JP3274289B2 - 打ち忘れ修正機能を備えたタイムレコーダ - Google Patents
打ち忘れ修正機能を備えたタイムレコーダInfo
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Description
分野で利用されるものであって、具体的には、社員(打
刻者)がうっかりして勤務データの打刻を忘れてしまっ
た場合に、後にこの打ち忘れた勤務データを簡単に修正
できるように工夫した打ち忘れ修正機能を備えたタイム
レコーダに関するものである。
は、就業日に各人が勤務データの印字を忘れずに行うこ
とが必要であって、印字を忘れるとその日の勤怠状況を
把握することができず、また、実働時間の計算にも支障
が生じて給料計算に間違いが生じる問題があった。
欄を見ることによって印字欠落の有無を判断したり、或
は、例えば実願昭62−49546号(実開昭63−1
55573号)の出願に見られるように、毎日第1回目
の印字時に前日の勤務データに打ち忘れがあるか否かを
調べて、打ち忘れがある場合にタイムカードの前日の印
字欄に打ち忘れマークを印字するように構成したタイム
レコーダを用いることによって、打ち忘れを検出する一
方、このようにして打ち忘れを検出した場合には、直ち
に上司とか人事担当者等に修正を依頼して、打ち忘れ部
分の勤務データを正しく修正していた。
の印字欄を繰返し見てチェックをしても、人の目による
チェックには自ずと限界があって打ち忘れを発見できな
い場合があり、打ち忘れをそのまま見過ごして給料計算
に支障を来したり、打ち忘れ当日の給料を差引いた少な
い給料が支給されていしまう問題があった。
は、各打刻者が翌日タイムレコーダにタイムカードを挿
入しないと打ち忘れを発見できないから、打刻者が翌日
休んだ場合には打ち忘れの発見が遅れてしまうとか、打
刻者本人が修正申告しない限り管理者サイドでは打ち忘
れの存在を知り得ないため、打刻者本人が修正の申告を
忘れてしまうとそのまま間違ったデータで給料計算され
てしまう問題があった。
の都度タイムレコーダを修正操作して打ち忘れ箇所を1
箇所ずつ修正しなくてはならないため、その作業が非常
に面倒で手間が掛り、本来の業務に影響を及ぼす問題が
あり、加えて、上記従来の修正方法はいずれもタイムカ
ード(印字欄)の印字の欠落の状態、或は、打ち忘れマ
ークの存在を見て自己申告するものであるから、タイム
カードを使用せずに、代りにIDカードを用いることに
よって、各自の勤務データを印字せずにメモリに記憶す
る形式のタイムレコーダには利用できない問題があっ
た。
ドの印字状態をいちいち見ることなく、管理者サイドで
各打刻者の打ち忘れによる欠落データをまとめて容易に
確認でき、且つ、その欠落データの修正もその場で簡単
に行えるようにすることである。
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
ードを読取るIDコード読取手段と、この読取ったID
コードがマスター登録されている場合に、当該社員の勤
務データを演算及び記憶処理する演算手段と記憶手段を
備えたタイムレコーダに於いて、
って、マスター登録されている各社員の勤務データを検
索して打ち忘れによる欠落データの有無を抽出する欠落
データ検索手段と、欠落データを有する補正対象者の氏
名を並べて表示器に画面表示する欠落データ表示手段
と、この補正対象者の表示をタッチしてスイッチONす
ると、当該補正対象者の勤務データをデータが欠落した
状態のまま表示器に画面表示する修正画面表示手段と、
表示器に画面表示されている勤務データの欠落箇所をタ
ッチしてスイッチをONすると、テンキーによる当該欠
落箇所に対する修正データの画面入力を可能にすると共
に、テンキーによる修正データの入力を行うと、修正デ
ータの画面部分が白黒反転するように構成した修正デー
タ入力手段とを備え、且つ、上記勤務データの記憶手段
にこの修正した勤務データをリファイルする機能を具備
すること。
欄を確認しなくても管理者による欠落データの検索が可
能であるため、管理者は毎日、或は、日を決めて全社員
(打刻者)の勤務データを検索して欠落データをまとめ
て発見することができ、この発見した欠落データの修正
も補正対象者毎に画面に呼出して、画面上で簡単に修正
処理することができるから、全社員の勤務データを速や
かに欠落データが存在しない正しいデータに修正して、
給料計算の間違い等を無くすことができる。
に表示された補正対象者の表示をタッチするだけで、当
該補正対象者の勤務データを画面表示するため、この勤
務データの表示を見ることによって、欠落データの存在
とその内容を具体的に目視確認することができるから、
管理者等による修正処理を頗る簡単にして、修正作業の
省力化を可能にする。
の勤務データの欠落箇所を画面上で修正処理でき、且
つ、修正箇所は画面を白黒反転して修正の存在を明示す
るため、管理者等による欠落データの修正処理を極めて
簡単に、且つ、正確に行うことを可能にする。
機能を備えたタイムレコーダの好適な実施例を添付した
図面と共に詳細に説明する。
えたタイムレコーダの全体構成を明示したブロック図、
図2は本発明で使用するタイムレコーダの外観を示した
正面図で、この図2に於いて1はタイムレコーダ、2は
その前面に設けた表示器(表示装置)、3はIDカード
CKの挿通溝、4はこの挿通溝3の途中に設けた磁気カ
ードリーダ、5は各種データ入力用のテンキー、6Aと
6BはOK用とエラー用の表示灯であって、表示器2に
は通常の場合図4に例示したような出退勤表示用の画面
が表示される仕組に成っている。
2に通常表示される出退勤表示の表示画面を示したもの
であって、図中、2Sは「出退勤表示」のタイトルと日
付及び時刻を表示した日時表示部で、2Tはマスター登
録されている当日出勤予定者のコード番号2a…と氏名
2b…を各表示欄毎に並べて表示した出勤予定者表示
部、7はパネルスイッチを示す。
キー7aと、出勤キー7b、退社キー7c、外出キー7
d及び外出戻りキー7eから成る勤務モード設定用の各
キー群と、上述した出勤予定者表示部の表示欄を順次ペ
ージ送りして、登録されている全ての出勤予定者の表示
欄を切換えて画面表示するスクロールキー7fと、後述
する各画面用のスイッチを含んでいる。
れている各出勤予定者の氏名表示欄は、出勤前には符号
2Y…で示すように例えば白色で表示しておき、出勤キ
ー7bをONしてIDカードCKを挿通溝3に挿通する
と、磁気カードリーダ4が読取った当該社員の出勤デー
タを演算及び記録すると共に、該社員の氏名表示欄を図
4に示す如く白黒反転して符号2Xに示す如く黒色表示
して出勤を明示するように構成されていて、出勤する各
社員の氏名表示欄を順次このように黒色に反転表示2X
することにより、当日出勤予定者の出勤状況を出勤予定
者表示部2Tの色を見て判別できる仕組に成っている。
専用のIDカードCKをタイムレコーダ1の挿通溝3に
挿通することによって、表示器2に呼出して画面表示し
た管理者メニュー画面であって、メモリに登録されてい
る各社員の勤務データの中から打ち忘れ、即ち、欠落デ
ータを検索して修正する場合は、メニュー画面2−2の
「確認」の表示2Nの部分をタッチしてパネルスイッチ
7をONする仕組に成っている。
のパネルスイッチがONされると、メモリに記録されて
いる各社員の勤務データを検索して欠落データの有無を
抽出し、欠落データが有る場合には、図6に示す如く、
この欠落データを有する補正対象者の氏名及びコード番
号2M…を表示した欠落データ表示画面2−3を表示器
2に切替表示するように構成されている。
ータ表示画面2−3の中から、任意の氏名2M(図面で
はA.Hヤング)をタッチしてパネルスイッチ7をON
することにより、当該補正対象者の勤務データを欠落デ
ータを有した状態のまま表示器2に切替表示した修正画
面2−4を示したものである。
部分は白色になっていて、この白色の欠落データ欄の部
分をタッチしてパネルスイッチ7をONすると、前記テ
ンキー5の操作によって各種時刻とかコード類から成る
データをタッチした欠落データ欄の部分に入力して修正
でき、而かも、この修正したデータ2R…は図示の如く
白黒反転してその存在を明示すると共に、メモリの修正
も行って、欠落データの無い正しい勤務データをメモリ
に記録する仕組に成っている。
構成を説明したブロック図であって、図中10は制御部
の中心を構成するCPUで、このCPU10にはBUS
を介してシステムプログラムを格納したROM11と、
各種データを格納するRAM12と、時計回路13と、
外部のホストコンピュータ15を接続する外部通信回路
14と、インターフェイス回路16が接続され、更に、
このインターフェイス回路16には、前述した表示器2
(表示装置)と、磁気カードリーダ4と、テンキー5
と、表示灯6A,6Bと、パネルスイッチ7が接続さ
れ、夫々がROM11に格納されているシステムプログ
ラムに従って制御作動される仕組に成っている。
順を図8に示したフローチャートに従って説明する。始
めのステップS1では、管理者専用のIDカードCKを
タイムレコーダ1の挿通溝3に挿通することによって管
理者専用のメニュー画面を選択して、ステップS2で図
5に示すようにその選択したメニュー画面2−2を表示
器2に表示する。
−2から個人データ(欠落データ)確認用のパネルスイ
ッチ7を選んでONすると、ステップS4に進んでRA
M12の勤務データが検索されて欠落データが抽出さ
れ、次いで、ステップS5に進んで、この欠落データを
有する補正対象者の氏名及びコード番号2M…を図6に
示すようにリストアップした欠落データ表示画面2−3
を表示器2に表示する。
表示画面2−3の中から、任意の氏名2Mをタッチして
スイッチONすると、次のステップS7に進んで図7に
示したような当該補正対象者の個人別勤務データが修正
画面2−4として表示器2に切替表示される。
箇所をタッチしてスイッチONすると、テンキー5によ
る時刻とかコード等の欠落データが入力可能と成るか
ら、これ等欠落データを適宜キー入力すれば、ステップ
S10に進んで修正画面2−4の欠落部分にキー入力し
た修正データ2R…が白黒反転して入力表示され、最後
にステップS11でこれ等欠落データを修正した正しい
勤務データをRAM12にリファイルして処理を終え
る。
忘れ修正機能を備えたタイムレコーダによれば、各人の
勤務データに打ち忘れによる欠落データがあっても、管
理者サイドでこれ等欠落データを表示器の画面とテンキ
ーを操作しながら適宜修正することができるものであっ
て、欠落データの発見とその修正を極めて簡単に、且
つ、正確に行って、給料計算を欠落データの無い正しい
勤務データに基づいて正確に行うことを可能にする。
レコーダの全体構成を明示したブロック図である。
レコーダの外観を示した正面図である。
ク図である。
した構成図である。
を示した構成図である。
を示した構成図である。
の一例を示した構成図である。
順を説明したフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 挿入されたIDカードから各社員のID
コードを読取るIDコード読取手段と、この読取ったI
Dコードがマスター登録されている場合に、当該社員の
勤務データを演算及び記憶処理する演算手段と記憶手段
を備えたタイムレコーダに於いて、管理者専用IDの入力とスイッチ操作に従って、 マスタ
ー登録されている各社員の勤務データを検索して打ち忘
れによる欠落データの有無を抽出する欠落データ検索手
段と、欠落データを有する補正対象者の氏名を並べて表
示器に画面表示する欠落データ表示手段と、この補正対
象者の表示をタッチしてスイッチONすると、当該補正
対象者の勤務データをデータが欠落した状態のまま表示
器に画面表示する修正画面表示手段と、表示器に画面表
示されている勤務データの欠落箇所をタッチしてスイッ
チをONすると、テンキーによる当該欠落箇所に対する
修正データの画面入力を可能にすると共に、テンキーに
よる修正データの入力を行うと、修正データの画面部分
が白黒反転するように構成した修正データ入力手段とを
備え、且つ、上記勤務データの記憶手段にこの修正した
勤務データをリファイルする機能を具備せしめたことを
特徴とする打ち忘れ修正機能を備えたタイムレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21947394A JP3274289B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 打ち忘れ修正機能を備えたタイムレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21947394A JP3274289B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 打ち忘れ修正機能を備えたタイムレコーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0863630A JPH0863630A (ja) | 1996-03-08 |
JP3274289B2 true JP3274289B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=16735988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21947394A Expired - Fee Related JP3274289B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 打ち忘れ修正機能を備えたタイムレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3274289B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4816841B2 (ja) * | 2000-12-22 | 2011-11-16 | マックス株式会社 | タイムレコーダ装置、勤務情報の管理装置及び勤務情報の修正方法 |
JP4867087B2 (ja) * | 2001-06-15 | 2012-02-01 | マックス株式会社 | タイムレコーダシステム |
-
1994
- 1994-08-22 JP JP21947394A patent/JP3274289B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0863630A (ja) | 1996-03-08 |
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