JPH10509020A - 電動モータの配置 - Google Patents

電動モータの配置

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JPH10509020A
JPH10509020A JP8516783A JP51678396A JPH10509020A JP H10509020 A JPH10509020 A JP H10509020A JP 8516783 A JP8516783 A JP 8516783A JP 51678396 A JP51678396 A JP 51678396A JP H10509020 A JPH10509020 A JP H10509020A
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ストリドスベルグ,レンナルト
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ストリドスベルグ イノベイション アクチボラゲット
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Abstract

(57)【要約】 モータの回転軸301の、負荷と結合する末端部が拡大されている。拡大された末端部には、メカニカルカップリングの少なくとも一部が装着される凹所が回転軸の軸方向に形成されている。よって、このカップリングの内側端板311、可撓性の中間素子309および外側端板310の少なくとも1つが上記の凹所に挿入される。カップリングのいくつかの部分は、モータのベアリング305、回転子巻線319、永久磁石317あるいはエアギャップの軸方向領域に位置づけられている。この構成により、負荷に組み込まれるモータの軸方向長さを短くでき、モータと負荷ベアリングを保護し、モータと負荷との機械的結合剛性を高めることができ、モータの熱発生部と負荷シャーシの熱溜との間の熱インピーダンスを下げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 電動モータの配置 技術分野 本発明は、電動モータを負荷に連結する装置、そのために特別に構成された電 動モータ及びこの装置及びモータに使われる機械的連結要素に関する。 背景 多くの機械において、電動モータが、電動モータ自体の中に配置されるものの 他に軸受を必要とするような負荷を駆動するために用いられる。そのような場合 には、モータの軸は、通常モータ内の軸受を有し、負荷は、機械内に軸受を有し ている。共通軸配置となるように、モータの軸は、ある種の機械継手すなわちメ カニカルカップリングによって負荷の軸に連結されている。継手は、モータの軸 と負荷の軸との間の半径方向及び角度方向の不整合の普通の発生を吸収すること ができるように、十分な弾性でモータのトルクを負荷の軸に伝達する目的を有し ている。継手は、許容できる低いねじり弾性と許容できる低い機械的遊びでもっ て、これを実行する。 ポンプやファンやコンベアベルトを駆動するような、あまり正確でなくてよい 仕事をするサーボモータや従来の電動モータは共に、軸方向に非常に長い追加的 長さを必要とする継手を用いて、負荷に接続されることがある。 それぞれが強固な軸受を有している2つの共軸ユニットの組立体の軸方向長さ を減少させるための装置が、従来から知られている。これら装置の多くは、遠方 の大きな主たる機械の操作に必要な小さな追加的ユニットに関している。タコゼ ネレータやレゾルバやエンコーダや励磁機のようなこれら追加的ユニットは、簡 単な継手構成を可能とするような非常に低い或いはほとんど無視してよいような トルクを必要とする。 従来の技術 米国特許第2956187号は、励磁機が同期発電機の主軸の端部タップに孔 設された環状の穴を用いて同期発電機に接続される方法を開示している。励磁機 及び発電機は共に、軸の両端に軸受を有している。発電機の軸の直径は、端部に おいて、発電機の後端の玉軸受を固定するのに普通に使われる方法で減少されて いる。励磁機を動かすのに必要なトルクは、発電機を動かすのに必要なトルクよ りもはるかに小さい。従って、励磁機を駆動するのに使われる継手は、発電機の 軸或いはその軸受の所要外径寸法に影響することなく、発電機の軸の軸受タップ に孔設された環状の穴に挿入され得るのである。 スウェーデン国特許出願公報SE−A 352491号は、鉄道車両の車輪軸 に取り付けられるようになった発電機を開示している。軸方向長さを減じるため に、回転子軸受が、回転子内に相互に近接して設置されている。回転子すなわち ロータの一側の外側の可撓性の継手が、回転子軸と同心の低速軸を駆動する。こ の低速軸は、発電機回転子の全長にわたって延びており、回転子の他側の外側の 遊星ギア箱を駆動する。回転子は、駆動低速軸の角速度の7倍の角速度で、この 遊星ギア箱から駆動されるようになっている。 米国特許第3560774号は、いかなる軸受をも有していないと思われる管 状の回転子を備えたステップモータを開示している。出力軸は、管状回転子を貫 通している。管状回転子は、固定子の内面に常に接触しているようである。固定 子の内径は、回転子の外径よりも大きい。回転子は、出力軸に対して中心を異に して移動する。従って、継手は、回転子のトルクを出力軸に伝達するのに必要で ある。これら継手は、2つの出力軸軸受の間に配置される。 スウェーデン国特許出願公報SE−A 369808号は、ポンプを駆動する モータを開示している。ポンプ軸は、完全な軸受の組を有しているが、モータは 、ポンプから遠い端部に軸受を有しているだけである。ポンプに面する回転子端 部においては、回転子は、キイスロットを有する環状装置が挿入される中央部に 、可撓性の端部円板を有している。このキイスロットは、従動ポンプ軸にはまり 、この従動ポンプ軸は、回転子のキイスロットにはまるキイを有している。半径 方向に固定された軸受を備えた2つの軸を整合する上での問題は、この場合には 、モータ軸受の1つを減少させることで解決されている。 西独特許DE−C22819765号は、タコメーター発電機を開示する。発 電機を駆動するために必要とされるトルクは、ローター内に入り且つローターの 内側の可撓性カップリングにより内側ローターシャフトに接続されるシャフトを 介して供給される。この特許に示されるシャフトは、サーボモーターとそのタコ ジェネレーターとの間の通常は非常に剛性の高いシャフトに比して非常に薄く、 即ち、シャフトは、発電機外径の1/11且つローター直径の約1/8の直径を 有する。必要とされる捩じり剛性は、しかし、引用された出願は鉄道車両の速度 測定に関するので、非常に低い。鉄道車両の加速度は非常に低いので、タコメー ターローターの加速に必要とされるトルクはまた、非常に低く、タコジェネレー ターから取り出される電力を供給するために必要とされるトルクは、無視できる 。該特許に於いて、それによるタコジェネレーターは、従来のタコジェネレータ ーより非常に大きい直径を有するが、しかしまた、より短い軸線方向長さを有す ることが指摘されている。また、該発明に向けられた応用においては、より大き い発電機直径により占められるスペースは、その速度が測定されるべき装置がタ コメーターの直径より著しく大きい直径を有するので、以前は使用されてこなか ったことが指摘されている。また、拡大された発電機直径は、極数の著しい高さ を可能にし、従って、脈動の小さい出力信号を可能にすることが指摘されている 。 刊行された英国特許出願GB−A2117572号は、位置センサーをモータ ーに接続する時に連結する可撓性軸継手の代替を開示する。センサーとモーター とは共通軸線ユニットであり、互いに半径方向に剛性の高い軸受けを有している 。センサーとモーターとのフレームを剛性高く接続し且つシャフトの間に可撓性 のカップリングを使用する代わりに、シャフトは剛性の高いカップリングにより 結合され、二つのフレームは捩じり剛性が高くしかし半径方向に可撓性のダイア フラムにより結合される。示される実施例、例えば第4図を参照、は第2図に比 して、ベローズカップリングを使用する従来の実施例の軸線方向長さより短い軸 線方向長さを可能にしているように見えない。 米国特許US−A4577127号は、ハーモニックドライブ歯車箱のカップ 形ケーシングの内側に挿入された電動モーターを有するロボットアクチュエータ ーを開示する。同心のモーターとハーモニックドライブの中心に、カップリング 135(第3図を見よ)がある。カップリングからの第3図内のシャフト133 と131は、モーターとハーモニックドライブと共に共通軸線に配置されしかし モーターとハーモニックドライブの外側に配置されるレゾルバ118と141を 駆動する。 概略 本発明の目的は、機械的カップリングすなわちメカニカルカップリングの素子 又は要素がモーターケースの内側に少なくても部分的に配置されることを可能に する、負荷に電動モーターを接続する装置を提供することであり、それにより、 結合されたカップリングとモーターの軸線方向長さを減少させる。 本発明のもう一つの目的は、必要とされる機械的カップリング要素がモーター とその負荷との間でトルクを伝達することを可能にする機械的レイアウトを有し てモーターケースの内側に少なくても部分的に配置される、モーターを提供する ことであり、それにより、結合されたカップリングとモーターの軸線方向長さを 減少させる。 本発明のもう一つの目的は、モーターと負荷との軸受けとシャフト、並びにそ れらの間の機械的カップリングが、環境からの攻撃的ガス、固体粒子或いは流体 から保護されるように、モーターが負荷のシャーシ或いはフレームに直接に取り 付けられることを可能にする機械的レイアウトを有する電動モーターを提供する ことである。 本発明のもう一つの目的は、モーターと負荷との軸受けとシャフト、並びにそ れらの間の機械的カップリングが、人間の手、ペット等との接触事故から回避可 能であるように、モーターが負荷のシャーシ或いはフレームに直接に取り付けら れることを可能にする機械的レイアウトを有する電動モーターを提供することで ある。 本発明のもう一つの目的は、モーターからの熱が熱溜め(heat sink)として負 荷のフレーム或いはシャーシを使用できるように、モーターが負荷のシャーシ或 いはフレームに直接に取り付けられることを可能にする機械的レイアウトを有す る電動モーターを提供することである。 本発明のもう一つの目的は、モーターが負荷のシャーシ或いはフレームに直接 に取り付けられて、モーターフレームと負荷シャーシとの間の非常に剛性の高い 機械的接続を可能にする機械的レイアウトを有する電動モーターを提供すること であり、それにより、より剛性の高いサーボ制御の実施を可能にする。 これらの目的は、本発明により達成され、その特徴は、付属する請求項から明 らかである。 負荷に装架された電動モーターの組立体の短い軸長さを許すために、モーター の軸の端部に開口部、凹所又は空洞が設けられている。この開口部は実質的に平 坦な端面から軸内に軸方向に延在している。開口部はメカニカルカップリングの 少なくとも一部を受け入れるように寸法が決められている。開口部は概ねモータ ー、すなわちモーター軸全体を貫通していないが、勿論、軸を貫通した小直径の 穴があってもよい。この穴は、カップリング要素又はエレメントを包含、又は少 なくとも部分的に包むように意図された開口部の直径よりずっと小さい直径を有 している。概ね標準のカップリングの内部端板は、軸を受け入れるための中央穴 を持たないように、そのかわりに、凹所の底面の対応中央穴に嵌合する中央突起 を持つように部分的に変更されている。内部端板は外部端板の中央穴を介して利 用できるねじによって底面に固定されている。 サーボ適用のために、メカニカルカップリングはサーボモーター駆動のために 一般に使用されている形式、すなわち、無視し得る機械的遊びと高剛性を有した カップリングであることが好ましい。モーター負荷側ベアリングの内径は、機械 的強度要件を満たす、又は開口部がモーター軸中心に形成されて、この開口部に メカニカルカップリングが挿入されることを許すため、一般に使用されているモ ーターの大きさに合ったモーター軸径を提供するために必要な程度を越える値に 増加されている。 開口部は、メカニカルカップリングの弾性部材の少なくとも一部がモーターベ アリングの軸領域内、特に、2つの円筒のどれかの領域内に位置されることを許 すに十分な深さを好適に有していて、それの包囲面がベアリングの内側又は外側 リングによって画定されている。 したがって、電動モーターの回転子の回転運動を負荷に連結する装置は、慣習 的に、回転子の軸端及び負荷の軸に取り付けられたメカニカルカップリングエレ メントを有している。回転子の軸端の開口部、空洞又は凹所は軸端面から軸方向 に延在し、この空洞又は凹所内へのメカニカルカップリングエレメントの少なく とも一部の挿入を許している。空洞は好ましくは円筒であり、軸を貫通していな いが、モーターの回転軸線と直交している平坦であってもよい底面を有している 。 電動モーターは、従来の態様で、軸の負荷端で回転軸を支持する回転ベアリン グを有してもよい。したがって、空洞又は凹所は、回転子の軸の端部中に遠く又 は深く延在することができるので、メカニカルカップリングエレメントの少なく とも一部が、軸方向に見て、モーターの回転軸線に直交するベアリングの中央を 通る面のようなベアリングのどこかを通る面を越えて位置している。 電動モーターは、当然、負荷端で回転子の軸を支持する第一の回転ベアリング と、回転子の軸の反対側の端で回転子の軸を支持する第二の回転ベアリングとを 有することができる。凹所又は空洞したがってカップリングの一部を収容するた めに、第一のベアリングの内径は第二のベアリングの内径よりかなり大きく、例 えば、第一のベアリングの内径は第二のベアリングの内径より少なくとも25% 、好適には少なくとも50%以上である。したがって、これは、回転子の軸が、 空洞又は凹所が軸端中に延在する領域で、回転子の軸の隣接部分と比べて、増大 された直径を有することを意味する。 通例のように、電動モータはロータの表面にある空隙すなわちエアギャップに わたって磁界を発生させる電機子巻線と、ある種のモータについては永久磁石を 有する。それで、空洞すなわち凹所は、機械的カップリングの少なくとも一部、 例えば内端板と可撓性のある中間のカップリング要素が巻線、空隙または磁石の ある部分の軸線方向の領域に位置し、すなわち電機子巻線または空隙または磁石 の最外方部分または側を通り、軸線方向で見て負荷または機械的カップリングの 要素に最も隣接した垂直面を軸線方向に越えて、すなわち該垂直面より深く位置 するまでロータ軸の端部内に延在している。 好適実施例において、空洞すなわち凹所は、本質的に全体の機械的カップリン グが空洞すなわち凹所の内部に位置し得るような深さを有し、すなわち配設され ている。空洞すなわち凹所および機械的カップリングは、それで機械的カップリ ングの要素の端面すなわち外端面が電動モータの軸線方向の側面と本質的に同一 の面に位置するような寸法を有し、すなわち配設されている。 機械的カップリングの要素は、通例のように第1の端面、第2の端面およびカ ップリングの回転軸線に関して端板の間である程度の軸線方向の片寄りを許容す る、例えば可撓性または弾性のある中間素子又は要素を含み得る。端板の少なく とも一方および例えば機械的カップリングの要素のうちの中間要素は、それで空 洞すなわち凹所の完全に内部に取り付け位置させることができ、かくして空洞す なわち凹所の最外方部分を通る垂直面を越えて内部、すなわち軸線方向に位置す ることができる。 使用される機械的カップリングは、その回転軸線に対して本質的に垂直な面内 に位置した本質的に平坦な外方表面を形状づけられた一方の端板を有し得る。第 1の端板は、該本質的に平坦な表面で、電動モータの回転軸の対応した、本質的 に平坦な表面と接触することができ、かくしてモータからカップリングへのトル クは、これらの表面において、または介して伝達される。かくして、ねじのよう な保持要素は第1の端板に配設され、かつ該端板の該本質的に平坦な表面を貫通 して、電動モータの対応した、本質的に平坦な表面で、好ましくはモータの軸端 部にある空洞すなわち凹所の内方の底部表面で第1の端板を保持する。 第2の、対向した端板は、通例のようにカップリングの回転軸線に沿って軸線 方向に延びる貫通穴を有し、この穴は、保持要素が例えばねじ回しまたは類似の 工具によって該穴を通して近接可能なように、該穴、カップリングの中間要素お よび保持要素が配設される場合、負荷の軸を受け入れるように意図されている。 図面の簡単な説明 本発明の添付図面に示されている特定の実施例を参照して以下に説明されるが 、これらの実施例は本発明を限定するものではなく、本発明の範囲および特徴は 請求の範囲の欄に記載されており、 第1図は、捩りに対して剛性な軸継手を使用してモーターを負荷装置に連結す る従来技術の連結構造を示す断面図、 第2図は、遊びがかなり大きい軸継手を使用してモーターを負荷装置に連結す る従来技術の連結構造を示す断面図、 第3図は、捩りに対して剛性な軸継手を使用してモーターを負荷装置に連結す る空間節約型の連結構造を示す断面図、 第4図は、遊びがかなり大きい軸継手を使用してモーターを負荷装置に連結す る代替の空間節約型の連結構造を示す断面図、 第5a図は、負荷装置に連結するための捩りに対して剛性な空間節約型の連結 構造用に設計された6極ブラシ無しサーボモーターローターの立面図、 第5b図は、第5a図のローターの線A−Aに沿う断面図、 第6a図は、負荷装置に連結するための捩りに対して剛性な空間節約型の連結 構造用に設計されたブラシ整流式ディスクローターのサーボモーターの断面図、 第6b図は、第6a図のモーター用の代替連結構造の断面図である。 詳細な説明 サーボモーター用の従来構造の例が第1図の断面図に示されている。トルクは モーターローター101に作用し、したがってその軸に作用する。ローター10 1の磁気的作用部分に近い側から、モーターからのトルクが負荷側の軸に伝えら れるその機械軸における位置までの距離102は、かなり長い。その間には、巻 線ヘッド、モーター前部ローター軸受105、ローター前部スタブ軸部分103 、モーター軸継手の固定具111、および継手の弾性部品109の全長が含まれ る。 二つの軸間にほんの小さな半径方向変位しか得ないためには、モーターの環状 ショルダー106および機械シャーシの環状ショルダー107が連結部材108 に嵌合するように作られねばならない。潜在的な半径方向の整合誤差は、連結部 材108に対するショルダー106の取付け、および連結部材108に対するシ ョルダー107の取付けのいずれにおいても発生することが観察される。図示さ れた継手部分109は購入することのできる金属製ベロー型継手であって、二つ の端部部品であるブレース(brace)110,111を有しており、それらのブレ ースの内径はねじ112,113を締付けることで縮小させることができる。 従来構造の他の例は第2図の断面図に示されている。トルクはモーターロータ ー201およびその軸に作用する。ローター側面から、モーターからのトルクが 負荷側の軸に伝えられるその機械軸における位置までの距離202は、かなり長 い。その距離は、ローター前部軸203および継手209で構成される。距離2 02は、巻線ヘッド204、モーター前部ローター軸受205、ローター前部軸 受203、および継手209の全長を含む。 モーターおよび負荷装置の二つの回転軸間に小さな半径方向変位しか得ないた めには、第1図を参照して説明したように、モーターの環状ショルダー206お よび機械シャーシの環状ショルダー207が連結部材208に嵌合するように作 られねばならない。潜在的は半径方向の整合誤差は、連続部材208に対するシ ョルダー206の取付け、および連結部材208に対するショルダー207の取 付けのいずれにおいても発生することが観察される。図示された継手209は購 入することのできる「オルダム(oldham)」継手であって、二つの端部部品21 0,211を含んでおり、それらの端部部品の内径はねじ212,213を締付 けることで縮小させることができる。 第3図には、上述で定義したような距離を短縮した継手が特別に設計されたモ ーター用に示されている。トルクはローター永久磁石317とステータ318と 相互作用によってモーターローター301に作用するのであり、ステータ318 の巻線ヘッドは319で示されている。ローターの近接側から、モーターからの トルクが負荷側の軸に伝えられるその機械軸における位置までの距離302は、 かなり短い。 弾性継手部分309は、軸線方向に見てモーターの磁気的作用部分317−3 18の内側に部分的に挿入される。図示された継手は、二つの端部部品310, 311を有する購入可能な金属製ベロー型継手を僅かに改良したものである。改 良した内側の部品311は円筒ピン320を有し、この円筒ピン320がロータ ー301の環状開口に嵌合されており、これによりローター301と継手内側部 品311との間の半径方向の良好な整合を実現している。この内側部品は、ねじ 321によりローター301に締付け固定されている。これらのねじは、モータ ーを分解せずに、前部の継手端部部品310に形成されている開口322を通し て丸頭六角ねじを使用して操作することができる。 継手前部部品310は、購入可能な継手における標準部材である。継手軸開口 322の内径は、ねじ312を締付けることで縮小させることができる。このね じは、モーター前部部品313の孔323を通して外部から操作することができ る。孔323は、塵埃や流体が継手または軸受305、または図示していないが 負荷装置の軸受に侵入するのを防ぐために、図示していないがねじ、キャップま たは他の装置でカバーされることができる。環状溝316の中のO−リングは継 手および軸受を塵埃や流体からさらに保護し、モーター前部フランジ306が負 荷軸を含んでなる機械シャーシに直接に取付けられることを保証する。第2図に よる構造は、したがってモーターが取付けられる機械の外部環境から侵入する腐 食性または磨滅性のガス、流体または粒子からモーター、その軸および軸受、お よびその負荷装置の軸および軸受を保護する簡単な解決策も可能にする。 前部モーター軸受305は、継手の弾性部品309がローター内部に入れられ るのを可能にするに十分な直径を有する。この直径の大きなことは、与えられた 軸線方向または半径方向の負荷に対する従来技術の設計に比較して、軸受の摩擦 力を増大させる。しかしながら図示した構造は、ローターに作用する軸線方向お よび半径方向の負荷を、従来のモーター軸設計で予測される負荷の小さな分数値 にまで減少させる。それ故にモーター軸受は従来モーターよりも格段に軽量化さ れ、したがってばね324による例の場合に関してローター軸に小さな遊びを与 えるのに必要とされる軸線方向の予備負荷は減少させることができる。 二つの軸間に小さな半径方向の変位しか得ないためには、モーターの環状ショ ルダー306は機械シャーシの環状凹部に嵌合するように有利に作られねばなら ない。あり得る半径方向の整合誤差は、ショルダー306をその凹部に組入れる ときにのみ発生する。それ故に、このような二つの段付き継手のあるばあいに、 第1図に示されたような従来構造とは逆に、モーターと機械シャーシとの間の半 径方向の整合誤差に影響を与える唯一の継手が存在する。これは二つの因子によ って予測される整合誤差をほぼ減少させるのであって、これらの因子は継手の弾 性部品309の長さの短縮を可能にするのであり、したがって短い設計および捩 りに対して一層剛性な継手を可能にする。蓋部材108の削除、および削除した モーター前部軸受もまた、モーターのトルク発生部品317,318と、負荷装 置のトルク受止め部品との間における一層剛性な継手を構成する。増大した剛性 は一層大きなサーボゲインを可能にし、したがって剛性的なサーボ作動を可能に する。 第3図による構造は非常に小型な設計を与えることが明白である。多くのばあ い、第3図によるモーターの全長は第1図に示された従来構造の部材108の長 さにほぼ等しくなる。継手の弾性部品309に必要な長さは、半径方向の整合誤 差を減少させたことで一層短くすることができる。第3図に示されるように、こ の短い弾性継手部品はローターのトルク発生部品の内側に収容されることができ る。第3図に示される実施例によれば、標準的負荷軸はその内側端部が軸線方向 に見てローターのトルク発生部品の内側に配置される。 当業者に明白となるように、第3図を参照して説明した継手構造は、改良され たローターに適用されるときには、他の形式の継手のために、また他の形式の継 手の内側部品のために、例えば金属製ベローの製造会社「GERWAH」によっ て市販されている形式の基本的な継手端部部品のいずれかのためにも使用するこ とができる。「C&K」社のような幾つかの継手製造会社は、二つの軸に別々に 取付けられるようになされる二つの別個の部品として供給されるベロー型継手を 製造している。完成した継手は、2つの部品が互いに軽くプレスされて得られる 。このような継手および基本的に他の総ての形式の継手が第3図に本質的に示さ れたような構造において使用できることは明白である。 第3図に示された形式のモーターは、永久磁石および無ブラシ整流を含んでな るモーターである。しかしながら、第3図に示されるように構成された基本的な 継手は、誘導モーター、或る種のステッパモーター、切換えられるリラクタンス モーター、および巻線付き鉄製ローターを有し、無鉄シリンダローターを有し、 またディスク形ローターを有するブラシ整流のDCモーターのような殆ど全ての モーター技術において使用することができる。 第4図には、駆動すべき機械に対して最終的に組付けられる前の状態で、モー ターの断面図が示されている。最終的な組立て状態では、距離401はゼロに等 しい。オルダム継手402,403,404のうちのモーター軸部品402がモ ーター前部シールド405の内側、およびボール軸受408の内側に配置されて いる。長い形式の継手では、その継手の部品はモーターの磁石作動部分の内側、 すなわちローター406の内側にさらに深く挿入されることができる。これらの 三つの継手部品のうちの二つの部品403,404は購入可能な標準部品である 。第3図の311に対応する第3の部品は、ローター軸409の一体部品として 作られている。 環状溝416の中のO−リングは継手およびモーター、および負荷装置の軸受 408,409を塵埃および流体から保護し、負荷軸を含んでなる機械シャーシ 410にモーター前部フランジ405を直接に連結することを保証することがで きる。したがって、第4図による構造は、モーターが取付けられる機械の外部環 境から侵入する腐食性または磨滅性のガス、流体または粒子から、モーター、そ れらの軸および軸受、およびその負荷装置の軸および軸受を保護する簡単な解決 策を可能にする。 前部モーター軸受408はモーターの内側に継手を入れることができるように 十分な大きさの直径を有する。この直径の大きなことは、与えられた軸線方向ま たは半径方向の負荷に対する従来技術の設計に比較して、軸受の摩擦力を増大さ せる。しかしながら図示した設計は、ローターに作用する軸線方向および半径方 向の負荷を、従来のモーター軸で予測される負荷の小さな分数値にまで減少させ る。それ故にこのモーター軸受は従来モーターにおけるよりも格段に小さくする ことができる。 第4図に示された形式のモーターは誘導モーターである。しかしながら、永久 磁石を含み無ブラシ整流を有してなるモーター、ステッパモーター、切換えられ るリラクタンスモーター、および巻線付き鉄製ローターを有し、無鉄シリンダロ ーターを有し、またディスク形ローターを有するブラシ整流のDCモーターのよ うな殆ど全てのモーター技術において使用することができる。 第5a図および第5b図には、6極ブラシレスサーボモーターローターが示さ れており、これは負荷装置に連結するための捩りに対して剛性な空間制約型連結 装置用に設計されている。501のような永久磁石が電気用ステンレス鋼の孔付 きシートのスタック502に取付けられている。これらのシートは六つの歯を有 し、それらの歯は軸503,505,506,507の外部側の溝504に嵌合 する。軸は、図面で見て左側端部である駆動側端部に円筒凹部を取囲む部品50 3を有しており、中央開口508を利用して、この円筒凹部の中に継手、例えば 第3図示した継手のような捩れに対して剛性な継手を挿入できる。タップ孔50 9は、継手部品を正しい位置に保持するねじのために使用される。 ローター軸は段付き部分を有し、506に前部軸受を、505に後部軸受を、 また507に位置フィードバックリゾルバーを支持するようになされている。 第6a図および第6b図には、ブラシ整流を有するディスクローターDCサー ボモーターが示されている。第6a図は数十年にわたってフランス国ディジョン のパルヴェックス(Parvex)社により「MC13」とし販売されているモ ーターの簡略図を示している。Al Ni Co合金製の永久磁石602,60 3が空隙で分けられており、空隙内にはディスクローター601が配置されてい る。等級IP55のシール604は等級IP44のラビリンス605によって保 護されている。 第6b図は、内部に捩れに対して剛性な継手を含んでなる基本的に同じのモー ターを示している。O−リング溝606の追加は機械に対する等級IP68のシ ールがモーターにより駆動されることを可能にし、また付加的なO−リング60 8はモーター内部に対し同様な保護を与えている。 勿論、各種の改良および追加は、本発明の精神および範囲から逸脱しないで組 入れることができる。例えば、本発明は、ローターおよびその軸が一体ユニット とされているような回転軸端部を有する各種形態の電気モーターに適用すること ができる。他の形式の継手も使用できる。また、軸受は各種形式の軸受とするこ とができ、回転軸受である必要はない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M G,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.モータのロータの軸の端と負荷の軸の端とに結合されたメカニカルカップ リング素子を含む、該ロータの回転運動を伝達する装置において、前記ロータの 回転軸の端に空洞あるいは凹所を設け、該空洞あるいは凹所は、その端から軸方 向に延在し、該凹所に前記メカニカルカップリング素子の少なくとも一部が挿入 されていることを特徴とする装置。 2.請求項1に記載の装置において、前記モータは、前記ロータの軸の一端を 支持する回転ベアリングを有し、前記空洞あるいは凹所は、該ロータ軸の一端ま で延在し、前記メカニカルカップリングの少なくとも一部が前記ベアリングを通 る平面、特に該ベアリングの中心を通る平面を越えて軸方向に配置されることを 特徴とする装置。 3.請求項1に記載の装置において、前記モータは、前記ロータの軸の一端を 支持する第1の回転ベアリングと、該ロータの軸の第2端で支持する第2回転ベ アリングとを有し、前記第1回転ベアリングの内径は、前記第2回転ベアリング の内径よりかなり大きく、特に該第1回転ベアリングの内径は、該第2回転ベア リングの内径より少なくとも50%大きくなっていることを特徴とする装置。 4.請求項1に記載の装置において、前記ロータの軸は、前記空洞あるいは凹 所が軸端に延在している領域で、その隣接部分より大きく拡大されていることを 特徴とする装置。 5.請求項1に記載の装置において、前記モータは、ロータの表面のエアギャ ップを横切る磁場を発生させる回転子コイルを含み、前記空洞あるいは凹所は、 前記ロータの軸端まで延在し、前記メカニカルカップリング素子の少なくとも一 部が、該回転子コイルの最外部分あるいは最外側を通る平面を越えて軸方向に延 在し、すなわち、軸方向に見たときに、前記負荷あるいは前記メカニカルカップ リング素子に最近接して配置されていることを特徴とする装置。 6.請求項1による装置において、前記モータは、前記ロータの表面にエアギ ャップを有し、該エアギャップを横切って磁場が発生され、該モータのトルクを 発生し、前記空洞あるいは凹所は、前記ロータの軸端まで延在し、前記メカニカ ルカップリング素子の少なくとも一部が、前記エアギップの最外部分あるいは最 外側を通る平面を越えて軸方向に延在し、すなわち、軸方向に見たときに、前記 負荷あるいは前記メカニカルカップリング素子に最近接して配置されていること を特徴とする装置。 7.請求項1に記載の装置において、前記モータは、前記ロータの表面のエア ギャップを横切る磁場を発生する一組の磁石を有し、前記空洞あるいは凹所は、 前記ロータの軸端まで延在し、前記メカニカルカップリング素子の少なくとも一 部が、前記一組の磁石の最外部分あるいは最外側を通る平面を越えて軸方向に延 在し、すなわち、軸方向に見たときに、前記負荷あるいは前記メカニカルカップ リング素子に最近接して配置されていることを特徴とする装置。 8.請求項1に記載の装置において、前記空洞あるいは凹所は、前記メカニカ ルカップリングのほぼ全てが収容される深さとし、あるいはそのように形成され ていることを特徴とする装置。 9.請求項8に記載の装置において、前記空洞あるいは凹所および前記メカニ カルカップリング素子は、該メカニカルカップリング素子の端面が前記モータの 軸方向端面とほぼ同じ平面に配置されるように寸法づけられていることを特徴と する装置。 10.請求項1に記載の装置において、前記メカニカルカップリング素子は、 第1板と、第2板と、これら双方の板の間で軸方向オフセットをある程度許容す る中間素子とを含み、前記メカニカルカップリング素子の端板の少なくとも一つ は、前記空洞あるいは凹所内に完全に装着受容され、すなわち、該空洞あるいは 凹所の最外部分を通る平面の内側にあるいはこれを越えて、軸方向に配置されて いることを特徴とする装置。 11.請求項10に記載の装置において、前記中間要素が前記空所または凹所 内にその全体が配設されていることを特徴とする装置。 12.ロータとステータとを備えた電動モータであって、機械的カップリング 要素を介して該ロータの回転運動を負荷に接続するための軸端部を有するロータ シャフトを前記ロータが備えている電動モータにおいて、前記ロータシャフトの 軸端部に空所または凹所が形成されており、該空所または凹所が前記軸端部の端 面から軸線方向に延在して前記機械的カップリング要素の少なくとも一部分が張 込むことを許すようになっていることを特徴とする電動モータ。 13.請求項12に記載のモータであって、前記ロータシャフトの端部で該ロ ータシャフトを支持するロータリーベアリングを備えているモータにおいて、前 記空所または凹所は、前記機械的カップリング要素の少なくとも一部分が前記ベ アリングを通る平面、特に該ベアリングの中心部を通る平面を軸線方向に越えて 設けられるように、前記ロータシャフトの端部内に延びていることを特徴とする モータ。 14.請求項12に記載のモータであって、前記ロータシャフトの端部で該ロ ータシャフトを支持する第1のロータリーベアリングと該ロータシャフトの第2 の反対側の端部に設けられた第2のロータリーベアリングとを備えているモータ において、前記第1のロータリーベアリングの内径が前記第2のロータリーベア リングの内径よりかなり大きく、特に、第1のロータリーベアリングの内径は第 2のロータリーベアリングの内径より少なくとも50%以上大きいことを特徴と するモータ。 15.請求項12に記載のモータにおいて、前記ロータシャフトが、前記空所 または凹所が前記ロータシャフトの端部内に延びている領域では、該ロータシャ フトの隣接する部分に比して、径が大きくなっていることを特徴とするモータ。 16.請求項12に記載のモータであって、前記ロータの表面のエアーギャッ プを横切る磁界を発生させるための電機子巻線を備えたモータにおいて、前記機 械的カップリング要素の少なくとも一部分が前記電機子巻線の最外方部または側 部を通る平面を軸線方向に越えて配設されることができるように、すなわち軸線 方向から見て、負荷または機械的カップリング要素に最も隣接して配設されるこ とができるように、前記空所または凹所が前記ロータシャフトの端部内に延びて いることを特徴とするモータ。 17.請求項12に記載のモータであって、前記ロータの表面にエアーギャッ プを有し、このエアーギャップを横切って磁界が発生しトルクを生じるモータに おいて、前記機械的カップリング要素の少なくとも一部分が前記エアーギャップ の最外方部または側部を通る平面を軸線方向に越えて配設されることができるよ うに、すなわち軸線方向から見て、負荷または機械的カップリング要素に最も隣 接して配設されることができるように、前記空所または凹所が前記ロータシャフ トの端部内に延びていることを特徴とするモータ。 18.請求項12に記載のモータであって、前記ロータの表面のエアーギャッ プを横切る磁界を発生させる一組の磁石を備えたモータにおいて、前記機械的カ ップリング要素の少なくとも一部分が前記磁石の最外方部または側部を通る平面 を軸線方向に越えて配設されることができるように、すなわち軸線方向から見て 、負荷または機械的カップリング要素に最も隣接して配設されることができるよ うに、前記空所または凹所が前記ロータシャフトの端部内に延びていることを特 徴とするモータ。 19.請求項12に記載のモータにおいて、前記機械的カップリング要素のほ ぼ全体が前記空所または凹所内に配設されることができるような深さを該空所ま たは凹所が有しているかそのように該空所または凹所が構成されていることを特 徴とするモータ。 20.請求項19に記載のモータにおいて、前記空所または凹所が、前記メカ ニカルカップリング素子の端面が本質的に前記電動モータの軸線側部表面と同一 面に位置することができるように寸法を決められていることを特徴とするモータ 。 21.ローターとステーターとを有する電動モータであって、該ローターは、 ローター軸と、該ローター軸をその第一端で支持する第一回転ベアリングと、該 ローター軸の第二端で支持する第二回転ベアリングを備えている電動モータにお いて、 −前記第一ベアリングの内径は前記第2ベアリングの内径よりかなり大きく、 特に該第一ベアリングの内径が第二ベアリングの内径より少なくとも50%以上 大きく、 −前記第一ベアリングによって支持されている前記軸の径は前記第二ベアリン グによって支持されている前記軸の径よりかなり大きく、特にその軸径は前記第 一ベアリングの領域において前記第二ベアリングの領域の軸径より少なくとも5 0%以上大きいことを、特徴とする電動モータ。 22.請求項21に記載のモータにおいて、磁界が前記モータのトルクを生み 出すために前記ローターの表面におけるエアギャップにわたって発生され、前記 軸の径が、前記エアギャップの軸線領域の少なくとも一部分、特に前記第一ベア リングに最も近接して位置される部分において、本質的に該第一ベアリングの領 域においてと同じであることを特徴とするモータ。 23.請求項21に記載のモータにおいて、前記軸の径は、少なくとも前記ロ ーターの表面でエアギャップにわたって磁界を発生する電機子巻線の軸線領域の 一部分、特に前記第一ベアリングに最も近接して位置される部分において、本質 的に前記第一ベアリングの領域においてと同じであることを特徴とするモータ。 24.請求項21のモータにおいて、前記軸の径が、少なくとも前記ローター の表面のエアギャップにわたって磁界を発生する一式の磁石の軸線領域の一部分 、特に前記第一ベアリングの領域に最も近接して位置される部分において、本質 的に前記第一ベアリングの領域においてと同じであることを特徴とするモータ。 25.電動モータのローターの軸を負荷と結合するメカニカルカップリングで あって、該メカニカルカップリング素子は、前記電動モータに取り付けられるよ うにされる第一板と、第二端板と、該端板の間の軸線のずれを許容する中間素子 とを備えるメカニカルカップリングにおいて、前記第一端板は、該カップリング の回転軸線と直角な面に本質的に位置される、本質的に平坦な表面を有し、該第 一端板は、この本質的に平坦な表面によって、前記電動モータの回転軸の対応す る本質的に平坦な表面と結合するようにされ、前記モータから前記カップリング へのトルクはこれらの表面においてまたはこれらの表面を介して伝達されること を特徴とするメカニカルカップリング。 26.請求項25のカップリングにおいて、前記第一端板を電動モータの対応 する本質的に平坦な表面に保持するために、保持素子が前記第一端板に配置され かつその本質的に平坦な表面を通過することを特徴とするカップリング。 27.請求項26のカップリングにおいて、前記第二端板が前記カップリング の回転軸線に沿って軸線方向に延びる貫通穴を有し、この貫通穴が負荷の軸を受 け入れるようにされ、該貫通穴と、前記中間素子と、前記保持素子とが、該保持 素子が該貫通穴を通って近接可能となるように配置されることを特徴とするカッ プリング。
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