを認識し(ステップS10)、識別パターンに基づいて御朱印データを検索することにより、御朱印を認識する(ステップS11)。この処理によって、御朱印データに記憶された寺院IDが特定されることになる。
次に、スマートフォン30は、日付けを取得する(ステップS12)。日付けは、スマートフォン30の時計機能によって得られているものを用いてもよいし、外部のサーバから取得してもよい。日付けには、時刻を含めてもよい。
また、スマートフォン30は、ユーザからのコメントを入力する(ステップS13)。
また、スマートフォン30は、履歴データをサーバに同期する(ステップS14)。これによって、サーバ20の履歴データベース23の内容も更新されることになる。この処理は、スマートフォン30がネットワークNEに接続していない状況では、スキップしてもよい。また、御朱印登録処理とは別の処理として、ネットワークNEにスマートフォン30が接続された時点で実行するようにしてもよい。
サーバ20を用いずスマートフォン30のみのスタンドアロンシステムとして構成する場合には、サーバへの同期(ステップS14)は省略してもよい。
処理を開始すると、スマートフォン30は、履歴データ記憶部32に記憶された履歴データを読み込む(ステップS20)。
そして、履歴データに基づいてサムネイルを表示する(ステップS21)。図中に、表示の様子を例示した。図示するように、受けた御朱印の画像を小さく表示するのである。この表示は、履歴データに含まれる寺院IDに対応する画像データを御朱印データ記憶部33から読み出し、それを配列して表示することによって実現できる。スマートフォン30のディスプレイに表示しきれない場合には、スクロール可能とすればよい。また、サムネイルの画像には、御朱印を受けた日付は重畳せずに表示してもよい。サムネイルの表示に代えて、御朱印を受けた寺院等の名称などをリスト形式で表示するものとしてもよい。
拡大表示が終わると、スマートフォン30は、再び、サムネイルを表示する(ステップS21)。
サムネイルの表示画面において、ユーザが、終了を指示したときは(ステップS22)、スマートフォン30は、御朱印表示処理を終了する。
また、サーバ20の印刷部21を利用することにより、実施例1と同様、印刷を行うことができる。
実施例2で説明した種々の特徴は、必ずしも全てを備えている必要はなく、適宜、一部を省略したり組み合わせたりして構成してもよい。
例えば、実施例2では、サーバ20で履歴を管理する例を示したが、サーバ20を省略した構成も可能である。
また、本実施例においては、スマートフォン30にリコメンド部の機能を設けたが、この機能をサーバ20によって提供するようにしてもよい。
11…電子印章
20…サーバ
21…印刷部
22…ユーザデータベース
23…履歴データベース
24…ユーザ管理部
25…アプリケーション配信部
30…スマートフォン
31…御朱印認識部
32…履歴データ記憶部
33…御朱印データ記憶部
34…送受信部
35…日付取得部
36…コメント入力部
37…リコメンド部
38…画像表示部
100…スマートフォン
101…パターン認識部
102…コメント入力部
103…画像表示部
104…送受信部
105…ブラウザ
200…サーバ
201…御朱印認識部
202…ユーザ管理部
203…履歴データ登録部
204…インタフェース提供部
205…送受信部
206…印刷部
207…リコメンド部
210…ユーザデータベース
211…履歴データベース
212…御朱印データベース
Claims (15)
- 神社または寺院における御朱印を電子的に集印するデジタル御朱印システムであって、
ユーザが使用するための携帯端末と、
前記神社または寺院に設置され、前記携帯端末に前記御朱印を受けた情報を記憶させる電子印章と、
前記携帯端末を介して前記電子印章を認識する御朱印認識部と、
前記認識結果を履歴データとして記憶する履歴データ記憶部とを備えるデジタル御朱印システム。 - 請求項1記載のデジタル御朱印システムであって、
前記携帯端末は、前記ユーザが所有する携帯電話、スマートフォンまたはタブレットであるデジタル御朱印システム。 - 請求項1または2記載のデジタル御朱印システムであって、
前記電子印章は、前記御朱印と対応づけられた固有の識別パターンを形成したパターン面を有しており、
前記デジタル御朱印システムは、前記御朱印を表す情報である御朱印データを前記識別パターンと対応づけて予め記憶する御朱印データ記憶部を有しており、
前記御朱印認識部は、前記識別パターンを読み取って、前記御朱印データ記憶部を参照することにより、前記御朱印を認識するデジタル御朱印システム。 - 請求項1または2記載のデジタル御朱印システムであって、
前記電子印章は、前記御朱印と対応づけられた識別情報を発信する発信装置を内蔵しており、
前記デジタル御朱印システムは、前記御朱印を表す情報である御朱印データを前記識別情報と対応づけて予め記憶する御朱印データ記憶部を有しており、
前記御朱印認識部は、前記識別情報を受信して、前記御朱印データ記憶部を参照することにより、前記御朱印を認識するデジタル御朱印システム。 - 請求項4記載のデジタル御朱印システムであって、
前記電子印章は、紙に押印可能な印面を有しているデジタル御朱印システム。 - 請求項3〜5いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
前記御朱印データ記憶部は、前記御朱印データとして、前記御朱印を表す画像データを記憶するデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜6のいずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
前記御朱印を認識した日付けを取得する日付取得部を有し、
前記履歴データ記憶部は、前記認識結果と関連づけて、前記日付けを記憶するデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜7いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
前記ユーザからのコメントを入力するコメント入力部を有し、
前記履歴データ記憶部は、前記認識結果と関連づけて、前記コメントを記憶するデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜8いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
該デジタル御朱印システムに対応した複数の御朱印のうち、前記履歴データ記憶部に記憶されていないものから、所定の規則に基づいて、前記ユーザに対して、次に参拝すべき神社または寺院を提示するリコメンド部を有するデジタル御朱印システム。 - 請求項9記載のデジタル御朱印システムであって、
前記所定の規則は、ユーザの現在位置またはユーザが直近に参拝した神社または寺院の位置から最も近い神社または寺院を選択するという規則であるデジタル御朱印システム。 - 請求項9記載のデジタル御朱印であって、
前記神社または寺院は、巡礼に応じてグループ化されており、
前記所定の規則は、ユーザが行っている巡礼に従って、神社または寺院を選択するという規則であるデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜11いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
さらに、前記履歴データ記憶部を参照して、認識された御朱印を印刷する印刷部を有するデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜12いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
さらに、前記携帯端末とネットワークで接続されたサーバを有し、
該サーバは、前記履歴データ記憶部と同期して前記履歴データを記憶する履歴データベースを有するデジタル御朱印システム。 - 請求項1〜13いずれか記載のデジタル御朱印システムであって、
前記電子印章は、前記神社または寺院において、施錠された保管庫に保管されているデジタル御朱印システム。 - 請求項14記載のデジタル御朱印システムであって、
前記保管庫は、所定額の金銭を投入することにより解錠可能であるデジタル御朱印システム。
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