JPH11166568A - 防振ゴム - Google Patents

防振ゴム

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JPH11166568A
JPH11166568A JP10349998A JP10349998A JPH11166568A JP H11166568 A JPH11166568 A JP H11166568A JP 10349998 A JP10349998 A JP 10349998A JP 10349998 A JP10349998 A JP 10349998A JP H11166568 A JPH11166568 A JP H11166568A
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JP
Japan
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rubber
vibration
turntable
rubber bush
plastic material
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Application number
JP10349998A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Suzuki
達雄 鈴木
Tetsuo Asano
哲生 浅野
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微小変位入力に対して、防振ゴムを滑り移動
させ、見掛けのバネ定数を低減化させる。 【解決手段】 ディスク状の記録媒体4を回転駆動する
ターンテーブル3と、当該ターンテーブル3等を収納す
るケーシング7のマウンティング部77との間に設けら
れるものであって、ターンテーブル3をマウンティング
部77のところに弾性支持する防振支持装置において、
防振支持装置の主要部を成す防振ゴム1を、その断面形
状が、全体的に円筒状の形態からなるものであって、そ
の中央部のところにくびれ部115等を有するゴムブッ
シュ部11と、ゴムブッシュ部11の上端面111また
は下端面112のうち、少なくともいずれか一方の端面
のところに一体的に設けられた高潤滑性プラスチック材
12と、からなるようにする。ゴムブッシュ部11と高
潤滑性プラスチック材12との一体化を、ゴムブッシュ
部11の加硫成形時に、同時に行なわせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
クあるいはフレキシブルディスク等、ディスク状ディジ
タル記録媒体を作動させる機器類に用いられる防振支持
装置に関するものであり、特に、上記ディスク状記録媒
体を回転駆動するターンテーブルの、その弾性支持を担
う防振ゴムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のものは、例えば、特開平7−37
375号公報に記載のものの如く、ケーシングの上下各
壁のところから内部に突出するように設けられた支持ピ
ンを基礎に、この上下各支持ピンのところに、上下方向
及び左右方向に弾性変形をする円筒状のゴムブッシュ部
を設けるとともに、これら上下のゴムブッシュ部を接合
させ、更に、このように上下のゴムブッシュ部の接合さ
れることによって形成された防振ゴムの、その中央接合
部のところに、ターンテーブル支持用のフレーム等を装
着するようにした構成からなるものである。そして、こ
のような構成を採ることにより、ターンテーブルとケー
シングとの間における振動の遮断を図ることとしている
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これら機器
類におけるターンテーブルの支持装置においては、ディ
スクのアンバランス等に起因するターンテーブル自体の
振動が、ケーシングを介して他のコンポーネント(装
置)、例えばハードディスク等に悪影響を及ぼすおそれ
がある。このような悪影響が上記他のコンポーネント等
に及ぶことのないようにするため、上記防振支持装置を
形成する防振ゴムのバネ定数、特に横方向のバネ定数
を、できる限り低い値に抑えることとしている。しかし
ながら、上記従来のものにおいては、上記防振ゴムの弾
性変形によって、その上下方向あるいは横方向のバネ定
数が決定されるようになっているものであるので、その
バネ定数の低減化には自ずから限界がある。従って、こ
れらバネ定数及びターンテーブルの支持剛性を、ある程
度以下に低減化することはむずかしい。このような問題
点を解決するために、上記防振ゴムの一部に高潤滑性の
物質を設けるようにし、これによって、本防振ゴム自身
が、ある程度量、低入力荷重に対して横方向へ摺動運動
し得るようにし、これによって見掛け上の支持剛性及び
バネ定数を低減化させるようにした防振ゴムを提供しよ
うとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。まず、請求項1記載の発明においては、ディスク状
の記録媒体を回転駆動するターンテーブルと、当該ター
ンテーブル等を収納するケーシングと、の間に設けられ
るものであって、上記ターンテーブルを上記ケーシング
のマウンティング部に弾性支持する防振ゴムに関して、
当該防振ゴムを、ゴム状弾性体からなるとともに、その
断面形状が、全体的に円筒状またはバルーン状の形態か
らなるものであって、その上下方向の中央部のところ
に、くびれ部若しくはへこみ部を有する形態からなるゴ
ムブッシュ部と、当該ゴムブッシュ部の上端面または下
端面のうち、少なくともいずれか一方の端面のところに
一体的に設けられた高潤滑性プラスチック材と、からな
るようにするとともに、更に、これらゴムブッシュ部と
高潤滑性プラスチック材との一体化を、上記ゴムブッシ
ュ部の加硫成形時に、同時に行なわせるようにした構成
を採ることとした。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては次のような作用を呈することとなる。
すなわち、図1に示す如く、ターンテーブルをケーシン
グに対して弾性支持する防振ゴムのところ、特に、本防
振ゴムとケーシングのマウンティング部との間には、低
摩擦係数を有す高潤滑性のプラスチック材が設けられる
ようになっているので、ターンテーブル側から、横方向
の振動及び変位が、上記防振ゴムのところに入力される
と、当該防振ゴムは、微小範囲においては、その入力方
向、すなわち、横方向に滑り移動(変位)をすることと
なる。従って、上記ターンテーブルの横方向への振動
(変位)は、本防振ゴムのところで吸収され、ケーシン
グ側へは伝達されない。すなわち、ターンテーブル側か
らの微小変位に基づく振動は、本防振ゴムのところで遮
断されることとなる。そして、この微小範囲を越えた比
較的振幅の大きい振動に対しては、本防振ゴムのゴムブ
ッシュ部の縦壁のところが撓み変形をすることによって
吸収されることとなる。このようにして、上記ターンテ
ーブル側からの振動が吸収及び遮断されることとなる
が、特に、上記本防振ゴムの滑り移動によって吸収され
る微小振動については、その原因がディスク状記録媒体
の回転むら、あるいは振れ廻り現象等によって起こるも
のであり、ターンテーブルの回転中心(OO)を基点に
して、左右に同じように生ずるものである。従って、こ
れに基づく本防振ゴムのところにおける移動量は左右に
同じ値だけ生ずることとなるので、これに対処するため
には左右方向に同じ値の滑り移動許容量(E)を確保し
ておけば良い。このような滑り移動許容量(E)を確保
することによって、微小範囲の振動を吸収し、ケーシン
グには伝達させないようにすることができるようにな
る。すなわち、見掛けのバネ定数を低減化させたのと同
じような現象を呈することとなる。
【0006】また、このような作用をする本防振ゴム
は、その端面に、低摩擦係数からなる高潤滑性プラスチ
ック材が設けられるようになっているが、この高潤滑性
プラスチック材の形成に当っては、本防振ゴムの主要部
を成すゴムブッシュ部の加硫成形時に同時に行なわせる
ようにしているので、その形成が簡単に行なわれること
となる。すなわち、接着剤等を用いることなく一体化さ
せることができるので、このような高潤滑性プラスチッ
ク材を有する本防振ゴムを効率良く形成(製造)するこ
とができるようになる。
【0007】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1記載
のものと同じである。その特徴とするところは、上記高
潤滑性プラスチック材の設けられる場所を、ゴムブッシ
ュ部の中央部に形成されたくびれ部若しくはへこみ部の
ところとしたことである。すなわち、本発明のものにお
いては、ディスク状の記録媒体を回転駆動するターンテ
ーブルと、当該ターンテーブル等を収納するケーシング
との間に設けられるものであって、上記ターンテーブル
を上記ケーシングのマウンティング部のところに弾性支
持する防振ゴムにおいて、当該防振ゴムを、ゴム状弾性
体からなるとともに、その断面形状が全体的に円筒状ま
たはバルーン状の形態からなるものであって、その上下
方向の中央部のところにくびれ部若しくはへこみ部を有
する形態からなるゴムブッシュ部と、当該ゴムブッシュ
部のくびれ部若しくはへこみ部のところに一体的に設け
られた高潤滑性プラスチック材と、からなるようにする
とともに、更に、これらゴムブッシュ部と高潤滑性プラ
スチック材との一体化を、上記ゴムブッシュ部の加硫成
形時に、同時に行なわせるようにした構成を採ることと
した。
【0008】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいても、上記請求項1記載のものと同様、タ
ーンテーブル側からの微小振動の入力に対して、本防振
ゴムのところにて生ずる相対滑り移動(変位)によっ
て、上記ターンテーブルからの入力振動を吸収すること
ができるようになる。具体的には、低摩擦係数を有する
高潤滑性プラスチック材が、本防振ゴムの中央部のとこ
ろに形成されたくびれ部若しくはへこみ部のところに設
けられるようになっており、ここのところに、ターンテ
ーブルの取付けられるフレームが装着されるようになっ
ているものである。従って、ターンテーブル側からの振
動は、当該ターンテーブルの装着されるフレームを介し
て、本防振ゴムのくびれ部等のところに設けられた高潤
滑性プラスチック材のところへ入力されることとなる。
そして、この高潤滑性プラスチック材のところで、上記
フレームとの間の微小滑り移動(振動)が生ずることと
なる。この滑り移動(振動)によって、上記ターンテー
ブル側からの振動は吸収され、遮断されることとなる。
なお、その他の作用については、上記請求項1記載のも
のと同じである。
【0009】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1及び
請求項2記載のものと同じである。その特徴とするとこ
ろは、本防振ゴムを形成するゴムブッシュ部と高潤滑性
プラスチック材との一体化を、上記ゴムブッシュ部の加
硫成形時に用いられる金型を用いて、同時に行なわせる
ようにしたことである。具体的には、図6に示す如く、
上記金型の一部に、上記高潤滑性プラスチック材を形成
することとなる熱可塑性のプラスチック粉末を設置して
おき、このような金型を用いて上記ゴムブッシュ部の加
硫成形を行なうようにしたことである。このような手段
を用いることにより、高潤滑性能を有する熱可塑性プラ
スチック粉末は、上記加硫成形時における熱によって溶
融するとともに、同時に、上記ゴムブッシュ部のところ
に融着することとなり、ゴムブッシュ部との一体化が行
なわれることとなる。従って、高潤滑性プラスチック材
を有する防振ゴムの成形が効率良く行なわれることとな
る。
【0010】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1ない
し請求項3記載のものと同じである。その特徴とすると
ころは、本防振ゴムを形成するゴムブッシュ部と高潤滑
性プラスチック材との一体化を、上記ゴムブッシュ部の
加硫成形時に用いられる金型の一部を用いて行なわせる
ようにしたことである。具体的には、図7に示す如く、
上記ゴムブッシュ部の加硫成形に用いられる一部の金型
の間に、高潤滑性プラスチックフィルムあるいはプラス
チックシートを介在させるようにするとともに、このよ
うな状態において、各金型内に、上記ゴムブッシュ部を
形成することとなるゴム材を注入し、かつ、加硫成形す
るようにし、この加硫成形時における熱を利用して、上
記熱可塑性プラスチックフィルムあるいはプラスチック
シートを溶融させるとともに、同時に、上記ゴムブッシ
ュ部と一体化させるようにしたことである。このような
構成(工程)を採ることにより、高潤滑性プラスチック
材を有する本防振ゴムを、効率良く形成(製造)するこ
とができるようになる。
【0011】次に、請求項5記載の発明について説明す
る。このものは、ディスク状の記録媒体を回転駆動する
ターンテーブルと、当該ターンテーブル等を収納するケ
ーシングと、の間に設けられるものであって、上記ター
ンテーブルを上記ケーシングのマウンティング部のとこ
ろに弾性支持する防振ゴムに関して、その断面形状が全
体的に円筒状またはバルーン状の形態からなるものであ
って、その上下方向の中央部のところに、くびれ部若し
くはへこみ部を有する形態からなるとともに、その素材
が、ニトリル・ブタジエンゴム(以下NBRと言う)、
または天然ゴム(以下NRと言う)とエチレン・プロピ
レン・ジエンゴム(以下EPDMと言う)との混合材に
て形成されるものであって硬度35Hs(JIS K6
301 A形)以下の値を有するゴムブッシュ部と、当
該ゴムブッシュ部の全表面部にわたって設けられるもの
であって、ハロゲン化処理またはシリコン皮膜処理が施
されることによって形成される潤滑性皮膜と、からなる
ようにした構成を採ることとした。
【0012】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいても、上記請求項1及び請求項2記載のも
のと同様、ターンテーブル側からの微小振動の入力を吸
収し、遮断することができるようになる。すなわち、防
振ゴムを形成するゴムブッシュ部の表面部に、その全面
にわたってハロゲン化処理またはシリコン皮膜処理が施
されていることにより、防振ゴムの表面全体に潤滑性皮
膜が形成されることとなるので、ターンテーブル側から
の微小振動の入力に対して、本防振ゴムは、ターンテー
ブルの装着されるフレームとの間において、あるいは、
ケーシングのマウント部との間において、微小な滑り移
動を生ずることとなる。これらの滑り移動により、ター
ンテーブル側からの振動は吸収され、遮断されることと
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図1
ないし図8を基に説明する。本発明の実施の形態にかか
るものの、その基本的な内容は、図1に示す如く、コン
パクトディスク等、ディスク状のディジタル式記録媒体
(ディスク)4を作動させる機器類に用いられる防振支
持装置に関するものである。具体的には、図1におい
て、ディスク4を回転駆動するターンテーブル3及び当
該ターンテーブル3に回転力を与えるモータ55等の取
り付けられるフレーム5と、当該フレーム5を、ケーシ
ング7のマウンティング部77に取付ネジ8等を用いて
弾性支持する防振ゴム1、1’と、からなることを基本
とするものである。
【0014】このような基本構成からなるものにおい
て、上記防振支持装置の主要部を成す防振ゴムについて
の、その第一の実施の形態に関するものについて、図2
ないし図7を基に説明する。このもの(防振ゴム1)
は、基本的には円筒状またはバルーン状の形態からなる
ものであって、その上下方向の中央部のところに、くび
れ部115あるいはへこみ部116を有するゴムブッシ
ュ部11と、当該ゴムブッシュ部11の上下端面11
1、112のうちのいずれか一方の端面(図2,図5参
照)、あるいは両方の端面111、112のところ(図
3参照)、または上記くびれ部115(図4参照)若し
くはへこみ部116のところに設けられた高潤滑性プラ
スチック材12と、からなるものである。
【0015】このような形態からなるものにおいて、上
記ゴムブッシュ部11は、ゴム状弾性体からなるもので
あり、特に、本実施の形態においては、EPDM等の不
飽和結合の少ないゴム材が採用されるようになっている
ものである。また、このようなゴムブッシュ部11の上
下端面111、112、あるいは中央のくびれ部115
等のところに設けられる高潤滑性プラスチック材12と
しては、高分子量ポリエチレン等の低摩擦係数のものが
採用されるようになっている。
【0016】次に、このような構成からなる第一の実施
の形態のものについての成形方法、特に、ゴム材からな
るゴムブッシュ部11と高潤滑性プラスチック材12と
の一体化の方法について、図6及び図7を基に説明す
る。まず、そのうちの第一の例としては、図6に示す如
く、ゴムブッシュ部11を形成することとなるゴム材の
加硫成形を行なう上型91、下型92、中型93の各金
型のうちの、例えば下型92の一部に、高分子量ポリエ
チレン等からなる合成樹脂粉末2を充填しておく。そし
て、このような状態において、上記各型91、92、9
3にて形成される空間部内へ、別途設けられたゲート
(図示せず)を介してゴム材を注入するとともに、加硫
成形を行なう。これによって、所定の形態からなるゴム
ブッシュ部11が形成されるとともに、この加硫成形時
の熱によって、上記下型92の一部に充填されていた合
成樹脂粉末2が溶融して上記ゴムブッシュ部11の下端
面112あるいは上端面111等に融着する。その結
果、高潤滑性プラスチック材12が、上記ゴムブッシュ
部11の上下端面111、112等に本ゴムブッシュ部
11と一体的に形成されることとなる。なお、高潤滑性
プラスチック材12は、上記上下端面111、112の
外に、中央部のくびれ部115あるいはへこみ部116
等に設けられる場合もある(図4参照)。
【0017】次に、上記高潤滑性プラスチック材12の
ゴムブッシュ部11との一体化についての、他の例につ
いて、図7を基に説明する。このものも、その基本的な
点は、上記図6に示すものと同じである。異なる点は、
高潤滑性プラスチック材12の基礎となるもの(素材)
を、熱可塑性のプラスチックフィルム22あるいはプラ
スチックシートからなるようにするとともに、このよう
なプラスチックフィルム22あるいはプラスチックシー
トを、図7に示す如く、一部の金型の間、例えば下型9
2と中型93との間に介在させるようにしたことであ
る。このような状態において、各型91、92、93を
型締めした後に、これら各型91、92、93にて形成
される空間部内へゴムブッシュ部11を形成することと
なるゴム材を注入し、加硫成形をする。そして、このゴ
ム材の加硫成形時に、同時に、上記プラスチックフィル
ム22あるいはプラスチックシートを溶融及び融着させ
るようにする。そして、このような工程にて形成された
余分なプラスチック材は型開き後におけるバリ取り作業
時等に取り除くこととする。このような工程を経ること
によって、高潤滑性プラスチック材12の形成及び上記
ゴムブッシュ部11との一体化が成されることとなる。
【0018】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、その作用等について説明する。す
なわち、本実施の形態のものにおいては、図1に示す如
く、ターンテーブル3を弾性支持する防振ゴム1のとこ
ろ、特に、本防振ゴム1とケーシング7のマウンティン
グ部77との間には、低摩擦係数を有する高潤滑性プラ
スチック材12が設けられるようになっているので、タ
ーンテーブル3側から、横方向の振動及び変位が上記防
振ゴム1のところに入力されると、本防振ゴム1は、微
小範囲においては、まず、その入力方向、すなわち、横
方向に滑り移動(変位)をする。従って、上記ターンテ
ーブル3からの横方向への振動(変位)は、本防振ゴム
1のところで吸収され、ケーシング7側へは伝達されな
い。すなわち、ターンテーブル3側からの微小変位に基
づく振動は、本防振ゴム1のところで遮断されることと
なる。そして、この微小範囲を越えた比較的振幅の大き
い振動は、本防振ゴム1のゴムブッシュ部11の縦壁の
ところが撓み変形をすることによって吸収されることと
なる。
【0019】このようにして、上記ターンテーブル3側
からの振動が吸収及び遮断されることとなるが、特に、
本防振ゴム1の滑り移動によって吸収される微小振動に
ついては、その原因がディスク状記録媒体(ディスク)
4の回転むら、あるいは振れ廻り現象等によって起こる
ものであり、ターンテーブル3の回転中心(OO)を基
点にして、左右に同じように振れるものである。従っ
て、これに基づく本防振ゴム1のところにおける滑り移
動量(滑り移動許容量)としては、左右に同じ値(E)
だけ確保しておけば良い。このような滑り移動許容量
(E)を確保することによって微小範囲の振動を吸収
し、ケーシング7には、その振動を伝達させないように
することができる。すなわち、見掛けのバネ定数を低減
化させたのと同じ効果を得ることができるようになる。
【0020】また、このような作用をする本防振ゴム1
は、図2ないし図5に示す如く、その端面111、11
2、あるいはくびれ部115等に低摩擦係数からなる高
潤滑性プラスチック材12が設けられるようになってい
るものである。そして、この高潤滑性プラスチック材1
2の形成に当っては、本防振ゴム1の主要部を成すゴム
ブッシュ部11の加硫成形時に、図6及び図7に示すよ
うな手段を用いて、同時に行なわせるようにしているの
で、その形成が簡単に行なわれることとなる。すなわ
ち、接着剤等を用いることなく一体化させることができ
るので、このような高潤滑性プラスチック材12を有す
る本防振ゴム1を効率良く形成することができるように
なる。
【0021】次に、本発明にかかる防振ゴムのうちの第
二の実施形態にかかるものについて、図8を基に説明す
る。このもの(防振ゴム1’)も、基本的には、上記第
一の実施の形態に関するものと同じである。すなわち、
その断面形状は全体的に円筒状またはバルーン状であっ
て、かつ、その上下方向の中央部のところに、くびれ部
若しくはへこみ部を有する形態を有するようになってい
るものである。そして、このような形態からなるものに
おいて、本防振ゴム1’の基礎を成すゴムブッシュ部1
1の材質は、NBR材、またはNRとEPDMとの混合
材からなるものである。これら素材からなる本ゴムブッ
シュ部11の、その全表面部に、ハロゲン化処理または
シリコン皮膜処理が施されるようになっているものであ
る。すなわち、ゴムブッシュ部11にて形成される防振
ゴム1’の表面には、図8に示す如く、その全面にわた
って薄い潤滑性皮膜13が形成されるようになっている
ものである。
【0022】なお、上記潤滑性皮膜13の形成に当たっ
ては、その基礎となるゴムブッシュ部11の素材として
は、上記NBR材あるいはNRとEPDMとの混合材
等、ある程度量の分子内不飽和結合を有するゴム材から
なるものであることが要求される。もし仮に、ゴムブッ
シュ部11の材質として、EPDMやIIRまたはCL
−IIR等のような分子内不飽和結合の乏しい材料を用
いるとすると、ハロゲン化処理またはシリコン皮膜処理
を施しても、ゴム表面に十分な潤滑性皮膜13を形成さ
せることができない。ハロゲン化処理またはシリコン皮
膜処理は、ゴム材に含まれる分子内不飽和結合のところ
に、ハロゲン元素またはシリコン元素を結合させて、ゴ
ム表面に潤滑性皮膜を形成させるようにしているもので
ある。従って、分子内不飽和結合の乏しいゴム材に、こ
れら処理を施しても、十分な効果を得ることができな
い。逆に、ゴムブッシュ部11に、NRやSBR等のよ
うな分子内不飽和結合の豊富なゴム材を用いるとする
と、ゴムが硬化して、ゴムの持つ防振性や減衰性が損な
われ、防振ゴムとしての機能が失なわれてしまうおそれ
がある。これらのゴム材には、分子内不飽和結合が豊富
に含まれているため、処理が効きすぎてしまうからであ
る。これらのことから、ゴムブッシュ部11に、NB
R、またはNRとEPDMとの混合材などのような分子
内不飽和結合を適度に有するゴム材を用いることによっ
て、ゴムブッシュ部の表面層のみに適度の潤滑性皮膜1
3を形成させることができるようになる。そして、この
潤滑性皮膜13の厚さは十分に薄いので、防振ゴム1’
全体としては、ゴム本来の防振性及び減衰性が損なわれ
ることが無い。従って、処理後においても、防振ゴムと
しての本来の機能を発揮させることができるようにな
る。
【0023】また、このような防振ゴム1’のゴムブッ
シュ部11としては、ゴム硬度Hs35(JIS K6
301 A形)以下の値を有するゴム材であることが要
求される。そして、ハロゲン化処理に当たっては、例え
ば、ハロゲン化処理剤に日本ゼオン社製のアフトリート
処理剤を使用し、上記ゴムブッシュ部11を基礎とした
素材を、23℃を中心にしてその上下2℃の温度範囲内
のアフトリート剤水溶液に40分間浸してハロゲン化反
応をさせる。そして、その後、当該反応を停止させるた
めに40℃のぬるま湯にて20分間洗浄をする。このよ
うにして反応を完全に停止させたゴム素材を、80℃の
空気中で20分間乾燥させることにより、ゴムブッシュ
部11の表面全面に、薄い潤滑性皮膜13を形成させ
る。また、シリコン皮膜処理の例としては、例えばシン
コウ技研社のSAT処理などを施すことによって、ゴム
ブッシュ部11の表面に薄い潤滑性皮膜13を形成させ
ることができる。
【0024】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、その作用などについて説明する。
このものも、上記第一の実施の形態のものと、その基本
的な内容は同じである。その特徴とするところは、防振
ゴム1’の全表面に潤滑性皮膜13が形成されているこ
とにより、本防振ゴム1’と、これに接触する部分5、
77との間の滑りが良くなり、本防振ゴム1’の相手部
品への組付性が向上することとなる。更に、本実施の形
態のものにおいては、防振ゴム1’にハロゲン化処理ま
たはシリコン皮膜処理を施し、最表面のゴム部そのもの
を改質させることによって潤滑性皮膜13を形成させる
こととしている。従って、潤滑性のある材質を、ゴム表
面に塗装手段にて形成することとした場合等に比べて、
潤滑性皮膜13のはがれ等が生じにくくなる。すなわ
ち、潤滑性皮膜13の耐久性が向上することとなる。ま
た、ハロゲン化処理またはシリコン皮膜処理を実施する
ための作業は、あらかじめ用意しておいた処理液に、ゴ
ム素材(ゴムブッシュ部11)を一定時間浸すだけで良
い。すなわち、塗装処理によってゴム表面に潤滑性皮膜
層を形成させる場合に比べて、処理が容易であり、大量
生産に適した処理方法である。従って、本実施の形態の
ものにおいては、防振ゴム1’の表面に潤滑性皮膜13
を形成させるための製造コストの低減化を図ることがで
きるようになる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、ディスク状の記録媒体
を回転駆動するターンテーブルと当該ターンテーブル等
を収納するケーシングとの間に設けられるものであっ
て、上記ターンテーブルを上記ケーシングのマウンティ
ング部に弾性支持する防振ゴムに関して、当該防振ゴム
の上端面または下端面のうちの少なくともいずれか一方
の端面、あるいは中央部のくびれ部等に高潤滑性プラス
チック部材を設けるか、または、防振ゴム表面の全面に
ハロゲン化処理あるいはシリコン皮膜処理を施すことに
よって薄い潤滑性皮膜を形成させることとしたので、上
記ターンテーブル側から横方向の振動及び変位が上記防
振ゴムに入力された場合に、潤滑性部材の働きにより、
当該防振ゴムは、微小範囲において、その入力方向、す
なわち横方向に滑り移動(変位)をすることができるよ
うになった。その結果、上記ターンテーブル側からの微
小変位に基づく横方向への振動は、本防振ゴムのところ
で吸収され、ケーシング側へは伝達されないようになっ
た。すなわち、ディスク状記録媒体の回転むら、あるい
は振れ廻り現象等によって生ずるターンテーブルの左右
方向への微小振動に対して、本防振ゴムを左右方向に微
小量滑り移動させることによって、この微小範囲の振動
を吸収することができるようになった。その結果、見掛
けのバネ定数を低減化させたのと同じ効果を得ることが
できるようになった。
【0026】また、このような滑り作用をする本防振ゴ
ムの、その端面部等に、低摩擦係数からなる高潤滑性プ
ラスチック材を設けるに当っては、本防振ゴムの主要部
を成すゴムブッシュ部の加硫成形時に、金型の一部に合
成樹脂粉末、あるいはプラスチックフィルム等を介在さ
せることによって同時に形成させるようにしたので、そ
の一体化が簡単に行なわれるようになった。すなわち、
接着剤等を用いることなく一体化させることができるよ
うになり、このような高潤滑性プラスチック材を有する
本防振ゴムを効率良く形成(製造)することができるよ
うになった。
【0027】更に、上記滑り作用をする本防振ゴムのう
ち、ハロゲン化処理またはシリコン皮膜処理を施すこと
により、潤滑性皮膜を形成させるようにしたものにおい
ては、当該防振ゴムの全表面に潤滑性皮膜が形成される
こととなるので、相手部品への組付作業が容易になっ
た。また、当該潤滑性皮膜は、防振ゴムの最表面部その
ものを改質させることによって形成されるようになって
いるので、はがれ等が生じにくくなり、耐久性を向上さ
せることができるようになった。更に、ハロゲン化処理
またはシリコン皮膜処理は大量生産に適した処理方法で
あるので、本防振ゴムの製造コストの低減化を図ること
ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる防振ゴムを用いた防振支持装置
の全体構成を示す一部断面図である。
【図2】本発明にかかる防振ゴムについての、その基本
的な形態を示す断面図である。
【図3】本発明にかかる防振ゴムについての一つの実施
形態を示す断面図である。
【図4】本発明にかかる防振ゴムについての他の実施形
態を示す断面図である。
【図5】本発明にかかる防振ゴムについての、その他の
実施形態を示す断面図である。
【図6】本発明にかかる防振ゴムの製造方法についての
一実施例を示す図である。
【図7】本発明にかかる防振ゴムの製造方法についての
他の実施例を示す図である。
【図8】本発明にかかる防振ゴムについての、その第二
の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 防振ゴム 1’ 防振ゴム 11 ゴムブッシュ部 111 上端面 112 下端面 115 くびれ部 116 へこみ部 12 高潤滑性プラスチック材 13 潤滑性皮膜 2 合成樹脂粉末 22 プラスチックフィルム(プラスチックシート) 3 ターンテーブル 4 ディスク状記録媒体(ディスク) 5 フレーム 55 モータ 7 ケーシング 77 マウンティング部 8 取付ネジ 91 上型 92 下型 93 中型

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状の記録媒体を回転駆動するタ
    ーンテーブルと、当該ターンテーブル等を収納するケー
    シングと、の間に設けられるものであって、上記ターン
    テーブルを上記ケーシングのマウンティング部のところ
    に弾性支持する防振ゴムにおいて、当該防振ゴムを、ゴ
    ム状弾性体からなるとともに、その断面形状が全体的に
    円筒状またはバルーン状の形態からなるものであって、
    その上下方向の中央部のところに、くびれ部若しくはへ
    こみ部を有する形態からなるゴムブッシュ部と、当該ゴ
    ムブッシュ部の上端面または下端面のうち、少なくとも
    いずれか一方の端面のところに一体的に設けられた高潤
    滑性プラスチック材と、からなるようにするとともに、
    更に、これらゴムブッシュ部と高潤滑性プラスチック材
    との一体化を、上記ゴムブッシュ部の加硫成形時に、同
    時に行なわせるようにしたことを特徴とする防振ゴム。
  2. 【請求項2】 ディスク状の記録媒体を回転駆動するタ
    ーンテーブルと、当該ターンテーブル等を収納するケー
    シングと、の間に設けられるものであって、上記ターン
    テーブルを上記ケーシングのマウンティング部のところ
    に弾性支持する防振ゴムにおいて、当該防振ゴムを、ゴ
    ム状弾性体からなるとともに、その断面形状が全体的に
    円筒状またはバルーン状の形態からなるものであって、
    その上下方向の中央部のところに、くびれ部若しくはへ
    こみ部を有する形態からなるゴムブッシュ部と、当該ゴ
    ムブッシュ部の上記くびれ部若しくはへこみ部のところ
    に一体的に設けられた高潤滑性プラスチック材と、から
    なるようにするとともに、更に、これらゴムブッシュ部
    と高潤滑性プラスチック材との一体化を、上記ゴムブッ
    シュ部の加硫成形時に、同時に行なわせるようにしたこ
    とを特徴とする防振ゴム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の防振ゴム
    において、上記ゴムブッシュ部と高潤滑性プラスチック
    材との一体化を、上記ゴムブッシュ部の加硫成形時に用
    いられる金型の一部に、高潤滑性を有する熱可塑性プラ
    スチック粉末を充填しておくとともに、当該熱可塑性プ
    ラスチック粉末を、上記ゴムブッシュ部の加硫成形時
    に、同時に、溶融及び融着させることによって行なわせ
    るようにしたことを特徴とする防振ゴム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の防振ゴム
    において、上記ゴムブッシュ部と高潤滑性プラスチック
    材との一体化を、上記ゴムブッシュ部の加硫成形時に用
    いられる一部の金型の間に、高潤滑性を有する熱可塑性
    プラスチックフィルムまたは熱可塑性プラスチックシー
    トを介在させておくようにするとともに、当該熱可塑性
    プラスチック材からなるフィルムまたはシートを、上記
    ゴムブッシュ部の加硫成形時に、同時に、溶融及び融着
    させることによって行なわせるようにしたことを特徴と
    する防振ゴム。
  5. 【請求項5】 ディスク状の記録媒体を回転駆動するタ
    ーンテーブルと、当該ターンテーブル等を収納するケー
    シングと、の間に設けられるものであって、上記ターン
    テーブルを上記ケーシングのマウンティング部のところ
    に弾性支持する防振ゴムにおいて、その断面形状が全体
    的に円筒状またはバルーン状の形態からなるものであっ
    て、その上下方向の中央部のところに、くびれ部若しく
    はへこみ部を有する形態からなるとともに、その素材
    が、ニトリル・ブタジエンゴム(以下NBRと言う)、
    または天然ゴム(以下NRと言う)とエチレン・プロピ
    レン・ジエンゴム(以下EPDMと言う)との混合材に
    て形成されるものであって硬度35Hs(JIS K6
    301 A形)以下の値を有するゴムブッシュ部と、当
    該ゴムブッシュ部の全表面部にわたって設けられるもの
    であって、ハロゲン化処理またはシリコン皮膜処理が施
    されることによって形成される潤滑性皮膜と、からなる
    ようにしたことを特徴とする防振ゴム。
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