JP2002214686A - 写真自販機 - Google Patents

写真自販機

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JP2002214686A
JP2002214686A JP2001005082A JP2001005082A JP2002214686A JP 2002214686 A JP2002214686 A JP 2002214686A JP 2001005082 A JP2001005082 A JP 2001005082A JP 2001005082 A JP2001005082 A JP 2001005082A JP 2002214686 A JP2002214686 A JP 2002214686A
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JP
Japan
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image
subject
resin film
vending machine
camera
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Application number
JP2001005082A
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English (en)
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Teruhiro Akamatsu
彰宏 赤松
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Make Software Co Ltd
Original Assignee
Make Software Co Ltd
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Publication date
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】被写体が虹に包まれたように撮影できる写真自
販機を提供する。 【解決手段】使用者を含む被写体2を撮影してその写真
を販売する写真自販機であって、被写体2を撮影するカ
メラ6と、上記カメラ6で撮影された撮影画像を写真プ
リントとして出力するプリンタ9とを備え、上記被写体
2のカメラ6側とその反対側との少なくともいずれか
に、表面に蒸着薄膜が形成された光透過性を有する樹脂
フィルム13を存在させたことにより、上記樹脂フィル
ム13を透過した光は、蒸着薄膜を透過することにより
虹色に輝いてカメラ6に映しこまれ、被写体2が虹に包
まれたような美しい幻想的な画像を撮影することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲームセンター等
に設置され、硬貨等の投入により使用者を撮影し、撮影
画像を写真プリント等として販売する写真自販機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ゲームセンター等において、写真
を撮影してシールプリント等にする写真自販機が数多く
設置されている。このような写真自販機としては、一般
に、図7に示すようなものが用いられている。このもの
は、本体52の内部に、略45°の角度をもってハーフ
ミラー53が設けられている。このハーフミラー53の
奥に、使用者54を撮影するカメラ55が設けられ、ハ
ーフミラー53の下方には、上記カメラ55で撮影され
た画像を表示するモニタ56が設けられている。図にお
いて51はコントローラ、57は写真プリント58を印
刷するプリンタである。
【0003】上記写真自販機では、ハーフミラー53を
透してカメラ55で撮影された画像がモニタ56に表示
され、このモニタ56に表示された画像がハーフミラー
53に反射して使用者54によって確認できるようにな
っている。そして、使用者54は、モニタ56に映った
自分の姿を確認しながら所望のポーズをとり、好みのと
ころでコントローラ51を操作して静止画を撮影するこ
とが行われる。そして、この静止画は、適当なフレーム
や前景の画像と合成されて写真プリント58として印刷
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近
は、写真自販機利用人口の増加とともに、そのニーズも
多様化している。そこで、これらのニーズに応えるた
め、被写体の画像に合成されるフレームや前景として各
種の趣向を凝らしたものも数多く提供されているが、単
にフレームと顔写真とを合成するだけの画一的なもので
はもう満足されなくなってきている。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、被写体が虹に包まれたように撮影できる写真自
販機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の写真自販機は、使用者を含む被写体を撮影
してその写真を販売する写真自販機であって、被写体を
撮影する撮影手段と、上記撮影手段で撮影された撮影画
像を出力する画像出力手段とを備え、上記被写体の撮影
手段側とその反対側との少なくともいずれかに、表面に
蒸着薄膜が形成された光透過性を有する樹脂フィルムを
存在させたことを要旨とする。
【0007】すなわち、本発明の写真自販機は、被写体
の撮影手段側とその反対側との少なくともいずれかに、
表面に蒸着薄膜が形成された光透過性を有する樹脂フィ
ルムを存在させている。このため、上記樹脂フィルムを
透過した光は、蒸着薄膜を透過することにより虹色に輝
いて撮影手段に映しこまれ、被写体が虹に包まれたよう
な美しい幻想的な画像を撮影することができる。
【0008】本発明の写真自販機において、上記蒸着薄
膜が金属の蒸着薄膜である場合には、樹脂フィルムを透
過した光が金属薄膜を透過することにより虹色に輝いて
撮影手段に映しこまれ、被写体が虹に包まれたような美
しい幻想的な画像を撮影することができる。
【0009】本発明の写真自販機において、上記樹脂フ
ィルムが交換可能になっている場合には、樹脂フィルム
がしわくちゃになる等、老朽化した場合に、容易に新し
いものと交換できる。また、容易に交換できることか
ら、積極的に樹脂フィルムにしわをたくさんつけて撮影
することにより、樹脂フィルムを透過した虹色の光が乱
反射して美しい視覚的効果を生み出すことも容易にでき
るようになる。
【0010】本発明の写真自販機において、上記樹脂フ
ィルムを、被写体の撮影手段側とその反対側とに選択的
に存在させうるようになっている場合には、被写体の前
だけに樹脂フィルムを存在させたり後ろだけに存在させ
たり、あるいは両方に存在させたり、使用者の好みに応
じて視覚的効果を選択することができる。
【0011】本発明の写真自販機において、上記被写体
の撮影手段側と反対側に、被写体のバックとなるスクリ
ーン部材が設けられ、上記スクリーン部材と被写体との
間に樹脂フィルムを存在させうるようになっている場合
には、スクリーン部材の色彩や模様等に樹脂フィルムを
透過した虹色の光が加わり、より一層美しい視覚的効果
を生み出すようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0013】図1は、本発明の写真自販機の一実施の形
態を示す図である。この写真自販機は、内部および前面
に各種の装置が設けられた筐体1と、上記筐体1の上下
から被写体2の背後まで達するように突き出された支柱
3とを備えている。
【0014】そして、上記両支柱3の先端部分に、撮影
の際の背景となるカーテン5が吊設され、上記筐体1,
支柱3,カーテン5で囲まれた空間が、被写体2の撮影
用ブースを形成し、上記筐体1が撮影用ブースの一部を
構成するようになっている。また、上側の支柱3には、
撮影用ブース内の被写体2を照射する2つのライト4が
取り付けられている。
【0015】上記筐体1の内部には、被写体2を撮影す
るカメラ6が設けられ、上記筐体1のカメラ6の被写体
2側に位置する面には、透明板10が嵌め込まれてい
る。そして、上側の支柱3には、2枚の樹脂フィルム1
3が吊設されている。一方は、被写体2のカメラ6側
(前)に吊設され、他方は被写体2のカメラ6と反対側
(後)で、被写体2のバックとなるカーテン5と被写体
2との間に吊設されている。
【0016】上記樹脂フィルム13は、その上端部が、
上側の支柱3に取り付けられた巻上げロール14に貼り
付けられるとともに、下端部に錘16が取り付けられて
いる。このようにすることにより、上記樹脂フィルム1
3を貼り変えることで容易に樹脂フィルム13を交換で
きるようになっている。
【0017】上記樹脂フィルム13は、環状に連結され
た巻き上げ紐20を引くことにより、ベルト23を介し
て巻上げロール14を回転させて巻き上げられるように
なっている。これにより、上記樹脂フィルム13を被写
体2の前後に選択的に存在させうるようになっている。
【0018】上記樹脂フィルム13としては、表面に蒸
着薄膜が形成された光透過性を有するものが用いられ
る。これにより、上記樹脂フィルム13を透過した光
は、蒸着薄膜を透過することにより虹色に輝いてカメラ
6に映しこまれ、被写体2が虹に包まれたような美しい
幻想的な画像を撮影することができる。
【0019】上記蒸着薄膜としては、アルミニウム,ニ
ッケル,クロム,銅,黄銅等の金属を蒸着した金属薄膜
とするのが好ましい。このようにすることにより、樹脂
フィルム13を透過した光が虹色に輝いてカメラ6に映
しこまれ、美しい画像が得られるからである。
【0020】上記樹脂フィルム13を構成する樹脂材料
としては、特に限定するものではなく、各種のものを用
いることができる。例えば、ポリエチレン,ポリ塩化ビ
ニル,ポリ塩化ビニリデン,ボリビニルアルコール,ポ
リプロピレン,ポリエステル,ポリカーボネート,ナイ
ロン,ポリスチレン,エチレン酢酸ビニル共重合体,エ
チレン酢酸ビニルアルコール共重合体等をあげることが
できる。
【0021】また、上記筐体1の内部には、上記カメラ
6から画像データを受信して画像合成等の処理を行なう
コンピュータ装置7が設けられている。また、上記筐体
1の被写体2側には、上記コンピュータ装置7から送信
された合成画像等の画像信号を受信して画像を表示する
ディスプレイ8が設けられている。
【0022】さらに、上記筐体1の内部には、コンピュ
ータ装置7から送信された画像データを受信し、この画
像を印刷媒体15に印刷するプリンタ9が設けられてい
る。このプリンタ9で印刷された印刷媒体15は、筐体
1の前面に形成された送出口19から送出され、上記送
出口19近傍に設けられたカッタ18によって切断され
て排出される。
【0023】さらに、上記筐体1の前面には操作パネル
が設けられ、この操作パネルにコントローラ11が設け
られている。上記コントローラ11は、タッチペン12
を備えており、使用者2がディスプレイ8に表示される
操作指示に従ってディスプレイ8の表面をタッチペン1
2でタップ(軽く叩く)等することにより、各種の操作
信号がコンピュータ装置7に送られ、シャッタ操作等の
各種操作が行なわれるようになっている。
【0024】また、上記タッチペン12は、その先端を
ディスプレイ8の表面に接触させて文字や図形等を描い
て入力しうるようになっており、手書き入力された文字
・図形等の画像データやスタンプ画像等が、カメラ6で
撮影された被写体2の撮影画像と合成されてディスプレ
イ8に表示され、印刷媒体15に印刷されるようになっ
ている。
【0025】また、上記タッチペン12は、ディスプレ
イ8に表示される指示に従って、使用者2が操作するこ
とによりアンケートを入力しうるようになっており、入
力されたアンケートの結果を外部に送信しうるようにな
っている。
【0026】また、筐体1の前面には、対価としてのコ
インを投入するコイン投入口(図示せず)が設けられ、
筐体1内部のコイン投入口に隣接した位置に、投入され
たコインを検出してコンピュータ装置7に検出信号を送
信するコイン検出部17(図2参照)が設けられてい
る。また、筐体1前面の適所には、コンピュータ装置7
から音声信号を受信して出力するスピーカ(図示せず)
が設けられている。
【0027】この例において、使用者2がディスプレイ
8から見る画像およびプリンタ9から印刷される画像
は、被写体2の撮影像と、タッチペン12による手書き
入力画像等とが合成されたものである。
【0028】つぎに、上記コンピュータ装置7のシステ
ム構成について詳しく説明する。
【0029】図2に示すように、上記コンピュータ装置
7は、タッチペン12によりディスプレイ8の入力部3
5に入力された各種の操作信号をコントローラ11を介
して受信し、受信した操作信号に応じて各種制御を行な
う制御手段31を備えている。上記制御手段31は、コ
イン検出部17からの検出信号を受信することにより、
撮影等の制御を開始するようになっている。
【0030】上記ディスプレイ8には、タッチペン12
によって手書き画像や操作信号が入力される入力部35
と、画像等を表示する表示部36とが設けられている。
上記タッチペン12で入力された手書き画像等は、ペン
入力画像記憶部32に記憶され、記憶された手書き画像
等のデータは、後述する画像合成手段30に送られる。
また、タッチペン12によって入力された操作信号は、
コントローラ11を介して制御手段31に送られ、各種
の制御が行なわれる。
【0031】上記コンピュータ装置7には、タッチペン
12によるペン入力画像の入力可能時間を計測するタイ
マ26が設けられている。上記タイマ26は、制御手段
31による手書き画像開始の指示メッセージをディスプ
レイ8に表示させるのとほぼ同時に計測を開始する。上
記タイマ26の計測時間があらかじめ設定された所定の
入力可能時間(例えば90秒等)に達したときに手書き
画像等の入力を停止してつぎの動作に移るようになって
いる。
【0032】また、上記コンピュータ装置7には固定画
像記憶部38が設けられ、上記被写体2によるタッチペ
ン12の操作により所望のシャッタタイミングで撮像映
像を静止画像として固定するようになっている。
【0033】また、上記コンピュータ装置7には、シャ
ッタ操作によるカメラ6での撮影回数をカウントするカ
ウンタ25が設けられている。上記カウンタ25は、コ
イン検出部17による最初のコインの検出によってリセ
ットされてカウントを開始する。上記カウンタ25のカ
ウントがあらかじめ設定された所定の撮影可能回数(例
えば4回等)に達するまで、一定の時間間隔で撮影を繰
り返し、複数の撮影画像(静止画像)を得るようになっ
ている。
【0034】上記撮影画像(静止画像)は、ディスプレ
イ8の表示部36に表示されて使用者2に対してプレビ
ュー確認させるようになっている。そして、ディスプレ
イ8には、プレビューを確認させた静止画像について撮
りなおしを希望するか否かの選択を促す画面を表示し、
使用者2が撮りなおしを希望する場合は、タッチペン1
2でキャンセル操作を行なって再度シャッタ操作を行な
うようになっている。
【0035】さらに、上記コンピュータ装置7には画像
合成手段30が設けられ、上記固定画像記憶部38に固
定された静止画像に、タッチペン12によってディスプ
レイ8の入力部35に入力され、ペン入力画像記憶部3
2に記憶された文字や図形等の手書き画像等を合成する
ようになっている。上記画像合成手段30で合成された
合成画像は、ディスプレイ8の表示部36に表示される
ようになっている。
【0036】また、上記コンピュータ装置7には、送受
信手段39が設けられている。上記送受信手段39は、
例えばインターネット等の通信回線(NET)に接続さ
れ、撮影画像や合成画像,アンケートの回答等を上記通
信回線を介して外部に出力し、外部のサーバに格納した
り端末装置等に出力して表示したり印刷したりできるよ
うになっている。
【0037】さらに、上記コンピュータ装置7は、プリ
ンタ9による印刷を制御する印刷制御部34を備えてい
る。上記印刷制御部34は、所定のシートレイアウトに
より印刷媒体15に合成画像を印刷するよう制御する。
【0038】上記写真自販機の動作の一例について、図
3のフローチャートを参照しながら説明する。ここで、
図3において、「S」はステップを意味する。
【0039】まず、ディスプレイ8にデモ画面が表示さ
れているなか、使用者2がコイン投入口に必要なコイン
を投入すると(S120)、カメラ6による被写体2の
撮像が開始される(S140)。撮像の開始により、デ
ィスプレイ8の表示部36に撮像映像が動画としてリア
ルタイムで表示される。
【0040】このとき、使用者2は、好みに応じて自分
の前あるいは後に樹脂フィルム13を存在させる。この
ようにすることにより、樹脂フィルム13を透過した光
が虹色に輝いてカメラ6に映しこまれ、美しい画像が得
られる。この撮像映像は、ディスプレイ8の表示部36
に表示される。そして、樹脂フィルム13を存在させる
ことの視覚的効果を、使用者2自ら確認しながら樹脂フ
ィルム13を巻き上げたり垂らしたり、自分の前,後あ
るいはその双方に選択的に存在させることができる。
【0041】また、必要に応じて樹脂フィルム13をし
わくちゃにして樹脂フィルム13を透過する虹色の光を
乱反射させ、美しい視覚的効果をだすこともできる。し
わになった樹脂フィルム13は、容易に交換することが
できる。
【0042】つぎに、使用者2がディスプレイ8の表示
画像を見ながら被写体2の位置調整を完了した後に、タ
ッチペン12を用いて画面の指示に従ってシャッタ操作
の操作信号を入力すると(S160)、使用者2にポー
ズをとるよう指示し、それから所定時間のカウントダウ
ン後に、所定の瞬間の撮像映像が固定画像記憶部38に
固定される(S180)。このとき、ディスプレイ8に
は、そのときの撮影画像が静止画像として表示される。
【0043】そして、固定された静止画像をディスプレ
イ8の表示部36に表示して使用者2に対してプレビュ
ー確認させ、ディスプレイ8にはプレビューを確認させ
た静止画像について撮りなおしを希望するか否かの選択
を促すメッセージを表示する(S200)。
【0044】ステップ200において、使用者2が撮り
なおしを希望する場合は、タッチペン12でキャンセル
操作を行なってステップ160に戻り、再度、カメラ6
による撮像とシャッタ操作とを行なう。ステップ200
において、撮りなおしを行なわない場合は、カウンタ2
5の撮影回数が規定の撮影可能回数に達しているか否か
が確認される(S220)。
【0045】ステップ220において、規定の撮影可能
回数に達していなければ、ステップ160に戻り、再
度、カメラ6による撮像とシャッタ操作とを行なう。一
方、ステップ220において、規定の撮影可能回数に達
していれば、タッチペン12を操作することによる手書
き画像等の入力が開始される(S240)。
【0046】ここで、手書き画像の入力画面の一例を図
4に示す。この手書き画像入力画面において、21a,
21b,21cは、それぞれ手書きペン,スタンプ画
像,アルファベット文字を入力する際にタッチペン12
でタップするアイコンである。
【0047】手書き画像を入力する際には、手書きペン
のアイコン21aをタッチペン12の先端でタップして
から、タッチペン12の先端を、表示された撮影画像2
2の上に接触させて絵や文字を描くことにより、手書き
画像の入力が行なわれる。
【0048】スタンプ画像を入力する際には、スタンプ
画像のアイコン21bをタッチペン12の先端でタップ
してから、タッチペン12の先端を、表示された撮影画
像22の上に接触させることにより、スタンプ画像の入
力が行なわれる。
【0049】アルファベット文字を入力する際には、ア
ルファベット文字のアイコン21cをタッチペン12の
先端でタップしてから、タッチペン12の先端を、表示
された撮影画像22の上に接触させることにより、アル
ファベット文字の入力が行なわれる。
【0050】このようにして、図5に示すように、手書
き画像27やスタンプ画像28等が入力され、表示され
た撮影画像22の上に合成される。
【0051】そして、上記手書き画像等の入力は、タイ
マ26の計測時間があらかじめ設定された所定の入力可
能時間(例えば90秒等)に達するまで続けられる(S
260)。ステップ260において規定の入力可能時間
に達すると、手書き画像等の入力が停止され、印刷の際
のシートレイアウトの選択が行なわれる(S280)。
ここでのシートレイアウトの選択は、ディスプレイ8の
表示部36にシートレイアウトの見本画面が表示され、
タッチペン12の操作により所望のシートレイアウトを
選択することが行なわれる。
【0052】ついで、シートレイアウトの選択が終了す
ると、合成画像の画像データがプリンタ9に送られ、ス
テップ280で選択されたシートレイアウトにより印刷
が開始される(S300)。印刷が終了すると、印刷さ
れた印刷媒体15(写真プリント)が出力される。
【0053】ここで、シートレイアウトの一例を図6に
示す。この例では、写真プリントとしてシールプリント
に出力した例を示しており、41はシール台紙、42は
シールである。
【0054】このように、上記写真自販機によれば、樹
脂フィルム13を透過した光は、蒸着薄膜を透過するこ
とにより虹色に輝いて撮影手段に映しこまれ、被写体2
が虹に包まれたような美しい幻想的な画像を撮影するこ
とができる。また、上記樹脂フィルム13は、交換可能
になっているため、樹脂フィルム13がしわくちゃにな
る等老朽化した場合に、容易に新しいものと交換でき
る。しかも、容易に交換できることから、積極的に樹脂
フィルム13にしわをたくさんつけて撮影することによ
り、樹脂フィルムを透過した虹色の光を乱反射させて美
しい視覚的効果を生み出すこともできる。
【0055】また、上記写真自販機では、被写体2の前
だけに樹脂フィルムを存在させたり後ろだけに存在させ
たり、使用者2の好みに応じて視覚的効果を選択するこ
とができる。さらに、上記被写体2のバックとなるカー
テン5と被写体2との間に樹脂フィルム13を存在させ
るようにしたため、カーテン5の色彩や模様等に樹脂フ
ィルム13を透過した虹色の光が加わり、より一層美し
い視覚的効果を生み出すようになる。
【0056】なお、上記写真自販機において、合成画像
を印刷するかわりに、送受信手段39により通信回線を
介して外部に出力し、外部のサーバに格納したり端末装
置等に出力して表示したり、あるいは外部で印刷したり
することもできる。
【0057】また、上記実施の形態では、被写体2のバ
ックにカーテン5を吊設したが、これに限定するもので
はなく、模様や絵を描いた衝立等を用いることもでき
る。また、上記実施の形態では、樹脂フィルム13を撮
影用ブースの天上部から吊設するようにしたが、これに
限定するものではなく、長方形等所望の形状の枠に樹脂
フィルムを張設したものを撮影用ブースの床に立てるよ
うにすることもできる。これらの場合も、上記実施の形
態と同様の作用効果を奏する。
【0058】また、上記実施の形態において、プリンタ
9としては、昇華型プリンタ,インクジェットプリン
タ,レーザプリンタ,熱転写型プリンタ,溶融型プリン
タ,サーマルプリンタ,印画紙プリンタ,インスタント
フィルムプリンタ等、各種のタイプのプリンタを適用す
ることができ、特に限定するものではない。
【0059】また、上記実施の形態では、出力する写真
プリントがシールプリントである例を示したが、これに
限定するものではなく、カード等として出力するものも
含む趣旨であり、印刷媒体15の材質や構成を限定する
趣旨ではない。
【0060】また、上記実施の形態では、コインの投入
により撮影を開始するようにしたが、これに限定するも
のではなく、紙幣,プリペイドカード,メダル,クレジ
ットカード,キャッシュカード等、撮影の対価として支
払いうるものであれば、各種の態様を含む趣旨である。
また、これらは、単独で用いる場合だけでなく、組み合
わせて用いる場合も含む趣旨である。
【0061】また、上記実施の形態では、カメラ6での
撮像映像とペン入力画像等とのふたつの画像を合成する
ようにしたが、これに限定するものではなく、これらの
画像に、さらに前景や背景等になるフレーム画像を合成
するようにしてもよい。
【0062】また、上記実施の形態において、カメラ6
としては、デジタルカメラを用いることもできるし、ビ
デオカメラを用いることもでき、撮影画像を電気信号に
変換しうるものであれば特に限定するものではなく、各
種のものを用いることができる。さらに、上記実施の形
態では、1台のカメラ6を備えた例を示したが、これに
限定するものではなく、複数台のカメラ6を備えるよう
にしても差し支えない。
【0063】また、上記実施の形態では、スタンプ画像
は、スタンプ画像格納部(図示せず)に格納されたもの
を用いるようにしたが、これに限定するものではなく、
フロッピディスク、CD−ROM,CD−R、光磁気デ
ィスク等の各種の記憶媒体に記憶された画像データを読
取って使用するようにすることもできる。
【0064】また、上記実施の形態において、外部端末
としては、例えば、携帯電話,コンピュータ装置,ファ
クシミリ装置,携帯情報端末等を用いることができる。
これらの外部端末は普及率が高く、容易かつ安価にデー
タの送受信を行うことができる。また、上記外部端末と
して携帯電話を用いる場合、800MHzアナログ方
式,800MHzデジタル方式,1.5GHzデジタル
方式の各種携帯電話や、簡易型携帯電話(PHS)等を
用いることができるが、携帯して移動可能な電話であれ
ば、各種のものを用いることができる。
【0065】また、上記実施の形態では、インターネッ
トを介してデータを送受信する例を示したが、インター
ネット以外の通信回線として、例えば、アナログ電話回
線,高速デジタル回線(ISDN回線),無線,光ファ
イバ,携帯電話回線(例えば、DoPa等),ZAQ,
PHS回線(例えば、PIAFS,αDATA32
等),総合知的通信網(UICN),新高度情報通信
(VI&P),衛生通信回線,有線放送,各種通信ケー
ブルによるデータ通信やデータ転送等があげられるが、
これら以外の各種のものも用いることができる。また、
接続は、常時接続であると、そのつどダイヤルアップし
て接続するものであるとを問わない。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明の写真自販機によ
れば、樹脂フィルムを透過した光は、蒸着薄膜を透過す
ることにより虹色に輝いて撮影手段に映しこまれ、被写
体が虹に包まれたような美しい幻想的な画像を撮影する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真自販機の一実施の形態を示す断面
図である。
【図2】コンピュータ装置のシステム構成図である。
【図3】上記写真自販機の動作の一例を説明するフロー
チャート図である。
【図4】手書き画像の入力画面の一例を示す図である。
【図5】手書き画像の入力状態の一例を示す図である。
【図6】合成画像をシールプリントに出力した状態の一
例を示す図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 被写体 6 カメラ 9 プリンタ 13 樹脂フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/222 H04N 5/222 Z 7/18 7/18 U Fターム(参考) 2H104 AA19 BC48 5C022 AA13 AB68 AC01 AC13 AC31 AC42 CA01 5C054 AA01 GA05 HA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者を含む被写体を撮影してその写真
    を販売する写真自販機であって、被写体を撮影する撮影
    手段と、上記撮影手段で撮影された撮影画像を出力する
    画像出力手段とを備え、上記被写体の撮影手段側とその
    反対側との少なくともいずれかに、表面に蒸着薄膜が形
    成された光透過性を有する樹脂フィルムを存在させたこ
    とを特徴とする写真自販機。
  2. 【請求項2】 上記蒸着薄膜が金属の蒸着薄膜である請
    求項1記載の写真自販機。
  3. 【請求項3】 上記樹脂フィルムが交換可能になってい
    る請求項1または2記載の写真自販機。
  4. 【請求項4】 上記樹脂フィルムを、被写体の撮影手段
    側とその反対側とに選択的に存在させうるようになって
    いる請求項1〜3のいずれか一項に記載の写真自販機。
  5. 【請求項5】 上記被写体の撮影手段側と反対側に、被
    写体のバックとなるスクリーン部材が設けられ、上記ス
    クリーン部材と被写体との間に樹脂フィルムを存在させ
    うるようになっている請求項1〜4のいずれか一項に記
    載の写真自販機。
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