JP2002204577A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP2002204577A
JP2002204577A JP2001001497A JP2001001497A JP2002204577A JP 2002204577 A JP2002204577 A JP 2002204577A JP 2001001497 A JP2001001497 A JP 2001001497A JP 2001001497 A JP2001001497 A JP 2001001497A JP 2002204577 A JP2002204577 A JP 2002204577A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0083Converters characterised by their input or output configuration
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力電圧の変動を少なくすると共に、回路構
成の簡単化を図る。 【解決手段】 マイコン61は、記憶部から現時点の出
力タイミングに相当する正弦波基準データを読み出すと
共に、この正弦波基準データと90°進相しその位相か
らさらに電圧と電流との位相角分ずれる関係にある正弦
波基準データを読み出し、この読み出した正弦波基準デ
ータに、補正値を乗算して補正データを作成し、この補
正データを前記現時点のタイミングに相当する正弦波基
準データに加算して新たな正弦波基準データを作成す
る。これにより、フィルタ回路38による90°遅れ分
と、負荷による出力電流の位相角分と、フィルタ回路3
8固有のL分とを考慮したデータ補正がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用交流電源装
置などに好適するインバータ装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種のインバータ装
置は、エンジン駆動発電機によって発電した交流電力を
直流に変換し、これをインバータ回路により商用周波数
の交流に変換して出力する構成のものが知られている。
このものでは、その出力段にリアクタとコンデンサとか
らなるフィルタ回路を備えて、インバータ回路の出力が
高周波の少ない交流となるようにしている。ところが、
このインバータ装置においては、負荷の力率によって、
出力電流が同一であっても出力電圧が大きく変動する。
特に負荷が進相負荷(C負荷)の場合には出力電圧が上
昇するため、故障原因となりやすい。また、遅相負荷の
場合には出力電圧が低下する。
【0003】この出力電圧の変動を防止するものとし
て、特開昭5−211777号公報に示されるインバー
タ装置がある。このものでは、図示しないが、発電機
や、出力段にフィルタ回路を有するインバータ回路を備
える他に、正弦波発生器と、抵抗やコンデンサを含んで
構成される差動増幅器と、同じく抵抗やコンデンサさら
にはオペアンプを含んで構成される力率補正回路とを備
えている。図9には、抵抗負荷、進相負荷、遅相負荷の
場合において現れる波形を示している。すなわち、上記
正弦波発生器から出力される正弦波基準信号Vjに対し
て、インバータ回路の出力電流Ijは、負荷の種類に応
じて位相がずれる。また、インバータ回路の出力電流に
対してフィルタ回路を経た出力電流とは90°位相が遅
れていることから、前記出力電流Ijを一義的に90°
進相させて補正値Ij′を作成し、そして、この補正値
Ij′に前記正弦波基準信号Vjを合わせることによ
り、振幅x(θ)が異なる新たな正弦波基準信号Vjを
得る。この新たな正弦波基準信号を用いることにより出
力電圧の変動を少なくしている。
【0004】ところが、この構成では、抵抗やコンデン
サを含んで構成される差動増幅器と、同じく抵抗やコン
デンサさらにはオペアンプを含んで構成される力率補正
回路を用いるため、回路構成が複雑であり、コスト高と
なる。
【0005】従って、本発明の目的は、回路構成の簡単
化を図りながら出力電圧の変動を少なくできるインバー
タ装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、直流
電源回路と、交流の少なくとも半サイクルにおける多数
の位相角に対応する正弦波基準データを多数記憶した記
憶手段と、前記多数の正弦波基準データが順次与えられ
この正弦波基準データから所定周波数の正弦波基準信号
を発生する正弦波基準信号発生手段と、前記正弦波基準
信号に基づいてPWM信号を出力するPWM回路と、ス
イッチング素子を有し、前記直流電源回路の出力を前記
PWM信号に基づいてスイッチングして高周波電圧を出
力するインバータ回路と、前記高周波電圧を正弦波状の
交流電圧にして出力するフィルタ回路と、前記インバー
タ回路が出力する電流値を検出する出力電流検出手段
と、この出力電流検出回路により検出された電流検出値
に基づいて補正値を演算する補正値演算手段と、前記イ
ンバータ回路の出力電圧および出力電流の位相角を検出
する位相角検出手段と、前記記憶部から、現時点の出力
タイミングに相当する正弦波基準データを読み出すと共
に、この正弦波基準データに対して90°進相しさらに
前記位相角分ずれる関係にある正弦波基準データを読み
出し、この読み出した正弦波基準データに前記補正値を
乗算して補正データを作成し、この補正データを前記現
時点のタイミングに相当する正弦波基準データに加算し
て新たな正弦波基準データを作成し、この新たな正弦波
基準データを前記記憶部に更新記憶すると共に、前記正
弦波基準信号発生手段に出力する正弦波基準データ補正
手段とを含んで構成される。
【0007】インバータ回路の出力はフィルタ回路を通
して外部負荷に供給されるが、フィルタ回路を通過する
と、該フィルタ回路が通常リアクタを備えているから、
理論的には、出力電圧に対して負荷電流が90°の位相
角で遅れる。従って、正弦波基準信号から負荷電流を予
測するにはインバータ回路の出力電圧を予め90°進相
させると良い。ただし、この負荷電流の位相角は、負荷
が進相負荷か、遅相負荷か、またその進相度合い、ある
いは遅相度合いによって変動する。従って、その進相度
合い、遅相度合いを出力電圧と出力電流との位相角によ
り判定し、その位相角が0°となるように補正すれば力
率が改善され、出力電圧も当初予定された電圧(例えば
商用交流電圧である100V)となるものである。ま
た、負荷電流値はフィルタ回路固有のL分によっても異
なる。この分は電流値補正を行なう必要がある。ここ
で、上記出力電圧の位相は正弦波基準データの位相角と
同じと見て良い。
【0008】この点に着目した請求項1の発明において
は、正弦波基準データ補正手段が、まず、現時点の出力
タイミングに相当する正弦波基準データを読み出すと共
に、この正弦波基準データに対して90°進相しさらに
前記位相角分ずれる関係にある正弦波基準データを読み
出し、この読み出した正弦波基準データに前記補正値を
乗算して補正データを作成し、この補正データを前記現
時点のタイミングに相当する正弦波基準データに加算し
て新たな正弦波基準データを作成するから、フィルタ回
路による90°遅れ分と、負荷による出力電流の位相角
分と、フィルタ回路固有のL分とを考慮したデータ補正
がなされ、そして、このデータ補正された正弦波基準デ
ータを正弦波基準信号発生手段に出力するから、正弦波
基準信号が補正され、結果的に、出力電圧の変動を少な
くできる。そして、この請求項1の発明においては、コ
ンデンサや抵抗、さらには、抵抗やコンデンサを含んで
構成される差動増幅器、および同じく抵抗やコンデンサ
さらにはオペアンプを含んで構成される力率補正回路と
いったアナログ回路が不要であり、回路構成の簡単化を
図り得、コストの低廉化にも寄与できる。
【0009】この場合、出力電流検出手段は、電流値を
交流出力電圧の少なくとも半サイクルの期間で検出し、
実効値を算出するようにすると良い(請求項2の発
明)。このようにすると、短い時間で電流値を検出する
ことができると共に、検出誤差の少ない実効値で検出で
きる。
【0010】さらに、位相角検出手段は、少なくとも半
サイクルの正弦波基準データと出力電流検出手段の検出
値とから有効電力を算出し、この有効電力から位相角を
算出するようにすると良い(請求項3の発明)。このよ
うにすると、短い時間で位相角を検出することができ
る。
【0011】また、補正値演算手段による補正値の演算
および位相角検出手段による位相角検出は、交流出力電
圧の少なくとも半サイクルの期間で行ない、その次の半
サイクルの期間内に正弦波基準データ補正手段よる制御
を行なうようにすると良い(請求項4の発明)。このよ
うにすると、補正のための各データを短い時間で得るこ
とができ、そして、正弦波基準データ補正手段よる制御
を早くに行なうことができて迅速なフィードバック制御
ができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインバータ装置を
携帯用交流電源装置に適用した一実施例につき図1ない
し図8を参照しながら説明する。まず、図1において
は、例えば100V・50Hzあるいは60Hzの交流
電源を発生する携帯用交流電源装置21の電気的構成を
示している。この携帯用交流電源装置21は、図示しな
いエンジンにより駆動される三相の交流発電機22と、
その後段に接続される単相のインバータユニット23と
から構成されている。
【0013】交流発電機22は、回転子と電機子(何れ
も図示せず)とに加え、エンジンへの燃料(ガソリン)
供給量を制御してエンジンの回転速度を制御するための
ステッピングモータ24を備えている。電機子には、Y
結線された主巻線25u、25v、25wと補助巻線2
6とが巻装されており、主巻線端子27u、27v、2
7wと補助巻線端子28a、28bは、それぞれインバ
ータユニット23の入力端子29u、29v、29wと
入力端子30a、30bに接続されている。
【0014】一方、インバータユニット23は、以下の
ように構成されている。すなわち、入力端子29u、2
9v、29wと直流電源線31、32との間には整流回
路33が接続されている。直流電源線31と32の間に
は平滑用のコンデンサ34が接続され、直流電源線3
1、32と出力端子35、36との間にはインバータ回
路37とフィルタ回路38とが縦続接続されている。な
お、整流回路33が、本発明における直流電源回路に相
当する。
【0015】整流回路33は、サイリスタ39〜41と
ダイオード42〜44とがいわゆる三相混合ブリッジの
形態に接続された構成を備えており、インバータ回路3
7は、トランジスタ45〜48(スイッチング素子に相
当)と還流ダイオード49〜52とがいわゆるフルブリ
ッジの形態に接続された構成を備えている。
【0016】フィルタ回路38は、インバータ回路37
の出力端子53とインバータユニット23の出力端子3
5との間に介在するリアクトル55と、インバータユニ
ット23の出力端子35と36との間に接続されたコン
デンサ56とから構成されている。インバータ回路37
の出力端子54は、インバータユニット23の出力端子
36に直接接続されており、その出力端子54からフィ
ルタ回路38に至る電流経路には出力電流を検出するた
めの変流器57が設けられている。
【0017】さらに、インバータユニット23は、制御
電源回路58、制御回路59および駆動回路60を備え
ている。このうち制御電源回路58は、入力端子30
a、30bを介して補助巻線26に誘起される交流電圧
を入力し、それを整流平滑して制御回路59が動作する
ための制御用直流電圧(例えば5V、±15V)を生成
するようになっている。なお、補助巻線26に誘起され
る交流電圧は、エンジンの回転数を検出するために、制
御回路59にも入力されている。
【0018】制御回路59は、マイクロコンピュータ6
1(以下、マイコン61と称す)、直流電圧検出回路6
2、出力電圧検出回路63、出力電流検出回路64およ
びPWM回路65から構成されている。マイコン61
は、図2に示すように、CPU61a、記憶手段たるR
OM61bおよびRAM61c、正弦波基準信号発生手
段たる例えばD/Aコンバータ61dを備えているほ
か、図示しないが、入出力ポート、A/Dコンバータ、
タイマ回路、発振回路などを備えており、これらが、ワ
ンチップIC化された構成となっている。
【0019】前記ROM61bには、1サイクル分の正
弦波基準データD(n)(nは1〜256)を初期デー
タとして記憶している。図7にはそのデータテーブルの
考え方を示している。すなわち、横軸にはメモリアドレ
スの順位を示し、縦軸には正弦波基準データD(n)を
示しており、この正弦波基準データD(n)は順位が1
から256にかけて正弦波状に増減するように設定され
ている。また、RAM61cには新たな正弦波基準デー
タD(n)を記憶するようになっている。ROM61b
における正弦波基準データD(n)は図7に示すよう
に、1サイクル256個のデータであり、これは正弦波
基準信号Vsin (図3に示す)の振幅値に相当する。こ
の正弦波基準データD(n)は、周波数50Hzのとき
には1/50秒の間に256個が等時間間隔のタイミン
グでCPU61aにて読み出されるようになっている。
また、周波数60Hzの場合には1/60秒間に、同様
に256個が等時間間隔でCPU61aにて読み出され
るようになっている。
【0020】直流電圧検出回路62は、直流電源線31
と32との間の直流電圧Vdcを検出してその検出直流
電圧を直流電圧検出信号としてマイコン61に出力する
ようになっている。この場合マイコン61は、この直流
電圧検出信号をで読み込んで、前記直流電圧Vdcが1
80Vを超えるとサイリスタ39〜41をオフし、18
0V以下となるとオンするようになっている。
【0021】出力電圧検出回路63は、インバータ回路
37の出力端子53と54の間の電圧を分圧する分圧回
路と、その分圧された矩形波状の電圧から搬送波成分を
除去するためのフィルタ(何れも図示せず)とを備えて
構成されており、その出力電圧検出信号Vsをマイコン
61およびPWM回路65に出力するようになってい
る。マイコン61では、出力電圧検出信号VsをA/D
変換して電圧検出値Vdを得るようになっている。
【0022】また、出力電流検出手段たる出力電流検出
回路64は、変流器57により検出された出力電流を所
定の電圧レベルに変換し、その出力電流検出信号Isを
出力電流検出信号としてマイコン61およびPWM回路
65に出力するように構成されている。マイコン61で
は出力電流検出信号IsをA/D変換して電流検出値I
dを得るようになっている。
【0023】PWM回路65は、正弦波基準信号Vsin
に基づいてPWM制御を実行してトランジスタ45〜4
8に対する駆動信号G1〜G4を生成するものである。
駆動信号G1〜G4は、それぞれ駆動回路60を介して
トランジスタ45〜48のベースに与えられるようにな
っている。
【0024】マイコン61には、図示しないスイッチ入
力部からのスイッチ入力により出力周波数を50Hz・
60Hzのいずれかに設定できるようになっており、設
定された出力周波数と同じ周波数の交流基準電圧たる正
弦波基準信号Vsin を後述のように発生してPWM回路
65に与えるようになっている。
【0025】PWM回路65は、図3に示すように、上
記正弦波基準信号Vsin と例えば16kHzの三角波か
らなる搬送波周波数信号Sc(図面では便宜上周波数を
極端に落とした波形としている)とをコンパレータによ
り比較して、同図(b)に示す矩形波状の高周波電圧V
o(実効的にみて100V・50Hzあるいは60H
z)を得るように駆動信号G1〜G4を生成する。この
ようにして生成された高周波電圧Voはフィルタ回路3
8によって高周波成分が除去されて、同図(c)に示す
ように、例えば100V・50Hzあるいは60Hzの
交流出力Voacが形成される。
【0026】さらに、マイコン61の特にCPUは、補
正値演算手段、位相角検出手段、正弦波基準データ補正
手段として機能するものであり、以下、これらの機能を
作用と共に説明する。マイコン61は、運転が開始され
ると後述のようにして正弦波基準信号Vsinを出力し、
これに基づいてPWM回路65がPWM信号を出力し、
これに基づいてインバータ回路37がスイッチング素子
45〜48をスイッチング制御して前述した高周波電圧
Voを出力する。このときに、出力電圧検出回路63に
より出力電圧が検出されており、マイコン61は図8に
示すようにその出力電圧検出信号Vsのゼロクロスt0
およびt1のときに出力電流検出信号Isが進み位相で
あるか遅れ位相であるかを検出する。すなわち、図4に
示すように、マイコン61では、ステップS1で出力電
流検出信号Vsのゼロクロスt0(負から正へのゼロク
ロス)が検出されると、ステップS2でId(出力電流
検出信号Isのデジタル値)が正であれば進相であるこ
とを検出し負であれば遅相であることを検出する。そし
て、ステップS3で電圧検出値Vsのゼロクロスt1
(正から負へのゼロクロス)が検出されると、ステップ
S4でIdが負であれば進相であることを検出し正であ
れば遅相であることを検出する。なお、図8には検出電
圧Vsに対して検出電流Isが遅れ位相になっている例
を示している。
【0027】このときマイコン61は、図5および図6
に示す制御フローチャートに従って正弦波基準データD
(n)を補正し、結果的に正弦波基準信号Vsin を補正
する。すなわち、ステップQ1では正弦波基準データD
(n)のパラメーターであるnを0にセットする。次の
ステップQ2では、上記パラメーターnをインクリメン
トする。そして、ステップQ3では、補正制御を実行す
る。この補正制御の内容は図6にサブル−チンとして示
している。すなわち、ステップR1ではROM61bか
ら、現時点の出力タイミングに相当する正弦波基準デー
タD(n)(この場合D(1))を読み出すと共に、こ
の正弦波基準データD(n)に対して90°進相しさら
に後述する位相角θ相当分ずれる関係にある正弦波基準
データD(n+90°相当+θ相当)を読み出す。例え
ば、パラメーターnは360°(50Hzあるいは60
Hzの1周期)に対して256個あるから位相角0°で
nが「1」とすると、(360/256)°増えるごと
にnは「2」、「3」、「4」、なる…とづつ増えてい
く。上記(360/256)°は、時間に換算すると、
50Hzで(1/50秒)/256、60Hzで(1/
60秒)/256となる。
【0028】例えば位相角θが30°で進み位相である
とすると、図7に示すように、パラメーターn(n=n
aとする)は、まず一義的に90°進相したところの順
位「x」となる。そして、その順位「x」から位相角θ
進相相当の順位は「y」となる。なおこの順位「y」が
「1〜256」から外れたときには、この順位「y」か
ら180°相当ずれたデータをプラスマイナス反転すれ
ば良い(図7の符号「y′」参照)。しかして正弦波基
準データD(n+90°相当+θ相当)は、この順位
「y」での正弦波基準データD(y)である。そして、
次のステップR2では、上記正弦波基準データD(n+
90°相当+θ相当)に後述する補正値Ihを乗算して
補正データDhを作成し、次のステップS3ではこのと
きの正弦波基準データD(n)に補正データDhを加算
して、これを新たな正弦波基準データD(n)としてR
AM61cに更新記憶させる。この後図5のステップQ
4に移行して、この更新記憶された正弦波基準データD
(n)をD/Aコンバータ61dに出力する。この出力
の周期は、周波数50Hzの場合には1/50秒間に2
56の等時間間隔となるように、また60Hzの場合に
は1/60秒間に、それぞれ256の等時間間隔となる
ように設定されている。
【0029】次のステップQ5では、その時点での電流
検出値Id(n)を読み込み、ステップQ6では、瞬時
有効電力P(n)を算出し、記憶する。この瞬時有効電
力P(n)は電流検出値Id(n)と正弦波基準データ
D(n)との積で求められる。
【0030】次いでステップQ7では、電流検出値Id
(n)を二乗し、記憶する。そして、ステップQ8でn
が128かもしくは256であるかを判断する。当初は
128に満たないので、「NO」に従ってステップQ2
に戻る。このようにして、ステップQ2〜ステップQ7
が128回実行されると、つまり半サイクルが終了する
と、ステップQ8の「YES」に従ってステップQ9に
移行して、nが128か否かを判断し、128であれば
ステップQ10に移行して、nが1〜128での有効電
力Pを算出する。この場合、有効電力Pは、P=P
(1)+…P(128) で求められる。
【0031】そして、ステップQ11では電流の実効値
Iを算出する。I=((Id(1)+…Id(12
8))/128)1/2 で求められる。
【0032】そして、ステップQ12にて位相角θを求
める。すなわち、皮相電力I×Eと有効電力Pとの関係
は、P=(I×E)cos θ であるから(θは位相
角)、cos θ=P/(I×E)となり、このcos θから
位相角θを割り出す。
【0033】この場合、その位相角θが進み位相である
か遅れ位相であるかは、この時点では最初の半サイクル
であるから、前記図4のステップS2の判断結果が最新
の判断結果となっている。この判断結果が正であると、
この位相角θは進み位相であり、また負が検出されてい
ると、位相角θが遅れ位相である。
【0034】次のステップQ13では、補正値Ihを求
める。これは電流の実効値Iに係数k(これはフィルタ
回路38のリアクトル55等によって決定される)を乗
算して求める。この後、ステップQ2に戻り、後半の半
サイクル(nが129〜256)において前述と同様の
制御が実行される。このときには、前半のサイクル(n
が1〜128)で得た位相角θ、補正値Ihが使用され
ることになる。
【0035】そして、ステップQ2〜ステップQ7の制
御が256回実行されると、ステップQ8の「YE
S」、ステップQ9の「NO」に従って、ステップQ1
4〜ステップQ17に移行し、ステップQ10〜ステッ
プQ13と同様(ただしnは159〜256)の制御が
実行され、その後ステップQ1に戻る。
【0036】このようにして、1サイクル分の正弦波基
準データD(n)がD/Aコンバータ61dに与えら
れ、これに基づいて正弦波基準信号Vsin が出力されて
PWM回路65に与えられ、そしてインバータ回路37
により高周波電圧Voが出力され、そしてフィルタ回路
38により、高周波成分が除去されて、同図(c)に示
すように、正弦波基準信号Vsin に応じた100V・5
0Hzあるいは60Hzの交流出力Voacが形成され
る。
【0037】このように本実施例によれば、現時点の出
力タイミングに相当する正弦波基準データD(n)を読
み出すと共に、この正弦波基準データD(n)に対して
90°進相しさらに位相角θ分ずれる関係にある正弦波
基準データD(y)を読み出し、この読み出した正弦波
基準データD(y)に補正値Ihを乗算して補正データ
Dhを作成し、この補正データDhを前記現時点のタイ
ミングに相当する正弦波基準データD(n)に加算して
新たな正弦波基準データD(n)を作成するから、フィ
ルタ回路38による90°遅れ分と、負荷による出力電
流の位相角θ分と、フィルタ回路38固有のL分とを考
慮したデータ補正がなされ、そして、このデータ補正さ
れた正弦波基準データD(n)をD/Aコンバータ61
dに出力するから、正弦波基準信号Vsin が補正され、
結果的に、出力電圧の変動を少なくできる。そして、こ
の実施例によれば、コンデンサや抵抗、さらには、抵抗
やコンデンサを含んで構成される差動増幅器、および同
じく抵抗やコンデンサさらにはオペアンプを含んで構成
される力率補正回路といったアナログ回路が不要であ
り、回路構成の簡単化を図り得、コストの低廉化にも寄
与できる。
【0038】この場合、電流検出値Idは出力電圧検出
信号Vsの半サイクルの期間で検出し、実効値Iを算出
するから、短い時間で出力電流値を検出することができ
ると共に、検出誤差の少ない実効値Iで検出できる。た
だし上記電流検出値Idの検出期間は1サイクルでも良
い。さらに、半サイクルの正弦波基準データD(n)と
実効値Iとから有効電力Pを算出し、この半サイクル分
の有効電力Pから位相角θを算出するようにしたから、
短い時間で位相角を検出することができる。ただし、有
効電力Pは1サイクル分でも良い。
【0039】また、補正値Ihの演算および位相角θの
検出は、出力電圧検出信号Vsの半サイクルの期間で行
ない、それら補正値Ihおよび位相角θといったデータ
を次の半サイクルの期間での正弦波基準データD(n)
の補正や正弦波基準信号Vsin の出力に使用するから、
正弦波基準信号Vsin の補正制御を早くに行なうことが
できて迅速なフィードバック制御ができるようになる。
【0040】なお上記実施例では、出力しようとする交
流電圧の1サイクル分における256の位相角に対応す
る正弦波基準データD(n)を記憶するようにしたが、
その記憶データ数はこの256に限るものではない。ま
た、記憶データとしては交流電圧の半サイクルでも良
い。この場合、最初の半サイクルと次の半サイクルでは
正負が反転するから、最初の半サイクルで使用した記憶
データを、次の半サイクルでは負に反転してしようすれ
ば良い。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、出力電圧の変動を少なくできると共に、回路構成の
簡単化を図り得、コストの低廉化にも寄与できるといっ
た効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気回路図
【図2】マイコン内部の機能を簡単に説明するためのブ
ロック図
【図3】PWM制御に関係する波形を示す波形図
【図4】出力電流の進相、遅相を判断するフローチャー
【図5】補正に関連する制御全般を説明するためのフロ
ーチャート
【図6】補正制御のフローチャート
【図7】正弦波基準データのデータテーブルを概念的に
示す図
【図8】出力電圧検出信号と出力電流検出信号とを示す
【図9】従来例を示す波形図
【符号の説明】
21は携帯用交流電源装置(インバータ装置)、22は
交流発電機、23はインバータユニット、33は整流回
路(直流電源回路)、37はインバータ回路、38はフ
ィルタ回路、59は制御回路、61はマイコン、61a
はCPU(補正値演算手段、位相角検出手段、正弦波基
準データ補正手段)、61bはROM(記憶手段)、6
1cはRAM(記憶手段)、61dはD/Aコンバータ
(正弦波基準信号発生手段)、64は出力電流検出回路
(出力電流検出手段)、65はPWM回路を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝本 等 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 吉岡 徹 群馬県新田郡新田町大字早川字早川3番地 澤藤電機株式会社新田工場内 Fターム(参考) 5H007 AA02 AA08 BB05 CA01 CB05 CC03 CC12 DA05 DA06 DB01 DB12 DC02 DC05 EA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源回路と、 交流の少なくとも半サイクルにおける多数の位相角に対
    応する正弦波基準データを多数記憶した記憶手段と、 前記多数の正弦波基準データが順次与えられこの正弦波
    基準データから所定周波数の正弦波基準信号を発生する
    正弦波基準信号発生手段と、 前記正弦波基準信号に基づいてPWM信号を出力するP
    WM回路と、 スイッチング素子を有し、前記直流電源回路の出力を前
    記PWM信号に基づいてスイッチングして高周波電圧を
    出力するインバータ回路と、 前記高周波電圧を正弦波状の交流電圧にして出力するフ
    ィルタ回路と、 前記インバータ回路が出力する電流値を検出する出力電
    流検出手段と、 この出力電流検出回路により検出された電流検出値に基
    づいて補正値を演算する補正値演算手段と、 前記インバータ回路の出力電圧および出力電流の位相角
    を検出する位相角検出手段と、 前記記憶部から、現時点の出力タイミングに相当する正
    弦波基準データを読み出すと共に、この正弦波基準デー
    タに対して90°進相しさらに前記位相角分ずれる関係
    にある正弦波基準データを読み出し、この読み出した正
    弦波基準データに前記補正値を乗算して補正データを作
    成し、この補正データを前記現時点のタイミングに相当
    する正弦波基準データに加算して新たな正弦波基準デー
    タを作成し、この新たな正弦波基準データを前記記憶部
    に更新記憶すると共に、前記正弦波基準信号発生手段に
    出力する正弦波基準データ補正手段とを備えてなるイン
    バータ装置。
  2. 【請求項2】 出力電流検出手段は、電流値を交流出力
    電圧の少なくとも半サイクルの期間で検出し、実効値を
    算出するようになっていることを特徴とする請求項1記
    載のインバータ装置。
  3. 【請求項3】 位相角検出手段は、少なくとも半サイク
    ルの正弦波基準データと出力電流検出手段の検出値とか
    ら有効電力を算出し、この有効電力から位相角を算出す
    るようになっていることを特徴とする請求項1記載のイ
    ンバータ装置。
  4. 【請求項4】 補正値演算手段による補正値の演算およ
    び位相角検出手段による位相角検出は、交流出力電圧の
    少なくとも半サイクルの期間で行ない、この補正値およ
    び位相角を用いてその次の半サイクルの期間内に正弦波
    基準データ補正手段よる制御を行なうようになっている
    ことを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
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