JP2002209988A - ゲル状脱臭剤およびその製造方法 - Google Patents

ゲル状脱臭剤およびその製造方法

Info

Publication number
JP2002209988A
JP2002209988A JP2001011148A JP2001011148A JP2002209988A JP 2002209988 A JP2002209988 A JP 2002209988A JP 2001011148 A JP2001011148 A JP 2001011148A JP 2001011148 A JP2001011148 A JP 2001011148A JP 2002209988 A JP2002209988 A JP 2002209988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gel
deodorant
polar solvent
solvent
gelling agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001011148A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4723098B2 (ja
Inventor
Toshihiko Kaneko
俊彦 金子
Hiroshi Ueda
浩史 上田
Naoyuki Narisada
直幸 成定
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ST Chemical Co Ltd
Original Assignee
ST Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ST Chemical Co Ltd filed Critical ST Chemical Co Ltd
Priority to JP2001011148A priority Critical patent/JP4723098B2/ja
Publication of JP2002209988A publication Critical patent/JP2002209988A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4723098B2 publication Critical patent/JP4723098B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 寒冷地や冷凍庫等の低温保管庫などの低温の
環境においても凍結することなく優れた脱臭効果及び終
点表示効果を示し、しかも常温で安全に製造できるゲル
状脱臭剤を提供すること。 【解決手段】 ヒドロキシアルキルエーテル化多糖類系
ゲル化剤、極性溶媒若しくはこれと水の混合溶媒および
吸着剤を含有するゲル状脱臭剤並びに吸着剤およびヒド
ロキシアルキルエーテル化多糖類系ゲル化剤を有機溶媒
若しくはこれと水の混合溶媒に分散させた後、これをゲ
ル化させるゲル状脱臭剤の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゲル状脱臭剤に関
し、更に詳細には、寒冷地や冷凍庫等の低温保管庫内で
使用しても凍結することのないゲル状脱臭剤およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、トイレ、部屋、冷蔵庫、車内
などの悪臭を除去する脱臭剤や消臭剤、あるいは空間に
芳香を付与する芳香剤は数多く提案されており、特に消
臭剤や脱臭剤について近年消費者のニーズは拡大してき
ている。
【0003】これら消臭剤や脱臭剤としては、例えば、
活性炭やゼオライトのような物理吸着能を有する粒状物
を通気性の袋や容器に収納し、悪臭成分を吸着して除去
するタイプの脱臭剤が知られている(以下「吸着脱臭
剤」という)。この吸着脱臭剤は脱臭作用は優れている
ものの、脱臭剤の寿命、すなわち脱臭作用の終点がわか
らず、脱臭剤の取り替えの時期を忘れてしまうという問
題があった。また、このタイプの脱臭剤は粒状物である
ため、形態が制限され、外観上の美観という点では決し
て見栄えの良いものではなかった。
【0004】一方、香料や、植物抽出液のような悪臭成
分と化学反応する成分を用い、これらの作用により消臭
する消臭剤が知られている。このうち、ゲル化剤を用い
てゲル化させた剤型であるゲル状芳香剤やゲル状消臭剤
は、薬剤の揮散に伴いゲルが収縮し、効力の終点がわか
りやすいという利点がある。
【0005】本出願人は先に、吸着脱臭剤の優れた脱臭
効果とゲル状消臭剤の終点表示機能を備えたものとし
て、複合吸着剤をゲル中に分散させたゲル状脱臭剤や、
活性炭等の吸着剤をゲル中に分散させたゲル状脱臭剤
(以下「ゲル状脱臭剤」という)を開発し出願した(特
開平9−187493号および特開平11−27026
2号)。これらのゲル状脱臭剤は、下駄箱やトイレ、冷
蔵庫内では優れた脱臭効果と終点表示機能を発揮するも
のである。
【0006】しかし、一般にゲル状製剤は、ゲルの溶媒
として主として水を使用し、これがゲル中に残存してい
るため、冷凍庫のような氷点下の状況で使用した場合に
は、ゲルが凍ってしまい、消臭・脱臭効果や終点表示効
果が発揮されなくなってしまうという問題点を有してお
り、この問題は上記ゲル状脱臭剤でも生じていた。
【0007】このようなゲル凍結の問題を解決するため
の手段としては、エタノール等の低級アルコールを使用
することができ、そのゲル化剤として、ジベンジリデン
−D−ソルビトールを使用したゲル状芳香剤が提案され
ている(特開昭60−41967号)。しかし、このジ
ベンジリデン−D−ソルビトールは常温でのエタノール
に対する溶解度が低く、ゲルを製造するためにはエタノ
ールの沸点である80℃付近まで加熱し、ジベンジリデ
ン−D−ソルビトールを溶解させる必要がある。その結
果、大量のエタノールが揮発し、工場での製造には引
火、爆発などの危険が伴っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、寒冷
地や冷凍庫等の低温保管庫などの低温の環境においても
凍結することなく優れた脱臭効果及び終点表示効果を示
し、しかも常温で安全に製造できるゲル状脱臭剤を提供
することをその課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意研究を行ったところ、特定のゲル化剤
は、極性溶媒若しくはこれと水の混合溶媒により、常温
でゲル化でき、しかも得られたゲルは、極めて凍結しに
くいものであることを見いだし、本発明を完成した。
【0010】すなわち本発明は、ヒドロキシアルキルエ
ーテル化多糖類系ゲル化剤、極性溶媒若しくはこれと水
の混合溶媒および吸着剤を含有することを特徴とするゲ
ル状脱臭剤を提供するものである。
【0011】また本発明は、吸着剤およびヒドロキシア
ルキルエーテル化多糖類系ゲル化剤を極性溶媒若しくは
これと水の混合溶媒に分散させた後、これをゲル化させ
るゲル状脱臭剤の製造方法を提供するものである。
【0012】更に本発明は、ヒドロキシアルキルエーテ
ル化多糖類系ゲル化剤を極性溶媒に分散した第一液と、
吸着剤を極性溶媒と水の混合溶媒に分散した第二液とを
調製し、この第一液と第二液を混合させた後ゲル化させ
るゲル状脱臭剤の製造方法を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明において用いられるヒドロ
キシアルキルエーテル化多糖類系ゲル化剤は、従来の多
糖類系ゲル化剤中に存在する水酸基をアルキレンオキサ
イドを用いてヒドロキシアルキルエーテル化したもので
ある。
【0014】このヒドロキシアルキルエーテル化多糖類
系ゲル化剤としては、公知の多糖類系ゲル化剤中の水酸
基が、糖単位あたり0.5個以上、好ましくは1.0個以
上ヒドロキシアルキルエーテル化されたものを用いるこ
とが好ましい。水酸基のヒドロキシアルキルエーテル化
が糖単位当たり0.5個以下では、極性溶媒に対する膨
潤性が低く、強固なゲルが製造できない場合がある。こ
のヒドロキシアルキルエーテル化多糖類系ゲルは、例え
ば、多糖類に好ましくはアルカリ存在下でアルキレンオ
キサイドを反応させることにより得ることができ、ま
た、ヒドロキシアルキルエーテル化の程度は、反応させ
るアルキレンオキサイドの添加量により調整できる。
【0015】上記のヒドロキシアルキルエーテル化多糖
類系ゲル化剤の具体的な例としては、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、エチルヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル化グア
ーガム等が挙げられる。
【0016】これらのうち、ヒドロキシエチルセルロー
スは、より具体的には、アルカリセルロースにエチレン
オキサイドまたはエチレンクロロヒドリンを作用させる
ことにより製造されるものであり、市販品としては、S
PシリーズおよびSEシリーズ(いずれもダイセル化学
工業(株)製)が挙げられる。また、ヒドロキシプロピ
ルセルロースは、アルカリセルロースにプロピレンオキ
サイドを作用させることにより製造されるものであり、
市販品としては、HPCシリーズ(HPC−M、HPC
−H、HPC−L;日本曹達(株)製)が、エチルヒド
ロキシエチルセルロースは、アルカリセルロースにエチ
レンオキサイドと塩化エチルを作用させることにより製
造されるものであり、米国ハーキュレース社から市販さ
れている。更に、ヒドロキシプロピル化グアーガムは、
グアーガムにアルカリ存在下でプロピレンオキサイドを
反応させたもので、市販品としては、JAGUAR H
Pシリーズ(ローディア社製)等が挙げられる。
【0017】また、本発明で用いる極性溶媒としては、
アルコール系溶媒、グリコールエーテル系溶媒等の親水
性の溶媒を用いることができ、これらの内でもアルコー
ル系溶媒、特にメタノール、エタノール、1−プロパノ
ール、2−プロパノール等の低級アルコール系溶媒や、
3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、3−メト
キシ−1−ブタノール、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエ
ーテル等のグリコールエーテル系溶媒が、蒸気圧、安全
性、融点、ゲルの強度、溶媒臭が少ない等の点から好適
に用いられる。
【0018】これらの極性溶媒は、単独で使用しても良
いが、適度な粘度を持たせるために水を加え、極性溶媒
と水の混合溶媒とすることが好ましい。
【0019】一方、本発明のゲル状脱臭剤に用いる吸着
剤としては、活性炭、備長炭、竹炭等の炭や、シリカゲ
ル、ゼオライト、アルミノケイ酸塩、酸化亜鉛、リン酸
ジルコニウム、トリポリリン酸アルミニウム、酸化アル
ミニウム、酸化鉄、酸化マグネシウム、酸化カルシウ
ム、酸化チタン、酸化ジルコニウム等従来公知の吸着剤
を単独でまたは2種以上混合して用いることができる。
これらの内活性炭、備長炭、竹炭等の炭やアルミノケイ
酸塩が脱臭効果やコストの点から好ましい。
【0020】また、本発明のゲル状脱臭剤には、必ずし
も必須ではないが、pH調整剤を加えることが好まし
い。このpH調整剤は、ヒドロキシアルキルエーテル化
多糖類系ゲル化剤を含有する溶液のpHを調節すること
により、適度な粘弾性を有するゲルを製造する作用を有
するものである。このpH調整剤は、従来公知の酸やア
ルカリなどのpHを調整できるものであれば使用できる
が、その好ましい例としては、クエン酸、リンゴ酸等の
有機酸、クエン酸ナトリウム等の有機酸塩を挙げること
ができる。
【0021】このpH調整剤は、pHを調整することに
より、均一なゲルを形成せしめるものである。例えば、
ヒドロキシプロピル化グアーガムをゲル化剤として用い
てゲルを形成せしめる場合、その好ましいpHの範囲は
5〜11、より好ましくは8〜10であり、pHが11
より大きい場合はゲル化剤とアルコールが分離してしま
い均一なゲルが製造できない場合がある。そして、pH
調整剤を配合しない場合、ヒドロキシプロピル化グアー
ガムを含有する組成物のpHは12程度になる場合があ
るため、均一なゲルを形成するためにpH調整剤を使用
するのである。なお、pHが5より小さい場合では流動
性のゲルになってしまうこともある。
【0022】本発明のゲル状脱臭剤の製造にあたっての
各成分の配合量は、特に制約されるものではないが、ヒ
ドロキシアルキルエーテル化多糖類系ゲル化剤は0.1
〜30%程度、好ましくは1〜20%、更に好ましく
は、5〜15%である。また、極性溶媒の配合量は40
〜99%程度、好ましくは60〜90%であり、水の配
合量は0〜20%程度、好ましくは5〜15%であり、
吸着剤の配合量は0.1〜10%程度、好ましくは1〜
5%である。ヒドロキシアルキルエーテル化多糖類系ゲ
ル化剤の配合量が0.1%より少ない場合は、強固なゲ
ルを製造することが困難であり、また、30%より多い
場合は揮散終了後の残渣が多く、終点の判別が困難にな
るとともに、コスト高となる。なお、pH調整剤は、上
記したようなpHの範囲になるよう適宜加えればよい。
【0023】更に本発明のゲル状脱臭剤には、従来公知
の各種添加剤を任意成分として加えることができる。こ
の任意成分の例としては、界面活性剤、分散剤、引火点
上昇剤、不凍剤、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、
有機酸塩、色素、香料、他の植物抽出物等の消臭剤成分
などを挙げることができる。
【0024】本発明のゲル状脱臭剤は、上記した成分を
用い、公知の方法によって製造することができるが、具
体的な製造方法の一例としては、次の方法が挙げられ
る。すなわち、吸着剤およびヒドロキシアルキルエーテ
ル化多糖類系ゲル化剤を極性溶媒と水の混合溶媒に分散
させた後、攪拌する。この分散液を容器に充填し、pH
調整剤を加えて攪拌し、静置することにより本発明のゲ
ル状脱臭剤を得ることができる。なお、pH調整剤をあ
らかじめ加えると攪拌中にゲル化が始まってしまい充填
しにくくなってしまうので好ましくない。
【0025】また、より好ましい製造方法としてはゲル
化剤を適当量の極性溶媒に分散した液(第一液)と吸着
剤、pH調整剤および分散剤を極性溶媒と水の混合溶媒
に分散させた液(第二液)を図1に示すような装置を用
い、それぞれシリンダーから流出させ、スタティックミ
キサーで第一液と第二液を混合後、充填ノズルで容器に
充填する方法が挙げられる。
【0026】以上のようにして得られる、本発明のゲル
状脱臭剤は、水を溶媒とした従来のゲル製剤と異なり、
極低温、例えば−25℃程度の温度では凍結しないもの
である。
【0027】従って、通常の条件、すなわちゲル状脱臭
剤が凍結しない、冷蔵庫や食器棚、下駄箱、トイレ等に
使用することができることは勿論であるが、特に、寒冷
地や冷凍庫等低温保管庫等の極低温になる環境下におい
て凍結することなく、脱臭効果および終点表示機能を発
揮させることができる。
【0028】
【実施例】以下、実施例および試験例を挙げ、本発明を
更に詳細に説明するが、これら実施例等は何ら本発明を
制約するものではない。
【0029】実 施 例 1 ゲル状脱臭剤(1):表1に示す組成および下記の製法
により、ゲル状脱臭剤を作成した。
【0030】( 組 成 )
【表1】
【0031】( 製 法 )ゲル化剤を極性溶媒に分散さ
せた第一液と、吸着剤およびpH調整剤を、極性溶媒と
水の混合溶媒に分散させた第二液を、図1に示す装置の
それぞれの容器に入れ、これをシリンダから流下させ、
スタティックミキサーで混合して容器に充填し、ゲル状
脱臭剤を得た。
【0032】比 較 例 1 比較ゲル状脱臭剤:吸着剤である粉状活性炭(平均メッ
シュ300)2.0gと、ゲル化剤であるカラギーナン
2.5gを、エチレングリコール5.0gを用いて分散さ
せた。該分散液に水90gを加えた後、80℃に加熱
し、攪拌しながら、ゲル強化剤として塩化ナトリウム
0.5gを加えた。十分に攪拌後カップ上の成形容器に
注ぎ、室温まで冷却してゲル状脱臭剤(比較品1)を得
た。
【0033】試 験 例 1 性 能 試 験 :実施例1で作成した本発明品1〜5
と、比較例1で作成した比較品1について、それらの耐
凍結性、脱臭力および使用終点が判別できるかを試験し
た。この結果を表2に示す。
【0034】( 耐凍結性試験 )各試料を冷凍庫内(−
18℃)に5時間放置し、凍結の状態を目視にて確認し
た。
【0035】( 脱臭力試験 )各試料を10gを3リッ
トルのデシケーター内に入れた。この状態で、冷凍庫内
(−18℃)に5時間放置した後、デシケーター内に悪
臭ガスとしてアンモニアと硫化水素をそれぞれ注入し
た。悪臭ガス注入直後の濃度(初期濃度)と1時間後及
び2時間後の濃度を検知管を用いて測定し、下記の式を
用いて消臭率を算出した。
【0036】
【式1】
【0037】( 終点判別試験 )各試料を冷凍庫内(−
18℃)に6ケ月間放置し、その時点での状況を目視に
より観察し、下記の基準で評価した。
【0038】評 価 : 状 況 ○ ゲルが収縮して終点を確認できる。 × ゲルの収縮がほとんどなく、終点を判別でき
ない。
【0039】( 結 果 )
【表2】
【0040】この結果からも明らかな様に、本発明のゲ
ル状脱臭剤は冷凍庫内で凍結することなく、優れた脱臭
効果を示し、終点の判別も容易であった。それに比べて
比較品1は冷凍庫内で凍結してしまい、脱臭効果もほと
んどなかった。また、6ケ月後もゲルが収縮せず、冷凍
庫用のゲル状脱臭剤としては使用できないことが明らか
になった。
【0041】実 施 例 2 ゲル状脱臭剤(2):活性炭(平均メッシュ300)2
gをエタノール90gに分散させ、攪拌しながらヒドロ
キシプロピルセルロース(商品名「HPC−H」;日本
曹達(株))8gを徐々に加えた後、静置して本発明の
ゲル状脱臭剤を得た。このものは、冷凍庫内(−18
℃)においても凍結することなく、優れた脱臭効果を示
した。
【0042】実 施 例 3 ゲル状脱臭剤(3):3−メトキシ−3−メチル−1−
ブタノール70gにヒドロキシプロピル化グアーガム
(商品名「JAGUAR HP−120」;ローディア
社製)10gを添加し、攪拌・分散させた第一液と、3
−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール8gおよびイ
オン交換水10gの混合溶媒に、活性炭(平均メッシュ
300)2gおよびクエン酸0.01gを添加し、攪拌
・分散させた第二液を、図1に示す装置のそれぞれの容
器に入れ、これをシリンダから流下させ、スタティック
ミキサーで混合して容器に充填し、本発明のゲル状脱臭
剤を得た。このものは、冷凍庫内(−18℃)において
も凍結することなく、優れた脱臭効果を示した。
【0043】
【発明の効果】本発明のゲル状脱臭剤は、酸性およびア
ルカリ性の悪臭に対して優れた脱臭効果を示し、しかも
冷凍庫内の様な極低温下でも凍結することなく、その効
果は終始安定して持続するものであった。また、冷凍庫
内のような極低温下でもゲルの収縮により脱臭効果の終
点が容易に判別できるものであった。
【0044】従って、本発明のゲル状脱臭剤は、一般的
な条件においてのみならず、寒冷地や冷凍庫などの低温
保管庫等においても有利に使用することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のゲル状脱臭剤の製造に使用すること
のできる混合装置の概要を示す図面である。
【符号の説明】
1 … … 第一液容器 4 … … スタティックミ
キサー 2 … … 第二液容器 5 … … 容器 3 … … シリンダ 6 … … ゲル状脱臭剤 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 20/20 B01J 20/20 D 20/30 20/30 C08J 3/075 CEP C08J 3/075 CEP C08K 3/00 C08K 3/00 5/00 5/00 C08L 1/28 C08L 1/28 (72)発明者 成定 直幸 東京都新宿区下落合1丁目4番10号 エス テー化学株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA05 BB02 CC01 HH06 JJ09 KK08 LL04 LL06 MM01 MM02 MM04 MM05 MM06 NN23 QQ03 4F070 AA01 AA02 AB02 AC04 AC13 AC22 AC23 AC27 AC36 AC38 AE28 AE30 CA01 CB12 4G066 AA04A AA04C AA05A AA05C AA13A AA13C AA15A AA15C AA20A AA20C AA30A AA30C AA61A AA61C AB05A AB05C AB06A AB06C AB07A AB07C BA28 CA02 DA03 EA20 FA03 FA28 4J002 AB021 AB031 DA036 DE076 DE086 DE096 DE106 DE116 DE136 DE146 DH046 DH056 DJ006 DJ016 EF037 EG027 FD206 FD207

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒドロキシアルキルエーテル化多糖類系
    ゲル化剤、極性溶媒若しくはこれと水の混合溶媒および
    吸着剤を含有することを特徴とするゲル状脱臭剤。
  2. 【請求項2】 ヒドロキシアルキルエーテル化多糖類系
    ゲル化剤が、その水酸基を糖単位あたり0.5個以上ヒ
    ドロキシアルキルエーテル化されたものである請求項第
    1項記載のゲル状脱臭剤。
  3. 【請求項3】 ヒドロキシアルキルエーテル化多糖類系
    ゲル化剤が、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
    プロピルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロー
    ス、ヒドロキシプロピル化グアーガムから選ばれたもの
    の一種または二種以上である請求項第1項または第2項
    記載のゲル状脱臭剤。
  4. 【請求項4】 極性溶媒が、アルコール系溶媒またはグ
    リコールエーテル系溶媒である請求項第1項ないし第3
    項の何れかの項記載のゲル状脱臭剤。
  5. 【請求項5】 吸着剤が、活性炭、備長炭、竹炭、シリ
    カゲル、ゼオライト、アルミノケイ酸塩、酸化亜鉛、リ
    ン酸ジルコニウム、トリポリリン酸アルミニウム、酸化
    アルミニウム、酸化鉄、酸化マグネシウム、酸化カルシ
    ウム、酸化チタンおよび酸化ジルコニウムから選択され
    たものの一種または二種以上である請求項第1項ないし
    第4項記載のゲル状脱臭剤。
  6. 【請求項6】 更にpH調製剤を含有するものである請
    求項第1項ないし第5項記載のゲル状脱臭剤。
  7. 【請求項7】 pH調整剤が、有機酸もしくは有機酸塩
    である請求項第6項記載のゲル状脱臭剤。
  8. 【請求項8】 吸着剤およびヒドロキシアルキルエーテ
    ル化多糖類系ゲル化剤を極性溶媒若しくはこれと水の混
    合溶媒に分散させた後、これをゲル化させることを特徴
    とするゲル状脱臭剤の製造方法。
  9. 【請求項9】 ゲル化を、pH調製剤の添加によりおこ
    なう請求項第8項記載のゲル状脱臭剤の製造方法。
  10. 【請求項10】 ヒドロキシアルキルエーテル化多糖類
    系ゲル化剤を極性溶媒に分散した第一液と、吸着剤を極
    性溶媒と水の混合溶媒に分散した第二液とを調製し、こ
    の第一液と第二液を混合させた後ゲル化させることを特
    徴とするゲル状脱臭剤の製造方法。
JP2001011148A 2001-01-19 2001-01-19 ゲル状脱臭剤およびその製造方法 Expired - Lifetime JP4723098B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001011148A JP4723098B2 (ja) 2001-01-19 2001-01-19 ゲル状脱臭剤およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001011148A JP4723098B2 (ja) 2001-01-19 2001-01-19 ゲル状脱臭剤およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002209988A true JP2002209988A (ja) 2002-07-30
JP4723098B2 JP4723098B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=18878317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001011148A Expired - Lifetime JP4723098B2 (ja) 2001-01-19 2001-01-19 ゲル状脱臭剤およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4723098B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105566508A (zh) * 2016-01-25 2016-05-11 江苏金和万方新材料科技有限公司 一种卷烟纸用羟乙基瓜尔胶的制备方法
JP2016183313A (ja) * 2015-03-27 2016-10-20 エステー株式会社 アルコール系ゲル組成物およびその製造法
WO2018079027A1 (ja) * 2016-10-24 2018-05-03 エステー株式会社 ゲル状組成物およびその製造法並びにゲル状組成物の収縮改善剤および収縮改善方法
JP2018090709A (ja) * 2016-12-05 2018-06-14 エステー株式会社 貼付用ゲル状薬剤含有体およびその製造方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5955255A (ja) * 1982-08-20 1984-03-30 ナ−ルデン・インタ−ナシヨナル・エヌ・ベ− 空気爽快化ゲルの製造方法
JPS635755A (ja) * 1986-06-27 1988-01-11 ライオン株式会社 ゲル状芳香消臭剤
JPS63174659A (ja) * 1987-01-16 1988-07-19 日本カーバイド工業株式会社 消臭剤
JPS63260956A (ja) * 1987-04-20 1988-10-27 Lion Corp 芳香剤用ゲル状基剤
JPH0670696A (ja) * 1992-06-30 1994-03-15 Senju Pharmaceut Co Ltd 魚介類投与用組成物および魚介類育成用水における水汚濁抑制方法
JPH09187493A (ja) * 1996-01-10 1997-07-22 S T Chem Co Ltd ゲル状脱臭剤
JPH10165490A (ja) * 1996-12-06 1998-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 脱臭体およびその製造方法
JPH11226103A (ja) * 1998-02-13 1999-08-24 Okamoto Ind Inc 芳香を発散する装飾用物品
JP2000288076A (ja) * 1999-04-07 2000-10-17 Lion Corp 芳香消臭剤組成物

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5955255A (ja) * 1982-08-20 1984-03-30 ナ−ルデン・インタ−ナシヨナル・エヌ・ベ− 空気爽快化ゲルの製造方法
JPS635755A (ja) * 1986-06-27 1988-01-11 ライオン株式会社 ゲル状芳香消臭剤
JPS63174659A (ja) * 1987-01-16 1988-07-19 日本カーバイド工業株式会社 消臭剤
JPS63260956A (ja) * 1987-04-20 1988-10-27 Lion Corp 芳香剤用ゲル状基剤
JPH0670696A (ja) * 1992-06-30 1994-03-15 Senju Pharmaceut Co Ltd 魚介類投与用組成物および魚介類育成用水における水汚濁抑制方法
JPH09187493A (ja) * 1996-01-10 1997-07-22 S T Chem Co Ltd ゲル状脱臭剤
JPH10165490A (ja) * 1996-12-06 1998-06-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 脱臭体およびその製造方法
JPH11226103A (ja) * 1998-02-13 1999-08-24 Okamoto Ind Inc 芳香を発散する装飾用物品
JP2000288076A (ja) * 1999-04-07 2000-10-17 Lion Corp 芳香消臭剤組成物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016183313A (ja) * 2015-03-27 2016-10-20 エステー株式会社 アルコール系ゲル組成物およびその製造法
CN105566508A (zh) * 2016-01-25 2016-05-11 江苏金和万方新材料科技有限公司 一种卷烟纸用羟乙基瓜尔胶的制备方法
WO2018079027A1 (ja) * 2016-10-24 2018-05-03 エステー株式会社 ゲル状組成物およびその製造法並びにゲル状組成物の収縮改善剤および収縮改善方法
KR20190075089A (ko) * 2016-10-24 2019-06-28 에스테 가부시키가이샤 겔 형태 조성물 및 이의 제조법 그리고 겔 형태 조성물의 수축 개선제 및 수축 개선 방법
KR102372160B1 (ko) * 2016-10-24 2022-03-08 에스테 가부시키가이샤 겔 형태 조성물 및 이의 제조법 그리고 겔 형태 조성물의 수축 개선제 및 수축 개선 방법
JP2018090709A (ja) * 2016-12-05 2018-06-14 エステー株式会社 貼付用ゲル状薬剤含有体およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4723098B2 (ja) 2011-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU726931B2 (en) Air treatment gel compositions
EP0152982A1 (en) Process for the preparation of air-freshener gels
JPH0352293B2 (ja)
JPH09187493A (ja) ゲル状脱臭剤
JP4723098B2 (ja) ゲル状脱臭剤およびその製造方法
JP6676343B2 (ja) アルコール系ゲル状組成物およびその製造法
CN110769864B (zh) 凝胶状除臭剂
WO2003090718A1 (en) Air treatment gel and method for its preparation
WO2003074095A1 (en) Perfume gel composition
JP6585360B2 (ja) アルコール系ゲル組成物およびその製造法
JP4658305B2 (ja) 脱臭剤
JP5670660B2 (ja) 浴用剤組成物
JP2003155377A (ja) 水性ゲル組成物
JP2023507598A (ja) 有機ベースのニコチンゲル組成物
KR100537915B1 (ko) 거품을 내는 방향 및 탈취 겔
WO2001087361A2 (en) Gel air freshener and method of manufacturing same
JP4562838B2 (ja) ゲル状脱臭剤
JP4261219B2 (ja) 芳香・消臭剤用ゲル状組成物
JP2009050437A (ja) 二酸化塩素系消臭剤の貯蔵期間延長方法及び二酸化塩素系消臭剤
KR100817235B1 (ko) 유성겔 방향제 조성물
KR100285684B1 (ko) 이수방지 및 탈취 기능을 가지는 수성겔 조성물
JPH0824320A (ja) 消臭剤
KR102372160B1 (ko) 겔 형태 조성물 및 이의 제조법 그리고 겔 형태 조성물의 수축 개선제 및 수축 개선 방법
JP2002065826A (ja) 油性ゲル状芳香剤組成物
JP2544172B2 (ja) ゲル状芳香剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070927

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110315

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110407

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4723098

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term