JP2004342238A - ディスク装置 - Google Patents

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Naohide Ota
直秀 太田
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Abstract

【課題】ディスクの回転に伴う振動を効率的に抑制できるディスク装置を提供する。
【解決手段】ディスク1を回転する回転駆動機構11と、ディスク1から情報を再生及び/又は前記ディスクに情報を記録するために用いる光学装置12と、光学装置12を移動させる移動機構13とを少なくとも含み、これらをシャーシ20で支持しかつシャーシ20を筐体16に固定しているディスク装置20であって、ディスク1は、水平面X1に対して傾斜してクランプされている。また、固定部26−1〜26−4のうちの一方の固定部26−1、26−4は、ディスク面を含む平面が形成する第1の領域S1に位置するように配置され、他方の固定部26−2、26−3は、第1の領域S1に対してディスク面を含む平面Y1を挟んだ第2の領域S2に位置するように配置されている。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は円板状の記録媒体(以下、単にディスクと称する)を回転させながらここに書き込まれている情報を再生し、或いは任意の情報を書き込んで記録する為のディスク装置に関する。特に、ディスクが回転した時の振動を効率的に抑制できるディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスクから情報を再生し、ディスクに対して記録を行うディスク装置としては、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD等の装置がよく知られている。これらディスク装置は、例えば筐体(アンダーケースとも称される)、この筐体内でターンテーブルを含む回転駆動機構や光ピックアップ装置等を支持するシャーシ、このシャーシ上部を覆うトレイ及びトップケース等を備えている。
【0003】
図1は、このような従来のディスク装置について示した図である。(A)はトップケース及びトレイを除いてディスク装置の筐体内を示した図である。また、(B)は同装置の側部構成を示した図である。なお、(B)ではシャーシ上部を覆うトレイも示している。
【0004】
図1(A)で、ディスク装置100は、ディスクを保持しながら所定方向に回転させるターンテーブル111を含んだ回転駆動機構110を備えている。また、ディスク装置100は、ディスク1から情報を再生し、或いは、情報を記録する為の光学装置として、レンズ121を含んだ光ピックアップ装置120を備えている。
【0005】
この光ピックアップ装置120はモータ131を駆動源とする移動機構130によりディスク1の所定位置に移動される。図1(A)では、移動機構130により移動された状態の光ピックアップ装置120を両端位置で例示している。すなわち、この光ピックアップ装置120は範囲Wの間を移動し、ディスク1から情報を再生し、又は情報を記録するようになっている。
【0006】
そして、上記のディスク1を回転させる回転駆動機構110、光ピックアップ装置120及びこれを移動する移動機構130は所定の剛性を備えたシャーシ105により支持されている。このシャーシ105には筐体116に固定するための固定部106−1〜106−4が形成されている。この固定部106−1〜106−4は、防振用のダンパ115−1〜115−4を介して筐体116に固定されている。
【0007】
また、図1(B)で示すようにシャーシ105上にはトレイ117が載置される。このトレイ117は光ピックアップ装置120が移動する領域を除いて、上面をカバーするように配置される。よって、上記固定部106−1〜106−4はトレイ117の下部に隠れた状態となる。
【0008】
上記従来のディスク装置100において、ディスク1に偏重心や歪が有ると、回転の不釣合いからシャーシ105を励振してしまう。特にディスク面に対して垂直な方向でのシャーシ振動、すなわち上下動、及び光ピックアップの移動方向でのシャーシの振動、すなわち前後動が大きくなると、再生、記録のエラーが発生し易くなってしまう。
【0009】
従来、上記シャーシ105上に錘を載置して、その重量を増加させることでシャーシ105の振動を抑制するようにしている。図2(A)は、従来においてシャーシ105に載置されていた錘を例示した全体斜視図である。図2(A)に示すように、錘140は大略、環状でありシャーシ105の外周部分に乗る大きさに形成されている。
【0010】
錘140の材質はシャーシ105と同様の部材でよく、例えば鋼材である。錘140はシャーシ105の形状に沿う様に折り曲げ加工され、またシャーシ105はネジ止めできるようにネジ穴141−1〜141−4を備えている。
【0011】
図2(B)は、ディスク装置100に錘140をセットする様子を側面から示した図である。錘140は、回転駆動機構110等を支持しているシャーシ105の全外周に乗るような大きさに形成されており、シャーシ105にネジ止め固定される。このようにシャーシ105の全外周に錘140を配設するようにしているのは、シャーシ105の重量を増すことで防振効果を得ようとする為である。
【0012】
また、特許文献1にはシャーシの防振手段により支持される支持点(図1における固定部106)をディスクの回転水平面内に位置させることが開示されている。
【0013】
【特許文献1】
特開平10−199226号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年の装置コンパクト化への要請は厳しく、より小型化できるように各部配置を決定する必要がある。そのために、図1にも示されるようにディスク1を回転させる回転駆動機構110は、一般にシャーシ105の端部側に設定される場合が多い。
【0014】
上記のようにシャーシ105の重量を増加させることにより、一定の防振効果を期待できる。しかし、ディスク1の回転により、ひとたび振動が生じてしまうと、シャーシ105の重量を増していることが逆効果として作用する。すなわち、振動を開始したときのエネルギーは錘140が無い場合よりも大きいため、ディスク装置から外部へ伝わるような振動、騒音となってしまう。
【0015】
特に、回転駆動機構110、光ピックアップ装置120等を支持した状態でのディスク1の重心位置と、ディスク1を回転させるターンテーブル111の回転中心位置とが、ずれることを許容せざるを得ない設計となっている。また、最近のディスク装置はディスク1をより高速で回転させて、情報の再生、記録を迅速に行うようにしている。
【0016】
このような状況で、シャーシ全体の重量が増す様に錘を乗せるといった単純な工夫では、ディスク1の回転による振動を確実に防止することが困難となるという問題がある。
【0017】
また、上記のように、シャーシ105により重い錘を乗せて重量を増加させることも考えられるが、このようにすると輸送時に発生するような落下振動に対して脆弱になってしまうので、好ましくない。また、輸送コスト、環境負荷も増加してしまう。
【0018】
また、特許文献1で開示する技術では、ディスク装置をコンパクト化する点に配慮していない。
【0019】
そこで、本発明は上記従来技術の問題点を解決し、小型化の要請にも対応しつつ、ディスクの回転に伴う振動を効率的に抑制できるディスク装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載のディスク装置は、ディスクを回転する回転駆動機構と、前記ディスクから情報を再生及び/又は前記ディスクに情報を記録するために用いる光学装置と、前記光学装置を移動させる移動機構とを少なくとも含み、これらをシャーシで支持しかつ該シャーシを少なくとも二つの固定部を介して筐体に固定されているディスク装置であって、前記ディスクは、水平面に対して所定の角度傾斜してクランプされ、前記二つの固定部のうちの一方の固定部は、ディスク面を含む平面が形成する第1の領域に位置するように配置され、前記他方の固定部は、前記第1の領域に対して前記ディスク面を含む平面を挟んで形成される第2の領域に位置するように配置されていることを特徴とする。
【0021】
請求項1記載の発明によれば、回転するディスクに発生する回転モーメントを打ち消すことができる。これにより、小型化の要請にも対応しつつ、ディスクの回転に伴う振動を効果的に抑制することができる。
【0022】
また、請求項2記載のディスク装置は、請求項1記載のディスク装置において、更に、前記ディスクを載置するトレイを有し、前記トレイは、クランプ時、水平面に対して所定の角度傾斜してクランプされ、前記二つの固定部のうちの一方の固定部は、ディスク搭載面を含む平面が形成する第1の領域に位置するように配置され、前記他方の固定部は、前記第1の領域に対して前記ディスク搭載面を含む平面を挟んで形成される第2の領域に位置するように配置されていることを特徴とする。請求項2記載の発明によれば、ディスクに発生する回転モーメントを打ち消すことができる。これにより、小型化の要請にも対応しつつ、ディスクの回転に伴う振動を効果的に抑制することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図3から図5は、本実施形態に係るディスク装置について説明するための図である。図3は、トレイが突出した状態のディスク装置10の外観斜視図、図4はディスク装置10の平面図であって、トップケース及びトレイを除いてディスク装置の筐体内を示した図、図5は図4におけるSI方向から見た内部構成を示した図であって、トレイを含んで示している。
【0024】
図3に示すように、ディスク装置10は、トレイ17と、トップケース18を含んでいる。図4に示すように、ディスク装置10は、ディスクを保持しながら所定方向に回転させるターンテーブル11Aを含んだ回転駆動機構11を備えている。また、ディスク装置10は、ディスク1から情報を再生し、或いは、情報を記録する為の光学装置として、レンズ12Aを含んだ光ピックアップ装置12を備えている。この光ピックアップ装置12は、モータ14を駆動源とする移動機構13によりディスク1の所定位置に移動される。
【0025】
図4では、移動機構13により移動された状態の光ピックアップ装置12を両端位置で例示している。すなわち、この光ピックアップ装置12は、範囲Wの間を移動し、ディスク1から情報を再生し、又は情報を記録するようになっている。
【0026】
そして、上記のディスク1を回転させる回転駆動機構11、光ピックアップ装置12及びこれを移動する移動機構13は所定の剛性を備えたシャーシ20により支持されている。シャーシ20は、筐体16内に収納され、この筐体16の所定位置で固定されている。
【0027】
図5に示すように、このシャーシ20の上を覆うようにトレイ17が配置されている。このシャーシ20には、筐体16に固定するための固定部26−1〜26−4が形成されている。この固定部26−1〜26−4は防振用のダンパ15−1〜15−4を介して筐体16に固定されている。
【0028】
また、図3に示すように、トレイ17は、光ピックアップ装置12が移動する領域を除いて、上面をカバーするように配置されている。これ以後、図4で示したディスク装置10の下側を前部FRT、上側を後部RERと称して説明する。
【0029】
ところで、ディスク1は大量にプレス製作され、製作精度はそれ程高くすることができず、厚さのばらつきや、クランプ内径とディスク外径の同心度のばらつきが大きい。また、ディスク1上に印刷する文字や模様、あるいはユーザがディスク判別用に貼るラベル等により発生する重量のアンバランスも無視できない。すなわち、ディスク1は、重量アンバランスを有している。
【0030】
このようなディスク1を高速で回転させると、ディスク1を支持している回転駆動機構11には回転に伴い著しく増加したアンバランス荷重が加わる。回転駆動機構11を介しシャーシ20には、アンバランス荷重によるディスク1の回転の振動が伝播され、その振動により装置自体の振動、あるいは各部品間の接触干渉等による騒音となる。
【0031】
また、アンバランスの有るディスク1を回転させると、ディスク面内において周方向に遠心力が働く。この遠心力は、回転駆動機構11のシャフトに対して垂直方向に働くため、シャーシ20を含むメカユニットには回転モーメントが生じる。
【0032】
このため、図5に示すように、本実施の形態に係るディスク装置10では、ディスク1を、水平面X1に対して所定の角度θだけ傾斜させてクランプするようにしている。また、固定部26―1〜26−4のうちの一方の固定部26−1、26−4は、ディスク面を含む平面Y1が形成する第1の領域S1に位置するように配置され、他方の固定部26−2、26−3は、第1の領域S1に対してディスク面を含む平面Y1を挟んで形成される第2の領域S2に位置するように配置されている。
【0033】
より詳細には、シャーシ20は、端部からその一部を上方に延在させた腕部25−1〜25−4の先端をほぼ直角に形成した平板状の固定部26−1〜26−4が形成されている。また、シャーシ20は、端部において前部FRT側に向けてθだけ傾斜するように折り曲げられている。これにより、ディスク1を水平面X1に対して角度θだけ傾斜させてクランプすることができる。この構成により、シャーシ20の前部FRT側の固定部26−2、26−3はディスク面含む平面Y1より下の第2の領域S2に位置するように配置される。
【0034】
一方、シャーシ20の後部RFT側の固定部26−1、26−4は、ディスク面を含む平面Y1より上の第1の領域S1に位置するように配置される。また、上記ディスク1のクランプを実現するために、トレイ17は、クランプ時、水平面X1に対して所定の角度θだけ傾斜させてクランプされ、固定部26−1〜26−4のうちの一方の固定部26−1、26−4は、ディスク搭載面を含む平面Y1が形成する第1の領域S1に位置するように配置され、他方の固定部26−2、26−3は、第1の領域S1に対してディスク搭載面を含む平面Y1を挟んで形成される第2の領域S2に位置するように配置されている。
【0035】
コンパクト化の要請に応える共に、ディスクの回転に伴う振動防止を抑制するという検討結果として、本ディスク装置10では、ディスク面を後方に傾けてクランプするようにしている。ディスクの回転に伴うシャーシの振動を抑制するという観点からは、固定部をディスク面と一致させた構造を採用することが好ましい。しかし、ディスク装置全体をコンパクト化するため、現実には固定部をディスク下部に配置した構造を採用しなければならない場合が多い。このような点にも配慮して特定されたのが、本実施の形態のように、ディスク面を傾けた構造である。
【0036】
コンパクト化に対応させるため、まずFRT側の固定部26−2、26−3をディスク面Y1の下部に位置するように、ディスクを傾けて配置させている。その一方で、後部RER側の固定部26−1、26−4はディスク面Y1の上部に位置するように、ディスク1を傾斜させて配置している。
【0037】
このように、ディスク1を後方に傾けてクランプする構成とすることにより、シャーシ20の前後の固定部26−1〜26−4に対して、ディスク1が上下それぞれの位置で支持されることになるので、発生する回転モーメントを打ち消すことができる。また、ディスク平行に対してシャーシ20が短くなるので、R方向の偏重心量も減少する。
【0038】
図6は固定部106の全てをディスク1の下に配置した従来のディスク装置100を説明するための図である。図7は、本実施の形態に係るディスク装置10の防振効果を説明するための模式図である。
【0039】
図6に示す従来のディスク装置100では、シャーシ105の面に対して鉛直方向X2に回転駆動機構110のシャーシの軸を向けている。したがって、ディスク1の回転に伴って偏心により遠心力BFが発生した場合、図示するように、この遠心力BFにより、回転モーメントM1、M2が発生し、固定部106がVA方向に上下動するようにシャーシ105を振動してしまう。これにより、シャーシ105上部に支持されているディスク1もぶれてしまう。そのため再生、記録のエラーが発生し易いディスク装置となってしまう。
【0040】
上記従来装置のシャーシに対し、図7に示した本実施の形態に係るディスク装置10では、ディスク1を、水平面X1に対して角度θだけ傾斜させてクランプするようにしている。ディスク1の回転で遠心力BFが発生した場合でも、シャーシ20の後部RERの固定部26−1、26−4は、ディスク面を含む平面Y1より上の第1の領域S1に位置するように配置されている。一方、シャーシ20の前部FRT側の固定部26−2、26−3はディスク面を含む平面Y1より下の第2の領域S2に位置するように配置されている。
【0041】
これにより、シャーシ20の前部FRT側と、後部RER側の固定部に発生する回転モーメントM2、M3が相殺される。本ディスク装置20では、ディスクを傾けて配置するという簡単な構造で確実な振動防止効果を得ている。
【0042】
また、図7に点線で示した105は、従来のシャーシを示している。図7に示すように、シャーシ20は、端部からのその一部を上方に延在させた腕部の先端をほぼ直角に形成した平板状の固定部26−1(26−4)が形成され、シャーシ20の胴体部を前部FRT側に向けてθだけ傾斜するように折り曲げるようにしたので、従来のシャーシ105よりも距離Sだけ、シャーシ20を短くすることができる。
【0043】
なお、本実施例装置では、上記固定部26−1〜26−4のそれぞれは、従来と同様にダンパ15−1〜15−4を介して筐体16に固定することで防振効果を高めている。各ダンパ15は、側面を示した図5で確認できるように、板状の固定部26を間に挟むようにして上下に配置される。
【0044】
以上のように本実施例のディスク装置10は、シャーシ20の片側の固定部位置をディスク面より高い位置になるように、ディスクを傾けてクランプするようにしたので、効率よくディスクの回転に基づく振動を抑制できる。
【0045】
なお、上記実施例では固定部26を前後1対ずつとしたが、いずれか一方を1個、その逆に3個以上としてもよい。固定部26の配置は設計に応じて、適宜変更すればよい。
【0046】
上記本実施の形態によれば、ディスク1を、水平面X1に対して傾斜させてクランプするようにして、シャーシ20の前後の支持部26に対して、ディスク1が上下それぞれの位置で支持されるようにしたため、発生する回転モーメントを打ち消すことができる。これにより、ディスクの回転に伴う振動を効率的に抑制できる。
【0047】
また、ディスク平行に対してシャーシ20が短くなるので、水平なR方向の偏重心量も減少する。また、ディスク1の傾斜に伴い、トップケース18のフロント側がディスク表面に近付くので、ディスク1とトレイ17、ディスク1とトップケース18とのクリアランス差が減少し、ディスク1を表裏面の風圧バランスが良くなる。
【0048】
また、メカユニットの重量を増すことなく、Z・R方向の振動を抑えることができるので、輸送費の増加や、脆弱性の低下を防止することができる。R方向の防振は、Z方向の防振にも繋がるので、Z方向は相乗効果が見込める。更には、高速回転時のディスクの変形防止効果も見込める。なお、図4に示すように、Z方向はディスク装置本体10の上下方向、R方向は光ピックアップ装置が移動する方向、J方向はディスク装置10の幅方向である。
【0049】
以上、本発明の一実施の形態を説明した。本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
【0050】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、小型化の要請にも対応しつつ、ディスクの回転に伴う振動を効率的に抑制できるディスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のディスク装置について示した図である。
【図2】(A)は従来においてシャーシに載置されていた錘を例示した全体斜視図である。(B)はディスク装置に錘をセットする様子を側面から示した図である。
【図3】トレイが突出した状態のディスク装置の外観斜視図である。
【図4】ディスク装置を上方から見た図であって、トップケース及びトレイを除いてディスク装置の筐体内を示した図である。
【図5】図4におけるSI方向から見た内部構成を示した図である。
【図6】固定部の全てをディスク下に配置した従来のディスク装置について説明するための模式図である。
【図7】本実施の形態に係るディスク装置の防振効果を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 ディスク
10 ディスク装置
11 回転駆動機構
12 光ピックアップ装置
13 移動機構
15 ダンパ
16 筐体
17 トレイ
18 トップケース
20 シャーシ
26 固定部

Claims (2)

  1. ディスクを回転する回転駆動機構と、前記ディスクから情報を再生及び/又は前記ディスクに情報を記録するために用いる光学装置と、前記光学装置を移動させる移動機構とを少なくとも含み、これらをシャーシで支持しかつ該シャーシを少なくとも二つの固定部を介して筐体に固定されているディスク装置であって、
    前記ディスクは、水平面に対して所定の角度傾斜してクランプされ、
    前記二つの固定部のうちの一方の固定部は、ディスク面を含む平面が形成する第1の領域に位置するように配置され、前記他方の固定部は、前記第1の領域に対して前記ディスク面を含む平面を挟んで形成される第2の領域に位置するように配置されていることを特徴とするディスク装置。
  2. 前記ディスク装置は更に、前記ディスクを載置するトレイを有し、
    前記トレイは、クランプ時、水平面に対して所定の角度傾斜してクランプされ、
    前記二つの固定部のうちの一方の固定部は、ディスク搭載面を含む平面が形成する第1の領域に位置するように配置され、前記他方の固定部は、前記第1の領域に対して前記ディスク搭載面を含む平面を挟んで形成される第2の領域に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
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