JP3376392B2 - 写真自販機 - Google Patents

写真自販機

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JP3376392B2
JP3376392B2 JP2001319627A JP2001319627A JP3376392B2 JP 3376392 B2 JP3376392 B2 JP 3376392B2 JP 2001319627 A JP2001319627 A JP 2001319627A JP 2001319627 A JP2001319627 A JP 2001319627A JP 3376392 B2 JP3376392 B2 JP 3376392B2
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彰宏 赤松
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲームセンター等
に設置され、硬貨等の投入により使用者を撮影し、撮影
画像をプリントして販売する写真自販機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ゲームセンター等において、写真
を撮影してシールプリント等にする写真自販機が数多く
設置されている。このような写真自販機としては、一般
に、図12に示すようなものが用いられている。このも
のは、本体52の内部に、略45°の角度をもってハー
フミラー53が設けられている。このハーフミラー53
の奥に、使用者54を撮影するカメラ55が設けられ、
ハーフミラー53の下方には、上記カメラ55で撮影さ
れた画像を表示するモニタ56が設けられている。図に
おいて51はコントローラ、57は写真プリント58を
印刷するプリンタである。
【0003】上記写真自販機では、ハーフミラー53を
透してカメラ55で撮影された画像がモニタ56に表示
され、このモニタ56に表示された画像がハーフミラー
53に反射して使用者54によって確認できるようにな
っている。そして、使用者54は、モニタ56に映った
自分の姿を確認しながら所望のポーズをとり、好みのと
ころでコントローラ51を操作して静止画を撮影するこ
とが行われる。そして、この静止画は、適当なフレーム
や前景の画像と合成されて写真プリント58として印刷
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記写真自販機では、
プリンタ57から排出される写真プリント58を、使用
者54と対面する側に送出するようになっているため、
撮影が終了してから印刷が終了するまでの間、撮影が終
了した使用者54はその場所で待っていなければならな
い。したがって、つぎの使用者54は、前の使用者54
が送出された写真プリント58を手にしてその場からい
なくなるまで撮影を開始することができず、顧客は不必
要に待たされてイライラ感を抱き、店舗にとっては顧客
の回転率が悪くなるという問題があった。
【0005】このような問題を解決するため、本体52
の側面に写真プリントの送出口を設けた写真自販機も考
案されているが、本体52の側面に写真プリントの送出
口を設けた構造では、店舗内での置き場所に制限が加わ
るという新たな問題が生じている。すなわち、本体52
の側面に送出口がある側面は、壁に近接させることがで
きない。また、送出口の前では使用者54が写真プリン
トの出来上がりを待つため、ある程度のスペースを空け
ておく必要がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、写真自販機本体の置き場所の制限が少なくなる
写真自販機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の写真自販機は、使用者を含む被写体を撮影
してその写真を販売する写真自販機であって、被写体を
撮影する撮影手段と、上記撮影手段で撮影された撮影画
像を印刷媒体に印刷して写真プリントとして出力するプ
リンタとを備え、上記撮影手段による撮影画像を印刷す
るプリンタを筐体内の複数箇所に存在させうるように構
成されて上記プリンタを選択的に設置しうるようになっ
ているとともに、使用者に上記プリンタで印刷される
刷媒体の送出口の位置を知らせる位置表示手段を備え、
上記位置表示手段による送出口の位置表示を上記プリン
タの設置箇所によって設定しうるようになっており、上
記位置表示手段による送出口の位置表示は、印刷終了ま
での間に使用者が待機する場所を示す待機メッセージ画
面であり、上記待機メッセージ画面を一定時間表示した
のち、印刷の終了を待たずにつぎの撮影を待機する状態
となることを要旨とする。
【0008】すなわち、本発明の写真自販機は、被写体
を撮影する撮影手段と、上記撮影手段で撮影された撮影
画像を印刷媒体に印刷して写真プリントとして出力する
プリンタとを備え、筐体の複数箇所にプリンタを存在
させうるように構成され、選択的にプリンタを設置しう
るようになっているため、撮影が終了してから印刷が終
了するまでの間、撮影が終了した使用者は撮影位置とは
異なる位置で写真プリントの仕上がりを待つことができ
る。したがって、顧客は不必要に待たされることによる
イライラ感を抱くことが少なくなり、店舗にとっては顧
客の回転率がほとんど悪くならない。また、店舗内のレ
イアウト等に合わせた位置にプリンタを存在させればよ
いことから、店舗内での置き場所の制限が少なくなる。
また、使用者に印刷媒体の送出口の位置を知らせる位置
表示手段を備え、上記位置表示手段による送出口の位置
表示をプリンタの設置箇所によって設定しうるようにな
っているため、撮影が終了した使用者が、撮影が終了し
てから印刷が終了するまでの間写真プリントの仕上がり
を待つ位置を店舗のレイアウト等に合わせて表示するこ
とができる。
【0009】本発明の写真自販機において、上記筐体内
の被写体側を除く部分の複数箇所にプリンタを存在させ
うるように構成されている場合には、撮影が終了してか
ら印刷が終了するまでの間、撮影が終了した使用者は撮
影位置とは異なる位置で写真プリントの仕上がりを待つ
ことができる。したがって、顧客は不必要に待たされる
ことによるイライラ感を抱くことが少なくなり、店舗に
とっては顧客の回転率がほとんど悪くならない。
【0010】本発明の写真自販機において、筐体内の被
写体側とそれ以外の部分とにプリンタを存在させうるよ
うに構成されている場合には、店舗内のレイアウト等に
合わせた位置にプリンタを存在させることができ、店舗
内での置き場所の制限が少なくなる。
【0011】本発明の写真自販機において、上記筐体内
の複数箇所にプリンタ設置台が設けられている場合や、
上記各プリンタ設置台に選択的にプリンタを設置しうる
ようになっている場合には、都合のよい位置のプリンタ
設置台にプリンタを設置して使用できることから、プリ
ンタの設置位置を容易に店舗内のレイアウトに合わせる
ことができる。
【0012】本発明の写真自販機において、上記筐体が
撮影用ブースの一部を構成するものである場合には、写
真自販機全体が比較的大型のものとなることから、店舗
内でのレイアウトの自由度が少なくなるため、店舗内の
レイアウト等に合わせた位置にプリンタを移動できる本
発明の効果が顕著で効果的である。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0014】図1および図2は、本発明の写真自販機の
一実施の形態を示す図である。この写真自販機は、内部
および前面に各種の装置が設けられた筐体1と、上記筐
体1の上下から被写体2の背後まで達するように突き出
された支柱3とを備えている。以下、被写体2に面する
側を筐体1の「前面」、その反対側を「背面」、被写体
2から見て右側の側面を筐体1の「右側面」、その反対
の側面を「左側面」という。
【0015】そして、上記両支柱3の先端部分に、撮影
の際の背景となるカーテン5が吊設され、上記筐体1,
支柱3,カーテン5で囲まれた空間が、被写体2の撮影
用ブースを形成している。上側の支柱3には、撮影用ブ
ース内の被写体2を照射する2つのライト4が取り付け
られている。これにより、上記筐体1が撮影用ブースの
一部を構成するようになっている。
【0016】上記筐体1の内部には、被写体2を撮影す
るカメラ6が設けられている。上記筐体1のカメラ6の
被写体2側に位置する面には、透明板10が嵌め込まれ
ている。また、上記筐体1の内部には、上記カメラ6か
ら画像データを受信して画像合成等の処理を行なうコン
ピュータ装置7が設けられている。また、上記筐体1の
被写体2側には、上記コンピュータ装置7から送信され
た合成画像等の画像信号を受信して画像を表示するディ
スプレイ8が設けられている。
【0017】さらに、上記筐体1の内部には、コンピュ
ータ装置7から送信された画像データを受信し、この画
像を印刷媒体15に印刷するプリンタ9が設けられてい
る。このプリンタ9で印刷された印刷媒体15は、筐体
1の右側面に形成された送出口19から送出されるよう
になっている。
【0018】上記プリンタ9は、プリンタ設置台13上
に設置されている。ここで、上記筐体1の内部には、図
2に示すように、複数(この例では4つ)のプリンタ設
置台13a,13b,13c,13dが設けられてい
る。この例では、平面視長方形状の筐体1の内部の、被
写体2側を除く左右の側面部にそれぞれ1つずつのプリ
ンタ設置台13a,13dが設けられ、背面部に2つの
プリンタ設置台13c,13dが並べて設けられてい
る。そして、上記4つのプリンタ設置台13a,13
b,13c,13dのうちいずれかに、選択的にプリン
タ9を設置しうるようになっている。
【0019】ここで、上記筐体1は、骨組みとなるフレ
ーム14に、面材であるパネル16a,16bが取り付
けられて全体として大略箱状に形成されている。そし
て、プリンタ9が設置されている右側面には、送出口1
9が穿設されたパネル16aが取り付けられ、プリンタ
9が設置されていない左側面および右側背面と左側背面
には、送出口19が穿設されていないパネル16bが取
り付けられている。
【0020】上記各パネル16a,16bは、ビス止め
等で着脱可能に取り付けられており、プリンタ9の設置
位置を変更した際には、パネル16a,16bを交換
し、プリンタ9の設置位置に対応する箇所に、送出口1
9が穿設されたパネル16aを取り付け、それ以外の箇
所に送出口19が穿設されていないパネル16bを取り
付けるようになっている。
【0021】さらに、上記筐体1の前面には操作パネル
が設けられ、この操作パネルにコントローラ11が設け
られている。上記コントローラ11は、タッチペン12
を備えており、使用者2がディスプレイ8に表示される
操作指示に従ってディスプレイ8の表面をタッチペン1
2でタップ(軽く叩く)等することにより、各種の操作
信号がコンピュータ装置7に送られ、シャッタ操作等の
各種操作が行なわれるようになっている。
【0022】また、上記タッチペン12は、その先端を
ディスプレイ8の表面に接触させて文字や図形等を描い
て入力しうるようになっており、手書き入力された文字
・図形等の画像データやスタンプ画像等が、カメラ6で
撮影された被写体2の撮影画像と合成されてディスプレ
イ8に表示され、印刷媒体15に印刷されるようになっ
ている。
【0023】また、上記タッチペン12は、ディスプレ
イ8に表示される指示に従って、使用者2が操作するこ
とによりアンケートを入力しうるようになっており、入
力されたアンケートの結果を外部に送信しうるようにな
っている。
【0024】また、筐体1の前面には、対価としてのコ
インを投入するコイン投入口18が設けられ、筐体1内
部のコイン投入口18に隣接した位置に、投入されたコ
インを検出してコンピュータ装置7に検出信号を送信す
るコイン検出部17(図3参照)が設けられている。ま
た、筐体1前面の適所には、コンピュータ装置7から音
声信号を受信して出力するスピーカ(図示せず)が設け
られている。
【0025】この例において、使用者2がディスプレイ
8から見る画像およびプリンタ9から印刷される画像
は、被写体2の撮影像と、タッチペン12による手書き
入力画像等とが合成されたものである。
【0026】つぎに、上記コンピュータ装置7のシステ
ム構成について詳しく説明する。
【0027】図3に示すように、上記コンピュータ装置
7は、タッチペン12によりディスプレイ8の入力部3
5に入力された各種の操作信号をコントローラ11を介
して受信し、受信した操作信号に応じて各種制御を行な
う制御手段31を備えている。上記制御手段31は、コ
イン検出部17からの検出信号を受信することにより、
撮影等の制御を開始するようになっている。
【0028】上記ディスプレイ8には、タッチペン12
によって手書き画像や操作信号が入力される入力部35
と、画像等を表示する表示部36とが設けられている。
上記タッチペン12で入力された手書き画像等は、ペン
入力画像記憶部32に記憶され、記憶された手書き画像
等のデータは、後述する画像合成手段30に送られる。
また、タッチペン12によって入力された操作信号は、
コントローラ11を介して制御手段31に送られ、各種
の制御が行なわれる。
【0029】上記コンピュータ装置7には、タッチペン
12によるペン入力画像の入力可能時間を計測するタイ
マ26が設けられている。上記タイマ26は、制御手段
31による手書き画像開始の指示メッセージをディスプ
レイ8に表示させるのとほぼ同時に計測を開始する。上
記タイマ26の計測時間があらかじめ設定された所定の
入力可能時間(例えば90秒等)に達したときに手書き
画像等の入力を停止してつぎの動作に移るようになって
いる。
【0030】また、上記コンピュータ装置7には固定画
像記憶部38が設けられ、上記被写体2によるタッチペ
ン12の操作により所望のシャッタタイミングで撮像映
像を静止画像として固定するようになっている。
【0031】また、上記コンピュータ装置7には、シャ
ッタ操作によるカメラ6での撮影回数をカウントするカ
ウンタ25が設けられている。上記カウンタ25は、コ
イン検出部17による最初のコインの検出によってリセ
ットされてカウントを開始する。上記カウンタ25のカ
ウントがあらかじめ設定された所定の撮影可能回数(例
えば4回等)に達するまで、一定の時間間隔で撮影を繰
り返し、複数の撮影画像(静止画像)を得るようになっ
ている。
【0032】上記撮影画像(静止画像)は、ディスプレ
イ8の表示部36に表示されて使用者2に対してプレビ
ュー確認させるようになっている。そして、ディスプレ
イ8には、プレビューを確認させた静止画像について撮
りなおしを希望するか否かの選択を促す画面を表示し、
使用者2が撮りなおしを希望する場合は、タッチペン1
2でキャンセル操作を行なって再度シャッタ操作を行な
うようになっている。
【0033】さらに、上記コンピュータ装置7には画像
合成手段30が設けられ、上記固定画像記憶部38に固
定された静止画像に、タッチペン12によってディスプ
レイ8の入力部35に入力され、ペン入力画像記憶部3
2に記憶された文字や図形等の手書き画像等を合成する
ようになっている。上記画像合成手段30で合成された
合成画像は、ディスプレイ8の表示部36に表示される
ようになっている。
【0034】また、上記コンピュータ装置7には、送受
信手段39が設けられている。上記送受信手段39は、
例えばインターネット等の通信回線(NET)に接続さ
れ、撮影画像や合成画像,アンケートの回答等を上記通
信回線を介して外部に出力し、外部のサーバに格納した
り端末装置等に出力して表示したり印刷したりできるよ
うになっている。
【0035】さらに、上記コンピュータ装置7は、プリ
ンタ9による印刷を制御する印刷制御部34を備えてい
る。上記印刷制御部34は、所定のシートレイアウトに
より印刷媒体15に合成画像を印刷するよう制御する。
【0036】ここで、上記ディスプレイ8の表示部36
には、印刷媒体15の送出口19の位置を使用者2に知
らせるメッセージ画面を表示するようになっている。そ
して、上記メッセージを、あらかじめプリンタ9の設置
箇所によって設定しうるようになっている。このときの
メッセージの設定操作は、ディスプレイ8の表示部36
に表示される設定画面の指示に従ってタッチペン12の
操作により行なわれる。
【0037】上記写真自販機の動作の一例について、図
4のフローチャートを参照しながら説明する。ここで、
図4において、「S」はステップを意味する。
【0038】まず、ディスプレイ8にデモ画面が表示さ
れているなか、使用者2がコイン投入口18に必要なコ
インを投入すると(S120)、カメラ6による被写体
2の撮像が開始される(S140)。撮像の開始によ
り、ディスプレイ8の表示部36に撮像映像が動画とし
てリアルタイムで表示される。
【0039】つぎに、使用者2がディスプレイ8の表示
画像を見ながら被写体2の位置調整を完了した後に、タ
ッチペン12を用いて画面の指示に従ってシャッタ操作
の操作信号を入力すると(S160)、使用者2にポー
ズをとるよう指示し、それから所定時間のカウントダウ
ン後に、所定の瞬間の撮像映像が固定画像記憶部38に
固定される(S180)。このとき、ディスプレイ8に
は、そのときの撮影画像が静止画像として表示される。
【0040】そして、固定された静止画像をディスプレ
イ8の表示部36に表示して使用者2に対してプレビュ
ー確認させ、ディスプレイ8にはプレビューを確認させ
た静止画像について撮りなおしを希望するか否かの選択
を促すメッセージを表示する(S200)。
【0041】ステップ200において、使用者2が撮り
なおしを希望する場合は、タッチペン12でキャンセル
操作を行なってステップ160に戻り、再度、カメラ6
による撮像とシャッタ操作とを行なう。ステップ200
において、撮りなおしを行なわない場合は、カウンタ2
5の撮影回数が規定の撮影可能回数に達しているか否か
が確認される(S220)。
【0042】ステップ220において、規定の撮影可能
回数に達していなければ、ステップ160に戻り、再
度、カメラ6による撮像とシャッタ操作とを行なう。一
方、ステップ220において、規定の撮影可能回数に達
していれば、タッチペン12を操作することによる手書
き画像等の入力が開始される(S240)。
【0043】ここで、手書き画像の入力画面の一例を図
5に示す。この手書き画像入力画面において、21a,
21b,21cは、それぞれ手書きペン,スタンプ画
像,アルファベット文字を入力する際にタッチペン12
でタップするアイコンである。
【0044】手書き画像を入力する際には、手書きペン
のアイコン21aをタッチペン12の先端でタップして
から、タッチペン12の先端を、表示された撮影画像2
2の上に接触させて絵や文字を描くことにより、手書き
画像の入力が行なわれる。
【0045】スタンプ画像を入力する際には、スタンプ
画像のアイコン21bをタッチペン12の先端でタップ
してから、タッチペン12の先端を、表示された撮影画
像22の上に接触させることにより、スタンプ画像の入
力が行なわれる。
【0046】アルファベット文字を入力する際には、ア
ルファベット文字のアイコン21cをタッチペン12の
先端でタップしてから、タッチペン12の先端を、表示
された撮影画像22の上に接触させることにより、アル
ファベット文字の入力が行なわれる。
【0047】このようにして、図6に示すように、手書
き画像27やスタンプ画像28等が入力され、表示され
た撮影画像22の上に合成される。
【0048】そして、上記手書き画像等の入力は、タイ
マ26の計測時間があらかじめ設定された所定の入力可
能時間(例えば90秒等)に達するまで続けられる(S
260)。ステップ260において規定の入力可能時間
に達すると、手書き画像等の入力が停止され、印刷の際
のシートレイアウトの選択が行なわれる(S280)。
ここでのシートレイアウトの選択は、ディスプレイ8の
表示部36にシートレイアウトの見本画面が表示され、
タッチペン12の操作により所望のシートレイアウトを
選択することが行なわれる。
【0049】ついで、シートレイアウトの選択が終了す
ると、合成画像の画像データがプリンタ9に送られ、ス
テップ280で選択されたシートレイアウトにより印刷
が開始される(S300)。印刷が開始されると、印刷
終了までの間に使用者2が待機する場所を示す待機メッ
セージ画面がディスプレイ8の表示部36に表示される
(S320)。
【0050】上記待機メッセージ画面は、例えば、図7
に示すように、印刷された写真プリントが送出口19か
ら送出される場所(この例では筐体1の右側面)を示す
矢印29と、「プリントしています。こちらがわに出て
まっててね!」というメッセージとが表示されている。
そして、一定時間待機メッセージ画面を表示したのち、
ディスプレイ8には最初のデモ画面が表示され、印刷の
終了を待たずにつぎの使用者の撮影を待機する状態とな
る。そののち、印刷が終了すると、印刷された印刷媒体
15(写真プリント)が出力される。
【0051】ここで、シートレイアウトの一例を図8に
示す。この例では、写真プリントとしてシールプリント
に出力した例を示しており、41はシール台紙、42は
シールである。
【0052】図9は、上記写真自販機の使用状態の第2
例を示す。この例では、左右側面のパネル16a,16
bを交換して送出口19を左側面に位置させるととも
に、プリンタ9を左側面部のプリンタ設置台13dに設
置している。
【0053】このように、上記写真自販機によれば、撮
影が終了してから印刷が終了するまでの間、撮影が終了
した使用者2は撮影位置とは異なる位置で写真プリント
の仕上がりを待つことができる。したがって、顧客は不
必要に待たされることによるイライラ感を抱くことが少
なくなり、店舗にとっては顧客の回転率がほとんど悪く
ならない。また、店舗内のレイアウト等に合わせた位置
にプリンタ9を存在させればよいことから、店舗内での
置き場所の制限が少なくなる。また、上記筐体1が撮影
用ブースの一部を構成するものであるため、写真自販機
全体が比較的大型のものとなることから、店舗内でのレ
イアウトの自由度が少なくなるため、店舗内のレイアウ
ト等に合わせた位置にプリンタ9を移動できる本発明の
効果が顕著で効果的である。
【0054】なお、上記写真自販機では、合成画像を印
刷するかわりに、送受信手段39により通信回線を介し
て外部に出力し、外部のサーバに格納したり端末装置等
に出力して表示したり、あるいは外部で印刷したりする
こともできる。
【0055】図10は、本発明の第2の実施の形態の写
真自販機である。この写真自販機では、筐体1内の被写
体2側の前面にもプリンタ設置台13eが設けられてい
る。それ以外は、上記実施の形態と同様であり、同様の
作用効果を奏する。
【0056】図11は、本発明の第3の実施の形態の写
真自販機を示す。この写真自販機では、複数のプリンタ
設置台13a,13b,13c,13dにそれぞれプリ
ンタ9が設置され、店舗内のレイアウト等に合わせた位
置のプリンタ9を選択的に使用するようになっている。
それ以外は、上記各実施の形態と同様であり、同様の作
用効果を奏する。
【0057】なお、上記各実施の形態では、使用者2に
写真プリントの送出口19の位置を知らせるために、デ
ィスプレイ8にメッセージ画面を表示するようにした
が、これに限定するものではなく、パトライト等の位置
表示手段によって送出口19の位置を表示するようにし
てもよい。
【0058】また、上記各実施の形態において、プリン
タ9としては、昇華型プリンタ,インクジェットプリン
タ,レーザプリンタ,熱転写型プリンタ,溶融型プリン
タ,サーマルプリンタ,印画紙プリンタ,インスタント
フィルムプリンタ等、各種のタイプのプリンタを適用す
ることができ、特に限定するものではない。
【0059】また、上記各実施の形態では、出力する写
真プリントがシールプリントである例を示したが、これ
に限定するものではなく、カード等として出力するもの
も含む趣旨であり、印刷媒体15の材質や構成を限定す
る趣旨ではない。
【0060】また、上記各実施の形態では、コインの投
入により撮影を開始するようにしたが、これに限定する
ものではなく、紙幣,プリペイドカード,メダル,クレ
ジットカード,キャッシュカード等、撮影の対価として
支払いうるものであれば、各種の態様を含む趣旨であ
る。また、これらは、単独で用いる場合だけでなく、組
み合わせて用いる場合も含む趣旨である。
【0061】また、上記各実施の形態では、カメラ6で
の撮像映像とペン入力画像等とのふたつの画像を合成す
るようにしたが、これに限定するものではなく、これら
の画像に、さらに前景や背景等になるフレーム画像を合
成するようにしてもよい。
【0062】また、上記実施の形態において、カメラ6
としては、デジタルカメラを用いることもできるし、ビ
デオカメラを用いることもでき、撮影画像を電気信号に
変換しうるものであれば特に限定するものではなく、各
種のものを用いることができる。さらに、上記実施の形
態では、1台のカメラ6を備えた例を示したが、これに
限定するものではなく、複数台のカメラ6を備えるよう
にしても差し支えない。
【0063】また、上記実施の形態では、スタンプ画像
は、スタンプ画像格納部(図示せず)に格納されたもの
を用いるようにしたが、これに限定するものではなく、
フロッピディスク,CD−ROM,CD−R,光磁気デ
ィスク等の各種の記憶媒体に記憶された画像データを読
取って使用するようにすることもできる。
【0064】また、上記実施の形態において、外部端末
としては、例えば、携帯電話,コンピュータ装置,ファ
クシミリ装置,携帯情報端末等を用いることができる。
これらの外部端末は普及率が高く、容易かつ安価にデー
タの送受信を行うことができる。また、上記外部端末と
して携帯電話を用いる場合、800MHzアナログ方
式,800MHzデジタル方式,1.5GHzデジタル
方式の各種携帯電話や、簡易型携帯電話(PHS)等を
用いることができるが、携帯して移動可能な電話であれ
ば、各種のものを用いることができる。
【0065】また、上記実施の形態では、インターネッ
トを介してデータを送受信する例を示したが、インター
ネット以外の通信回線として、例えば、アナログ電話回
線,高速デジタル回線(ISDN回線),無線,光ファ
イバ,携帯電話回線(例えば、DoPa等),ZAQ,
PHS回線(例えば、PIAFS,αDATA32
等),総合知的通信網(UICN),新高度情報通信
(VI&P),衛生通信回線,有線放送,各種通信ケー
ブルによるデータ通信やデータ転送等があげられるが、
これら以外の各種のものも用いることができる。また、
接続は、常時接続であると、そのつどダイヤルアップし
て接続するものであるとを問わない。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明の写真自販機によ
れば、撮影が終了してから印刷が終了するまでの間、撮
影が終了した使用者は撮影位置とは異なる位置で写真プ
リントの仕上がりを待つことができる。したがって、顧
客は不必要に待たされることによるイライラ感を抱くこ
とが少なくなり、店舗にとっては顧客の回転率がほとん
ど悪くならない。また、店舗内のレイアウト等に合わせ
た位置にプリンタを存在させればよいことから、店舗内
での置き場所の制限が少なくなる。また、使用者に上記
プリンタで印刷される印刷媒体の送出口の位置を知らせ
る位置表示手段による送出口の位置表示を、あらかじめ
プリンタの設置箇所によって設定することができる。ま
た、上記位置表示手段による送出口の位置表示は、印刷
終了までの間に使用者が待機する場所を示す待機メッセ
ージ画面であり、上記待機メッセージ画面を一定時間表
示したのち、印刷の終了を待たずにつぎの撮影を待機す
る状態となるので、顧客は不必要に待たされることによ
るイライラ感を抱くことが少なくなり、店舗にとっては
顧客の回転率がほとんど悪くならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真自販機の一実施の形態を示す縦断
面図である。
【図2】上記写真自販機を示す横断面図である。
【図3】コンピュータ装置のシステム構成図である。
【図4】上記写真自販機の動作の一例を説明するフロー
チャート図である。
【図5】手書き画像の入力画面を示す図である。
【図6】手書き画像の入力状態を示す図である。
【図7】メッセージ画面の一例を示す図である。
【図8】合成画像をシールプリントに出力した状態の一
例を示す図である。
【図9】上記写真自販機の使用状態の第2例を示す横断
面図である。
【図10】本発明の写真自販機の第2の実施の形態を示
す縦断面図である。
【図11】本発明の写真自販機の第3の実施の形態を示
す横断面図である。
【図12】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 被写体 6 カメラ 9 プリンタ 13a,13b プリンタ設置台 15 印刷媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/53

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者を含む被写体を撮影してその写真
    を販売する写真自販機であって、被写体を撮影する撮影
    手段と、上記撮影手段で撮影された撮影画像を印刷媒体
    に印刷して写真プリントとして出力するプリンタとを備
    え、上記撮影手段による撮影画像を印刷するプリンタを
    筐体内の複数箇所に存在させうるように構成されて上記
    プリンタを選択的に設置しうるようになっているととも
    に、使用者に上記プリンタで印刷される印刷媒体の送出
    口の位置を知らせる位置表示手段を備え、上記位置表示
    手段による送出口の位置表示を上記プリンタの設置箇所
    によって設定しうるようになっており、上記位置表示手
    段による送出口の位置表示は、印刷終了までの間に使用
    者が待機する場所を示す待機メッセージ画面であり、上
    記待機メッセージ画面を一定時間表示したのち、印刷の
    終了を待たずにつぎの撮影を待機する状態となることを
    特徴とする写真自販機。
  2. 【請求項2】 上記筐体内の被写体側を除く部分の複数
    箇所にプリンタを存在させうるように構成されている請
    求項1記載の写真自販機。
  3. 【請求項3】 筐体内の被写体側とそれ以外の部分とに
    プリンタを存在させうるように構成されている請求項1
    記載の写真自販機。
  4. 【請求項4】 上記筐体内の複数箇所にプリンタ設置台
    が設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    写真自販機。
  5. 【請求項5】 上記各プリンタ設置台に選択的にプリン
    タを設置しうるようになっている請求項4記載の写真自
    販機。
  6. 【請求項6】 上記筐体が撮影用ブースの一部を構成す
    るものである請求項1〜5のいずれか一項に記載の写真
    自販機。
  7. 【請求項7】 上記位置表示手段による送出口の位置表
    示は、撮影画像を使用者に対して表示するディスプレイ
    に表示される請求項1〜6のいずれか一項に記載の写真
    自販機。
  8. 【請求項8】 上記待機メッセージ画面は、印刷が開始
    されると表示部に表示される請求項1〜7のいずれか一
    項に記載の写真自販機。
  9. 【請求項9】 使用者に対して手書き画像等を入力させ
    て当該手書き画像等を撮影画像と合成し、この合成画像
    を、選択的に設置されたプリンタにより印刷し、得られ
    た写真プリントを上記位置表示手段で表示された送出口
    から送出するようになっている請求項1〜のいずれか
    一項に記載の写真自販機。
  10. 【請求項10】 使用者に所望のシートレイアウトを選
    択させ、選択されたシートレイアウトの写真プリントを
    上記位置表示手段で表示された送出口から送出するよう
    になっている請求項1〜のいずれか一項に記載の写真
    自販機。
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