JP2000102211A - 回転駆動機構 - Google Patents

回転駆動機構

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JP2000102211A
JP2000102211A JP10271037A JP27103798A JP2000102211A JP 2000102211 A JP2000102211 A JP 2000102211A JP 10271037 A JP10271037 A JP 10271037A JP 27103798 A JP27103798 A JP 27103798A JP 2000102211 A JP2000102211 A JP 2000102211A
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Japan
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balance
rotation
drive mechanism
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JP10271037A
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Kentaro Soeda
建太郎 添田
Hiroshi Ikuta
浩 生田
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/04Balancing means
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/16Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/24Casings; Enclosures; Supports specially adapted for suppression or reduction of noise or vibrations
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量的にアンバランスな合成回転体を回転さ
せたときに生じる振動(軸ブレ)を抑制すると共に、そ
の振動の抑制、即ち、自動調芯作用を早期に実現する。 【解決手段】 自動調芯機構12を備えた回転駆動機構
10であって、自動調芯機構が、スピンドルモータ(回
転駆動手段)2によりスピンドル軸(支軸)11を介し
て回転され、軸方向に直交する方向の断面形状が円環状
を為す移動空間25を有するケース体21と、該ケース
体の移動空間内に移動可能に配設された複数のバランス
部材26、26、・・・とを有し、該バランス部材を回
転駆動手段の回転に伴い合成回転体の他の部分に対して
相対的に移動させて、合成回転体の合成重心を回転軸上
に位置させるものであるとともに、複数のバランス部材
26a、26a、・・・、26b、26bを2種以上の
異なった大きさに形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転駆動機構の技
術分野に属し、詳しくは、重量的にアンバランスな合成
回転体を回転させたときに生じる振動(軸ブレ)を抑制
すると共に、その振動の抑制を早期に実現させる技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】産業用機械、家庭用電化製品或いはコン
ピュータ等には、モータ等によって回転される回転部材
を備えるものが多く見うけられる。例えば、コンピュー
タに使用されるディスクドライブ装置(回転駆動装置)
は、信号記録媒体である光ディスクや光磁気ディスク等
をディスク回転駆動装置によって回転させながら光学ピ
ックアップ装置や磁気ヘッド装置により情報信号の再生
及び/又は記録を行う。かかるディスクドライブ装置に
あっては、ディスク回転駆動装置によって回転される光
ディスクも合成回転体の一部に含まれる。
【0003】ディスクドライブ装置は、上記ディスク回
転駆動装置により回転される光ディスクにレーザ光を照
射する光学ピックアップ装置を備えている。そして、上
記ディスク回転駆動装置は、光ディスクが装着されるデ
ィスクテーブルとこのディスクテーブルを回転させるた
めのスピンドルモータを備えている。
【0004】上記光学ピックアップ装置は、光ディスク
にレーザ光を照射するための光源と、光ディスクの信号
記録面上で反射されたレーザ光の反射光を受光する光検
出器とを備えている。そして、光学ピックアップ装置と
ディスク回転駆動装置とは、例えば、サブシャーシに搭
載されている。サブシャーシは、これに固定支持したデ
ィスク回転駆動装置に対して接離する方向に移動可能に
光学ピックアップ装置を支持している。
【0005】このように構成されるディスクドライブ装
置は、スピンドルモータにより回転される光ディスクに
光学ピックアップ装置から出射されるレーザ光を照射し
て、情報信号の記録及び/又は再生を行う。
【0006】ところで、光ディスクの如き記録ディスク
は、製造時等に重量的なアンバランスが生じることがあ
る。そして、重量的なアンバランスがある記録ディスク
を回転させると、回転中心と重心とが一致していないた
め、この記録ディスクは、ディスクテーブルと共に振動
(軸ブレ)する。このような振動が生じると、光学ピッ
クアップ装置による記録ディスクの信号記録面に対する
フォーカシング及びトラッキングや、磁気ヘッド装置に
よる記録ディスクへの追従が良好に行われなくなる。
【0007】そこで、回転駆動手段によって回転される
移動空間内に複数のバランス部材を移動可能に配置し、
バランス部材が回転駆動手段によって回転されると共に
移動空間内を移動して、回転駆動手段によって回転する
部材及び回転駆動手段に含まれる回転する部材(以下、
これらの回転する部材を総称して「合成回転体」とい
う。)の重心(合成重心)が回転軸上に位置するように
した自動調芯機能を有する回転駆動機構が提案されてい
る。例えば、本出願人が既に出願した平成9年特許願第
53704号、平成9年特許願第96231号、平成9
年特許願第96232号、平成9年特許願第96233
号等に示されたものがそれである。
【0008】図5及び図6は、このような自動調芯機構
を備えたディスク回転駆動機構の従来例を示す。
【0009】ディスク回転駆動機構aは、スピンドルモ
ータbと該スピンドルモータbによって回転される支軸
(スピンドル軸)cの上端寄りの位置に配設された自動
調芯機構dと同じくスピンドル軸cの上端部に固定され
たターンテーブルeとを備えている(図5参照)。
【0010】スピンドル軸cはメカシャーシf上に支持
された軸支持部材gに対して、回転軸受けh、hを介し
て軸回りに回転可能に支持されている。スピンドル軸c
にはスピンドルモータbを構成するロータケースiが取
り付けられ、該ロータケースiは一端面が閉塞された略
円筒状に形成されその内周面部に円筒状の駆動マグネッ
トjが固定されている。
【0011】軸支持部材gには、ステータコイルkが取
着されており、該ステータコイルkは上記駆動マグネッ
トjと対向するように配設されている(図5参照)。
【0012】メカシャーシfには、モータ基板lが設け
られており、該モータ基板lは上記軸支持部材gに取着
されたステータコイルkに給電するようになっている。
【0013】そして、スピンドルモータbにおいて、ス
テータコイルkに駆動電流が供給されると、該ステータ
コイルkが発生する磁界が駆動マグネットjに作用し、
該駆動マグネットj及びロータケースiがスピンドル軸
cと共に回転され、これにより上記ケース体d及びター
ンテーブルeが一体となって回転される。即ち、スピン
ドル軸cはスピンドルモータbの支軸(駆動軸)となっ
ている。
【0014】ターンテーブルeは、スピンドル軸cが圧
入されると共に中央部に記録ディスクmの位置決めを行
うための位置決め突起nが形成されたセンタリングガイ
ド部oと、該センタリングガイド部oから軸心に対して
直交する方向に張り出した円板状のテーブル部pとから
成り、センタリングガイド部oは合成樹脂材料により形
成され、テーブル部pは非磁性の金属材料から形成され
ており、テーブル部pはセンタリングガイド部oとイン
サート成形により一体に形成される。
【0015】尚、テーブル部pを金属材料にて構成する
のは、載置した記録ディスクmの回転時における面振れ
を防止するためで、当該テーブル部の剛性が高い方が面
振れを防止するのに有利であるからである。因みに、ガ
ラス繊維やカーボンなどのフィラーを混入した合成樹脂
材料で一体にターンテーブルを成形することも考えられ
るが、このような材料は高価でありコスト上採用し難
い。
【0016】位置決め突起nは略円錐台形状に突出して
形成され、記録ディスクmの中心孔qに嵌合して記録デ
ィスクmの位置決めを行い、また、位置決め突起n内に
はマグネットrが内蔵されており、磁性材料を有する図
示しないチャッキング部材(クランパ部材)を吸着する
ようになっている。
【0017】テーブル部pの外周縁には、円環状のフリ
クションシートsが貼着されており、テーブル部pに載
置された記録ディスクmに回転力を適確に伝達するよう
になっている。
【0018】自動調芯機構dは、非磁性の金属材料から
なり一端面が閉塞された扁平な円筒状のケース体tと、
該ケース体t内においてケース体tと同軸上に配設され
たリング状マグネットuと、該マグネットuとケース体
tの外周壁との間の空間(移動空間)に収納された複数
のバランス部材v、v、・・・と、上記マグネットuに
取着された円環状のヨークwとから成る。
【0019】バランス部材v、v、・・・は、同じ材質
(スチール鋼)で、かつ、同じ大きさ、形状(同径の球
体)に形成されている(図6参照)。
【0020】ケース体tは、その閉塞された側の端面が
上記ロータケースiの閉塞された側の端面と接触するよ
うにスピンドル軸c上に固定されており、これにより、
ケース体tのターンテーブルe側の端面が開放されてい
る。
【0021】また、ケース体tの開放された側の端面が
上記ターンテーブルeのテーブル部pにより覆われるよ
うになっている。
【0022】そして、このような自動調芯機構dを備え
たディスク回転駆動機構aによれば、所定回転数になる
と遠心力によりバランス部材v、v、・・・がマグネッ
トuから離脱してケース体tの外周壁の内周面に接触
し、合成回転体の偏重心をキャンセルする方向に、各バ
ランス部材v、v、・・・が移動することにより、調芯
が為される。
【0023】具体的には、先ず、所定回転数になると、
各バランス部材v、v、・・・は、同形状、同質(同質
量)であるため、ほぼ同時にマグネットuから離脱して
ケース体tの外周壁の内周面に接触する(図6参照)。
【0024】次に、外周壁の内周面に接触した各バラン
ス部材v、v、・・・は、ケース体tとほぼ同じ回転数
になると(相対的な速度が「0」になると)、合成回転
体の有する重量的アンバランスを打ち消すような位置に
移動する(以下、「引込み現象」という。)。このと
き、各バランス部材v、v、・・・は、ケース体tとの
摩擦及びマグネットuによる漏れ磁束によりケース体t
内における移動が停止されて引込み現象が完了する。こ
の状態においては、各バランス部材v、v、・・・は、
ケース体tと同期して、即ち、相対的な速度が「0」と
なって回転している。
【0025】そして、引込み現象の完了により、合成回
転体の偏重心がキャンセルされ、合成回転体は振動(軸
ブレ)することなく回転することになる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うに、従来の回転駆動機構aにあっては、各バランス部
材v、v、・・・の材質及び形状、大きさが同じため、
ケース体tの外周壁の内周面を引込み現象を起こすため
に移動する条件が同じであり、よって、ケース体tとバ
ランス部材v、v、・・・との相対的な速度が「0」に
近づいても、各バランス部材v、v、・・・がケース体
t内を同じ条件で移動してしまい、いつまで経っても停
止せず(ケース体tとの相対的な速度が「0」になら
ず)、バランス部材v、v、・・・がケース体tの回転
よりやや先行又は遅行して回転する現象(以下、「フラ
フープ現象」という。)が生じてしまい、引込み現象が
完了せず、自動調芯作用が為されないという問題があっ
た。
【0027】即ち、引込み現象をスムーズに行なうため
には、ケース体tとバランス部材v、v、・・・との摩
擦係数(転がり抵抗)を低く(小さく)することが好ま
しいが、逆に、摩擦係数が低すぎると、引込み現象のた
めに移動し始めたバランス部材v、v、・・・がその慣
性により停止できず、偏重心をキャンセルすべき位置を
通り越してしまい、フラフープ現象を生ずるものと考え
られる。
【0028】また、ケース体tを磁性体で形成する場合
には、マグネットuの磁束により、移動するバランス部
材に渦電流を発生させ、これをブレーキ力とすることも
考えられるが、この場合にあっても、各バランス部材
v、v、・・・のケース体t内における移動に関する条
件が同じため、フラフープ現象が少なからず起り得て、
よって、引込み現象がなかなか完了せず、自動調芯作用
を遅らせるという問題があった。
【0029】そこで、本発明は、重量的にアンバランス
な合成回転体を回転させたときに生じる振動(軸ブレ)
を抑制すると共に、その振動の抑制、即ち、自動調芯作
用を早期に実現させることを課題とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明回転駆動
機構は、上記した課題を解決するために、自動調芯機構
を備えた回転駆動機構であって、自動調芯機構は、回転
駆動手段により支軸を介して回転され、軸方向に直交す
る方向の断面形状が円環状を為す移動空間を有するケー
ス体と、該ケース体の移動空間内に移動可能に配設され
た複数のバランス部材とを有し、該バランス部材を回転
駆動手段の回転に伴い合成回転体の他の部分に対して相
対的に移動させて、合成回転体の合成重心を回転軸上に
位置させるものであるとともに、複数のバランス部材を
2種以上の異なった大きさに形成したものである。
【0031】従って、ケース体内に収納したバランス部
材の大きさが異なるため、異なった大きさのバランス部
材間でケース体内で周方向に転がる条件(転がり抵抗)
が相違し、よって、転がり抵抗が大きいバランス部材の
方がブレーキ力をより大きく発生させ、ケース体内にお
いて他のブレーキ力の小さなバランス部材との接触が生
じ、同じ大きさのバランス部材しか収納しなかった場合
に比較して、早期に引込み現象を完了する、即ち、自動
調芯作用を終了することができる。
【0032】また、別の本発明回転駆動機構は、上記し
た課題を解決するために、自動調芯機構を備えた回転駆
動機構であって、自動調芯機構は、回転駆動手段により
支軸を介して回転され、軸方向に直交する方向の断面形
状が円環状を為す移動空間を有するケース体と、該ケー
ス体の移動空間内に移動可能に配設された複数のバラン
ス部材とを有し、該バランス部材を回転駆動手段の回転
に伴い合成回転体の他の部分に対して相対的に移動させ
て、合成回転体の合成重心を回転軸上に位置させるもの
であるとともに、複数のバランス部材を2種以上の異な
った材質で形成したものである。
【0033】従って、ケース体内に収納したバランス部
材の材質が異なるため、異なった材質のバランス部材間
でケース体内で周方向に転がる条件が相違し、よって、
転がり抵抗が大きいバランス部材の方がブレーキ力をよ
り大きく発生させ、ケース体内において他のブレーキ力
の小さなバランス部材との接触が生じ、同じ大きさのバ
ランス部材しか収納しなかった場合に比較して、早期に
引込み現象を完了する、即ち、自動調芯作用を終了する
ことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明回転駆動機構の各
実施の形態を添付図面を参照して説明する。尚、以下に
示した各実施の形態は、本発明を光ディスクや光磁気デ
ィスクの如き記録ディスクに対する再生や記録を行うデ
ィスクドライブ装置のディスク回転駆動機構に適用した
ものである。
【0035】図1乃至図3は、本発明回転駆動機構をデ
ィスクドライブ装置のディスク回転駆動機構に適用した
第1の実施の形態を示す。
【0036】ディスクドライブ装置1は回転駆動手段と
なるスピンドルモータ2及び光学ピックアップ装置3が
載置されるメカシャーシ4と、ベースシャーシ5に対し
てメカシャーシ4をフローティング支持する複数のダン
パ6、6、・・・等を備えている(図1参照)。
【0037】光学ピックアップ装置3は上記メカシャー
シ4にガイドシャフト7、7を介してターンテーブルに
装着された記録ディスク8の半径方向に移動自在に支持
されている。そして、光学ピックアップ装置3は、レー
ザダイオードの如き図示しない光源及び光検出器を有
し、光源より発せられるレーザ光を対物レンズ9を介し
て記録ディスク8に照射し、また、レーザ光の記録ディ
スク8よりの反射光を光検出器によって検出するように
構成されている。
【0038】ディスク回転駆動機構10は、上記スピン
ドルモータ2と、該スピンドルモータ2によって回転さ
れるスピンドル軸11の上端寄りの位置に配設された自
動調芯機構12と、スピンドル軸11の上端部に固定さ
れたターンテーブル13と、該ターンテーブル13と協
動して記録ディスク8を挾持するチャッキングプーリ1
4を備える(図1参照)。
【0039】尚、各図において矢印で示す、U方向、D
方向は、それぞれ、上方、下方を意味するものとする。
【0040】スピンドル軸11はメカシャーシ4上に支
持された軸支持部材15に対して、回転軸受け16、1
6を介して軸回りに回転可能に支持されている。スピン
ドル軸11にはスピンドルモータ2を構成するロータケ
ース17が取り付けられ、該ロータケース17は一端面
(上端面)が閉塞された略円筒状に形成されその内周面
に円筒状の駆動マグネット18が固定されている。尚、
このロータケース17の中心部には、後述するハブが設
けられていて、該ハブがスピンドル軸11に圧入されて
ロータケース17がスピンドル軸11に取着されてい
る。
【0041】軸支持部材15には、ステータコイル19
が取着されており、該ステータコイル19は上記駆動マ
グネット18と対向するように配設されている(図2参
照)。
【0042】メカシャーシ4には、モータ基板20が設
けられており、該モータ基板20は上記軸支持部材15
に取着されたステータコイル19に給電するようになっ
ている。
【0043】そして、スピンドルモータ2において、ス
テータコイル19に駆動電流が供給されると、該ステー
タコイル19が発生する磁界が駆動マグネット18に作
用し、該駆動マグネット18及びロータケース17がス
ピンドル軸11と共に回転され、これにより、上記自動
調芯機構12及びターンテーブル13が一体となって回
転される。即ち、スピンドル軸11はスピンドルモータ
2の支軸(駆動軸)となっている。そして、スピンドル
軸11の回転に伴って回転する部材(スピンドル軸1
1、ロータケース17、駆動用マグネット18、自動調
芯機構12、ターンテーブル13、チャッキングプーリ
14、記録ディスク8等)が特許請求の範囲で記載した
合成回転体に相当する。
【0044】自動調芯機構12は、磁性の金属材料から
なり一端面(下端面)が閉塞された扁平な円筒状のケー
ス体21と、該ケース体21の中心部に設けられ、上記
スピンドル軸11に圧入されたハブ22と、上記ケース
体21内においてケース体21と同軸上に配設されたリ
ング状マグネット23と、ケース体21の外周壁の内周
面に取着されたリング状の外輪部材24と、上記マグネ
ット23とケース体21の外周壁に取着した外輪部材2
4との間の空間(移動空間)25に収納された複数の磁
性部材から成るバランス部材26、26、・・・と、上
記マグネット23に取着された円環状のヨーク27とか
ら成る。
【0045】尚、上記ケース体21は、磁性の金属材料
により形成することにより、バランス部材26、26、
・・・がケース体21の外輪部材24の内周面に沿って
移動するときに、適宜なブレーキ力が生じて従来の技術
で説明したフラフープ現象の抑制をすることができる
が、本発明はこれに限らず、非磁性の材料でケース体を
形成しても良い。
【0046】外輪部材24の内周面は側方から見てやや
扁平なV字溝24aが形成されており、バランス部材2
6、26、・・・が外輪部材24の内周面を移動すると
きは、上記V字溝24aに沿うことになる。尚、外輪部
材24は、磁性部材でも、非磁性部材でも良く、上記の
ようにケース体21を磁性部材で形成した場合には、外
輪部材24も磁性部材で形成した方が、上述したように
バランス部材26、26、・・・に適宜なブレーキ力を
付与することができる。また、外輪部材24はバランス
部材26、26、・・・が接触する面の状態をほぼ一定
にし、同じ大きさのバランス部材26、26、・・・の
転動の条件を均一にするためのものであり、本発明にお
いて必須の構成要素ではない。外輪部材24を用いない
場合には、ケース体21の外周壁の内周面を精度良くす
ると良い。
【0047】バランス部材26、26、・・・は、例え
ば、すべてスチール鋼で形成されており、全部で12個
のバランス部材26、26、・・・がケース体21に収
納されており、かつ、これらバランス部材26、26、
・・・のうち、10個のバランス部材26a、26a、
・・・は、他の2個のバランス部材26b、26bと比
較してやや大きく形成されている。
【0048】具体的には、例えば、ケース体21の外輪
部材24の内径が29mmで、ヨーク27の外径が26
mmである場合、大きいバランス部材26aの直径が
2.38mmで、小さなバランス部材26bの直径が
2.0mmになっている。
【0049】尚、この第1の実施の形態においては、2
種類の大きさのバランス部材26、26、・・・で、そ
れぞれの個数を10個と2個としたが、本発明はこれに
限らず、3種類以上の大きさやそれぞれの大きさ、個数
は適宜設計することができる。
【0050】ケース体21と上記ロータケース17に
は、共にその中心に同径の中心孔21a、17aが形成
されていて、ケース体21は上方が開口し、ロータケー
ス17は下方が開口する向きで、これらの中心孔21
a、17aに上記ハブ22が内嵌されることにより、こ
れらハブ22とケース体21とロータケース17とが一
体化され、ハブ22をスピンドル軸11に圧入すること
により、ケース体21及びロータケース17がスピンド
ル軸11と一体化される。
【0051】ターンテーブル13は、スピンドル軸11
が圧入されると共に中央部に記録ディスク8の位置決め
を行うための位置決め突起28が形成されたセンタリン
グガイド部29と、該センタリングガイド部29から軸
心に対して直交する方向に張り出した円板状のテーブル
部30とから成り、センタリングガイド部29は合成樹
脂材料により形成され、テーブル部30は非磁性の金属
材料から形成されており、テーブル部30はセンタリン
グガイド部29とインサート成形により一体に形成され
る。
【0052】そして、ターンテーブル13は、ケース体
21及びロータケース17のハブ22をスピンドル軸1
1に圧入固定した後、スピンドル軸11に圧入され、こ
れにより、ターンテーブル13のテーブル部30がケー
ス体21の上端開口を覆い、上記移動空間25が閉塞空
間となる。
【0053】図示は省略したが、ケース体21の外輪部
材24の上側面とテーブル部30との接触部にシートパ
ッキンなどを配設すれば、移動空間25の防塵効果を高
めることができる。
【0054】また、テーブル部30の上面の外周側部分
には、円環状のシート状部材からなるフリクションシー
ト31が貼着されており、テーブル部30に載置された
記録ディスク8に回転力を適確に伝達するようになって
いる。
【0055】センタリングガイド部29の位置決め突起
28は、略円錐台形状に突出して形成され、記録ディス
ク8の中心孔8aに嵌合して記録ディスク8の位置決め
を行い、また、位置決め突起28にはマグネット32が
埋設されており、上記チャッキングプーリ14に設けら
れた磁性部材(図示は省略する。)を吸着することによ
り、記録ディスク8をテーブル部30との間で挟持して
チャッキングを行なうようになっている。
【0056】しかして、この第1の実施の形態にかかる
ディスク回転駆動機構10はそのスピンドルモータ2が
回転する前においては、各バランス部材26、26、・
・・はマグネット23及びヨーク27に吸着され、移動
空間25の中心側に位置される。
【0057】そして、スピンドルモータ2が回転し始め
ると、各バランス部材26、26、・・・には遠心力が
働き、所定の回転数になると質量の小さなバランス部材
26b、26bがヨーク27から離脱して外輪部材24
の内周面に衝突する。また、これに遅れて、質量の大き
なバランス部材26a、26a、・・・がヨーク27か
ら離脱して外輪部材24の内周面に衝突する。
【0058】これにより、バランス部材26、26、・
・・の外輪部材24への衝突音を小さくすることができ
る。即ち、従来の技術で説明したスピンドルモータbの
場合には、バランス部材v、v、・・・が同じ大きさで
形成されているため、ほゞ同時にヨークwから離脱して
ケース体tの外周壁の内周面に衝突していたため、衝突
音が大きくなっていたが、上記ディスク回転駆動機構1
0にあっては、上述のように、すべてのバランス部材2
6、26、・・・が同時に外輪部材24に衝突すること
がないため、その分、衝突音を小さくすることができ
る。
【0059】具体的には、従来のディスク回転駆動機構
bにあっては、例えば、3000rpm〜4000rp
mの1000rpmの間にバランス部材v、v、・・・
のヨークwからの離脱が集中していたが、この第1の実
施の形態にかかるディスク回転駆動機構10にあって
は、2500rpm〜4500rpmの2000rpm
の間でバランス部材26、26、・・・のヨーク27か
らの離脱が行われるようになり、その分、衝突音が軽減
された。
【0060】次に、外周壁の内周面に接触した各バラン
ス部材26、26、・・・は、ケース体21とほぼ同じ
回転数になると(相対的な速度が「0」になると)、合
成回転体の有する重量的アンバランスを打ち消すような
位置へと移動を始める。
【0061】ところが、このとき、小さい方のバランス
部材26b、26bの方が大きなバランス部材26a、
26a、・・・に比較して、転がり抵抗が大きいため、
ブレーキ力が大きく、また、慣性が小さいため、早期に
引込み位置で停止しようとする。
【0062】さらに、小さなバランス部材26b、26
bの方が大きなバランス部材26a、26a、・・・に
比較して外輪部材24の内周面を移動する速度が遅いた
め、大きなバランス部材26a、26a、・・・が小さ
なバランス部材26b、26bに衝突することにより、
大きなバランス部材26a、26a、・・・の速度も弱
められ、よって、引込み現象を早期に完了させることが
できる。
【0063】そして、このようなディスクドライブ装置
1によれば、上記例示した公報に記載の通り、自動調芯
機構12により記録ディスク8に重量的なアンバランス
があったとしても、それをキャンセルすることができ、
振動のない安定した回転が実現される。
【0064】図4は、本発明回転駆動機構をディスクド
ライブ装置のディスク回転駆動機構に適用した第2の実
施の形態を示す。この第2の実施の形態が前記第1の実
施の形態と比較して相違する点は、バランス部材の大き
さ及び材質のみであるので、図面には要部のみを示し、
また、その説明は上記相違点についてのみ行い、他の部
分については図面の各部に前記第1の実施の形態にかか
るディスク回転駆動機構における同様の部分に付した符
号と同じ符号を付することによりその説明を省略する。
【0065】ディスク回転駆動機構10Aのバランス部
材33、33、・・・は、2種類の材質からなり、一方
のバランス部材33a、33a、・・・はスチール鋼、
他方のバランス部材33b、33bはセラミックで形成
され、また、スチール鋼のバランス部材33aの大きさ
は、セラミックのバランス部材33bよりも大きく形成
されている。
【0066】また、それぞれのバランス部材33、3
3、・・・の個数は、スチール鋼のバランス部材33
a、33a、・・・が10個、セラミックのバランス部
材33b、33bが2個となっている。
【0067】しかして、この第2の実施の形態にかかる
ディスク回転駆動機構10Aはそのスピンドルモータ2
が回転する前においては、スチール鋼のバランス部材3
3a、33a、・・・はマグネット23及びヨーク27
に吸着され、移動空間25の中心側に位置され、セラミ
ックのバランス部材33b、33bは移動空間25内の
適宜な箇所に位置する。
【0068】そして、スピンドルモータ2が回転し始め
ると、各バランス部材33、33、・・・には遠心力が
働き、セラミックのバランス部材33b、33bは直ち
に外輪部材24の内周面に衝突し、スチール鋼のバラン
ス部材33a、33a、・・・は所定の回転数になって
から、ヨーク27から離脱して外輪部材24の内周面に
衝突する。
【0069】これにより、バランス部材33、33、・
・・の外輪部材24への衝突はすべて同時でなく、時間
差を有するため、従来の回転駆動機構に比較してその衝
突音を小さくすることができる。
【0070】次に、外周壁の内周面に接触した各バラン
ス部材33、33、・・・は、ケース体21とほぼ同じ
回転数になると(相対的な速度が「0」になると)、合
成回転体の有する重量的アンバランスを打ち消すような
位置へと移動を始めるが、このとき、セラミックのバラ
ンス部材33b、33bの方がスチール鋼のバランス部
材33a、33a、・・・に比較して、転がり抵抗が大
きいため、ブレーキ力が大きく、また、質量が小さいた
め慣性も小さく、早期に引込み位置で停止しようとす
る。
【0071】そして、小さなバランス部材33b、33
bの方が大きなバランス部材33a、33a、・・・に
比較して外輪部材24の内周面を移動する速度が遅いた
め、スチール鋼のバランス部材33a、33a、・・・
がセラミックのバランス部材33b、33bに衝突し
て、スチール鋼のバランス部材33a、33a、・・・
の速度が弱められ、よって、引込み現象を早期に完了さ
せることができる。
【0072】尚、この第2の実施の形態にかかるディス
ク回転駆動機構10Aにおけるバランス部材33、3
3、・・・をスチール鋼とセラミックとにしたが、本発
明はこれに限らず、他の異なった材質のバランス部材を
適宜選択することができる。特に、磁性体と非磁性体の
異なった材質を選択することが好ましい。
【0073】また、この第2の実施の形態においては、
バランス部材33、33、・・・の大きさを異ならせた
が、本発明はこれに限らず、同じ大きさで異なった材質
のバランス部材にしても良い。要は、ケース体の外周壁
(各実施の形態においては外輪部材)の内周面をバラン
ス部材が移動する際に、その転がり抵抗が異なって移動
速度が異なるような材質を選択すれば良い。
【0074】尚、上記した各実施の形態においては、ア
ンバランスを有する記録ディスク8をターンテーブル1
3に装着したときに、合成回転体に対して自動調芯作用
を実行させる例を示したが、合成回転体のうちの記録デ
ィスク8以外の部材がアンバランスを有する場合におい
ても、ディスク回転駆動機構10によって自動調芯作用
を実行させて回転時の振動を抑制することができる。
【0075】また、上記各実施の形態において、バラン
ス部材26を球状のものとして説明したが、本発明はこ
れに限らず、円柱状、樽状等適宜の形状であって良く、
要は、移動空間25内を移動することができるものであ
れば良い。
【0076】このほか、上記した各実施の形態において
示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を
実施するに際しての具体化のほんの一例を示したものに
すぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に
解釈されることがあってはならないものである。
【0077】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明は、回転駆動手段により支軸を介して回転さ
れ、軸方向に直交する方向の断面形状が円環状を為す移
動空間を有するケース体と、該ケース体の移動空間内に
移動可能に配設された複数のバランス部材とを有し、該
バランス部材を回転駆動手段の回転に伴い合成回転体の
他の部分に対して相対的に移動させて、合成回転体の合
成重心を回転軸上に位置させる自動調芯機構を備えた回
転駆動機構において、自動調芯機構の複数のバランス部
材を、2種以上の異なった大きさに形成したものであ
る。
【0078】従って、本発明回転駆動機構にあっては、
ケース体内に収納したバランス部材の大きさが異なるた
め、異なった大きさのバランス部材間でケース体内で周
方向に転がる条件(転がり抵抗)が相違し、よって、転
がり抵抗が大きいバランス部材の方がブレーキ力をより
大きく発生させ、ケース体内において他のブレーキ力の
小さなバランス部材との接触が生じ、同じ大きさのバラ
ンス部材しか収納しなかった場合に比較して、早期に引
込み現象を完了する、即ち、自動調芯作用を終了するこ
とができる。
【0079】請求項2に記載した発明にあっては、バラ
ンス部材を磁性材料により形成し、上記ケース体内に円
環状のマグネットを配設したので、所定の回転数になる
まで、バランス部材を移動空間内の中心側に位置させ、
ケース体の回転数とバランス部材の回転数との同期、即
ち、両者の相対的な速度を「0」にすることを早め、し
かも、バランス部材の大きさが異なるため、これらがマ
グネットから離脱する時期を異ならせることができ、よ
って、ケース体の外周壁に衝突したときに生じる衝突音
を小さくすることができる。
【0080】また、別の本発明回転駆動機構は、回転駆
動手段により支軸を介して回転され、軸方向に直交する
方向の断面形状が円環状を為す移動空間を有するケース
体と、該ケース体の移動空間内に移動可能に配設された
複数のバランス部材とを有し、該バランス部材を回転駆
動手段の回転に伴い合成回転体の他の部分に対して相対
的に移動させて、合成回転体の合成重心を回転軸上に位
置させる自動調芯機構を備えた回転駆動機構において、
複数のバランス部材を、2種以上の異なった材質で形成
したものである。
【0081】従って、この別の本発明回転駆動機構にあ
っては、ケース体内に収納したバランス部材の材質が異
なるため、異なった材質のバランス部材間でケース体内
で周方向に転がる条件が相違し、よって、転がり抵抗が
大きいバランス部材の方がブレーキ力をより大きく発生
させ、ケース体内において他のブレーキ力の小さなバラ
ンス部材との接触が生じ、同じ大きさのバランス部材し
か収納しなかった場合に比較して、早期に引込み現象を
完了する、即ち、自動調芯作用を終了することができ
る。
【0082】請求項4に記載した発明にあっては、少な
くとも1種類のバランス部材を磁性材料により形成し、
上記ケース体内に円環状のマグネットを配設したので、
所定の回転数になるまで、磁性材料から成るバランス部
材を移動空間内の中心側に位置させ、ケース体の回転数
とバランス部材の回転数との同期、即ち、両者の相対的
な速度を「0」にすることを早め、しかも、磁性材料で
も材質が異なればマグネットから離脱する時期(回転
数)が相違し、また、一方のバランス部材が非磁性材料
である場合には、回転開始当初からケース体の外周壁に
接触するため、マグネットから離脱してケース体の外周
壁に衝突するのは、磁性材料から成るバランス部材だけ
であり、よって、いずれにしても、バランス部材がケー
ス体の外周壁に衝突して生じる衝突音を小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び図3と共に、本発明回転駆動機構をデ
ィスクドライブ装置のディスク回転駆動機構に適用した
第1の実施の形態を示すものであり、本図はディスクド
ライブ装置の構成を概略的に示す斜視図である。
【図2】ディスク回転駆動機構を拡大して示す縦断面図
である。
【図3】自動調芯機構を拡大して示す平面図である。
【図4】第2の実施の形態を示し、自動調芯機構を拡大
して示す平面図である。
【図5】図6と共に、従来の回転駆動機構を示し、本図
は拡大して示す縦断面図である。
【図6】自動調芯機構を拡大して示す平面図である。
【符号の説明】
2…スピンドルモータ(回転駆動手段)、10…ディス
ク回転駆動機構(回転駆動機構)、11…スピンドル軸
(支軸)、12…自動調芯機構、21…ケース体、25
…移動空間、26a…バランス部材、26b…バランス
部材、33a…バランス部材、33b…バランス部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動手段により回転される回転部材
    及び回転駆動手段に含まれる回転する部材(以下、これ
    らの回転する部材を総称して「合成回転体」という。)
    の重心(以下、「合成重心」という。)を回転中に自動
    的に回転軸上に位置させる自動調芯機構を備えた回転駆
    動機構であって、 自動調芯機構は、回転駆動手段により支軸を介して回転
    され、軸方向に直交する方向の断面形状が円環状を為す
    移動空間を有するケース体と、該ケース体の移動空間内
    に移動可能に配設された複数のバランス部材とを有し、
    該バランス部材を回転駆動手段の回転に伴い合成回転体
    の他の部分に対して相対的に移動させて、合成回転体の
    合成重心を回転軸上に位置させるものであるとともに、 複数のバランス部材は、2種以上の異なった大きさに形
    成されたことを特徴とする回転駆動機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した回転駆動機構におい
    て、 バランス部材を磁性材料により形成し、 上記ケース体内に円環状のマグネットを配設したことを
    特徴とする回転駆動機構。
  3. 【請求項3】 回転駆動手段により回転される回転部材
    及び回転駆動手段に含まれる回転する部材(以下、これ
    らの回転する部材を総称して「合成回転体」という。)
    の重心(以下、「合成重心」という。)を回転中に自動
    的に回転軸上に位置させる自動調芯機構を備えた回転駆
    動機構であって、 自動調芯機構は、回転駆動手段により支軸を介して回転
    され、軸方向に直交する方向の断面形状が円環状を為す
    移動空間を有するケース体と、該ケース体の移動空間内
    に移動可能に配設された複数のバランス部材とを有し、
    該バランス部材を回転駆動手段の回転に伴い合成回転体
    の他の部分に対して相対的に移動させて、合成回転体の
    合成重心を回転軸上に位置させるものであるとともに、 複数のバランス部材は、2種以上の異なった材質で形成
    されたことを特徴とする回転駆動機構。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載した回転駆動機構におい
    て、 少なくとも1種類のバランス部材を磁性材料により形成
    し、 上記ケース体内に円環状のマグネットを配設したことを
    特徴とする回転駆動機構。
JP10271037A 1998-09-25 1998-09-25 回転駆動機構 Pending JP2000102211A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7284460B2 (en) 2000-12-07 2007-10-23 Akazawa Machine Co., Ltd. Balancer
US20110047562A1 (en) * 2009-08-24 2011-02-24 Lg Innotek Co., Ltd. Spindle motor having ball balancer
US20130320784A1 (en) * 2012-05-29 2013-12-05 Lg Innotek Co. Ltd. Spindle motor

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CN100376821C (zh) * 2000-12-07 2008-03-26 赤泽机械株式会社 平衡器
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