JP2002208696A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2002208696A JP2001003970A JP2001003970A JP2002208696A JP 2002208696 A JP2002208696 A JP 2002208696A JP 2001003970 A JP2001003970 A JP 2001003970A JP 2001003970 A JP2001003970 A JP 2001003970A JP 2002208696 A JP2002208696 A JP 2002208696A
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semiconductor substrate
insulating film
semiconductor device
oxide film
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Toshihiko Higuchi
俊彦 樋口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドレイン領域のジャンクション容量を低減で
きると共に、基板浮遊効果を抑制でき、チャネル部で発
生する熱を基板側に放熱しやすい半導体装置及びその製
造方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る半導体装置は、シリコン基
板1に形成されたソース拡散層13と、シリコン基板に
形成されたドレイン拡散層14と、このドレイン拡散層
の底部とシリコン基板との接合部における面積が少なく
とも50%の領域に形成されたシリコン酸化膜17と、
シリコン基板上に形成されたゲート酸化膜5と、このゲ
ート酸化膜上に形成され、ソース拡散層とドレイン拡散
層の相互間上に位置するゲート電極6aと、を具備する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に係わり、特に、ドレイン領域のジャンクシ
ョン容量を低減できると共に、基板浮遊効果を抑制で
き、チャネル部で発生する熱を基板側に放熱しやすい半
導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の半導体装置を示す断面図
である。この半導体装置はシリコン基板101を有して
おり、このシリコン基板101には素子分離酸化膜10
3が形成されている。シリコン基板101の表面にはゲ
ート酸化膜105が形成されており、このゲート酸化膜
105上にはゲート電極106aが形成されている。こ
のゲート電極106aの側壁にはサイドウォール111
が形成されており、このサイドウォール下のシリコン基
板101には低濃度の不純物拡散層112が形成されて
いる。シリコン基板101には低濃度拡散層112に隣
接してソース/ドレイン領域の拡散層113,114が
形成されている。
【0003】上記従来の半導体装置は、ソース/ドレイ
ン領域の拡散層13,14とシリコン基板101との間
にジャンクション容量を有しているため、装置の高速化
にはあまり適していない。
【0004】半導体装置をより高速化するために、図8
に示すようなSOI(Silicon On Insulator)構造のトラ
ンジスタを用いることがある。図8は、他の従来の半導
体装置を示す断面図である。
【0005】SOI基板121は、単結晶シリコンから
なる支持基板122と、この支持基板122上に形成さ
れた絶縁層(BOX層)123と、この絶縁層123上
に形成された単結晶Si層124と、から構成されてい
る。なお、SOI基板101は、種々の製造方法により
製造することが可能であり、例えば、張り合わせ法、S
IMOX(separation by Implanted oxygen)などにより
製造することも可能である。
【0006】単結晶Si層124には素子分離酸化膜1
03が形成されている。単結晶Si層124の表面には
ゲート酸化膜105が形成されており、このゲート酸化
膜105上にはゲート電極106aが形成されている。
このゲート電極106aの側壁にはサイドウォール11
1が形成されており、このサイドウォール下の単結晶S
i層124には低濃度の不純物拡散層112が形成され
ている。単結晶Si層124には低濃度拡散層112に
隣接してソース/ドレイン領域の拡散層113,114
が形成されている。
【0007】上記他の従来の半導体装置では、ソース/
ドレイン領域の拡散層113,114と支持基板122
の間にBOX層123を配置している。このため、前述
した従来の半導体装置に比べてソース/ドレイン領域の
拡散層のジャンクション容量を大幅に低減することがで
き、装置の高速化を図ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記他
の従来の半導体装置では、SOI構造を用いており、微
細化した状態で単結晶Si層124に電気的な接続をと
るのが難しいので、基板部分が浮いてしまい、トランジ
スタのオン電流の一部がチャネル部に影響して基板浮遊
効果を起こすことがある。従って、他の従来の半導体装
置では回路設計がしにくかった。
【0009】また、他の従来の半導体装置では、熱を伝
達しにくい絶縁層からなるBOX層124を有するた
め、トランジスタのチャネル部で発生した熱が支持基板
122の側に放熱されにくいという問題もある。
【0010】また、他の従来の半導体装置では、静電気
放電(ESD:electrostatic discharge)に弱い。つま
り、ソース/ドレイン領域の拡散層113,114に接
続しているリードなどの外部端子において静電気が発生
し、それによって外部端子からソース/ドレイン領域の
拡散層に静電気によるチャージが発生しても、BOX層
123があるので、そのチャージを基板に逃がすことが
困難である。従って、他の従来の半導体装置では、ES
Dに弱いという問題がある。
【0011】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、ドレイン領域のジャンク
ション容量を低減できると共に、基板浮遊効果を抑制で
き、チャネル部で発生する熱を基板側に放熱しやすい半
導体装置及びその製造方法を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、静電気放電に強い半導体装置
及びその製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る半導体装置は、半導体基板に形成され
たソース拡散層と、半導体基板に形成されたドレイン拡
散層と、このドレイン拡散層の底部と半導体基板との接
合部における面積が少なくとも50%の領域に形成され
た絶縁膜と、半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜
と、このゲート絶縁膜上に形成され、ソース拡散層とド
レイン拡散層の相互間上に位置するゲート電極と、を具
備することを特徴とする。
【0013】上記半導体装置によれば、ドレイン拡散層
の底部と半導体基板との接合部における面積が少なくと
も50%の領域に絶縁膜を形成しているため、ドレイン
拡散層のジャンクション容量を低減することができる。
また、ソース/ドレイン領域の拡散層の相互間下に絶縁
膜を形成していないので、トランジスタのチャネル部で
発生した熱を半導体基板側に放熱しやすくなる。また、
完全なSOI構造ではないので、基板浮遊効果を抑制す
ることができる。また、絶縁膜をドレイン拡散層下の一
部にしか形成していない場合、ESDに強くすることが
できる。つまり、ドレイン拡散層に接続している外部端
子において静電気が発生し、それによって外部端子から
ドレイン拡散層に静電気によるチャージが発生しても、
そのチャージを絶縁膜が形成されていないドレイン拡散
層下の部分から基板に逃がすことができるからである。
【0014】また、本発明に係る半導体装置において
は、上記ソース拡散層の底部と半導体基板との接合部に
おける少なくとも一部に形成された絶縁膜をさらに含む
ことも可能である。
【0015】また、本発明に係る半導体装置において
は、上記半導体基板に形成された、基板電位をとるため
の不純物拡散層をさらに含むことも可能である。
【0016】本発明に係る半導体装置の製造方法は、半
導体基板にゲート絶縁膜を形成する第1工程と、このゲ
ート絶縁膜上に導電膜を堆積する第2工程と、この導電
膜上に絶縁膜を堆積する第3工程と、この絶縁膜及び導
電膜をパターニングすることにより、ゲート絶縁膜上に
導電膜からなるゲート電極を形成すると共にゲート電極
上に絶縁膜からなるマスク用絶縁膜を形成する第4工程
と、マスク用絶縁膜をマスクとして半導体基板に不純物
イオンをイオン注入することにより、半導体基板にソー
ス拡散層及びドレイン拡散層を形成する第5工程と、マ
スク用絶縁膜をマスクとして半導体基板に酸素イオンを
イオン注入し、半導体基板に熱処理を施すことにより、
ドレイン拡散層の底部と半導体基板との接合部における
面積が少なくとも50%の領域に酸化膜を形成する第6
工程と、を具備することを特徴とする。
【0017】本発明に係る半導体装置の製造方法は、半
導体基板にゲート絶縁膜を形成する第1工程と、このゲ
ート絶縁膜上に導電膜を堆積する第2工程と、この導電
膜をパターニングすることにより、ゲート絶縁膜上に導
電膜からなるゲート電極を形成する第3工程と、ゲート
電極をマスクとして半導体基板に不純物イオンをイオン
注入することにより、半導体基板にソース拡散層及びド
レイン拡散層を形成する第4工程と、ゲート電極上にマ
スク用絶縁膜を形成する第5工程と、このマスク用絶縁
膜をマスクとして半導体基板に酸素イオンをイオン注入
し、半導体基板に熱処理を施すことにより、ドレイン拡
散層の底部と半導体基板との接合部における面積が少な
くとも50%の領域に酸化膜を形成する第6工程と、を
具備することを特徴とする。
【0018】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
において、上記第6工程は、ドレイン拡散層の底部と半
導体基板との接合部における面積が少なくとも50%の
領域に酸化膜を形成すると共に、ソース拡散層の底部と
半導体基板との接合部における少なくとも一部に酸化膜
を形成する工程であることも可能である。
【0019】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
においては、上記第1工程の前に、半導体基板に基板電
位をとるための不純物拡散層を形成する工程をさらに含
むことも可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1〜図4は、本発明の第
1の実施の形態による半導体装置の製造方法を示す断面
図である。
【0021】まず、図1に示すように、シリコン基板1
にトレンチを形成し、このトレンチ内を含む全面上にC
VD法によりシリコン酸化膜を堆積する。この後、シリ
コン基板1の上に存在するシリコン酸化膜をエッチバッ
ク又はCMP(Chemical Mechanical Polishing)研磨
により除去する。これにより、トレンチ内にシリコン酸
化膜が埋め込まれ、素子分離領域にはシリコン酸化膜か
らなる素子分離膜3が形成される。次に、シリコン基板
1に不純物イオンをイオン注入することにより、シリコ
ン基板1には基板電位をとるための不純物拡散層2が形
成される。
【0022】この後、シリコン基板1の表面に熱酸化法
によりゲート酸化膜5を形成する。次に、このゲート酸
化膜5を含む全面上にCVD法によりポリシリコン膜な
どの導電膜6を堆積し、このポリシリコン膜6の上にC
VD法によりシリコン酸化膜(SiO膜)7を堆積す
る。この後、このシリコン酸化膜7上にレジスト膜を塗
布し、このレジスト膜を露光、現像することにより、シ
リコン酸化膜7上にはゲート電極をパターニングするた
めのレジストパターン8が形成される。
【0023】次に、図2に示すように、このレジストパ
ターン8をマスクとしてシリコン酸化膜7及びポリシリ
コン膜6をエッチングすることにより、ゲート酸化膜5
上にはゲート電極6aが形成され、ゲート電極6a上に
はマスク用酸化膜7aが形成される。
【0024】この後、マスク用酸化膜7a及びゲート電
極6aをマスクとしてシリコン基板1に低濃度の不純物
イオンをイオン注入する。次に、マスク用酸化膜7aを
含む全面上にCVD法によりシリコン酸化膜を堆積し、
このシリコン酸化膜を全面エッチングすることにより、
マスク用酸化膜7a及びゲート電極6aの側壁にはシリ
コン酸化膜からなるサイドウォール11が形成される。
【0025】この後、サイドウォール11及びマスク用
酸化膜7aをマスクとして不純物イオンをイオン注入
し、シリコン基板1にアニールを施す。これにより、シ
リコン基板1には低濃度の不純物拡散層12及びソース
/ドレイン領域の拡散層13,14が形成される。
【0026】次に、図3に示すように、ゲート酸化膜5
を含む全面上にレジスト膜を塗布し、このレジスト膜を
露光、現像することにより、シリコン基板上には不純物
拡散層2を覆うレジストパターン15が形成される。こ
の後、このレジストパターン15、マスク用酸化膜7a
及びサイドウォール11をマスクとしてシリコン基板1
に酸素イオン16をイオン注入する。この際の注入条件
は、酸素イオンの打ち込みピーク(R)がソース/ドレ
イン領域の拡散層13,14のジャンクションと同じ深
さになるようにする。
【0027】この後、図4に示すように、レジストパタ
ーン15を剥離した後、シリコン基板1にアニール処理
を行う。これにより、ソース/ドレイン領域の拡散層1
3,14のジャンクション部にのみシリコン酸化膜(S
iO膜)17が埋め込み形成される。
【0028】上記第1の実施の形態によれば、ソース/
ドレイン領域の拡散層13,14とシリコン基板1との
接合部にシリコン酸化膜17を形成しているため、ソー
ス/ドレイン領域のジャンクション容量を低減すること
ができる。従って、装置の高速化が可能となる。また、
ソース/ドレイン領域の拡散層の相互間下にはシリコン
酸化膜17を形成していないので、トランジスタのチャ
ネル部で発生した熱をシリコン基板1の側に放熱されや
すくなる。また、完全なSOI構造ではないので、基板
浮遊効果を抑制することができ、回路設計が容易とな
る。
【0029】尚、上記第1の実施の形態では、ポリシリ
コン膜6の上にシリコン酸化膜7を堆積し、シリコン酸
化膜7及びポリシリコン膜6をパターニングすることに
より、ゲート電極6a上にマスク用酸化膜7aを形成し
ているが、ゲート電極、低濃度拡散層及びソース/ドレ
イン領域の拡散層を形成した後に、ゲート電極を含む全
面上にシリコン酸化膜を堆積し、このシリコン酸化膜を
パターニングすることにより、ゲート電極上にマスク用
酸化膜を形成することも可能である。
【0030】図5は、本発明の第2の実施の形態による
半導体装置を示す断面図であり、図1乃至図4と同一部
分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明す
る。
【0031】レジストパターン、マスク用酸化膜7a及
びサイドウォール11をマスクとしてシリコン基板1に
酸素イオンをイオン注入する。次に、レジストパターン
を剥離した後、シリコン基板1にアニール処理を行う。
これにより、ソース拡散層13のジャンクション部及び
ドレイン拡散層14のジャンクション部の一部にシリコ
ン酸化膜17が埋め込み形成される。なお、ドレイン拡
散層下に形成されるシリコン酸化膜17は、ドレイン拡
散層とシリコン基板との接合部における面積が50%以
上の領域で形成されることが望ましい。
【0032】上記第2の実施の形態においても第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0033】さらに、本実施の形態では、ESDに強く
することができる。つまり、ドレイン拡散層14に接続
しているリードなどの外部端子において静電気が発生
し、それによって外部端子からドレイン領域の拡散層に
静電気によるチャージが発生しても、シリコン酸化膜1
7をドレイン拡散層下の一部にしか形成していないの
で、そのチャージをシリコン酸化膜が形成されていない
ドレイン拡散層下の部分から基板1に逃がすことができ
る。
【0034】図6は、本発明の第3の実施の形態による
半導体装置を示す断面図であり、図5と同一部分には同
一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0035】シリコン酸化膜17は、ソース拡散層13
下には形成されず、ドレイン拡散層14下の一部にのみ
形成される。このシリコン酸化膜17は、ドレイン拡散
層とシリコン基板との接合部における面積が50%以上
の領域で形成されることが望ましい。
【0036】上記第3の実施の形態においても第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0037】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ド
レイン拡散層の底部と半導体基板との接合部における面
積が少なくとも50%の領域に絶縁膜を形成している。
したがって、ドレイン領域のジャンクション容量を低減
できると共に、基板浮遊効果を抑制でき、チャネル部で
発生する熱を基板側に放熱しやすい半導体装置及びその
製造方法を提供することができる。また、本発明によれ
ば、静電気放電に強い半導体装置及びその製造方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示すものであり、図1の次の工程を示す断面
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示すものであり、図2の次の工程を示す断面
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
製造方法を示すものであり、図3の次の工程を示す断面
図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態による半導体装置を
示す断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態による半導体装置を
示す断面図である。
【図7】従来の半導体装置を示す断面図である。
【図8】他の従来の半導体装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1,101…シリコン基板 2…不純物拡散層 3,103…素子分離酸化膜 5,105…ゲート酸化膜 6…ポリシリコン膜 6a,106a…ゲート電極 7…シリコン酸化膜(SiO膜) 7a…マスク用酸化膜 8…レジストパターン 11,111…サイドウォール 12,112…低濃度の不純物拡散層 13,113…ソース領域の拡散層 14,114…ドレイン領域の拡散層 15…レジストパターン 16…酸素イオン 17…シリコン酸化膜(SiO膜) 121…SOI基板 122…支持基板 123…絶縁層(BOX層) 124…単結晶Si層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 626C 626B Fターム(参考) 5F040 DA12 DA26 DC01 EB04 EC07 EF02 EF14 EF18 EK05 EM01 EM03 EM04 FA05 FA16 FB02 FC10 FC15 5F110 AA02 AA15 AA22 AA23 CC02 DD05 DD13 DD22 EE09 EE32 EE45 FF02 FF23 GG02 GG12 GG60 HJ13 HM15 NN62 QQ11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成されたソース拡散層
    と、 半導体基板に形成されたドレイン拡散層と、 このドレイン拡散層の底部と半導体基板との接合部にお
    ける面積が少なくとも50%の領域に形成された絶縁膜
    と、 半導体基板上に形成されたゲート絶縁膜と、 このゲート絶縁膜上に形成され、ソース拡散層とドレイ
    ン拡散層の相互間上に位置するゲート電極と、 を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記ソース拡散層の底部と半導体基板と
    の接合部における少なくとも一部に形成された絶縁膜を
    さらに含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 上記半導体基板に形成された、基板電位
    をとるための不純物拡散層をさらに含むことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板にゲート絶縁膜を形成する第
    1工程と、 このゲート絶縁膜上に導電膜を堆積する第2工程と、 この導電膜上に絶縁膜を堆積する第3工程と、 この絶縁膜及び導電膜をパターニングすることにより、
    ゲート絶縁膜上に導電膜からなるゲート電極を形成する
    と共にゲート電極上に絶縁膜からなるマスク用絶縁膜を
    形成する第4工程と、 マスク用絶縁膜をマスクとして半導体基板に不純物イオ
    ンをイオン注入することにより、半導体基板にソース拡
    散層及びドレイン拡散層を形成する第5工程と、 マスク用絶縁膜をマスクとして半導体基板に酸素イオン
    をイオン注入し、半導体基板に熱処理を施すことによ
    り、ドレイン拡散層の底部と半導体基板との接合部にお
    ける面積が少なくとも50%の領域に酸化膜を形成する
    第6工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板にゲート絶縁膜を形成する第
    1工程と、 このゲート絶縁膜上に導電膜を堆積する第2工程と、 この導電膜をパターニングすることにより、ゲート絶縁
    膜上に導電膜からなるゲート電極を形成する第3工程
    と、 ゲート電極をマスクとして半導体基板に不純物イオンを
    イオン注入することにより、半導体基板にソース拡散層
    及びドレイン拡散層を形成する第4工程と、 ゲート電極上にマスク用絶縁膜を形成する第5工程と、 このマスク用絶縁膜をマスクとして半導体基板に酸素イ
    オンをイオン注入し、半導体基板に熱処理を施すことに
    より、ドレイン拡散層の底部と半導体基板との接合部に
    おける面積が少なくとも50%の領域に酸化膜を形成す
    る第6工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記第6工程は、ドレイン拡散層の底部
    と半導体基板との接合部における面積が少なくとも50
    %の領域に酸化膜を形成すると共に、ソース拡散層の底
    部と半導体基板との接合部における少なくとも一部に酸
    化膜を形成する工程であることを特徴とする請求項4又
    は5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記第1工程の前に、半導体基板に基板
    電位をとるための不純物拡散層を形成する工程をさらに
    含むことを特徴とする請求項4〜6のうちいずれか1項
    記載の半導体装置の製造方法。
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