JP2002214977A - 画像形成装置、画像読取装置、画像形成システム - Google Patents

画像形成装置、画像読取装置、画像形成システム

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JP2002214977A
JP2002214977A JP2001008873A JP2001008873A JP2002214977A JP 2002214977 A JP2002214977 A JP 2002214977A JP 2001008873 A JP2001008873 A JP 2001008873A JP 2001008873 A JP2001008873 A JP 2001008873A JP 2002214977 A JP2002214977 A JP 2002214977A
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forming apparatus
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JP2001008873A
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Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿基準位置を更にわかりやすく明示した画
像形成装置の提供を目的とする。 【解決手段】 原稿載置手段に載置された原稿を光学的
に読み取る読取部と、原稿を載置すべき位置を示す原稿
基準位置表示手段と、開閉可能であり開くと原稿載置手
段への原稿の載置が可能となり、閉じると原稿載置手段
に載置された原稿を一時的に固定する原稿カバーと、閉
じられた原稿カバーにより一時的に固定された前記原稿
に基づいて画像を形成する画像形成部とを備える画像形
成装置において、前記原稿基準位置表示手段は発光手段
であり、前記原稿カバーを開いた状態では前記発光手段
を発光させ、前記原稿カバーを閉じた状態では前記発光
手段を消灯させる発光制御手段を備えることを特徴とす
る画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、画
像読取装置、画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】1.プラテンガラス上に載置される原稿
の画像をイメージセンサで読み取る画像読取装置では、
まず、ユーザが、スケール板に合わせてプラテンガラス
上に原稿を載置する。画像の読み取りが開始されると、
この原稿に対して主走査方向に伸びる線状の光源から光
を照射するとともに、この光源を副走査方向(主走査方
向とは直交する方向)に移動させている。原稿から反射
した光は、主走査方向に伸びた1次元のラインセンサで
あるイメージセンサによって順次読み取られ、原稿1枚
分の画像信号を得ている。このとき、ユーザの載置作業
のミスによって読み取り範囲外に原稿がはみ出した状態
で読み取りがなされると、原稿面の一部が走査されず
に、欠落してしまう。そこで、スケール板に基準マーク
を設けて、原稿を載置する位置の目安としている。原稿
の基準としては、センター基準、奥側基準、手前基準の
3通りが知られている。
【0003】センター基準とは、画像読取装置の主走査
ラインの中央に、前記基準マークをスケール板に沿って
設けて、原稿の一辺の中点を当該基準マークに合わせる
ものである。
【0004】奥側基準とは、プラテンガラスの奥側の辺
に原稿の一辺が沿うように、前記基準マークをスケール
板に沿って設けるものである。
【0005】手前基準とは、プラテンガラスの手前側辺
に原稿の一辺が沿うように、前記基準マークをスケール
板に沿って設けるものである。
【0006】スケール板に沿って設ける基準マークに関
しては、塗装、刻印、シールの貼付、部材の埋め込みな
どの技術が知られている。
【0007】2.電子写真方式の複写機を使用するユー
ザは、当該複写機でトナーや転写紙等の消耗品が不足し
たり、故障するなどの不具合が発生した場合には保守契
約を結んだサービス会社に対して、サービスエンジニア
を派遣して必要な処置を取るように要請する。斯様な要
請は緊急性が高いので、ユーザは主に電話やファクシミ
リを用いて要請を行う場合が多い。
【0008】又、サービス会社は、要請を請けるとフィ
ールド(外回り)のサービスエンジニアに携帯電話など
で、要請に応ずるべき旨の指示を与え、サービスエンジ
ニアを派遣する。
【0009】3.複写機等の画像形成装置では、現像剤
や転写紙等の資材の不足によって画像形成が実行できな
いことがあるし、又、原稿自動送りの不調で所望の画像
形成が上手くできない場合や、紙詰まり(ジャム)で画
像形成が実行できないことがある。
【0010】このような不具合が発生した場合に、画像
形成装置の制御卓(コンソール)や上部外装に設けたモ
ニタに、操作ガイドとなる画面(以下、ガイド画面)を
順次表示する技術が知られており、ユーザはガイド画面
を手本として操作を行う。この技術では、発生した不具
合の種別を自動判別して、適合する操作ガイド画面を表
示し、当該ガイド画面が複数画面に及ぶ場合には、ユー
ザの操作で次の画面を表示する構成となっている。な
お、ガイド画面に係る画像データはROM等に保存され
ている。
【0011】4.複数のクライアントコンピュータとネ
ットワークプリンタを同一のLANに接続して、ネット
ワークプリンタを複数のクライアントコンピュータで共
有する技術が普及している。斯様な環境下では、クライ
アントコンピュータを操作するユーザがプリンタのユー
ザとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】1.スケール板に沿っ
て設ける基準マークに関して前述の技術を採用しても、
画像読取装置の機種によって、センター基準、奥側基
準、手前基準がまちまちであるので、複数の機種が導入
されている事業所などでは、ユーザが混乱して載置位置
を誤ってしまい、前述の欠落が発生する可能性があると
の問題がある。
【0013】画像読取装置を備える電子写真方式の複写
機においても事情は同様であり、ユーザが誤った位置に
原稿を載置したために、原稿面の一部が欠落したままで
画像の形成が実行されてしまう可能性があるとの問題が
ある。
【0014】そこで、本発明は、原稿基準位置を更にわ
かりやすく明示した画像形成装置の提供を目的とする。
【0015】また、本発明は、原稿基準位置を更にわか
りやすく明示した画像読取装置の提供を目的とする。
【0016】2.ユーザが電話やファクシミリを用いて
要請を行う場合において、事業所のように複数ユーザが
複写機を共用している場合には、サービス会社宛に、一
つの複写機に係る一つの不具合に関して、重複する複数
の要請がなされる場合がある。これは、ユーザたる当該
事業所の従業員などが、先行の要請を知らぬために発生
するとの問題がある。
【0017】又、ファクシミリを用いて要請する場合に
は、サービス会社が要請を請けたか否かを知るすべが無
いので、不安に感じるユーザが再度の要請を行ってしま
い、要請が重複する場合があるし、ユーザがサービス会
社に悪印象を抱く場合もあるとの問題がある。
【0018】そこで、本発明は、サービス会社への要請
が重複しないようにユーザに促す画像形成システム、画
像形成装置の提供を目的とする。
【0019】更に、本発明は、サービス会社への要請が
重複しないようにユーザに促すとともに、サービス会社
側が要請を請けたことをユーザに知らせる画像形成シス
テム、画像形成装置の提供を目的とする。
【0020】3.ガイド画面を順次表示する技術を採用
しても、ユーザが不具合の処置に慣れてくると、幾つか
の処置を施したうえで、ガイド画面を確認しようとする
のだが、このときには操作ガイドの初期画面が表示され
ているので、ユーザは画面を繰る操作を何回も行う必要
があり、煩わしいとの問題がある。
【0021】特に、ガイド画面が数多く準備されている
場合には、目的のガイド画面になかなか到達できないと
の問題がある。
【0022】そこで、本発明は、所望のガイド画面を表
示するのに必要なガイド画面を直接表示する画像形成装
置の提供を目的とする。
【0023】4.ネットワークプリンタを利用する環境
で、ユーザは、クライアントコンピュータの位置からで
は、共有されたネットワークプリンタで発生した不具合
にきずかぬことがある。斯様な例では、ユーザは、画像
記録済みの用紙をネットワークプリンタの設置場所まで
取りに行って初めて、停止していることを知る。このた
め、複数の人員の作業効率が低下する可能性があるとの
問題がある。又、不具合が発生しているとはきずかづ
に、幾度もプリント指示を発行することもあり、作業効
率が低下する可能性があるとの問題がある。
【0024】そこで、本発明は、離れた場所からでもユ
ーザが、画像形成装置の停止を把握できるようにした画
像形成装置の提供を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は請求項1
に記載の画像形成装置によって解決できる。即ち、請求
項1に記載の画像形成装置は、原稿載置手段と、原稿載
置手段に載置された原稿を光学的に読み取る読取部と、
原稿を載置すべき位置を示す原稿基準位置表示手段と、
開閉可能であり開くと原稿載置手段への原稿の載置が可
能となり、閉じると原稿載置手段に載置された原稿を一
時的に固定する原稿カバーと、閉じられた原稿カバーに
より一時的に固定された前記原稿に基づいて画像を形成
する画像形成部とを備える画像形成装置において、前記
原稿基準位置表示手段は発光手段であり、前記原稿カバ
ーを開いた状態では前記発光手段を発光させ、前記原稿
カバーを閉じた状態では前記発光手段を消灯させる発光
制御手段を備えることを特徴とする。
【0026】請求項1に記載の画像形成装置によれば、
原稿基準位置を更にわかりやすく明示することが可能と
なった。
【0027】また、本発明の課題は請求項3に記載の画
像読取装置によって解決できる。即ち請求項3に記載の
画像読取装置は、原稿載置手段と、原稿載置手段に載置
された原稿を光学的に読み取る読取部と、原稿を載置す
べき位置を示す原稿基準位置表示手段と、開閉可能であ
り開くと原稿載置手段への原稿の載置が可能となり、閉
じると原稿載置手段に載置された原稿を一時的に固定す
る原稿カバーとを備え、閉じられた原稿カバーにより一
時的に固定された前記原稿に基づいて画像を読み取る画
像読取装置において、前記原稿基準位置表示手段は発光
手段であり、前記原稿カバーを開いた状態では前記発光
手段を発光させ、前記原稿カバーを閉じた状態では前記
発光手段を消灯させる発光制御手段を備えることを特徴
とする。
【0028】請求項3に記載の画像読取装置によれば、
原稿基準位置を更にわかりやすく明示することが可能と
なった。
【0029】また、本発明の課題は請求項5に記載の画
像形成システムによって解決できる。即ち、請求項5に
記載の画像形成システムは、画像形成装置と管理端末と
をネットワークを介して接続し、支援要請情報を画像形
成装置から管理端末に送信する画像形成システムであっ
て、前記画像形成装置から前記管理端末宛に支援要請情
報を送信し、支援要請情報が前記送信済みであることを
示す送信済表示を前記画像形成装置に表示することを特
徴とする。
【0030】請求項5に記載の画像形成システムによれ
ば、サービス会社への要請が重複しないようにユーザに
促すことができた。
【0031】また、本発明の課題は請求項11に記載の
画像形成装置によって解決できる。即ち、請求項11に
記載の画像形成装置は、画像形成装置と管理端末とをネ
ットワークを介して接続し、支援要請情報を画像形成装
置から管理端末に送信する画像形成システムで用いる画
像形成装置であって、支援要請情報を前記管理端末宛に
送信する送信手段と、前記送信手段による支援要請情報
の前記送信が完了したことを示す送信済表示手段とを備
えることを特徴とする。
【0032】請求項11に記載の画像形成装置によれ
ば、サービス会社への要請が重複しないようにユーザに
促すことができた。
【0033】また、本発明の課題は請求項16に記載の
画像形成システムによって解決できる。即ち、請求項1
6に記載の画像形成システムは、画像形成装置と管理端
末とをネットワークを介して接続し、支援要請情報を画
像形成装置から管理端末に送信する画像形成システムで
あって、前記画像形成装置から前記管理端末宛に支援要
請情報を送信し、前記管理端末が前記支援要請情報を受
信すると、前記管理端末から前記画像形成装置宛に前記
受信済みであることを示す受信済情報を送信し、前記画
像形成装置が前記受信済情報を受信すると、当該受信済
みであることを示す受信済表示を前記画像形成装置に表
示することを特徴とする。
【0034】請求項16に記載の画像形成システムによ
れば、サービス会社への要請が重複しないようにユーザ
に促すとともに、サービス会社側が要請を請けたことを
ユーザに知らせることができた。
【0035】また、本発明の課題は請求項22に記載の
画像形成装置によって解決できる。即ち、請求項22に
記載の画像形成装置は、画像形成装置と管理端末とをネ
ットワークを介して接続し、支援要請情報を画像形成装
置から管理端末に送信する画像形成システムで用いる画
像形成装置であって、支援要請情報を前記管理端末宛に
送信する送信手段と、前記管理端末が前記支援要請情報
を受信済みであることを示し前記管理端末から前記画像
形成装置宛に発信された受信済情報を受信する受信手段
と、前記受信済情報を受信すると、当該受信済みである
ことを示す受信済表示を表示する受信済表示手段を備え
ることを特徴とする。
【0036】請求項22に記載の画像形成装置によれ
ば、サービス会社への要請が重複しないようにユーザに
促すとともに、サービス会社側が要請を請けたことをユ
ーザに知らせることができた。
【0037】また、本発明の課題は請求項27に記載の
画像形成システムによって解決できる。即ち、請求項2
7に記載の画像形成システムは、画像形成装置と管理端
末とをネットワークを介して接続し、支援要請情報を画
像形成装置から管理端末に送信する画像形成システムで
あって、前記画像形成装置は前記支援要請情報を編集可
能なユーザインターフェース部を備え、前記ユーザイン
ターフェース部で編集された支援要請情報を前記画像形
成装置から前記管理端末宛に送信することを特徴とす
る。
【0038】請求項27に記載の画像形成システムによ
れば、サービス会社への要請が重複しないようにユーザ
に促すことができた。
【0039】また、本発明の課題は請求項29に記載の
画像形成装置によって解決できる。即ち、請求項29に
記載の画像形成装置は、画像形成装置の取り扱いガイド
画面を表示する表示手段と、前記ガイド画面に係る画像
データを記憶する記憶手段と、文字情報を入力可能なイ
ンターフェースと、前記記憶手段の画像データを検索対
象にし、前記文字情報を検索条件にして検索を実行する
検索手段とを備えることを特徴とする。
【0040】請求項29に記載の画像形成装置によれ
ば、所望のガイド画面を表示するのに必要なガイド画面
を直接表示することができた。
【0041】また、本発明の課題は請求項31に記載の
画像形成装置によって解決できる。即ち、請求項31に
記載の画像形成装置は、ネットワークに接続可能な画像
形成装置であって、画像形成動作の可否を判断し、該画
像形成動作が不可能な場合に警告信号を発する状態監視
手段と、前記状態監視手段が警告信号を発するとユーザ
に対して警告を発する警告手段とを備えることを特徴と
する。
【0042】請求項31に記載の画像形成装置によれ
ば、離れた場所からでもユーザが、画像形成装置の停止
を把握できるようになった。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の画像形成装
置について図面を参照して説明する。図1は本実施の形
態の画像形成装置100の構成を示す断面図である。
【0044】画像形成装置100は、電子写真方式によ
ってトナー像を形成するプリンタエンジン部Aを備え、
更に、プリンタエンジン部Aの上部は画像読取部C、プ
リンタエンジン部Aの下部は給紙ユニットBが占めてい
る。
【0045】プリンタエンジン部Aは本発明の画像形成
部の一例であり、感光体ドラム1を備え、更に、感光体
ドラム1の周囲には、帯電装置2、書込ユニット3、現
像ユニット4、転写装置5、分離電極6a、分離爪6
b、クリーニングユニット7を配置してあり、クリーニ
ングユニット7の図中左側には定着装置8を配置してあ
る。
【0046】プリンタエンジン部Aは、画像データを取
得すると、おおよそ、次の手順により、電子写真方式に
従ってトナー画像を記録済みの転写紙を出力する。
【0047】まず、取得した画像データに従って、書込
ユニット3によって感光体ドラム1の表面を走査露光す
る。感光体ドラム1の表面には有機感光体層が備えられ
ていて帯電装置2で予め所定電位に帯電してあり、走査
露光により感光体ドラム1の表面に静電潜像が形成され
る。
【0048】静電潜像が形成されると、現像ユニット4
から供給されるトナー像によって可視像が現像されて、
次に、トナー像が転写装置5の作用により転写紙P上に
転写される。このとき、トナー像の転写された転写紙P
は帯電して感光体ドラム1に吸着しているので、分離電
極6aで除電後に分離爪6bによる分離を行う。
【0049】感光体ドラム1から分離された転写紙P
は、定着装置8に進入して、加熱定着法によって転写さ
れたトナー像が定着される。一方、転写後も感光体ドラ
ム1の表面に残留するトナーは、クリーニングユニット
7により清掃される。
【0050】給紙ユニットBは、転写紙収納部10と反
転搬送部11を備え、プリンタエンジン部Aの下部に配
置されている。
【0051】転写紙収納部10は、複数の給紙カセット
10a〜cの何れかを選択して、当該選択された給紙カ
セットに載置された転写紙Pをプリンタエンジン部Aの
転写位置へと搬送する。給紙カセットの構成、給紙カセ
ットから転写紙Pをピックアップする技術、転写紙Pを
タイミングよく転写位置に搬送する技術などは良く知ら
れているので、詳細な説明は省略する。
【0052】転写位置とは、感光体ドラム1の表面に形
成されたトナー像が転写紙Pに移行する位置であり、本
実施の形態では感光体ドラム1と転写装置5とに挟まれ
た空間が転写位置となる。
【0053】反転搬送部11は、片面にトナー像を定着
済みの転写紙Pをスイッチバック経路11aに搬送し
て、表裏反転した後、再度、転写位置へと搬送するもの
である。画像形成装置100にて両面コピーを実行する
場合は、経路切替部12にて、定着装置8を通過した転
写紙Pを反転搬送部11に送り込むようにする。反転搬
送の技術は良く知られているので、詳細な説明は省略す
る。
【0054】画像読取部Cの上部には、原稿カバー20
が開閉可能に支持されている。原稿カバー20は、プラ
テンガラス13を覆う矩形状の樹脂製の板材を主要素と
していて、その一辺と画像読取部Cとの間を折り曲げ自
在なシートを貼付して保持して、ユーザの手作業により
開閉可能としてある。ユーザがプラテンガラス13の表
面に原稿を載置して閉じると、原稿カバー20とプラテ
ンガラス13との間に原稿が一時的に固定される。
【0055】画像読取部Cの光学系は、光源141と第
1ミラー142を備える露光ユニット14、第2ミラー
151と第3ミラー152からなるVミラーユニット1
5、レンズ16、CCDイメージセンサ17により構成
されている。
【0056】以下で、読み取りとは、光源141による
照射により、原稿d1にて反射してCCDイメージセン
サ17に結像した像を光電変換して画像データを得るこ
とである。またCCDイメージセンサ17は、本発明の
読取部の一例である。
【0057】画像読取部Cは、露光ユニット14とVミ
ラーユニット15とからなる光学系ユニットを移動させ
ながらプラテンガラス13の表面に一時的に固定された
原稿の読み取りを実行する。なお、プラテンガラス13
は本発明の原稿載置手段の一例である。
【0058】画像形成装置100の外装として、樹脂製
の、上部外装板31、右側外装板32、左側外装板33
が図示してあり、正面と背面の外装板は省略してある。
【0059】原稿カバー20に換えて、可倒式の自動原
稿送り装置ADFを装着しても良い。
【0060】又、図1では示さないが画像形成装置10
0の上部外装の手前側には制御卓が設けてあり、ユーザ
インターフェースを提供する。
【0061】ジャム検知センサSa1〜Sa6は、給紙
経路の所定位置に配置された光学センサで、受光部の明
暗に応じて転写紙Pの有無を示す信号を出力する。
【0062】トナー濃度検知センサSb1は、現像ユニ
ット4に配置されたコイルを含む共振回路で、トナー濃
度の変化に伴うインダクタンスの変化を示す信号を出力
する。
【0063】カセット紙切れ検知センサSc1〜Sc3
は、給紙カセット10a〜cに一つずつ配置された光学
センサで、受光部の明暗に応じて給紙カセット10a〜
cに載置された転写紙Pの有無を示す信号を出力する。
【0064】次に本発明の第1の実施の形態について、
図2を用いて説明する。図2は、画像形成装置100の
上方左手前側から見た斜視図であり、画像形成装置10
0の上部を模式的に示してある。
【0065】上部外装板31の略中央にはプラテンガラ
ス13が設けてあり、ユーザから見て奥側と左側の2辺
に沿ってスケール板13a、bが配置してある。
【0066】スケール板13a、bには、原稿サイズに
応じた目安が設けてあり、画像読取部Cでの、各原稿サ
イズ毎の読み取り可能な範囲を示している。目安は塗
装、シールの貼付、刻印などで、A4、B5等の代表的
な用紙サイズが表示されている。
【0067】図2では奥側左基準の例を示していて、原
稿サイズが如何様な場合であっても、ユーザから見て奥
側になるスケール板13bに、原稿の一辺が突き当たる
ように載置することと、左側になるスケール板13a
に、当該原稿の別な一辺が突き当たるように載置するこ
ととの2点をユーザが手作業で実行することにより、確
実に原稿が読み取り範囲に収まるように構成されてい
る。
【0068】アクチュエータ203は、原稿カバー20
の開閉に応じて矢印xの如く上下動し、この動作により
図3で後述するスイッチ204を開閉する。
【0069】基準ランプ201は本発明の原稿基準位置
表示手段の一例であり、かつ、本発明の発光手段の一例
でもあり、矩形のプラテンガラス13の備える4つの頂
点のうちでスケール板13aとスケール板13bとが互
いに交差する位置、即ちユーザから見て奥側左手にあた
る頂点の位置に近接して配置してある。基準ランプ20
1は図3で説明するように、原稿カバー20を開くと点
灯し、原稿カバー20を閉じると消灯する。
【0070】図2では可倒式の原稿カバー20は開いた
状態を示していて、基準ランプ201は点灯している。
【0071】図3は、画像形成装置100の制御ブロッ
ク図である。基準ランプ点灯制御回路202は本発明の
発光制御手段の一例であり、基準ランプ201への通電
の有無によって点滅を制御する制御回路である。
【0072】アクチュエータ203は、原稿カバー20
の開閉に応じて矢印xの如く上下動し、スイッチ204
を開閉する。
【0073】主制御部CPUは、スイッチ204の開閉
による状態遷移を検出すると、スイッチ204が開いた
状態であれば基準ランプ点灯制御回路202に対して基
準ランプ201を点灯(発光)すべく制御信号を出力
し、一方、スイッチ204が閉じた状態であれば基準ラ
ンプ点灯制御回路202に対して基準ランプ201を消
灯すべく制御信号を出力する。
【0074】斯様な構成を備えるので、画像形成装置1
00によれば、原稿カバー20を開いて、ユーザが原稿
を載置するであろう状態であれば、基準ランプ201が
点灯して画像形成装置100の原稿基準位置が奥側左で
あることを明示する。従って、第1の実施の形態の画像
形成装置によれば、原稿基準位置を更にわかりやすく明
示することが可能となった。また、画像形成装置100
の備える画像読取部Cによれば、原稿基準位置を更にわ
かりやすく明示することが可能となった。
【0075】次に第2、第3の実施の形態に係る画像形
成装置について、図4、図5を用いて説明する。
【0076】第2、第3の実施の形態に係る画像形成装
置は、第1の実施の形態とは基準ランプ201の位置が
異なる点を除いて、画像形成装置100と同様の構成を
備えている。従って、重複する説明は省略する。
【0077】図4、5は、画像形成装置の上方左手前側
から見た斜視図であり、画像形成装置の上部を模式的に
示してある。
【0078】図4で示す第2の実施の形態の画像形成装
置100bでは、中央基準の例を示していて、基準ラン
プ201がスケール板13aの主走査方向中央に配置し
てある。
【0079】即ち、原稿サイズが如何様な場合であって
も、ユーザから見て左側になるスケール板13aに、原
稿の一辺が突き当たるように載置することと、スケール
板13aに突き当てた原稿の当該一辺の中点が、スケー
ル板13aの中点と一致するように載置することとの2
点をユーザが手作業で実行することにより、確実に原稿
が読み取り範囲に収まるように構成されている。
【0080】斯様な構成を備えるので、画像形成装置1
00bによれば、原稿カバー20を開いて、ユーザが原
稿を載置するであろう状態であれば、基準ランプ201
が点灯して画像形成装置の原稿基準位置が中央左である
ことを明示する。従って、第2の実施の形態の画像形成
装置によれば、原稿基準位置を更にわかりやすく明示す
ることが可能となった。
【0081】図5で示す第3の実施の形態の画像形成装
置100cでは、手前基準の例を示している。画像形成
装置100cでは、ユーザから見て手前側と左側とにス
ケール板13a、cを備えていて、基準ランプ201
は、矩形のプラテンガラス13の備える4つの頂点のう
ちでスケール板13aとスケール板13cとが互いに交
差する位置、即ちユーザから見て手前側左手にあたる頂
点の位置に近接して配置してある。
【0082】即ち、原稿サイズが如何様な場合であって
も、ユーザから見て手前側になるスケール板13cに、
原稿の一辺が突き当たるように載置することと、左側に
なるスケール板13aに、当該原稿の別な一辺が突き当
たるように載置することとの2点をユーザが手作業で実
行することにより、確実に原稿が読み取り範囲に収まる
ように構成されている。
【0083】斯様な構成を備えるので、画像形成装置1
00cによれば、原稿カバー20を開いて、ユーザが原
稿を載置するであろう状態であれば、基準ランプ201
が点灯して画像形成装置100cの原稿基準位置が奥側
左であることを明示する。従って、第3の実施の形態の
画像形成装置によれば、原稿基準位置を更にわかりやす
く明示することが可能となった。
【0084】第1から第3の実施の形態では、本発明の
画像読取装置の一例として、画像形成装置に組み込んだ
画像読取部Cの例で説明したが、画像読取部Cは画像形
成装置から分離可能の構成とすることもできるし、独立
した画像読取装置に本発明を適用することも可能であ
る。画像読取部Cを独立させた画像読取装置の詳細な説
明は画像読取部Cと重複するので省略する。
【0085】次に本発明の第4の実施の形態に係る画像
形成システムについて、図6から図10を用いて説明す
る。
【0086】図6は、第4の実施の形態に係る画像形成
システムの概略構成を示す概念図である。第4の実施の
形態に係る画像形成システムは、ユーザが備える画像形
成装置100dと、当該ユーザと保守契約を結んだサー
ビス会社が備える管理端末101とをインターネットに
より双方向に通信可能としたシステムである。
【0087】インターネットとは、研究機関、公共機
関、企業などに敷設したLAN(ローカルエリアネット
ワーク)同士を、WAN(ワイドエリアネットワーク)
の技術を用いて相互に常時接続して構築されたネットワ
ークの集合物であり、自然発生的に全世界を網羅する規
模で発展したネットワークである。インターネット上で
使用されるプロトコル(TCP/IP)により通信可能
なノードであればインターネットに接続可能であり、接
続されたノード同士は各ノードを互いに識別して通信が
可能である。
【0088】画像形成装置100dと管理端末101と
は斯様なノードの一例であり、管理端末101はパーソ
ナルコンピュータなどにより実現できる。
【0089】画像形成装置100dは、インターネット
と接続すべくネットワークインターフェース187を備
える。ネットワークインターフェース187としては、
画像形成装置100dを電話回線経由で直接インターネ
ットに接続するためのターミナルアダプタやモデムでも
良いし、LAN経由でインターネットに接続するための
イーサーネットアダプタなどでも良い。
【0090】画像形成装置100dで、トナーや転写紙
P等の消耗品が欠乏した場合や、給紙不良等で画像形成
が停止するなどの不具合が発生した場合には、ユーザが
所定の操作を実行すると、画像形成装置100dが管理
端末101宛に支援要請情報RIを送信して、サービス
会社は管理端末101で受信した支援要請情報RIに基
づいて、サービスエンジニアに携帯電話などを用いてユ
ーザへ派遣すべく指示をする。支援要請情報RIの送受
信はTCP/IPの手順により実行される。
【0091】図7は、画像形成装置100dの上方右手
前側から見た斜視図であり、画像形成装置100dの上
部を模式的に示してある。
【0092】画像形成装置100dは、既に説明した画
像形成装置100と同様の構成を備えているので、相違
点について詳細に説明する。
【0093】制御卓18は上部外装板31の手前側に備
えてあり、コピー開始ボタン18a、コピー部数や枚数
を入力する10キー18b、両面複写、拡大縮小、画質
切換などの動作モードを選択するモード選択ボタン群1
8c、設定情報やメニューを確認する液晶モニタ18d
などが配置されたユーザインターフェースを構成する。
以下、コピー開始ボタン18a、10キー18b、モー
ド選択ボタン群18c等を指示入力系と呼ぶ。
【0094】画像形成装置100dを使用しようとする
ユーザは、制御卓18の指示入力系により指示を与える
ことが可能であり、液晶モニタ18dに返される設定情
報、エラー情報などを確認することも可能である。
【0095】故障連絡ボタン181は、給紙不良などの
故障により画像形成動作が停止した旨の支援要請情報R
Iaを、管理端末101宛に発信するためのボタンであ
る。
【0096】故障連絡済確認ランプ182は、支援要請
情報RIaが発信されると点灯するランプである。
【0097】消耗品不足連絡ボタン183は、消耗品が
欠乏したことにより画像形成動作が停止した旨の支援要
請情報RIbを、管理端末101宛に発信するためのボ
タンである。
【0098】消耗品不足連絡済確認ランプ184は、支
援要請情報RIbが発信されると点灯するランプであ
る。
【0099】なお、故障連絡済確認ランプ182と消耗
品不足連絡済確認ランプ184は共に本発明の送信済表
示手段の一例であるとともにランプの一例であり、故障
連絡済確認ランプ182の点灯と消耗品不足連絡済確認
ランプ184の点灯とは共に送信済表示の一例である。
また、故障連絡ボタン181と消耗品不足連絡ボタン1
83とは共に本発明の送信指示ボタンの一例である。
【0100】図8は、画像形成装置100dと管理端末
101の制御ブロック図である。点灯制御回路185
は、故障連絡済確認ランプ182への通電の有無によっ
て点滅を制御する制御回路である。
【0101】点灯制御回路186は、消耗品不足連絡済
確認ランプ184への通電の有無によって点滅を制御す
る制御回路である。
【0102】ネットワークインターフェース187は、
支援要請情報RIaと支援要請情報RIbを管理端末1
01宛に発信するインターフェースであり、画像形成装
置100dを電話回線経由で直接インターネットに接続
するためのターミナルアダプタやモデムでも良いし、L
AN経由でインターネットに接続するためのイーサーネ
ットアダプタなどでも良い。
【0103】支援要請情報RIa、支援要請情報RIb
は予めコード化して記憶されており、主制御部CPUが
呼び出して、ネットワークインターフェース187を用
いて送信する。
【0104】エラー検知部188は、紙詰まり検知ユニ
ット、トナー残量検知ユニット、カセット紙切れ検知ユ
ニット等を含み、更に感光体ドラム1の如き定期的な交
換を必要とする部材の交換時期のチェックを行う寿命チ
ェックユニットを含む。これら各ユニットは図1で説明
したセンサ群を含んでおり、即ち、紙詰まり検知ユニッ
トはジャム検知センサSa1〜Sa6の出力信号により
紙詰まりの有無の判断をし、トナー濃度検知ユニットは
トナー濃度検知センサSb1の出力信号によりトナー補
給後のトナー濃度上昇の異常の有無を判断し、カセット
紙切れ検知ユニットはカセット紙切れ検知センサSc1
〜3の出力信号により紙切れの有無を判断している。こ
れらの技術と、交換部品の寿命チェックの技術とは、良
く知られているので詳細な説明は省略する。
【0105】主制御部CPUは、ユーザによる故障連絡
ボタン181、消耗品不足連絡ボタン183の操作に応
じて、支援要請情報RIa、bの送信、故障連絡済確認
ランプ182、消耗品不足連絡済確認ランプ184の点
灯などの制御を行う。
【0106】また、エラー検知部188は画像形成動作
の停止する事態を検出すると、予め原因によって区分さ
れたエラーコードを出力するので、主制御部CPUは、
当該エラーコードに応じて画像形成動作の禁止などの制
御とともに、液晶モニタ18dへユーザ向けのメッセー
ジを表示せしめる。
【0107】液晶モニタ18dへのユーザ向けのメッセ
ージにより、ユーザは不具合の発生した事実を把握す
る。
【0108】管理端末101は、支援要請情報RIa、
bを受信するネットワークインターフェース101a
と、支援要請情報RIa、bを受信した旨を標準出力
(不図示)へ出力する制御部101bとを備える。標準
出力はモニタ、プリンタなどを用いることが可能であ
り、管理端末101を操作するオペレータによる支援要
請情報RIa、bの確認が可能となる。
【0109】図9、図10は、画像形成装置100dの
動作及び、画像形成装置100dと管理端末101の通
信手順を示すフローチャートである。
【0110】図9に示すように、画像形成装置100d
で紙詰まりなど不具合が発生すると(S11)、ユーザ
は故障連絡ボタン181を操作する(S12)。ユーザ
の操作による故障連絡ボタン181の状態遷移を主制御
部CPUが検出すると、主制御部CPUはネットワーク
インターフェース187を用いて管理端末101宛に支
援要請情報RIaを発信する(S13)。又、点灯制御
回路185に対して故障連絡済確認ランプ182を点灯
すべく制御信号を出力する(S14)。
【0111】点灯制御回路185は、前述の制御信号に
応じて、故障連絡済確認ランプ182を点灯する。この
場合の点灯は、ユーザの注意を喚起する状態であれば、
連続した点灯、所定周期での点滅などの点灯状態、又、
明るさ、色なども自由に選択できる。
【0112】管理端末101では、インターネット経由
で支援要請情報RIaを受信すると(S21)、これに
応じて携帯電話などによりサービスエンジニア宛に、派
遣指示がなされる(S22)。
【0113】また、図10に示すように、画像形成装置
100dで消耗品の不足など不具合が発生すると(S3
1)、ユーザは消耗品不足連絡ボタン183を操作する
(S32)。ユーザの操作による消耗品不足連絡ボタン
183の状態遷移を主制御部CPUが検出すると、主制
御部CPUはネットワークインターフェース187を用
いて管理端末101宛に支援要請情報RIbを発信する
(S33)。又、点灯制御回路185に対して消耗品不
足連絡済確認ランプ184を点灯すべく制御信号を出力
する(S34)。
【0114】点灯制御回路186は、前述の制御信号に
応じて、消耗品不足連絡済確認ランプ184を点灯す
る。この場合の点灯は、ユーザの注意を喚起する状態で
あれば、連続した点灯、所定周期での点滅などの点灯状
態、又、明るさ、色なども自由に選択できる。
【0115】管理端末101では、インターネット経由
で支援要請情報RIbを受信すると(S41)、これに
応じて携帯電話などによりサービスエンジニア宛に、派
遣指示がなされる(S42)。
【0116】斯様な構成を備えるので、画像形成装置1
00dによれば、支援要請情報RIa又は支援要請情報
RIbが管理端末101宛(サービス会社宛)に送信済
みであることを故障連絡済確認ランプ182、消耗品不
足連絡済確認ランプ184の点灯によってユーザに明確
に知らせることができる。
【0117】従って、第4の実施の形態の画像形成シス
テム、画像形成装置によれば、サービス会社への要請が
重複しないようにユーザに促すことができた。
【0118】次に本発明の第5の実施の形態に係る画像
形成システムについて、図11から図14を用いて説明
する。
【0119】第5の実施の形態に係る画像システムは、
第4の実施の形態に係る画像形成システムと同様に、ユ
ーザが備える画像形成装置100eと、当該ユーザと保
守契約を結んだサービス会社が備える管理端末101c
とをインターネットにより双方向に通信可能としたシス
テムである。
【0120】図11は、画像形成装置100eの上方右
手前側から見た斜視図であり、画像形成装置100eの
上部を模式的に示してある。
【0121】画像形成装置100eは、既に説明した画
像形成装置100dと同様の構成を備えているので、相
違点について詳細に説明する。
【0122】制御卓18には画像形成装置100dと同
様のコピー開始ボタン18a、10キー18b、モード
選択ボタン群18c等からなる指示入力系と、液晶モニ
タ18dを備える。
【0123】前扉34は樹脂製でその一端を軸支してあ
り、画像形成装置100eの外装の一部を開閉可能に構
成してあり、開放した状態では画像形成装置100e内
部へサービスエンジニアやユーザがアクセスして、紙詰
まりの処理、消耗品の補給などが可能となる。
【0124】前扉34を開放すると、故障連絡ボタン1
91、消耗品不足連絡ボタン193が出現して操作可能
になり、又、故障連絡受信済確認ランプ192、消耗品
不足連絡受信済確認ランプ194が出現して目視確認可
能となる。
【0125】故障連絡ボタン191は、給紙不良などの
故障により画像形成動作が停止した旨の支援要請情報R
Iaを、管理端末101c宛に発信するためのボタンで
ある。
【0126】故障連絡受信済確認ランプ192は、管理
端末101cが画像形成装置100e宛に発信する支援
受付情報RIcが受信されると点灯するランプである。
【0127】消耗品不足連絡ボタン193は、消耗品が
欠乏したことにより画像形成動作が停止した旨の支援要
請情報RIbを、管理端末101c宛に発信するための
ボタンである。
【0128】消耗品不足連絡受信済確認ランプ194
は、管理端末101cが画像形成装置100e宛に発信
する支援受付情報RIdが受信されると点灯するランプ
である。
【0129】故障連絡受信済確認ランプ192と消耗品
不足連絡受信済確認ランプ194とは共に本発明の受信
済表示手段の一例である。
【0130】図12は、画像形成装置100eと管理端
末101cの制御ブロック図である。
【0131】画像形成装置100eは、主制御部CP
U、故障連絡ボタン191、消耗品不足連絡ボタン19
3、故障連絡受信済確認ランプ192、消耗品不足連絡
受信済確認ランプ194、点灯制御回路195、19
6、ネットワークインターフェース187を備える。管
理端末101cは制御部101e、ネットワークインタ
ーフェース101dを備える。
【0132】点灯制御回路195は、故障連絡受信済確
認ランプ192への通電の有無によって点滅を制御する
制御回路である。
【0133】点灯制御回路196は、消耗品不足連絡受
信済確認ランプ194への通電の有無によって点滅を制
御する制御回路である。
【0134】ネットワークインターフェース187は、
支援要請情報RIaと支援要請情報RIbを管理端末1
01c宛に発信するインターフェースであり、画像形成
装置100eを電話回線経由で直接インターネットに接
続するためのターミナルアダプタやモデムでも良いし、
LAN経由でインターネットに接続するためのイーサネ
ット(登録商標)アダプタなどでも良い。
【0135】支援要請情報RIa、支援要請情報RIb
は予めコード化して記憶されており、主制御部CPUが
呼び出して、ネットワークインターフェース187を用
いて送信する。
【0136】また、ネットワークインターフェース18
7は支援受付情報RIc、RIdを受信するインターフ
ェースでもある。
【0137】エラー検知部188は、紙詰まり検知ユニ
ット、トナー残量検知ユニット、カセット紙切れ検知ユ
ニット等を含み、更に感光体ドラム1の如き定期的な交
換を必要とする部材の交換時期のチェックを行う寿命チ
ェックユニットを含む。これら各ユニットは図1で説明
したセンサ群を含んでおり、即ち、紙詰まり検知ユニッ
トはジャム検知センサSa1〜Sa6の出力信号により
紙詰まりの有無の判断をし、トナー濃度検知ユニットは
トナー濃度検知センサSb1の出力信号によりトナー補
給後のトナー濃度上昇の異常の有無を判断し、カセット
紙切れ検知ユニットはカセット紙切れ検知センサSc1
〜3の出力信号により紙切れの有無を判断している。こ
れらの技術と、交換部品の寿命チェックの技術とは、良
く知られているので詳細な説明は省略する。
【0138】主制御部CPUは、汎用のプロセッサ、当
該プロセッサにて実行するプログラムを保存するRO
M、ROMから読み出したプログラムを前記プロセッサ
が実行するためのメモリ空間を提供するRAM等を備え
ていて、画像形成装置100dの動作全体を制御する。
【0139】主制御部CPUは、ユーザによる故障連絡
ボタン191、消耗品不足連絡ボタン193の操作に応
じて、支援要請情報RIa、bの送信、支援受付情報R
Ic、dを受信した後の故障連絡受信済確認ランプ19
2、消耗品不足連絡受信済確認ランプ194の点灯など
の制御を行う。
【0140】また、エラー検知部188は画像形成動作
の停止する事態を検出すると、予め原因によって区分さ
れたエラーコードを出力するので、主制御部CPUは、
当該エラーコードに応じて画像形成動作の禁止などの制
御とともに、液晶モニタ18dへユーザ向けのメッセー
ジを表示せしめる。
【0141】ネットワークインターフェース101d
は、制御部101eの制御に基づいて、支援要請情報R
Ia、RIbを受信するとともに、支援受付情報RI
c、RIdを画像形成装置100e宛に発信する。
【0142】制御部101eは、支援要請情報RIa、
RIbを受信した旨の表示を標準出力に出力し、管理端
末101cを操作するオペレータが標準入力により所定
のコマンドを発行すると、支援受付情報RIc、RId
の発信を実行する。
【0143】図13、図14は、画像形成装置100e
の動作及び、画像形成装置100eと管理端末101c
の通信手順を示すフローチャートである。
【0144】液晶モニタ18dへのユーザ向けのメッセ
ージにより、ユーザは不具合の発生した事実を把握す
る。
【0145】画像形成装置100eで紙詰まりなど不具
合が発生すると(S51)、ユーザは故障連絡ボタン1
91を操作する(S52)。ユーザの操作による故障連
絡ボタン191の状態遷移を主制御部CPUが検出する
と、主制御部CPUはネットワークインターフェース1
87を用いて管理端末101c宛に支援要請情報RIa
を発信する(S53)。
【0146】管理端末101cでは、インターネット経
由で支援要請情報RIaを受信すると(S54)、制御
部101eの制御に基づいて画像形成装置100e宛に
支援受付情報RIcを発信する(S55)。
【0147】画像形成装置100eでは、支援受付情報
RIcを受信すると(S56)、主制御部CPUが点灯
制御回路195に対して故障連絡受信済確認ランプ19
2を点灯すべく制御信号を出力する。
【0148】点灯制御回路195は、前述の制御信号に
応じて、故障連絡受信済確認ランプ192を点灯する
(S57)。この場合の点灯は、ユーザの注意を喚起す
る状態であれば、連続した点灯、所定周期での点滅など
の点灯状態、又、明るさ、色なども自由に選択できる。
【0149】一方で、管理端末101c側では、支援要
請情報RIaを受信すると、これに応じて携帯電話など
によりサービスエンジニア宛に、派遣指示がなされる
(S58)。
【0150】又、図14に示すように、画像形成装置1
00eで消耗品の不足など不具合が発生すると(S6
1)、ユーザは消耗品不足連絡ボタン193を操作する
(S62)。ユーザの操作による消耗品不足連絡ボタン
193の状態遷移を主制御部CPUが検出すると、主制
御部CPUはネットワークインターフェース187を用
いて管理端末101c宛に支援要請情報RIbを発信す
る(S63)。
【0151】管理端末101cでは、インターネット経
由で支援要請情報RIbを受信すると(S64)、制御
部101eの制御に基づいて画像形成装置100e宛に
支援受付情報RIdを発信する(S65)。
【0152】画像形成装置100eでは、支援受付情報
RIdを受信すると(S66)、主制御部CPUが点灯
制御回路196に対して消耗品不足連絡受信済確認ラン
プ194を点灯すべく制御信号を出力する。
【0153】点灯制御回路196は、前述の制御信号に
応じて、消耗品不足連絡受信済確認ランプ194を点灯
する(S67)。この場合の点灯は、ユーザの注意を喚
起する状態であれば、連続した点灯、所定周期での点滅
などの点灯状態、又、明るさ、色なども自由に選択でき
る。
【0154】一方で、管理端末101c側では、支援要
請情報RIbを受信すると、これに応じて携帯電話など
によりサービスエンジニア宛に、派遣指示がなされる
(S68)。
【0155】斯様な構成を備えるので、画像形成装置1
00eによれば、管理端末101cが(サービス会社
宛)支援要請情報RIa又は支援要請情報RIbを受信
して、当該管理端末101cが画像形成装置100e宛
に発信した支援受付情報RIc又はRIdを受信済みで
あることを故障連絡受信済確認ランプ192、消耗品不
足連絡済確認ランプ184の点灯によってユーザに明確
に知らせることができる。
【0156】従って、第5の実施の形態の画像形成シス
テム、画像形成装置によれば、サービス会社への要請が
重複しないようにユーザに促すとともに、サービス会社
側が要請を請けたことをユーザに知らせることができ
た。
【0157】又、画像形成装置100eがキーボードと
モニタを含むユーザインターフェースを備える場合に
は、故障連絡ボタン191、消耗品不足連絡ボタン19
3の機能をキーボードから所定コマンドを入力する構成
とすることができるし、電子メールなどで支援要請情報
RIa、RIbを管理端末101c宛に送信する構成と
することができる。そして、モニタに支援受付情報RI
c、RIdを表示する構成とすることができる。なお、
モニタは本発明の表示画面の一例である。
【0158】この場合、支援要請情報RIa、bに含ま
れる文字情報をモニタに表示して、ユーザはキーボード
からの入力操作を行うことで、当該文字情報の編集が実
行可能である。
【0159】従って、例えば、緊急性が高い旨の追記
や、サービスエンジニアの来訪しても対応が不可能な時
間帯など、付加価値の高い情報を支援要請情報RIa、
bに付加することが可能である。
【0160】次に本発明の第6の実施の形態に係る画像
形成装置について、図15から図17を用いて説明す
る。
【0161】第6の実施の形態に係る画像形成装置は、
既に説明した画像形成装置100と同様の構成を備えて
いるので、相違点について説明する。
【0162】図15は、画像形成装置100fの上方右
手前側から見た斜視図であり、画像形成装置100fの
上部を模式的に示してある。
【0163】制御卓18には画像形成装置100と同様
のコピー開始ボタン18a、10キー18b、モード選
択ボタン群18c等からなる指示入力系と、液晶モニタ
18fを備える。
【0164】又、キーボード18eと液晶モニタ18f
によってユーザインターフェースを構成する。キーボー
ド18eは本発明のインターフェースの一例であり、パ
ーソナルコンピュータやワープロで使用されるキャラク
ターコードの入力装置と同様に動作して、ユーザが入力
した結果が標準的に液晶モニタ18fに返る構成となっ
ている。ユーザはキーボード18eを用いて2バイトコ
ードの文字を含む任意の文字列の入力が可能である。
【0165】又、ユーザはキーボード18eを用いて、
コマンドの入力、設定条件の入力が可能であり、液晶モ
ニタ18fは本発明の表示手段の一例であり、ユーザが
入力したコマンドや設定条件などの文字列を表示可能で
ある。
【0166】又、詳しくは後述するが、ユーザはキーボ
ード18eから検索文字列を入力し、当該検索文字列
(検索条件)にて検索を実行することが可能であり、検
索結果として、液晶モニタ18fに操作ガイドとなる画
面(以下、ガイド画面)を表示することが可能である。
【0167】図16は、画像形成装置100fの制御ブ
ロック図である。画像形成装置100fは、主制御部C
PU、ユーザインターフェース301、検索エンジン部
302、操作ガイド用画像データ記憶部303、後処理
部304、エラー検知部305、プリンタエンジン部
A、画像読取部Cを備える。
【0168】ユーザインターフェース301は、図13
で説明したとおりキーボード18eと液晶モニタ18f
を備えていて、ユーザからの入力を主制御部CPUに与
え、その処理結果を液晶モニタ18fに表示してユーザ
へ示す。
【0169】検索エンジン部302は本発明の検索手段
の一例であり、ユーザインターフェース301から入力
された検索文字列を検索条件とし、操作ガイド用画像デ
ータ記憶部303に記憶されたガイド画面に係る複数の
画像データを検索対象として、これらから一つ又は幾つ
かを特定する検索を実行する。
【0170】操作ガイド用画像データ記憶部303は、
本発明の記憶手段の一例であり、ガイド画面に係る画像
データを、画面毎に保存してあるとともに、当該ガイド
画面にキーワードを付与して記憶してある。
【0171】図17はガイド画面の一例を示す模式図で
ある。図17に示したガイド画面では、右サイドカバー
を開放して、ジャム紙(紙詰まりで搬送路中にとり残さ
れた紙)が現れた状態を示していている。そして、ユー
ザが左手で図中のマークで示された位置のレバーを操
作し、右手でジャム紙をつかみ取る状況をイラストで示
している。又、図17で例示したガイド画面には、「右
サイドカバー」「ジャム」「取り除く」等のキーワード
を付与してある。
【0172】再び図16で説明する。後処理部304
は、トナー像の定着の完了した転写紙Pにソート、ステ
ープルなどの後処理を行う。ソート処理、ステープル処
理などの後処理に係る技術は良く知られているので詳細
は省略する。
【0173】プリンタエンジン部A、画像読取部Cは、
既に説明した画像形成装置100と同様であるので、説
明は省略する。
【0174】エラー検知部305は、紙詰まり検知ユニ
ット、トナー残量検知ユニット、カセット紙切れ検知ユ
ニット等を含み、更に感光体ドラム1の如き定期的な交
換を必要とする部材の交換時期のチェックを行う寿命チ
ェックユニットを含む。これら各ユニットは図1で説明
したセンサ群を含んでおり、即ち、紙詰まり検知ユニッ
トはジャム検知センサSa1〜Sa6の出力信号により
紙詰まりの有無の判断をし、トナー濃度検知ユニットは
トナー濃度検知センサSb1の出力信号によりトナー補
給後のトナー濃度上昇の異常の有無を判断し、カセット
紙切れ検知ユニットはカセット紙切れ検知センサSc1
〜3の出力信号により紙切れの有無を判断している。こ
れらの技術と、交換部品の寿命チェックの技術とは、良
く知られているので詳細な説明は省略する。
【0175】主制御部CPUは、汎用のプロセッサ、当
該プロセッサにて実行するプログラムを保存するRO
M、ROMから読み出したプログラムを前記プロセッサ
が実行するためのメモリ空間を提供するRAM等を備え
ていて、画像形成装置100fの動作全体を制御する。
【0176】エラー検知部305は画像形成動作の停止
する事態を検出すると、予め原因によって区分されたエ
ラーコードを出力するので、主制御部CPUは、当該エ
ラーコードに応じて画像形成動作の禁止などの制御とと
もに、液晶モニタ18fへユーザ向けのメッセージを表
示せしめる。
【0177】例えば、「右サイドカバーを開いて紙を取
り除いてください。」というメッセージが液晶モニタ1
8fへ表示されると、ユーザはメッセージに従って処置
を行う。
【0178】ユーザは当該メッセージを理解して自力で
処置可能な場合には、直ちに処置を行うが、記憶が不十
分なユーザは、当該ユーザ自身に必要な画面を直ちに表
示したいと考える場合がある。この場合ユーザは、キー
ボード18eを操作して、キーボード18eから「右サ
イドカバー、ジャム処理」等と入力する。
【0179】キーボード18eから入力された文字列を
受けて、検索エンジン部302が検索を開始すると、図
17に示したガイド画面がヒットするので、液晶モニタ
18fには当該ガイド画面を表示する。
【0180】又、例えばキーボード18eから「右サイ
ドカバー」と入力した場合には、図17のガイド画面を
表示する前段階として、右サイドカバーの開放の操作を
説明するガイド画面(不図示)を表示するように、キー
ワードの付与を行えば良い。
【0181】従って、第6の実施の形態の画像形成装置
によれば、ユーザ当人にとって不要なガイド画面を経由
する必要が無く、必要とするガイド画面を直ちに表示す
ることが可能となった。
【0182】従って、第6の実施の形態の画像形成装置
によれば、所望のガイド画面を表示するのに必要なガイ
ド画面を直接表示することができた。
【0183】モニタとしては、液晶に限らず、CRT、
プラズマディスプレイなど、種々の表示デバイスを用い
ることができる。
【0184】キーボードはqwerty配置やdvor
ak配置など種々のキーボードを用いることができる。
又、タッチパネルの技術を適用して、モニタに表示され
るキーをユーザが触れると、キーボード同様の入力信号
が発生する構成としても良い。
【0185】次に本発明の第7の実施の形態に係る画像
形成システムについて、図18と図19を用いて説明す
る。
【0186】第7の実施の形態に係る画像形成装置は、
既に説明した画像形成装置100dと同様の構成を備え
ているので、相違点について説明する。
【0187】図18は、画像形成装置100gの上方右
手前側から見た斜視図であり、画像形成装置100gの
上部を模式的に示してある。
【0188】制御卓18には画像形成装置100dと同
様のコピー開始ボタン18a、10キー18b、モード
選択ボタン群18c等からなる指示入力系と、液晶モニ
タ18dを備える。
【0189】上部外装板31の右手奥側には、伸縮自在
の警告灯310が備えられている。警告灯310は、上
側筒部311、下側筒部312、表示ランプ313、本
体側鞘部314(点線)を備えている。
【0190】上側筒部311と下側筒部312とはとも
に金属製の中空の筒状部材であり、上側筒部311の外
径が下側筒部312の内径よりやや小さく、上側筒部3
11を下側筒部312の内部へ滑入せしめて収納するこ
とが可能となっている。又、下側筒部312の外径は、
本体側鞘部314の内径よりやや小さく、下側筒部31
2を本体側鞘部314の内部へ滑入せしめて収納するこ
とが可能となっている。上側筒部311、下側筒部31
2、本体側鞘部314により伸縮部が構成されている。
【0191】表示ランプ313は本発明の警告手段の一
例であるとともに本発明の発光手段の一例であり、電球
などの光源であり、上側筒部311と下側筒部312の
中空部に配線されたリード線により点灯制御回路404
(後述)へ接続されていて、通電の有無によって点滅す
る。
【0192】又、上側筒部311が下側筒部312の内
部へ、そして斯様な状態の下側筒部312が本体側鞘部
314の内部へ収納されると、表示ランプ313が上部
外装板31に露出する状態となる。
【0193】ユーザは上部外装板31に露出した表示ラ
ンプ313を摘んで上向きに引き上げて、表示ランプ3
13が適当な高さとなるように警告灯310を伸ばすこ
とができる。
【0194】また、画像形成装置100gは、後述のよ
うに、ローカルエリアネットワークLANに接続して、
複数のクライアントコンピュータの印刷を処理可能であ
る。
【0195】図19は、画像形成装置100gの制御ブ
ロック図である。画像形成装置100gは、主制御部C
PU、ユーザインターフェース401、後処理部40
2、エラー検知部403、点灯制御回路404、ネット
ワークインターフェース405、プリンタエンジン部
A、画像読取部Cを備える。
【0196】ユーザインターフェース401は、画像形
成装置100dで説明したとおりコピー開始ボタン18
a、10キー18b、モード選択ボタン群18c、液晶
モニタ18dなどから構成される。
【0197】後処理部402は、トナー像の定着の完了
した転写紙Pにソート、ステープルなどの後処理を行
う。ソート処理、ステープル処理などの後処理に係る技
術は良く知られているので詳細は省略する。
【0198】プリンタエンジン部A、画像読取部Cは、
既に説明した画像形成装置100dと同様であるので、
説明は省略する。
【0199】エラー検知部403は本発明の状態監視手
段の一例であり、既に説明した画像形成装置100dが
備えるエラー検知部188と同様の構成を備えている。
即ち、紙詰まり検知ユニットはジャム検知センサSa1
〜Sa6の出力信号により紙詰まりの有無の判断をし、
トナー濃度検知ユニットはトナー濃度検知センサSb1
の出力信号によりトナー補給後のトナー濃度上昇の異常
の有無を判断し、カセット紙切れ検知ユニットはカセッ
ト紙切れ検知センサSc1〜3の出力信号により紙切れ
の有無を判断している。これらの技術と、交換部品の寿
命チェックの技術とは、良く知られているので詳細な説
明は省略する。
【0200】点灯制御回路404は、表示ランプ313
への通電の有無によって点滅を制御する制御回路であ
る。
【0201】ネットワークインターフェース405は、
画像形成装置100gをローカルエリアネットワークL
ANへ接続するインターフェースであり、当該LANに
接続されているクライアントコンピュータからの印刷要
求、印刷データなどを受信する。
【0202】主制御部CPUは、汎用のプロセッサ、当
該プロセッサにて実行するプログラムを保存するRO
M、ROMから読み出したプログラムを前記プロセッサ
が実行するためのメモリ空間を提供するRAM等を備え
ていて、画像形成装置100gの動作全体を制御する。
【0203】エラー検知部403は画像形成動作の停止
する事態を検出すると、予め原因によって区分されたエ
ラーコードを出力するので、主制御部CPUは、当該エ
ラーコードに応じて画像形成動作の禁止などの制御とと
もに、点灯制御回路404に対して表示ランプ313を
点灯すべく制御信号を出力する。
【0204】斯様な構成を備えるので、画像形成装置1
00gによれば、エラー検知部403が画像形成動作の
停止する事態を検出すると、表示ランプ313が点灯
し、ユーザは画像形成装置100gに近寄らずに事態を
把握することができる。
【0205】従って、第7の実施の形態の画像形成装置
によれば、離れた場所からでもユーザが、画像形成装置
の停止を把握できるようになった。
【0206】第7の実施の形態の画像形成装置100g
では、上部外装板31に伸縮自在の警告灯310を備え
る構成で説明したが、警告灯は画像形成装置と別体とし
て、室内壁への取り付けや机上に設置できるようにする
ことができる。
【0207】次に、警告灯を別体とした第8の実施の形
態の画像形成装置について、図20と図21を用いて説
明する。
【0208】図20は、机上に設置した警告灯ユニット
の模式図である。警告灯ユニット320は、表示ランプ
313、無線受信部315を備え、画像形成装置からは
独立している。
【0209】図21は、警告灯ユニット320と、警告
灯ユニット320とは別体の画像形成装置100hとの
制御ブロック図である。
【0210】画像形成装置100hは、既に説明した画
像形成装置100gと同様の構成を備えており、主制御
部CPU、ユーザインターフェース401、後処理部4
02、エラー検知部403、点灯制御回路404、プリ
ンタエンジン部A、画像読取部Cを備える。
【0211】ユーザインターフェース401、後処理部
402、プリンタエンジン部A、画像読取部Cは、説明
済みの画像形成装置100gと同様であるので、説明は
省略する。
【0212】エラー検知部403は、先に説明した画像
形成装置100dが備えるエラー検知部188と同様の
構成を備えている。即ち、紙詰まり検知ユニットはジャ
ム検知センサSa1〜Sa6の出力信号により紙詰まり
の有無の判断をし、トナー濃度検知ユニットはトナー濃
度検知センサSb1の出力信号によりトナー補給後のト
ナー濃度上昇の異常の有無を判断し、カセット紙切れ検
知ユニットはカセット紙切れ検知ユニットSc1〜3の
出力信号により紙切れの有無を判断している。これらの
技術と、交換部品の寿命チェックの技術とは、良く知ら
れているので詳細な説明は省略する。
【0213】点灯制御回路404は無線により警告灯ユ
ニット320の備える無線受信部315と通信が可能と
なっている。点灯制御回路404は、表示ランプ313
への通電の有無によって点滅を制御する制御信号を無線
信号として発信する。
【0214】ネットワークインターフェース405は、
画像形成装置100hをローカルエリアネットワークL
ANへ接続するインターフェースであり、当該LANに
接続されているクライアントコンピュータからの印刷要
求、印刷データなどを受信する。
【0215】主制御部CPUは、汎用のプロセッサ、当
該プロセッサにて実行するプログラムを保存するRO
M、ROMから読み出したプログラムを前記プロセッサ
が実行するためのメモリ空間を提供するRAM等を備え
ていて、画像形成装置100hの動作全体を制御する。
【0216】エラー検知部403は画像形成動作の停止
する事態を検出すると、予め原因によって区分されたエ
ラーコードを出力するので、主制御部CPUは、当該エ
ラーコードに応じて画像形成動作の禁止などの制御とと
もに、点灯制御回路404に対して表示ランプ313を
点灯すべく制御信号を無線信号として出力するように制
御する。
【0217】警告灯ユニット320は表示ランプ31
3、無線受信部315を備えている。無線受信部315
は、無線信号として出力された前述の点灯制御回路40
4が発信した制御信号を検出すると、表示ランプ313
へ通電してこれを点灯せしめる。
【0218】斯様な構成を備えるので、画像形成装置1
00hによれば、エラー検知部403が画像形成動作の
停止する事態を検出すると、表示ランプ313が点灯
し、ユーザは画像形成装置100hに近寄らずに事態を
把握することができる。
【0219】従って、第8の実施の形態の画像形成装置
によれば、離れた場所からでもユーザが、画像形成装置
の停止を把握できるようになった。
【0220】第8の実施の形態の画像形成装置100h
はネットワークプリンタと複写機との複合機の例である
が、ファクシミリ装置の複合機や単体のネットワークプ
リンタにも本発明は適用できる。
【0221】次に、音声ガイドにより警告する第9の実
施の形態の画像形成装置について、図22を用いて説明
する。
【0222】図22は、音声ガイドにより画像形成装置
の停止を告げる画像形成装置100jの制御ブロック図
である。
【0223】画像形成装置100jは、既に説明した画
像形成装置100gと同様の構成を備えており、主制御
部CPU、ユーザインターフェース401、後処理部4
02、エラー検知部403、音声出力制御回路406、
スピーカ407、プリンタエンジン部A、画像読取部C
を備える。
【0224】ユーザインターフェース401、後処理部
402、エラー検知部403、プリンタエンジン部A、
画像読取部Cは、説明済みの画像形成装置100gと同
様であるので、説明は省略する。
【0225】ネットワークインターフェース405は、
画像形成装置100jをローカルエリアネットワークL
ANへ接続するインターフェースであり、当該LANに
接続されているクライアントコンピュータからの印刷要
求、印刷データなどを受信する。
【0226】音声出力制御回路406は、主制御部CP
Uの制御信号に応じて、不図示のメモリーに記憶された
音声ガイドデータをD/A変換して増幅し、スピーカ4
07に出力する。
【0227】主制御部CPUは、汎用のプロセッサ、当
該プロセッサにて実行するプログラムを保存するRO
M、ROMから読み出したプログラムを前記プロセッサ
が実行するためのメモリ空間を提供するRAM等を備え
ていて、画像形成装置100jの動作全体を制御する。
【0228】エラー検知部403は画像形成動作の停止
する事態を検出すると、予め原因によって区分されたエ
ラーコードを出力するので、主制御部CPUは、当該エ
ラーコードに応じて画像形成動作の禁止などの制御とと
もに、音声出力制御回路406に対して予め定められた
音声ガイドをスピーカ407から出力するように制御す
る。また、主制御部CPUは、所定時間間隔毎に、音声
ガイドを繰り返し出力するように制御する。
【0229】音声ガイドは、例えば、「ただいま画像形
成ができません。」とか、「ただいま紙詰まりのために
画像形成ができません。」というような音声を合成音声
や録音などにより発音するものである。
【0230】斯様な構成を備えるので、画像形成装置1
00jによれば、エラー検知部403が画像形成動作の
停止する事態を検出すると、音声ガイドが出力されるの
で、ユーザは画像形成装置100jに近寄らずに事態を
把握することができる。
【0231】従って、第9の実施の形態の画像形成装置
によれば、離れた場所からでもユーザが、画像形成装置
の停止を把握できるようになった。
【0232】第7から第9の実施の形態の画像形成装置
はネットワークプリンタと複写機との複合機の例である
が、ファクシミリ装置の複合機や単体のネットワークプ
リンタにも本発明は適用できる。
【0233】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、原稿基準位置を更にわかりやすく明示することが可
能となった。
【0234】請求項3に記載の画像読取装置によれば、
原稿基準位置を更にわかりやすく明示することが可能と
なった。
【0235】請求項5に記載の画像形成システムによれ
ば、サービス会社への要請が重複しないようにユーザに
促すことができた。
【0236】請求項11に記載の画像形成装置によれ
ば、サービス会社への要請が重複しないようにユーザに
促すことができた。
【0237】請求項16に記載の画像形成システムによ
れば、サービス会社への要請が重複しないようにユーザ
に促すとともに、サービス会社側が要請を請けたことを
ユーザに知らせることができた。
【0238】請求項22に記載の画像形成装置によれ
ば、サービス会社への要請が重複しないようにユーザに
促すとともに、サービス会社側が要請を請けたことをユ
ーザに知らせることができた。
【0239】請求項27に記載の画像形成システムによ
れば、サービス会社への要請が重複しないようにユーザ
に促すことができた。
【0240】請求項29に記載の画像形成装置によれ
ば、所望のガイド画面を表示するのに必要なガイド画面
を直接表示することができた。
【0241】請求項31に記載の画像形成装置によれ
ば、離れた場所からでもユーザが、画像形成装置の停止
を把握できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の画像形成装置の構成を示す断面
図である。
【図2】画像形成装置の上方左手前側から見た模式的な
斜視図である。
【図3】画像形成の装置の制御ブロック図である。
【図4】第2の実施の形態に係る画像形成装置の上方左
手前側から見た斜視図であり、画像形成装置の上部を模
式的に示してある。
【図5】第3の実施の形態に係る画像形成装置の上方左
手前側から見た斜視図であり、画像形成装置の上部を模
式的に示してある。
【図6】第4の実施の形態に係る画像形成システムの概
略構成を示す概念図である。
【図7】画像形成装置の上方右手前側から見た斜視図で
あり、画像形成装置の上部を模式的に示してある。
【図8】画像形成装置と管理端末の制御ブロック図であ
る。
【図9】画像形成装置の動作及び、画像形成装置と管理
端末の通信手順を示すフローチャートである。
【図10】画像形成装置の動作及び、画像形成装置と管
理端末の通信手順を示すフローチャートである。
【図11】第5の実施の形態に係る画像形成装置の上方
右手前側から見た斜視図であり、画像形成装置の上部を
模式的に示してある。
【図12】画像形成装置と管理端末の制御ブロック図で
ある。
【図13】画像形成装置の動作及び、画像形成装置と管
理端末の通信手順を示すフローチャートである。
【図14】画像形成装置の動作及び、画像形成装置と管
理端末の通信手順を示すフローチャートである。
【図15】第6の実施の形態に係る画像形成装置の上方
右手前側から見て画像形成装置の上部を模式的に示す斜
視図である。
【図16】画像形成装置の制御ブロック図である。
【図17】ガイド画面の一例を示す模式図である。
【図18】第7の実施の形態に係る画像形成装置の上方
右手前側から見て画像形成装置の上部を模式的に示す斜
視図である。
【図19】画像形成装置と警告灯ユニットの制御ブロッ
ク図である。
【図20】机上に設置した警告灯ユニットの模式図であ
る。
【図21】画像形成装置と警告灯ユニットの制御ブロッ
ク図である。
【図22】音声ガイドにより画像形成装置の停止を告げ
る画像形成装置の制御ブロック図である。
【符号の説明】
13 プラテンガラス 17 CCDイメージセンサ 18 制御卓 18e キーボード 18f 液晶モニタ 20 原稿カバー 31 上部外装板 100、100b〜j 画像形成装置 101 管理端末 181、191 故障連絡ボタン 182 故障連絡済確認ランプ 183、193 消耗品不足連絡ボタン 184 消耗品不足連絡済確認ランプ 192 故障連絡受信済確認ランプ 194 消耗品不足連絡受信済確認ランプ 201 基準ランプ 202 基準ランプ点灯制御回路 203 アクチュエータ 204 スイッチ 301、401 ユーザインターフェース 302 検索エンジン部 305、403 エラー検知部 311 上側筒部 312 下側筒部 313 表示ランプ 314 本体側鞘部 315 無線受信部 404 点灯制御回路 405 ネットワークインターフェース 406 音声出力制御回路 407 スピーカ A プリンタエンジン部 C 画像読取部 RI、RIa、RIb 支援要請情報 RIc、RId 支援受付情報
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 27/50 G03B 27/50 A G03G 15/00 107 G03G 15/00 107 H04N 1/00 106 H04N 1/00 106B 108 108Z Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 AQ06 CH01 CQ22 CQ32 CQ34 HH03 HJ06 HJ07 HJ08 HP00 HV35 2H027 DA25 DB01 EE10 EJ13 EJ15 GA03 GA15 GA23 GA28 GA54 GB05 GB16 ZA09 2H076 AA06 AA58 BA04 BA07 2H108 AA01 CA01 CB01 FA02 5C062 AA05 AA35 AB17 AB30 AB38 AC10 AC34 AC51 AC58 AF00 AF12 AF14 AF15 BA00

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿載置手段と、原稿載置手段に載置さ
    れた原稿を光学的に読み取る読取部と、原稿を載置すべ
    き位置を示す原稿基準位置表示手段と、開閉可能であり
    開くと原稿載置手段への原稿の載置が可能となり、閉じ
    ると原稿載置手段に載置された原稿を一時的に固定する
    原稿カバーと、閉じられた原稿カバーにより一時的に固
    定された前記原稿に基づいて画像を形成する画像形成部
    とを備える画像形成装置において、前記原稿基準位置表
    示手段は発光手段であり、前記原稿カバーを開いた状態
    では前記発光手段を発光させ、前記原稿カバーを閉じた
    状態では前記発光手段を消灯させる発光制御手段を備え
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記発光制御手段は、前記原稿カバーの
    開閉と連動するアクチュエータと、前記アクチュエータ
    により開閉するスイッチとを備え、前記発光手段は前記
    スイッチが閉じると発光することを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿載置手段と、原稿載置手段に載置さ
    れた原稿を光学的に読み取る読取部と、原稿を載置すべ
    き位置を示す原稿基準位置表示手段と、開閉可能であり
    開くと原稿載置手段への原稿の載置が可能となり、閉じ
    ると原稿載置手段に載置された原稿を一時的に固定する
    原稿カバーとを備え、閉じられた原稿カバーにより一時
    的に固定された前記原稿に基づいて画像を読み取る画像
    読取装置において、前記原稿基準位置表示手段は発光手
    段であり、前記原稿カバーを開いた状態では前記発光手
    段を発光させ、前記原稿カバーを閉じた状態では前記発
    光手段を消灯させる発光制御手段を備えることを特徴と
    する画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記発光制御手段は、前記原稿カバーの
    開閉と連動するアクチュエータと、前記アクチュエータ
    により開閉するスイッチとを備え、前記発光手段は前記
    スイッチが閉じると発光することを特徴とする請求項3
    に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置と管理端末とをネットワー
    クを介して接続し、支援要請情報を画像形成装置から管
    理端末に送信する画像形成システムであって、前記画像
    形成装置から前記管理端末宛に支援要請情報を送信し、
    支援要請情報が送信済みであることを示す送信済表示を
    前記画像形成装置に表示することを特徴とする画像形成
    システム。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置は前記送信済表示を行
    う送信済表示手段を備えることを特徴とする請求項5に
    記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 前記送信済表示手段はランプを備え、当
    該ランプにより前記送信済表示を行うことを特徴とする
    請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 【請求項8】 前記ランプを前記画像形成装置の制御卓
    に配置したことを特徴とする請求項7に記載の画像形成
    システム。
  9. 【請求項9】 前記画像形成装置は前記送信を指示する
    送信指示ボタンを備えることを特徴とする請求項5、
    6、7又は8に記載の画像形成システム。
  10. 【請求項10】 前記送信指示ボタンを前記画像形成装
    置の制御卓に配置したことを特徴とする請求項9に記載
    の画像形成システム。
  11. 【請求項11】 画像形成装置と管理端末とをネットワ
    ークを介して接続し、支援要請情報を画像形成装置から
    管理端末に送信する画像形成システムで用いる画像形成
    装置であって、支援要請情報を前記管理端末宛に送信す
    る送信手段と、前記送信手段による支援要請情報の前記
    送信が完了したことを示す送信済表示手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記送信済表示手段はランプを備え、
    当該ランプにより前記送信済表示を行うことを特徴とす
    る請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記ランプを配置した制御卓を備える
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記送信を指示する送信指示ボタンを
    備えることを特徴とする請求項11、12又は13に記
    載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記送信指示ボタンを配置した制御卓
    を備えることを特徴とする請求項14に記載の画像形成
    装置。
  16. 【請求項16】 画像形成装置と管理端末とをネットワ
    ークを介して接続し、支援要請情報を画像形成装置から
    管理端末に送信する画像形成システムであって、前記画
    像形成装置から前記管理端末宛に支援要請情報を送信
    し、前記管理端末が前記支援要請情報を受信すると、前
    記管理端末から前記画像形成装置宛に前記受信済みであ
    ることを示す受信済情報を送信し、前記画像形成装置が
    前記受信済情報を受信すると、当該受信済みであること
    を示す受信済表示を前記画像形成装置に表示することを
    特徴とする画像形成システム。
  17. 【請求項17】 前記画像形成装置は前記受信済表示を
    行う受信済表示手段を備えることを特徴とする請求項1
    6に記載の画像形成システム。
  18. 【請求項18】 前記受信済表示手段はランプを備え、
    当該ランプにより前記受信済表示を行うことを特徴とす
    る請求項17に記載の画像形成システム。
  19. 【請求項19】 前記ランプを前記画像形成装置の制御
    卓に配置したことを特徴とする請求項18に記載の画像
    形成システム。
  20. 【請求項20】 前記画像形成装置は前記送信を指示す
    る送信指示ボタンを備えることを特徴とする請求項1
    6、17、18又は19に記載の画像形成システム。
  21. 【請求項21】 前記送信指示ボタンを前記画像形成装
    置の制御卓に配置したことを特徴とする請求項20に記
    載の画像形成システム。
  22. 【請求項22】 画像形成装置と管理端末とをネットワ
    ークを介して接続し、支援要請情報を画像形成装置から
    管理端末に送信する画像形成システムで用いる画像形成
    装置であって、支援要請情報を前記管理端末宛に送信す
    る送信手段と、前記管理端末が前記支援要請情報を受信
    済みであることを示し前記管理端末から前記画像形成装
    置宛に発信された受信済情報を受信する受信手段と、前
    記受信済情報を受信すると、当該受信済みであることを
    示す受信済表示を表示する受信済表示手段を備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記受信済表示手段はランプを備え、
    当該ランプにより前記受信済表示を行うことを特徴とす
    る請求項22に記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記ランプを配置した制御卓を備える
    ことを特徴とする請求項23に記載の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記送信を指示する送信指示ボタンを
    備えることを特徴とする請求項22、23又は24に記
    載の画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記送信指示ボタンを配置した制御卓
    を備えることを特徴とする請求項25に記載の画像形成
    装置。
  27. 【請求項27】 画像形成装置と管理端末とをネットワ
    ークを介して接続し、支援要請情報を画像形成装置から
    管理端末に送信する画像形成システムであって、前記画
    像形成装置は前記支援要請情報を編集可能なユーザイン
    ターフェース部を備え、前記ユーザインターフェース部
    で編集された支援要請情報を前記画像形成装置から前記
    管理端末宛に送信することを特徴とする画像形成システ
    ム。
  28. 【請求項28】 前記ユーザインターフェース部は前記
    支援要請情報に含まれる文字情報を表示する表示画面
    と、前記支援要請情報に対する編集が可能なキーボード
    とを備えることを特徴とする請求項27に記載の画像形
    成システム。
  29. 【請求項29】 画像形成装置の取り扱いガイド画面を
    表示する表示手段と、前記ガイド画面に係る画像データ
    を記憶する記憶手段と、文字情報を入力可能なインター
    フェースと、前記記憶手段の画像データを検索対象に
    し、前記文字情報を検索条件にして検索を実行する検索
    手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  30. 【請求項30】 前記インターフェースは文字情報を編
    集可能なキーボードを備えることを特徴とする請求項2
    9に記載の画像形成装置。
  31. 【請求項31】 ネットワークに接続可能な画像形成装
    置であって、画像形成動作の可否を判断し、該画像形成
    動作が不可能な場合に警告信号を発する状態監視手段
    と、前記状態監視手段が警告信号を発するとユーザに対
    して警告を発する警告手段とを備えることを特徴とする
    画像形成装置。
  32. 【請求項32】 前記警告手段は、画像形成動作が不可
    能な場合に発光する発光手段であることを特徴とする請
    求項31に記載の画像形成装置。
  33. 【請求項33】 前記警告は前記発光手段の点滅である
    ことを特徴とする請求項32に記載の画像形成装置。
  34. 【請求項34】 前記発光手段は前記画像形成装置の上
    部外装に設置されていることを特徴とする請求項32又
    は33に記載の画像形成装置。
  35. 【請求項35】 前記発光手段は前記画像形成装置の上
    部外装から更に上方向へ向けて伸長可能な伸縮部の先端
    に備えられることを特徴とする請求項34に記載の画像
    形成装置。
  36. 【請求項36】 前記警告手段は、画像形成動作が不可
    能な場合に発音する発音手段であることを特徴とする請
    求項31に記載の画像形成装置。
  37. 【請求項37】 前記警告は音声ガイドであることを特
    徴とする請求項36に記載の画像形成装置。
  38. 【請求項38】 前記警告手段は、無線通信により前記
    警告信号を受信すると警告を発することを特徴とする請
    求項31に記載の画像形成装置。
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