JP2002205488A - シャープペンシル - Google Patents
シャープペンシルInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K21/00—Propelling pencils
- B43K21/02—Writing-core feeding mechanisms
- B43K21/027—Writing-core feeding mechanisms with sliding tubelike writing-core guide
- B43K21/033—Writing-core feeding mechanisms with sliding tubelike writing-core guide with automatic feed by pressure during use of pencil
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- B43K21/22—Writing-cores gripping means, e.g. chucks
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
ープペンシルを提供する。 【解決手段】 軸筒内の芯送り出し機構よりも先端側
に、芯が貫通する貫通孔を有するスライダー50を設
け、該スライダー50の先端部に内径方向に突出して、
芯を保持する羽根50eを形成し、スライダー50の後
端部に内径方向に突出して、芯を保持するリブ50fを
形成する。消耗した芯L1を羽根50eが保持し、次の
芯L2をリブ50fが保持する。
Description
に関し、特に芯を有効に使用でき残芯を短くすることが
できるシャープペンシルに関する。
筒内に配設され芯の締付と芯の送り出しを行う芯送り出
し機構と、芯送り出し機構よりも先端側にあって、貫通
する芯を保持する芯保持具と、芯送り出し機構に芯の送
り出しを行わせるための操作部を有しており、常時は、
芯は芯送り出し機構によって締付されており、芯の移動
は禁止されている。筆記時に、芯を軸筒の先端より突出
させる場合には、操作部を操作して、芯送り出し機構に
よる送り出しを行わせる。このとき、芯保持具によって
芯が保持されているために、芯送り出し機構による芯送
り出し動作時に、所定量だけ送り出された芯が、芯送り
出し機構が戻るときに一緒に後退しないようになってい
る。芯送り出し機構が戻って、再び芯を締付ることによ
って、軸筒の先端よりも突出した芯が筆圧に対しても後
退することなく、筆記に供されるようになっている。
従来のシャープペンシルでは、芯が消耗して、芯送り出
し機構から軸筒の先端までの距離よりも短くなると、芯
送り出し機構の締付けから解放されてしまうために、消
耗した芯を有効に使用することができないという問題が
ある。即ち、例えば、このような消耗した芯の送り出す
場合に、芯送り出し機構によって次の芯の送り出しを行
い、次の芯で消耗した芯を押し出すことも可能である
が、次の芯が芯保持具によって保持されていないために
芯の送り出しが完全に行われず、消耗した芯を確実に押
し出すことができない場合がある。特に、上向きにして
芯の送り出しを行った場合には、そのような事態になる
ことが多い。結果として、芯送り出し機構から軸筒の先
端までの距離よりも短くなった芯は、十分使用すること
ができず、残芯となって資源の無駄使いとなっている。
で、残芯量を非常に少なくすることができるシャープペ
ンシルを提供することをその目的とする。
に本発明のうち請求項1記載の発明によるシャープペン
シルは、軸筒と、軸筒内に配設され芯の締付と芯の送り
出しを行う芯送り出し機構と、芯送り出し機構に芯の送
り出しを行わせるための操作部を備えたシャープペンシ
ルにおいて、芯送り出し機構と軸筒の先端との間に、芯
を保持する保持部を軸方向に離間して少なくとも2箇所
設けたことを特徴とする。
の長さよりも短くなった場合に、少なくとも2つ設けた
保持具のうちの、軸方向前方に設けられた保持部で消耗
した芯を保持し、軸方向後方に設けられた保持具で次の
芯を保持する。従って、芯送り出し機構で次の芯を送り
出したときに、後方に設けられた保持具によって次の芯
が確実に送り出される。従って、確実に送り出された次
の芯が消耗した芯を押し出して、消耗した芯が確実に送
り出される。こうして、消耗した芯を十分使用すること
ができ、少なくとも前方に設けられた保持部が消耗した
芯を保持出来る限り、使用することができ、残芯量を極
めて少なくすることができる。
載のものにおいて、軸筒内の芯送り出し機構よりも先端
側に、芯が貫通する貫通孔を有する芯保持具を設け、該
芯保持具に前記保持部を設けることを特徴とする。
品点数を増加せずに製造することができるようになる。
また、軸方向に離間した少なくとも2つの保持部を芯保
持具に設けるために、結果として、芯保持具の軸方向の
長さが長くなり、貫通する芯が芯保持具によって包囲さ
れる長さが長くなるために、芯の意図しない偏心を防ぐ
ことができ、芯の折損を阻止することもできる。
の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の実施形態
を表す図である。
軸筒10と、軸筒10内に配設され芯の締付と芯の送り
出しを行う芯送り出し機構20と、芯送り出し機構20
よりも先端側にあって、貫通する芯を保持する芯保持具
50と、芯送り出し機構に芯の送り出しを行わせるため
の操作部(図示略)を備えている。
される先具14と、後軸(図示略)とから構成されてお
り、先軸12の外周面には、弾性材料からなるグリッパ
ー18が取り付けられている。これらの先軸12、先具
14及び後軸は、一体部品で構成することも可能であ
り、またはこの実施形態よりも多数の部品で構成するこ
とも可能である。先具14の先端の開口14aが、軸筒
10の先端開口となって、芯が出入するためのものとな
っている。
のものを使用することができるが、この実施形態では、
芯を収容する芯収納筒22と、芯収納筒22の先端に固
定され、芯を締付及び送り出しを行うチャック24と、
チャック24の外周側にあってチャック24を締付ける
チャックリング26と、チャックリング26の後方への
移動を規制するスリーブ28と、スリーブ28と芯収納
筒22との間にあって、芯収納筒22とチャック24と
を後方へ付勢するチャックスプリング30とを有してい
る。
ある後端ノックが着脱可能に連結されており、後端ノッ
クをノックすることにより、芯送り出し機構20の芯収
納筒22、チャック24及びチャックリング26が前進
して、所定量づつ芯の送り出しを行うようになってい
る。但し、操作部は、後端ノックに限らず、軸筒10の
側面部に設けられたサイドノックとすることも可能であ
る。
ー50と、チップ52とが収納されている。この実施形
態では、チップ52及びスライダー50が、軸方向にス
ライド可能となっており、チップ52及びスライダー5
0が芯と共に先具14の先端の開口14aよりも突出ま
たは先端の開口14a内に退没することができるように
なっている。但し、チップ52及びスライダー50が軸
方向にスライド可能である必要はなく、軸方向にスライ
ドしないタイプのシャープペンシルにおいても同様に適
用できることは言うまでもない。
スライダー50には、芯が貫通する貫通孔50aが形成
された略筒状の本体50bと、本体50bの後端部に本
体50bの外側に同心的に設けられた外筒部50cと、
本体50bと外筒部50cとを径方向で連結する連結部
50dとを有している。そして、本体50bの先端部に
は、内径方向に突出した羽根50eが形成されており、
本体50bの後端部には、その貫通孔50aの内周面に
内径方向に突出したリブ50fが形成されている。ま
た、スライダー50のリブ50fが形成された本体50
bの後端部のリブ50fの無い部分には、スリット50
hが形成されており、これによって、リブ50fが径方
向に弾性的に変位可能となっている。同様に外筒部50
cの外周面には、外径方向に突出したリブ50gが形成
されて、外筒部50cのリブ50gの無い部分には、ス
リット50iが形成されており、これによって、リブ5
0gが径方向に弾性的に変位可能となっている。
50aを貫通する芯に接触して、適度な保持力で芯を保
持している。また、外筒部50cのリブ50gは、先具
14の内周面に接触して、適度な保持力で先具14との
位置関係を保持している。羽根50eは、リブ50fと
同様のリブにすることも可能である。また、スリット5
0h、50iは、必ずしも必要ではないが、これらのス
リット50h、50iを設けることにより、安定した保
持力を得ることができる。
において、芯が消耗していない場合には、芯は、芯送り
出し機構20のチャック24によって締付けられた部分
よりも先端の部分において、スライダー50の羽根50
eとリブ50fとによって保持されており、その他の点
では、従来のシャープペンシルと同じであるため、説明
を省略する。芯が消耗して、図示したように、その長さ
が、芯送り出し機構20のチャック24と先具14の先
端開口14aの長さよりも短くなると、消耗した芯L1
はスライダー50の羽根50eによって保持されて、次
の芯L2はスライダー50のリブ50fによって保持さ
れる。従って、消耗した芯L1は、羽根50eによって
落下することがないようになっている。この状態で、操
作部を操作して、芯送り出し機構20によって次の芯L
2の送り出しを行うと、次の芯L2はスライダー50の
リブ50fによって保持されるために、チャック24が
戻る際に、チャック24と共に引き戻されることはな
く、確実に所定量だけ送り出される。従って、その送り
出された分だけ、消耗した芯L1を押し出すために、結
果として、消耗した芯L1を確実に送り出すことができ
る。シャープペンシルを上向きにして送り出しを行った
場合でも、同様に確実に送り出される。
ができるので、残芯量を限りなく少なくすることができ
る。羽根50eとリブ50fとの軸方向の長さを十分長
くとることができるようにすると、消耗した芯L1と次
の芯L2を保持するのに好ましく、それによって、結果
としてスライダー50の長さが長くなるために、芯が消
耗していない場合でも、スライダー50によって、芯が
保護されて、その意図しない偏心などが防止されるため
に、芯の折損などを防止することができる。但し、この
実施形態のように保持部としての羽根50eとリブ50
fとを1つの部品に設ける代わりに、それぞれ独立した
別個の部品に設けることも可能である。
芯が消耗した場合に、少なくとも軸方向に離間して2箇
所設けた保持部のうちの前方の保持部が消耗した芯を保
持し、後方の保持部が次の芯を保持することができるた
めに、次の芯を確実に芯送り出し機構によって送り出す
ことができ、消耗した芯を押し出して、送り出すことが
できるようになる。こうして、消耗した芯を十分使用す
ることができ残芯量を極めて少なくすることができる。
部部分を表す縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 軸筒と、軸筒内に配設され芯の締付と芯
の送り出しを行う芯送り出し機構と、芯送り出し機構に
芯の送り出しを行わせるための操作部を備えたシャープ
ペンシルにおいて、 芯送り出し機構と軸筒の先端との間に、芯を保持する保
持部を軸方向に離間して少なくとも2箇所設けたことを
特徴とするシャープペンシル。 - 【請求項2】 軸筒内の芯送り出し機構よりも先端側
に、芯が貫通する貫通孔を有する芯保持具を設け、該芯
保持具に前記保持部を設けることを特徴とする請求項1
記載のシャープペンシル。
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