JP2002203080A - 環境負荷制御システム - Google Patents

環境負荷制御システム

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JP2002203080A
JP2002203080A JP2000399814A JP2000399814A JP2002203080A JP 2002203080 A JP2002203080 A JP 2002203080A JP 2000399814 A JP2000399814 A JP 2000399814A JP 2000399814 A JP2000399814 A JP 2000399814A JP 2002203080 A JP2002203080 A JP 2002203080A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行車両より得られた環境負荷データを
リアルタイムに交通管制に反映させること、さらには、
道路行政へ情報提供可能な環境負荷排出量のデータベー
スを形成する環境負荷制御システムを提供する。 【解決手段】 エンジン回転数Rを測定する回転数測定
部14と、NOX の排出濃度Cをリアルタイムに測定す
るガス分析計15と、吸気する空気の温度測定部13
と、車両2の現在位置Lを測定する位置測定部10と、
車両2から排出しているNOX の排出濃度Cをエンジン
回転数R、絶対温度Tおよび位置Lと共に環境負荷デー
タDとして記録する記録部9とを有する車載装置5、お
よび、前記記録部9に記録された環境負荷データDを解
析して求められた走行時に排出される環境負荷の経時変
化を交通量に関する情報と乗算して得られた環境負荷の
総量を所定の区間ごとに集計して、次期道路建設事業の
優先順位を定めるための環境負荷排出量データベースD
Bを作成する管理サーバ4を有する管理センタ3からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、環境負荷制御シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境問題が高まり、自動車な
どの車両から排出される排ガスもより厳しく規制される
傾向にある。NOX を初めとするCO、THC(Total
HydroCarbon)、スス(ダスト)などの排ガス中の有害
物質(本明細書では環境負荷物質と表現する)は地球環
境に対する負荷(環境負荷)を低減するために、その使
用量を削減することが検討されている。これに伴って、
車両の製造メーカは前記環境負荷の排出量をより少なく
した車両を開発しており、ある程度の成果を収めてい
る。
【0003】さらに、車両の操作者(乗務員)に対して
は、環境負荷を低減するような運転を心掛ける点で注意
が喚起されており、これに応じた良心的な乗務員はアイ
ドリングストップを励行し、急発進、急ブレーキを避け
ている。また、これに関連して、車両の運行事業者は各
乗務員の運行業務を管理するための運行管理システムを
設けることにより、各乗務員による運転内容を記録し
て、安全性、経済性の高い運転を心掛けるように指導し
ている。
【0004】一方、各地の自治体では環境負荷を抑える
ために、所定の地域内で放出可能である環境負荷物質の
排出量の上限(許容排出量)を定めて、これを規制する
ことも検討されている。これに加えて、各地に環境負荷
物質の濃度測定を測定する観測器を設置して、大気の汚
染状況を監視することが行われており、この測定結果を
基準として前記許容排出量を定めようとしている。
【0005】また、交通管制の一貫として、道路に超音
波検知器などを利用した交通量の計測部を設けて、交通
量の多い道路は車の流れを良くするように信号のタイミ
ングを切り換えることも行われている。あるいは交通量
が常時多い道路は道幅を広くするような次期道路建設事
業の対象とすることが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た交通管制や道路建設などの道路行政は交通量によって
行われるのが普通であって、交通量によって増加する環
境負荷の増大を考慮に入れたものではなかった。一方、
前記観測器は定点観測を行うものであるから、風向きや
天候などの観測器の設置地点における気象条件の影響を
かなり受けて、その指示に差が生じていた。さらに、定
点観測を行なう観測器では所定の期間内に排出される環
境負荷の大きさを測定することが到底できなかった。
【0007】すなわち、現状のシステムでは時々刻々と
変化する環境負荷の排出状況(排出量)を正確に検出す
ることができないから、環境負荷の低減を図るための交
通管制を的確に行なうことも不可能であった。つまり、
現状では環境負荷に対する配慮が十分になされておら
ず、近年これが訴訟問題にまで発展している。
【0008】本発明は、上述の事柄を考慮に入れてなさ
れたものであって、走行車両より得られた環境負荷デー
タをリアルタイムに交通管制に反映させること、さらに
は、道路行政へ情報提供可能な環境負荷排出量のデータ
ベースを形成する環境負荷制御システムを提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明の環境負荷制御システムは、エンジン回転
数を測定する回転数測定部と、環境負荷物質の排出濃度
をリアルタイムに測定するガス分析計と、吸気する空気
の温度測定部と、車両の現在位置を測定する位置測定部
と、車両から排出している環境負荷物質の排出濃度をエ
ンジン回転数、温度および位置と共に環境負荷データと
して記録する記録部とを有する車載装置、および、前記
記録部に記録された環境負荷データを解析して求められ
た走行時に排出される環境負荷の経時変化を交通量に関
する情報と乗算して得られた環境負荷の総量を所定の区
間ごとに集計して、次期道路建設事業の優先順位を定め
るための環境負荷排出量データベースを作成する情報処
理装置を有する管理センタからなることを特徴としてい
る。
【0010】この環境負荷制御システムを用いることに
より、前記車載装置を搭載する車両をプローブ車とし
て、各走行車両が排出している環境負荷の経時変化を正
確に求めることができ、時々刻々と変化する環境負荷の
推移を見ることができる。さらに、これを集計してなる
環境負荷排出量データベースは所定の区間における環境
負荷の総量を正確に示している。そして、この環境負荷
排出量データベースが形成されることにより、環境負荷
を考慮に入れた次期道路建設計画を立てることができ
る。
【0011】また、運送業務などの事業者は前記環境負
荷排出量データベースを用いて、配送のコース設定、配
車設定、配送時間設定などを的確に行うことができ、よ
り環境負荷の少ない配送計画を構築することができる。
【0012】前記区間が各交差点間で進行方向毎に区切
られた区間である場合には、環境負荷が増大している的
確な区間を次期道路建設計画に入れることができる。
【0013】第2発明の環境負荷制御システムは、エン
ジン回転数を測定する回転数測定部と、環境負荷物質の
排出濃度をリアルタイムに測定するガス分析計と、吸気
する空気の温度測定部と、車両の現在位置を測定する位
置測定部とを有する車載装置、および、これらの測定値
を解析して求められた走行時に排出される環境負荷の経
時変化を交通量に関する情報と乗算して得られる環境負
荷の総量が過剰になっている道路に対し交通規制命令を
出力する情報処理装置とを有する管理センタからなるこ
とを特徴としている。
【0014】すなわち、前記環境負荷制御システムを用
いることにより、前記車載装置を搭載する車両をプロー
ブ車として、走行車両が排出している環境負荷の総量を
正確に求めることができ、時々刻々と変化する環境負荷
の推移を見ることができる。そして、環境負荷の観点か
ら交通管制を行うことにより、環境負荷の集中を効果的
に避けることができる。
【0015】前記管理センタからの交通規制命令とし
て、環境負荷の過剰が生じている部分を通過する車両の
流れを良くするように信号機の切換えタイミングを変え
る命令を有する場合には、環境負荷が生じている部分の
車両が加速するときに飛躍的に増加する環境負荷を抑え
ることが可能となる。そして、多くの場合これによって
車両の混雑も解消される。
【0016】前記管理センタからの交通規制命令とし
て、環境負荷の過剰が生じている部分を通過する車両の
運転手に対して環境負荷を少なくするような運転法を喚
起するメッセージを表示する命令を有する場合には、各
運転手が前記表示を見ることにより環境負荷の低減を考
慮に入れた運転を行うことができ、環境負荷を幾らか解
消することができる。
【0017】前記管理センタからの交通規制命令とし
て、環境負荷の過剰が生じている部分を通過する車両の
運転手に別の道を走行するように求めるメッセージを表
示する命令を有する場合には、各運転手が前記表示を見
て別の道を走行することにより、環境負荷の集中を解消
することができる。
【0018】前記管理センタからの交通規制命令によっ
て、環境負荷の過剰が生じている部分を通過する車両の
運転手に環境負荷の過剰発生状況を通知する情報発信部
を設けた場合には、車載ナビゲーションシステム等が利
用する車両情報交信システム(VICS:商標名)やA
TIS(Automated Transit Information System:自動化
輸送情報システム)などからの情報の一貫として環境負
荷の過剰発生状況を通知し、これを道順検索の条件に含
めることにより、環境負荷の集中を避けることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の環境負荷制御
システム1の構成の一例を示す全体図である。図1にお
いて、2は例えば運送業務を行うための車両、3は例え
ば各車両2と通信して環境負荷を低減するための管理を
行なう管理センタ、4は管理センタ3が有する情報処理
装置(以下、管理サーバという)、5は各車両2に搭載
された車載装置である。なお、3a,3bは各車両2の
車載装置5と通信して後述する環境負荷データDの送受
信を行う無線通信部(図外)のアンテナ、3cは各地に
点在して設けられて環境負荷データDの送受信を行う無
線通信部3dのアンテナである。
【0020】4aは各事業者が所有する情報処理装置
(以下、パソコンという)であって、各事業者はこのパ
ソコン4aを用いて車両2の運行管理を行なう。すなわ
ち、パソコン4aと車載装置5とにより運行管理システ
ム6を構成する。したがって、各車載装置5は運行管理
車載装置として動作し、前記環境負荷データDは運行管
理データの一部として記録されるのであり、以下の説明
では、環境負荷データDを運行管理データDとも表現す
る。
【0021】また、前記管理サーバ4は各車両2の車載
装置5とのデータ通信により、この車両2をプローブカ
ーとして、各区間の道路において生じている環境負荷を
監視する管理プログラムPを実行するものであり、パソ
コン4aは各車両2の車載装置5に対する指示や監視を
行うことにより、より効率的な運送を可能とするための
運行管理プログラムを実行するものである。なお、本発
明は運行管理システム6を包含するものである必要はな
く、この場合にはパソコン4aを省略可能である。
【0022】さらに、前記管理プログラムPは各管理装
置5によって蓄積される環境負荷データDを集計して各
区間の道路においてそれぞれ生じた環境負荷の経時変化
を環境負荷排出量データベースDBとして蓄積する機能
を有する。加えて、管理プログラムPは各区間の道路に
おける環境負荷の標準的な値を考慮に入れながら、環境
負荷が一部の地域に集中しないように各区間の道路にお
ける環境負荷の基準値をそれぞれ定めて、これを環境負
荷排出量データベースDBとして蓄積する機能を有す
る。
【0023】一方、前記パソコン4aは前記管理サーバ
4に接続して、前記環境負荷排出量データベースDBか
ら各区間の道路における環境負荷の大きさについてのデ
ータを得ることにより、環境負荷の排出をできるだけ分
散するようにした配車道順の設定を行なう機能を有して
いる。
【0024】前記車載装置5は、例えば乗務員による作
業内容の入力が行われるハンディーターミナル7と、こ
のハンディーターミナル7に接続されて車両2に関する
様々な測定結果を入力するセンサボックス8と、センサ
ボックス8を介して入力される様々な測定結果を記録す
る記録部9と、車両2の現在位置を人工衛星S1 との通
信によって測定するGPS(Groval Positioning Syste
m) レシーバなどの位置測定部10と、管理センタ3の
管理サーバ4やパソコン4aと通信するための無線通信
部11と、前記位置測定部10に接続されて各乗務員が
配送する道順などの案内を行う車載ナビゲーションシス
テム12とを有している。
【0025】本例では位置測定部としてGPSレシーバ
10を用いる例を開示しているが、これは本発明を限定
するものではない。すなわち、ジャイロセンサや地磁気
を用いた位置測定部やこれらの組み合わせなど様々な構
成が考えられる。
【0026】前記センサボックス8は、前記GPSレシ
ーバ10に加えて、車両2のディーゼルエンジン2aに
吸気される空気の温度を測定する温度測定部13、ディ
ーゼルエンジン2aの回転数を検出する回転数測定部1
4、および排気管2bを介して外部に排出される排気ガ
スに含まれるNOX の濃度を検出するガス分析計15と
接続されている。なお、本例の回転数測定部14は車載
コンピュータ2cからエンジン回転数を示す信号を取出
す接続部の例を示すが、本発明はこの構成に限定される
ものではない。
【0027】さらに、16は管理センタ3側からの交通
規制命令A1 によって、タイミングを変更可能である信
号機、17は別の交通規制命令A2 によって車両の運転
手に対するメッセージを表示可能とする表示盤、18は
信号機16および表示盤17を制御して、信号機16の
タイミングを制御し表示盤17にメッセージを表示する
交通管制局である。
【0028】なお、本例では上述の交通規制命令A1
2 を交通管制局18を介して信号機16および表示盤
17に出力する例を示しており、こうすることにより交
通管制局18がその他の交通情報と合わせた判断をして
交通規制命令A1 ,A2 に合わせた信号機16および表
示盤17の制御を行うことを可能としている。しかしな
がら、本発明は、交通規制命令A1 ,A2 が交通管制局
18を介して作用することを限定するものではない。ま
た、本発明は交通規制命令A1 ,A2 の出力方法を限定
するものではない。
【0029】前記記録部9は車載装置5によって測定さ
れる運行管理データDを記録するメモリカード9aと、
このメモリカード9aのカードリーダ9bとからなり、
このメモリカード9aは車両2の出庫時に管理センタ3
から受け取って、カードリーダ9bにセットされるもの
である。また、9cは前記メモリカード9aに記録され
ている運行管理データDをパソコン4aが取得するため
のカードリーダである。
【0030】なお、運行管理データDとして記録される
データには、例えば、GPSレシーバ10によって測定
される現在位置Lと、前記温度測定部13によって測定
される温度Tと、前記回転数計測部14によって測定さ
れるエンジン回転数Rと、前記ガス分析計15によって
測定されるNOX の測定濃度Cが、車両2の車速などの
その他の走行情報と共に記録されている。
【0031】前記無線通信部11は、例えば管理センタ
3側の管理サーバ4または事業者が所有するパソコン4
aと地上波による無線通信を行う無線機11aと、人工
衛星S2 を介する衛星中継による通信を行なう無線機1
1bとを有する。また、本例ではこの無線通信部11に
接続されて、事業者からの指示などを出力するファック
スプリンタ11cを有する。なお、無線通信部11が地
上波による通信を行なう無線機11aを有することによ
りランニングコストを抑えた通信を可能としているが、
衛星中継による通信を行なう無線機11bを有すること
により、確実な高速通信を可能としている。しかしなが
ら、本発明は両方の通信機11a,11bを備えること
に限定されるものではない。
【0032】前記管理サーバ4は例えば主要な交差点な
どの各地に設置された無線通信部3dまたは衛星S2
継を用いて、各車載装置5の無線通信部11とデータ通
信することにより、センサボックス8を介して入力され
る測定結果を、ほぼリアルタイムに受信することができ
る。
【0033】そして、前記管理プログラムPがこれらの
測定結果を解析して走行中に排出される環境負荷の経時
変化を算出する。この環境負荷の演算は、例えば、次の
式(1)に示すように行われる。 環境負荷=C×R×273÷T×K … 式(1) 但し、CはNOX ガスの濃度、Rはエンジン回転数、T
は絶対温度、Kはエンジンの排気量によって異なるエン
ジン2a固有の定数である。
【0034】すなわち、運送用車両2の動力源として用
いられるディーゼルエンジン2aの場合、エンジンが1
回転するときに排出される排気ガスの量は吸気するとき
の空気の温度Tと、排気量によってほぼ正確に求めるこ
とができる。従って、エンジン回転数RとNOX ガスの
濃度Cをこれに乗算することにより、環境負荷(NO X
ガス)の排出量の瞬時値をリアルタイムに算出すること
ができる。
【0035】なお、空気の温度Tは温度による膨張に起
因する排ガスの排出量の違いを考慮に入れた演算を行う
ために測定しているが、それほどの精度を要求しない場
合には省略することが可能である。逆に、前記エンジン
2aに過給機を搭載する場合には加給圧を測定する圧力
センサを取り付けて、この加給圧を前記式(1)に乗算
することが必要である。
【0036】また、ディーゼルエンジン2aの場合に
は、NOX の濃度測定を行うことができれば、その他の
環境負荷成分すなわちCO2 、スス(粉塵)などの排出
量もおよそ求めることができるが、これらの濃度分析を
リアルタイムに行うことができる分析計を前記車載装置
5に取り付けてもよいことは言うまでもない。しかしな
がら、NOX の濃度を検出するガス分析計15はそのセ
ンサ部15aを排気管2aに取付けるだけで、リアルタ
イムの濃度分析を行うことができるので、その構成を簡
素にすることができる。
【0037】さらに、前述の環境負荷の測定値は特定の
車両2から排出されるものであるから、前記管理サーバ
4は、前記式(1)を用いて求めた1台の車両2による
環境負荷に、情報交信システムやATISなどからの道
路交通情報によって入手可能である交通量を乗算するこ
とにより、環境負荷の全体的な大きさ(総量)を求める
ことができる。つまり、本発明では、環境負荷制御シス
テム1に対応した車載装置5を取り付けた車両2をプロ
ーブカーとして用いることにより、各区間の道路を通行
する全車両により排出される環境負荷の総量の経時変化
をほぼ正確に測定することができる。
【0038】そして、前記管理サーバ4は、環境負荷の
発生状況を監視し、これを環境負荷排出量データベース
DBに保存している各区間の道路における環境負荷の基
準値と比較する。また、前記管理サーバ4が環境負荷の
基準値より多くなっている区間を発見した場合には、こ
の環境負荷が過剰になっている区間の道路に対する交通
規制命令A1 を交通管制局18に出力する。
【0039】同時に、この区間の道路に設置した表示盤
17に対する交通規制表示を促す交通規制命令A2 を交
通管制局18に出力する。すなわち、管理サーバ4は交
通管制局18に対する交通規制命令A1 ,A2 を発信す
るものであるから、例えば市町村などの公的機関内に配
置されることが望ましい。
【0040】さらに、前記管理センタ3は環境負荷の過
剰が生じている部分を通過する車両の運転手に環境負荷
の過剰発生状況を通知する情報発信部19を設けてい
る。この情報発信部19では環境負荷の過剰発生状況を
例えば車両情報交信システムの一部としてFM放送を用
いた周波数変調された電磁波を用いて発信することによ
り、本発明の車載装置5を搭載するか否かに係わりなく
全ての車両の運転手に環境負荷の発生状況を通知し、こ
れに対応する道順検索や環境負荷の低減を図る運転法を
促すことができる。
【0041】なお、前記環境負荷排出量データベースD
Bに記録される環境負荷の基準値は、各交差点間で進行
方向毎に仕切られた区間であることが望ましい。すなわ
ち、走行する道路は各交差点間で最小限に区切ることが
可能であり、かつ、進行方向を分けることにより、傾斜
に合わせた環境負荷の基準値を設定することが可能とな
るだけでなく、環境負荷の増大が生じている進行方向を
知ることにより、信号機16をより効率よく切り換えて
環境負荷の抑制を図ることができる。
【0042】加えて、前記環境負荷の基準値は、稼働時
間帯毎に集計することが望ましい。すなわち、同じ場所
であっても、朝夕の通勤時間帯、食事時、日中などの条
件によって、その交通量が異なっており、これによって
変動する環境負荷の増減を考慮に入れることが可能とな
る。また、前記稼働時間帯の概念の中には、日付や曜日
の区別を付けることも望ましい。すなわち、土日、祝祭
日、月末、月初め、集金締切日(5,10,15,2
0,25日)、天候などによっても、全体的な環境負荷
の増減が生じるが、走行日による環境負荷の増減も考慮
に入れることが可能となる。
【0043】前記車載ナビゲーションシステム12は、
地図情報などを備えて乗務員に道順を示すものである。
また、本例の車載ナビゲーションシステム12は、例え
ば、車両情報交信システムやATISなどからの道路交
通情報に加えて、前記無線通信部11を介して管理セン
タ3側の情報発信部19から受信した環境負荷の過剰発
生情報を考慮に入れて配達道順を定めると共に、その道
順を乗務員に指示して、効率的な運送を支援するもので
ある。つまり、環境負荷の低減を図った配送道順の選択
を行うことは、結果的に混雑を少なくして、各車両2に
よる燃料消費も少なくなるので、環境負荷を低減できる
だけに止まらず経済的な効果も期待することができる。
【0044】そして、上述の環境負荷制御システム1を
用いて一連の業務を終えると、環境負荷制御システム1
に蓄積された環境負荷データDは、車両2の入庫時にメ
モリカード9aをカードリーダ9cに挿入することによ
り、パソコン4aを介して管理サーバ4に転送されて、
今後の環境負荷の制御をさらに正確に行うための環境負
荷排出量データベースDBとする。さらには、環境負荷
の増大が生じている区間においては、この環境負荷排出
量データベースDBが次期道路建設事業の優先順位を定
めるための資料データとして用いることができる。
【0045】なお、本例ではカードリーダ9cを用いた
環境負荷データDを可能とすることにより、リアルタイ
ムの環境負荷データDの転送では転送しきれなかった環
境負荷データDを確実に転送することを可能としている
が、本発明はこの構成を限定するものではないことはい
うまでもない。
【0046】また、上述した例では車載装置5に無線通
信部11を設けており、かつ、管理センタ3が無線通信
部3dまたは衛星S2 中継を用いる例を示しているの
で、環境負荷データDをほぼリアルタイムに検知する例
を開示しているが、次期道路建設計画のためのデータベ
ースDBとする場合は、このリアルタイム性にこだわる
必要はない。もっとも、交通規制を行なう場合には、取
得手段はどうであれ、リアルタイム性が重視されること
が望ましい。
【0047】さらに、パソコン4aが環境負荷データD
をメモリーカード9aから吸い出した場合には、1日分
の(一連の配達業務の範囲内の)環境負荷の排出量を、
運行終了後に確認することも可能である。
【0048】図2,3は前記環境負荷制御システム1を
用いた環境負荷の制御例を説明する図であり、これらの
図2,3においてC11〜C46は交差点である。また、図
2は特に交差点C14〜C44を通る大通りの状態を詳述す
るものであり、図2(A)には各交差点C14〜C44に設
置される各信号16および表示盤17の例を示してい
る。図2(B)はこれらの交差点C14〜C44に設置され
る各信号機16の動作タイミングを示す図である。
【0049】図2(A)において、16n14〜16
44,16s14〜16s44,16w14〜16w44,16
14〜16e44は交差点C14〜C44においてそれぞれ北
向き,南向き,西向き,東向きの信号機16、17n14
〜17n44,17s14〜17s44,17w14〜17
44,17e14〜17e44はそれぞれ北向き,南向き,
西向き,東向きの表示盤17である。また、図2(B)
において、Sn14〜Sn44は各交差点C14〜C44におけ
る北向きの信号機16n14〜16n44の動作タイミン
グ、Ss14〜Ss44は各交差点C14〜C44における南向
きの信号機16s14〜16s44の動作タイミングを示し
ている。
【0050】また、図2(B)に示す各動作タイミング
Sn14〜Sn44,Ss14〜Ss44は何れも左から右に時
間を表わしており、ハイレベルが青、ローレベルが赤を
示している。そして、一点鎖線によって示す時点Tにお
いて管理サーバ4が交通管制局18に交通規制命令
1 ,A2 を出力したとする。
【0051】図2(B)が示すように、前記動作タイミ
ングSn14〜Sn44,Ss14〜Ss 44は管理サーバ4が
交通規制命令A1 ,A2 を出力するまでの間、時点t1
〜t 2 の周期で信号機16n14〜16n44,16s14
16s44を制御している。また、信号機16n14〜16
44,16s14〜16s44が赤を表示している時間tr
1 に対する青を表示している時間tb1 は、東西に移動
する車両の交通量に対する南北に移動する車両の交通量
の比と関係するように一定のデューティー比を有して制
御されている。
【0052】しかしながら、前記交差点C14〜C44を通
る車両は、図3に示すように常にやや渋滞した状態にあ
り、北向きの車両に至っては容易に渋滞や停滞が発生す
る傾向があった。そして、これが環境負荷の増大を起こ
す可能性がある。そこで、管理サーバ4はこの区間の道
路における環境負荷を監視し、それがこの区間における
規定値(限度量)を越えるときに、交通規制命令A1
2 を出力して、この道路において交通規制をかける。
【0053】具体的には、交通規制命令A1 によって信
号機16n14〜16n44,16s14〜16s44が赤を表
示している時間tr2 と、青を表示している時間tb2
をそれぞれ長くするように、信号の切換時点t3
4 ,t5 を調節し、南側の信号16n44,16s44
ら順番に少しずつ時間をずらして(遅れ時間α1 〜α3
を設けて)信号機16n14〜16n44,16s14〜16
44を制御するようにそのタイミングを調節する。ま
た、同時に交通規制命令A2 によって前記交差点C14
44に位置する全ての表示盤17n14〜17n44,17
14〜17s44,17w14〜17w44,17e14〜17
44に交通規制を行っていることを示すメッセージを表
示する。
【0054】つまり、赤信号を表示する時間tr2 を長
くして、停車している車両に対して、例えば、表示盤1
7に「交通規制実施中!赤信号はあと5分続きます。ア
イドリングストップにご協力ください」などと表示する
ことにより、赤信号で停止した各車両の運転手はアイド
リング運転を止めて、環境負荷の削減に協力することが
できる。さらには、東西に通行する車両に対しては、例
えば、表示盤17に「国道○○線は交通規制実施中!直
進して別の道を走行してください」などと表示すること
により、各車両の運転手に別の道を走行するように求め
ることができる。
【0055】一方、青信号を表示する時間tb2 を長く
しているので、走行している車両に対して、例えば、表
示盤17に「交通規制実施中!アクセルワークを少なく
して一定速度の運転を心掛けましょう」などと表示する
ことにより、各運転手は所定の速度で、ほとんどアクセ
ルを踏み込むことなく、車両を運転することができる。
つまり、加減速をできるだけ抑えて、環境負荷を飛躍的
に削減することができると共に、一回の信号の切換えに
よって長距離を気持ち良く走ることができる。また、こ
れによって燃費を可及的に抑えることができるので運転
手にとっても好ましい。
【0056】加えて、交通規制中の各信号機16n14
16n44,16s14〜16s44,16w14〜16w44
16e14〜16e44は特に環境負荷の増大が激しかった
北向きの車両が走行しやすいように南側の信号16
44,16s44,16w44,16e44から順に遅れ時間
α1 ,α2 ,α3 を設けている。したがって、特に北向
きの車両はこれらの交差点C44〜C14をスムーズに抜け
て行くことができる。
【0057】また、本例には明示してはいなかったが、
前記時間tr2 ,tb2 によるデューティー比を、時間
tr1 ,tb1 によるデューティー比よりも小さくする
ことにより、とりわけ南北方向に移動する車両から発生
する環境負荷の大きさを削減するようにしてもよい。つ
まり、信号機16の切り替わるタイミングによって車両
の流れを良くする方法としては、その切換え周期を長く
する方法、車両の流れに合わせた時間差を付ける方法、
および、デューティー比を変更する方法などが考えられ
る。
【0058】図3は前記環境負荷制御システム1を用い
た配達例を示す図である。図3において、P1 〜P5
それぞれ集配業務を行なう配達先であり、それぞれ、S
社、A社、B社、H社、C社とする。今、S社P1 から
C社P5 、A社P2 からH社P4 、B社P3 からH社P
4 に荷物を運送するような配送道順を考慮する。
【0059】図3において、各交差点C11〜C46にある
長方形は、これらの交差点C11〜C 46に停車する車両を
示しており、その内の幾らかの車両2には環境負荷制御
システム1の車載装置5が搭載されている。また、これ
らの車両の数は環境負荷の大きさをおよそ表わしてい
る。また、各区間は各交差点間で進行方向毎に区切られ
た区間であるから同じ交差点間であっても進行方向によ
って二つの区間に分けて環境負荷の基準値を設定してい
る。
【0060】なお、前記環境負荷の大きさは前記情報発
信部19から発信される環境負荷の過剰発生情報によっ
て得ることができるものであり、この環境負荷の過剰発
生情報は本発明の車載装置5を搭載しているか否かに係
わりなく、全ての車両が車載ナビゲーションシステムな
どを用いて受信できるものである。
【0061】図3に示すように、本例に示す例では交差
点C14〜C44を通る道路の交通量および環境負荷が他に
比べてとりわけ多く、次いで、交差点C11〜C41を通る
道路、および交差点C11〜C15,C31〜C35を通る道路
において交通量および環境負荷が比較的多いことが分か
る。また、特に南北に伸びた道路においては北向きにお
いて環境負荷の増大が生じていることが分かる。
【0062】ここで、前記荷物の配送を最短距離だけを
考慮に入れて行うと、車両2は実線矢印に示すように、
まずS社P1 で荷物を積載した後で、交差点C45
44,C 34,C24の順に走行してA社P2 に向かい、こ
こで荷物をさらに積載し、次いで、交差点C24,C14
13,C12の順に走行してB社P3 において荷物を積載
し、交差点C12,C11,C21,C31の順に走行してH社
4 においてA社P2 およびB社P3 からの荷物を下ろ
し、最後に、交差点C41を通ってC社P5 においてS社
1 からの荷物を下ろす道順が考えられる。しかしなが
ら、この道順は交通量が多く、混雑が発生する道路を多
用するので、それだけ加減速を頻繁に行う必要があり、
環境負荷を排出してしまうことは避けられない。
【0063】一方、前記情報発信部19から得られる環
境負荷の過剰発生状況を考慮に入れたルート検索では、
環境負荷が多くなっている道路をできるだけ避けて道順
を選択するので、前述の同じ荷物の配送は仮想線で示す
道順となる。
【0064】すなわち、まずS社P1 で荷物を積載した
後に、交差点C45,C35,C25の順に走行してA社P2
において荷物を積載し、交差点C24,C23,C22の順に
走行してB社P3 において荷物を積載する。次いで、交
差点C22,C21,C31の順に走行してH社P4 において
A社P2 およびB社P3 からの荷物を下ろし、交差点C
41を曲がってC社P5 においてS社P1 からの荷物を下
ろす道順が考えられる。
【0065】なお、本例に示すように環境負荷を考慮に
入れた道順を検索することにより、同じ荷物を運送する
場合にも、環境負荷の排出量を削減することができる。
また、環境負荷の削減を考慮に入れた道順の選択によっ
て、結果的に交通量の少ない道順を選択することにな
り、ひいては運送時間の短縮や消費燃料の削減を行うこ
とができ、より効率的なルート検索を行うことができ
る。また、この環境負荷の過剰発生状況に関する情報
は、配達業務を行なうときに用いられることに限定され
るものではなく、一般の車載ナビゲーションシステムを
用いた移動に用いてもよいことはいうまでもない。
【0066】なお、本例では図面を用いた説明を省略す
るが、高速道路やバイパスラインなどの高架道路を使用
することで、信号による加減速を無くし、それだけ環境
負荷を小さくすることができる。すなわち、前記環境負
荷排出量データベースDBを用いて、環境負荷が増大し
ている地域においては、高架を建設したり、道幅を広げ
たり、迂回道路を建設することにより、環境負荷の低減
を図る必要があることを確認することができる。したが
って、前記環境負荷排出量データベースDBを次期道路
建設事業の優先順位を定めるために用いることができ
る。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の環境負荷
制御システムによれば、走行車両より得られた実測の環
境負荷の排出量を正確に検知することができ、この環境
負荷の排出量をリアルタイムに交通管制に反映させるこ
とができる。また、道路行政へ情報提供可能な環境負荷
排出量のデータベースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の環境負荷制御システムの全体構成を示
す図である。
【図2】前記環境負荷制御システムによる処理の内容を
示す図である。
【図3】前記環境負荷制御システムを用いた配送の例を
示す図である。
【符号の説明】
1…環境負荷制御システム、2…車両、3…管理セン
タ、3a,3b,3d…無線通信部、4…情報処理装
置、5…車載装置、9…記録部、10…位置測定部、1
1…無線通信部、13…温度測定部、14…回転数測定
部、15…ガス分析計、16(16n14〜16n44,1
6s14〜16s44,16w14〜16w44,16e14〜1
6e44)…信号機、17(17n14〜17n44,17s
14〜17s44,17w14〜17w44,17e14〜17e
44)…表示盤、19…情報発信部、A 1 ,A2 …交通規
制命令、C…環境負荷物質の排出濃度、C11〜C46…交
差点、D…環境負荷データ、DB…環境負荷排出量デー
タベース、L…位置、R…エンジン回転数、T…吸気空
気の温度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/13 G08G 1/13 Fターム(参考) 3G091 AA02 BA14 DB06 DB08 DB09 DB10 EA00 EA01 EA15 EA30 EA33 EA38 HA35 5H180 AA01 AA15 BB05 BB12 CC12 DD01 FF04 FF05 FF10 FF13 JJ02 JJ15 JJ28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン回転数を測定する回転数測定部
    と、環境負荷物質の排出濃度をリアルタイムに測定する
    ガス分析計と、吸気する空気の温度測定部と、車両の現
    在位置を測定する位置測定部と、車両から排出している
    環境負荷物質の排出濃度をエンジン回転数、温度および
    位置と共に環境負荷データとして記録する記録部とを有
    する車載装置、および、前記記録部に記録された環境負
    荷データを解析して求められた走行時に排出される環境
    負荷の経時変化を交通量に関する情報と乗算して得られ
    た環境負荷の総量を所定の区間ごとに集計して、次期道
    路建設事業の優先順位を定めるための環境負荷排出量デ
    ータベースを作成する情報処理装置を有する管理センタ
    からなることを特徴とする環境負荷制御システム。
  2. 【請求項2】 前記区間が各交差点間で進行方向毎に区
    切られた区間である請求項1に記載の環境負荷制御シス
    テム。
  3. 【請求項3】 エンジン回転数を測定する回転数測定部
    と、環境負荷物質の排出濃度をリアルタイムに測定する
    ガス分析計と、吸気する空気の温度測定部と、車両の現
    在位置を測定する位置測定部とを有する車載装置、およ
    び、これらの測定値を解析して求められた走行時に排出
    される環境負荷の経時変化を交通量に関する情報と乗算
    して得られる環境負荷の総量が過剰になっている道路に
    対する交通規制命令を出力する情報処理装置とを有する
    管理センタからなることを特徴とする環境負荷制御シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記管理センタからの交通規制命令とし
    て、環境負荷の過剰が生じている部分を通過する車両の
    流れを良くするように信号機の切換えタイミングを変え
    る命令を有する請求項3に記載の環境負荷制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記管理センタからの交通規制命令とし
    て、環境負荷の過剰が生じている部分を通過する車両の
    運転手に対して環境負荷を少なくするような運転法を喚
    起するメッセージを表示する命令を有する請求項3また
    は4に記載の環境負荷制御システム。
  6. 【請求項6】 前記管理センタからの交通規制命令とし
    て、環境負荷の過剰が生じている部分を通過する車両の
    運転手に別の道を走行するように求めるメッセージを表
    示する命令を有する請求項3〜5の何れかに記載の環境
    負荷制御システム。
  7. 【請求項7】 前記管理センタからの交通規制命令によ
    って、環境負荷の過剰が生じている部分を通過する車両
    の運転手に環境負荷の過剰発生状況を通知する情報発信
    部を設けた請求項3〜6の何れかに記載の環境負荷制御
    システム。
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