JP2002208269A - ディスクドライブの動吸振装置 - Google Patents

ディスクドライブの動吸振装置

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JP2002208269A
JP2002208269A JP2001349322A JP2001349322A JP2002208269A JP 2002208269 A JP2002208269 A JP 2002208269A JP 2001349322 A JP2001349322 A JP 2001349322A JP 2001349322 A JP2001349322 A JP 2001349322A JP 2002208269 A JP2002208269 A JP 2002208269A
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disk
dynamic vibration
mass
vibration absorber
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JP2001349322A
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Jun-Min Park
俊民 朴
Young-Won Lee
泳源 李
Young-Sun Seo
泳▲ソン▼ 徐
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Samsung Electronics Co Ltd
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Samsung Electronics Co Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds

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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの回転時発生する振動を効率よく低
減させうるよう構造が改善されたディスクドライブの動
吸振装置を提供する。 【解決手段】 ディスクに情報を記録/再生するディス
クプレーヤの動吸振装置において、デッキベース10
と、該デッキベース上に動き自在に設けられ、ディスク
を回動させるためのスピンドルモータを保持するデッキ
プレート20と、該デッキプレートの周りに配される質
量体30と、デッキプレートと質量体を連結してデッキ
プレートと質量体との相互作用が可能なように弾性変形
自在な連結部材40とを備え、質量体30と連結部材4
0との相互作用によりディスクの回転時発生する振動を
低減させるようになった構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクドライブの
動吸振装置に係り、さらに詳しくは記録媒体の回転時発
生する振動を低減させうるディスクドライブの動吸振装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディスクプレーヤはコンパクト
ディスク(CD)、CD-ROM、デジタルビデオディス
ク(DVD)、DVD-ROM、CD-RW、COMBOな
どのようにディスクに情報を記録したり記録された情報
を再生する装置である。このような装置らは外部衝撃及
び内部振動からディスク及び光ピックアップを保護する
必要がある。
【0003】通常、ディスクプレーヤは、プレーヤのハ
ウジング内に設けられるデッキベースと、前記デッキベ
ースに動き自在に設けられるデッキプレートと、該デッ
キプレートに設けられディスクに回転力を提供するスピ
ンドルモータと、該スピンドルモータの回転軸に結合さ
れ、ディスクが置かれるターンテーブルと、該ターンテ
ーブルと向かい合うようハウジングの上部に設けられタ
ーンテーブル上のディスクをクランピングするクランパ
ー及び前記デッキプレートにディスクの半径方向に移送
自在に結合され記録/再生動作を行う光ピックアップな
どを備える。前述した構成において、外部衝撃からディ
スク及び光ピックアップを保護するため、デッキベース
とデッキプレートとの間には緩衝部材が設けられる。
【0004】ところが、前述した構成を有する従来のデ
ィスクプレーヤは、ディスクの製造工程上の誤差などに
よりディスクの中心と重心が不一致することにより内部
振動、すなわち触れ回り(whirling)が起きる、この内部
振動によりスピンドルモータの回転軸が公転を引き起こ
す現象を抑え難い。従って、最近は前述した点を勘案し
て偏中心の逆方向にボールの位置がセットアップされる
ことにより偏心質量をバランシングするオートボールバ
ランサーが開発され主として採用されている。このよう
なオートボールバランサーは、前記ターンテーブルやス
ピンドルモータのような回転体内に環状の収容部を形成
し、その収容部に所定質量を有するボールを収めること
により具現される。
【0005】ところが、前述したようなオートボールバ
ランサーの場合も、実質的に偏中心されたディスクへの
みバランシング効果がある。一方、偏向されたディスク
に前記オートボールバランサーが採用される場合、オー
トボールバランサーはかえって共振帯域における振動を
さらに増加させる問題点がある。
【0006】また、良くバランシング取れているデッキ
プレートであっても、形状及び材質による固有振動数を
有している。従って、固有振動数付近で振動が発生する
場合、共振現象により振動量が増幅される問題点があ
る。この場合、光ピックアップがディスクにデータを記
録/再生するのに困難さがあり、よってディスクの記録
密度を高めるのにも限界がある。また、振動により周辺
機器(コンピュータのHDD、FDDなど)に悪影響を与
える問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述したよう
な問題点を解決するために案出されたもので、その目的
はディスクの回転時発生する振動を効率よく低減させう
るように構造が改善されたディスクドライブの動吸振装
置を提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明に係るディスクドライブの動吸振装置は、
ディスクに情報を記録/再生するディスクプレーヤの動
吸振装置において、デッキベースと、該デッキベース上
に動き自在に設けられ、ディスクを回動させるためのス
ピンドルモータを保持するデッキプレートと、前記デッ
キプレートの周りに配置される質量体と、前記デッキプ
レートと前記質量体とを連結して前記デッキプレートと
前記質量体の相互作用が可能なように弾性変形自在な連
結部材とを備え、前記質量体と前記連結部材の相互作用
により前記ディスクの回転時発生する振動を低減させる
ようなったことを特徴とする。
【0009】所定図形を規定づける所定保持点において
前記デッキプレートを保持する保持部材をさらに備え、
前記質量体は前記保持点により定義される所定図形の幾
何学的中心から最外側地点に置かれる。
【0010】所定図形を規定づける所定保持点において
前記デッキプレートを保持する保持部材をさらに備え、
前記質量体は前記保持点により定義される所定図形の幾
何学的中心から振動変位が最大の保持点に置かれる。
【0011】前記連結部材は、外力により弾性変形され
ながら圧縮を可能にするための空間部を有する胴体部
と、該胴体部から延びて前記質量体を保持させる第1フ
ランジ部及び前記胴体部から延びて前記デッキプレート
に保持されることにより前記デッキプレートに挟み込ま
れる第2フランジ部と、を備える。
【0012】前記デッキプレートには前記第2フランジ
部が通過して保持される結合孔が形成される。前記質量
体は、前記第1フランジ部に保持されうるよう前記第1
フランジ部より小サイズの締結孔を有する金属リングを
備える。
【0013】前記質量体は、前記第1フランジ部と前記
胴体部との間に挟み込まれるよう一端から切開された締
結溝を有する金属板を備える。
【0014】前記質量体は、前記デッキプレートの上側
または下側に配置され、前記デッキプレートの上下方向
への振動を低減させるようになる。前記質量体は、前記
デッキプレートの上側または下側に配置され、前記デッ
キプレートの上下方向への振動を低減させるようにな
る。
【0015】前記質量体は、前記デッキプレートの上側
または下側に配置され、前記デッキプレートの上下方向
への振動を低減させるようになる。
【0016】前記質量体は、前記デッキプレートの側方
に設けられ前記デッキプレートの水平方向への振動を低
減させるようになる。前記質量体は、前記デッキプレー
トの側方に設けられ前記デッキプレートの水平方向への
振動を低減させるようになる。
【0017】前記質量体は、前記デッキプレートの側方
に設けられ前記デッキプレートの水平方向への振動を低
減させるようになる。前記デッキプレートに取付けられ
る複数の連結部材のそれぞれに対応する複数の質量体を
さらに備える。
【0018】前記デッキベースに対する前記デッキプレ
ートの保持点に設けられ、外部からの衝撃を低減させる
ための粘弾性部材をさらに備える。前記質量体と前記連
結部材は、射出成形により一体に形成される。
【0019】また、本発明のディスクプレーヤの動吸振
装置は、ディスクを回転させるためのスピンドルモータ
を保持し動き自在な可動プレートを有し、前記ディスク
から情報を記録/再生させるディスクプレートの動吸振
装置において、前記可動プレートに連結され弾性変形自
在な連結部材と、前記連結部材に連結される質量体と、
を備え、前記連結部材と質量体は前記ディスクが回転す
る際発生する振動を吸収するよう前記可動プレートに相
対的に動くようになることを特徴とする。
【0020】前記連結部材と前記質量体は、前記ディス
クの回転軸方向への振動を低減させるよう前記ディスク
の回転軸に並んでいない方向に動く。
【0021】前記連結部材と前記質量体は、前記ディス
クの回転軸方向について垂直方向に動く。
【0022】前記連結部材と前記質量体は、前記ディス
クの回転軸方向に追って発生する振動を低減させるよう
前記ディスクの回転軸方向について並んだ方向に動く。
前記動吸振装置は、前記可動プレートと略同一な共振周
波数を有する。
【0023】前記質量体は所定質量を有し、前記連結部
材は前記動吸振装置が概略前記可動部材の共振周波数と
同一な周波数を有するよう所定のバネ定数を有する。前
記連結部材は、胴体部と、前記可動プレートから前記質
量体を離隔保持するよう前記胴体部から外側に延びたフ
ランジ部と、を備える。
【0024】前記胴体部は、その胴体部と前記フランジ
部とを連結する複数のネック部を有し、前記質量体は前
記ネック部のうちいずれか一つから前記連結部材と連結
され、前記連結部材は前記ネック部のうちもう一つが前
記可動プレートに形成された孔に連結されるよう設けら
れる。
【0025】前記胴体部は、前記ネック部よりさらに広
く形成される。前記胴体部は、内部の空間部を有し、前
記フランジ部は前記空間部と前記動吸振装置の外部とを
連結する孔を有する。
【0026】そして、ディスクに情報を記録/再生させ
るための記録/再生装置において、ハウジングと、該ハ
ウジング内に動き自在に設けられ、所定周波数を有する
デッキプレートと、前記ディスクから情報を再生及びそ
のディスクに情報を記録するよう前記ハウジング内に動
き自在に設けられる光ヘッドと、前記ディスクを回転さ
せ、前記デッキプレートに保持されるスピンドルモータ
と、前記ディスクの回転時発生する振動を低減させるよ
う前記デッキプレートと概略同一な振動数を有する動吸
振器と、を備える。
【0027】前記デッキプレートの所定周波数は、該デ
ッキプレートの共振周波数を備える。前記動吸振器は、
前記デッキプレートに連結され弾性変形自在な連結部材
と、該連結部材に連結される質量体を備え、前記連結部
材と前記質量体は前記ディスクの回転時発生する振動を
低減させるよう前記デッキプレートに相対的に動く。
【0028】前記質量体と前記連結部材は、前記動吸振
器が概略前記デッキプレートの共振周波数と同一な周波
数を有するよう所定のバネ定数を有する。前記連結部材
は、胴体部と、前記デッキプレートから前記質量体を所
定間隔離隔されるよう保持させるよう前記胴体部から外
側に延びるフランジ部を有する。
【0029】前記動吸振器は、最高振動幅が発生される
デッキプレートの所定地点で前記デッキプレートに設け
られる。
【0030】前記ハウジング内で前記デッキプレートを
動き自在に保持する保持部材をさらに備え、前記動吸振
装置は前記保持部材が前記デッキプレートに保持される
保持点により定義される所定図形の幾何学的中心から最
大の振動が発生するデッキプレートの一地点に設けられ
る。
【0031】前記ハウジング内で前記デッキプレートを
動き自在に保持する保持部材をさらに備え、前記動吸振
器は、前記保持部材が前記デッキプレートに保持される
保持点により定義される所定図形の幾何学的中心から最
も遠い地点で前記デッキプレートに設けられることを特
徴とする。
【0032】前記動吸振器は、連結位置に対応するよう
前記デッキプレートに連結され、弾性変形自在な複数の
連結部材と、該連結部材のそれぞれに連結される複数の
質量体とを備え、前記連結部材と前記質量体は前記ディ
スクの回転時発生する振動を低減させるよう前記デッキ
プレートに相対的に動くことを特徴とする。前記デッキ
プレートの共振周波数帯の振動の殆どを減衰させる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい実施形態を詳述する。図1を参照すれば、
ディスクプレーヤは、ハウジング1内に設けられるデッ
キベース10と、該デッキベース10に設けられるデッ
キプレート20と、該デッキプレート20を有する動吸
振装置を備える。
【0034】前記ハウジング1内には回路基板3とコネ
クタ5を含む色々の電子部品が設けられる。前記デッキ
ベース10は、ハウジング1内に固定されるシャーシ構
造物、すなわち金属プレートである。このようなデッキ
ベース10は、前記デッキプレート20を動き自在に収
めて保持するための収容部11を有する。該収容部11
は、デッキベース20の一部を切開して設けられる所定
の空間部である。
【0035】図2に示した通り、前記動吸振装置は前記
デッキプレート20と、該デッキプレート20の周りに
配置される質量体30と、デッキプレート20と質量体
30とを連結する連結部材40を備える。前記デッキプ
レート20は、デッキベース10の収容部11に動き自
在に設けられる。このため、前記デッキベース10には
前記デッキプレート20を保持するための所定の保持点
P1、P2、P3に対応する位置に設けられる保持部1
2、13、14を有する。このような保持点P1、P
2、P3には外部の衝撃がデッキベース10を通してデ
ッキプレート20に伝達されることを抑えるためのダン
ピング部材15が設けられる。このダンピング部材15
は、通常粘弾性ゴム材質やバネであって、デッキベース
10とデッキプレート20との間に介在されるよう設け
られる。そして、デッキプレート20は、前記ダンピン
グ部材15の弾性変形によりデッキベース10について
遊動的である。
【0036】また、前記デッキプレート20にはスピン
ドルモータ53と光ピックアップ55が設けられる。前
記スピンドルモータ53の回転軸にはディスクDが安着
されるターンテーブル51が共に回転されうるよう設け
られる。前記光ピックアップ55は所定の移送手段によ
りターンテーブル51に安着されたディスクDの半径方
向に移動自在であり、ディスクDに光を照射してそのデ
ィスクDで情報を記録し、そのディスクDから反射され
る光を受光して情報を再生する。
【0037】前記ディスクDは、ディスクトレイ(図示
せず)に収まったままハウジング1内に挿入された後、
ハウジング1の内部の上部に設けられるクランパー57
によりクランピングされた状態にターンテーブル51に
安着される。一方、前記ターンテーブル51にディスク
Dを安着させる方式としては色々ある。例えば、ターン
テーブル51とスピンドルモータ53が昇降しつつディ
スクDを安着させる方式であるが、ディスクDを納める
ディスクトレイが昇降しつつディスクDを安着させるな
どの方式が可能である。
【0038】前記デッキプレート20はプレート形状を
有する構造物であって、金属材またはプラスチック材質
に設けられる。このようなデッキプレート20は固有の
共振周波数を有する。
【0039】前記質量体30は、ディスクDの回転時デ
ッキプレート20の共振周波数により発生される共振を
前記連結部材40との相互作用により低減させるための
ものである。このような質量体30は、特にデッキプレ
ート20の上下方向、すなわちフォーカシング方向への
振動を効率よく低減させうるようデッキプレート20の
上部または下部に配置されることが望ましい。
【0040】この質量体30は、図3に示した通り、所
定厚さ及び質量を有するよう金属材で設けられた円板形
のプレートであることが望ましい。また、質量体30は
前記連結部材40との結合を容易にできるよう一側か
ら、例えば“U”字形に切開された締結溝31を有する
ものが良い。従って、前記締結溝41を連結部材40に
相対的に挟み込む方式で結合しやすくすることができ
る。
【0041】または、前記質量体30の代りに、図4に
示した通り、中心部に締結孔31’を有するリング状の
質量体30’を採用することもできる。この場合、前記
締結孔31’に連結部材40が嵌着されるため、お互い
分離しやすくなることを防止することができる。以上述
べた質量体30、30’の重さと厚さなどの寸法は後述
するが、ドライブで問題となる振動周波数と連結部材4
0のバネ定数k及びデッキプレート20の質量mなどを
考慮して適切な値に設計される。
【0042】一方、前記連結部材40は、デッキプレー
ト20の周りに配置される質量体30をデッキプレート
20に連結させるためのものである。この連結部材40
は、図5に示した通り、例えば鼓形状を有し、内部に圧
縮及び圧縮による弛緩が可能な所定の空間部41aを有
する胴体部41と、該胴体部41の両側にそれぞれ対称
に延びた第1及び第2ネック部42、43から拡張され
た第1及び第2フランジ部45、46を有する。前記胴
体部41の空間部41aはそれぞれのフランジ部45、
46に延びた孔40aを介して外部と連通される。
【0043】前述した構成において、胴体部41は、円
筒形に外力により弾性変形されながら圧縮及び弛緩動作
が繰り返して行える。この際、空間部41aの空気が孔
40aを介して外部に排出及び吸い込みされながら外部
の衝撃及び振動を吸振するよう働く。また、この胴体部
41から延びた第1ネック部42には質量体30が嵌着
される。そして、結合された質量体30は、第1フラン
ジ部45により保持されることにより、上下方向への振
動発生時その第1ネック部42における離脱が防止され
る。従って、前記第1ネック部42の長さ及び直径は、
質量体30の厚さ及び質量体30の締結溝31に対応す
る寸法を有することが望ましい。
【0044】また、前記第1ネック部42に対称方向に
延びた第2ネック部43には前記デッキプレート20が
介在されることにより、連結部材40がデッキプレート
20に連結される。このため、デッキプレート20には
連結部材40、すなわち第2ネック部43が挟み込まれ
る結合孔20aが形成される。前記第2ネック部43か
ら延びた第2フランジ部46は連結部材40が結合孔2
0aから抜け出ることを防止するための係止爪として働
く。このように、質量体30をデッキプレート20に連
結する連結部材40は、デッキプレート20の固有振動
数に応ずる所定のバネ定数kを有する粘弾性のシリコン
材質で形成されたり、バネよりなることが望ましい。ま
た、連結部材40は弾性変形の程度及び耐久性などを勘
案して約30度の傾度を有するのが望ましい。
【0045】また、前記質量体30及び連結部材40
は、図6Aに示した通り、各保持点P1、P2、P3を
基準にして、デッキプレート20の振動幅が大きな位置
に設けることが望ましい。すなわち、各保持点P1、P
2、P3を連結する所定図形Sの幾何学的中心Cから最
遠のデッキプレート20の最外側地点Eに設けられるこ
とが望ましい。前記所定図形(S)は三角形である。この
ように、質量体30及び連結部材40を前記地点Eに配
置することにより、中心Cから一番遠いので、振動及び
衝撃などの影響が大きな地点Eにおいてその振動及び衝
撃をさらに効率よく低減させうる。
【0046】図6Bに示した通り、本発明の他の実施の
形態によれば、複数個の質量体30が連結部材40によ
りデッキプレート20に連結され、そのデッキプレート
20の周りに配置される場合もある。この場合、複数の
質量体30に応ずる数に連結部材40が設けられること
は当然である。そして、質量体30及び連結部材40を
複数個設ける場合、前記地点E以外に他の地点、例えば
前記中心Cを中心に地点Eに対称の部分や、中心Cから
順に遠い外側地点に設けることもできる。
【0047】また、本実施形態において質量体30は、
デッキプレート20の下部に設けられたことを例として
説明したが、これは例示的なことに過ぎず、デッキプレ
ート20の上部や側部に配置されうることは当然であ
る。
【0048】また、前記質量体30は、前記幾何学的中
心Cから振動変位が最大の部位に設けられる。この場
合、デッキプレート20の振動変位が最大の部位は前記
中心Cで一番遠いところでない場合もあるため、デッキ
プレート20の振動変位を別に測定して質量体30の設
置位置を探すことができる。
【0049】また、前記質量体30と連結部材40はモ
ルディング型射出成形により一体形に形成されうる。以
下、前述したような構成を有する本発明の実施の形態に
よるディスクプレーヤの動吸振装置の作用効果を詳しく
説明する。
【0050】まず、本発明の実施の形態に係る動吸振装
置を採用する前後の振動特性を実験を通して示した図7
及び図8を説明する。図7はデッキプレート20を排除
させた状態にスピンドルモータ53のRPMを0から1
0000RPMまで増加させながら歪んだウォブルディ
スク(wobble disc)の周波数特性を測定したグラフであ
る。図面から分かる通り、デッキプレート20及び光ピ
ックアップ55などのような構造物の影響を受けない間
動吸振装置が採用されない比較例(A1)の場合、約60
Hz付近で共振が発生することが分かる。一方、動吸振
装置を採用した実験例(A2)の場合は約60Hzの共振
周波数帯域でディスクDの振動量が大幅に減ることが分
かる。すなわち、連結部材40と質量体30の相互反復
作用によりディスクDの共振周波数に対する振動を効率
よく低減させたことが分かる。
【0051】また、図8は前記図7の実験と同一な条件
下でデッキプレート20における振動量を測定したグラ
フである。図面から分かるように、動吸振装置が採用さ
れない比較例(B1)の場合、約60Hzの共振周波数帯
域で振動量が極めて増えることが分かる。このようなデ
ッキプレート20の振動量は前記ディスクDの振動によ
り増幅され光ピックアップ55などの作動に大きな影響
を与える。一方、本発明の実施の形態による動吸振装置
を採用した実験例(B2)を説明すれば、デッキプレート
20の共振周波数帯域に対する振動量が効果的に減少さ
れることが分かる。そのような振動エネルギーの減少
量、すなわち連結部材40及び質量体30の相互作用に
よる振動エネルギーの吸収量は図面において斜線引いた
部分に該当する量であって、デッキプレート20の共振
による激しい振動のみならず、その振動による構造騒音
(structural bone noise)までも消去させる。
【0052】また、前述したような実験を通して、ディ
スクの倍速が増加しても、ドライブの問題の振動周波数
に対応する共振周波数を有する動吸振装置を採用すれ
ば、ディスクDの回転によるデッキプレート20の振動
発生ないし増幅されることを効率よく抑えられたことが
推測される。
【0053】一方、前記デッキプレート20に対応する
動吸振装置、すなわち連結部材40と質量体30の相互
作用による共振周波数を、例えば約60Hzに決めるこ
とは、一般に公知の有限要素法(FEM;Finite Element
Method)を通したコンピュータシミュレーションにより
連結部材30のバネ定数kと質量体30の質量などを適
切に計算することにより可能である。例えば、動吸振装
置が約60Hzの固有振動数を持つため前記有限要素法
によれば、連結部材40のバネ定数kは約466(kg/
sec^2)であり、質量体30の質量は約3.28gに
なりうる。この場合、質量体30は例えば約2mmの厚
さと18mmの直径を有する円板の形状に作製されう
る。そして、このような結果値を用いて得られる理論的
な動吸振装置を利用した振動低減効果は、図9に示した
通り、仮想のシミュレーションを通した実験値を通して
も容易く確認できる。すなわち、グラフから分かるよう
に、理論的な動吸振装置によっても約60Hz付近で動
吸振装置(DVA)によりデッキプレートの振動を効率よ
く吸収することができる。また、次の表1と図10から
分かるように、動吸振装置が採用されない比較例(C1)
の場合、共振による振動のため、16倍速(62Hz、
約3600RPM)において構造騒音が発生してグラフ
のような騒音成分が多量発生したことが分かる。これ
は、ウォブルディスクの固有振動数と3倍速以上のハー
モニック(harmonic)固有振動数が一致して構造騒音を発
生させたことと推定できる。この場合、約41〜42d
BAの騒音が測定された。
【0054】
【表1】
【0055】一方、動吸振装置を採用した実験例(C2)
の場合を説明すれば、共振による振動を動吸振装置が殆
んど吸収されるので、デッキプレート20とディスクD
の振幅は相当に減少されるので、構造騒音が消去される
ことが分かる。この場合は比較例より少ない約35〜3
6dBAの騒音が測定されたし、このような測定値は比
較例(C1)に比べて約5.5dBAさらに減少された
値であって、動吸振装置は騒音を減らすのに極めて大き
な減少効果を得られることが分かる。
【0056】従って、前記デッキプレート20のモデル
変更により共振周波数が相違になる場合、その相違にな
った共振周波数に対応するよう連結部材40及び質量体
30の作用による共振周波数を前記有限要素法で容易く
設計して動吸振装置を作製して採用することができる。
【0057】一方、図11を参照すれば、本発明の他の
実施の形態に係るディスクプレーヤの動吸振装置の特徴
は、ディスクDが所定保持面Gについて縦に立てた状態
に装着される、言わばバーチカルタイプのディスクプレ
ーヤに採用されるという点である。すなわち、採用され
る動吸振装置は、縦に固着されるデッキプレート200
と、質量体210及び連結部材230と、を備える。こ
こで、前記質量体230の配置位置はデッキプレート2
00の上部または下部、すなわちデッキプレート200
が正常な姿勢である横に置かれている場合、側壁201
に該当する部位に対応配置され、その側壁201に連結
部材230によって連結される。ここで、前記質量体2
10と連結部材230は、前述した図1及び図2を通し
て詳しく説明したので、その説明は省く。
【0058】一方、前述したような構成を有する動吸振
装置の場合、デッキプレート200に設けたスピンドル
モータ250の回転時、ディスクDの固有周波数とデッ
キプレート200の固有周波数の増幅により振動が増幅
されることを前述したことと同じ方法で効率よく低減さ
せうる。
【0059】また、前述した構成において、図11の仮
想線で示した通り、デッキプレート200に左右方向に
動き自在な質量体310と連結部材330をさらに設け
ることもできる。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るディス
クプレーヤの動吸振装置によれば、簡単な構造で設計さ
れ採用されることにより、ディスクの回転時デッキプレ
ートの共振周波数による振動を効率よく低減させうる。
【0061】特に、デッキプレートの振幅が一番大きく
現れる所定地点に質量体を配置することにより動吸振装
置の振動低減効果を極大化することができる。
【0062】従って、ディスク及びデッキプレートの動
的特性を安定化して光ピックアップの動作を円滑にし、
サーボコントロール(servo control)を容易にすること
ができる。
【0063】また、スピンドルモータの負荷を減少させ
電流消耗量が少なくなり、機械の寿命を延すことができ
る。そして、消費者が製品を使用する際低騒音、低振動
の快適な状態で使用できるので製品の品格を高められ
る。
【0064】一方、本発明に係る動吸振装置は説明され
ていない多様な形態及び設置構図を有する多様な実施の
形態で実施可能なことは当然である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態によるディスクプレーヤ
の動吸振装置を示した概略的な斜視図である。
【図2】 図1に示したディスクプレーヤのI-I線断面
図である。
【図3】 図2に示した質量体の抜粋斜視図である。
【図4】 図3に示した質量体の他の実施の形態による
斜視図である。
【図5】 図2に示した連結部材を抜粋して示した部分
断面斜視図である。
【図6A】 図2に示した動吸振装置の概略的な平面図
である。
【図6B】 本発明の実施の形態による動吸振装置が複
数個設けられることを示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態による動吸振装置が採用さ
れたディスクプレーヤと従来の技術によるディスクプレ
ーヤのそれぞれから現れる振動量特性を実験を通して比
較して示したグラフである。
【図8】 本発明の実施の形態による動吸振装置が採用
されたディスクプレーヤと従来の技術によるディスクプ
レーヤのそれぞれから現れる振動量特性を実験を通して
比較して示したグラフである。
【図9】 本発明の実施の形態による動吸振装置の振動
吸収効果を理論的に示したグラフである。
【図10】 本発明の実施の形態による実験例と従来の
比較例の騒音特性を比較して示したグラフである。
【図11】 本発明の他の実施の形態によるディスクプ
レーヤの動吸振装置を示した断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 回路基板 5 コネクタ 10 デッキベース 11 収容部 12、13、14 保持部 15 ダンピング部材 20 デッキプレート 30 質量体 40 連結部材 51 ターンテーブル 53 スピンドルモータ 55 光ピックアップ 57 クランパー D ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徐 泳▲ソン▼ 大韓民国京畿道城南市盆唐區九美洞(番地 なし)ムジゲマウルエルジーエーピーティ 208−806 Fターム(参考) 4E360 ED03 ED17 ED23 ED28 GA28 GB05 GB45 GB46

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに情報を記録/再生するディス
    クプレーヤの駆動吸振装置において、 デッキベースと、 該デッキベース上に動き自在に設けられ、ディスクを回
    動させるためのスピンドルモータを保持するデッキプレ
    ートと、 該デッキプレートの周りに配置される質量体と、 前記デッキプレートと前記質量体を連結して前記デッキ
    プレートと前記質量体の相互作用が可能なように弾性変
    形自在な連結部材とを備え、前記質量体と前記連結部材
    との相互作用により前記ディスクの回転時発生する振動
    を低減させるようになったことを特徴とするディスクプ
    レーヤの動吸振装置。
  2. 【請求項2】 所定図形を規定づける所定保持点におい
    て前記デッキプレートを保持する保持部材をさらに備
    え、前記質量体は前記保持点により定義される所定図形
    の幾何学的中心から最外側地点に置かれることを特徴と
    する請求項1に記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  3. 【請求項3】 所定図形を規定づける所定保持点におい
    て前記デッキプレートを保持する保持部材をさらに備
    え、前記質量体は前記保持点により定義される所定図形
    の幾何学的中心から振動変位が最大の保持点に置かれる
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスクプレーヤの
    動吸振装置。
  4. 【請求項4】 前記連結部材は、外力により弾性変形さ
    れながら圧縮を可能にするための空間部を有する胴体部
    と、該胴体部から延びて前記質量体を保持させる第1フ
    ランジ部及び前記胴体部から延びて前記デッキプレート
    に保持されることにより前記デッキプレートに挟み込ま
    れる第2フランジ部と、を備えることを特徴とする請求
    項1に記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  5. 【請求項5】 前記デッキプレートには前記第2フラン
    ジ部が通過して保持される結合孔が形成されることを特
    徴とする請求項4に記載のディスクプレーヤの動吸振装
    置。
  6. 【請求項6】 前記質量体は、前記第1フランジ部に保
    持されうるよう前記第1フランジ部より小サイズの締結
    孔を有する金属リングを備えることを特徴とする請求項
    4に記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  7. 【請求項7】 前記質量体は、前記第1フランジ部と前
    記胴体部との間に挟み込まれるよう一端から切開された
    締結溝を有する金属板を備えることを特徴とする請求項
    4に記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  8. 【請求項8】 前記質量体は、前記デッキプレートの上
    側または下側に配置され、前記デッキプレートの上下方
    向への振動を低減させるようになることを特徴とする請
    求項1に記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  9. 【請求項9】 前記質量体は、前記デッキプレートの上
    側または下側に配置され、前記デッキプレートの上下方
    向への振動を低減させるようになることを特徴とする請
    求項2に記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  10. 【請求項10】 前記質量体は、前記デッキプレートの
    上側または下側に配置され、前記デッキプレートの上下
    方向への振動を低減させるようになることを特徴とする
    請求項3に記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  11. 【請求項11】 前記質量体は、前記デッキプレートの
    側方に設けられ、前記デッキプレートの水平方向への振
    動を低減させるようになることを特徴とする請求項1に
    記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  12. 【請求項12】 前記質量体は、前記デッキプレートの
    側方に設けられ、前記デッキプレートの水平方向への振
    動を低減させるようになることを特徴とする請求項2に
    記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  13. 【請求項13】 前記質量体は、前記デッキプレートの
    側方に設けられ、前記デッキプレートの水平方向への振
    動を低減させるようになることを特徴とする請求項3に
    記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  14. 【請求項14】 前記デッキプレートに取付けられる複
    数の連結部材のそれぞれに対応する複数の質量体をさら
    に備えることを特徴とする請求項1に記載のディスクプ
    レーヤの動吸振装置。
  15. 【請求項15】 前記デッキベースに対する前記デッキ
    プレートの保持点に設けられ、外部からの衝撃を低減さ
    せるための粘弾性部材をさらに備えることを特徴とする
    請求項1に記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  16. 【請求項16】 前記質量体と前記連結部材は、射出成
    形により一体に形成されることを特徴とする請求項1に
    記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  17. 【請求項17】 ディスクを回転させるためのスピンド
    ルモータを保持し動き自在な可動プレートを有し、前記
    ディスクから情報を記録/再生させるディスクプレート
    の動吸振装置において、 前記可動プレートに連結され弾性変形自在な連結部材
    と、前記連結部材に連結される質量体と、を備え、前記
    連結部材と質量体は前記ディスクが回転する際発生する
    振動を吸収するよう前記可動プレートに相対的に動くよ
    うになることを特徴とするディスクプレーヤの動吸振装
    置。
  18. 【請求項18】 前記連結部材と前記質量体は、前記デ
    ィスクの回転軸方向への振動を低減させるよう前記ディ
    スクの回転軸に並んでいない方向に動くことを特徴とす
    る請求項17に記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  19. 【請求項19】 前記連結部材と前記質量体は、前記デ
    ィスクの回転軸方向について垂直方向に動くことを特徴
    とする請求項18に記載のディスクプレーヤの動吸振装
    置。
  20. 【請求項20】 前記連結部材と前記質量体は、前記デ
    ィスクの回転軸方向に追って発生する振動を低減させる
    よう前記ディスクの回転軸方向について並んだ方向に動
    くことを特徴とする請求項17に記載のディスクプレー
    ヤの動吸振装置。
  21. 【請求項21】 前記動吸振装置は、前記可動プレート
    と略同一な共振周波数を有することを特徴とする請求項
    17に記載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  22. 【請求項22】 前記質量体は所定質量を有し、前記連
    結部材は前記動吸振装置が概略前記可動部材の共振周波
    数と同一な周波数を有するよう所定のバネ定数を有する
    ことを特徴とする請求項21に記載のディスクプレーヤ
    の動吸振装置。
  23. 【請求項23】 前記連結部材は、胴体部と、前記可動
    プレートから前記質量体を離隔保持するよう前記胴体部
    から外側に延びたフランジ部と、を備えることを特徴と
    する請求項17に記載のディスクプレーヤの動吸振装
    置。
  24. 【請求項24】 前記胴体部は、その胴体部と前記フラ
    ンジ部とを連結する複数のネック部を有し、前記質量体
    は前記ネック部のうちいずれか一つから前記連結部材と
    連結され、前記連結部材は前記ネック部のうちもう一つ
    が前記可動プレートに形成された孔に連結されるよう設
    けられることを特徴とする請求項23に記載のディスク
    プレーヤの動吸振装置。
  25. 【請求項25】 前記胴体部は、前記ネック部よりさら
    に広く形成されることを特徴とする請求項24に記載の
    ディスクプレーヤの動吸振装置。
  26. 【請求項26】 前記胴体部は、内部の空間部を有し、
    前記フランジ部は前記空間部と前記動吸振装置の外部と
    を連結する孔を有することを特徴とする請求項23に記
    載のディスクプレーヤの動吸振装置。
  27. 【請求項27】 ディスクに情報を記録/再生させるた
    めの記録/再生装置において、 ハウジングと、 該ハウジング内に動き自在に設けられ、所定周波数を有
    するデッキプレートと、 前記ディスクから情報を再生及びそのディスクに情報を
    記録するよう前記ハウジング内に動き自在に設けられる
    光ヘッドと、 前記ディスクを回転させ、前記デッキプレートに保持さ
    れるスピンドルモータと、 前記ディスクの回転時発生する振動を低減させるよう前
    記デッキプレートと概略同一な振動数を有する動吸振器
    と、を備えることを特徴とする記録/再生装置。
  28. 【請求項28】 前記デッキプレートの所定周波数は、
    該デッキプレートの共振周波数を備えることを特徴とす
    る請求項27に記載の記録/再生装置。
  29. 【請求項29】 前記動吸振器は、前記デッキプレート
    に連結され弾性変形自在な連結部材と、該連結部材に連
    結される質量体を備え、前記連結部材と前記質量体は前
    記ディスクの回転時発生する振動を低減させるよう前記
    デッキプレートに相対的に動くことを特徴とする請求項
    27に記載の記録/再生装置。
  30. 【請求項30】 前記質量体と前記連結部材は、前記動
    吸振器が概略前記デッキプレートの共振周波数と同一な
    周波数を有するよう所定のバネ定数を有することを特徴
    とする請求項29に記載の記録/再生装置。
  31. 【請求項31】 前記連結部材は、胴体部と、前記デッ
    キプレートから前記質量体を所定間隔離隔されるよう保
    持させるよう前記胴体部から外側に延びるフランジ部を
    有することを特徴とする請求項29に記載の記録/再生
    装置。
  32. 【請求項32】 前記動吸振器は、最高振動幅が発生さ
    れるデッキプレートの所定地点で前記デッキプレートに
    設けられることを特徴とする請求項28に記載の記録/
    再生装置。
  33. 【請求項33】 前記ハウジング内で前記デッキプレー
    トを動き自在に保持する保持部材をさらに備え、前記動
    吸振装置は前記保持部材が前記デッキプレートに保持さ
    れる保持点により定義される所定図形の幾何学的中心か
    ら最大の振動が発生するデッキプレートの一地点に設け
    られることを特徴とする請求項28に記載の記録/再生
    装置。
  34. 【請求項34】 前記ハウジング内で前記デッキプレー
    トを動き自在に保持する保持部材をさらに備え、前記動
    吸振器は、前記保持部材が前記デッキプレートに保持さ
    れる保持点により定義される所定図形の幾何学的中心か
    ら最も遠い地点で前記デッキプレートに設けられること
    を特徴とする請求項28に記載の記録/再生装置。
  35. 【請求項35】 前記動吸振器は、連結位置に対応する
    よう前記デッキプレートに連結され、弾性変形自在な複
    数の連結部材と、該連結部材のそれぞれに連結される複
    数の質量体とを備え、前記連結部材と前記質量体は前記
    ディスクの回転時発生する振動を低減させるよう前記デ
    ッキプレートに相対的に動くことを特徴とする請求項2
    7に記載の記録/再生装置。
  36. 【請求項36】 前記デッキプレートの共振周波数帯の
    振動の殆どを減衰させることを特徴とする請求項27に
    記載の記録/再生装置。
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