JP2002214688A - 写真自販機 - Google Patents

写真自販機

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JP2002214688A
JP2002214688A JP2001008420A JP2001008420A JP2002214688A JP 2002214688 A JP2002214688 A JP 2002214688A JP 2001008420 A JP2001008420 A JP 2001008420A JP 2001008420 A JP2001008420 A JP 2001008420A JP 2002214688 A JP2002214688 A JP 2002214688A
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image
housing
subject
photographing
vending machine
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Teruhiro Akamatsu
彰宏 赤松
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  • Studio Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影画像の画像処理を行うことなく自然な撮影
画像が得られる写真自販機を提供する。 【解決手段】使用者を含む被写体2を撮影してその撮影
画像を販売する写真自販機であって、被写体2を撮影す
るカメラと、上記カメラで撮影された撮影画像を写真プ
リントとして出力するプリンタ9と、上記カメラが取り
付けられる筐体1とを備え、上記筐体1の後部に第1カ
メラ6aを設けたことにより、限られた撮影用ブース内
の被写体2の全身撮影を行なう場合でも、標準レンズ等
の比較的焦点距離が長いレンズを使用することができ、
従来の広角レンズでの撮影のような撮影画像の歪が少な
く、画像処理による歪の矯正をほとんど行なうことな
く、自然で見栄えの良い撮影画像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲームセンター等
に設置され、硬貨等の投入により使用者を撮影し、撮影
画像をプリントして販売する写真自販機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ゲームセンター等において、写真
を撮影してシールプリント等にする写真自販機が数多く
設置されている。このような写真自販機としては、一般
に、図8に示すようなものが用いられている。このもの
は、内部および前面に各種の装置が設けられた筐体1
と、上記筐体1の上下から被写体2の背後まで達するよ
うに突き出された支柱3とを備えている。
【0003】そして、上記両支柱3の先端部分に、撮影
の際の背景となるカーテン5が吊設され、上記筐体1,
支柱3,カーテン5で囲まれた空間が、被写体2の撮影
用ブースを形成している。上側の支柱3には、撮影用ブ
ース内の被写体2を照射する2つのライト4が取り付け
られている。
【0004】上記筐体1の内部には、被写体2を撮影す
るカメラ6が設けられている。上記筐体1のカメラ6の
被写体2側に位置する面には、透明板10が嵌め込まれ
ている。また、上記筐体1の内部には、上記カメラ6か
ら画像データを受信して画像合成等の処理を行なうコン
ピュータ装置7が設けられている。また、上記筐体1の
被写体2側には、上記コンピュータ装置7から送信され
た合成画像等の画像信号を受信して画像を表示するディ
スプレイ8が設けられている。
【0005】さらに、上記筐体1の内部には、コンピュ
ータ装置7から送信された画像データを受信し、この画
像を印刷媒体15に印刷するプリンタ9が設けられてい
る。このプリンタ9で印刷された印刷媒体15は、筐体
1の右側面に形成された送出口19から送出されるよう
になっている。
【0006】さらに、上記筐体1の前面には操作パネル
が設けられ、この操作パネルにコントローラ11が設け
られている。上記コントローラ11は、タッチペン12
を備え、使用者2が上記タッチペン12の先端をディス
プレイ8の表面に接触させて文字や図形等を描いて入力
しうるようになっており、手書き入力された文字・図形
等の画像データやスタンプ画像等が、カメラ6で撮影さ
れた被写体2の撮影画像と合成されてディスプレイ8に
表示され、印刷媒体15に印刷されるようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】最近では、写真自販機の利用者の増加とと
もに顧客のニーズも多様化し、従来のように、顔写真や
バストアップ程度の写真を撮影するだけの画一的なもの
ではもう満足されなくなってきている。そこで、被写体
2の顔写真だけでなく、全身を撮影する写真自販機も提
供されるようになってきている。
【0009】しかしながら、従来の写真自販機の構造で
は、限られた撮影用ブース内の被写体の全身を撮影しな
ければならないため、どうしても焦点距離の短い広角レ
ンズを使用する必要があった。広角レンズで撮影した撮
影画像は、周辺部に比べて中央部分が大きく写るいわゆ
る太鼓型の歪を生じ、被写体の全身撮影では、手足や頭
が小さく写り、胴が大きく膨らんで写ってしまう。この
ままでは極めて見栄えの悪い写真となるため、撮影画像
の歪を画像処理により矯正することが行なわれている。
ところが、画像処理によって矯正された画像では、どう
しても不自然さが残り、被写体がとるポーズによって
は、依然として手足の長さや大きさが微妙に歪んだ見栄
えの悪い写真しか得られないのが実情である。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、撮影画像の画像処理を行うことなく自然な撮影
画像が得られる写真自販機の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の写真自販機は、使用者を含む被写体を撮影
してその撮影画像を販売する写真自販機であって、被写
体を撮影する撮影手段と、上記撮影手段で撮影された撮
影画像を出力する画像出力手段と、上記撮影手段が取り
付けられる筐体とを備え、上記筐体の後部に第1の撮影
手段を設けたことを要旨とする。
【0012】すなわち、本発明の写真自販機は、撮影手
段が取り付けられる筐体を備え、上記筐体の後部に第1
の撮影手段を設けるようにしている。このように、筐体
の後部に第1の撮影手段が設けられていることから、例
えば、限られた撮影用ブース内の被写体の全身を撮影す
る場合でも、撮影距離を伸ばすことができ、標準レンズ
等の比較的焦点距離が長いレンズを使用することができ
る。このため、従来の広角レンズでの撮影のような撮影
画像の歪が少なく、画像処理による歪の矯正もほとんど
必要なくなる。したがって、撮影画像の画像処理をほと
んど行うことなく自然で見栄えの良い撮影画像を得るこ
とができる。
【0013】本発明の写真自販機において、上記第1の
撮影手段より前側に第2の撮影手段が設けられている場
合や、上記第1の撮影手段が被写体の全身を撮影しうる
ものである場合、あるいは、上記第2の撮影手段が被写
体のアップを撮影するものである場合には、第2の撮影
手段により自然で迫力のある被写体のアップを撮影し、
第1の撮影手段により自然で見栄えの良い全身写真を撮
影することができる。
【0014】本発明の写真自販機において、上記筐体の
前面に凹部が設けられ、上記凹部の奥部に第1の撮影手
段が取り付けられている場合には、第1の撮影手段の撮
影範囲が筐体で遮られず、構造的に無駄なく撮影距離を
伸ばすことができる。
【0015】本発明の写真自販機において、上記筐体の
前部上側に第2の撮影手段が取り付けられている場合に
は、第2の撮影手段が被写体の顔に近づき、構造的に無
駄なくアップを撮影することができる。
【0016】本発明の写真自販機において、上記筐体が
撮影用ブースの一部を構成するものである場合には、撮
影用ブースの広さに限界が生じることから、標準レンズ
等の比較的焦点距離が長いレンズを使用して自然で見栄
えの良い撮影画像が得られる本発明の効果が顕著で効果
的である。
【0017】本発明の写真自販機において、撮影画像を
被写体に対して表示するとともに操作信号等の入力部と
して機能する第1表示手段を備え、上記第1表示手段
が、凹部下側に形成された傾斜面に沿って設けられてい
る場合には、上記第1表示手段が被写体に対して斜め上
を向いて配置されることから、操作信号等の入力操作が
行ないやすい。しかも、上記第1表示手段は、構造的に
無駄なく筐体内に収容され、外観的にもすっきりとまと
まる。
【0018】本発明の写真自販機において、撮影画像を
被写体に対して表示する第2表示手段を備えている場合
には、被写体自身が見やすい画面で撮影画像の表情やポ
ーズを確認できて、満足のいく撮影結果が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0020】図1および図2は、本発明の写真自販機の
一実施の形態を示す図である。この写真自販機は、内部
および前面に各種の装置が設けられた筐体1と、上記筐
体1の上下から被写体2の背後まで達するように突き出
された支柱3とを備えている。以下、筐体1の被写体2
側を筐体1の「前」、その反対側を「後」、被写体2か
ら見て右側を筐体1の「右」、その反対側を「左」とい
う。
【0021】そして、上記両支柱3の先端部分に、撮影
の際の背景となるカーテン5が吊設され、上記筐体1,
支柱3,カーテン5で囲まれた空間が、被写体2の撮影
用ブースを形成している。上側の支柱3には、撮影用ブ
ース内の被写体2を照射するライト4が取り付けられて
いる。これにより、上記筐体1が撮影用ブースの一部を
構成するようになっている。
【0022】上記筐体1の前面には、奥に向かって徐々
に狭くなる凹部13が形成されている。そして、上記筐
体1の内部には、被写体2を撮影する2台のカメラ6
a,6bが設けられている。第1カメラ6aは、上記凹
部13の奥部、すなわち筐体1の後部に設けられてい
る。第2カメラ6bは、上記筐体1の前部で凹部13の
上側に設けられている。各カメラ6a,6bの前側に
は、それぞれ透明板10a,10bが嵌め込まれてい
る。
【0023】そして、上記第1カメラ6aには標準レン
ズが取り付けられ、被写体2の全身を撮影するようにな
っている。また、上記第2カメラ6bは、被写体2のバ
ストアップ等を撮影するようになっている。このよう
に、上記筐体1前面の凹部13の奥面部に第1カメラ6
aが取り付けられているため、第1カメラ6aの撮影範
囲が筐体1で遮られず、構造的に無駄なく撮影距離を伸
ばすことができる。また、上記筐体1の前面部上側に第
2カメラ6bが取り付けられているため、第2カメラ6
bが被写体2の顔に近づき、構造的に無駄なくアップを
撮影することができる。
【0024】また、上記筐体1の内部には、上記各カメ
ラ6a,6bから画像データを受信して画像合成等の処
理を行なうコンピュータ装置7が設けられている。さら
に、上記筐体1の内部には、上記コンピュータ装置7か
ら送信された画像データを受信し、この画像を印刷媒体
15に印刷するプリンタ9が設けられている。このプリ
ンタ9で印刷された印刷媒体15は、筐体1の右側面に
形成された送出口19から送出されるようになってい
る。
【0025】また、上記筐体1の前部には、上記コンピ
ュータ装置7から送信された合成画像等の画像信号を受
信して画像を表示する2つのディスプレイ8a,8bが
設けられている。第1ディスプレイ8aには液晶タブレ
ット等が用いられ、画面が上を向くように凹部13の下
側斜面に沿って設けられている。一方、第2ディスプレ
イ8bにはCRT装置等が用いられ、画面が被写体2を
向くよう筐体1の前面に設けられている。
【0026】さらに、上記筐体1の前面には操作パネル
が設けられ、この操作パネルにコントローラ11が設け
られている。上記コントローラ11は、タッチペン12
を備えており、使用者2が第1ディスプレイ8aに表示
される操作指示に従って第1ディスプレイ8aの表面を
タッチペン12でタップ(軽く叩く)等することによ
り、各種の操作信号がコンピュータ装置7に送られ、シ
ャッタ操作等の各種操作が行なわれるようになってい
る。
【0027】また、上記タッチペン12は、その先端を
第1ディスプレイ8aの表面に接触させて文字や図形等
を描いて入力しうるようになっており、手書き入力され
た文字・図形等の画像データやスタンプ画像等が、各カ
メラ6a,6bで撮影された被写体2の撮影画像と合成
されて第1ディスプレイ8aおよび第2ディスプレイ8
bに表示され、印刷媒体15に印刷されるようになって
いる。このように、撮影画像をCRT装置等の第2ディ
スプレイ8bに表示することから、表情やポーズを見や
すい画面で確認しやすく、満足のいく撮影画像が得られ
るようになる。
【0028】また、上記タッチペン12は、第1ディス
プレイ8aに表示される指示に従って、使用者2が操作
することによりアンケートを入力しうるようになってお
り、入力されたアンケートの結果を外部に送信しうるよ
うになっている。
【0029】また、筐体1の前面には、対価としてのコ
インを投入するコイン投入口18が設けられ、筐体1内
部のコイン投入口18に隣接した位置に、投入されたコ
インを検出してコンピュータ装置7に検出信号を送信す
るコイン検出部17(図3参照)が設けられている。ま
た、筐体1前面の適所には、コンピュータ装置7から音
声信号を受信して出力するスピーカ(図示せず)が設け
られている。
【0030】この例において、使用者2が第1および第
2ディスプレイ8a,8bから見る画像およびプリンタ
9から印刷される画像は、被写体2の撮影像と、タッチ
ペン12による手書き入力画像等とが合成されたもので
ある。
【0031】つぎに、上記コンピュータ装置7のシステ
ム構成について詳しく説明する。
【0032】図3に示すように、上記コンピュータ装置
7は、タッチペン12により第1ディスプレイ8aの入
力部35に入力された各種の操作信号をコントローラ1
1を介して受信し、受信した操作信号に応じて各種制御
を行なう制御手段31を備えている。上記制御手段31
は、コイン検出部17からの検出信号を受信することに
より、撮影等の制御を開始するようになっている。
【0033】上記第1ディスプレイ8aには、タッチペ
ン12によって手書き画像や操作信号が入力される入力
部35と、画像等を表示する表示部36とが設けられて
いる。上記タッチペン12で入力された手書き画像等
は、ペン入力画像記憶部32に記憶され、記憶された手
書き画像等のデータは、後述する画像合成手段30に送
られる。また、タッチペン12によって入力された操作
信号は、コントローラ11を介して制御手段31に送ら
れ、撮影に使用するカメラの選択等の各種制御が行なわ
れる。
【0034】上記コンピュータ装置7には、タッチペン
12によるペン入力画像の入力可能時間を計測するタイ
マ26が設けられている。上記タイマ26は、制御手段
31による手書き画像開始の指示メッセージを第1ディ
スプレイ8aに表示させるのとほぼ同時に計測を開始す
る。上記タイマ26の計測時間があらかじめ設定された
所定の入力可能時間(例えば90秒等)に達したときに
手書き画像等の入力を停止してつぎの動作に移るように
なっている。
【0035】また、上記コンピュータ装置7には固定画
像記憶部38が設けられ、上記被写体2によるタッチペ
ン12の操作により所望のシャッタタイミングで撮像映
像を静止画像として固定するようになっている。
【0036】また、上記コンピュータ装置7には、シャ
ッタ操作による各カメラ6a,6bでの撮影回数をカウ
ントするカウンタ25が設けられている。上記カウンタ
25は、コイン検出部17による最初のコインの検出に
よってリセットされてカウントを開始する。上記カウン
タ25のカウントがあらかじめ設定された所定の撮影可
能回数(例えば4回等)に達するまで、一定の時間間隔
で撮影を繰り返し、複数の撮影画像(静止画像)を得る
ようになっている。
【0037】上記撮影画像(静止画像)は、第1ディス
プレイ8aの表示部36に表示されて使用者2に対して
プレビュー確認させるようになっている。そして、第1
ディスプレイ8aには、プレビューを確認させた静止画
像について撮りなおしを希望するか否かの選択を促す画
面を表示し、使用者2が撮りなおしを希望する場合は、
タッチペン12でキャンセル操作を行なって再度シャッ
タ操作を行なうようになっている。
【0038】さらに、上記コンピュータ装置7には画像
合成手段30が設けられ、上記固定画像記憶部38に固
定された静止画像に、タッチペン12によって第1ディ
スプレイ8aの入力部35に入力され、ペン入力画像記
憶部32に記憶された文字や図形等の手書き画像等を合
成するようになっている。上記画像合成手段30で合成
された合成画像は、第1ディスプレイ8aの表示部36
に表示されるようになっている。
【0039】また、上記コンピュータ装置7には、送受
信手段39が設けられている。上記送受信手段39は、
例えばインターネット等の通信回線(NET)に接続さ
れ、撮影画像や合成画像,アンケートの回答等を上記通
信回線を介して外部に出力し、外部のサーバに格納した
り端末装置等に出力して表示したり印刷したりできるよ
うになっている。
【0040】さらに、上記コンピュータ装置7は、プリ
ンタ9による印刷を制御する印刷制御部34を備えてい
る。上記印刷制御部34は、所定のシートレイアウトに
より印刷媒体15に合成画像を印刷するよう制御する。
【0041】上記写真自販機の動作の一例について、図
4のフローチャートを参照しながら説明する。ここで、
図4において、「S」はステップを意味する。
【0042】まず、両ディスプレイ8a,8bにデモ画
面が表示されているなか、使用者2がコイン投入口18
に必要なコインを投入すると(S120)、第1ディス
プレイ8aに撮影に使用するカメラの選択を促す画面が
表示される(S130)。使用者2は、タッチペン12
の先端を第1ディスプレイ8aに表示されるアイコンに
接触させること等によりタッチペン12を操作して使用
するカメラを決定する。このとき、バストアップ等の顔
写真の撮影を希望する場合は第2カメラ6bを選択し、
全身撮影を希望する場合は、第1カメラ6aを選択す
る。
【0043】ついで、カメラ6(以下、第1カメラ6a
と第2カメラ6bとの区別をしない場合は「カメラ6」
と称する)による被写体2の撮像が開始される(S14
0)。撮像の開始により、第1および第2ディスプレイ
8a,8bの表示部36に撮像映像が動画としてリアル
タイムで表示される。
【0044】つぎに、使用者2が第1および第2ディス
プレイ8a,8bの表示画像を見ながら被写体2の位置
調整を完了した後に、タッチペン12を用いて画面の指
示に従ってシャッタ操作の操作信号を入力すると(S1
60)、使用者2にポーズをとるよう指示し、それから
所定時間のカウントダウン後に、所定の瞬間の撮像映像
が固定画像記憶部38に固定される(S180)。この
とき、両ディスプレイ8a,8bには、そのときの撮影
画像が静止画像として表示される。
【0045】そして、固定された静止画像を両ディスプ
レイ8a,8bの表示部36に表示して使用者2に対し
てプレビュー確認させ、第1ディスプレイ8aにはプレ
ビューを確認させた静止画像について撮りなおしを希望
するか否かの選択を促すメッセージを表示する(S20
0)。
【0046】ステップ200において、使用者2が撮り
なおしを希望する場合は、タッチペン12でキャンセル
操作を行なってステップ160に戻り、再度、カメラ6
による撮像とシャッタ操作とを行なう。ステップ200
において、撮りなおしを行なわない場合は、カウンタ2
5の撮影回数が規定の撮影可能回数に達しているか否か
が確認される(S220)。
【0047】ステップ220において、規定の撮影可能
回数に達していなければ、ステップ160に戻り、再
度、カメラ6による撮像とシャッタ操作とを行なう。一
方、ステップ220において、規定の撮影可能回数に達
していれば、タッチペン12を操作することによる手書
き画像等の入力が開始される(S240)。
【0048】ここで、手書き画像の入力画面の一例を図
5に示す。この手書き画像入力画面において、21a,
21b,21cは、それぞれ手書きペン,スタンプ画
像,アルファベット文字を入力する際にタッチペン12
でタップするアイコンである。
【0049】手書き画像を入力する際には、手書きペン
のアイコン21aをタッチペン12の先端でタップして
から、タッチペン12の先端を、表示された撮影画像2
2の上に接触させて絵や文字を描くことにより、手書き
画像の入力が行なわれる。
【0050】スタンプ画像を入力する際には、スタンプ
画像のアイコン21bをタッチペン12の先端でタップ
してから、タッチペン12の先端を、表示された撮影画
像22の上に接触させることにより、スタンプ画像の入
力が行なわれる。
【0051】アルファベット文字を入力する際には、ア
ルファベット文字のアイコン21cをタッチペン12の
先端でタップしてから、タッチペン12の先端を、表示
された撮影画像22の上に接触させることにより、アル
ファベット文字の入力が行なわれる。
【0052】このようにして、図6に示すように、手書
き画像27やスタンプ画像28等が入力され、表示され
た撮影画像22の上に合成される。
【0053】そして、上記手書き画像等の入力は、タイ
マ26の計測時間があらかじめ設定された所定の入力可
能時間(例えば90秒等)に達するまで続けられる(S
260)。ステップ260において規定の入力可能時間
に達すると、手書き画像等の入力が停止され、印刷の際
のシートレイアウトの選択が行なわれる(S280)。
ここでのシートレイアウトの選択は、第1ディスプレイ
8aの表示部36にシートレイアウトの見本画面が表示
され、タッチペン12の操作により所望のシートレイア
ウトを選択することが行なわれる。
【0054】ついで、シートレイアウトの選択が終了す
ると、合成画像の画像データがプリンタ9に送られ、ス
テップ280で選択されたシートレイアウトにより印刷
が開始される(S300)、印刷が終了すると、印刷さ
れた印刷媒体15(写真プリント)が出力される。
【0055】ここで、シートレイアウトの一例を図7に
示す。この例では、写真プリントとしてシールプリント
に出力した例を示しており、41はシール台紙、42は
シールである。
【0056】このように、上記写真自販機によれば、筐
体1の後部に第1カメラ6aが設けられていることか
ら、例えば、限られた撮影用ブース内の被写体2の全身
を撮影する場合でも、撮影距離を長くとることができ、
標準レンズ等の比較的焦点距離が長いレンズを使用する
ことができる。このため、従来の広角レンズでの撮影の
ような撮影画像の歪が少なく、画像処理による歪の矯正
もほとんど必要なくなる。したがって、撮影画像の画像
処理をほとんど行うことなく自然で見栄えの良い撮影画
像を得ることができる。
【0057】なお、上記写真自販機では、合成画像を印
刷するかわりに、送受信手段39により通信回線を介し
て外部に出力し、外部のサーバに格納したり端末装置等
に出力して表示したり、あるいは外部で印刷したりする
こともできる。
【0058】また、上記実施の形態において、プリンタ
9としては、昇華型プリンタ,インクジェットプリン
タ,レーザプリンタ,熱転写型プリンタ,溶融型プリン
タ,サーマルプリンタ,印画紙プリンタ,インスタント
フィルムプリンタ等、各種のタイプのプリンタを適用す
ることができ、特に限定するものではない。
【0059】また、上記実施の形態では、出力する写真
プリントがシールプリントである例を示したが、これに
限定するものではなく、カード等として出力するものも
含む趣旨であり、印刷媒体15の材質や構成を限定する
趣旨ではない。
【0060】また、上記実施の形態では、コインの投入
により撮影を開始するようにしたが、これに限定するも
のではなく、紙幣,プリペイドカード,メダル,クレジ
ットカード,キャッシュカード等、撮影の対価として支
払いうるものであれば、各種の態様を含む趣旨である。
また、これらは、単独で用いる場合だけでなく、組み合
わせて用いる場合も含む趣旨である。
【0061】また、上記実施の形態では、カメラ6での
撮像映像とペン入力画像等とのふたつの画像を合成する
ようにしたが、これに限定するものではなく、これらの
画像に、さらに前景や背景等になるフレーム画像を合成
するようにしてもよい。
【0062】また、上記実施の形態において、カメラ6
としては、デジタルカメラを用いることもできるし、ビ
デオカメラを用いることもでき、撮影画像を電気信号に
変換しうるものであれば特に限定するものではなく、各
種のものを用いることができる。さらに、上記実施の形
態では、2台のカメラ6を備えた例を示したが、これに
限定するものではなく、第1カメラ6aだけや3台以上
のカメラ6を備えるようにしても差し支えない。
【0063】また、上記実施の形態では、スタンプ画像
は、スタンプ画像格納部(図示せず)に格納されたもの
を用いるようにしたが、これに限定するものではなく、
フロッピディスク,CD−ROM,CD−R,光磁気デ
ィスク等の各種の記憶媒体に記憶された画像データを読
取って使用するようにすることもできる。
【0064】また、上記実施の形態において、外部端末
としては、例えば、携帯電話,コンピュータ装置,ファ
クシミリ装置,携帯情報端末等を用いることができる。
これらの外部端末は普及率が高く、容易かつ安価にデー
タの送受信を行うことができる。また、上記外部端末と
して携帯電話を用いる場合、800MHzアナログ方
式,800MHzデジタル方式,1.5GHzデジタル
方式の各種携帯電話や、簡易型携帯電話(PHS)等を
用いることができるが、携帯して移動可能な電話であれ
ば、各種のものを用いることができる。
【0065】また、上記実施の形態では、インターネッ
トを介してデータを送受信する例を示したが、インター
ネット以外の通信回線として、例えば、アナログ電話回
線,高速デジタル回線(ISDN回線),無線,光ファ
イバ,携帯電話回線(例えば、DoPa等),ZAQ,
PHS回線(例えば、PIAFS,αDATA32
等),総合知的通信網(UICN),新高度情報通信
(VI&P),衛生通信回線,有線放送,各種通信ケー
ブルによるデータ通信やデータ転送等があげられるが、
これら以外の各種のものも用いることができる。また、
接続は、常時接続であると、そのつどダイヤルアップし
て接続するものであるとを問わない。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明の写真自販機によ
れば、筐体の後部に第1の撮影手段が設けられているこ
とから、例えば、限られた撮影用ブース内の被写体の全
身を撮影する場合でも、撮影距離を伸ばすことができ、
標準レンズ等の比較的焦点距離が長いレンズを使用する
ことができる。このため、従来の広角レンズでの撮影の
ような撮影画像の歪が少なく、画像処理による歪の矯正
もほとんど必要なくなる。したがって、撮影画像の画像
処理をほとんど行うことなく自然で見栄えの良い撮影画
像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真自販機の一実施の形態を示す断面
図である。
【図2】筐体を示す正面図である。
【図3】コンピュータ装置のシステム構成図である。
【図4】上記写真自販機の動作の一例を説明するフロー
チャート図である。
【図5】手書き画像の入力画面の一例を示す図である。
【図6】手書き画像の入力状態の一例を示す図である。
【図7】合成画像をシールプリントに出力した状態の一
例を示す図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 被写体 6a 第1カメラ 9 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 U Fターム(参考) 2H104 AA16 2H106 BH00 5C022 AA13 AB51 AC31 AC41 AC54 AC63 AC77 AC78 CA01 5C052 AA12 DD02 EE02 EE03 FA02 FA03 FA09 FC06 FE08 5C054 AA04 CA04 CC02 CD03 CE16 CH08 EA01 EA07 EH07 FE14 GB01 GB14 GD07 HA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者を含む被写体を撮影してその撮影
    画像を販売する写真自販機であって、被写体を撮影する
    撮影手段と、上記撮影手段で撮影された撮影画像を出力
    する画像出力手段と、上記撮影手段が取り付けられる筐
    体とを備え、上記筐体の後部に第1の撮影手段を設けた
    ことを特徴とする写真自販機。
  2. 【請求項2】 上記第1の撮影手段より前側に第2の撮
    影手段が設けられている請求項1記載の写真自販機。
  3. 【請求項3】 上記第1の撮影手段が被写体の全身を撮
    影しうるものである請求項1または2記載の写真自販
    機。
  4. 【請求項4】 上記第2の撮影手段が被写体のアップを
    撮影するものである請求項1〜3のいずれか一項に記載
    の写真自販機。
  5. 【請求項5】 上記筐体の前面に凹部が設けられ、上記
    凹部の奥部に第1の撮影手段が取り付けられている請求
    項1〜4のいずれか一項に記載の写真自販機。
  6. 【請求項6】 上記筐体の前部上側に第2の撮影手段が
    取り付けられている請求項5記載の写真自販機。
  7. 【請求項7】 上記筐体が撮影用ブースの一部を構成す
    るものである請求項1〜6のいずれか一項に記載の写真
    自販機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015100111A (ja) * 2014-12-17 2015-05-28 辰巳電子工業株式会社 撮影装置、撮影方法、およびそのプログラム

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JP2015100111A (ja) * 2014-12-17 2015-05-28 辰巳電子工業株式会社 撮影装置、撮影方法、およびそのプログラム

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