JPH0865932A - 永久磁石式回転子 - Google Patents
永久磁石式回転子Info
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- JPH0865932A JPH0865932A JP6222728A JP22272894A JPH0865932A JP H0865932 A JPH0865932 A JP H0865932A JP 6222728 A JP6222728 A JP 6222728A JP 22272894 A JP22272894 A JP 22272894A JP H0865932 A JPH0865932 A JP H0865932A
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Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 abstract description 2
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 本発明は、インバータ回路で駆動されるブ
ラシレスモータに具える永久磁石式回転子をおいて、永
久磁石に作用する振動が回転軸へ伝達されないような構
造の永久磁石式回転子を得るのが目的である。 【構 成】本発明に成る永久磁石式回転子は、内周面形
状の少なくもその一部が非円形を成す極異方性永久磁石
と、金属部材で形成されその外周面の少なくも一部が非
円形を成し且つ軸に嵌合する中心孔を有する保持部材
と、軸と、を備えると共に、これらが同心状に配置され
前記永久磁石と保持部材とが弾性部材で一体的に結合固
着されるように構成されている。
ラシレスモータに具える永久磁石式回転子をおいて、永
久磁石に作用する振動が回転軸へ伝達されないような構
造の永久磁石式回転子を得るのが目的である。 【構 成】本発明に成る永久磁石式回転子は、内周面形
状の少なくもその一部が非円形を成す極異方性永久磁石
と、金属部材で形成されその外周面の少なくも一部が非
円形を成し且つ軸に嵌合する中心孔を有する保持部材
と、軸と、を備えると共に、これらが同心状に配置され
前記永久磁石と保持部材とが弾性部材で一体的に結合固
着されるように構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、小形電動機の永久磁石
式回転子に係り、特に回転子の振動による負荷側の振動
・騒音の防止を求められる小形電動機の永久磁石式回転
子の改良に関するものである。
式回転子に係り、特に回転子の振動による負荷側の振動
・騒音の防止を求められる小形電動機の永久磁石式回転
子の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】インバータ回路により駆動されるブラシ
レス電動機は、速度制御がし易いことと、単相誘導電動
機と比較して効率がよいことから送風機用電動機として
多用されるようになっている。しかしインバータ回路で
駆動する場合、回転子と対向する固定子には、特公昭６
３−２６６２３号に開示されているように、電動機の速
度やトルクを制御するためにＰＷＭの変調電流を入力す
ることで、回転子に発生する回転トルクには振動成分が
含まれ、これが出力軸を介して負荷に伝達され振動・騒
音の原因となることから、回転子を構成する永久磁石と
軸との間にゴム等の弾性部材を介在させ併用する手段が
講じられていた。
レス電動機は、速度制御がし易いことと、単相誘導電動
機と比較して効率がよいことから送風機用電動機として
多用されるようになっている。しかしインバータ回路で
駆動する場合、回転子と対向する固定子には、特公昭６
３−２６６２３号に開示されているように、電動機の速
度やトルクを制御するためにＰＷＭの変調電流を入力す
ることで、回転子に発生する回転トルクには振動成分が
含まれ、これが出力軸を介して負荷に伝達され振動・騒
音の原因となることから、回転子を構成する永久磁石と
軸との間にゴム等の弾性部材を介在させ併用する手段が
講じられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来の構成
は、図５及び図６に見るように、円筒状の永久磁石４と
保持部材３との間にゴム等の弾性体５を接着手段等で固
着保持していた。この永久磁石４及び保持部材３と弾性
体５との接着作業は治具による同心保持や接着剤の硬化
等工程が多岐にわたる為価格が高くなりかつ接着部の剥
離を生ずる等信頼度が低くなる等の問題があった。
は、図５及び図６に見るように、円筒状の永久磁石４と
保持部材３との間にゴム等の弾性体５を接着手段等で固
着保持していた。この永久磁石４及び保持部材３と弾性
体５との接着作業は治具による同心保持や接着剤の硬化
等工程が多岐にわたる為価格が高くなりかつ接着部の剥
離を生ずる等信頼度が低くなる等の問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に成る永久磁石式
回転子は、内周面形状の少なくもその一部が非円形を成
す円筒形の極異方性永久磁石と、金属部材で形成されそ
の外周面の少なくも一部が非円形を成し且つ軸に嵌合す
る中心孔を有する保持部材と、軸と、を備え、前記円筒
形の永久磁石と保持部材とが同心状に配置されかつ、前
記永久磁石と保持部材とが弾性部材で一体的に結合固着
されている。
回転子は、内周面形状の少なくもその一部が非円形を成
す円筒形の極異方性永久磁石と、金属部材で形成されそ
の外周面の少なくも一部が非円形を成し且つ軸に嵌合す
る中心孔を有する保持部材と、軸と、を備え、前記円筒
形の永久磁石と保持部材とが同心状に配置されかつ、前
記永久磁石と保持部材とが弾性部材で一体的に結合固着
されている。
【０００５】
【作 用】上述の如き構成においては、永久磁石と保持
部材との相対的な回り止め手段として保持部材外周面の
非円形部と永久磁石の内周面の非円形部とが両者の間に
介在する弾性部材により一体的に連結固着されるので、
弾性部材が転回方向保持の機能と永久磁石に作用する振
動を吸収する作用とを有し、永久磁石に作用する回転力
を軸に伝達すると共に振動成分は吸収して軸には伝達し
ないように作用する。
部材との相対的な回り止め手段として保持部材外周面の
非円形部と永久磁石の内周面の非円形部とが両者の間に
介在する弾性部材により一体的に連結固着されるので、
弾性部材が転回方向保持の機能と永久磁石に作用する振
動を吸収する作用とを有し、永久磁石に作用する回転力
を軸に伝達すると共に振動成分は吸収して軸には伝達し
ないように作用する。
【０００６】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。図１、図２は本発明に成る第１の実施例を示し、１
は永久磁石式回転子、２は軸で該軸２には金属部材で形
成されその外周面の少なくも一部が非円形である保持部
材３が圧入等の手段で固着され、４はその内周面が非円
形である円筒形の極異方性永久磁石、５は例えばゴム等
の弾性部材であり軸方向の両端面に永久磁石４の内周面
より大径の鍔部５−１が形成されている。前記永久磁石
４として極異方性永久磁石を採用するときは、内周面の
非円形手段として極異方性の極数と一致する数の多角形
とすることが磁石の有効磁束平衡の面で好ましい。
る。図１、図２は本発明に成る第１の実施例を示し、１
は永久磁石式回転子、２は軸で該軸２には金属部材で形
成されその外周面の少なくも一部が非円形である保持部
材３が圧入等の手段で固着され、４はその内周面が非円
形である円筒形の極異方性永久磁石、５は例えばゴム等
の弾性部材であり軸方向の両端面に永久磁石４の内周面
より大径の鍔部５−１が形成されている。前記永久磁石
４として極異方性永久磁石を採用するときは、内周面の
非円形手段として極異方性の極数と一致する数の多角形
とすることが磁石の有効磁束平衡の面で好ましい。
【０００７】図３、図４は本発明の第２の実施例を示
し、１は永久磁石式回転子、２は軸、該軸２には金属部
材で形成されその外周面の少なくも一部が非円形である
保持部材３が圧入等の手段で固着され、４は円筒形の永
久磁石でその内周面には軸方向の端面に適宜の深さで複
数の円弧状の凹部４−２が等間隔に設けられており非円
形部を形成している。５は例えばゴム等の弾性部材であ
り軸方向の両端面に永久磁石４の内周面に設けた円弧状
の凹部４−２の外径より大径の鍔部５−１が形成されて
いる。この円弧状の凹部４−２は図４においては４個が
示されているが永久磁石の極数と一致させることが好ま
しい。
し、１は永久磁石式回転子、２は軸、該軸２には金属部
材で形成されその外周面の少なくも一部が非円形である
保持部材３が圧入等の手段で固着され、４は円筒形の永
久磁石でその内周面には軸方向の端面に適宜の深さで複
数の円弧状の凹部４−２が等間隔に設けられており非円
形部を形成している。５は例えばゴム等の弾性部材であ
り軸方向の両端面に永久磁石４の内周面に設けた円弧状
の凹部４−２の外径より大径の鍔部５−１が形成されて
いる。この円弧状の凹部４−２は図４においては４個が
示されているが永久磁石の極数と一致させることが好ま
しい。
【０００８】本発明は上記のような構成において、永久
磁石４及び保持部材３を注型用金型に同心状に挿入して
おき、吸振体を形成する例えばゴム等の弾性部材５を注
型固着する手段で一体化される。そして上記永久磁石４
と保持部材３との組立体の前記保持部材３の内部中心孔
に軸２が圧入固着される。
磁石４及び保持部材３を注型用金型に同心状に挿入して
おき、吸振体を形成する例えばゴム等の弾性部材５を注
型固着する手段で一体化される。そして上記永久磁石４
と保持部材３との組立体の前記保持部材３の内部中心孔
に軸２が圧入固着される。
【０００９】第１の実施例を示す図２においては永久磁
石４の内周面４−１の形状が８角形で軸方向に一様な断
面形状をしているので磁気的に各磁極が平衡していると
共に機械的な動的バランスを取りやすい構造と成ってい
る。第２の実施例を示す図４においては永久磁石４の内
周面に軸方向の前後の端面に４個の円弧状の凹部４−２
が等間隔に設けてあり、磁気的に各磁極が平衡している
と共に機械的な動的バランスを取りやすい構造と成って
いる。要するに永久磁石４の内周面の一部に非円形の部
分を形成する場合に永久磁石の各磁極が磁気的に平衡し
ていることと、機械的な動的バランスが取りやすい構造
であることが大切で、図１，図２，図３及び図４の例示
の他でも上記の条件を満たす構造であれば実施して同じ
作用効果を得ることが出来る。
石４の内周面４−１の形状が８角形で軸方向に一様な断
面形状をしているので磁気的に各磁極が平衡していると
共に機械的な動的バランスを取りやすい構造と成ってい
る。第２の実施例を示す図４においては永久磁石４の内
周面に軸方向の前後の端面に４個の円弧状の凹部４−２
が等間隔に設けてあり、磁気的に各磁極が平衡している
と共に機械的な動的バランスを取りやすい構造と成って
いる。要するに永久磁石４の内周面の一部に非円形の部
分を形成する場合に永久磁石の各磁極が磁気的に平衡し
ていることと、機械的な動的バランスが取りやすい構造
であることが大切で、図１，図２，図３及び図４の例示
の他でも上記の条件を満たす構造であれば実施して同じ
作用効果を得ることが出来る。
【００１０】
【発明の効果】本発明に成る永久磁石式回転子は、上記
のような構成であるから永久磁石と保持部材の構造が簡
単で、かつ両者を同心的配置して両者の間に弾性部材を
注型して一体的に固着するという簡単な工程で製作でき
るもので自動化も容易であるから信頼度の高い回転子を
低価格で得る事が出来る効果がある。
のような構成であるから永久磁石と保持部材の構造が簡
単で、かつ両者を同心的配置して両者の間に弾性部材を
注型して一体的に固着するという簡単な工程で製作でき
るもので自動化も容易であるから信頼度の高い回転子を
低価格で得る事が出来る効果がある。
【図１】本発明の第１の実施例を示す縦断面図である。
【図２】図１の例の横断面図である。
【図３】本発明の第２の実施例を示し、図４のＡ−Ａ’
矢視縦断面図である。
矢視縦断面図である。
【図４】図３の例の横断面図である。
【図５】従来技術に成る例の縦断面図である。
【図６】図５の例の横断面図である。
１ 永久磁石回転子 ２ 軸 ３ 保持部材 ４ 永久磁石 ４−１ 永久磁石の内周面 ４−２ 永久磁石の内周面に設けた円弧状の凹部 ５ 弾性部材 ５−１ 弾性部材の鍔部
Claims (2)
- 【請求項１】 内周面形状が非円形を成す円筒形の極異
方性永久磁石と、金属部材で形成されその外周面の少な
くも一部が非円形を成し且つ軸に嵌合する中心孔を有す
る保持部材と、軸と、を備え、前記円筒形の永久磁石と
保持部材が同心状に配置され、かつ前記永久磁石と保持
部材とが弾性部材で一体的に結合固着されていることを
特徴とする永久磁石式回転子。 - 【請求項２】 内周面形状の一部が非円形を成す円筒形
の極異方性永久磁石と、金属部材で形成されその外周面
の少なくも一部が非円形を成し且つ軸に嵌合する中心孔
を有する保持部材と、軸と、を備え、前記円筒形の永久
磁石と保持部材が同心状に配置されかつ、前記永久磁石
と保持部材とが弾性部材で一体的に結合固着されている
ことを特徴とする永久磁石式回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222728A JPH0865932A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 永久磁石式回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222728A JPH0865932A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 永久磁石式回転子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865932A true JPH0865932A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16786974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6222728A Pending JPH0865932A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 永久磁石式回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0865932A (ja) |
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-08-25 JP JP6222728A patent/JPH0865932A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031218 |