JPH11288552A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
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- JPH11288552A JPH11288552A JP10346798A JP10346798A JPH11288552A JP H11288552 A JPH11288552 A JP H11288552A JP 10346798 A JP10346798 A JP 10346798A JP 10346798 A JP10346798 A JP 10346798A JP H11288552 A JPH11288552 A JP H11288552A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- base
- vibration
- drive
- balancer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクの重量バランスのずれによるアンバ
ランスに起因する振動がディスク装置自体の書き込み及
び読み出し性能に悪影響を与えると共に自装置周辺の装
置にまでも悪影響を与えてきている。 【解決手段】 ピックアップ移動手段を設けた基体15
と、この基体15に設けたターンテーブル2と、回転体
へのアンバランス補正機能を有し、前記ターンテーブル
2上に載置したディスク3を固定すると共にディスク3
と一体的に回転するディスククランプ5と、一端が回転
駆動手段26,28,29等に連結され、他端が枢支部
27に連結されたドライブ本体17と、前記ドライブ本
体17と前記基体15間に設けられた振動吸収手段16
a〜16dと、前記基体15と前記ドライブ本体17間
に設けられ、前記ドライブ本体17の一部37と協働し
て前記基体15の振動を抑止する抑止手段25,25と
よりなるディスク装置。
ランスに起因する振動がディスク装置自体の書き込み及
び読み出し性能に悪影響を与えると共に自装置周辺の装
置にまでも悪影響を与えてきている。 【解決手段】 ピックアップ移動手段を設けた基体15
と、この基体15に設けたターンテーブル2と、回転体
へのアンバランス補正機能を有し、前記ターンテーブル
2上に載置したディスク3を固定すると共にディスク3
と一体的に回転するディスククランプ5と、一端が回転
駆動手段26,28,29等に連結され、他端が枢支部
27に連結されたドライブ本体17と、前記ドライブ本
体17と前記基体15間に設けられた振動吸収手段16
a〜16dと、前記基体15と前記ドライブ本体17間
に設けられ、前記ドライブ本体17の一部37と協働し
て前記基体15の振動を抑止する抑止手段25,25と
よりなるディスク装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compa
ct Disc)やDVD(Digital Vers
atile Disc)等のディスクに対して情報を記
録或いは再生するディスク装置に係り、特にアンバラン
ス補正機能を有するディスククランプ及び装置全体の振
動を減少させるための機構を具備したディスク装置に関
する。
ct Disc)やDVD(Digital Vers
atile Disc)等のディスクに対して情報を記
録或いは再生するディスク装置に係り、特にアンバラン
ス補正機能を有するディスククランプ及び装置全体の振
動を減少させるための機構を具備したディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般に回転体のアンバランス
自動補正装置として、液体やボールを用いて補正するオ
ートバランサーが多数知られている。しかし、液体やボ
ールを用いたオートバランサーは、そのオートバランサ
ーが組み込まれた装置の設置方向が制限されたり、回転
体が高速回転数に達する途中の低速回転数の時に、逆に
アンバランス量が増加するという問題が発生している。
これらの問題を解決するために、複雑な構造体を設けた
高価なオートバランサーが用いられていた。これらのオ
ートバランサーの一例が、実開昭62−158172号
公報、特開平2−119694号公報、特開平2−27
9198号公報等に開示されている。
自動補正装置として、液体やボールを用いて補正するオ
ートバランサーが多数知られている。しかし、液体やボ
ールを用いたオートバランサーは、そのオートバランサ
ーが組み込まれた装置の設置方向が制限されたり、回転
体が高速回転数に達する途中の低速回転数の時に、逆に
アンバランス量が増加するという問題が発生している。
これらの問題を解決するために、複雑な構造体を設けた
高価なオートバランサーが用いられていた。これらのオ
ートバランサーの一例が、実開昭62−158172号
公報、特開平2−119694号公報、特開平2−27
9198号公報等に開示されている。
【0003】また、回転体として情報を記録するための
ディスクを回転させるディスク装置があるが、このよう
なディスク装置に対しては、情報の高密度化、即ち高容
量化と共に、情報の高速書き込み及び高速読み出しの要
求がますます高まってきている。そして、高速化の1つ
の手段として、ディスクを高速に回転させる方法が採用
されている。
ディスクを回転させるディスク装置があるが、このよう
なディスク装置に対しては、情報の高密度化、即ち高容
量化と共に、情報の高速書き込み及び高速読み出しの要
求がますます高まってきている。そして、高速化の1つ
の手段として、ディスクを高速に回転させる方法が採用
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスクを
低速回転する場合には、それ程問題は生じないが、ディ
スクの重量バランスが僅かでもずれてアンバランスにな
っていると、このようなディスクを高速回転させるとア
ンバランスに起因する問題が顕在化してきた。例えばこ
のようなアンバランスなディスクを高速に回転させると
振動が発生し、この振動が、ディスク装置自体の書き込
み及び読み出し性能に悪影響を与えるだけでなく、自装
置周辺の装置にまでも悪影響を与えるという問題が発生
している。
低速回転する場合には、それ程問題は生じないが、ディ
スクの重量バランスが僅かでもずれてアンバランスにな
っていると、このようなディスクを高速回転させるとア
ンバランスに起因する問題が顕在化してきた。例えばこ
のようなアンバランスなディスクを高速に回転させると
振動が発生し、この振動が、ディスク装置自体の書き込
み及び読み出し性能に悪影響を与えるだけでなく、自装
置周辺の装置にまでも悪影響を与えるという問題が発生
している。
【0005】そこで、上記した悪影響を防止するため
に、例えば、回転軸にコイルばねによりバランサを取付
け、この取付けられたバランサが回転軸と共に回転する
構成のものがある。ここで、アンバランスが発生する
と、バランサは遠心力により偏心負荷とは逆の方向に移
動し、コイルばねの復元力と釣り合った状態でバランス
の補正を行う。
に、例えば、回転軸にコイルばねによりバランサを取付
け、この取付けられたバランサが回転軸と共に回転する
構成のものがある。ここで、アンバランスが発生する
と、バランサは遠心力により偏心負荷とは逆の方向に移
動し、コイルばねの復元力と釣り合った状態でバランス
の補正を行う。
【0006】しかしながら、このバランサ機構では、回
転体の回転速度が変動した場合や起動時などにバランサ
自体の慣性力により、これの回転軸に対して追従できな
いことがある。更に、回転数が変動した後、一定になっ
たとしてもバランサはその慣性力により回転軸に対して
回転方向の変動を起こす恐れがある。特に、ディスク装
置でCLV(線速度一定)制御の場合には、ピックアッ
プがディスクの内周に位置する時と外周に位置する時と
では回転数が異なるように制御されるので、回転数の変
動が頻繁に発生する。この時、バランサがモータの回転
数の変動に追従できない場合、このバランサが回転方向
に変動を起こす場合があり、このため、このバランサ機
構をそのままディスク装置に採用することは出来ない。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に
解決すべく案出されたものであり、その目的とするとこ
ろは、振動の発生を効果的に抑制することのできるバラ
ンサ機能付きのディスククランプ及び装置全体の振動を
減少させるための機構を具備したディスク装置を提供す
ることにある。
転体の回転速度が変動した場合や起動時などにバランサ
自体の慣性力により、これの回転軸に対して追従できな
いことがある。更に、回転数が変動した後、一定になっ
たとしてもバランサはその慣性力により回転軸に対して
回転方向の変動を起こす恐れがある。特に、ディスク装
置でCLV(線速度一定)制御の場合には、ピックアッ
プがディスクの内周に位置する時と外周に位置する時と
では回転数が異なるように制御されるので、回転数の変
動が頻繁に発生する。この時、バランサがモータの回転
数の変動に追従できない場合、このバランサが回転方向
に変動を起こす場合があり、このため、このバランサ機
構をそのままディスク装置に採用することは出来ない。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に
解決すべく案出されたものであり、その目的とするとこ
ろは、振動の発生を効果的に抑制することのできるバラ
ンサ機能付きのディスククランプ及び装置全体の振動を
減少させるための機構を具備したディスク装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し、上記目的を達成するためになされたものであり、
第1の発明は、ピックアップ移動手段を設けた基体と、
この基体上に設けたターンテーブルと、回転体へのアン
バランス補正機能を有し、前記ターンテーブル上に載置
したディスクを固定すると共にディスクと一体的に回転
するディスククランプと、一端が回転駆動手段に連結さ
れ、他端が枢支部に連結されたドライブ本体と、前記ド
ライブ本体と前記基体間に設けられた振動吸収手段と、
前記基体と前記ドライブ本体間に設けられ、前記基体の
振動を抑止する抑止手段とよりなるディスク装置を、ま
た、第2の発明は、ピックアップ移動手段を設けた基体
と、この基体上に設けたターンテーブルと、回転体への
アンバランス補正機能を有し、前記ターンテーブル上に
載置したディスクを固定すると共にディスクと一体的に
回転するディスククランプと、一端が回転駆動手段に連
結され、他端が枢支部に連結されたドライブ本体と、前
記ドライブ本体と前記基体間に設けられた振動吸収手段
と、前記基体と前記ドライブ本体間に設けられ、前記ド
ライブ本体の一部と協働して前記基体の振動を抑止する
抑止手段とよりなるディスク装置をそれぞれ提供するも
のである。
決し、上記目的を達成するためになされたものであり、
第1の発明は、ピックアップ移動手段を設けた基体と、
この基体上に設けたターンテーブルと、回転体へのアン
バランス補正機能を有し、前記ターンテーブル上に載置
したディスクを固定すると共にディスクと一体的に回転
するディスククランプと、一端が回転駆動手段に連結さ
れ、他端が枢支部に連結されたドライブ本体と、前記ド
ライブ本体と前記基体間に設けられた振動吸収手段と、
前記基体と前記ドライブ本体間に設けられ、前記基体の
振動を抑止する抑止手段とよりなるディスク装置を、ま
た、第2の発明は、ピックアップ移動手段を設けた基体
と、この基体上に設けたターンテーブルと、回転体への
アンバランス補正機能を有し、前記ターンテーブル上に
載置したディスクを固定すると共にディスクと一体的に
回転するディスククランプと、一端が回転駆動手段に連
結され、他端が枢支部に連結されたドライブ本体と、前
記ドライブ本体と前記基体間に設けられた振動吸収手段
と、前記基体と前記ドライブ本体間に設けられ、前記ド
ライブ本体の一部と協働して前記基体の振動を抑止する
抑止手段とよりなるディスク装置をそれぞれ提供するも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的実施例を図
面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例を
示す斜視図、図2は、インシュレータの断面図、図3
は、ディスククランプの上面図、図4は、バランサ機能
付きのディスククランプの断面図、図5は、本発明の要
部をなす基体,ドライブ本体,振動吸収手段,抑止手段
の配置関係を示す一実施例の斜視図、図6は、図5の他
の実施例の斜視図、図7は、溝カムの説明図である。
面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例を
示す斜視図、図2は、インシュレータの断面図、図3
は、ディスククランプの上面図、図4は、バランサ機能
付きのディスククランプの断面図、図5は、本発明の要
部をなす基体,ドライブ本体,振動吸収手段,抑止手段
の配置関係を示す一実施例の斜視図、図6は、図5の他
の実施例の斜視図、図7は、溝カムの説明図である。
【0009】まず、図1の全体構成につき、説明する。
図1において、1は、例えば光ディスク駆動機構であ
る。ターンテーブル2に載置されたディスク3は、ター
ンテーブル2と同軸に設けられたスピンドルモータ4に
より所定の方向に回転する。ディスク3は、後記詳述す
るバランサ機能付きのクランパ5によりターンテーブル
2に固定されている。光学式ピックアップベース6上に
設けられた2軸アクチュエータ7により保持されている
対物レンズ8は、ディスク3の半径方向つまりトラッキ
ング方向(図1に示すA方向)、ディスク3の記録面に
垂直な方向つまりフォーカス方向(図1に示すB方向)
に規定の量だけ移動が可能となっており、この2軸アク
チュエータ7により光学系のトラッキングおよびフォー
カシングの調整を行う。
図1において、1は、例えば光ディスク駆動機構であ
る。ターンテーブル2に載置されたディスク3は、ター
ンテーブル2と同軸に設けられたスピンドルモータ4に
より所定の方向に回転する。ディスク3は、後記詳述す
るバランサ機能付きのクランパ5によりターンテーブル
2に固定されている。光学式ピックアップベース6上に
設けられた2軸アクチュエータ7により保持されている
対物レンズ8は、ディスク3の半径方向つまりトラッキ
ング方向(図1に示すA方向)、ディスク3の記録面に
垂直な方向つまりフォーカス方向(図1に示すB方向)
に規定の量だけ移動が可能となっており、この2軸アク
チュエータ7により光学系のトラッキングおよびフォー
カシングの調整を行う。
【0010】また、光学式ピックアップベース6は、そ
の両側をガイドシャフト9,10により支持されてい
る。ガイドシャフト9,10は互いに平行であり、ディ
スク3の記録面に平行に設置されている。光学式ピック
アップベース6は、ガイドシャフト9,10にならって
移送手段11により図1中A方向に移動することができ
る。移送手段11は、フィードモータ12、ギアトレイ
ン13、ラック14から構成されている。
の両側をガイドシャフト9,10により支持されてい
る。ガイドシャフト9,10は互いに平行であり、ディ
スク3の記録面に平行に設置されている。光学式ピック
アップベース6は、ガイドシャフト9,10にならって
移送手段11により図1中A方向に移動することができ
る。移送手段11は、フィードモータ12、ギアトレイ
ン13、ラック14から構成されている。
【0011】以上説明してきた機構部は,基体であるベ
ース15上に構成されており、ベース15はその4箇所
が弾性を有するインシュレータ16a、16b、16
c,16dによりドライブ本体17と接続されている。
インシュレータ16は本実施例では4箇所であるが、そ
れ以上の個数でもよい。また、通常はインシュレータ1
6の形状は図2(A)に示すように、外側に溝を有する
中空の略筒状であり、外側の溝にベース15をはめ込
み、一方中空部分にネジ18を貫通させ、ドライブ本体
に固定する。つまりベース15上に設けられたターンテ
ーブル等のディスク駆動装置とドライブ本体17はイン
シュレータ16a〜16dを介して弾性をもった状態で
固定されている。
ース15上に構成されており、ベース15はその4箇所
が弾性を有するインシュレータ16a、16b、16
c,16dによりドライブ本体17と接続されている。
インシュレータ16は本実施例では4箇所であるが、そ
れ以上の個数でもよい。また、通常はインシュレータ1
6の形状は図2(A)に示すように、外側に溝を有する
中空の略筒状であり、外側の溝にベース15をはめ込
み、一方中空部分にネジ18を貫通させ、ドライブ本体
に固定する。つまりベース15上に設けられたターンテ
ーブル等のディスク駆動装置とドライブ本体17はイン
シュレータ16a〜16dを介して弾性をもった状態で
固定されている。
【0012】次に、上記光ディスク駆動装置に偏重心を
有するディスク3がセットされた状態を説明する。偏重
心を有するディスク3がターンテーブル2に載置され回
転すると、その偏重心量により光ディスク駆動装置1は
振動する。この振動は光学式ピックアップベース6に伝
わり、さらに2軸アクチュエータ7を介して対物レンズ
8に伝わる。ここで、光学系のトラッキング、フォーカ
シング調整を行おうとすると、対物レンズ8が外部から
振動を与えられているので、その制御に悪影響が及び、
トラッキング、フォーカシング調整が困難となる。この
ため、ディスク3上に記録されている情報を正しく読み
出すことやディスク3上に情報を記録することができな
くなる。したがって、たとえ偏重心のあるディスク3が
載置されたとしても、その振動を光学式ピックアップベ
ース6や対物レンズ8に伝播し難くなるような構造であ
ることが好ましい。
有するディスク3がセットされた状態を説明する。偏重
心を有するディスク3がターンテーブル2に載置され回
転すると、その偏重心量により光ディスク駆動装置1は
振動する。この振動は光学式ピックアップベース6に伝
わり、さらに2軸アクチュエータ7を介して対物レンズ
8に伝わる。ここで、光学系のトラッキング、フォーカ
シング調整を行おうとすると、対物レンズ8が外部から
振動を与えられているので、その制御に悪影響が及び、
トラッキング、フォーカシング調整が困難となる。この
ため、ディスク3上に記録されている情報を正しく読み
出すことやディスク3上に情報を記録することができな
くなる。したがって、たとえ偏重心のあるディスク3が
載置されたとしても、その振動を光学式ピックアップベ
ース6や対物レンズ8に伝播し難くなるような構造であ
ることが好ましい。
【0013】近年のCD―ROMドライブではディスク
の回転数を高くしてデータの転送速度を上げる手法が一
般的に採用されている。そしてインシュレータの柔らか
さを調整してディスク駆動装置にわずかに自由度を与
え、振動を遮断する工夫がなされている。図1に示した
ドライブ本体17において、ターンテーブル2の両側の
インシュレータのうち、一方のインシュレータ16a、
16bは他方のインシュレータ16c、16dに比較し
て硬度が低く、柔らかいゴムでできている。また、図2
(B)に示すように、一方のインシュレータ16a 、1
6bはネジを介さず前記した如くベース15上に設けら
れたターンテーブル等の光ディスク駆動装置とドライブ
本体17とを接続している。一方、他方のインシュレー
タ16c、16dは中空孔にネジ18を挿入し、前記し
た光ディスク駆動装置とドライブ本体17とをネジ18
にて接続している。なお、光ディスク駆動装置とドライ
ブ本体17の接続に関しては本発明の実施例に限定され
るものではなく、一方のインシュレータ16a 、16b
が他方のインシュレータ16c、16dに対して適度に
柔らかくなっていればその目標は達成されるものであ
る。
の回転数を高くしてデータの転送速度を上げる手法が一
般的に採用されている。そしてインシュレータの柔らか
さを調整してディスク駆動装置にわずかに自由度を与
え、振動を遮断する工夫がなされている。図1に示した
ドライブ本体17において、ターンテーブル2の両側の
インシュレータのうち、一方のインシュレータ16a、
16bは他方のインシュレータ16c、16dに比較し
て硬度が低く、柔らかいゴムでできている。また、図2
(B)に示すように、一方のインシュレータ16a 、1
6bはネジを介さず前記した如くベース15上に設けら
れたターンテーブル等の光ディスク駆動装置とドライブ
本体17とを接続している。一方、他方のインシュレー
タ16c、16dは中空孔にネジ18を挿入し、前記し
た光ディスク駆動装置とドライブ本体17とをネジ18
にて接続している。なお、光ディスク駆動装置とドライ
ブ本体17の接続に関しては本発明の実施例に限定され
るものではなく、一方のインシュレータ16a 、16b
が他方のインシュレータ16c、16dに対して適度に
柔らかくなっていればその目標は達成されるものであ
る。
【0014】次に,バランサ19について図3,図4を
参照して説明する。例えば、磁性材料よりなるリング状
のバランサ19は、クランパ5内に構成されていて、こ
れはスプリング20により放射状に6本、センターシャ
フト21と例えば等間隔で接続されている。また、バラ
ンサ19はその一部が磁石22で構成されている。さら
に、このバランサ19の磁石部22に対向する位置にバ
ランサ19の磁石22と同極の磁石23が設けられてい
る。なお、図3では内部のバランサ3が見えるような構
成としているが、実際にはバランサ19は密閉されたク
ランパ5内に構成されている。
参照して説明する。例えば、磁性材料よりなるリング状
のバランサ19は、クランパ5内に構成されていて、こ
れはスプリング20により放射状に6本、センターシャ
フト21と例えば等間隔で接続されている。また、バラ
ンサ19はその一部が磁石22で構成されている。さら
に、このバランサ19の磁石部22に対向する位置にバ
ランサ19の磁石22と同極の磁石23が設けられてい
る。なお、図3では内部のバランサ3が見えるような構
成としているが、実際にはバランサ19は密閉されたク
ランパ5内に構成されている。
【0015】ここで、バランサの作用について説明す
る。偏重心ディスク3が回転を開始すると、光ディスク
駆動装置1が振動しようとする。しかしながら、上記し
た如く一方のインシュレータ16a、16bの方が、他
方のインシュレータ16c、16dよりも硬度が低く柔
らかいゴムで出来ているので光ディス駆動装置1は一方
のインシュレータ16a、16b側が他方のインシュレ
ータ16c、16d側を中心として図1中矢印D方向に
動こうとする。ディスク3の回転数が危険速度に達する
まではバランサ19は、偏重心ディスク3と同位相で回
転しようとする。このため、この回転数範囲ではバラン
サ19はむしろ振動を助長する。しかし、バランサ19
は対向する位置に設けられた磁石23の斥力により移動
が妨げられ、振動が助長されることがない。また、バラ
ンスの取れたディスクがかけられた場合にはバランサ1
9の磁石22とこの磁石22に対向する位置に取付けら
れた磁石23の斥力が釣り合っているために振動を起こ
すことがない。
る。偏重心ディスク3が回転を開始すると、光ディスク
駆動装置1が振動しようとする。しかしながら、上記し
た如く一方のインシュレータ16a、16bの方が、他
方のインシュレータ16c、16dよりも硬度が低く柔
らかいゴムで出来ているので光ディス駆動装置1は一方
のインシュレータ16a、16b側が他方のインシュレ
ータ16c、16d側を中心として図1中矢印D方向に
動こうとする。ディスク3の回転数が危険速度に達する
まではバランサ19は、偏重心ディスク3と同位相で回
転しようとする。このため、この回転数範囲ではバラン
サ19はむしろ振動を助長する。しかし、バランサ19
は対向する位置に設けられた磁石23の斥力により移動
が妨げられ、振動が助長されることがない。また、バラ
ンスの取れたディスクがかけられた場合にはバランサ1
9の磁石22とこの磁石22に対向する位置に取付けら
れた磁石23の斥力が釣り合っているために振動を起こ
すことがない。
【0016】次に、回転数が危険速度を超えると、バラ
ンサ19は偏重心ディスク3の偏重心位置とは反対側に
移動しようとする。つまり、振動を抑制する方向にバラ
ンサ19が移動する。これは、光ディスク装置1が弾性
的に取付けられているために図1中C方向に移動する
が、バランサ19は自身の慣性によりC方向と反対方向
に移動する。また、この時の回転数により決まる遠心力
が前述の磁石の斥力よりも勝るために、バランサ19は
偏重心ディスク3の偏重心位置とは反対側に移動するこ
とができる。
ンサ19は偏重心ディスク3の偏重心位置とは反対側に
移動しようとする。つまり、振動を抑制する方向にバラ
ンサ19が移動する。これは、光ディスク装置1が弾性
的に取付けられているために図1中C方向に移動する
が、バランサ19は自身の慣性によりC方向と反対方向
に移動する。また、この時の回転数により決まる遠心力
が前述の磁石の斥力よりも勝るために、バランサ19は
偏重心ディスク3の偏重心位置とは反対側に移動するこ
とができる。
【0017】この実施例の状態でバランスが極端に崩れ
たディスク3がターンテーブル2に載置された状態を考
察する。この場合、光ディスク駆動装置1はわずかであ
るが自由度が与えられているために前述のように光ディ
スク装置1は図1中C方向に動こうとする。ディスク3
に偏重心がある場合にはバランサ19はディスク3の偏
重心位置とは反対側に移動することができる。しかし、
ディスク3に極端な偏重心があるときは、バランサ19
が振動をキャンセルしきれない。この場合は、むしろベ
ース15を固定してしまって、装置全体の剛性を高めて
しまった方が好ましい。
たディスク3がターンテーブル2に載置された状態を考
察する。この場合、光ディスク駆動装置1はわずかであ
るが自由度が与えられているために前述のように光ディ
スク装置1は図1中C方向に動こうとする。ディスク3
に偏重心がある場合にはバランサ19はディスク3の偏
重心位置とは反対側に移動することができる。しかし、
ディスク3に極端な偏重心があるときは、バランサ19
が振動をキャンセルしきれない。この場合は、むしろベ
ース15を固定してしまって、装置全体の剛性を高めて
しまった方が好ましい。
【0018】そこで、本発明は、下記のような対策を講
じる。図5は、この対策を説明するものである。ベース
15の下方でドライブ本体17上に、圧電素子25,2
5が通常はベース15とは微小な間隔を保つように取付
けられている。そして圧電素子25,25は図示しない
圧電素子駆動回路により駆動されるようになっている。
また、ベース15の上方に微小な間隔を保つよう、ドラ
イブ本体17から起立した係止部材38が複数個設けら
れている。
じる。図5は、この対策を説明するものである。ベース
15の下方でドライブ本体17上に、圧電素子25,2
5が通常はベース15とは微小な間隔を保つように取付
けられている。そして圧電素子25,25は図示しない
圧電素子駆動回路により駆動されるようになっている。
また、ベース15の上方に微小な間隔を保つよう、ドラ
イブ本体17から起立した係止部材38が複数個設けら
れている。
【0019】ここで、バランスが極端に崩れたディスク
3がターンテーブル2に載置され、バランサ19、ベー
ス15の振動によりフォーカス調整、またはトラッキン
グ調整が不可能な場合は、それぞれのリトライを行わせ
るため、図示しない回路によりリトライが行なわれる。
しかしながら、フォーカス調整、トラッキング調整の制
御が行えない程度に振動が大きい場合、最悪の場合は光
ディスク装置1が暴走してしまう恐れがある。そこで、
何回かリトライしてもフォーカス調整あるいはトラッキ
ング調整が成功しない場合には、ベース15を固定する
ために図示しない圧電素子駆動回路に圧電素子25、2
5を駆動することを促す信号を送信する。図示しない圧
電素子駆動回路から信号を受信した圧電素子25、25
は、ベース15の自由度を奪うべく、ベース15を下方
から上方へ微小量押し上げる。そしてベース15は係止
部材38と圧電素子25、25に挟持されて固定され
る。
3がターンテーブル2に載置され、バランサ19、ベー
ス15の振動によりフォーカス調整、またはトラッキン
グ調整が不可能な場合は、それぞれのリトライを行わせ
るため、図示しない回路によりリトライが行なわれる。
しかしながら、フォーカス調整、トラッキング調整の制
御が行えない程度に振動が大きい場合、最悪の場合は光
ディスク装置1が暴走してしまう恐れがある。そこで、
何回かリトライしてもフォーカス調整あるいはトラッキ
ング調整が成功しない場合には、ベース15を固定する
ために図示しない圧電素子駆動回路に圧電素子25、2
5を駆動することを促す信号を送信する。図示しない圧
電素子駆動回路から信号を受信した圧電素子25、25
は、ベース15の自由度を奪うべく、ベース15を下方
から上方へ微小量押し上げる。そしてベース15は係止
部材38と圧電素子25、25に挟持されて固定され
る。
【0020】これにより光ディスク装置1において、自
由度を持つ部品がなくなり、光ディスク装置1の振動は
大幅に低減されることになる。なお、図5においては、
圧電素子を下側から押し当てるように配置したが、これ
に限るものではなく、上下両側から圧電素子で挟み込む
ようにして固定してもよいし、上から下に向けて押し付
けるような配置にしても同様の効果が得られる。さらに
図6に示すように係止部材39をドライブ本体17から
起立させず、図示しない他の筐体と固定されている構造
とすれば係止部材39自身の剛性が容易に向上できるた
めにより強固な構造とすることができる。
由度を持つ部品がなくなり、光ディスク装置1の振動は
大幅に低減されることになる。なお、図5においては、
圧電素子を下側から押し当てるように配置したが、これ
に限るものではなく、上下両側から圧電素子で挟み込む
ようにして固定してもよいし、上から下に向けて押し付
けるような配置にしても同様の効果が得られる。さらに
図6に示すように係止部材39をドライブ本体17から
起立させず、図示しない他の筐体と固定されている構造
とすれば係止部材39自身の剛性が容易に向上できるた
めにより強固な構造とすることができる。
【0021】なお、係止部材38、39はディスクと接
触しない高さに設けられ、かつベース15が図1に示し
たC方向に微小移動してもベース15と係止部材38、
39は接触しない構造となっていること勿論である。ま
た、他方のインシュレータ16c、16dはネジ18に
より固定されてはいるが、このインシュレータ16c、
16dのみの変形分だけベース15を上方に移動させて
固定すればよい。
触しない高さに設けられ、かつベース15が図1に示し
たC方向に微小移動してもベース15と係止部材38、
39は接触しない構造となっていること勿論である。ま
た、他方のインシュレータ16c、16dはネジ18に
より固定されてはいるが、このインシュレータ16c、
16dのみの変形分だけベース15を上方に移動させて
固定すればよい。
【0022】次に、図1を用いて他の方法によりバラン
スの極端に崩れたディスクがターンテーブル2に載置さ
れたときの振動防止の実施例を説明する。図示しないト
レイに載置されたディスク3は、トレイごと、ローディ
ングモータ26の作用により光ディスク装置1内に引き
込まれる。さらに、引き込まれたディスク3に対し、光
ディスク駆動装置1がローディングモータ26の作用に
より相対的に引き上げられる。ここで光ディスク駆動装
置1が引き上げられるしくみについて説明する。
スの極端に崩れたディスクがターンテーブル2に載置さ
れたときの振動防止の実施例を説明する。図示しないト
レイに載置されたディスク3は、トレイごと、ローディ
ングモータ26の作用により光ディスク装置1内に引き
込まれる。さらに、引き込まれたディスク3に対し、光
ディスク駆動装置1がローディングモータ26の作用に
より相対的に引き上げられる。ここで光ディスク駆動装
置1が引き上げられるしくみについて説明する。
【0023】ローディングモータ26は既に述べたよう
に、図示しないトレイを開け閉めするための動力源とな
っている。また、このローディングモータ26は光ディ
スク駆動装置1をヒンジ27を支点にして図中D方向に
動かすことができる。具体的には、ローディングモータ
26に接続されたギアトレイン28と噛み合うラック部
材29と一体になっている溝カム30にならって光ディ
スク駆動装置1の先端に取付けられている図示しないピ
ンが上下するために光ディスク駆動装置1はヒンジ27
を支点にしてD方向に動くことができる。
に、図示しないトレイを開け閉めするための動力源とな
っている。また、このローディングモータ26は光ディ
スク駆動装置1をヒンジ27を支点にして図中D方向に
動かすことができる。具体的には、ローディングモータ
26に接続されたギアトレイン28と噛み合うラック部
材29と一体になっている溝カム30にならって光ディ
スク駆動装置1の先端に取付けられている図示しないピ
ンが上下するために光ディスク駆動装置1はヒンジ27
を支点にしてD方向に動くことができる。
【0024】なお、図1では省略しているがラック部材
29と一体の溝カム30は安定して移動できるよう、図
示しないガイドレールによってガイドされている。ま
た、ギアトレイン28の一部のギア35に切欠き部36
があるが、これは光ディスク駆動装置1をD方向に移動
している間、つまりラック部材29を移動させていると
きにはトレイ(図示せず)を動かしてはならないので、
このトレイを駆動する図示しないギアと噛み合うことが
ないように設けられているものである。逆に、トレイを
駆動するときには光ディスク装置1を動かしてはならな
いので、トレイ駆動時には切欠き部36はラックを駆動
するギア方向に向いていることになる。
29と一体の溝カム30は安定して移動できるよう、図
示しないガイドレールによってガイドされている。ま
た、ギアトレイン28の一部のギア35に切欠き部36
があるが、これは光ディスク駆動装置1をD方向に移動
している間、つまりラック部材29を移動させていると
きにはトレイ(図示せず)を動かしてはならないので、
このトレイを駆動する図示しないギアと噛み合うことが
ないように設けられているものである。逆に、トレイを
駆動するときには光ディスク装置1を動かしてはならな
いので、トレイ駆動時には切欠き部36はラックを駆動
するギア方向に向いていることになる。
【0025】ここで、溝カム30の構造について図7を
用いて説明する。溝カム30は主として連続している3
種類の溝からなる。すなわち、光ディスク駆動装置1を
D方向に回動させるためのカム溝31、光ディスク駆動
装置1の回動動作が終了した状態を保持するためのカム
溝32、さらに光ディスク駆動装置1の回動動作終了の
状態を保持する位置からさらにD方向に光ディスク駆動
装置1を回動させるためのカム溝33である。なお、カ
ム溝31のカム溝32とは反対側のとなりにも溝34が
あるが、この溝は万が一ローディングモータ26が必要
以上の角度で回転しても光ディスク駆動装置1の姿勢が
変動しないように設けられたものである。
用いて説明する。溝カム30は主として連続している3
種類の溝からなる。すなわち、光ディスク駆動装置1を
D方向に回動させるためのカム溝31、光ディスク駆動
装置1の回動動作が終了した状態を保持するためのカム
溝32、さらに光ディスク駆動装置1の回動動作終了の
状態を保持する位置からさらにD方向に光ディスク駆動
装置1を回動させるためのカム溝33である。なお、カ
ム溝31のカム溝32とは反対側のとなりにも溝34が
あるが、この溝は万が一ローディングモータ26が必要
以上の角度で回転しても光ディスク駆動装置1の姿勢が
変動しないように設けられたものである。
【0026】次に、各図特に図1を参照してバランスの
取れたディスク3の回転動作について説明する。バラン
スの取れたディスク3が回転を開始すると、光ディスク
駆動装置1は自由度が与えられているために振動をはじ
める。振動が大きく、フォーカス調整、トラッキング調
整をかけることができないと判断した場合には、さらに
ローディングモータ26を回転させ、わずかに光ディス
ク駆動装置1をD方向に移動させる。ここで、光ディス
ク駆動装置1の先端に取付けられている図示しないピン
がカム溝33内を摺動し、光ディスク駆動装置1をさら
にD方向に回動させる。
取れたディスク3の回転動作について説明する。バラン
スの取れたディスク3が回転を開始すると、光ディスク
駆動装置1は自由度が与えられているために振動をはじ
める。振動が大きく、フォーカス調整、トラッキング調
整をかけることができないと判断した場合には、さらに
ローディングモータ26を回転させ、わずかに光ディス
ク駆動装置1をD方向に移動させる。ここで、光ディス
ク駆動装置1の先端に取付けられている図示しないピン
がカム溝33内を摺動し、光ディスク駆動装置1をさら
にD方向に回動させる。
【0027】このとき、図1に示すように、ラック29
と一体になった係止部材37がベース15と接触する。
このため、実質的に光ディスク駆動装置1は自由度が奪
われ、ベース15の振動が緩和される。なお、ラック部
材29や係止部材37は振動を抑制し得る程度の強度が
あり、特にラック部材29は移動が可能でありかつ、振
動に対して抵抗があるような構造になっていることは勿
論である。また、係止部材37はトレイに干渉しない位
置に配置されている。また、図示しないが、固定を完了
した後は、ローディングモータ26に取付けられたエン
コーダ(図示せず)などを用いてそれを感知し、ローデ
ィングモータ26の回転を停止させる。なお、上記した
実施例は光ディスクドライブを水平に置いた場合を想定
して説明してきたがこれに限るものではなく、いかなる
姿勢にあっても十分な効果を発揮するものである。
と一体になった係止部材37がベース15と接触する。
このため、実質的に光ディスク駆動装置1は自由度が奪
われ、ベース15の振動が緩和される。なお、ラック部
材29や係止部材37は振動を抑制し得る程度の強度が
あり、特にラック部材29は移動が可能でありかつ、振
動に対して抵抗があるような構造になっていることは勿
論である。また、係止部材37はトレイに干渉しない位
置に配置されている。また、図示しないが、固定を完了
した後は、ローディングモータ26に取付けられたエン
コーダ(図示せず)などを用いてそれを感知し、ローデ
ィングモータ26の回転を停止させる。なお、上記した
実施例は光ディスクドライブを水平に置いた場合を想定
して説明してきたがこれに限るものではなく、いかなる
姿勢にあっても十分な効果を発揮するものである。
【0028】
【発明の効果】本発明のディスク装置によれば、装置に
アンバランスが極端に大きいディスクがかけられた場合
であっても、ディスククランプと基体の振動を抑止する
抑止手段によって、効果的に振動が抑止され、従って、
安定したディスクの記録再生が可能となるものである。
アンバランスが極端に大きいディスクがかけられた場合
であっても、ディスククランプと基体の振動を抑止する
抑止手段によって、効果的に振動が抑止され、従って、
安定したディスクの記録再生が可能となるものである。
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】インシュレータの断面図である。
【図3】ディスククランプの上面図である。
【図4】バランサ機能付きのディスククランプの断面図
である。
である。
【図5】本発明の要部をなす基体,ドライブ本体,振動
吸収手段,抑止手段の配置関係を示す一実施例の斜視図
である。
吸収手段,抑止手段の配置関係を示す一実施例の斜視図
である。
【図6】図5の他の実施例の斜視図である。
【図7】溝カムの説明図である。
1 光ディスク駆動機構 2 ターンテーブル 3 ディスク 4 スピンドルモータ 5 クランパ 6 光学式ピックアップベース 8 対物レンズ 11 移送手段 15 ベース 16a〜16d インシュレータ 17 ドライブ本体 22,23,24 磁石 25 圧電素子 26 ローディングモータ 27 ヒンジ 29 ラック部材 30 溝カム 37,38,39 係止部材
Claims (2)
- 【請求項1】 ピックアップ移動手段を設けた基体と、
この基体上に設けたターンテーブルと、回転体へのアン
バランス補正機能を有し、前記ターンテーブル上に載置
したディスクを固定すると共にディスクと一体的に回転
するディスククランプと、一端が回転駆動手段に連結さ
れ、他端が枢支部に連結されたドライブ本体と、前記ド
ライブ本体と前記基体間に設けられた振動吸収手段と、
前記基体と前記ドライブ本体間に設けられ、前記基体の
振動を抑止する抑止手段とよりなるディスク装置。 - 【請求項2】 ピックアップ移動手段を設けた基体と、
この基体上に設けたターンテーブルと、回転体へのアン
バランス補正機能を有し、前記ターンテーブル上に載置
したディスクを固定すると共にディスクと一体的に回転
するディスククランプと、一端が回転駆動手段に連結さ
れ、他端が枢支部に連結されたドライブ本体と、前記ド
ライブ本体と前記基体間に設けられた振動吸収手段と、
前記基体と前記ドライブ本体間に設けられ、前記ドライ
ブ本体の一部と協働して前記基体の振動を抑止する抑止
手段とよりなるディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10346798A JPH11288552A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10346798A JPH11288552A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11288552A true JPH11288552A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14354824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10346798A Pending JPH11288552A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11288552A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100314437B1 (ko) * | 1999-12-13 | 2001-11-15 | 구자홍 | 디스크 드라이버의 픽업베이스 완충장치 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10346798A patent/JPH11288552A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100314437B1 (ko) * | 1999-12-13 | 2001-11-15 | 구자홍 | 디스크 드라이버의 픽업베이스 완충장치 |
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