JP2000113579A - ディスク・ドライブ装置 - Google Patents
ディスク・ドライブ装置Info
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- JP2000113579A JP2000113579A JP10277119A JP27711998A JP2000113579A JP 2000113579 A JP2000113579 A JP 2000113579A JP 10277119 A JP10277119 A JP 10277119A JP 27711998 A JP27711998 A JP 27711998A JP 2000113579 A JP2000113579 A JP 2000113579A
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- JP
- Japan
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- disk
- pickup
- traverse mechanism
- mechanism base
- drive device
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクを高速に回転させた時に生じるディ
スクのアンバランス質量による振動を抑制する。 【解決手段】 トラバースメカベース4上の略重心位置
にターンテーブル2を固着して高速に回転するスピンド
ルモータ3を取り付け、且つ、トラバースメカベース4
を筐体のシャーシベース20上にフローティングするた
めに取り付けた複数の弾性変位自在なインシュレータ1
9に作用する荷重が略等しくなるように複数のインシュ
レータ19を配置しているので、これによりディスク1
のアンバランス質量によって発生する振動を抑制でき
る。
スクのアンバランス質量による振動を抑制する。 【解決手段】 トラバースメカベース4上の略重心位置
にターンテーブル2を固着して高速に回転するスピンド
ルモータ3を取り付け、且つ、トラバースメカベース4
を筐体のシャーシベース20上にフローティングするた
めに取り付けた複数の弾性変位自在なインシュレータ1
9に作用する荷重が略等しくなるように複数のインシュ
レータ19を配置しているので、これによりディスク1
のアンバランス質量によって発生する振動を抑制でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクを高速に
回転させた時に生じるディスクのアンバランス質量によ
る振動を抑制するように構成したディスク・ドライブ装
置に関するものである。
回転させた時に生じるディスクのアンバランス質量によ
る振動を抑制するように構成したディスク・ドライブ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のCD−ROM,CD−R,DVD
−ROM,DVD−RAMなどの光ディスク(以下、デ
ィスクと記す)などを高速回転でドライブする一般的な
ディスク・ドライブ装置について図8を用いて簡略に説
明する。図8は従来例としての一般的なディスク・ドラ
イブ装置の構成を示した平面図である。
−ROM,DVD−RAMなどの光ディスク(以下、デ
ィスクと記す)などを高速回転でドライブする一般的な
ディスク・ドライブ装置について図8を用いて簡略に説
明する。図8は従来例としての一般的なディスク・ドラ
イブ装置の構成を示した平面図である。
【0003】図8に示した一般的なディスク・ドライブ
装置において、ディスク1を載置するためのターンテー
ブル2はスピンドルモータ3のモータ軸に固着されてお
り、且つ、スピンドルモータ3は矩形状のトラバースメ
カベース4の一端側に取り付けられている。更に、トラ
バースメカベース4は筐体のシャーシベース20上に複
数の弾性変位自在なインシュレータ19によりフローテ
ィングされて取り付けられている。
装置において、ディスク1を載置するためのターンテー
ブル2はスピンドルモータ3のモータ軸に固着されてお
り、且つ、スピンドルモータ3は矩形状のトラバースメ
カベース4の一端側に取り付けられている。更に、トラ
バースメカベース4は筐体のシャーシベース20上に複
数の弾性変位自在なインシュレータ19によりフローテ
ィングされて取り付けられている。
【0004】また、ディスク1に情報信号を記録及び/
又は再生するための光学式ピックアップ5は、トラバー
スメカベース4の他端側に開口した開口部10内をディ
スク1の径方向に移動自在に設けられており、即ち、こ
の光学式ピックアップ5はピックアップ送りモータ7の
回転を歯車とラックからなるギア列8により直線運動に
変換されて、ガイドバー6,6にならってディスク1の
径方向に移動するようになっている。また、光学式ピッ
クアップ5上には対物レンズ9がディスク1の径方向
と、ディスク1の記録面に対して垂直方向に移動可能に
なされた2軸アクチュエータを介して取付けられてお
り、フォーカス方向とトラッキング方向の調整を可能と
している。
又は再生するための光学式ピックアップ5は、トラバー
スメカベース4の他端側に開口した開口部10内をディ
スク1の径方向に移動自在に設けられており、即ち、こ
の光学式ピックアップ5はピックアップ送りモータ7の
回転を歯車とラックからなるギア列8により直線運動に
変換されて、ガイドバー6,6にならってディスク1の
径方向に移動するようになっている。また、光学式ピッ
クアップ5上には対物レンズ9がディスク1の径方向
と、ディスク1の記録面に対して垂直方向に移動可能に
なされた2軸アクチュエータを介して取付けられてお
り、フォーカス方向とトラッキング方向の調整を可能と
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した一
般的なディスク・ドライブ装置内で、偏重心によるアン
バランス質量のあるディスク1をターンテーブル2上に
装着して、このディスク1をスピンドルモータ3によっ
て高速に回転させると、ディスク1のアンバランス質量
によって振動が発生するという問題があった。ここで、
ディスク1上のアンバランス質量は、ディスクの製作時
の不良でディスクの中心の孔が規定位置よりもずれてい
たり、あるいは、ディスク1の厚さにムラがあったり、
もしくは、使用者がシールを貼るなどしてディスク1と
しての重心と回転中心とが一致しないために生じるもの
である。このように、アンバランス質量のあるディスク
1をパーソナルコンピュータ内のディスク・ドライブ装
置にかけてしまうと、振動により自身の光学式ピックア
ップが振動して情報信号の読取や書き込みが困難になる
ばかりか、同じパーソナルコンピュータの筐体内に設置
されているハードディスクドライブにまで振動が波及
し、パーソナルコンピュータの信頼性までも損なわれる
ことがあった。
般的なディスク・ドライブ装置内で、偏重心によるアン
バランス質量のあるディスク1をターンテーブル2上に
装着して、このディスク1をスピンドルモータ3によっ
て高速に回転させると、ディスク1のアンバランス質量
によって振動が発生するという問題があった。ここで、
ディスク1上のアンバランス質量は、ディスクの製作時
の不良でディスクの中心の孔が規定位置よりもずれてい
たり、あるいは、ディスク1の厚さにムラがあったり、
もしくは、使用者がシールを貼るなどしてディスク1と
しての重心と回転中心とが一致しないために生じるもの
である。このように、アンバランス質量のあるディスク
1をパーソナルコンピュータ内のディスク・ドライブ装
置にかけてしまうと、振動により自身の光学式ピックア
ップが振動して情報信号の読取や書き込みが困難になる
ばかりか、同じパーソナルコンピュータの筐体内に設置
されているハードディスクドライブにまで振動が波及
し、パーソナルコンピュータの信頼性までも損なわれる
ことがあった。
【0006】そこで、ディスク1のアンバランス質量に
よる振動の発生を抑圧するには、トラバースメカベース
4に取り付けたスピンドルモータ3の取り付け位置と
か、トラバースメカベース4を筐体のシャーシベースシ
ャーシベース20に対してフローティングしている複数
の弾性変位自在なインシュレータ19の取り付け位置と
に大きく関係していることがわかり、従来例ではスピン
ドルモータ3の取り付け位置が矩形状のトラバースメカ
ベース4の一端側に偏って取り付けられているために、
スピンドルモータ3の取り付け位置はトラバースメカベ
ース4上の略重心位置とは一致せず、これによって、複
数の弾性変位自在なインシュレータ19によるフローテ
ィング作用が十分に発揮できないことが判明した。
よる振動の発生を抑圧するには、トラバースメカベース
4に取り付けたスピンドルモータ3の取り付け位置と
か、トラバースメカベース4を筐体のシャーシベースシ
ャーシベース20に対してフローティングしている複数
の弾性変位自在なインシュレータ19の取り付け位置と
に大きく関係していることがわかり、従来例ではスピン
ドルモータ3の取り付け位置が矩形状のトラバースメカ
ベース4の一端側に偏って取り付けられているために、
スピンドルモータ3の取り付け位置はトラバースメカベ
ース4上の略重心位置とは一致せず、これによって、複
数の弾性変位自在なインシュレータ19によるフローテ
ィング作用が十分に発揮できないことが判明した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、ディスクを載置するためのター
ンテーブルをモータ軸に取り付けて回転するスピンドル
モータと、前記ディスクに情報信号を記録及び/又は再
生するためのピックアップを該ディスクの径方向に移動
するピックアップ移動機構部とをトラバースメカベース
に支持し、このトラバースメカベースを筐体のシャーシ
ベース上に複数の弾性変位自在なインシュレータでフロ
ーティングして取り付けたディスク・ドライブ装置にお
いて、前記トラバースメカベースの重量と前記ピックア
ップ移動機構部などの取り付け部材の重量とを合わせた
状態で前記スピンドルモータを該トラバースメカベース
上の略重心位置に取り付けると共に、前記ディスクを高
速に回転させた時に前記複数の弾性変位自在なインシュ
レータに作用する荷重が略等しくなるように該複数のイ
ンシュレータを配置したことを特徴とするディスク・ド
ライブ装置である。
てなされたものであり、ディスクを載置するためのター
ンテーブルをモータ軸に取り付けて回転するスピンドル
モータと、前記ディスクに情報信号を記録及び/又は再
生するためのピックアップを該ディスクの径方向に移動
するピックアップ移動機構部とをトラバースメカベース
に支持し、このトラバースメカベースを筐体のシャーシ
ベース上に複数の弾性変位自在なインシュレータでフロ
ーティングして取り付けたディスク・ドライブ装置にお
いて、前記トラバースメカベースの重量と前記ピックア
ップ移動機構部などの取り付け部材の重量とを合わせた
状態で前記スピンドルモータを該トラバースメカベース
上の略重心位置に取り付けると共に、前記ディスクを高
速に回転させた時に前記複数の弾性変位自在なインシュ
レータに作用する荷重が略等しくなるように該複数のイ
ンシュレータを配置したことを特徴とするディスク・ド
ライブ装置である。
【0008】また、上記発明のディスク・ドライブ装置
において、前記ディスクを高速に回転させた時に生じる
該ディスクのアンバランス質量を補正するためにオート
バランサ機構を前記スピンドルモータのモータ軸と同芯
的に取り付けたことを特徴とするものである。
において、前記ディスクを高速に回転させた時に生じる
該ディスクのアンバランス質量を補正するためにオート
バランサ機構を前記スピンドルモータのモータ軸と同芯
的に取り付けたことを特徴とするものである。
【0009】更に、上記発明のディスク・ドライブ装置
において、前記ピックアップ移動機構部のピックアップ
を移動するピックアップ送りモータを前記トラバースメ
カベース上の重心位置側に近づけて配置したことを特徴
とするものである。
において、前記ピックアップ移動機構部のピックアップ
を移動するピックアップ送りモータを前記トラバースメ
カベース上の重心位置側に近づけて配置したことを特徴
とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るディスク・ド
ライブ装置の一実施例を図1乃至図7を参照して<第1
実施例>〜<第3実施例>の順に詳細に説明する。
ライブ装置の一実施例を図1乃至図7を参照して<第1
実施例>〜<第3実施例>の順に詳細に説明する。
【0011】
【実施例】<第1実施例>図1は本発明に係る第1の実
施例のディスク・ドライブ装置の構成を示した斜視図、
図2は図1に示したオートバランサ機構を備えたディス
ククランパを説明するための斜視図、図3(a),
(b)は図2に示したオートバランサ機構を備えたディ
スククランパでディスクをターンテーブル上にクランプ
した状態を示した平面図,縦断面図、図4は図1に示し
たトラバースメカベースの開口部の裏側に重量バランス
調整用のブラケットを取り付けた状態を示した斜視図で
ある。
施例のディスク・ドライブ装置の構成を示した斜視図、
図2は図1に示したオートバランサ機構を備えたディス
ククランパを説明するための斜視図、図3(a),
(b)は図2に示したオートバランサ機構を備えたディ
スククランパでディスクをターンテーブル上にクランプ
した状態を示した平面図,縦断面図、図4は図1に示し
たトラバースメカベースの開口部の裏側に重量バランス
調整用のブラケットを取り付けた状態を示した斜視図で
ある。
【0012】尚、説明の便宜上、先に従来例で示した構
成部材と同一構成部材に対しては同一の符号を付して適
宜説明し、且つ、従来例と異なる構成部材に新たな符号
を付して説明する。
成部材と同一構成部材に対しては同一の符号を付して適
宜説明し、且つ、従来例と異なる構成部材に新たな符号
を付して説明する。
【0013】図1に示した本発明に係る第1の実施例の
ディスク・ドライブ装置において、ディスク1を載置す
るためのターンテーブル2はスピンドルモータ3のモー
タ軸に固着されており、且つ、ターンテーブル2上に載
置されたディスク1は上方からディスククランパ12に
よりクランプされてスピンドルモータ3により所定の回
転数にて回転自在になっている。
ディスク・ドライブ装置において、ディスク1を載置す
るためのターンテーブル2はスピンドルモータ3のモー
タ軸に固着されており、且つ、ターンテーブル2上に載
置されたディスク1は上方からディスククランパ12に
よりクランプされてスピンドルモータ3により所定の回
転数にて回転自在になっている。
【0014】また、ディスク1に情報信号を記録及び/
又は再生するための光学式ピックアップ5は、円盤状の
トラバースメカベース4に開口した開口部10内をディ
スク1の径方向に移動自在に設けられており、即ち、こ
の光学式ピックアップ5はピックアップ送りモータ7の
回転を歯車とラックからなるギア列8により直線運動に
変換されて、ガイドバー6,6にならってディスク1の
径方向に移動することができる。また、光学式ピックア
ップ5上には対物レンズ9がディスク1の径方向と、デ
ィスク1の記録面に対して垂直方向に移動可能になされ
た2軸アクチュエータを介して取付けられており、フォ
ーカス方向とトラッキング方向の調整を可能としてい
る。
又は再生するための光学式ピックアップ5は、円盤状の
トラバースメカベース4に開口した開口部10内をディ
スク1の径方向に移動自在に設けられており、即ち、こ
の光学式ピックアップ5はピックアップ送りモータ7の
回転を歯車とラックからなるギア列8により直線運動に
変換されて、ガイドバー6,6にならってディスク1の
径方向に移動することができる。また、光学式ピックア
ップ5上には対物レンズ9がディスク1の径方向と、デ
ィスク1の記録面に対して垂直方向に移動可能になされ
た2軸アクチュエータを介して取付けられており、フォ
ーカス方向とトラッキング方向の調整を可能としてい
る。
【0015】ここで、第1実施例において従来と異なる
点は、トラバースメカベース4の形状を円盤状に形成し
て、トラバースメカベース4の重量とピックアップ移動
機構部などの取り付け部材の重量とを合わせた状態でス
ピンドルモータ3をトラバースメカベース4上の略重心
位置に取り付けると共に、ディスク1を高速に回転させ
た時にトラバースメカベース4を筐体のシャーシベース
20上にフローティングして取り付けるための複数の弾
性変位自在なインシュレータ19に作用する荷重が略等
しくなるように複数のインシュレータ19を配置してい
る。
点は、トラバースメカベース4の形状を円盤状に形成し
て、トラバースメカベース4の重量とピックアップ移動
機構部などの取り付け部材の重量とを合わせた状態でス
ピンドルモータ3をトラバースメカベース4上の略重心
位置に取り付けると共に、ディスク1を高速に回転させ
た時にトラバースメカベース4を筐体のシャーシベース
20上にフローティングして取り付けるための複数の弾
性変位自在なインシュレータ19に作用する荷重が略等
しくなるように複数のインシュレータ19を配置してい
る。
【0016】次にディスククランパ12について図2,
図3(a),(b)を用いて説明する。
図3(a),(b)を用いて説明する。
【0017】一般的に、ディスク1の偏心や厚さムラな
どによる偏重心が原因でディスク1を高速に回転させた
時に振動問題が発生しており、この振動を除去するため
にスピンドルモータ3のモータ軸と同芯的に取り付けた
ターンテーブル2又はディスククランパ12にディスク
1のアンバランス質量を補正するためのオートバランサ
機構を備えている。このオートバランサ機構は、ディス
ククランパ12内又はターンテーブル2内に複数のスチ
ールボール13をバランサとして使用したものであり、
その構造の一例としてディスククランパ12にオートバ
ランサ機構を備えた場合には図2に示すようになってい
る。図2に示したディスククランパ12は、円盤状のア
ッパークランパ14と、有底円環状の内部に複数のスチ
ールボール13を転動自在に封入したロアーククランパ
15と、クランプ用磁石16と、クランプヨーク17と
からなる。そして、図3(a),(b)に示すように、
ディスククランパ12はターンテーブル2上に載置され
たディスク1の上からチャッキングされると、ディスク
クランパ12内部のクランプ用磁石16がターンテーブ
ル2上に略円錐状に構成されているターンテーブルヨー
ク18に引き付けられ、ディスク1をターンテーブル2
上に固定する。
どによる偏重心が原因でディスク1を高速に回転させた
時に振動問題が発生しており、この振動を除去するため
にスピンドルモータ3のモータ軸と同芯的に取り付けた
ターンテーブル2又はディスククランパ12にディスク
1のアンバランス質量を補正するためのオートバランサ
機構を備えている。このオートバランサ機構は、ディス
ククランパ12内又はターンテーブル2内に複数のスチ
ールボール13をバランサとして使用したものであり、
その構造の一例としてディスククランパ12にオートバ
ランサ機構を備えた場合には図2に示すようになってい
る。図2に示したディスククランパ12は、円盤状のア
ッパークランパ14と、有底円環状の内部に複数のスチ
ールボール13を転動自在に封入したロアーククランパ
15と、クランプ用磁石16と、クランプヨーク17と
からなる。そして、図3(a),(b)に示すように、
ディスククランパ12はターンテーブル2上に載置され
たディスク1の上からチャッキングされると、ディスク
クランパ12内部のクランプ用磁石16がターンテーブ
ル2上に略円錐状に構成されているターンテーブルヨー
ク18に引き付けられ、ディスク1をターンテーブル2
上に固定する。
【0018】円盤状のアッパークランパ14と有底円環
状のロアークランパ15とによって囲まれた円環状の内
部の空間内に封入されているスチールボール13はトラ
バースメカベース4やディスク1、ターンテーブル2、
スピンドルモータ3、ディスククランパ12などを含む
系の共振点を越えた回転数以上になるとディスクの偏重
心位置とは回転中心を挟んで反対方向に移動する。
状のロアークランパ15とによって囲まれた円環状の内
部の空間内に封入されているスチールボール13はトラ
バースメカベース4やディスク1、ターンテーブル2、
スピンドルモータ3、ディスククランパ12などを含む
系の共振点を越えた回転数以上になるとディスクの偏重
心位置とは回転中心を挟んで反対方向に移動する。
【0019】このとき、常に系の振動はディスク1上の
偏重心と回転中心とを結んだ方向に振動する。つまり、
ディスク1の持つ偏重心による遠心力方向に振られるこ
とが好ましいが、それ以外の方向に振動が発生するとス
チールボール13は偏重心とは回転中心を挟んで反対側
には必ずしも移動せず、振動を取りきれないばかりか、
かえって振動を助長してしまうことがあった。これは多
くの場合、従来例で説明したようなトラバースメカベー
ス4の端にスピンドルモータ3を取り付けているので、
遠心力の方向によっては系全体が遠心力の方向に完全に
は振られることができなかったからである。
偏重心と回転中心とを結んだ方向に振動する。つまり、
ディスク1の持つ偏重心による遠心力方向に振られるこ
とが好ましいが、それ以外の方向に振動が発生するとス
チールボール13は偏重心とは回転中心を挟んで反対側
には必ずしも移動せず、振動を取りきれないばかりか、
かえって振動を助長してしまうことがあった。これは多
くの場合、従来例で説明したようなトラバースメカベー
ス4の端にスピンドルモータ3を取り付けているので、
遠心力の方向によっては系全体が遠心力の方向に完全に
は振られることができなかったからである。
【0020】尚、ここでいう系とは図1に示したスピン
ドルモータ3,ターンテーブル2,ディスク1などの回
転体ばかりではなく、トラバースメカベース4を含み、
後述する複数の弾性変位自在なインシュレータ19上に
載置されている全体をいう。
ドルモータ3,ターンテーブル2,ディスク1などの回
転体ばかりではなく、トラバースメカベース4を含み、
後述する複数の弾性変位自在なインシュレータ19上に
載置されている全体をいう。
【0021】そこで、第1実施例では図1に示すよう
に、トラバースメカベース4を円盤状とし、その外周付
近にそれぞれほぼ同じ荷重を受けるような配置、例えば
等間隔に複数の弾性変位自在なインシュレータ19を配
置し、複数のインシュレータ19で弾性的にトラバース
メカベース4を筐体のシャーシベース20上にフローテ
ィングして結合している。
に、トラバースメカベース4を円盤状とし、その外周付
近にそれぞれほぼ同じ荷重を受けるような配置、例えば
等間隔に複数の弾性変位自在なインシュレータ19を配
置し、複数のインシュレータ19で弾性的にトラバース
メカベース4を筐体のシャーシベース20上にフローテ
ィングして結合している。
【0022】このように複数の弾性変位自在なインシュ
レータ19を配置すると、個々のインシュレータ19に
作用する荷重は、ディスク1の回転による遠心力方向が
変わるために時間的なずれが発生し、かつその荷重はデ
ィスク1の偏重心に作用する遠心力の方向により圧縮や
引張りの変動を繰り返すが、平均してみるとそれぞれの
インシュレータ19にほぼ等しい荷重が作用するように
なり、系が遠心力方向に振れることができるようにな
る。
レータ19を配置すると、個々のインシュレータ19に
作用する荷重は、ディスク1の回転による遠心力方向が
変わるために時間的なずれが発生し、かつその荷重はデ
ィスク1の偏重心に作用する遠心力の方向により圧縮や
引張りの変動を繰り返すが、平均してみるとそれぞれの
インシュレータ19にほぼ等しい荷重が作用するように
なり、系が遠心力方向に振れることができるようにな
る。
【0023】また、ターンテーブル2と各インシュレー
タ19との距離をほぼ等しくすれば全方位での振れの量
がばらつかず、その効果が向上する。
タ19との距離をほぼ等しくすれば全方位での振れの量
がばらつかず、その効果が向上する。
【0024】更に第1実施例では、図4に示すように、
光学式ピックアップ5の移動用の逃げとして開口したト
ラバースメカベース4の開口部10の重量バランスを調
整するために、トラバースメカベース4の開口部10の
裏側にブラケット11を取付けている。
光学式ピックアップ5の移動用の逃げとして開口したト
ラバースメカベース4の開口部10の重量バランスを調
整するために、トラバースメカベース4の開口部10の
裏側にブラケット11を取付けている。
【0025】そして、トラバースメカベース4上の略重
心位置にスピンドルモータ3、ターンテーブル2が配置
されている。このような構造とすれば、ディスク1のア
ンバランス質量に作用する遠心力により系は常に遠心力
の作用する方向に傾くことが可能となり、その結果、ス
チールボール13は偏重心位置とは反対側に移動するこ
とになり、オートバランサ機構の効果をより高めること
ができる。
心位置にスピンドルモータ3、ターンテーブル2が配置
されている。このような構造とすれば、ディスク1のア
ンバランス質量に作用する遠心力により系は常に遠心力
の作用する方向に傾くことが可能となり、その結果、ス
チールボール13は偏重心位置とは反対側に移動するこ
とになり、オートバランサ機構の効果をより高めること
ができる。
【0026】<第2実施例>図5は本発明に係る第2の
実施例のディスク・ドライブ装置の構成を示した斜視図
である。
実施例のディスク・ドライブ装置の構成を示した斜視図
である。
【0027】図5に示した本発明に係る第2の実施例の
ディスク・ドライブ装置では、円盤状のトラバースメカ
ベース4に対してバランスをくずす原因となり得るピッ
クアップ送りモータ7をトラバースメカベース4に取り
付けたスピンドルモータ3の下部裏面に配置して、ピッ
クアップ送りモータ7をトラバースメカベース4上の重
心位置側に近づけることにより、さらに全体のバランス
を取りやすくしている。
ディスク・ドライブ装置では、円盤状のトラバースメカ
ベース4に対してバランスをくずす原因となり得るピッ
クアップ送りモータ7をトラバースメカベース4に取り
付けたスピンドルモータ3の下部裏面に配置して、ピッ
クアップ送りモータ7をトラバースメカベース4上の重
心位置側に近づけることにより、さらに全体のバランス
を取りやすくしている。
【0028】上記ピックアップ送りモータ7はピックア
ップの送り速度を高める場合、その大きさは大きくな
り、重くなる。従って、ピックアップ送りモータ7をト
ラバースメカベース4上の重心位置から遠く離れた場所
に配置した場合、系全体の質量バランスが崩れてしまう
ので、ピックアップ送りモータ7やスピンドルモータ3
をトラバースメカベース4上の略重心位置に集中して配
置することは系全体のバランスを均等とすることができ
るので、スピンドルモータ3のモータ軸と同芯的に取り
付けたオートバランサ機構の効果をより高めることがで
きる。
ップの送り速度を高める場合、その大きさは大きくな
り、重くなる。従って、ピックアップ送りモータ7をト
ラバースメカベース4上の重心位置から遠く離れた場所
に配置した場合、系全体の質量バランスが崩れてしまう
ので、ピックアップ送りモータ7やスピンドルモータ3
をトラバースメカベース4上の略重心位置に集中して配
置することは系全体のバランスを均等とすることができ
るので、スピンドルモータ3のモータ軸と同芯的に取り
付けたオートバランサ機構の効果をより高めることがで
きる。
【0029】但し、第2の実施例の場合、ピックアップ
送りモータ7と光学式ピックアップ5とが遠くなるが、
その場合は図5に示したようにギア列8で適度に減速し
ながら動力を伝達すればよく、また、ギア列8自体の質
量は無視できる程度のものであるので系全体のバランス
を崩すことはないのは言うまでもないことである。
送りモータ7と光学式ピックアップ5とが遠くなるが、
その場合は図5に示したようにギア列8で適度に減速し
ながら動力を伝達すればよく、また、ギア列8自体の質
量は無視できる程度のものであるので系全体のバランス
を崩すことはないのは言うまでもないことである。
【0030】<第3実施例>図6は本発明に係る第3の
実施例のディスク・ドライブ装置の構成を示した平面図
である。
実施例のディスク・ドライブ装置の構成を示した平面図
である。
【0031】図6に示した本発明に係る第3の実施例の
ディスク・ドライブ装置では、トラバースメカベース4
を矩形状(多角形)に形状にしたものであり、系の重心
位置が決められればトラバースメカベース4を特に円盤
状にする必要はないものである。
ディスク・ドライブ装置では、トラバースメカベース4
を矩形状(多角形)に形状にしたものであり、系の重心
位置が決められればトラバースメカベース4を特に円盤
状にする必要はないものである。
【0032】この際、トラバースメカベース4に取り付
ける各部品の配置の都合上、系全体の略重心位置にスピ
ンドルモータ3やピックアップ送りモータ7を配置でき
ない場合には、少なくとも複数個設けた隣り合うインシ
ュレータ19を結んでできる線分21で構成される矩形
状(多角形)の内側に少なくともスピンドルモータ3と
ターンテーブル2を配置することが望ましい。このよう
な配置とすると遠心力による系全体の偶モーメントを生
じにくくなり、系が偶モーメント方向あるいは偶モーメ
ントとは反対方向に振動することがなくなり、スピンド
ルモータ3のモータ軸と同芯的に取り付けたオートバラ
ンサ機構のスチールボール13は偏重心とは回転中心を
挟んで反対方向に移動する確率を高めることができる。
ける各部品の配置の都合上、系全体の略重心位置にスピ
ンドルモータ3やピックアップ送りモータ7を配置でき
ない場合には、少なくとも複数個設けた隣り合うインシ
ュレータ19を結んでできる線分21で構成される矩形
状(多角形)の内側に少なくともスピンドルモータ3と
ターンテーブル2を配置することが望ましい。このよう
な配置とすると遠心力による系全体の偶モーメントを生
じにくくなり、系が偶モーメント方向あるいは偶モーメ
ントとは反対方向に振動することがなくなり、スピンド
ルモータ3のモータ軸と同芯的に取り付けたオートバラ
ンサ機構のスチールボール13は偏重心とは回転中心を
挟んで反対方向に移動する確率を高めることができる。
【0033】なお、第1〜第3実施例で説明してきた複
数の弾性変位自在なインシュレータ19は、図7(a)
に示すようにネジ22によりトラバースメカベース4と
筐体の筐体のシャーシベース20とを接続したタイプを
用いて説明してきたが、これに限定されるものではな
く、図7(b)に示すようにネジを使用せずにゴム材を
両ベース4,20に嵌め込むタイプでもよく、この場
合、図7(a)で示したタイプよりも圧縮や引張りの荷
重を吸収しやすい構造である。
数の弾性変位自在なインシュレータ19は、図7(a)
に示すようにネジ22によりトラバースメカベース4と
筐体の筐体のシャーシベース20とを接続したタイプを
用いて説明してきたが、これに限定されるものではな
く、図7(b)に示すようにネジを使用せずにゴム材を
両ベース4,20に嵌め込むタイプでもよく、この場
合、図7(a)で示したタイプよりも圧縮や引張りの荷
重を吸収しやすい構造である。
【0034】更に、第1〜第3実施例では、ディスク1
として光ディスクを例に挙げて説明してきたが、これに
限られるものではなく、光磁気ディスク,磁気ディスク
などにも応用可能なことは言うまでもないことである。
として光ディスクを例に挙げて説明してきたが、これに
限られるものではなく、光磁気ディスク,磁気ディスク
などにも応用可能なことは言うまでもないことである。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係るディスク・ド
ライブ装置において、請求項1記載によると、トラバー
スメカベース上の略重心位置にターンテーブルを固着し
て高速に回転するスピンドルモータを取り付け、且つ、
トラバースメカベースを筐体のシャーシベース上にフロ
ーティングするために取り付けた複数の弾性変位自在な
インシュレータに作用する荷重が略等しくなるように複
数のインシュレータを配置しているので、これによりデ
ィスクのアンバランス質量によって発生する振動を抑制
できる。
ライブ装置において、請求項1記載によると、トラバー
スメカベース上の略重心位置にターンテーブルを固着し
て高速に回転するスピンドルモータを取り付け、且つ、
トラバースメカベースを筐体のシャーシベース上にフロ
ーティングするために取り付けた複数の弾性変位自在な
インシュレータに作用する荷重が略等しくなるように複
数のインシュレータを配置しているので、これによりデ
ィスクのアンバランス質量によって発生する振動を抑制
できる。
【0036】また、請求項2記載によると、スピンドル
モータのモータ軸と同芯的にオートバランサ機構を取り
付けたため、偏重心のあるディスクをかけた場合に、オ
ートバランサが偏重心位置と回転中心を挟んで反対側に
移動しやすくなるので、ディスク回転中の振動を著しく
低減できる。
モータのモータ軸と同芯的にオートバランサ機構を取り
付けたため、偏重心のあるディスクをかけた場合に、オ
ートバランサが偏重心位置と回転中心を挟んで反対側に
移動しやすくなるので、ディスク回転中の振動を著しく
低減できる。
【0037】更に、請求項3記載によると、ピックアッ
プを送る動力源となるピックアップ送りモータをトラバ
ースメカベース上の重心位置側に近づけて配置したた
め、さらに系全体のバランスが均等となるために、オー
トバランサがより正確に作動するようになる。
プを送る動力源となるピックアップ送りモータをトラバ
ースメカベース上の重心位置側に近づけて配置したた
め、さらに系全体のバランスが均等となるために、オー
トバランサがより正確に作動するようになる。
【図1】本発明に係る第1の実施例のディスク・ドライ
ブ装置の構成を示した斜視図である。
ブ装置の構成を示した斜視図である。
【図2】図1に示したオートバランサ機構を備えたディ
スククランパを説明するための斜視図である。
スククランパを説明するための斜視図である。
【図3】(a),(b)は図2に示したオートバランサ
機構を備えたディスククランパでディスクをターンテー
ブル上にクランプした状態を示した平面図,縦断面図で
ある。
機構を備えたディスククランパでディスクをターンテー
ブル上にクランプした状態を示した平面図,縦断面図で
ある。
【図4】図1に示したトラバースメカベースの開口部の
裏側に重量バランス調整用のブラケットを取り付けた状
態を示した斜視図である。
裏側に重量バランス調整用のブラケットを取り付けた状
態を示した斜視図である。
【図5】本発明に係る第2の実施例のディスク・ドライ
ブ装置の構成を示した斜視図である。
ブ装置の構成を示した斜視図である。
【図6】本発明に係る第3の実施例のディスク・ドライ
ブ装置の構成を示した平面図である。
ブ装置の構成を示した平面図である。
【図7】(a),(b)はトラバースメカベースと筐体
のシャーシベースとをフローティングするためのインシ
ュレータを説明する断面図である。
のシャーシベースとをフローティングするためのインシ
ュレータを説明する断面図である。
【図8】従来例としての一般的なディスク・ドライブ装
置の構成を示した平面図である。
置の構成を示した平面図である。
1…ディスク、2…ターンテーブル、3…スピンドルモ
ータ、4…トラバースメカベース、5…光学式ピックア
ップ、7…ピックアップ送りモータ、12…ディスクク
ランパ、13…ボール、19…インシュレータ、20…
筐体のシャーシベース。
ータ、4…トラバースメカベース、5…光学式ピックア
ップ、7…ピックアップ送りモータ、12…ディスクク
ランパ、13…ボール、19…インシュレータ、20…
筐体のシャーシベース。
Claims (3)
- 【請求項1】ディスクを載置するためのターンテーブル
をモータ軸に取り付けて回転するスピンドルモータと、
前記ディスクに情報信号を記録及び/又は再生するため
のピックアップを該ディスクの径方向に移動するピック
アップ移動機構部とをトラバースメカベースに支持し、
このトラバースメカベースを筐体のシャーシベース上に
複数の弾性変位自在なインシュレータでフローティング
して取り付けたディスク・ドライブ装置において、 前記トラバースメカベースの重量と前記ピックアップ移
動機構部などの取り付け部材の重量とを合わせた状態で
前記スピンドルモータを該トラバースメカベース上の略
重心位置に取り付けると共に、前記ディスクを高速に回
転させた時に前記複数の弾性変位自在なインシュレータ
に作用する荷重が略等しくなるように該複数のインシュ
レータを配置したことを特徴とするディスク・ドライブ
装置。 - 【請求項2】前記ディスクを高速に回転させた時に生じ
る該ディスクのアンバランス質量を補正するためにオー
トバランサ機構を前記スピンドルモータのモータ軸と同
芯的に取り付けたことを特徴とする請求項1記載のディ
スク・ドライブ装置。 - 【請求項3】前記ピックアップ移動機構部のピックアッ
プを移動するピックアップ送りモータを前記トラバース
メカベース上の重心位置側に近づけて配置したことを特
徴とする請求項1又は請求項2記載のディスク・ドライ
ブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10277119A JP2000113579A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | ディスク・ドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10277119A JP2000113579A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | ディスク・ドライブ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000113579A true JP2000113579A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17579060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10277119A Pending JP2000113579A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | ディスク・ドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000113579A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100396546B1 (ko) * | 2000-12-21 | 2003-09-02 | 삼성전자주식회사 | 디스크 플레이어 및, 이에 채용되는 자기보상형 밸런서일체형 턴테이블, 자기보상형 밸런서 일체형 클램퍼 및자기보상형 밸런서 일체형 스핀들모터 |
KR100493019B1 (ko) * | 2002-07-04 | 2005-06-07 | 삼성전자주식회사 | 공명기를 채용한 디스크 드라이브용 디스크 트레이 및이를 구비하는 디스크 드라이브 |
CN108165724A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-06-15 | 浙江超龙汽车零部件有限公司 | 卷制钢筋承载架用旋转机构 |
-
1998
- 1998-09-30 JP JP10277119A patent/JP2000113579A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100396546B1 (ko) * | 2000-12-21 | 2003-09-02 | 삼성전자주식회사 | 디스크 플레이어 및, 이에 채용되는 자기보상형 밸런서일체형 턴테이블, 자기보상형 밸런서 일체형 클램퍼 및자기보상형 밸런서 일체형 스핀들모터 |
KR100493019B1 (ko) * | 2002-07-04 | 2005-06-07 | 삼성전자주식회사 | 공명기를 채용한 디스크 드라이브용 디스크 트레이 및이를 구비하는 디스크 드라이브 |
CN108165724A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-06-15 | 浙江超龙汽车零部件有限公司 | 卷制钢筋承载架用旋转机构 |
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