JP2002200618A - 樹脂発泡体成形型 - Google Patents
樹脂発泡体成形型Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/58—Moulds
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
た貫通孔部に、筒体4と、筒体内4をスライド移動する
スライド体5とから成るガス抜き機構6を挿入させ、ガ
ス抜き機構6は、筒体4とスライド体5の間にガス流通
路を形成するとともに、型材2からガス流通路側に漏出
した漏出発泡体を筒体4外に押し出す押し出し部16を
スライド体5に設けて構成してある。
Description
関する。
一対の型材から成っている。そして、例えば自動車のシ
ートクッションとして用いられるポリウレタン発泡体を
成形する場合、上側の型材を下側の型材に対して開放し
た状態で下側の型材内に発泡性樹脂材を供給し、上側の
型材を閉じるとともに、上側の型材に形成したガス流通
孔から両型材内のガスを抜きながら発泡性樹脂材を発泡
させて成形している。
内のガスを抜く手段としては、上側の型材に単なるガス
流通孔を形成してあるだけであった。
脂発泡体を成形する場合、ガス流通孔からはガスだけで
なく発泡性樹脂材も漏出してくる。つまり、発泡が終了
すると、型材内の発泡体に漏出発泡体がつながったまま
残る。そのために、漏出発泡体を除去しなければならな
い。
と、上型を下型から開放するに伴って、前記漏出発泡体
が型材内の発泡体から所望の箇所(型材内の発泡体と漏
出発泡体との境界部)で分離するので分離作業の手間が
省ける。
に漏出発泡体が詰まりやすく、詰まった漏出発泡体を作
業者が除去するのに手間がかかる。
あると、上記のような分離手段では前記所望の箇所で分
離させることができないことから、上型の開放前に作業
者による漏出発泡体の分離作業が必要になる。
終了後の作業者の作業に手間と時間がかかり、改善の余
地が残されていた。
で、その目的は、発泡成形作業の際の作業者の労力を軽
減する点にある。
成・作用・効果は次の通りである。
形成した貫通孔部に、筒体と、前記筒体内をスライド移
動するスライド体とから成るガス抜き機構を挿入させ、
前記ガス抜き機構は、前記筒体とスライド体の間にガス
流通路を形成するとともに、前記型材からガス流通路側
に漏出した漏出発泡体を筒体外に押し出す押し出し部を
前記スライド体に設けて構成してある。
て開放した状態で、他方の型材に発泡性樹脂材を供給す
る。
して閉じ、一方の型材の貫通孔部に挿入させたガス抜き
機構の筒体とスライド体の間のガス流通路からガスを抜
きながら発泡性樹脂材を発泡させて発泡体を成形する。
発泡体につながったまま残るが、この漏出発泡体は、前
記筒体とスライド体の間に形成したガス流通路内に形成
されるから薄肉にすることができる。
ら開放するに伴って、漏出発泡体を型材内の発泡体から
所望の箇所(型材内の発泡体と漏出発泡体との境界部)
で分離することができて、作業者がいちいち分離しなく
てもよくなる。
を取り出した後、筒体に対してスライド体をスライド移
動させ、一方の型材から漏出した漏出発泡体をスライド
体の押し出し部で筒体外に押し出す。
たびに、漏出発泡体に対する離型剤をガス流通路に塗布
しなくてもよくなり、ガス流通路内の清掃を簡単に行う
ことができるようになる。
により、発泡成形作業の際の作業者の労力を軽減するこ
とができた。
次の通りである。
て、丸棒状に形成した前記スライド体に所定長さの偏平
カット部を、前記型材とは反対側のスライド体後端部に
達しないように形成して前記ガス流通路を形成するとと
もに、前記スライド体後端部を前記押し出し部に構成
し、前記ガス流通路に入り込んだ漏出発泡体を筒体外に
排出させる横孔を前記筒体に形成してある。
て開放した状態で、他方の型材に発泡性樹脂材を供給す
る。
して閉じ、一方の型材の貫通孔部に挿入させたガス抜き
機構の筒体とスライド体の間のガス流通路、すなわち、
前記偏平カット部と筒体の内周面との間からガスを抜き
ながら発泡性樹脂材を発泡させて発泡体を成形する。
発泡体につながったまま残るが、この漏出発泡体は、偏
平カット部と筒体の内周面との間に形成されるから薄肉
にすることができる。
ら開放するに伴って、漏出発泡体を型材内の発泡体から
所望の箇所(型材内の発泡体と漏出発泡体との境界部)
で分離することができて、作業者がいちいち分離しなく
てもよくなる。
を取り出した後、筒体に対してスライド体をスライド移
動させ、一方の型材から漏出した漏出発泡体を、スライ
ド体の押し出し部であるスライド体後端部で筒体外に押
し出す。このように請求項2の構成によれば、ガス流通
路内の清掃を簡単に行うことができる。
により、発泡成形作業の際の作業者の労力を軽減するこ
とができた。
次の通りである。
て、前記偏平カット部を、前記スライド体後端部に近い
側がカット深さが深い段付き状に形成してある。
の作用を奏することができるのに加え、次の作用を奏す
ることができる。
近い側がカット深さが深い段付き状に形成してあるか
ら、型材内の発泡体に近い側の漏出発泡体部分を薄肉に
できながら、スライド体後端部に近い側の偏平カット部
分を幅広に形成できて、筒体に形成した横孔側に発泡性
樹脂材を排出案内しやすくなる。
果と同様の効果を得やすくなった。
に基づいて説明する。
を成形する樹脂発泡体成形型(以下、「成形型」と略称
する)を示してある。
この下型1に対して開閉自在な上型2(型材に相当)と
から成り、上型2を開放した状態で下型1にポリウレタ
ン原料(発泡性樹脂材に相当)を供給するとともに上型
2を閉じ、両型1,2の間でポリウレタン原料を発泡さ
せて、ポリウレタン発泡体(樹脂発泡体に相当)である
シートクッションを成形する。図1において1aは下型
1の成型面、2aは上型2の成型面である。
く複数のガス抜き部3を設けてある。次に、前記ガス抜
き部3について説明する。
は、筒体4と、この筒体4内をスライド移動するスライ
ド体5とから成る縦姿勢のガス抜き機構6の下端側の雄
ねじ部7を、上型2に貫通形成した雌ねじ部(雌ねじ部
内の孔は貫通孔部に相当)に螺合させ、スライド体5を
筒体4に対してスライド移動駆動するエアーシリンダ8
を設けて構成してある。前記スライド体5は先端側(下
端側)を円錐状に尖らせてある。
3は各エアーシリンダ8に空気を分配するマニホールド
である。
ガス流通路を形成するとともに、上型2からガス流通路
側に漏出した漏出ポリウレタン発泡体を筒体4外に押し
出す押し出し部をスライド体5に設けてある。
一対の偏平カット部15を、上型2とは反対側のスライ
ド体後端部16に達しないように形成してガス流通路を
形成するとともに、前記スライド体後端部16を前記押
し出し部に構成し、ガス流通路に入り込んだ漏出ポリウ
レタン発泡体(漏出発泡体に相当)を筒体4外に排出さ
せる一対の縦に長い横孔9を筒体4に形成してある。
部16に近い側がカット深さが深い段付き状に形成して
ある。
て開放した状態で下型1内にポリウレタン原料を供給
し、上型2を閉じる。
スとポリウレタン原料が、カット深さが浅い第1偏平カ
ット部12と筒体4の内周面との間、及び、第1偏平カ
ット部12よりもカット深さが深い第2偏平カット部1
1と筒体4の内周面との間を通るとともに、筒体4の横
穴9を通って筒体4外に出る。
っているから、ガスとポリウレタン原料がガス流通路に
入り込みやすい。
体が両型1,2内のポリウレタン発泡体につながったま
ま残るが、両型1,2に近い側の漏出ポリウレタン発泡
体部分は、カット深さが浅い第1偏平カット部12と筒
体4の内周面との間に形成されるから薄肉になる。
伴って、漏出ポリウレタン発泡体を両型1,2内のポリ
ウレタン発泡体から所望の箇所(両型1,2内の発泡体
と漏出発泡体との境界部)で分離することができて、作
業者がいちいち分離しなくてもよくなる。
出した後、エアーシリンダ8を伸長駆動させ、筒体4に
対してスライド体5を下降させる。
ウレタン発泡体(筒体4内の漏出ポリウレタン発泡体部
分、及び筒体4の横孔9から漏出した漏出ポリウレタン
発泡体部分)をスライド体後端部16で筒体4外に押出
すことができる。
とはテフロン(登録商標)加工して、漏出ポリウレタン
発泡体が付着しにくいようにしてある。
の間の細いガス流通路に薄肉の漏出ポリウレタン発泡体
が成形されるから、この薄肉の漏出ポリウレタン発泡体
が自己シール機能を発揮して、両型1,2の内圧を調圧
することができる。
車のシートクッションを成形する樹脂発泡体成形型を例
にとって説明したが、本発明は、自動車のシートクッシ
ョン以外の樹脂発泡体を成形する樹脂発泡体成形型にも
適用することができる。
れるものではない。また、前記空気供給ホース14を分
岐してガス抜き機構6の数を増やしてもよい。
Claims (3)
- 【請求項1】 発泡性樹脂材を発泡させる型材に形成し
た貫通孔部に、筒体と、前記筒体内をスライド移動する
スライド体とから成るガス抜き機構を挿入させ、前記ガ
ス抜き機構は、前記筒体とスライド体の間にガス流通路
を形成するとともに、前記型材からガス流通路側に漏出
した漏出発泡体を筒体外に押し出す押し出し部を前記ス
ライド体に設けて構成してある樹脂発泡体成形型。 - 【請求項2】 丸棒状に形成した前記スライド体に所定
長さの偏平カット部を、前記型材とは反対側のスライド
体後端部に達しないように形成して前記ガス流通路を形
成するとともに、前記スライド体後端部を前記押し出し
部に構成し、前記ガス流通路に入り込んだ漏出発泡体を
筒体外に排出させる横孔を前記筒体に形成してある請求
項1記載の樹脂発泡体成形型。 - 【請求項3】 前記偏平カット部を、前記スライド体後
端部に近い側がカット深さが深い段付き状に形成してあ
る請求項2記載の樹脂発泡体成形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000401119A JP2002200618A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 樹脂発泡体成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000401119A JP2002200618A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 樹脂発泡体成形型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002200618A true JP2002200618A (ja) | 2002-07-16 |
Family
ID=18865601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000401119A Pending JP2002200618A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 樹脂発泡体成形型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002200618A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1312788C (zh) * | 2005-09-30 | 2007-04-25 | 清华大学 | 全钒氧化还原液流电池用质子交换复合膜及其制备方法 |
JP2014046468A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Toyota Boshoku Corp | 発泡成形装置のガス排出装置 |
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-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000401119A patent/JP2002200618A/ja active Pending
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