JPH0759294A - 回転子 - Google Patents

回転子

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Publication number
JPH0759294A
JPH0759294A JP20433093A JP20433093A JPH0759294A JP H0759294 A JPH0759294 A JP H0759294A JP 20433093 A JP20433093 A JP 20433093A JP 20433093 A JP20433093 A JP 20433093A JP H0759294 A JPH0759294 A JP H0759294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
buffer material
shaft
rotor
adhesive layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP20433093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Kikuchi
祐介 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に同心度を得ることができ、振動、騒音
などを防止できる回転子を提供するものである。 【構成】 シャフト14を有したボス12の外周部に緩
衝材16を設け、ヨーク20の内側に、接着層18を介
して緩衝材16を接着固定したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転子に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、振動吸収効果、すなわちダン
パ効果を持たせるために、回転子の内部に、ゴムなどの
緩衝材を設けたものがある(実開昭57−203643
号公報)。
【0003】このモータであると、緩衝材によって振動
を吸収でき、騒音等を防止できる効果があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に回転子の内部に緩衝材を設けた場合には、回転子の外
周部にあるマグネットと軸心に設けられているシャフト
との間の同心度を得ることが難しく、追加加工する必要
など、作業工程が煩雑となる問題があった。また、回転
子の外周にある固定子とこの回転子の外周部との間隙、
すなわち、ギャップ長が不均一となり、これによる振
動、騒音およびモータ特性に悪い影響を与える場合があ
った。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、容易
に同心度を得ることができ、振動、騒音などを防止でき
る回転子を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の回転子は、軸心
にシャフトを有した略円筒形のボスの外周部に円筒形の
緩衝材を設け、外周部にマグネットを有した円筒形のヨ
ークの内側に、接着層を介して前記緩衝材を接着固定し
たものである。
【0007】
【作 用】上記構成の回転子であると、ヨークの内側に
緩衝材を接着固定する場合に、接着層があるため、この
接触層部分だけ軸心をずらすことができるため、容易に
ヨークとシャフトとの同心度を調整できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例の回転子10につい
て図1に基づいて説明する。
【0009】図1は、回転子10の縦断面図であって、
円柱状のボス12の軸心にシャフト14が圧入嵌合され
ている。また、ボス12の外周部にはゴム製の緩衝材1
6が設けられている。さらに、この緩衝材16の外周部
には、径方向寸法0.05mmの接着層18を介してヨ
ーク20が設けられている。ヨーク20の外周部にはマ
グネット24が設けられている。
【0010】上記回転子10の製造方法について説明す
る。
【0011】 ボス12の軸心にシャフトを圧入嵌合
するとともに、ボス12と緩衝材16とを一体成形す
る。
【0012】 円筒状のヨーク20の内側に、前記緩
衝材16を嵌め込むとともに接着剤によって両者を固定
する。この場合に、接着層18の部分だけ歪みやずれを
調整できるため、その接着の際にシャフト14とヨーク
20とが治具立により同心になるように接着固定する。
なお、接着層18の径方向寸法は、緩衝材16の弾性体
成形時の歪みやずれなどの量により設定する。
【0013】これにより、回転子10であると、接着層
18によりヨーク20とシャフト14との同心度を調整
できる。そのため、作業工程が容易になる。また、緩衝
材16によって振動等を吸収できる。
【0014】
【発明の効果】以上により、本発明の回転子であると、
接着層により、ヨークとシャフトとの同心度を調整でき
る。そのため、作業工程が容易になる。また、緩衝材に
よって振動等を吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回転子の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 回転子 12 ボス 14 シャフト 16 緩衝材 18 接着層 20 ヨーク 24 マグネット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸心にシャフトを有した略円筒形のボスの
    外周部に円筒形の緩衝材を設け、 外周部にマグネットを有した円筒形のヨークの内側に、
    接着層を介して前記緩衝材を接着固定したことを特徴と
    する回転子。
JP20433093A 1993-08-18 1993-08-18 回転子 Pending JPH0759294A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010097610A1 (en) * 2009-02-24 2010-09-02 Dyson Technology Limited Rotor assembly
US9624941B2 (en) 2011-02-08 2017-04-18 Dyson Technology Limited Rotor for a turbomachine

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