JP2002211677A - 電子部品キャリア用ボトムカバーテープ - Google Patents

電子部品キャリア用ボトムカバーテープ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリアテープに対する接着性に優れ、帯電
防止性も良好で、チップ部品の付着防止性及び腐食防止
性に優れているボトムカバーテープを得る。 【解決手段】 電子部品キャリア用ボトムカバーテープ
は、支持基材層と、ベースポリマー100重量部に対し
て、脂環族飽和炭化水素系樹脂1〜50重量部、およ
び、ハロゲン原子及び/又はイオウ原子を含んでいない
両性系界面活性剤及び/又は非イオン系界面活性剤0.
1〜20重量部を含有する接着剤層とを有していること
を特徴とする。前記接着剤層の厚みが5〜50μmであ
り、接着剤層の軟化点が60〜170℃であり、接着剤
層の表面抵抗率が108〜1013Ω/□であることが好
ましい。また、接着剤層の表面粗さは0.1〜20μm
であってもよく、接着剤層の摩擦帯電圧は3000V以
下であってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチップ型電子部品の
搬送用に使用される電子部品キャリア用ボトムカバーテ
ープに関し、より詳細には、キャリアテープに対する接
着性に優れ、かつ帯電防止性も良好であり、さらに、チ
ップ型電子部品の付着防止性および腐食防止性に優れて
いる電子部品キャリア用ボトムカバーテープに関する。
【0002】
【従来の技術】チップ固定抵抗器、積層セラミックコン
デンサ等のチップ型電子部品(チップ部品)などの電子
部品の搬送形態としては、テープ状厚紙の長さ方向に一
定の間隔でチップ型電子部品収納用打抜き角穴を形成し
た紙キャリア(キャリアテープ)の下面をボトムカバー
テープで熱シール(テーピング)して収納用ポケットを
作製し、その直後にチップ型電子部品を前記収納用ポケ
ットに挿入し、前記紙キャリアの上面をトップカバーテ
ープで熱シールしてチップ型電子部品を封入した後、リ
ール状に巻取られ搬送されるという一連のテーピングリ
ール方式が広く利用されている。そして、搬送先の回路
基板等の作製工程においては、トップカバーテープを剥
離後、収納されたチップ型電子部品をエアーノズルで自
動的に吸着して基板上に供給する自動組入れシステムが
主流となっている。
【0003】このような自動組み入れシステムでは、キ
ャリアテープにボトムカバーテープを接着させて用いて
おり、ボトムカバーテープはキャリアテープに対して良
好な接着性を有することが重要である。
【0004】特に、近年、チップ部品がエアーノズルで
吸着できない現象が発生し、吸着率の低下が問題となっ
ている。この要因としては、チップ部品のさらなる小型
化や軽量化に伴い、ボトムカバーテープの静電気発生に
よるチップ部品の接着剤層面への付着、チップ部品がエ
アーノズルで押しつけられることによるチップ部品の接
着剤層面への付着、ボトムカバーテープのテーピング後
から収納用ポケットへのチップ部品の挿入までの時間短
縮化のための接着剤層の冷却不十分によるチップ部品の
接着剤層への付着などが考えられる。
【0005】また、このような懸念事項が生じているな
かで、ボトムカバーテープによりチップ部品が腐食され
ることも重要な問題として生じており、チップ部品の腐
食を抑制又は防止することができ、チップ部品に対する
信頼性に優れているボトムカバーテープが求められてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、キャリアテープに対する接着性に優れると共に、高
い帯電防止性を示し、且つチップ部品の付着防止性及び
腐食防止性に優れている電子部品キャリア用ボトムカバ
ーテープを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するため鋭意検討した結果、電子部品キャリア用ボ
トムカバーテープにおいて、支持基材層上に設ける接着
剤層を特定の樹脂組成物で構成すると、キャリアテープ
に対する接着性、帯電防止性、チップ部品の付着防止
性、およびチップ部品の腐食防止性の何れをも充足でき
ることを見出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、支持基材層と、ベー
スポリマー100重量部に対して、脂環族飽和炭化水素
系樹脂1〜50重量部、および、ハロゲン原子及び/又
はイオウ原子を含んでいない両性系界面活性剤及び/又
は非イオン系界面活性剤0.1〜20重量部を含有する
接着剤層とを有していることを特徴とする電子部品キャ
リア用ボトムカバーテープを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、必要に応じて図面を参照し
つつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本
発明の電子部品キャリア用ボトムカバーテープの一例を
示す概略断面図である。図1において、1はボトムカバ
ーテープ、2は支持基材層、3は接着剤層である。この
ボトムカバーテープ1は、支持基材層2と、該支持基材
層2上に設けられた接着剤層3とで構成されている。
【0010】(支持基材層2)支持基材層2を構成する
支持基材としては、自己支持性を有するものであればよ
く、例えば、和紙、薄葉紙、クレープ紙、合成紙、混抄
紙、複合紙などの紙;不織布、布;ポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン−酸共重合樹脂などのオレフィン
系樹脂、ポリプロピレン変性樹脂、スチレン系熱可塑性
エラストマーなどの熱可塑性エラストマー、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレートなどのポリエステル等の熱可塑性
樹脂で構成されたプラスチックフィルム又はシート;
銅、アルミニウムなどの金属で構成された金属箔又は薄
板;これらの積層体などが挙げられる。
【0011】前記支持基材2は、融点が90℃以上であ
るのが好ましい。融点が90℃未満の場合には、例えば
金属製アイロンなどを用いて熱圧着によりテーピングを
行う際に、支持基材が溶融してアイロンなどに付着し、
本来のカバーという目的を達成できなくなる恐れがあ
る。
【0012】支持基材層2の表面(接着剤層3とは反対
側の面)は、慣用の表面処理、易滑処理、帯電防止処理
などが施されていてもよい。また、支持基材層2のう
ち、接着剤層3側の面には、オゾン処理、コロナ処理な
どの投錨性を向上するための処理が施されていてもよ
く、特に支持基材がプラスチックフィルムの場合はアン
カーコート剤塗布による投錨性向上手段が採られていて
もよい。
【0013】支持基材層2の厚みは、機械的強度、ハン
ドリング性などが損なわれない範囲で用途に応じて広い
範囲で選択できるが、一般には5〜100μm程度、好
ましくは10〜50μm程度である。
【0014】(接着剤層3)接着剤層3は、熱可塑性接
着剤で構成されている。該熱可塑性接着剤は、ベースポ
リマーと、脂環族飽和炭化水素系樹脂と、ハロゲン原子
及び/又はイオウ原子を含んでいない両性系界面活性剤
及び/又は非イオン系界面活性剤とを少なくとも含有し
ている。より具体的には、熱可塑性接着剤は、ベースポ
リマー100重量部に対して、脂環族飽和炭化水素系樹
脂1〜50重量部、および、ハロゲン原子及び/又はイ
オウ原子を含んでいない両性系界面活性剤及び/又は非
イオン系界面活性剤0.1〜20重量部を少なくとも含
有している。
【0015】(ベースポリマー)ベースポリマーとして
は、例えば、オレフィン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、スチレン系樹脂などの熱可塑性樹
脂、熱可塑性エラストマーなどを使用できる。これらの
ベースポリマーは単独で又は2種以上組み合わせて使用
できる。
【0016】前記オレフィン系樹脂としては、例えば、
ポリエチレン(低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエ
チレン、メタロセン触媒法ポリエチレン、高密度ポリエ
チレンなど)、ポリプロピレン、エチレン−α−オレフ
ィン共重合樹脂などのポリオレフィン;エチレン共重合
体(例えば、エチレン−アクリル酸共重合体(EA
A)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)な
どのエチレン−不飽和カルボン酸共重合体;アイオノマ
ー;エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−
アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−メタ
クリル酸メチル共重合体などのエチレン−(メタ)アク
リル酸エステル共重合体;エチレン−酢酸ビニル共重合
体(EVA);エチレン−ビニルアルコール共重合体な
ど);ポリプロピレン変性樹脂などが挙げられる。
【0017】酢酸ビニル系樹脂としては、例えば、ポリ
酢酸ビニル、酢酸ビニル−(メタ)アクリル酸エステル
共重合体、酢酸ビニル−ビニルエステル共重合体、酢酸
ビニル−マレイン酸エステル共重合体などが挙げられ
る。
【0018】また、熱可塑性エラストマーとしては、例
えば、SIS(スチレン−イソプレン−スチレンブロッ
ク共重合体)、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレ
ンブロック共重合体)、SEBS(スチレン−エチレン
−ブチレン−スチレンブロック共重合体)、SEPS
(スチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック
共重合体)、SEP(スチレン−エチレン−プロピレン
ブロック共重合体)などのスチレン系熱可塑性エラスト
マー(スチレン系ブロックコポリマー;例えばスチレン
含有量5重量%以上のスチレン系ブロックコポリマ
ー);ポリウレタン系熱可塑性エラストマー;ポリエス
テル系熱可塑性エラストマー;ポリプロピレンとEPT
(三元系エチレン−プロピレンゴム)とのポリマーブレ
ンドなどのブレンド系熱可塑性エラストマーなどが挙げ
られる。
【0019】(脂環族飽和炭化水素系樹脂)脂環族飽和
炭化水素系樹脂としては、例えば、芳香族石油樹脂(例
えば、C9系石油樹脂)を完全水添した樹脂(「脂環族
飽和石油樹脂」と称する場合がある)などを用いること
ができる。具体的には、商品名「ESCOREZ530
0」、商品名「ESCOREZ5380」(以上、トー
エネックス株式会社製)などが挙げられる。
【0020】脂環族飽和炭化水素系樹脂は単独で又は2
種以上組み合わせて使用できる。なお、接着剤層3を押
出しラミネートにより形成する場合には高温で溶融化さ
れるので、酸化に対する安定性の点から、脂環族飽和石
油樹脂が特に好ましい。
【0021】脂環族飽和炭化水素系樹脂を粘着付与樹脂
として接着剤層3に含有させることにより、テーピング
作業性が向上するとともに、キャリアテープに対して安
定かつ良好な接着力を発揮させることができる。
【0022】脂環族飽和炭化水素系樹脂の配合量は、ベ
ースポリマー100重量部に対して、例えば1〜50重
量部、好ましくは5〜30重量部程度である。脂環族飽
和炭化水素系樹脂の配合量が、ベースポリマー100重
量部に対して1重量部未満の場合には、例えば支持基材
2として紙を用いた際、溶融した接着剤組成物が該紙基
材2と接着せず(投錨性が得られず)、単なる押出しラ
ミネートではなく、共押出し又はタンデム押出しラミネ
ート等により中間層を設ける必要が生じる。また、キャ
リアテープ(紙キャリア)との接着性が得られにくくな
る。
【0023】一方、脂環族飽和炭化水素系樹脂の配合量
が、ベースポリマー100重量部に対して50重量部を
超えると、成膜加工時において、押出し直後に、接着剤
層3とこの接着剤層3に接する金属ロールとの間にブロ
ッキングが発生し、安定生産ができなくなる恐れがあ
る。また、チップ部品が接着剤層23に付着して、回路
基板作製工程においてエアーノズル吸着不良が発生しや
すくなる。
【0024】(両性系界面活性剤、非イオン系界面活性
剤)粘着剤層3に含まれる両性系界面活性剤及び/又は
非イオン系界面活性剤としては、ハロゲン原子及び/又
はイオウ原子を含んでいないものを用いている。このよ
うに、両性系界面活性剤及び/又は非イオン系界面活性
剤からなる界面活性剤として、ハロゲン原子及び/又は
イオウ原子を含まないものを用いることにより、チップ
部品の電極の腐食を防止することができる。
【0025】なお、ハロゲン原子を含有する界面活性剤
では、ハロゲン原子は、ハロゲンイオン(塩素イオンな
ど)の形態で含まれている場合が多い。また、イオウ原
子を含有する界面活性剤では、イオウ原子は、硫酸イオ
ンの形態で含まれている場合が多い。これらのハロゲン
イオン(塩素イオンなど)や硫酸イオンのために、チッ
プ部品の電極である金属が腐食される。しかしながら、
本発明のボトムカバーテープでは、帯電防止剤としての
界面活性剤において、ハロゲン原子やイオウ原子を有し
ていないので、特に、ハロゲン原子やイオウ原子をそれ
ぞれハロゲンイオンや硫酸イオンなどのイオンの形態で
有していないので、チップ部品の電極を腐食することが
ない。
【0026】両性系界面活性剤としては、特に制限され
ず、例えば、N,N−ジメチル−N−アルキルアミノ酢
酸ベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1
−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタインなどが挙
げられる。
【0027】また、非イオン系界面活性剤としては、グ
リセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、
ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック
コポリマー、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル
(ポリオキシエチレン脂肪酸エステル)、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノール
アミドなどが挙げられる。
【0028】両性系界面活性剤及び/又は非イオン系界
面活性剤は、単独で又は2種以上混合して使用すること
ができる。
【0029】界面活性剤(両性系界面活性剤及び/又は
非イオン系界面活性剤)の配合量は、有効成分換算又は
固形分換算で、ベースポリマー100重量部に対して、
0.1〜20重量部であり、好ましくは0.5〜10重
量部である。界面活性剤の配合量が、ベースポリマー1
00重量部に対して0.1重量部未満の場合には、帯電
防止性が低下し、静電気によりチップ部品が接着剤層面
に付着し、充分な帯電防止効果が得られない場合があ
る。具体的には、界面活性剤の配合量が、ベースポリマ
ー100重量部に対して0.1重量部未満の場合には、
接着剤層の表面の抵抗率が1×1013Ω/□を越え、ま
た、接着剤層の摩擦帯電性が3000Vを越える場合が
ある。一方、界面活性剤の配合量が、ベースポリマー1
00重量部に対して20重量部を越える場合には、接着
剤層の表面又は界面に、界面活性剤がブリードアウトし
て、被着体(キャリアテープ)への接着強度が充分に得
られず、また、支持基材層2への密着強度が不十分とな
り、接着剤層3と支持基材層2との界面破壊が生じる場
合がある。
【0030】本発明では、粘着剤層3には、充填剤、酸
化防止剤、軟化剤、紫外線吸収剤、防錆剤、カップリン
グ剤、前記以外の帯電防止剤、架橋剤などの添加剤が添
加されていてもよい。
【0031】接着剤層3の厚みは、接着性やハンドリン
グ性などが損なわれない範囲で適宜選択できるが、一般
には5〜50μm程度である。接着剤層3の厚みが5μ
m未満であると、キャリアテープ(被着体)との接着強
度が低下し、また加工性が困難になる。一方、50μm
を越えると、ボトムカバーテープの総厚みが大きくな
り、特に、長尺巻きの場合に重量増加によるハンドリン
グ性の低下や、生産効率の低下などの問題が生じるよう
になる。
【0032】本発明では、接着剤層3の軟化点は60〜
170℃(好ましくは70〜150℃)程度であること
が好ましい。該軟化点が60℃未満では、チップ部品が
封入された電子部品搬送体において、高温、高湿度環境
下に長期間晒された場合に、チップ部品が接着剤層3に
付着又は接着される場合がある。また、接着剤層3の軟
化点が170℃を越えると、成膜加工時の温度が高温に
なり、熱シール(テーピング)作業性が低下し、また、
接着剤層3に含まれる界面活性剤(両性系界面活性剤及
び/又は非イオン系界面活性剤)が気化し、帯電防止効
果が低減するようになる。
【0033】なお、接着剤層3の軟化点は、接着剤層3
を構成するベースポリマー(熱可塑性樹脂や熱可塑性エ
ラストマーなど)の種類などを適宜選択することにより
調整することができる。
【0034】また、接着剤層3の表面抵抗率は、108
〜1013Ω/□(好ましくは108〜1012Ω/□)で
あることが好ましい。接着剤層3の表面抵抗率は、接着
剤層3を構成する樹脂、界面活性剤(帯電防止剤)等の
添加剤などの種類やその配合割合などを適宜選択するこ
とにより調整することができる。
【0035】接着剤層3の摩擦帯電率は、3000V以
下(特に1000V以下)であるのが好適である。該摩
擦帯電圧は、接着剤層3の熱可塑性接着剤の種類や、該
層の厚みなどを適宜選択することにより調整することが
できる。
【0036】本発明では、接着剤層3の表面粗さ(平均
粗さRa)は、0.1〜20μm(好ましくは1〜18
μm)であることが好適である。該表面粗さが0.1μ
m未満であると、チップ部品との接触面積が増大し、チ
ップ部品の付着性が高まり、チップ部品が接着剤層3に
付着しやすくなる。一方、接着剤層3の表面粗さが20
μmを越えると、成膜加工時の膜われや、キャリアテー
プ(被着体)に対する接着強度の低下などの問題が生じ
る場合がある。
【0037】本発明では、支持基材層2と接着剤層3と
の間に、両層の密着性を高めるために中間層を設けるこ
ともできる。この中間層は、例えば、ポリオレフィン系
樹脂などの熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、ゴム
などで構成できる。前記オレフィン系樹脂として、例え
ば、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、エ
チレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体などが例示できる。これらの中間層を構成す
る成分は単独で又は2種以上混合して使用できる。中間
層の厚みは、ボトムカバーテープの取扱性などが損なわ
れない範囲で適当に選択でき、例えば0〜40μm程度
である。なお、中間層は必ずしも設ける必要はない。
【0038】本発明のボトムカバーテープ1は、例え
ば、接着剤層3の構成成分を所定の配合割合に2軸混錬
機でメルトブレンドしてペレット化したもの、又はドラ
イブレンドしたものを慣用のシングル又はタンデム押出
しラミネート法により、支持基材層2上に、中間層を介
し又は介さずに、ラミネートすることにより製造でき
る。また、接着剤層3と中間層とを支持基材層2上に共
押出しラミネートにより積層して製造することもでき
る。
【0039】図2は図1に示したボトムカバーテープ1
を用いたチップ型電子部品用キャリア材の使用状態を示
す長さ方向の概略断面図である。チップ型電子部品用キ
ャリア材(キャリア材)4は、チップ型電子部品収納用
打ち抜き角穴7が長さ方向に一定の間隔で形成されたキ
ャリアテープ5と、キャリアテープ5の下面に設けられ
るボトムカバーテープ1と、キャリアテープ5の上面に
設けられるトップカバーテープ6とで構成される。この
キャリア材4は、キャリアテープ5の下面をボトムカバ
ーテープ1で熱シールすることにより形成される収納用
ポケットにチップ型電子部品8を挿入し、キャリアテー
プ5の上面をトップカバーテープ6で熱シールした後、
リール状に巻き取られ搬送される。
【0040】この際、ボトムカバーテープ1の接着剤層
3が、ベースポリマーと、特定の粘着付与剤と、特定の
帯電防止剤(界面活性剤)とが特定の割合で含まれてい
る樹脂組成物で構成されているので、ボトムカバーテー
プ1とキャリアテープ5とが強固に接着し、搬送中にボ
トムカバーテープ1が剥がれてチップ部品8が落下する
ことがない。
【0041】また、ボトムカバーテープ1は、帯電防止
性に優れており、チップ部品の付着防止性も優れてい
る。具体的には、静電気によるボトムカバーテープ1の
接着剤層3の表面へのチップ部品8の付着を抑制又は防
止することができると共に、チップ部品の収納又は封入
後の保存時においても、チップ部品8が接着剤層3の表
面に付着又は融着するのを抑制又は防止することができ
る。
【0042】このため、自動組入れシステムにおけるエ
アーノズルのチップ部品吸着率が著しく向上し、チップ
部品を確実に取り出して、基板上に供給できる。
【0043】しかも、接着剤層3にはチップ部品を腐食
させる成分(塩素イオンなどのハロゲンイオンや、硫酸
イオンなどのイオウ化合物など)が含まれておらず、チ
ップ部品8の腐食を抑制又は防止することができ、チッ
プ部品の腐食防止性が優れている。従って、電子部品搬
送体として実装、保管時の信頼性を高めることができ
る。
【0044】こうして得られるボトムカバーテープは、
チップ固定抵抗器などの抵抗器、積層セラミックコンデ
ンサなどのチップ型電子部品を搬送する際に用いられる
ボトムカバーテープとして好適に使用できる。
【0045】
【発明の効果】本発明のボトムカバーテープは、接着剤
層が特定の成分により構成されているので、キャリアテ
ープに対する熱接着性に優れている。また、高い帯電防
止性を発揮することができ、搬送中などにおいて、摩擦
帯電圧が極めて低いため、静電気によるチップ部品の接
着剤層表面への付着が抑制又は防止されており、チップ
部品の付着防止性が優れている。さらに、ハロゲン原子
やイオウ原子を有していない帯電防止剤を用いているの
で、チップ部品の電極への腐食がない。従って、輸送時
あるいは剥離時等における帯電によるチップ部品の付着
やチップ部品の飛び出し、エアーノズルでチップ部品を
押えることによる付着などの不具合が解消され、自動組
入れシステムにおいてのエアーノズルの吸着ミスがなく
なり、基板への円滑なチップ部品の供給が可能となる。
【0046】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてより詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定さ
れるものではない。
【0047】実施例1 低密度ポリエチレン(LDPE)(ベースポリマー、商
品名「LJ800」、三菱化学(株)製、密度0.91
8g/cm3、メルトフローレート(MFR)20g/
10分、軟化点82℃)100重量部、脂環族炭化水素
系樹脂(粘着付与樹脂、商品名「ESCOREZ530
0」、トーエネックス(株)製)20重量部、及び非イ
オン系界面活性剤(帯電防止剤、商品名「ノニオンS−
10」、日本油脂(株)製、ポリオキシエチレン脂肪酸
エステル)1.5重量部を2軸混練機にて、温度130
℃で30分間混練りを行い、ペレット化した。次に、こ
のペレットを用いて、押出しラミネーターにより、温度
250℃にて成膜を行って、支持基材である和紙(厚み
40μm、坪量19g/m2)にラミネートを行い、和
紙上に膜厚25μmの接着剤層を積層して、積層テープ
(ボトムカバーテープ)を得た。得られた積層テープ
は、総厚さが55μmであり、接着剤層の表面粗さRa
が4μmであった。
【0048】実施例2 エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA樹脂)(ベース
ポリマー、商品名「LV140」、三菱化学(株)製、
酢酸ビニル含有量2重量%、MFR1.5g/10分、
軟化点87℃)100重量部、脂環族炭化水素系樹脂
(粘着付与樹脂、商品名「ESCOREZ5380」、
トーエネックス(株)製)10重量部、非イオン系界面
活性剤(商品名「アイメックス300−LD」、三洋化
成社製)5重量部を用いて、実施例1と同様にして、ペ
レット化を行った。次に、このペレットを用いて、押出
しラミネーターにて、温度220℃にて成膜を行って、
支持基材である和紙(厚み40μm、坪量18g/
2)にラミネートを行い、和紙上に膜厚20μmの接
着剤層を積層して、総厚さが50μmである積層テープ
(ボトムカバーテープ)を得た。その後、この積層テー
プを、接着剤層の表面粗さRaが15μmとなるように
サンドブラスト処理を行った。
【0049】実施例3 低密度ポリエチレン(LDPE)(ベースポリマー、商
品名「LJ800」、三菱化学(株)製、密度0.91
8g/cm3、メルトフローレート(MFR)20g/
10分、軟化点82℃)100重量部、脂環族炭化水素
系樹脂(粘着付与樹脂、商品名「ESCOREZ530
0」、トーエネックス(株)製)20重量部、及びポリ
エチレングリコール(帯電防止剤、非イオン系界面活性
剤)2重量部をバンバリーミキサーにて混練りを行い、
ペレット化した。次に、このペレットを用いて、押出し
ラミネーターにより、温度250℃にて成膜を行って、
支持基材である和紙(厚み25μm、坪量14g/
2)にラミネートを行い、和紙上に膜厚25μmの接
着剤層を積層して、積層テープ(ボトムカバーテープ)
を得た。得られた積層テープは、総厚さが50μmであ
り、接着剤層の表面粗さRaが3μmであった。
【0050】比較例1 支持基材層である和紙(厚み40μm、坪量18g/m
2)に、接着剤層として、低密度ポリエチレン(商品名
「LJ800」、三菱化学(株)製、密度0.918g
/cm3、MFR20g/10分、軟化点82℃)を、
押出しラミネーターにてラミネートを行い、総厚さが5
5μmであり、接着剤層の表面粗さRaが0.05μm
である積層テープを得た。
【0051】比較例2 直鎖状低密度ポリエチレン(商品名「UF240」、三
菱化学(株)製、密度0.923g/cm3、MFR2
g/10分、軟化点85℃)100重量部に、第4級ア
ンモニウム塩(カチオン系帯電防止剤)5重量部を添加
して、ニーダーにて混練りを行い、押出しラミネーター
にて、支持基材層である和紙(厚み35μm、坪量15
g/m2)に押出しラミネートを行い、総厚さ50μm
であり、接着剤層の表面粗さRaが0.5μmである積
層テープを得た。
【0052】評価試験 実施例及び比較例で得られた各積層テープにつき、以下
の試験を行った。その結果を表1に示す。
【0053】(引張り強度及び伸度)テンシロンによ
り、引張り速度300mm/分の条件で、引張強度(N
/5.25mm)および伸度(N/5.25mm)を測
定した。
【0054】(接着力)紙キャリア(北越製紙(株)
製、HOCTO−60)の表面に、各積層テープを熱シ
ール機(東京ウェルズ(株)製のテーピングマシーン)
を用いて、170℃、アイロン押さえ力1.5kgf
(14.7N)、1200PCS/minの条件で熱シ
ールした後、剥離試験機を用いて、剥離速度300mm
/分、剥離角度約180°の条件で接着力(N/5.2
5mm)を測定した。
【0055】(表面抵抗率)各積層テープの表面抵抗率
(Ω)を、高抵抗率計ハイレスタUP(三菱化学(株)
製)を用い、23℃/65%RHの雰囲気下、500V
×30秒の条件で測定した。
【0056】(摩擦帯電圧)JIS L 1094に準
拠して、各積層テープの接着剤層側の摩擦帯電圧(V)
を測定した。
【0057】(腐食性)各積層テープの接着剤層をニッ
ケル箔(Ni箔)に熱圧着し、60℃/90%RHの雰
囲気下で100時間保存した後、積層テープを剥がし
て、Ni箔の変色度合いを調べ、変色が全くないものを
「○」とし、一部変色したものを「△」とし、完全に変
色したものを「×」として評価した。
【0058】(イオン抽出量)各積層テープの接着剤層
について、該接着剤層の材料としてのペレット0.5g
を純水50mlに浸し、100℃で45分間、還流させ
ながら煮沸して、イオン成分を抽出した。該抽出液を冷
却後、イオンクロマトグラフィーにより、抽出液に含ま
れている塩素イオン(Cl-)および硫酸イオン(SO4
2-)について、その検出量(抽出量)(ppm)を求め
た。なお、表1中、「ND」は「検出せず」を意味して
いる。
【0059】
【表1】
【0060】表1より、実施例に係るボトムカバーテー
プは、キャリアテープに対する接着性が良好である。ま
た、摩擦帯電圧が低く、さらに接着剤層の表面抵抗率も
低い。従って、帯電防止性が優れており、チップの付着
を抑制又は防止することができる。しかも、チップ部品
と接触する接着剤層には、塩素イオンや硫酸イオンが含
まれておらず、Niを腐食しない。従って、腐食防止性
も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボトムカバーテープの一例を示す概略
断面図である。
【図2】図1にかかるボトムカバーテープを用いたチッ
プ型電子部品用キャリア材の使用状態を示す長さ方向の
概略断面図である。
【符号の説明】
1 ボトムカバーテープ 2 支持基材層 3 接着剤層 4 チップ型電子部品用キャリア材 5 キャリアテープ 6 トップカバーテープ 7 チップ型電子部品収納用打ち抜き角穴 8 チップ型電子部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 85/38 S (72)発明者 荒木 恭一 大阪府茨木市下穂積一丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 3E067 AA11 AB41 AC04 BB01A BB14A BB15A BB16A BB25A CA21 CA30 EA35 GA25 3E086 AD09 BA04 BA14 BA15 BA35 BB35 CA31 3E096 AA06 BA08 CA15 DA17 EA02X EA02Y FA07 FA27 GA07 4J004 AA06 AA17 FA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基材層と、ベースポリマー100重
    量部に対して、脂環族飽和炭化水素系樹脂1〜50重量
    部、および、ハロゲン原子及び/又はイオウ原子を含ん
    でいない両性系界面活性剤及び/又は非イオン系界面活
    性剤0.1〜20重量部を含有する接着剤層とを有して
    いることを特徴とする電子部品キャリア用ボトムカバー
    テープ。
  2. 【請求項2】 接着剤層の厚みが5〜50μmであり、
    接着剤層の軟化点が60〜170℃であり、接着剤層の
    表面抵抗率が108〜1013Ω/□である請求項1記載
    の電子部品キャリア用ボトムカバーテープ。
  3. 【請求項3】 接着剤層の表面粗さが0.1〜20μm
    である請求項1又は2記載の電子部品キャリア用ボトム
    カバーテープ。
  4. 【請求項4】 接着剤層の摩擦帯電圧が3000V以下
    である請求項1〜3のいずれかの項に記載の電子部品キ
    ャリア用ボトムカバーテープ。
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