JP2002205964A - 芳香族カルボニル化合物の製造方法 - Google Patents

芳香族カルボニル化合物の製造方法

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JP2002205964A
JP2002205964A JP2001337397A JP2001337397A JP2002205964A JP 2002205964 A JP2002205964 A JP 2002205964A JP 2001337397 A JP2001337397 A JP 2001337397A JP 2001337397 A JP2001337397 A JP 2001337397A JP 2002205964 A JP2002205964 A JP 2002205964A
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Yasutaka Sumita
康隆 住田
Masahiro Wada
正大 和田
Tetsutaka Mizuno
哲孝 水野
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Nippon Shokubai Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 触媒として腐食性の臭素イオンを使わず、ま
た酸化雰囲気でも分解せずに安定に、且つ再使用可能な
触媒を使用して少なくとも一つのアルキル置換基を有す
る芳香族化合物を酸化して芳香族カルボニル化合物を製
造する方法を提供する。 【解決手段】 触媒として、ヘテロ原子がリン、珪素お
よびゲルマニウムよりなる群から選ばれる少なくとも1
種の元素であり、かつ、ポリ原子がモリブテン、タング
ステン、バナジウムおよびニオブよりなる群から選ばれ
る少なくとも1種の元素からなる、欠損構造部位を有す
るヘテロポリオキソメタレートアニオンと、周期律表I
B,VA,VIIA,およびVIII族の4〜6周期の
元素よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素(た
だし、ポリ元素と同一の元素は除く)とを含む触媒を用
いて、少なくとも一つのアルキル置換基を有する芳香族
化合物を酸化して芳香族カルボニル化合物を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも一つの
アルキル置換基を有する芳香族化合物の該アルキル基を
酸化して芳香族カルボニル化合物を製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、少なくとも一つのアルキル置換基を
有する芳香族化合物の該アルキル基を酸化して、例えば
芳香族カルボン酸を製造する方法には臭素化合物やコバ
ルトやマンガンなどの遷移金属の化合物の存在下に酢酸
を始めとする低級アルカン酸や水を溶媒として液相中で
実施される。
【0003】特開2000−103758号にはR−C
2−基を有する芳香族化合物を液相酸化して芳香族ケ
トンを製造する方法が開示されている。
【0004】しかしながら、ここで使用されるヘテロポ
リ酸は欠損構造部位を有さないヘテロポリ酸が使用され
ている。特開平8−53391号、特開平9−1696
94号、特開平9−286756号の各号には、欠損構
造部位を有するヘテロポリ酸骨格に遷移金属を組み込ん
だ化合物を触媒として水媒体中で芳香族カルボン酸を製
造する方法が開示されている。特開平9−286757
号には、欠損構造部位を有するヘテロポリ酸イオンと遷
移金属塩とを水系媒体中で100℃以上で加熱処理した
触媒を用いて芳香族カルボン酸を製造するが開示されて
いる。特開平11−1447号にはヘテロポリ酸ないし
その塩およびヘテロポ酸に組み込まれていない遷移金属
の存在下に水溶液中で芳香族カルボン酸を製造する方法
が開示されている。
【0005】これらに開示された製造方法は、水性媒体
中で実施される方法である。上記に引用した開示例の多
くは芳香族カルボン酸の製造方法の例であり、また反応
温度を変えても優先的に芳香族カルボン酸が生成してカ
ルボニル化合物まででとどめることは難しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本願発明
は触媒として腐食性の臭素イオンを使わず、また酸化雰
囲気でも分解せずに安定に、かつ再使用可能な触媒を使
用して少なくとも一つのアルキル置換基を有する芳香族
化合物の該アルキル基を酸化して優先的に芳香族カルボ
ニル化合物を製造する方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも一
つのアルキル置換基を有する芳香族化合物の該アルキル
基を、分子状酸素を含有するガスにより酸化するに際し
て、ヘテロ原子がリン、珪素およびゲルマニウムから選
ばれる1種以上の元素であり、かつ、ポリ原子がモリブ
デン、タングステン、バナジウムおよびニオブから選ば
れる1種以上の元素からなる、欠損構造部位を有するヘ
テロポリオキソメタレートアニオンと、周期律表IB,
VA,VIIAおよびVIII族の4〜6周期の元素の
群から選ばれる少なくとも1種の元素(ただし、ポリ原
子と同一の元素は除く)とを含む触媒として芳香族カル
ボニル化合物を製造する方法に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。本発明における触媒は、ヘテロ原子がリン、珪素
およびゲルマニウムよりなる群から選ばれる少なくとも
1種の元素であり、かつ、ポリ原子がモリブテン、タン
グステン、バナジウムおよびニオブよりなる群から選ば
れる少なくとも1種の元素からなる、欠損構造部位を有
するヘテロポリオキソメタレートアニオンと、周期律表
のIB,VA,VIIAおよびVIII族の4〜6周期
の元素よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素
(ただし、ポリ原子と同一の元素は除く)とを含む触媒
である。この元素は、周期律表IB,VA,VIIAお
よびVIII族の4〜6周期の元素、好ましくはAu,
V,Mn,Fe,Co、Ni等である。周期律表IB,
VA,VIIAおよびVIII族の4〜6周期の元素よ
りなる群から選ばれる少なくとも1種の元素は触媒中に
欠損構造部位を有するヘテロポリオキソメタレートアニ
オン骨格にに少なくとも一部組み込まれていてもよい
し、また組み込まれていなくてもよい。ここで、周期律
表IB,VA,VIIAおよびVIII族の4〜6周期
の元素よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素
は、ヘテロポリオキソメタレートアニオン1分子当た
り、0.001個以上存在させることが好ましい。
【0009】ここで使われる欠損構造部位を持つヘテロ
ポリオキソメタレートアニオンの骨格は、ケギン型ヘテ
ロポリオキソメタレートである。この構造の一般式は
[Y11139q-、[Y11036q-または[Y19
34q-(ここで、Yは珪素、ゲルマニウムおよびリン
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の元素を表し、
Mはモリブデン、タングステン、バナジウムおよびニオ
ブよりなる群から選ばれた少なくとも1種の元素を表
し、qは元素Yや元素Mのイオンの価数により決まる正
の整数を表す。)で表される。、1欠損構造部位を持つ
ヘテロポリ酸塩の調製は、例えばZonnevijll
e, et al.,Inorg.Chem.21,2
951(1982)に記載されている方法で,2欠損構
造部位を持つヘテロポリ酸塩の調製は、例えば水野等の
J.Am.Chem.Soc.,120(1998)9
267に記載されている方法で,3欠損構造部位を持つ
ヘテロポリ酸塩の調製には、例えばJ.Liu et
al., J.Chem.Soc.,Dalton.T
rans.,1901(1992)に記載されている方
法で実施することができる。
【0010】この欠損構造部位を有するヘテロポリオキ
ソメタレートアニオンの対カチオンには、プロトン、N
a,K,Rb等のアルカリ金属イオン、Mg,Ca,B
a,Srなどのアルカリ土類金属イオン、テトラアルキ
ルアンモニウムイオン、アルキル基で置換されたピリジ
ニウムイオン等が使用される。その選択に当たって制限
はされない。また欠損構造部位を有するヘテロポリオキ
ソメタレートアニオンの骨格に、周期律表IB,VA,
VIIAおよびVIII族の4〜6周期の元素よりなる
群から選ばれた少なくとも1種の元素をくみ込む場合
は、あらかじめ調製しておいたり、あるいはまず欠損構
造部位を有するヘテロポリオキソメタレートアニオンを
反応媒体に存在させた後、周期律表IB,VA,VII
AおよびVIII族の4〜6周期の元素よりなる群から
選ばれた少なくとも1種の元素の化合物を加えて熱処理
を行なうことも可能である。
【0011】本発明における触媒の使用量は、触媒と反
応基質とのモル比は1:1〜1:1,000,000の
範囲が選ばれ、好ましくは1:1〜1:100,000
の範囲が選ばれる。
【0012】本発明において使用される反応基質には、
少なくとも一つのアルキル置換基を有する芳香族化合物
が使用される。アルキル基としては、通常炭素数通常1
〜8程度のものを使用するが、好ましくはメチル基、エ
チル基、n−プロピル基、イソプロピル基等のアルキル
基が挙げられる。さらに、芳香族化合物には、窒素、イ
オウ元素を含むヘテロ元素含有芳香族化合物、例えばピ
リジン類化合物やチオフェン類化合物なども挙げられ
る。本発明は、またアルキル基以外にヒドロキシル基、
カルボニル基、カルボキシル基などで更に置換されてい
る芳香族化合物にも適用される。
【0013】これらの出発原料としては、どのような方
法で得られたものでも使用可能である。
【0014】このような化合物として具体的には、トル
エン、エチルベンゼン、エチルトルエン、ジエチルベン
ゼン、イソプロピルエチルベンゼン、イソプロピルペン
ゼン、プロピルベンゼン、4,4’−ジメチルビフェニ
ル、クメン、ブチルベンゼン、4−t−ブチル−1−メ
チルベンゼン、3−エチルトルエン、4−エチルトルエ
ン、クロロエチルベンゼン、ジクロロエチルベンゼン、
ニトロエチルベンゼン、o−,m−,p−クレゾール、
o−m−,p−キシレン、o−,m−,p−ジイソプロ
ピルベンゼン、1,2,3−トリメチルベンゼン、1,
2,4−トリメチルベンゼン、1,3,5−トリメチル
ベンゼン、1,2,4,5−テトラメチルベンゼン、o
−,m−,p−トルイル酸、o−,m−,p−トルアル
デヒド、2,4−ジメチルベンズアルデヒド、2,4,
5−トリメチルベンズアルデヒドあるいはこれらの混合
物などを挙げることができる。
【0015】本発明により、得られる化合物である芳香
族カルボニル化合物とは、芳香環に直接カルボニル基を
有する芳香族化合物であり、具体的にはベンズアルデヒ
ド、アセトフェノン、ヒドロキシベンズアルデヒド、カ
ルボキシベンズアルデヒド、アセトキシベンズアルデヒ
ドなどを挙げることができる。
【0016】本発明による酸化反応は、水をはじめとし
て有機溶媒中でも実施される。酸化反応は、反応基質を
触媒の存在下に分子状酸素含有ガスと接触させて行われ
る。反応は、触媒と反応物を溶媒に溶解させて液相均一
系で行うことが出来るし、水と有機溶媒との混合系ない
し二相系で反応を実施することも可能である。具体的な
溶媒としては、例えば水をはじめとして、酢酸、プロピ
オン酸などのアルカン酸、アセトニトリル、プロピオニ
トリル、べンゾニトリルなどのニトリル類、ホルムアミ
ド、アセトアミド、ジメチルホルムアミドなどのアミド
類、ベンゼン、ナフタリンなどの芳香族炭化水素、ヘキ
サン、オクタンなどの脂肪族炭化水素、クロロホルム、
ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロベンゼンなど
のハロゲン化炭化水素、ニトロベンゼン、ニトロメタン
などのニトロ化合物、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエ
ステル類、ジメチルエーテル、テトラヒドロフランなど
のエーテル類、ジメチルスルホオキシドなどであり、そ
してこれらの混合物溶媒が使用される。また基質が溶媒
ともなり得る。反応基質以外の溶媒を使用する場合は、
溶媒と反応基質との重量比は1:10〜1,000:1
の範囲で選ばれ、好ましくは1:1〜100:1の範囲
から選ばれる。触媒は、溶媒に溶解させずに液相に懸濁
させることも可能であり、また触媒を固相とし、反応物
をガス相とするいわゆる不均一反応系も可能である。例
えば触媒は担体に坦持したり、それ自体固体として使用
して、そこに反応基質を加えることも可能である。触媒
用担体は各種イオン交換樹脂、シリカ、アルミナや他の
酸化物といった一般的に不均一系接触反応に使われる担
体が使用可能である。
【0017】本発明で使用される分子状酸素含有ガスは
特に限定はされない。純粋な酸素でも、窒素、ヘリウ
ム、アルゴン、二酸化炭素などの不活性ガスで希釈され
た酸素でも良い。空気が安全性、操作性、経済性等から
好ましい。分子状酸素含有ガスの使用量は、反応原料基
質や目的化合物の種類に応じて選択でき、基質1モルあ
たり分子状酸素として0.01モル以上、好ましくは
0.1〜100モル、より好ましくは1〜50モルであ
る。
【0018】ここで、反応温度は重要な要件である。反
応温度が高すぎると、芳香族カルボニル化合物の生成量
は芳香族カルボン酸の生成量に対してその比率は極めて
低くなり好ましくない。また、反応温度が低すぎると活
性が低く好ましくない。従って、反応温度は0〜250
℃の範囲が選ばれる。より好ましくは20〜230℃、
さらに好ましくは40〜190℃の範囲である。
【0019】反応圧力は、常圧でも加圧状態でもよい
が、通常は常圧〜10MPa、好ましくは常圧〜8MP
aである。
【0020】反応時間は、反応温度、反応圧力、使用触
媒の種類などに応じて選ばれるが、例えば10分〜10
0時間、好ましくは2〜48時間の範囲から選ばれる。
【0021】反応液のpHは、触媒の安定性を考慮する
とき、その都度pH緩衝液等を使用してpH調整され
る。
【0022】本発明により実施されて製造された酸素含
有芳香族カルボニル化合物は、ろ過、遠心分離、蒸留な
どの方法で分離精製される。目的とする酸素含有芳香族
化合物を分離したあとの使用済み触媒を含む溶液は再
度、場合によっては触媒を追加して再利用することがで
きる。
【0023】
【実施例】本願発明を実施例を示すことで、より具体的
に示すが、これらの実施例に限定されるものではない。
以下の実施例は、本願発明の実施態様を説明している。
【0024】《1欠損構造型K8[α−Si11139
・13H2Oの調製》ビーカにタングステン酸ナトリウ
ム二水和物の182gを80℃の水300mlに溶解し
た。一方、この液に100mlの水に溶解した珪酸ナト
リウム九水和物11.02gの水溶液を加え,すばやく
4mol/リットル−HClにて溶液のpHを5〜6に
調整し1時間80℃に保ちつつ攪拌を続けた。その後室
温まで冷却し、KCl150gを加えて白色沈殿物を生
成させた。この沈殿物をろ過し、1mol/l−KCl
水溶液50mlで2回洗浄、さらに50mlの冷水で洗
浄後乾燥して1欠損構造型K8[α−Si11139]・
13H2Oを得た。
【0025】《1欠損構造型K8[β2−Si1
1139]・14H2Oの調製》ビーカにタングステン酸
ナトリウムニ水和物の182gと水300mlをし込ん
だ。この液に攪拌しながら4mol/リットルの塩酸1
65mlを約10分かけて加えた。この反応液に別に1
00mlの水に溶解した珪酸ナトリウム九水和物14.
2gの水溶液を加え、さらに4mol/リットル塩酸に
てpH5−6に保ちながら室温で15分間攪拌を続けて
反応を完結させた。そこに塩化カリウム90gを添加し
て塩析を行った。得られた白色固体をろ過して回収し、
ろ過物を2mol/リットルKCl水溶液100mlで
洗浄し精製を行った。この回収固形物を12時間風乾に
て乾燥を行い、一欠損構造型γ−ケイタングステン酸の
カリウム塩とした(K8[β2−Si11139]・14
2O)を得た。
【0026】《2欠損構造型K8[γ−Si11036
・12H2Oの調製》上で得られた1欠損型K8[β2
Si11139]・14H2O 30gを100mlの水
に溶解させた。不溶解物があれば直ちにろ過して取り除
く。この液に2mol/リットル−K2CO3を添加し、
pH9.1にすばやく調整した。このpH値を保ちなが
ら16分攪拌を続けた。続いて塩化カリウム80gを加
え塩析を行った。この溶液をろ過し、ろ過物をさらに1
mol/リットル−KCl100mlで洗浄し、12時
間風乾して2欠損型γ−ケイタングステン酸のカリウム
塩K8[γ−Si11036]・12 H2Oを調製し
た。
【0027】《3欠損構造型Na10[α−SiW
934]の調製》タングステン酸ナトリウム二水和物1
82gと珪酸ナトリウム九水和物11gを85℃の熱水
200mlに溶解し、30分攪拌した後に6mol/リ
ットル−HCl130ml滴々加えた。そこで体積がお
よそ300mlになるまで濃縮した後、ろ過した。この
ろ液に150mlの水に溶解した50g無水炭酸ナトリ
ウム水溶液をゆっくり加え、3時間、攪拌を続けた。白
色沈殿物をろ過し、ろ過物を4mol/リットル−Na
Cl1000mlに分散し、さらに1時間攪拌を行なっ
た。その後白色沈殿物をろ過後エタノール100mlで
2回洗浄、さらにエチルエーテル100mlで洗浄し
た。
【0028】触媒A《鉄置換1欠損TBA塩[(C
494N]4.250.75[α−SiW11{Fe(O
2)}O39]の調製》 95℃の125mlの水に溶解させた64.0gのK8
[β2−SiW1139]・14H2Oに8.15gの硝酸
第二鉄九水和物を加えた。この溶液を濾過し、ろ液を冷
却して、1:1(v/v)のメタノール/エタノール混
合液を加え、沈殿物はろ過して取り除き、そのろ液に4
5℃の温水を加え、そこに結晶が析出してくるまでメタ
ノールを加えて再結晶し、2℃まで冷却後結晶を回収し
た。このようにして得た2.5gのK5[α−SiW11
{Fe(OH2)}O39]・14H 2Oを20mlの水に
溶解し、そこにテトラブチルアンモニウムブロマイド
4.3gを加え10分攪拌した。沈殿物をろ過し十分乾
燥してから回収固体を15mlのアセトニトリルに溶解
させ、300mlの水をゆっくり加え、攪拌しながら氷
水に浸けて再結晶化を行った。生成した黄褐色固体をろ
別回収し、水50mlで2回洗浄を行った後、吸引乾燥
した。さらに、この再結晶操作をもう1度繰り返して
[(C494N]4.250.75[α−SiW11{Fe
(OH2)}O39]を得た(以下、該触媒を1−POM
−Feと表記)。
【0029】触媒B《Mn2置換されたγ−ケギン型2
欠損ヘテロポリオキソメタレートのカリウム塩K6[S
iW10{Mn(OH2)}236]・23H2Oの調製》 40mlの水に10gのK8[γ−SiW1036]・1
2H2Oを溶解させ、そこに15mlの水に酢酸マンガ
ン(II)二水和物1.6gを溶解した水溶液を酢酸で
pH3.9に調整した溶液を滴々加えて5分間攪拌後2
0gのKClを加えた。沈殿物をろ過し、ろ過物を80
℃の水15mlに溶解し氷水浴で再沈殿させてろ過する
ことによりK6[SiW10{Mn(OH2)}236]・
23H2Oを得た(以下、該触媒をK−POM−Mnと
表記)。
【0030】触媒C《Fe3置換[(C494N]
3.253.75[α−SiW9{Fe(OH 2)}337]の
調製]》 硝酸鉄(III)九水和物5.39gを50mlの水に
溶解した。この溶液を6.80gの酢酸ナトリウムを1
00mlの水に溶解した水溶液に滴下し、80℃の湯浴
中で攪拌しながら、固体のNa10[α−SiW934
・18H2O11.25gを1時間かけて加え、1時間
攪拌を続けた。その後室温に冷却し溶液をNa+型の陽
イオン交換樹脂に3回通した。得られた黄色褐色透明溶
液にテトラブチルアンモニウムブロマイド16.8gを
加え、室温で1時間攪拌し、沈殿物をろ過し、200m
lの水で洗浄後充分乾燥した。黄褐色沈殿物を40ml
のアセトニトリルに溶解し、いったんろ過し、ろ液に水
500mlをゆっくり加えて氷水浴で1時間攪拌ろ過乾
燥を行なった。このアセトニトリルと水の処理操作をも
う一度繰り返し[(C494N]3.253.75[α−S
iW9{Fe(OH2)}337]を得た(以下、該触媒
を3−POM−Feと表記)。
【0031】触媒D《鉄元素で置換された2置換型ケイ
タングステン酸塩:[(C494N]3.52.5[γ−
Si110{Fe(OH2)}238]・H2Oの調製》 2欠損型K8[γ−Si11036]・12H2O3.0
gを30mlの水に溶解し、濃硝酸にてpHを3.9に
調整後、5mlの水に硝酸第二鉄九水和物0.81gの
水溶液を加え、5分間攪拌した。続いてテトラブチルア
ンモニウムナイトレート3.04gを加え、15分攪拌
した。生成した白黄色固体を吸引ろ過、乾燥した。回収
固体を15mlのアセトニトリルに溶解させ、300m
lの水をゆっくり加え、攪拌しながら氷水に浸けて再結
晶化を行った。生成した黄褐色固体をロ別回収し、水5
0mlで2回洗浄を行った後、吸引乾燥した。さらに、
この再結晶操作をもう1度繰り返して触媒Dを得た(以
下、該触媒をFe−POMと表記)。
【0032】触媒E《Mn元素で置換されたγ−ケギン
型2欠損ヘテロポリオキソメタレート化合物の調製》 3gのγ−ケギン型2欠損ヘテロポリ化合物K8[γ−
SiW1036]・12H2Oをイオン交換水30mlに
溶解して酸性とした後、硝酸マンガン(II)六水和物
0.57g加え、攪拌の後、テトラブチルアンモニウム
ナイトレート4.1gを加えて沈殿物を得た。この沈殿
物をろ過し、15mlのアセトニトリルに溶解して次に
300mlの水を加えて生成物を再沈殿させることを二
回繰り返して精製し触媒Eを得た(以下、該触媒をMn
−POMと表記)。
【0033】触媒F《Co元素で置換されたγ−ケギン
型2欠損ヘテロポリオキソメタレート化合物の調製》 触媒Dの調製において、硝酸第二鉄九水和物に変えて硝
酸コバルト(II)六水和物0.58gを使用した以外
は、触媒Aと同じ方法で調製した(以下、該触媒をCo
−POMと表記)。
【0034】触媒G《Ni元素で置換されたγ−ケギン
型2欠損ヘテロポリオキソメタレート化合物の調製》 触媒Dの調製において硝酸第二鉄九水和物に変えて硝酸
ニッケル(II)六水和物0.58gを使用した以外
は、触媒Aと同じ方法で調製した(以下、該触媒をNi
−POMと表記)。
【0035】触媒H《V元素で置換されたのγ−ケギン
型2欠損ヘテロポリオキソメタレート化合物の調製》 2欠損型K8[γ−Si11036]・12H2O3.0
gを1mol/リットル−HCl 11mlに溶解し、
濃硝酸にてpHを3.9に調整後、0.5mol/リッ
トル−NaVO3溶液4.1mlを加え、5分間攪拌し
た。沈殿物をろ過後、続いてテトラブチルアンモニウム
ブロマイド2.654gを加え、15分攪拌した。生成
した白黄色固体を吸引ろ過、乾燥した。回収固体を15
mlのアセトニトリルに溶解させ、300mlの水をゆ
っくり加え、攪拌しながら氷水に浸けて再結晶化を行っ
た。生成した黄褐色固体をロ別回収し、水50mlで2
回洗浄を行った後、吸引乾燥した。さらに、この再結晶
操作をもう1度繰り返して触媒Hを得た(以下、該触媒
をV−POMと表記)。
【0036】触媒I《Au元素で置換されたγ−ケギン
型2欠損ヘテロポリオキソメタレート化合物の調製》 触媒Dの調製において硝酸第二鉄九水和物に変えて、5
mlの水に塩化金酸四水和物0.82gを溶解させた水
溶液を使用した以外は、触媒Aと同じ方法で調製した
(以下、該触媒をAu−POMと表記)。
【0037】実施例1 トルエンの酸化反応を行った。溶媒としてジメチルスル
ホキシド5ml、1,2−ジクロロエタン1.5mlお
よびアセトニトリル0.1mlの入った反応容器に、
1.5μmolの触媒Aおよびトルエン19mmolを
加え、反応容器を0℃冷却し、次に気相部を純酸素で満
たし、反応容器を密閉後120℃のオイルバスに浸けて
激しく攪拌しながら24時間反応を行った。そこで、反
応液を室温に下げて生成物を液体クロマトグラフィーに
より分析した。その結果、仕込みトルエンに対してベン
ズアルデヒドの収率は0.2mol%であり、安息香酸
の収率は0.1%未満であった。その結果を、表1に示
す。
【0038】実施例2 溶媒として酢酸15ml、触媒として触媒Dを使用した
以外は、実施例1にしたがって、トルエンの酸化反応を
行なった。その結果を、表1に示す。
【0039】実施例3 触媒として触媒Cを使用した以外は、実施例1にしたが
って、トルエンの酸化反応を行なった。その結果を、表
1に示す。
【0040】実施例4 触媒として触媒Eを使用した以外は、実施例1にしたが
って、トルエンの酸化反応を行なった。その結果を、表
1に示す。
【0041】実施例5 触媒として触媒Fを使用した以外は、実施例1にしたが
って、トルエンの酸化反応を行なった。その結果を、表
1に示す。
【0042】実施例6 触媒として触媒Gを使用した以外は、実施例1にしたが
って、トルエンの酸化反応を行なった。その結果を、表
1に示す。
【0043】実施例7 触媒として触媒Hを使用した以外は、実施例1にしたが
って、トルエンの酸化反応を行なった。その結果を、表
1に示す。
【0044】実施例8 触媒として触媒Hを使用し、溶媒としてジメチルスルホ
キシドを酢酸15mlに変えた以外は、実施例1にした
がって、トルエンの酸化反応を行なった。その結果を、
表1に示す。
【0045】実施例9 溶媒としてジメチルホルムアミド15mlを使用した以
外は、実施例1にしたがって、トルエンの酸化反応を行
なった。その結果を、表1に示す。
【0046】実施例10 触媒として1.5μmolの1欠損構造型[β2−Si1
1139]のテトラブチルアンモニウム塩と4μmol
の鉄(III)アセチルアセトナートとを使用した以外
は、実施例1にしたがって、トルエンの酸化反応を行な
った。その結果を、表1に示す。
【0047】実施例11 触媒として触媒Bを使用し、溶媒としてジメチルスルホ
キシドの代わりに水15mlを使用した以外は、実施例
1にしたがって、トルエンの酸化反応を行なった。その
結果を、表2に示す。
【0048】実施例12 触媒として1.5μmolの2欠損のカリウム塩K
8[γ−Si11036]・12H2Oと4μmolの硝
酸鉄(III)九水和物を使用し、溶媒としてジメチル
スルホオキシドに代えて水15mlを使用した以外は、
実施例1にしたがって、トルエンの酸化反応を行なっ
た。その結果を、表2に示す。
【0049】実施例13 触媒として触媒Hを使用し、反応温度を200℃にした
以外は実施例7にしたがって、トルエンの酸化反応を行
なった。その結果を、表2に示す。
【0050】実施例14 触媒として触媒Hを使用し、反応温度を230℃とした
以外は実施例7にしたがって、トルエンの酸化反応を行
なった。その結果を、表2に示す。
【0051】実施例15 反応基質であるトルエンの代わりにp−キシレンを使用
し、触媒として触媒Hを使用した以外は実施例1の方法
にしたがって、p−キシレンの酸化反応を行なった。そ
の結果を、表2に示す。
【0052】実施例16 触媒として触媒Iを使用した以外は実施例15にしたが
って、p−キシレンの酸化反応を行なった。その結果
を、表2に示す。
【0053】実施例17 反応基質であるトルエンの代わりにp−クレゾールを使
用し、触媒として触媒Hを使用した以外は実施例1の方
法にしたがって、p−クレゾールの酸化反応を行なっ
た。その結果を、表2に示す。
【0054】実施例18 反応基質であるトルエンの代わりにp−アセトキシトル
エンを使用し、触媒として触媒Hを使用した以外は実施
例1の方法にしたがって、p−アセトキシトルエンの酸
化反応を行なった。その結果を、表2に示す。
【0055】実施例19 反応基質であるトルエンの代わりにエチルベンゼンを使
用し、触媒として触媒Iを使用した以外は実施例1の方
法にしたがって、エチルベンゼンの酸化反応を行なっ
た。その結果を、表2に示す。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】
【発明の効果】本発明の方法は少なくとも一つのアルキ
ル置換基を有する芳香族化合物の該アルキル基を、装置
の腐食を伴わないでかつ最小限の触媒量で酸化すること
により、有用な含酸素芳香族カルボニル化合物を製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 代表的な金属イオン2個で置換されたポリオ
キソメタレート[γ−SiW10{M}238q-の分子
構造を示す。Mは影をつけた八面体で示されている。W
6は白い八面体で示している。SiO2は中心の黒い四
面体で示している。図中の数字はWnのnを表し、Wn
はケギン構造中のWO6でIUPACに基づいた数を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 63/06 C07C 63/06 63/26 63/26 F 65/03 65/03 A 65/30 65/30 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC45 AC46 BA12 BA14 BA16 BA19 BA20 BA21 BA33 BA75 BA81 BQ30 BR30 BS30 4H039 CA62 CA65 CC30 CC40

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つのアルキル置換基を有す
    る芳香族化合物の該アルキル基を、分子状酸素を含有す
    るガスにより酸化するに際して、ヘテロ原子がリン、珪
    素およびゲルマニウムよりなる群から選ばれる少なくと
    も1種の元素であり、かつ、ポリ原子がモリブテン、タ
    ングステン、バナジウムおよびニオブよりなる群から選
    ばれる少なくとも1種の元素からなる、欠損構造部位を
    有するヘテロポリオキソメタレートアニオンと、周期律
    表IB,VA,VIIA,およびVIII族の4〜6周
    期の元素よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素
    (ただし、ポリ元素と同一の元素は除く)とを含む触媒
    を用いることを特徴とする芳香族カルボニル化合物の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 欠損構造部位を有するヘテロポリオキソ
    メタレートアニオンの骨格が下記の一般式(1),
    (2)および(3)の少なくとも1種で表される1,2
    または3欠損構造部位を有するケギン型ヘテロポリ酸イ
    オンであることを特徴とする請求項1に記載の製造方
    法。 【化1】 (ただし式中、Yは珪素、ゲルマニウムおよび、リンよ
    りなる群から選ばれた少なくとも1種の元素を表し、M
    はモリブデン、タングステン、バナジウムおよびニオブ
    よりなる群から選ばれた少なくとも1種の元素を表し、
    qは元素Yや元素Mのイオンの価数により決まる正の整
    数を表す。)
  3. 【請求項3】 期律表IB,VA,VIIA,およびV
    III族の4〜6周期の元素よりなる群から選ばれる少
    なくとも1種の元素の少なくとも1部はヘテロポリオキ
    ソメタレートの骨格に組み込まれることを特徴とする請
    求項2に記載の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006075618A1 (ja) * 2005-01-12 2006-07-20 Nippon Shokubai Co., Ltd. 漂白活性化剤及び該化合物を含有する洗浄用組成物
KR20110050519A (ko) * 2008-08-19 2011-05-13 아이에프피 에너지스 누벨 수소화분해를 위한 텅스텐기반 베이컨시-케긴-타입 헤테로폴리음이온

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