JPS6334457Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6334457Y2
JPS6334457Y2 JP1981174807U JP17480781U JPS6334457Y2 JP S6334457 Y2 JPS6334457 Y2 JP S6334457Y2 JP 1981174807 U JP1981174807 U JP 1981174807U JP 17480781 U JP17480781 U JP 17480781U JP S6334457 Y2 JPS6334457 Y2 JP S6334457Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
cooling fan
rotor
bearing
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981174807U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5878766U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17480781U priority Critical patent/JPS5878766U/ja
Publication of JPS5878766U publication Critical patent/JPS5878766U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6334457Y2 publication Critical patent/JPS6334457Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両用発電機の改良に関し、特に高
速域における騒音を低減することを目的とするも
のである。
一般に車両用発電機はエンジンのクランクシヤ
フトとプーリ比で約2:1で、互いのプーリがベ
ルトによつて結合されている。したがつて発電機
はエンジンの回転に比例して回転速度を与えら
れ、発電機の騒音もこれに比例して上昇する。特
に発電機の冷却用フアンの騒音が大きく、この騒
音のレベルが一定の限度を起えると人間の耳に不
快感を与えることがある。
この不都合を解消する従来装置として第1図に
示すものがある。図において、1は永久磁石等を
使用したクラツチのドライブ部、2は該ドライブ
部に対し一定の電磁気学的空隙を置いて対向して
設けられた導電性部材から成るドリブン部、3は
このドリブン部と一体に固着された冷却フアン、
4は上記ドライブ部1と一体に固着された駆動プ
ーリ、7は回転軸、7aは上記プーリ4の固定用
のナツト、9は車両用発電機のフロントブラケツ
ト、91はこのブラケツトと上記回転軸7との間
に装着された第2の軸受、31は上記冷却フアン
3と上記回転軸7との間に装着されボールベアリ
ングからなる第3の軸受、31aはこの第3の軸
受の外輪、31bは第3の軸受の内輪である。
このように構成された従来装置にあつては、ド
ライブ部1とドリブン部2とによつて生じる電磁
気学的トルクが、冷却フアン3が回転するのに要
する空気抵抗によるトルクと等しくなつた所で冷
却フアン3の回転が一定となり、それ以上の回転
数には上昇しないというものである。
ところで、この従来装置のものではドライブ部
1とドリブン部2の2つの要素を別々に構成する
必要があり構造が複雑となり、しかも高価な磁石
材料を使用するため不経済である欠点があつた。
この考案は上記欠点を解消することを目的と
し、以下に述べる優れた車両用発電機を提供する
ものである。
以下、第2図、第3図に示すこの考案の一実施
例について説明する。
各図において、5は回転子で、励磁コイル5a
と上記回転軸7を有する。6は固定子で、三相電
機子コイル6aを有する。8はリヤブラケツト
で、上記フロントブラケツト9とによつて上記固
定子6を挟着している。81はこのリヤブラケツ
トと上記回転軸7との間に装着された第1の軸
受、32は上記第3の軸受31の外輪31aと内
輪31bとの間の空間部に封入された磁性粉体で
潤滑剤中に混合されている。又、冷却フアン3は
第3の軸受31の外輪31aに一体に固着されて
いる。φ1,φ2は上記励磁コイル5aによる磁束
を示すものである。
次にこのように構成されたものゝ動作を説明す
る。先ず励磁コイル5aに電圧が印加されると図
示φ1,φ2の如く磁界が発生する。φ1は固定子6
を含めた主磁路で充電のための電力発生に寄与す
る。φ2は上記回転軸7を通る磁束で一般に漏洩
磁束と称され充電電力発生には寄与しないもので
ある。ところで、車両用発電機に採用される励磁
コイル5aは主として起磁力を大きく取る必要
上、回転軸7と同軸に巻回されるためこの漏洩磁
束が大きく、励磁したときに回転軸7の先端部7
aが着磁され、例えばスクリユードライバが吸引
されて落下しない程度に強力であることがわかつ
ている。こゝで、上記漏洩磁束φ2は回転軸7に
固定された第3の軸受31を貫通し、よつて磁性
粉体32は互いに結合して回転軸7のトルクを冷
却フアン3に伝達する。一方冷却フアン3の回転
は冷却フアン3が受ける空気抵抗によるトルク
が、上記粉体32の結合力によるトルクと等しく
なるまで上昇しそれ以後は電磁気的に結合がはず
れ、封入潤滑剤の粘性力とのつりあいで一定の回
転となる。
かくして、この考案の実施例によれば従来のよ
うに永久磁石等による特別な構成部品を使用する
ことなく漏洩磁束を利用することによつてクラツ
チを構成することができる。
なお、上述では、冷却フアン3をフロント側に
1個のみ設けるものを例示したが、リヤ側にも冷
却フアンを設けるものにおいても、上記実施例と
同様にリヤ側の冷却フアンを支承する軸受に磁性
粉体を設ければ同様の効果を奏し得る。
以上のようにこの考案では、冷却フアンと回転
軸との間に装着される軸受内の潤滑剤中に磁性粉
体を封入し、この磁性粉体を回転子に装着された
励磁コイルの漏洩磁束により磁化することによつ
て、回転軸と冷却フアンとの連結状態を制御する
ようにしているので、従来の如くドライブ部とド
リブン部を設ける必要がなく、安価でしかも簡単
な構成にて冷却フアンの所定以上の回転を抑え冷
却フアンの騒音を最低限に設定でき、又、磁性粉
体を軸受内の潤滑剤中に封入することにより軸受
内での磁性粉体の取扱い性を向上できると共に軸
受のすべりを安定にでき長期に亘つて動作を確実
にし得耐久性のある装置を提供できる等の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用交流発電機を示す要部断
面図、第2図はこの考案の一実施例を示す断面図
である。図において、3は冷却フアン、4はプー
リ、5は回転子、5aは励磁コイル、6は固定
子、6aは電機子コイル、7は回転軸、8,9は
ブラケツト、81,91は夫々第1および第2の
軸受、31は第3の軸受、31aは外輪、31b
は内輪、32は磁性粉体である。尚図中同一符号
は同一部分または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸と、この回転軸に装着され、回転駆動さ
    れる励磁コイルとを有してなる回転子、この回転
    子に対向して設けられ、上記回転子の動作により
    電力を発生する電機子コイルを有してなる固定
    子、この固定子および上記回転子を支持するブラ
    ケツト、このブラケツトの外側または内側に配設
    され、上記回転軸に装着された冷却フアン、上記
    回転軸と冷却フアンとの間に設けられ、上記回転
    軸に対して上記冷却フアンを回転自在に支承する
    軸受、この軸受における潤滑剤中に封入された磁
    性紛体を備え、上記励磁コイルによる上記回転軸
    を通る漏洩磁束により上記磁性紛体を磁化し、上
    記回転軸と上記冷却フアンとの連結状態を制御す
    るようにしたことを特徴とする車両用発電機。
JP17480781U 1981-11-24 1981-11-24 車両用発電機 Granted JPS5878766U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17480781U JPS5878766U (ja) 1981-11-24 1981-11-24 車両用発電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17480781U JPS5878766U (ja) 1981-11-24 1981-11-24 車両用発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5878766U JPS5878766U (ja) 1983-05-27
JPS6334457Y2 true JPS6334457Y2 (ja) 1988-09-13

Family

ID=29966908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17480781U Granted JPS5878766U (ja) 1981-11-24 1981-11-24 車両用発電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5878766U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013211987A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toyota Industries Corp 回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5878766U (ja) 1983-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0772279B1 (en) AC generator for vehicle
US5627419A (en) Self-adjusting airgap motor/generator for flywheel system
US6333582B1 (en) Rotor for an alternator
JP2708469B2 (ja) エンジンの充発電装置
EP0762617A1 (en) Alternator for vehicle
US6922000B2 (en) Rotary electric machine
JP2785423B2 (ja) 車両用交流発電機の回転子およびその製造方法
JPH03265451A (ja) 発電装置
EP0086844B1 (en) Generator for vehicle
FR2425750A1 (fr) Moteur electrique comportant un embrayage
JPH0865932A (ja) 永久磁石式回転子
JP4045246B2 (ja) 車両用発電電動機
JPS6334457Y2 (ja)
US6281613B1 (en) AC generator having speed limit means
JPS6377362A (ja) 磁石界磁型交流発電機
JPH05137297A (ja) 車両用交流発電機
JP3985655B2 (ja) 回転電機
KR100245593B1 (ko) 브러쉬레스 발전기
JPH0538111A (ja) 車両用交流発電機の回転子
JPH07107717A (ja) 永久磁石式発電機
JPS60168957A (ja) 電磁カツプリング
JPS622955Y2 (ja)
JPH0558190A (ja) エンジンから補機への動力伝達装置
SU995223A1 (ru) Бесконтактна индукционна муфта-тормоз
SU1410222A1 (ru) Электромеханическа передача