JPH10314471A - 刺繍データ処理装置及び刺繍ミシン - Google Patents

刺繍データ処理装置及び刺繍ミシン

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JPH10314471A
JPH10314471A JP9131945A JP13194597A JPH10314471A JP H10314471 A JPH10314471 A JP H10314471A JP 9131945 A JP9131945 A JP 9131945A JP 13194597 A JP13194597 A JP 13194597A JP H10314471 A JPH10314471 A JP H10314471A
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JP9131945A
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Masao Futamura
正生 二村
Ryohei Komiya
量平 小宮
Masashi Ueda
昌史 上田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 似顔絵や刺繍データ作成についての知識がな
くとも、人の顔画像を撮影したその場で即座に対応する
顔絵の刺繍縫製データを作成することを可能とする、操
作が容易な刺繍データ処理装置および刺繍ミシンを提供
すること。 【解決手段】 CCD等により構成される画像入力手段
が顔画像を撮影入力すると(S1)、その顔画像に基づ
いてCPUを主としてなる顔絵生成手段が顔画像の特徴
を抽出することで、対応する顔絵データに変換する(S
2)。そして、この顔絵データから縫い目データ生成手
段が対応する顔絵刺繍の縫い目データを作成する(S
6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ等
で撮影・取得した人の顔画像に関する刺繍縫い目を形成
するための刺繍縫い目データを処理する刺繍データ処理
装置、及び前記刺繍縫い目を縫製可能な刺繍ミシンに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、人の顔画像等を紙に印刷出力
するものとしては、銀塩写真やカラープリンタによる画
像印刷が一般的に利用されている。また、近年では、デ
ジタルカメラが急速に普及してきたことによって、それ
をカラープリンタと共に利用することで、比較的手軽に
撮影した映像を即座に印刷して見ることができるように
なってきた。
【0003】さらに、昨今では、このような紙への映像
の記録のみならず、同様な人の顔画像を、衣服等の布
や、不織布上に刺繍の縫い目模様として形成したいとい
う要望も多数でてきている。しかし、この場合、上述の
ようなデジタルカメラ等で撮影して取得した顔画像を、
刺繍ミシンがそのままの形式で刺繍縫い目データとして
扱うことは困難であり、人手を介して撮影した画像デー
タから刺繍縫い目データへの変換作業、例えば、顔画像
を下絵としてなぞって針落ち点のパンチング入力を行う
等の作業が途中に必要とされていた。以下に、その理由
を簡単に述べることにする。
【0004】即ち、デジタルカメラや、イメージスキャ
ナ、あるいはビデオキャプチャ装置等で取得される顔画
像は、通常細かい画素が縦横に並んで配置されて絵を形
作っている、所謂ビットマップ形式の画像である。この
場合、それぞれの画素は、色を表わす数値データであっ
て、それは、例えば、色の3原色であるRGBの各明度
を表わすようなものとなっている。一方、刺繍ミシンで
布に刺繍縫い目を形成するための刺繍データは、通常、
縫い動作であるミシン針の1回の上下動に対応する平面
上の針落ち座標点が、多数連結して連なっている形式と
なっている。また、糸の縫製によって形成される刺繍の
色は、幾つかの決まった色の刺繍糸を順番に縫製した結
果で、色数としてはおおよそ数色〜十数色であり、写真
のような滑らかな色合いを自由に表現することはできな
い。
【0005】このような両者の模様の表現形式、ひいて
は、模様形成を制御するデータ形式の違いが非常に大き
いため、写真のような自然画画像データを対応する刺繍
縫い目データに変換するには、人手により画像の概略の
形状輪郭をトレースしたり、好ましい縫い目の種類を決
めたり、適切な糸色を選択する等の手作業が必要とされ
る。これは、デジタイザやマウスなどの座標入力装置等
を備えたコンピュータシステム上で刺繍作成・編集のた
めの機能を持ったソフトウェアを利用することによっ
て、画像データから刺繍データへの変換を行うことでな
されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような過程で顔写真の画像から顔絵刺繍を作るには、比
較的高価で大掛かりな構成のコンピュータ機器が必要で
あり、一般の人が気軽に利用できるものではない。ま
た、手作業で顔画像の概略の形状輪郭をトレースしたり
刺繍縫い目の設定をするにしても、顔絵や刺繍データ作
成についてのある程度の知識や経験が必要となる。ま
た、より仕上がりのよい刺繍形成を望むのであれば、刺
繍データの作成に熟練した職人が多大な手間と時間をか
けて念入りに作業をする必要があり、誰でも手軽に短時
間で、そして、安価に顔絵刺繍を作成することは非常に
困難なことであった。
【0007】本発明は、上述した問題を解決するために
なされたものであり、似顔絵や刺繍データ作成について
の知識や経験を持たない一般の人々にも、煩雑で難しい
操作をすることなく、手軽にデジタルカメラ等で撮影し
た人の顔画像から対応する顔絵の刺繍縫製データを作成
することができる刺繍データ処理装置及び刺繍ミシンを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の刺繍データ処理装置は、縫い目デ
ータに基づいて対応する縫い目模様を形成する刺繍ミシ
ンのための刺繍データを処理するものであって、顔画像
の入力を行うための画像入力手段と、前記画像入力手段
によって入力された顔画像に基づいて、顔絵データを作
成する顔絵データ生成手段と、前記顔絵データ生成手段
によって作成された顔絵データに基づいて、対応する顔
絵刺繍縫い目データを作成する縫い目データ生成手段と
を備えている。
【0009】このような刺繍データ処理装置は、画像入
力手段が顔画像の入力を行い、顔絵生成手段が入力され
た顔画像に基づいて顔絵データを作成する。そして、縫
い目データ生成手段が顔絵データに基づいて、対応する
顔絵刺繍縫い目データを作成する。
【0010】従って、請求項1に記載の刺繍データ処理
装置によれば、入力された顔画像から自動で刺繍縫い目
データを作成することができるので、似顔絵や刺繍デー
タ作成についての知識や経験がなくても簡単に顔絵刺繍
を作成することができる。
【0011】また、請求項2に記載の刺繍データ処理装
置は、請求項1に記載の刺繍データ処理装置の構成に加
えて、文字や記号の刺繍縫い目を形成するための刺繍文
字データを記憶する刺繍文字データ記憶手段と、前記刺
繍文字データについて少なくとも1つの任意の刺繍文字
を選択する刺繍文字選択手段と、前記刺繍文字選択手段
によって選択された刺繍文字を配列して前記顔絵刺繍縫
い目データと合成する刺繍合成手段とを備える。
【0012】このような刺繍データ処理装置は、請求項
1に記載の刺繍データ処理装置の作用の他に、刺繍文字
データ記憶手段が文字や記号の刺繍縫い目を形成するた
めの刺繍文字データを記憶し、刺繍文字選択手段は、記
憶された刺繍文字データについて少なくとも1つの任意
の刺繍文字を選択する。そして、刺繍合成手段が、選択
された刺繍文字を配列して前記顔絵刺繍縫い目データと
合成する。
【0013】従って、請求項2に記載の刺繍データ処理
装置によれば、任意の刺繍文字を選択して配列した上で
それらが顔絵刺繍と合成されるので、名前やメッセージ
の文字刺繍を配置した顔絵刺繍デザインを作成すること
ができる。
【0014】また、請求項3に記載の刺繍データ処理装
置は、請求項1乃至請求項2に記載の刺繍データ処理装
置の構成に加えて、顔絵データの変形を行う顔絵データ
変形手段と、刺繍文字の編集を行う刺繍文字編集手段
と、前記変形を行う顔絵データおよび前記編集を行う刺
繍刺繍文字を其々表示する表示手段とを備える。
【0015】このような刺繍データ処理装置は、請求項
1乃至請求項2に記載の刺繍データ処理装置の作用の他
に、画像変形手段が顔絵データの変形を行い、刺繍文字
編集手段が刺繍文字の編集を行い、表示手段が変形を行
う顔絵データ及び編集を行う刺繍刺繍文字を其々表示す
る。
【0016】従って、請求項3に記載の刺繍データ処理
装置によれば、変形結果や編集結果をそれぞれ表示しな
がら、顔絵データの変形や刺繍文字の編集の操作が行わ
れるので、視覚的にわかりやすい刺繍デザインのレイア
ウトが可能となる。
【0017】また、請求項4に記載の刺繍データ処理装
置は、請求項3に記載の刺繍データ処理装置であって、
顔絵データ変形手段は、少なくとも顔絵の大きさの変更
を行う機能を有することを特徴とする。
【0018】従って、請求項4に記載の刺繍データ処理
装置によれば、好みの大きさの顔絵刺繍を作成すること
が可能となる。
【0019】また、請求項5に記載の刺繍データ処理装
置は、請求項3に記載の刺繍データ処理装置であって、
刺繍文字編集手段は、少なくとも刺繍文字の配列位置の
変更を行う機能を有することを特徴とする。
【0020】従って、請求項5に記載の刺繍データ処理
装置によれば、好みの位置に刺繍文字を配置した顔絵刺
繍を作成することが可能となる。
【0021】また、請求項6に記載の刺繍データ処理装
置は、請求項3乃至請求項5に記載の刺繍データ処理装
置であって、顔絵データ変形手段によって顔絵データが
変形された場合、及び刺繍文字編集手段によって刺繍文
字が編集された場合には、表示手段は、その変形された
顔絵データ及び前記編集された刺繍文字を更新表示する
ことを特徴とする。
【0022】従って、請求項6に記載の刺繍データ処理
装置によれば、変形結果や編集結果が即座に表示に反映
されるので、視覚的に確認しながら操作性を向上し得る
刺繍デザインの編集が可能となる。
【0023】そして、請求項7に記載の刺繍ミシンは、
請求項1乃至請求項6のいづれかに記載の刺繍データ処
理装置を備え、刺繍縫製が可能である。
【0024】従って、請求項7に記載の刺繍ミシンによ
れば、入力された顔画像から自動で顔絵刺繍の縫い目デ
ータを作成し、また、任意の刺繍文字を選択して配列し
た上で、顔絵刺繍と合成したものを布等に縫製すること
ができるので、似顔絵や刺繍データ作成についての知識
や経験がなくても、簡単に名前やメッセージの文字刺繍
を配した顔絵刺繍を作成することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、本実施の形態の説
明では、撮影した顔画像の顔絵を刺繍縫い目データにし
て不揮発性のメモリカード17に書き込む、刺繍デジタ
ルカメラを例に挙げる。
【0026】先ず、図示はしないが、家庭用刺繍ミシン
について簡単に触れておく。刺繍ミシンは、ミシンベッ
ド上に配置され、かつ刺繍が施される加工布を保持する
刺繍枠を、水平移動機構により装置固有のX、Y座標系
で示される所定位置に移動させつつ、縫い針及び釜機構
による縫製動作を行うことにより、その加工布に所定の
図柄の刺繍を施すようになっている。
【0027】この場合、前記水平移動機構や針棒等は、
ミシンに内蔵されたマイクロコンピュータ等から構成さ
れる制御装置により制御されるようになっており、従っ
て、一針毎の加工布のX、Y方向の移動量、即ち、針落
ち位置を指示する刺繍縫い目データ(ステッチデータ)
が与えられることにより、制御装置は、刺繍動作を自動
的に実行することが可能となるのである。また、本実施
の形態では、刺繍ミシンに、メモリカード装置が設けら
れ、後述する内容を書き換え可能なメモリカード17を
装着することにより、外部から刺繍データが与えられる
ように構成されている。本実施の形態の説明で示す刺繍
デジタルカメラは、このような刺繍ミシンのための縫い
目データを作成する機能を有するものである。
【0028】次に、図1と図2とを参照して本実施の形
態の刺繍デジタルカメラの全体構成について説明する。
図1は刺繍デジタルカメラの外観を表わす図であり、図
2はその全体構成を示す図である。刺繍データ処理装置
としての刺繍デジタルカメラの内部には、撮影対象から
発せられた光を導いて後述するCCD(電荷結合素子)
10上に結像するレンズ19と、この外部から入射され
る撮影対象光のCCD10への照射を制御するためのシ
ャッター18と、その照射された撮影対象光に応じて対
応する画像デジタル信号を発生する画像入力手段として
のCCD10が備えられている。
【0029】また、刺繍デジタルカメラの外部には、C
CD10による撮影を指示するためのシャッターボタン
2と、撮影・処理した顔絵の変形やそれと合成して配列
する刺繍文字の選択や編集を行う刺繍文字選択手段、刺
繍文字配列手段、画像変形手段、刺繍文字編集手段とし
ての編集操作ボタン3〜6と、撮影・処理した顔絵画像
や刺繍文字を表示する表示手段としてのLCD(液晶表
示装置)9と、CCD10、LCD9等を制御したり、
撮影画像を顔絵に変換する等の種々の処理を司るCPU
11を中心としてなる制御装置1と、作成された顔絵刺
繍データのメモリカード17への記録を指示する記録ボ
タン7が備えられている。ここで、LCD9は、モノク
ロビットマップ画像の表示が可能なものである。
【0030】次に、図3を参照して、本実施の形態の刺
繍デジタルカメラの電気的構成について説明を加える。
刺繍デジタルカメラの内部には、各種動作の制御を行う
ためのプログラムや、予め設定されるデータ・情報等を
記憶するROM12と、このROM12に記憶されるプ
ログラムに従って動作し、各種制御を行うCPU11
と、CCD10から取り込まれるデジタル信号に基づい
て生成される画像データの記憶や、その他の処理に必要
とされる情報を保持するためのRAM13が相互にバス
を介して接続された構成となっている。また、CCD1
0を制御して撮像制御を行うためのCCDC14(CC
D制御装置)と、LCD9を制御して各種情報の表示制
御を行うためのLCDC15(LCD制御装置)も同バ
スに接続されている。さらに、I/O16(入出力装
置)を介して、使用者の操作を受け付けるための各ボタ
ンのスイッチ2〜7と、メモリカード17に作成した刺
繍データを書き込むためのメモリカードコネクタ8が接
続されている。
【0031】続いて、図4を参照して、本実施の形態に
おける刺繍デジタルカメラの動作の説明を行う。
【0032】先ず、刺繍デジタルカメラの電源スイッチ
(図示せず)が押下されると、装置の電源が投入され、
CPU11は、シャッターボタン2が押下されたか否か
を判定する検査を行う(S1、Sはステップを示す。以
下同じ)。ここで、シャッターボタン2が押下されたと
判断すると(S1、Yes)、CPU11は撮影処理を
行う(S2)。
【0033】この撮影処理において、図5に示すよう
に、先ず、CPU11がシャッター18の開閉動作を指
示する(S11)。すると、図示しないシャッター開閉
機構の開閉動作によって、撮影対象光がCCD10上に
照射結像される。この照射された光量に応じてCCD1
0が出力するアナログ信号をCCDC14が受け、それ
をディジタル信号に変換してシェーディング補正等の処
理を行った後、濃淡情報を含む顔撮影画の画像データと
してバスを介してCPU11が読み取り、RAM13の
所定領域に一旦記憶する(S12)。この画像データに
基づいて、CPU11は、後述する顔絵作成処理に従っ
て、この顔撮影画の顔絵を生成する(S13)。尚、こ
の手順が本発明の顔絵生成手段として機能する。そし
て、CPU11は、この顔絵データをRAM13上の所
定領域に記憶保存する(S14)。
【0034】ここで、顔絵生成処理S13の、より詳し
い動作の説明をする。尚、この顔絵処理は様々な従来技
術を利用することができる。図6を参照してその具体的
な動作の一例を示す。顔絵生成処理では、先ず、CPU
11は、RAM13から顔撮影画を読み取る(S4
1)。続いて、この顔撮影画を構成する個々の画素デー
タと、予め設定した閾値データとを比較することによっ
て、0か1の対応する二値画像に変換し(S42)、こ
の二値画像をRAM13上の所定領域に一旦記憶保存す
る。
【0035】そして、この二値画像の中から予め設定し
た領域の画像データを呼び出し、顔構成要素の特徴抽出
を行う(S43)。この予め設定した領域というのは、
目が配置されやすい領域とか、口が配置されやすい領域
といったように、顔の構成要素毎に設定されている。即
ち、少なくとも、目、耳、鼻、口、まゆげといった人の
顔貌の構成要素を識別するための画像領域である。尚、
この個々の領域は、他の領域とオーバーラップして設定
されていても差し障り無い。さらに、この個々の領域毎
の二値画像に従って、顔の各構成要素毎の特徴抽出を行
い、その特徴を示す情報を其々特徴データとして、各構
成要素に対応つけて保存する。例えば、口の大きさであ
るとか、目の間隔であるとか、それぞれの大きさや形状
といった特徴が抽出され、大きさならば縦横の長さであ
るとか、各構成要素間の相対位置といった数値データと
して保存される。尚、ここで概略説明した手順S41か
らS43までの動作は、特公平5−10707号公報と
して既に公知となっている技術である。依って、これ以
上の詳細な説明は割愛する。
【0036】続いて、CPU11は、手順S43で求め
た顔の各要素毎の特徴データに基づいて、刺繍顔絵要素
を選択する(S44)。ここで、刺繍顔絵要素とは、顔
絵デザイナーによって、多数の形態の刺繍顔絵における
目や鼻といった顔の構成要素をそれぞれ縫製するための
刺繍データとして、予め作成されている刺繍ブロック形
式のデータである。ここで、刺繍ブロック形式データと
いうのは、4つの座標点によって画定される矩形、ある
いは3つの座標点によって画定される三角形が、隣り合
う辺を相互に共有して多数連なって縫製模様の形を表わ
しているものであり、刺繍形状を表わすデータ形式とし
ては一般的によく使われる公知のものである。
【0037】このように、用意された刺繍顔絵要素は、
手順S43で行う顔画像からの特徴抽出処理によって得
られるような特徴データとの対応づけが予めなされてお
り、その対応づけ情報と共に、予めROM12内に記憶
保存されている。即ち、手順S43で求められた顔画像
からの特徴データと予めROM12内に記憶されている
特徴データとの一致度を算出し、その結果に基づき最も
適切な刺繍顔絵要素を選択する。この動作を全ての顔の
構成要素について実行する(S44)。
【0038】そして、前述した特徴データの1種である
顔の各構成要素間の相対位置情報に応じて、手順S44
で選択した各刺繍顔絵要素を組み合わせ配置して合成
し、刺繍ブロック形式の顔絵データを生成するのである
(S45)。
【0039】さて、図4のフローに戻って、手順S2が
終了すると、次に、CPU11は、編集ボタン6が押下
されたか否かを判定する検査を行う(S3)。そして、
編集ボタン6が押下されたと判断すると(S3、Ye
s)、CPU11は、編集処理を行う(S4)。
【0040】編集処理の処理手順は、図7に示される。
ここでは、先ず、CPU11は、先の手順S14で記憶
された顔絵データと変倍操作ボタンの説明表示をLCD
9に表示する(S21)。このときの顔絵の表示位置
は、LCD9に表示されるレイアウト枠のほぼ中央に位
置するように予め設定されている。続いて、編集ボタン
3乃至4が操作されることによって、利用者は刺繍顔絵
の大きさを好みのものに変更することができる。この場
合、編集ボタン3を1度押下する毎に刺繍顔絵の大きさ
設定が一定割合づつ増加し、逆に、編集ボタン4を1度
押下する毎に刺繍顔絵の大きさ設定が一定割合づつ減少
するように構成されている。この顔絵変倍操作の結果
は、LCD9上の表示にもその都度反映される。S22
の操作の結果、適当な大きさの顔絵となったら、OKボ
タン6の押下によって刺繍顔絵の大きさが確定される
(S23:OK)。
【0041】そして、確定された大きさ設定の倍率に従
って、S14にて記憶された顔絵データが変倍処理され
て更新される。この変倍処理は、通常の刺繍ブロックの
変倍処理と同様の処理により実現される、公知の手段で
ある。以上のS21乃至S23の手順における、顔絵変
倍操作時のLCD9の表示例を図8に示す。
【0042】このようにして、刺繍顔絵の大きさが確定
された後、次には、編集ボタン3乃至6が操作されるこ
とによって、利用者は好みのアルファベット刺繍文字を
入力することが可能となる。ここでは、先ず、CPU1
1は、文字入力操作ボタンの説明表示をLCD9に表示
する(S24)。続いて、編集ボタン3乃至5が操作さ
れることによって、いくつかのアルファベット刺繍文字
を入力することができる。このとき入力される刺繍文字
の初期位置はレイアウト枠の下方中央に予め設定され、
それはカーソルによって示される。
【0043】次に、S25では、編集ボタン3を1度押
下する毎に入力する刺繍文字の種類が順次サイクリック
に変化し、それに従って、カーソル位置の文字表示が変
更される。そして、所望の文字が選択されたならば、編
集ボタン4を押下することにより、次の文字の入力に移
る。このようにして、任意のアルファベット刺繍文字列
を次々に入力することができる。なお、編集ボタン5を
押下すると文字入力位置(カーソル位置)が1文字だけ
前に戻るので、再び編集ボタン3によってカーソル位置
の文字の変更が可能となっている。S25の操作の結
果、所望の文字列の入力が完了したら、OKボタン6の
押下によって配置する刺繍文字列が確定される(S2
6:OK)。このようにして入力された文字列は、アス
キー文字コードのリストとして、RAM13上の所定領
域に記憶保存される。以上のS24乃至S26の手順に
おける、文字入力時のLCD9の表示例を図9に示す。
【0044】次に、S27以降では、S24乃至S26
の手順で入力された文字列の配置を変更する操作が行わ
れる。ここでは、先ず、CPU11は、文字列配置操作
ボタンの説明表示をLCD9に表示する(S27)。続
いて、編集ボタン3乃至5が操作されることによって、
文字配置の位置を変更することが可能となる。このとき
配置される文字列の初期位置は、入力時と同じレイアウ
ト枠の下方中央となっている。次に、S28では、編集
ボタン3を1度押下する毎に、配置される文字列の位置
がレイアウト枠の上方・下方と交互に切り替わるように
なっている。尚、この操作によって、文字列の横方向の
位置は変化しない。また、編集ボタン4の押下によって
文字列の横方向の配置位置が右方に移動し、編集ボタン
5の押下によって文字列の横方向の配置位置が左方に移
動するようになっている。このようなS28の操作の結
果、所望の文字列の配置がなされたら、OKボタン6の
押下によってそれが確定される。確定された文字列の配
置位置データは、RAM13上の所定領域に記憶保存さ
れる。
【0045】そして、前記した一連の編集処理が終了す
る(S29:OK)。以上のS27乃至S29の手順に
おける、文字列配置操作時のLCD9の表示例を図10
に示す。
【0046】このようにして、S4の編集処理により刺
繍顔絵と刺繍文字の配置が設定された後、次に、CPU
11は、記録ボタン7が押下されたか否かを判定する検
査を行う(S5)。そして、記録ボタン7が押下された
と判断すると(S5、Yes)、CPU11は、刺繍顔
絵と刺繍文字の縫い目データへの変換(S6)、及びそ
れら縫い目データのメモリカード17への記録(S7)
を行う。
【0047】手順S6の縫い目データへの変換は、刺繍
ブロック形式データに対して各ブロックの内部を多数の
糸目で縫い埋めるような針落ち座標点のリストに変換す
るものである。これは、刺繍ブロックの両側主辺上に糸
密度に従った間隔で交互に座標点を区切って行き、それ
らを順に接続するような針落ち座標点列を演算すること
によって実現される。この際に適用される糸密度等のパ
ラメータは、予め適切な値が設定されてROM12に格
納されている。
【0048】尚、本実施の形態では、刺繍顔絵データと
して、S44で刺繍ブロック形式のデータを選択作成す
るようになっているが、これは一針毎の縫い目データと
してもよく、そうした場合には顔絵データに関する前記
S6の処理は不要である。
【0049】そして、こうして生成された刺繍顔絵と刺
繍文字の縫い目データは、刺繍ミシンが受け付け可能な
形式として糸色データや糸換え指示データ等が付加され
た後、I/O16を介してメモリカードコネクタ8に接
続されたメモリカード17に書き込まれる。そして、こ
のメモリカード17を刺繍ミシンに装着することによ
り、前記撮影した刺繍顔絵と入力した刺繍文字の縫製が
可能となるのである。
【0050】以上詳述したように、本発明を適用した刺
繍デジタルカメラによれば、似顔絵や刺繍データ作成に
ついての知識や経験を持たない人でも、煩雑で難しい操
作をすることなく、手軽に撮影した顔絵の刺繍を作るこ
とができ、また、その刺繍顔絵と共に、好みの刺繍文字
を配列して合成することが可能となる。
【0051】尚、前記の実施の形態では、刺繍データ処
理装置を刺繍ミシンとは独立した刺繍デジタルカメラと
して実現した例を示したが、これは刺繍ミシンに内蔵す
る構成としてもよく、その場合、画像入力手段として撮
影した画像データを受け付ける汎用のシリアル又はパラ
レルインターフェイスや、ビデオ信号を入力するもので
あってもよい。また、作成した縫い目データをメモリカ
ード17に一旦記憶するのではなく、有線あるいは無線
の通信回線を通して刺繍ミシンに供給するようにしても
よい。さらに、入力される刺繍文字もここに示したよう
な英文字だけでなく、記号や仮名・漢字の刺繍文字デー
タを用意するようにしてもよいし、編集機能に関しても
配置位置の移動のみでなく、変形、回転、反転等の操作
機能を組み込むことも考えられる等、その要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1に記載の刺繍データ処理装置は、画像入力手段が
入力した顔画像に基づいて顔絵データ生成手段が顔絵デ
ータを作成し、この顔絵データから縫い目データ生成手
段が対応する顔絵刺繍縫い目データを作成するので、似
顔絵や刺繍データ作成についての知識や経験がなくても
容易に顔絵刺繍データを作成することができる。
【0053】また、請求項2に記載の刺繍データ処理装
置は、文字や記号の刺繍縫い目を形成するための縫い目
データを記憶する刺繍文字データ記憶手段を有し、刺繍
文字選択手段が記憶された刺繍文字データについて少な
くとも1つの任意の刺繍文字を選択して、刺繍合成手段
が選択された刺繍文字を顔絵データと合成するので、任
意の刺繍文字を選択して名前やメッセージ等の文字刺繍
を配した顔絵刺繍デザインを容易に作成することができ
る。
【0054】また、請求項3に記載の刺繍データ処理装
置は、顔絵データ変形手段が顔絵データの変形を、ま
た、刺繍文字編集手段が刺繍文字の編集を行い、また、
表示手段がこれら顔絵データ及び刺繍刺繍文字を其々表
示するので、顔絵データの変形や刺繍文字の編集の操作
が可能となり、視覚的に分かり易い刺繍デザインのレイ
アウトができる。
【0055】また、請求項4に記載の刺繍データ処理装
置は、顔絵データ変形手段が顔絵の大きさの変更を行う
ことができるので、好みの大きさの顔絵刺繍を作成する
ことができる。
【0056】また、請求項5に記載の刺繍データ処理装
置は、刺繍文字編集手段が刺繍文字の配列位置の変更を
行うことができるので、好みの位置に刺繍文字を配置し
た顔絵刺繍を作成することができる。
【0057】また、請求項6に記載の刺繍データ処理装
置は、表示手段が変形された顔絵データや編集された刺
繍文字の更新表示を行うことができるので、変形結果や
編集結果が即座に表示に反映されるので、視覚的で操作
性の高い刺繍デザインの編集ができる。
【0058】そして、請求項7に記載の刺繍ミシンは、
請求項1乃至請求項6のいづれかに記載の刺繍データ処
理装置を備えるので、似顔絵や刺繍データ作成について
の知識や経験がなくても、容易に名前やメッセージの文
字刺繍を配した顔絵刺繍を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の刺繍デジタルカメラの外
観を示す斜視図である。
【図2】刺繍デジタルカメラの全体構成を模式的に示す
概略図である。
【図3】刺繍デジタルカメラの電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】顔絵生成処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】撮影処理の動作を示すフローチャートである。
【図6】似顔絵処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】編集処理の動作を示すフローチャートである。
【図8】顔絵変倍操作時の表示例を示す図である。
【図9】文字入力時の表示例を示す図である。
【図10】文字列配置操作時の表示例を示す図である。
【符号の説明】
9 LCD 10 CCD 11 CPU 12 ROM 13 RAM 17 メモリカード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫い目データに基づいて対応する縫い目
    模様を形成する刺繍ミシンのための刺繍データを処理す
    る刺繍データ処理装置であって、 顔画像の入力を行うための画像入力手段と、 前記画像入力手段によって入力された顔画像に基づい
    て、顔絵データを作成する顔絵データ生成手段と、前記
    顔絵データ生成手段によって作成された顔絵データに基
    づいて、対応する顔絵刺繍縫い目データを作成する縫い
    目データ生成手段と、 を備えることを特徴とする刺繍データ処理装置。
  2. 【請求項2】 文字や記号の刺繍縫い目を形成するため
    の刺繍文字データを記憶する刺繍文字データ記憶手段
    と、 前記刺繍文字データについて少なくとも1つの任意の刺
    繍文字を選択する刺繍文字選択手段と、 前記刺繍文字選択手段によって選択された刺繍文字を配
    列して前記顔絵刺繍縫い目データと合成する刺繍合成手
    段と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記顔絵データの変形を行う顔絵データ
    変形手段と、 前記刺繍文字の編集を行う刺繍文字編集手段と、 前記変形を行う顔絵データ及び前記編集を行う刺繍文字
    を其々表示する表示手段と、 を備えることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に
    記載の刺繍データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記顔絵データ変形手段は、少なくとも
    顔絵の大きさの変更を行う機能を有することを特徴とす
    る請求項3に記載の刺繍データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記刺繍文字編集手段は、少なくとも刺
    繍文字の配列位置の変更を行う機能を有することを特徴
    とする請求項3に記載の刺繍データ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、前記顔絵データ変形手
    段によって顔絵データが変形された場合、及び前記刺繍
    文字編集手段によって刺繍文字が編集された場合には、
    それ等変形された顔絵データ及び編集された刺繍文字を
    更新表示することを特徴とする請求項3乃至請求項5の
    いずれかに記載の刺繍データ処理装置。
  7. 【請求項7】 刺繍縫製可能な刺繍ミシンであって、請
    求項1乃至請求項6のいづれかに記載の刺繍データ処理
    装置を備えることを特徴とする刺繍ミシン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002216145A (ja) * 2001-01-16 2002-08-02 Brother Ind Ltd 図案データ作成システム、図案データ作成サーバ及び図案データ作成方法
US8090466B2 (en) 2006-10-30 2012-01-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Embroidery data creation apparatus and computer-readable medium encoding an embroidery data creation program
US8340804B2 (en) 2010-05-26 2012-12-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Embroidery data creation apparatus and non-transitory computer-readable medium storing embroidery data creation program

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