JP2002200795A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002200795A
JP2002200795A JP2000402613A JP2000402613A JP2002200795A JP 2002200795 A JP2002200795 A JP 2002200795A JP 2000402613 A JP2000402613 A JP 2000402613A JP 2000402613 A JP2000402613 A JP 2000402613A JP 2002200795 A JP2002200795 A JP 2002200795A
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JP
Japan
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image data
data
image
video interface
printer engine
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JP2000402613A
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English (en)
Inventor
Tokutaro Fukushima
徳太郎 福嶋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタコントローラからプリンタエンジン
に転送するデータの転送速度を低下せずに、外界へ発せ
られる電磁ノイズの小さい画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 プリンタコントローラからプリンタエン
ジンにイメージデータを転送する際に、複数画素の印刷
データを同時にパラレルに転送する。これによって、ク
ロック信号のクロック周波数を高くしなくても、大量の
データを転送することができる。プリンタコントローラ
からプリンタエンジンへのデータ転送のクロック周波数
が低いために、クロック信号やデータ信号から外界へ発
せられる電磁ノイズを低減することができる。更に、該
クロック信号をスベクトラム拡散することにより、該電
磁ノイズを更に小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、例えば、レーザープリンタ又はマルチファンクショ
ンプリンタに搭載するプリンタコントローラ装置に関す
る技術を用いて、カラータンデムプリンタ等、高速で印
刷が必要とされるプリンタでの、プリンタコントローラ
とプリンタエンジンを接続するビデオインターフェース
を高速で且つ不要輻射を低減させて動作させる画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来技術による方式の印刷装置
(レーザープリンタ)の構成を図17に示し、これを基
に一般的なプリンタ動作の流れの説明を行う。ホストコ
ンピュータ1により使用者は印刷したい画像を作成し、
印刷を行うプリンタを指定して、作成した画像の印刷命
令を出す。印刷命令が出されると、ホストコンピュータ
1では、接続されたプリンタにあったプリンタドライバ
ーソフトにより、プリンタコントローラ2側にて解釈が
可能な命令コードの体系に画像データを変換し、ホスト
コンピュータ1では、接続先のプリンタのインターフェ
ース3にプリンタドライバーソフトにより変換された画
像データを出力する。
【0003】プリンタコントローラ2では、ホストイン
ターフェース3にて印刷する画像データの受信が開始さ
れると、送られてきた画像データをプリンタコントロー
ラ2内部に持つCPU(中央処理装置)4がROM(リ
ード・オンリ・メモリ)9に書き込まれているコード情
報に従って、同じくプリンタコントローラ2内のRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)5にイメージ描画、展
開する。次に、CPU4にてRAM5へのイメージ展開
がされた後、プリンタエンジン6に印刷起動命令を出
し、印刷を開始するとともに、イメージ展開した画像デ
ータは、エンジンインターフェース8を介して、プリン
タエンジン6に出力させ、印刷を実行する。ただし、通
常、プリンタエンジン6に画像を出力する(ビデオ出
力)場合には、膨大な量のデータを短期間で転送しなけ
ればならないため、ビデオDMAコントローラ7にてD
MA処理を行って、高速化を図っている。また、ビデオ
DMAコントローラ7では、DMA転送が終了すると、
CPU4にビデオDMA終了のインタラプトを発行し、
終了を知らせる。CPU4では、次に続く画像データを
出力させるために、バンドのDMAパラメータをビデオ
DMAコントローラ7に設定し、同様なビデオDMA動
作を行うことによりプリンタエンジン6への出力を完了
する。以上の操作を行うことにより、使用者が作成した
画像の印刷は、プリンタエンジンに出力することができ
る。
【0004】次に、従来技術による方式のビデオインタ
ーフェースの詳細説明を行う。まず、2値プリンタエン
ジンのビデオインターフェースでは、図18に示すよう
に、プリンタエンジンから送られてくる副走査方向の同
期信号:FGATE、主走査方向の同期信号:LSYN
Cよりプリンタコントローラ側で画像データ信号:VI
DEOを出力させて印刷を行う。まず、プリンタコント
ローラにて1ページ分の印刷画像データがイメージ展開
されると、プリンタエンジンに印刷開始命令を出す。プ
リンタエンジンが印刷待機状態になった時点で、プリン
タエンジン側はエンジンを駆動させて印刷画像データが
必要になった時点でFGATE信号をアサートする。ま
た、主走査方向の先頭であることをLSYNC信号によ
り、各ライン毎にアサートさせて通知する。プリンタコ
ントローラ側では、FGATE、LSYNC、の各信号
により、プリンタコントローラ側では、図18に示す印
刷画像の左上の画像データからVIDEO信号を送出す
ることにより、画像データをプリンタエンジンに伝える
ことが可能となる。
【0005】これらの各信号のタイミングは、図19に
示すようになり、一回の印刷動作においてFGATE信
号は一回アサートされ、LSYNC信号は一回の印刷の
うち、副走査方向の長さ分だけアサートされる。但しL
SYNC信号は、用紙サイズや、印刷する解像度によ
り、アサートされる回数が異なることになる。例えば、
A4サイズ・600DPIで印刷する場合には、副走査
方向のライン数=297mm(A4サイズの長さ)×60
0÷25.4mm(1インチの長さ)=7016ラインと
なるため、LSYNC信号は7016回アサートされる
こととなる。(実際には、印刷用紙の上下左右には、メ
カニカルな制約により、印刷ができない領域(余白)が
あるため、7016よりも少ない回数となる) また、VIDEO信号は、図19のLSYNCとVID
EOの位相関係を図20のように拡大すると、各ライン
にて印刷する画像にずれが生じないようにするために、
LSYNCに同期させてVIDEO信号を出力すること
により、LSYNCがアサートされてから、最初の画像
データ(VIDEO)が出力されるまでの時間を常に一
定にさせて出力する。
【0006】また、印刷させる際の一画素分の大きさも
常に一定にさせる必要があるため、プリンタコントロー
ラ側では、図20に示すように、LSYNC信号のエッ
ジに同期させたCLKを生成した後に、そのCLK信号
に同期させて、VIDEO信号を出力させることによ
り、VIDEO信号の一画素分のパルス幅も常に一定に
させて出力する。但し、ビデオインターフェースの種類
によっては、LSYNCに同期したCLK信号もプリン
タエンジンから出力する場合もある。また、図21の例
に示すように、プリンタコントローラにてCLKの周波
数を上げることにより、VIDEO信号のパルス幅が小
さくなるため、印刷するドットも小さくなり、結果とし
て、この例のように、600DPIの周波数を倍に上げ
ると1200DPI、4倍に上げると2400DPIで
印刷が可能となる。
【0007】但しこの際、解像度を2倍・4倍(主走査
方向)にすると、非圧縮にてRAMに蓄える場合には、
RAMに蓄える画像データも2倍・4倍必要となる。ま
た、FGATE・LSYNC・VIDEOの各信号はA
ctive High、Active Lowのどちら
でも構わない。以上のような構成にすることにより、2
値プリンタでのプリンタエンジンと、プリンタコントロ
ーラとの間でビデオ転送が可能となり、プリンタエンジ
ン側では、VIDEO信号がActive Highで
あった場合には、VIDEO信号がHighの時のデー
タにトナーを乗せて印刷することにより、2値データの
印刷が可能となる。
【0008】次に、多値プリンタの場合には、プリンタ
コントローラにてイメージ展開する際には、1画素当た
り複数のビットにて展開される。従って、ビデオインタ
ーフェースにて、プリンタエンジンへ画像データを転送
する際には、同時に複数ビットを転送する必要がある。
ここで、ビデオインターフェース上では、2値プリンタ
同様にFGATE、LSYNCの同期信号に変わりはな
く、これらの同期信号に従って、VIDEO信号を生成
することになる。しかし、VIDEO信号は、図22に
示すように1画素あたり複数ビットでイメージ展開され
たため、同時に複数のVIDEO信号を転送することに
なる。(図22の例では、1画素当たり4ビット(16
階調)の場合であるが、プリンタエンジンにより1画素
当たりの階調数は異なる)。ここで、図23に示すよう
にある画素のデータから次の画素にデータが変わる場合
には、各データ線のスキュー量の違いにより、その遷移
時には、意図していないデータが出力されてしまう。
【0009】この状態のまま、プリンタエンジンにて印
刷を行うと、画素と画素の間に異常画像が発生してしま
う。これを防止するために、図23に示すように一旦デ
ータをラッチすることにより、転送の際に発生するスキ
ューによる異常画像を抑えることが可能となる。従っ
て、2値プリンタでは、CLK信号はプリンタコントロ
ーラの内部信号として持っているのみで良く、CLK信
号をビデオインターフェース上の信号線としては必要が
ないが、多値プリンタの場合には、ビデオインターフェ
ース上の信号線としてCLK信号も必要となってしま
う。次に、高速で印刷させる技術として、感光体上にレ
ーザービームで光を照射させる際に、複数のレーザーダ
イオードを使い、同時に複数の画素を書き込むマルチレ
ーザービーム方式のプリンタが使用されている。マルチ
レーザービーム方式の場合、ビデオインターフェース上
には、2値プリンタと同じ信号を複数個持つことにより
ビデオ転送を可能としている。なお、プリンタエンジン
内にあるポリゴンミラーもレーザーダイオードと同じだ
けあるため、BD信号がポリゴンミラー間で常に一定でな
いため、結果として、LSYNC信号が複数個必要とな
る。
【0010】次に、一度に複数の色の作像を行うタンデ
ムカラープリンタでは、図24に示すように、感光体が
CMYK(シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック)の
4色分あり、感光体上での作像は同時に4色分行い転写
ユニット上にて4色のトナーを重ねることにより、フル
カラー印刷を行っている。但し、転写ユニット上にて色
の重ね合わせを行うため、ある時間では各色では、違う
画素のビデオ転送をする必要があるため、ビデオインタ
ーフェースでは、完全に4色独立した動作をすることに
なる。そのため、タンデムカラープリンタでは、2値、
または、多値のビデオインターフェースを4個分独立し
て持つ構成となる。
【0011】以上のように、それぞれの方式のプリンタ
エンジンにあったビデオインターフェースを構成してい
る。また、従来技術によるビデオインターフェースによ
り転送する際の高速化技術として、特開平5−1472
76号公報があり、イメージメモリから画像データを転
送する際に1ページ分の転送を終了する前に次ページ分
の領域を確保することにより転送と描画の並列処理を行
い、印字の高速化しているものである。また、特開20
00−47976号公報では、タンデムカラープリンタ
のビデオ出力の際に複数のビデオDMAコントローラを
用いることにより、処理の高速化を図っている。
【0012】ところで、近年レーザープリンタは、高速
な機械が多くなりつつあり、また、カラーレーザープリ
ンタも飛躍的に高速に成りつつあり、また、タンデム方
式のエンジンにより、カラーレーザープリンタであって
もモノクロと同等のスピードにて印刷が行えるようにな
ってきた。しかしながら、本来カラープリンタ等は印刷
には、4色の画像データが必要であるため、非常に高い
転送レートが必要となり、印刷を高速化するためには、
飛躍的な転送速度のアップが求められている。また、プ
リンタエンジンの改良が進み、1200DPI・240
0DPIといった、非常に高解像度にて印刷が可能にな
り、さらに、多値エンジンといった、従来のモノクロプ
リンタエンジンよりも、膨大な画像処理量が要求される
プリンタエンジンが開発されてきた。それに伴い、プリ
ンタコントローラに使用しているCPUや、画像処理回
路には、高性能で、高速に動作する技術が求められるよ
うになり、さらに、プリンタエンジンとの転送をするビ
デオインターフェースも非常に高速なものが要求される
ようになってきた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式による技術にて、高速化を行うためには、ビデオイン
ターフェースにて使用する、CLKの周波数を上げなけ
れば成らず、一般的にCLKを高速化することは非常に
技術的に難しいため、高価のものになってしまうという
不具合があった。また、CLK信号をビデオインターフ
ェース上に持つ場合には、CLK信号から放射される不
要輻射ノイズが発生し、その他の電子機器に障害を発生
してしまうという不具合もあった。さらに、高速なCL
Kを採用すればするほど、不要輻射ノイズの発生が増加
してしまい、さらに多くの障害を出してしまうという不
具合もあった。
【0014】そこで、本発明は、ビデオインターフェー
ス上で、一度に複数の画素をまとめて出力する構成にす
ることにより、解像度が高い場合や、プリンタエンジン
の印刷速度が高くなった場合でもビデオ転送時に使用す
るCLK信号の周波数を低くして、高速なプリンタエン
ジンを用いても安定した品質のプリンタを供給する画像
形成装置を提供することを第1の目的とする。また、本
発明は、ビデオインターフェースで複数の画素を同時に
転送する際に、CLK信号も合わせてビデオインターフ
ェース上に持つことにより、画像データを転送する際に
は安定した動作が可能となり、品質を向上させた画像形
成装置を提供することを第2の目的とする。また、本発
明は、ビデオインターフェースで複数の画素を同時に転
送する際に、画像データのビット配置を変更できる構成
にすることにより、2値と多値を切り替え可能として、
プリンタコントローラを同じハードウェア構成にて、各
種のプリンタエンジンに接続することができ、コストを
低減すると共に、資源を無駄にせずに開発を行うことが
できる画像形成装置を提供することを第3の目的とす
る。
【0015】また、本発明は、ビデオインターフェース
で複数の画素を同時に転送する際に、画像データのビッ
ト配置を転送の際に使用するCLK信号が変化するごと
に入れ替えを行うことによりVIDEO信号から放射さ
れる不要輻射ノイズを低減させて品質を向上させた画像
形成装置を提供することを第4の目的とする。また、本
発明は、ある時点での画像データ列に対して、次の時点
での画像データ列を一つ前とは逆に配列することによ
り、VIDEO信号から放射される不要輻射ノイズをよ
り一層、低減させて品質を向上させた画像形成装置を提
供することを第5の目的とする。また、本発明は、イメ
ージ展開を行う際の、2値化或いは階調低減のための多
値化処理として使用するディザパターンによって、ビデ
オインターフェースで複数の画素を同時に転送する際
に、画像データのビット配置を置き換えられるように構
成することにより、VIDEO信号から放射される不要
輻射ノイズをより一層、低減させて品質を向上させた画
像形成装置を提供することを第6の目的とする。また、
本発明は、ビデオインターフェース上のCLK信号線に
対してスペクトラム拡散処理を行った後にビデオインタ
ーフェース上に送出する構成とすることにより、CLK
信号から放射される不要輻射ノイズを低減させて品質を
向上させた画像形成装置を提供することを第7の目的と
する。
【0016】また、本発明は、ビデオインターフェース
上で、一度に複数の画素をまとめて出力する機能に加え
て、一度に複数のライン分にまたがる画素を転送するこ
とにより、マルチレーザービーム方式のプリンタエンジ
ンにも接続することが可能となり、高機能化に加えて、
資源を無駄にせずに開発を行うことができる画像形成装
置を提供することを第8の目的とする。また、本発明
は、ビデオインターフェース上で、一度に複数の画素を
まとめて出力する機能に加えて、一度に複数の色の画像
データを転送する構成にすることにより、タンデムカラ
ー方式のプリンタエンジンにも接続することが可能とな
り、高機能化に加えて、資源を無駄にせずに開発を行う
ことができる画像形成装置を提供することを第9の目的
とする。また、本発明は、4色分の画像データをそれぞ
れ独立にも出力することができる構成とすることによ
り、タンデムカラー方式のプリンタエンジンで、画像デ
ータを印刷する際の各色間にかかる時間が違うタンデム
エンジンでも同一のハードウェアにて印刷が可能とな
り、更なる高機能化に加えて、資源を無駄にせずに開発
を行うことができる画像形成装置を提供することを第1
0の目的とする。また、本発明は、前記第8、9、10
の目的を達成する画像形成装置における全ての場合に対
応可能としたビデオインターフェース方式とすることに
より、更なる高機能化に加えて、資源を無駄にせずに開
発を行うことができる画像形成装置を提供することを第
11の目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、前記第1の目的を達成するために、画像データをイ
メージデータに展開する展開手段と、前記展開手段によ
り展開されたイメージデータを記憶する記憶手段と、前
記記憶手段にて記憶されたイメージデータにおける複数
の画素の印刷データを同時に転送するビデオインターフ
ェースと、前記ビデオインターフェースにて転送された
イメージデータを印刷するプリンタエンジンと、を備え
たことを特徴とする画像形成装置を提供する。また、請
求項2に記載の発明では、前記第2の目的を達成するた
めに、前記ビデオインターフェースが、前記記憶手段に
て記憶されたイメージデータにおける複数の画素の印刷
データを、基準となるクロック信号に同期させて同時に
転送することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
置を提供する。また、請求項3に記載の発明では、前記
第3の目的を達成するために、記展開手段が、画像デー
タを2値、又は多値のイメージデータに展開する2つの
モードを有し、前記ビデオインターフェースは、転送す
るイメージデータの形式を、前記展開手段のモードに従
って、2値データ又は多値データに切り替えて転送する
切替手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項
2に記載の画像形成装置を提供する。
【0018】また、請求項4に記載の発明では、前記第
4の目的を達成するために、前記ビデオインターフェー
ス手段にてイメージデータを転送する際に、基準となる
クロック信号が変化するごとに画像データの配列を変化
させる配列変化手段を更に備えたことを特徴とする請求
項1から請求項3までの何れかの一に記載の画像形成装
置を提供する。また、請求項5に記載の発明では、前記
第5の目的を達成するために、前記配列変化手段が、ク
ロック信号が入力するたびに、前記イメージデータの配
列を反転することを特徴とする請求項4に記載の画像形
成装置を提供する。また、請求項6に記載の発明では、
前記第6の目的を達成するために、多値で表現された画
像データを、前記多値より少ない値のビット数にディザ
処理するディザ処理手段を更に備え、前記展開手段は、
前記ディザ処理手段にて処理されたイメージデータを展
開することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の
画像形成装置を提供する。また、請求項7に記載の発明
では、前記第7の目的を達成するために、前記クロック
信号を、スペクトラム拡散するスベクトラム拡散手段を
更に備えたことを特徴とする請求項1から請求項6まで
の何れかの一に記載の画像形成装置を提供する。また、
請求項8に記載の発明では、前記第8の目的を達成する
ために、前記プリンタエンジンは、前記ビデオインター
フェースにて転送されたイメージデータを感光体に照射
する複数のレーザダイオードを備えたことを特徴とした
画像形成装置を提供する。
【0019】また、請求項9に記載の発明では、前記第
9の目的を達成するために、前記展開手段が、画像デー
タを複数色のイメージデータに展開する多色展開手段を
備え、前記記憶手段は、前記多色展開手段にて展開され
たイメージデータを記憶する多色記憶手段を備え、前記
ビデオインターフェースは、前記多色記憶手段にて記憶
された複数の色成分を有する画素の印刷データを同時に
転送する多色転送手段を備え、前記プリンタエンジン
は、前記多色転送手段にて転送された複数の色のイメー
ジデータを同時に並行して印刷するタンデムプリンタエ
ンジン手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求
項9までの何れかの一に記載の画像形成装置を提供す
る。また、請求項10に記載の発明では、前記第10の
目的を達成するために、前記ビデオインターフェース
が、前記記憶手段に記憶された複数の色のイメージデー
タを、色ごとに独立したクロック信号に同期して前記タ
ンデムプリンタエンジン手段に転送することができるこ
とを特徴する請求項9に記載の画像形成装置を提供す
る。また、請求項11に記載の発明では、前記第11の
目的を達成するために、前記プリンタエンジンが、複数
の種類から成り、前記ビデオインターフェースは、前記
ビデオインターフェースに接続される前記プリンタエン
ジンの仕様に対応した動作モードを有することを特徴と
する請求項1から請求項10までの何れかの一に記載の
画像形成装置を提供する。以上のような発明を応用する
ことにより、低速モノクロレーザープリンタから、超高
速レーザープリンタのプリンタコントローラハードウェ
アを統一させて、共通化を図ることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図1から図16を参照して詳細に説明する。
本実施の形態に係るシステム構成は従来例の図17と同
じであり、従来例と同じ符号を用いて構成要素を指し示
すものとする。本実施の形態では、図17に示される従
来技術による構成と同様に、使用者は、ホストコンピュ
ータ1上で動作するアプリケーションソフトウェアを利
用して、印刷を行いたい画像データを作成する。
【0021】この時使用者によって作成される画像デー
タは、複数ページに渡っているものや、カラーデータと
して作成されるもの等、各種の画像データが存在する。
画像データの作成が完了した時点で、使用者は、ホスト
コンピュータ1に接続されて、印刷が可能なプリンタの
うち、印刷を行いたいプリンタを選択して、印刷命令を
発行する。その際、使用者からの印刷命令には、印刷部
数の指定、両面印刷を行うかどうかの指定、カラーかモ
ノクロかの指定、拡大、縮小率の指定、用紙のサイズ指
定、また、1枚の用紙に複数のページをまとめて印刷す
る集約印刷を行うか、そうでないかの指定、印刷動作を
するときに速度を優先するか、画質を優先するか、また
は、コストを優先するかの指定など、各種の印刷モード
が指定される。尚、ホストコンピュータとプリンタコン
トローラが接続される形態は、1対1で接続されている
場合や、ネットワークを介して接続されている場合など
がある。
【0022】使用者により印刷命令が発行されると、使
用者から指定された各種モードを満足するように、ホス
トコンピュータ1内部に記憶されている、プリンタドラ
イバ10と呼ばれるソフトウェアにて、接続されている
プリンタコントローラ2が解読できるコードに変換して
プリンタコントローラ2に変換した画像データのコード
を出力する。プリンタコントローラ2では、ネットワー
クや、各種インターフェースにて構成されるホストイン
ターフェース3にて、ホストコンピュータ1からの画像
データの受信を開始する。ホストインターフェース3で
は、画像データの受信が始まると、CPU4に対して、
インタラプトを発生させて、印刷命令が発行されたこと
を知らせるとともに、受信した画像データをRAM5に
バッファリングして一時的に記憶させる。
【0023】CPU4では、受信して、バッファリング
した画像データをプリンタエンジン5にて、印刷が可能
なようにするためにRAM5にイメージ展開してコード
情報として受信された画像をビットマップ情報に変換し
て記憶させていく。但しその際には、接続されるプリン
タエンジンの種類によって、多値で印刷が可能なプリン
タエンジンの場合には、多値にてイメージ展開し、2値
のみ印刷が可能なプリンタエンジンの場合には、2値に
てイメージ展開を行う。また、RAM5の空き容量等を
考慮して、適宜イメージ展開した画像データを圧縮させ
て記憶させる。CPU4により、ホストコンピュータ1
から送られてきた全ての画像データがビットマップイメ
ージとしてRAM5にイメージ展開された時点で(複数
ページに渡る画像データの場合には、1ページ目の画像
データのイメージ展開が完了した時点で)、CPU4は
ビデオDMAコントローラ7にビデオDMA開始アドレ
ス、転送バイト数、階調数等のビデオDMAパラメータ
をセットする。
【0024】更にCPU4は、接続されているプリンタ
エンジン6の状態を確認して、プリンタエンジン6が印
刷可能となった時点で、ビデオDMAコントローラ7に
ビデオDMA動作開始命令を発行し、更に、プリンタエ
ンジン6に印刷動作を開始させる。ビデオDMA動作開
始命令が発行されると、ビデオDMAコントローラ7
は、プリンタエンジン6からエンジンインターフェース
8を通して入力された主走査方向の同期信号:LSYN
C、副走査方向の同期信号:FGATEと言ったビデオ
制御信号線に従って画像データをエンジンインターフェ
ース8に出力し、印刷を完了する。このようにして印刷
動作を完了すると、プリンタコントローラは再びアイド
ル状態に復帰し再びホストコンピュータからの印刷命令
がきた時点で、同様に印刷を行うこととなる。
【0025】次に、ビデオインターフェースを介してプ
リンタコントローラから2値のプリンタエンジンへ画像
データを転送する際の詳細動作の説明を行う。図1の例
に示すように、プリンタコントローラとプリンタエンジ
ン間のビデオインターフェース上の信号線として、FG
ATE、LSYNC、CLK、DATAが存在してい
る。まず、プリンタコントローラから印刷命令が出され
ると、プリンタエンジンから副走査方向の印刷許可信号
であるFGATE信号をアサートして印刷を開始する。
同時に、主走査方向の同期信号であるLSYNCをアサ
ートして、一ラインの印刷が開始されたことを通知する
(FGATE、LSYNCの印刷画像上の関係は、従来
技術による構成の図18と同様である)。プリンタコン
トローラ側では、LSYNC信号に同期させたCLK信
号を生成して、プリンタエンジンに送出する。
【0026】次に、予めビデオインターフェース上で取
り決められたCLK数、および、印刷する際の余白分の
CLK数が経過した後に、画像データをDATA信号に
よりプリンタエンジンへ転送する。この際、DATAは
8ビット存在しているため、仮に図2に示すような画像
データを印刷する際には、プリンタコントローラ側に
て、RAMに蓄えられた画像データのうち、隣接する8
画素分の画像データをまとめて読み出して、8ビット分
を1ブロックとして扱い、図3のようなタイミングでデ
ータ転送を行うことにより、1クロック分の時間にて8
画素分の画像データ転送が行えることになる。但し、こ
の例では、一度に転送できるビット数が8ビットとなっ
ているが、複数ビットであれば、何ビットでも構わな
い。プリンタエンジン側では、入力されたCLK信号に
より、DATA信号を一旦ラッチして、DATA信号の
0ビット目が1ブロック内の先頭の画素になるように、
パラレル−シリアル変換を行い、シリアルデータ化され
た画像データを2値にて印刷を行い、処理を完了する。
以上の構成にすることにより、解像度がより高くなった
場合や、印刷速度が速くなった場合でも、CLK信号の
周波数を高くすることなく、印刷することが可能とな
る。
【0027】次に、多値のプリンタエンジンへ画像デー
タを転送する際の説明を行う。この例では、プリンタエ
ンジンは、4ビット(16値)の画像が印刷できること
を想定し、また、プリンタコントローラとプリンタエン
ジン間のビデオインターフェースは図1と同じものと仮
定する。多値の場合には、図4に示す例のように、1画
素当たりに画像データが複数ビット(この例では、4ビ
ット)あるため、転送する4ビット行う必要がある(図
4では、P00とP01、P02、P03が同じ画素に
対する画像データであることを示している。同様に、そ
の隣の画素は、P10とP11、P12、P13(以下
同様)である)。
【0028】プリンタコントローラ側では、RAMに蓄
えられた画像データのうち、隣接する2画素(8ビッ
ト)分の画像データをまとめて読み出して、図5に示す
ようなビットストリームになるようにDATA線へ画像
データを出力する。プリンタエンジンでは、入力された
CLK信号により、DATA信号を一旦ラッチして、D
ATA信号の0〜3ビット目が1ブロック内の先頭の画
素になるように、ビットを入れ替えて、印刷を行うこと
により、多値でイメージ展開された画像データを一度に
複数の画素をビデオインターフェースで転送して印刷す
ることが可能となる。以上の構成にすることにより、解
像度がより高くなった場合や、印刷速度が速くなった場
合に加えて、階調数が向上して転送するべき画像データ
量が増加した場合でも、CLK信号の周波数を高くする
ことなく、印刷することが可能となる。
【0029】次に、印刷する画像データは、通常、図6
に示すような各画素を孤立のドットとして印刷する場合
は少なく、図7に示すように幾つかの画素を集合させて
一つのドットとして印刷する場合が多い。これは、孤立
の1ドットは、レーザービームにてパルス幅を生成する
際に、図8のように方形波のパルスは作りにくく、実際
には、図9に示すようにパルスがなまってしまうため、
結果として、トナーの付着量が少ないため、印刷品質を
落としてしまう。これを解決するために、図7のように
幾つかのドットを集合させて一つのドットを形成する必
要がある。さらに、カラープリンタの場合には、写真画
像のように中間調の画像を印刷される場合が多いため図
6から図7、図10へと段階的にドットが形成していく
ことにより、滑らかなグラデーションを表現することが
可能となる。
【0030】ここで、図7や図10の例のように幾つか
のドットを集合させて一つのドットを形成する場合に
は、隣接する画素の画像データは同じ値になる確率が高
くなることを示している。例えば、ある画素の画像デー
タが1だった場合には、その隣接する画素も1である確
立は高くなる。つまり、図3の例のように単純に画素の
並びを規則的に行う様にビデオインターフェース上の画
像データを並べるよりも、図11に示すように、ある一
回のCLKで転送するブロックに対して、次の転送時に
は、データ線の順番を逆にすることにより、データ線が
反転する確立が減ることになる。この例では、DATA
0やDATA7は隣接する画素のデータを転送すること
になるので、1→0或いは、0→1のように反転する確
立が減ることになる。このことにより、データ線の反転
回数が低減されることにより、データ線が持つ周波数成
分が低減されると共に、反転時に流れる電流がなくな
り、データ線から放射される不要輻射ノイズを低減する
ことが可能となる。
【0031】次に、プリンタコントローラにてディザ処
理を行う場合には図12のようなディザパターンを使用
してディザ処理を行う。また、図12の例では、8×8
のディザパターンを使っているが、ディザ処理を行う場
合には、同じパターンが連続して無限に並べられている
ことを想定して(同じディザパターンを連続して使っ
て)ディザ処理を行っている。ここで、例えば、ある領
域に21/64の画像データが続いている場合(実際に
は、600DPIや1200DPIというようにプリン
タの解像度が高いため、同じ濃度の画像データが連続し
て広がっていることが殆どである)には、図13に示す
ような画像パターンが連続で発生するため、8画素おき
に同じデータが連続して繰り返されることになる。した
がって、ある一回のCLKで転送するブロックに対し
て、次の転送時には、データ線の順番を図3のように配
置することにより、データ線が反転する確立が減ること
になる。
【0032】また、ディザパターンは必ずしも8×8と
は限らないため、図12、13の例のように、ディザパ
ターンに適したビット配置になるようにビデオインター
フェースにて転送を行う。このように構成することによ
り、ビデオインターフェース上のデータ線のビット配置
をディザパターンに適した配置に変更することができ、
データ線の反転回数が低減されることにより、データ線
が持つ周波数成分が低減されると共に、反転時に流れる
電流がなくなり、データ線から放射される不要輻射ノイ
ズを低減することが可能となる。
【0033】次に、図1に示すCLK信号に対して、ス
ペクトラム拡散処理を行うことにより、図14に示すよ
うな周波数スペクトラムが周波数拡散されることによ
り、図15に示すようにある基本周波数のスペクトラム
の最大レベルが大幅に低減され、CLK信号より放射さ
れる不要輻射ノイズを低減することが可能となる。次に
マルチレーザービーム方式のプリンタエンジンに出力す
る際には、図3に示すDATA線の各ビットをそれぞれ
のレーザービームに対応する画像データに出力すること
により、マルチレーザービーム方式また、例えば、2ビ
ームにて書き込みを行うプリンタエンジンの場合などに
は、DATA線の8ビットのうち、2ビーム分それぞれ
の4画素分を一回のCLKにて転送することも可能であ
る。
【0034】次に、図3に示すDATA線の各2ビット
ずつをタンデムカラープリンタエンジンのCMYK各色
に対応させることにより、タンデムカラープリンタ方式
のプリンタエンジンにも対応ができることになる。ま
た、図3に示すDATA線の各2ビットずつをCMYK
に割り振る方式とは別に、図16に示すように、各色毎
に独立したビデオインターフェースの信号を接続するこ
とにより、各色のビデオ転送をそれぞれ違うタイミング
で行えるようになるため、印刷タイミングが異なるタン
デムカラープリンタエンジンにも同一ハードウェアにて
構成することが可能となる。また、必ずしも、タンデム
カラープリンタエンジンだけではなく、上述してきたビ
デオインターフェースを共通ハードウェア構成とするこ
とにより、同一アーキテクチャーにてビデオインターフ
ェースを構成することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のプリ
ンタコントローラ装置を使用することにより、請求1に
記載の発明では、ビデオインターフェース上で、一度に
複数の画素をまとめて出力する構成にすることにより、
解像度が高い場合や、プリンタエンジンの印刷速度が高
くなった場合でもビデオ転送時に使用するCLK信号の
周波数を低くして、高速なプリンタエンジンを用いても
安定した品質のプリンタを供給することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明では、ビデオインターフェ
ースで複数の画素を同時に転送する際に、CLK信号も
合わせてビデオインターフェース上に持つことにより、
画像データを転送する際には安定した動作が可能とな
り、品質を向上させることが可能となる。また、請求項
3に記載の発明では、ビデオインターフェースで複数の
画素を同時に転送する際に、画像データのビット配置を
変更できる構成にすることにより、2値と多値を切り替
え可能として、プリンタコントローラを同じハードウェ
ア構成にて、各種のプリンタエンジンに接続することが
でき、コストを低減すると共に、資源を無駄にせずに開
発を行うことが可能となる。
【0036】また、請求項4に記載の発明では、ビデオ
インターフェースで複数の画素を同時に転送する際に、
画像データのビット配置を転送の際に使用するCLK信
号が変化するごと入れ替えを行うことによりVIDEO
信号から放射される不要輻射ノイズを低減させて品質を
向上することが可能となる。また、請求項5に記載の発
明では、請求項4の方式において、特に、ある時点での
画像データ列に対して、次の時点での画像データ列を一
つ前とは逆に配列することにより、VIDEO信号から
放射される不要輻射ノイズをより一層、低減させて品質
を向上することが可能となる。また、請求項6に記載の
発明では、イメージ展開を行う際の、2値化或いは階調
低減のための多値化処理として使用するディザパターン
によって、ビデオインターフェースで複数の画素を同時
に転送する際に、画像データのビット配置を置き換えら
れるように構成することにより、VIDEO信号から放
射される不要輻射ノイズをより一層、低減させて品質を
向上することが可能となる。
【0037】また、請求項7に記載の発明では、ビデオ
インターフェース上のCLK信号線に対してスペクトラ
ム拡散処理を行った後にビデオインターフェース上に送
出する構成とすることにより、CLK信号から放射され
る不要輻射ノイズを低減させて品質を向上することが可
能となる。また、請求項8に記載の発明では、ビデオイ
ンターフェース上で、一度に複数の画素をまとめて出力
する機能に加えて、一度に複数のライン分にまたがる画
素を転送することにより、マルチレーザービーム方式の
プリンタエンジンにも接続することが可能となり、高機
能化に加えて、資源を無駄にせずに開発を行うことが可
能となる。また、請求項9に記載の発明では、ビデオイ
ンターフェース上で、一度に複数の画素をまとめて出力
する機能に加えて、一度に複数の色の画像データを転送
する構成にすることにより、タンデムカラー方式のプリ
ンタエンジンにも接続することが可能となり、高機能化
に加えて、資源を無駄にせずに開発を行うことが可能と
なる。
【0038】また、請求項10に記載の発明では、4色
分の画像データをそれぞれ独立にも出力することができ
る構成とすることにより、タンデムカラー方式のプリン
タエンジンで、画像データを印刷する際の各色間にかか
る時間が違うタンデムエンジンでも同一のハードウェア
にて印刷が可能となり、更なる高機能化に加えて、資源
を無駄にせずに開発を行うことが可能となる。また、請
求項11に記載の発明では、請求項8、9、10の全て
の場合にも対応可能としたビデオインターフェース方式
とすることにより、更なる高機能化に加えて、資源を無
駄にせずに開発を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタコントローラとプリンタエンジンの間
の信号の送受信を示した図である。
【図2】印刷用紙上の画素データを示した図である。
【図3】画素データをプリンタエンジンへ転送するタイ
ミングを示したタイミングチャートである。
【図4】カラー印刷の場合の画素データを説明するため
の図である。
【図5】カラー画像のデータをプリンタエンジンに転送
するときのタイミングチャートである。
【図6】1つの画素のみが出力された場合を示す図であ
る。
【図7】複数の連続する画素が出力された場合を示す図
である。
【図8】理想的なレーザビームの出力を示した図であ
る。
【図9】実際のレーザビームの出力を示した図である。
【図10】複数の連続する画素が出力された場合を示す
図である。
【図11】イメージデータの配列を反転した図である。
【図12】ディザパターンを示した図である。
【図13】画像形成時に頻繁に発生するビットパターン
を示した図である。
【図14】通常のクロック信号から発せられる電磁波の
強度の周波数特性を示した図である。
【図15】クロック信号をスベクトラム拡散した場合に
クロック信号から発せられる電磁波の強度の周波数特性
を示した図である。
【図16】各色に独立したビデオインターフェース信号
を接続した場合を示した図である。
【図17】本実施の形態に係る画像形成装置と従来の画
像形成装置に共通な構成を示したブロック図である。
【図18】画像形成時における同期信号の種類を示した
図である。
【図19】同期信号のタイミンを説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図20】同期信号と画像データの出力タイミングの関
係を示したタイミングチャートである。
【図21】各種の同期信号のタイミングを説明するため
のタイミングチャートである。
【図22】カラーの画像データを処理する場合のタイミ
ングチャートである。
【図23】異常画像が形成される場合のデータを示した
図である。
【図24】フルカラー印刷する場合の感光体から転写ユ
ニットへのトナーの転写を示した図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタコントローラ 3 ホストインターフェース 4 CPU 5 RAM 6 プリンタエンジン 7 ビデオDMAコントローラ 8 エンジンインターフェース 9 ROM 10 プリンタドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/21 H04N 1/23 103Z 5B047 1/23 103 B41J 3/00 M 5C073 1/405 H04N 1/40 C 5C074 // B41J 29/00 B41J 29/00 S 5C077 G06F 1/12 G06F 1/04 340D Fターム(参考) 2C061 AP01 AP07 AQ06 AR01 BB08 CP09 HH06 HJ06 HL01 HN06 HN16 HN19 HN20 HQ01 HQ21 2C087 AA15 AA16 AB05 AC08 BA03 BA07 BA12 BD13 BD24 BD40 BD41 CB12 DA02 2C187 AC07 AF01 DC01 2C362 AA03 AA12 BA51 BA66 CA03 CA39 CB62 CB74 CB77 EA11 EA25 5B021 AA01 BB02 5B047 AA01 AB01 AB02 AB04 CB17 EA07 EB05 EB17 5C073 AA02 CC00 5C074 AA12 BB03 BB26 CC22 CC26 DD30 FF08 HH02 5C077 LL02 LL18 MP08 NN08 NP05 NP07 PP33 PQ08 PQ22 RR02 RR05 RR16 TT03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データをイメージデータに展開する
    展開手段と、 前記展開手段により展開されたイメージデータを記憶す
    る記憶手段と、 前記記憶手段にて記憶されたイメージデータにおける複
    数の画素の印刷データを同時に転送するビデオインター
    フェースと、 前記ビデオインターフェースにて転送されたイメージデ
    ータを印刷するプリンタエンジンと、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ビデオインターフェースは、前記記
    憶手段にて記憶されたイメージデータにおける複数の画
    素の印刷データを、基準となるクロック信号に同期させ
    て同時に転送することを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記展開手段は、画像データを2値、又
    は多値のイメージデータに展開する2つのモードを有
    し、 前記ビデオインターフェースが、転送するイメージデー
    タの形式を、前記展開手段のモードに従って、2値デー
    タ又は多値データに切り替えて転送する切替手段を備え
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ビデオインターフェース手段にてイ
    メージデータを転送する際に、基準となるクロック信号
    が変化するごとに画像データの配列を変化させる配列変
    化手段を更に備えたことを特徴とする請求項1から請求
    項3までの何れかの一に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記配列変化手段は、 クロック信号が入力するたびに、前記イメージデータの
    配列を反転することを特徴とする請求項4に記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 多値で表現された画像データを、前記多
    値より少ない値のビット数にディザ処理するディザ処理
    手段を更に備え、 前記展開手段は、前記ディザ処理手段にて処理されたイ
    メージデータを展開することを特徴とする請求項4又は
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記クロック信号を、スペクトラム拡散
    するスベクトラム拡散手段を更に備えたことを特徴とす
    る請求項1から請求項6までの何れかの一に記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記プリンタエンジンは、前記ビデオイ
    ンターフェースにて転送されたイメージデータを感光体
    に照射する複数のレーザダイオードを備えたことを特徴
    としたことを特徴とする請求項1から請求項7までの何
    れかの一に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記展開手段は、画像データを複数色の
    イメージデータに展開する多色展開手段を備え、 前記記憶手段は、前記多色展開手段にて展開されたイメ
    ージデータを記憶する多色記憶手段を備え、 前記ビデオインターフェースは、前記多色記憶手段にて
    記憶された複数の色成分を有する画素の印刷データを同
    時に転送する多色転送手段を備え、 前記プリンタエンジンは、前記多色転送手段にて転送さ
    れた複数の色のイメージデータを同時に並行して印刷す
    るタンデムプリンタエンジン手段を備えたことを特徴と
    する請求項1から請求項9までの何れかの一に記載の画
    像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記ビデオインターフェースは、前記
    記憶手段に記憶された複数の色のイメージデータを、色
    ごとに独立したクロック信号に同期して前記タンデムプ
    リンタエンジン手段に転送することができることを特徴
    する請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記プリンタエンジンは、複数の種類
    から成り、前記ビデオインターフェースは、前記ビデオ
    インターフェースに接続される前記プリンタエンジンの
    仕様に対応した動作モードを有することを特徴とする請
    求項1から請求項10までの何れかの一に記載の画像形
    成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012203543A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Olympus Corp データ処理装置およびデータ処理方法
US8446601B2 (en) 2007-12-26 2013-05-21 Ricoh Company, Ltd. Control device and image forming apparatus

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