JP2002211884A - 移動式クレーンの安全装置 - Google Patents

移動式クレーンの安全装置

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JP2002211884A
JP2002211884A JP2001012996A JP2001012996A JP2002211884A JP 2002211884 A JP2002211884 A JP 2002211884A JP 2001012996 A JP2001012996 A JP 2001012996A JP 2001012996 A JP2001012996 A JP 2001012996A JP 2002211884 A JP2002211884 A JP 2002211884A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジブ作業、ブーム作業、ジブ付きブーム作業
の各作業性能を予め記憶しておき、作業設定手段20と
ジブ格納検出手段21からの信号に基づいて前記作業性
能を作業性能選択手段で選択し前記過負荷防止装置の性
能とする移動式クレーンの安全装置では、ジブを取外し
た状態ではジブ付きブーム作業性能18cが選択され
る。本発明はこの状態でブーム作業性能18aを選択で
きる移動式クレーンの安全装置Bを提供することを目的
とする。 【解決手段】 本発明の移動式クレーンの安全装置B
は、ジブ取外し状態設定手段37を配置し当該ジブ取外
し状態設定手段37からの信号を前記作業性能選択手段
36に入力し、前記作業設定手段20でブーム作業を設
定しジブ格納検出手段21がジブの非格納状態を検出し
た時に、前記ジブ取外し状態設定手段37から設定信号
が出力されると作業性能をブーム作業性能18aに選択
するよう作業性能選択手段36を構成したことを特徴と
するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動式クレーンの
安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の移動式クレーンは、図5〜図7
に図示する如く、車両1上に旋回自在に旋回台2を配置
するとともに適宜の駆動手段で旋回駆動可能に構成して
いる。旋回台2には起伏自在に伸縮ブーム3を配置して
いる。伸縮ブーム3は、基ブーム3aと、基ブーム3a
に第1中間ブーム3b,第1中間ブームに3bに第2中
間ブーム3c、第2中間ブーム3cに先ブーム3dを順
次伸縮自在に嵌挿させ、各ブーム間に適宜の伸縮駆動手
段を配置し伸縮駆動可能に構成している。基ブーム3a
と旋回台2の適所間には起伏用油圧シリンダ4を配置
し、伸縮ブーム3を起伏駆動可能に構成している。
【0003】伸縮ブーム3の先端部には使用時に装着さ
せるジブ5を配置し、当該ジブ5は不使用時には伸縮ブ
ーム3に沿って格納されるようになっている。伸縮ブー
ム3の基端側には主巻きウインチ6と補巻きウインチ7
を配置し、主巻きウインチ6から繰出されたロープ8は
伸縮ブーム3の先端部を経過させ、伸縮ブーム3の先端
部から主フック9を吊り下げて吊荷10を吊持できるよ
うになっている。補巻きウインチ7から繰出されたロー
プ11は、ジブ5の先端部を経過させ、ジブ5の先端部
から補フック12を吊り下げて吊荷13を吊持できるよ
うになっている。また、車両1の前後左右に側方に張出
され車両1を地面に安定に支持させるジャッキ14をそ
れぞれ配置している。
【0004】このように構成された移動式クレーンは、
ジブ5を伸縮ブーム3の先端部に装着してジブ5の先端
部より吊下させたロープ11により吊荷13を吊持させ
るジブ作業(図5)と、ジブ5を格納して伸縮ブーム3
先端部より吊下させたロープ8により吊荷10を吊持さ
せるブーム作業(図6)と、ジブ5を装着して伸縮ブー
ム3先端部より吊下させたロープ8により吊荷10を吊
持させるジブ付きブーム作業(図7)の各作業を行うよ
うになっている。
【0005】一方この移動式クレーンには図8に図示す
る前記各作業時ごとの吊荷による負荷状態を監視する過
負荷防止装置15を配置してある。この過負荷防止装置
15は次のように構成している。すなわち、前記ブーム
作業の性能(以下ブーム作業性能として説明する。)1
8aと、前記ジブ作業の性能(以下ジブ作業性能として
説明する。)18bと、前記ジブ付きブーム作業の性能
(以下ジブ付きブーム性能として説明する。)18cの
三つの性能を作業状態記憶手段18に記憶させている。
【0006】これらの性能は、次に説明する作業性能選
択手段19で選択されるようになっている。すなわち、
作業性能選択手段19は、ジブにより吊荷を吊持する作
業とブームにより吊荷を吊持する作業とに区別して手動
設定する作業設定手段20と、ジブの格納状態を検出す
るジブ格納検出手段21からの信号を受けて、選択する
ようにしており、図9に図示するフローチャートの如く
処理して各作業性能を選択するようにしている。
【0007】図9に図示するフローチャートを説明する
と、ステップ1では作業設定手段20からの信号を受け
てブーム作業に設定したかどうかを判別し、ブーム作業
に設定しないとステップ2に進みジブ作業性能18bを
作業性能記憶手段18から選択する。一方ステップ1で
ブーム作業に設定したと判別するとステップ3に進み、
ステップ3でジブ格納検出手段21からの信号を受けて
ジブ5を格納しているかどうかを判別する。ステップ3
でジブ5を格納していると判別するとステップ4に進
み、ブーム作業性能18aを作業性能記憶手段18から
選択する。ステップ3でジブ5を格納していないと判別
するとステップ5に進み、ジブ付きブーム作業性能18
cを作業性能記憶手段18から選択する。
【0008】このように作業性能選択手段19は、作業
設定手段20とジブ格納検出手段21からの信号に基づ
いて作業性能記憶手段18から作業性能を選択し、選択
した作業性能を次に説明する限界値算出手段22に出力
する。限界値算出手段22は、作業性能選択手段19か
ら選択された作業性能を受取り、伸縮ブーム3のブーム
長さを検出するブーム長さ検出手段23と、伸縮ブーム
3のブーム起伏角を検出するブーム起伏角検出手段24
と、伸縮ブーム3の旋回角(旋回台2の旋回角)を検出
するブーム旋回角検出手段25と、ジャッキ14の張出
し長さ検出手段26の各検出手段からの信号を受け、受
取った作業性能から移動式クレーンの作業状態に基づい
た限界値を算出する。
【0009】限界値算出手段22で算出した限界値は比
較手段27に出力され、比較手段27は、伸縮ブーム3
に作用する負荷を検出する負荷検出手段28(起伏用油
圧シリンダ4のロッドに作用する負荷をロードセルある
いは起伏用油圧シリンダ4の保持圧力等を検出するよう
にしたもので構成する。)からの負荷信号を受け、当該
負荷信号が前記限界値に達しているかどうかを比較し、
達っすると規制信号を出力するように構成している。
【0010】規制信号は、伸縮ブーム3の伸縮駆動を規
制するブーム伸縮規制手段29と、伸縮ブーム3の起伏
駆動を規制するブーム起伏規制手段30と、旋回台2の
旋回駆動を規制するブーム旋回規制手段31に出力され
移動式クレーンの各駆動を規制する。
【0011】このように移動式クレーンには、過負荷防
止装置15により移動式クレーンの各作業ごとに吊荷に
よる負荷性能を監視する移動式クレーンの安全装置Aを
備えている。
【0012】
【発明が解決しょうとする課題】ところがこのような移
動式クレーンの安全装置Aには、次のような課題を有し
ていた。すなわち、ジブ5を伸縮ブーム3に沿って格納
せずに移動式クレーンから取外した状態で伸縮ブームに
よるブーム作業で移動式クレーンを使用する場合があっ
た。例えば、ジブ5を損傷し修理している場合に移動式
クレーンからジブ5を取外した状態にある。この場合ジ
ブ5がなくても伸縮ブーム3でクレーン作業可能であ
る。
【0013】しかしながら、この状態でクレーン作業を
行おうとすると、作業設定手段20はブーム作業に設定
されるが、ジブ格納検出手段21はジブ5を伸縮ブーム
3に沿って格納されていないためにジブ非格納を検出す
る。よって前記作業性能選択手段19は、図9のフロー
チャートで図示するようにジブ付きブーム作業性能18
cを選択することになる。
【0014】すなわち、実際のクレーン作業時にはジブ
5を装着していないにもかかわらず、ジブ付きブーム性
能18cで作業することになる。ジブ付きブーム性能1
8cは、ブーム作業性能18aに比較してジブ5を伸縮
ブーム3の先端部に装着していることからその分性能を
ダウンさせていることから、ブーム作業であるにもかか
わらずジブ付きブーム作業で作業しなくてはならず、ブ
ーム作業の性能を発揮できなく、クレーン作業が一部制
限されると言う課題を備えている。
【0015】本発明は、このような課題を解決した移動
式クレーンの安全装置を提供することを目的とするもの
である。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め請求項1に係る本発明の移動式クレーンの安全装置
は、車両上に起伏自在な伸縮ブームと、使用時には当該
伸縮ブームの先端部に装着され不使用時には伸縮ブーム
に沿って格納されるジブを備え、ジブを装着してジブの
先端部より吊下させたロープにより吊荷を吊持させるジ
ブ作業と、ジブを格納して伸縮ブーム先端部より吊下さ
せたロープにより吊荷を吊持させるブーム作業と、ジブ
を装着して伸縮ブーム先端部より吊下させたロープによ
り吊荷を吊持させるジブ付きブーム作業の各作業を行う
移動式クレーンに、各作業ごとの吊荷による負荷状態を
監視する過負荷防止装置と、ジブにより吊荷を吊持する
作業とブームにより吊荷を吊持する作業とに区別して手
動設定する作業設定手段と、ジブの格納状態を検出する
ジブ格納検出手段と、作業設定手段とジブ格納検出手段
からの信号に基づいて予め記憶しておいた前記作業ごと
の性能を選択し前記過負荷防止装置の性能とする作業性
能選択手段を備えた移動式クレーンの安全装置であっ
て、移動式クレーンよりジブが取外し状態であることを
手動設定するジブ取外し状態設定手段を配置し、当該ジ
ブ取外し状態設定手段からの信号を前記作業性能選択手
段に入力し、前記作業設定手段でブーム作業を設定しジ
ブ格納検出手段がジブの非格納状態を検出した時に、前
記ジブ取外し状態設定手段から設定信号が出力されると
作業性能をブーム作業性能に選択するよう前記作業性能
選択手段を構成したことを特徴とするものである。
【0017】請求項2に係る本発明の移動式クレーンの
安全装置は、車両上に起伏自在な伸縮ブームと、使用時
には当該伸縮ブームの先端部に装着され不使用時には伸
縮ブームに沿って格納されるジブを備え、ジブを装着し
てジブの先端部より吊下させたロープにより吊荷を吊持
させるジブ作業と、ジブを格納して伸縮ブーム先端部よ
り吊下させたロープにより吊荷を吊持させるブーム作業
と、ジブを装着して伸縮ブーム先端部より吊下させたロ
ープにより吊荷を吊持させるジブ付きブーム作業の各作
業を行う移動式クレーンに、各作業ごとの吊荷による負
荷状態を監視する過負荷防止装置と、ジブにより吊荷を
吊持する作業とブームにより吊荷を吊持する作業とに区
別して手動設定する作業設定手段と、ジブの格納状態を
検出するジブ格納検出手段と、作業設定手段とジブ格納
検出手段からの信号に基づいて予め記憶しておいた前記
作業ごとの性能を選択し前記過負荷防止装置の性能とす
る作業性能選択手段を備えた移動式クレーンの安全装置
であって、ジブの装着状態を検出するジブ装着検出手段
を配置し、当該ジブ装着検出手段からの信号を前記作業
性能選択手段に入力し、前記作業設定手段でブーム作業
を設定しジブ格納検出手段がジブの非格納状態を検出し
た時に、前記ジブ装着検出手段が非装着状態を検出する
と作業性能をブーム作業性能に選択するよう前記作業性
能選択手段を構成したことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の移動式クレーンの安
全装置Bの実施形態について図1〜図4に図示し以下に
説明する。まず、請求項1に係る実施形態について図1
及び図2に図示し、次に請求項2に係る実施形態を図3
及び図4に図示し説明する。
【0019】図1においてBは、移動式クレーンの安全
装置であって、従来の技術で説明した移動式クレーンの
安全装置Aとは過負荷防止装置15に備えた作業性能選
択手段19が一部相違しているので相違している部分の
み以下に説明する。35は、過負荷防止装置であって、
従来の過負荷防止装置15とは作業性能選択手段19が
作業選択手段36で構成されている点で相違している。
作業選択手段36は、ジブ5を取外し状態であることを
手動設定できるジブ取外し状態設定手段37を配置し、
作業設定手段20とジブ格納検出手段21からの信号の
他に、当該ジブ取外し状態設定手段37により設定され
た設定信号を入力されるようにしている。
【0020】すなわち、図2に図示するように作業性能
選択手段36は、従来の技術で説明した作業性能選択手
段19とはフローチャートのステップ6とステップ7が
追加されている点が相違しており、作業設定手段20と
ジブ格納検出手段21の他にジブ取外し状態設定手段3
7からの信号を受けるようにし、ジブ5を取外した場合
にブーム作業性能記憶手段18からブーム作業性能18
aを選択できるようにしている。
【0021】この点について図2に図示するフローチャ
ートに基づいて説明する。図2において、ステップ3で
はジブ格納検出手段21からの信号を受けてジブ5を取
外しているから当然ジブ5を格納していないと判別し、
ステップ6に進む。ジブ取外し状態設定手段37からの
信号を受けジブ5を取外し状態であると設定されるか
ら、ステップ6ではジブ取外し状態と判別しステップ7
に進む。ステップ7では、作業性能記憶手段18からブ
ーム作業性能18aを選択する。
【0022】このように、本発明の移動式クレーンの安
全装置Bは、ジブ取外し状態設定手段37でジブ5を取
外し状態であることを手動設定すると作業性能選択手段
36はジブ付きブーム作業性能18cを選択せずにブー
ム作業性能18aを選択するものであるから、ブーム作
業であるにもかかわらずジブ付きブーム作業で作業しな
くてはならず、ブーム作業の性能の能力を発揮できな
く、クレーン作業が一部制限されると言う課題をなくす
ることができる。
【0023】なお、上記実施形態では、過負荷防止装置
35に作業性能記憶手段18と作業性能選択手段36を
配置したが、過負荷防止装置と切り離し別個に作業性能
記憶手段18と作業性能選択手段36を配置するように
し、選択された作業性能を過負荷防止装置に出力するよ
うに構成してもよい。
【0024】次に、他の実施形態(請求項2に対応する
実施形態)について図3及び図4に基づいて説明する。
上記実施形態では、ジブ取外し状態設定手段37を配置
し、従来の技術で説明した作業性能選択手段19を一部
変更して作業性能選択手段36にした過負荷防止装置3
5を備えた本発明に係る移動式クレーンの安全装置Bを
説明したが、図3および図4に図示するようにジブ取外
し状態設定手段37に替えてジブ装着検出手段40を配
置し、作業性能選択手段36を一部変更して作業性能選
択手段39にした過負荷防止装置38を備えた本発明に
係る移動式クレーンの安全装置Cとしてもよい。
【0025】ジブ装着検出手段40は、ジブ5を伸縮ブ
ーム3の先端部に装着した状態を検出する検出手段であ
る。作業性能選択手段39は、作業設定手段20とジブ
格納検出手段21の他にジブ装着検出手段40からの信
号を受けるようにし、ジブ5を取外した場合にブーム作
業性能記憶手段18からブーム作業性能18aを選択で
きるようにしている。この点について図4に図示するフ
ローチャートに基づいて説明する。図4において、ステ
ップ3ではジブ5を取外しているから当然ジブ5を格納
していないと判別し、ステップ8に進む。ジブ装着検出
手段40でジブ5を取外しているので当然ジブ5を装着
していないと検出されるから、ステップ8ではジブ装着
でないと判別しステップ7に進む。ステップ7では、作
業性能記憶手段18からブーム作業性能18aを選択す
る。
【0026】このように、本発明の移動式クレーンの安
全装置Cは、ジブ取外し状態設定手段37でジブ5を取
外していることをジブ格納検出手段21とジブ装着検出
手段40で検出(ステップ3とステップ8で判別)しジ
ブ付きブーム作業性能18cを選択せずにブーム作業性
能18aを選択するようにしてあるものだから、ジブ5
を取外している場合はブーム作業性能18aでクレーン
作業できるものである。したがって、ジブ5を取外した
クレーンの状態であるにもかかわらずジブ付きブーム作
業性能18cで作業しなくてはならず、ブーム作業の性
能の能力を発揮できなく、クレーン作業が一部制限され
ると言う従来の課題をなくすることができる。
【0027】この実施形態でも、過負荷防止装置38に
作業性能記憶手段18と作業性能選択手段39を配置し
たが、過負荷防止装置と切り離し別個に作業性能記憶手
段18と作業性能選択手段39を配置するようにし、選
択された作業性能を過負荷防止装置に出力するように構
成してもよい。
【0028】なお、上記二つの実施形態では図2及び図
4に図示したステップ4とステップ7で選択される性能
はいずれも同一のブーム作業性能18aを選択させるよ
うにしたが、次のようにステップ4とステップ7で選択
されるブーム作業性能を個別の違った性能として選択さ
せるようにしてもよい。
【0029】すなわち、ステップ4で選択されるブーム
作業性能は伸縮ブーム3に沿ってジブ5を格納している
場合の性能であり、ステップ7で選択されるブーム作業
性能は伸縮ブームにジブ5を沿わせて格納させていない
(ジブ5を外した)場合の性能で、各作業性能に合った
性能を選択させるようにしてもよい。
【0030】この場合作業性能記憶手段18にブーム作
業性能としてステップ4で選択されるブーム作業性能と
ステップ7で選択されるブーム作業性能を個別に予め記
憶させておき、作業性能選択手段36,39の処理で
(ステップ4またはステップ7で適宜)選択するように
しておけばよい。
【0031】
【発明の効果】以上の如く構成し作用する本発明の移動
式クレーンの安全装置は、ジブを取外して作業する場合
はブーム作業性能で作業でき、ブーム作業の性能での能
力を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動式クレーンの安全装置の実施形態
を説明する説明図である。
【図2】図1の作業性能選択手段をフローチャートで説
明する説明図である。
【図3】本発明の移動式クレーンの安全装置の他の実施
形態を説明する説明図である。
【図4】図3の作業性能選択手段をフローチャートで説
明する説明図である。
【図5】移動式クレーンのジブ作業状態を説明する説明
図である。
【図6】移動式クレーンのブーム作業状態を説明する説
明図である。
【図7】移動式クレーンのジブ付きブーム作業状態を説
明する説明図である。
【図8】従来の移動式クレーンの安全装置の実施形態を
説明する説明図である。
【図9】図8の作業性能選択手段をフローチャートで説
明する説明図である。
【符号の説明】
1 車両 3 伸縮ブーム 5 ジブ 20 作業設定手段 21 ジブ格納検出手段 35 過負荷防止装置 36 作業性能選択手段 37 ジブ取外し状態設定手段 38 過負荷防止装置 39 作業性能選択手段 40 ジブ装着検出手段 B 移動式クレーンの安全装置 C 移動式クレーンの安全装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両上に起伏自在な伸縮ブームと、使用時
    には当該伸縮ブームの先端部に装着され不使用時には伸
    縮ブームに沿って格納されるジブを備え、ジブを装着し
    てジブの先端部より吊下させたロープにより吊荷を吊持
    させるジブ作業と、ジブを格納して伸縮ブーム先端部よ
    り吊下させたロープにより吊荷を吊持させるブーム作業
    と、ジブを装着して伸縮ブーム先端部より吊下させたロ
    ープにより吊荷を吊持させるジブ付きブーム作業の各作
    業を行う移動式クレーンに、各作業ごとの吊荷による負
    荷状態を監視する過負荷防止装置と、ジブにより吊荷を
    吊持する作業とブームにより吊荷を吊持する作業とに区
    別して手動設定する作業設定手段と、ジブの格納状態を
    検出するジブ格納検出手段と、作業設定手段とジブ格納
    検出手段からの信号に基づいて予め記憶しておいた前記
    作業ごとの性能を選択し前記過負荷防止装置の性能とす
    る作業性能選択手段を備えた移動式クレーンの安全装置
    であって、 移動式クレーンよりジブが取外し状態であることを手動
    設定するジブ取外し状態設定手段を配置し、当該ジブ取
    外し状態設定手段からの信号を前記作業性能選択手段に
    入力し、前記作業設定手段でブーム作業を設定しジブ格
    納検出手段がジブの非格納状態を検出した時に、前記ジ
    ブ取外し状態設定手段から設定信号が出力されると作業
    性能をブーム作業性能に選択するよう前記作業性能選択
    手段を構成したことを特徴とする移動式クレーンの安全
    装置。
  2. 【請求項2】車両上に起伏自在な伸縮ブームと、使用時
    には当該伸縮ブームの先端部に装着され不使用時には伸
    縮ブームに沿って格納されるジブを備え、ジブを装着し
    てジブの先端部より吊下させたロープにより吊荷を吊持
    させるジブ作業と、ジブを格納して伸縮ブーム先端部よ
    り吊下させたロープにより吊荷を吊持させるブーム作業
    と、ジブを装着して伸縮ブーム先端部より吊下させたロ
    ープにより吊荷を吊持させるジブ付きブーム作業の各作
    業を行う移動式クレーンに、各作業ごとの吊荷による負
    荷状態を監視する過負荷防止装置と、ジブにより吊荷を
    吊持する作業とブームにより吊荷を吊持する作業とに区
    別して手動設定する作業設定手段と、ジブの格納状態を
    検出するジブ格納検出手段と、作業設定手段とジブ格納
    検出手段からの信号に基づいて予め記憶しておいた前記
    作業ごとの性能を選択し前記過負荷防止装置の性能とす
    る作業性能選択手段を備えた移動式クレーンの安全装置
    であって、 ジブの装着状態を検出するジブ装着検出手段を配置し、
    当該ジブ装着検出手段からの信号を前記作業性能選択手
    段に入力し、前記作業設定手段でブーム作業を設定しジ
    ブ格納検出手段がジブの非格納状態を検出した時に、前
    記ジブ装着検出手段が非装着状態を検出すると作業性能
    をブーム作業性能に選択するよう前記作業性能選択手段
    を構成したことを特徴とする移動式クレーンの安全装
    置。
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Cited By (4)

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JP2005330107A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Liebherr Werk Ehingen Gmbh 可動クレーン
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